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2019年度前期 材料力学I 中間試験問題

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Academic year: 2021

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2019611日(火),1時限, 21講義室+大講義室

2019

年度前期 材料力学

I

中間試験問題

1.《静定問題→熱応力+不静定問題》

1に示すように, AB間,BC間の直径がそれぞれ2d,d,長さがそれぞれl,2lの丸棒からなる全長 3lの段付き棒の左端Aが剛体壁に取り付けられ,隙間を隔てて右端Cと剛体壁Dに面している。今段 付き棒のB点に右向きに4P,C点に右向きにPの荷重が負荷する。以下の問いに答えよ。ただし,AB 間,BC間は同じ材料であり,ヤング率はE,線膨張係数はとする。

(1) 剛体壁 A からの反力を RAとして,段付き棒のフリーボディダイアグラムを描け。また,反力 RA

を求めよ。

(2) 絶対値が最大の応力maxを求めよ。また,どの区間で生じるかも答えよ。

(3) 段付き棒ABCの変形量を求めよ。ただし,  である。

(4) 次に,荷重を負荷したまま段付き棒のみの温度をT1上昇させたら段付き棒の右端C点が距離 れた剛体壁に丁度接触した。この時の温度上昇T1を求めよ。

(5) さらに温度を上げ,初期状態からの温度上昇がT2となった。剛体壁 D からの仮想反力を RDとし てフリーボディダイアグラムを新たに描き,力のつり合い式を示せ。ただし,T2 > T1である。

(6) 小設問(5)で描いたフリーボディの状態で,温度上昇

T2の場合の段付き棒の伸び2を,荷重と温度変化に よる伸びの重ね合わせとして求めよ。

(7) 剛体壁からの反力RA,RDを求めよ。

(8) こ の 棒 の ヤ ン グ 率 をE206 GPa , 線 膨 張 係 数 を

6 1

11.2 10 K

,直径d20 mm,長さl = 50 cm,

隙 間 = 1 mm, 温 度 上 昇T2 100 oC, 荷 重 10 kN

P とする。絶対値が最大の応力maxを求めよ。

また,どの区間で生じるかも答えよ。

P

A B

C

l 2l

4P

2d d

D

1 剛体壁に挟まれた段付き棒

(2)

2.《不静定問題→熱応力+不静定問題》

2に示すように,支点Bで床に回転自由に支持された剛体棒ABCDが,C点,D点で長さがl,断 面積がそれぞれA,2Aの弾性棒CE,DFで支持され,A点に下向きに荷重Pが負荷されている。以下の 問いに答えよ。ただし,棒CE,DFのヤング率をE,線膨張係数をとする。

(1) 剛体板ABCDのフリーボディダイアグラムを描け。

(2) 垂直方向の力のつり合い式と B点回りのモー メントのつり合い式を示せ。

(3) A点,C点,D点の変位をそれぞれACD とする。変位CDの間の関係を求めよ。

(4) 弾性棒に生じる絶対値が最大となる応力max を求めよ。また,それは,CE,DFのどちらの 棒に生じるか。

(5) A 点に下向きに荷重 Pが負荷されている状態

で,棒CE,DFの温度をT変化させた。剛体

板が水平を保つための温度変化Tを求めよ。

(6) 小設問(5)の状態のときに,棒に生じる最大応 力を求めよ。

A B C D

E 2a

a

l a

P

l

F

A 2A

2 弾性棒で支持された剛体板

3. 《物体力(遠心力)問題》

3に示すように,断面積2AA,長さが片側4a,aの棒 からなる段付き棒が角速度で回転している。この場合の物 体力としての遠心力を考える。OA間,AB間で区間を分け,

それぞれの物体力をq x dx1( ) q x dx2( ) で表すと, xの位置 のそれぞれの区間の内力Q x1( )Q x2( )は次式で表されると 考えることができる。

1( ) 1(0) 0x 1( )

Q x Q q  d (3.1)

2( ) 2(4 ) 4x 2( )

Q x Q a aq  d (3.2)

10a 4a a 2A A

x

O A B

1, E1

2, E2

3 段付き丸棒の回転

上記の式を元に,以下の問いに答えよ。ただし,ヤング率と密度は中心側の断面積A部がE11,両端の断面 2A部はE22とする。

(1) 式(3.2)について,AB間のq x2( )を求め,自由端での条件を考慮して Q2(4a)を求めよ。

(2) (3.1)について,OA間のq x1( )を求め,x = 4aでの条件を考慮してQ1(0)を求めよ。

(3) 最大の応力maxが生じる位置とその大きさを求めよ。

(4) 全体の伸びを求めよ。

(5) 回転数N = 1000 rpm,長さa = 25cm,断面積 A500 mm2の時,全体の伸び を求めよ。段付き棒の ヤング率をE169 GPaE2206 GPa,密度を12.71 10 kg/m 3 327.86 10 kg/m 3 3とする。

(6) 同じ材質,寸法で,段付き棒の材料の引張強さを中心部B1167 MPa,端部B2330 MPaとする。安 全に回転させるには,1 分間に何回転までできるか求めよ。ただし,rpm の単位を用いよ。なお,引張強さ を基準強さとし,安全係数はS12とする。

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