FUJITSU Storage ETERNUS DX
構築ガイド(サーバ接続編)
SAS/Windows
®用
P3AM-3442-16Z0
このページは、空白です。
はじめに
本書は、ETERNUS DXを、Windows®が動作するサーバにSAS接続して使用するために必要な作業に ついて説明しています。
ETERNUS DX、サーバ、OS、SASカード、およびドライバソフトウェアの説明書と併せてご使用く
ださい。
なお、本書に記載している製品の商標、製品名などの表記については、『構築ガイド(サーバ接続編)
表記について』を参照してください。OSがサポートするストレージシステムについては、ETERNUS DXのサポート組み合わせ表を参照してください。
第16版 2018年 10月
本書の内容と構成
本書は以下に示す11章から構成されています。
•「第1章作業の流れ」(6ページ)
ETERNUS DXを、Windows®が動作するサーバに接続する場合の作業の流れについて説明していま
す。
•「第2章 環境の確認」(8ページ)
ETERNUS DXを接続できるサーバの環境について説明しています。
•「第3章留意事項」(9ページ)
作業を行う際の留意事項について説明しています。
•「第4章 ETERNUS DXの設定」(17ページ)
ETERNUS Web GUIを使用したETERNUS DXの設定について説明しています。
•「第5章 SASスイッチの設定」(18ページ) SASスイッチの設定について説明しています。
•「第6章 OSのインストール」(20ページ)
サーバにOSがインストールされていない場合に、OSをインストールする作業について説明してい ます。
•「第7章ドライバのインストール」(21ページ)
SASカードおよびドライバのインストールについて説明しています。
•「第8章 レジストリ情報の確認」(24ページ)
レジストリ情報を確認する作業について説明しています。
•「第9章接続されているデバイスの確認」(25ページ)
サーバとETERNUS DXの接続状態を確認する作業について説明しています。
•「第10章 パーティションの作成について」(27ページ) パーティションを作成する作業について説明しています。
•「第11章クラスタのセットアップ」(28ページ)
クラスタシステムを構築する場合の設定について説明しています。
目次
第 1 章 作業の流れ 6
第 2 章 環境の確認 8
2.1 ハードウェア ...8
2.2 OS(オペレーティングシステム) ...8
2.3 SAS カード...8
第 3 章 留意事項 9 3.1 PRIMERGY 接続に関する留意事項 ...9
3.2 他社 IA サーバ接続に関する留意事項 ...9
3.3 SAS カードドライバに関する留意事項 ...10
3.4 ETERNUS DX 対応ドライバに関する留意事項 ...10
3.5 MSCS, WSFC に関する留意事項 ...10
3.6 ETERNUS VDS Hardware Provider に関する留意事項 ...11
3.7 Windows Server
®用標準マルチパスドライバ (msdsm)に関する留意事項 ...11
3.8 電源投入時に関する留意事項 ...11
3.9 システムデザインシートに関する留意事項 ...11
3.10 Windows Server
®との接続に関する留意事項 ...12
第 4 章 ETERNUS DX の設定 17 第 5 章 SAS スイッチの設定 18 第 6 章 OS のインストール 20 第 7 章 ドライバのインストール 21 7.1 SAS カードのインストールおよび設定 ...21
7.1.1 PRIMERGYの場合... 21
7.1.2 他社製IAサーバの場合... 21
7.2 マルチパス環境の構築 ...21
7.2.2 Windows Server®用標準マルチパスドライバ (msdsm)の場合... 22
7.3 シングルパス環境の構築 ...23
第 8 章 レジストリ情報の確認 24
第 9 章 接続されているデバイスの確認 25
9.1 電源投入の手順 ...25 9.2 LUN の確認...25 9.3 ETERNUS DX 接続状態の確認 ...26
第 10 章 パーティションの作成について 27
第 11 章 クラスタのセットアップ 28
目次
第 1 章
作業の流れ
ETERNUS DXを、サーバと接続する作業の流れについて説明しています。作業の流れは以下のとおり
です。
使用しているドキュメント
•『サポート組み合わせ表』
• 接続するETERNUS DXに対応する『構築ガイド(サーバ接続編) ストレージシステム設定用』
•『ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド』
作業の流れ
ETERNUS DXの設定
ETERNUS Web GUIを使用して、ETERNUS DXを設定します。
•「第4章 ETERNUS DXの設定」(17ページ)
• 設定や保守を行う操作の確認
-『ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド』
• ETERNUS DXの設定
- 接続するETERNUS DXに対応する『構築ガイド(サーバ接続編) ストレージシステム
設定用』
SASスイッチの設定
SASスイッチの設定をします。
•「第5章 SASスイッチの設定」(18ページ)
ドライバのインストール
使用するSASカードやマルチパスドライバなどのドライバをインストールします。
• カードの装着、ドライバのインストール、設定を実施 -「第7章 ドライバのインストール」(21ページ)
• 使用するカードのドライバ版数などを確認 -『サポート組み合わせ表』
接続されているデバイスの確認
LUNの確認や、ETERNUS DXとの接続状態を確認します。
•「第9章接続されているデバイスの確認」(25ページ)
運用の準備
必要に応じて、パーティションの作成やクラスタの導入を行います。
•「第10章パーティションの作成について」(27ページ)
•「第11章 クラスタのセットアップ」(28ページ) 第1章 作業の流れ
第 2 章
環境の確認
以下の環境のサーバと接続できます。
ご使用のサーバ環境を『サポート組み合わせ表』で確認してください。
2.1 ハードウェア
『サポート組み合わせ表』を確認してください。
2.2 OS (オペレーティングシステム)
『サポート組み合わせ表』を確認してください。
2.3 SAS カード
『サポート組み合わせ表』を確認してください。
第 3 章
留意事項
作業を行う際は、以下の事項に留意してください。
3.1 PRIMERGY 接続に関する留意事項
• ストレージシステムの信頼性を維持するために、以下の運用を推奨します。
- パスの複数化
- パス冗長制御をサポートしたマルチパスドライバの利用
サーバとETERNUS DX間のパスを複数にして、パス冗長制御をサポートしたマルチパスドライバ
を利用することで、サーバとETERNUS DX間の冗長性を向上させることができます。
• Windows® のプラグアンドプレイ機能によるLUNの認識は動作保証していません。
• Windows®では、以下のクラスタ構成をサポートしています。
- WSFC (Windows Server Failover Cluster)構成 - MSCS (Microsoft Cluster Service)構成
クラスタ構成をサポートしているサーバタイプの詳細は、当社営業員に確認してください。
3.2 他社 IA サーバ接続に関する留意事項
• Windows®で ク ラ ス タ 構 成 を 利 用 す る 場 合 は 、「MSCS (Microsoft Cluster Service) 」、「WSFC (Windows Server Failover Cluster) 」、およびMSCS、WSFCに対応しているアプリケーションを使 用してください。また、クラスタ構成するサーバには、同じ種類のSASカードを使用してください。
異なる種類のカードを使用した場合は、動作保証できません。
• Windows®のプラグアンドプレイ機能によるLUNの認識は動作保証していません。
• ストレージシステムの信頼性を維持するために、以下の運用を推奨します。
- パスの複数化
- パス冗長制御をサポートしたETERNUS DX対応ドライバの利用
サーバとETERNUS DX間のパスを複数にして、パス冗長制御をサポートしたETERNUS DX対応
ドライバを利用することで、サーバとETERNUS DX間の冗長性を向上させることができます。
3.3 SAS カードドライバに関する留意事項
• サーバに搭載されているオンボードRAIDまたはRAIDカードと、SASカードが同等のチップを採 用している場合、インストールするSASカードのドライバでオンボードRAIDまたはRAIDカード が動作することがあります。
SASカード用ドライバによるオンボードRAIDまたはRAIDカードの動作については、各サーバベ ンダーにお問い合わせください。
• ETERNUS Multipath Driverは、パス冗長制御(パスフェイルオーバ)をサポートしています。
製品情報については、以下のURLを参照してください。
http://www.fujitsu.com/jp/products/computing/storage/software/eternus-mpd/
3.4 ETERNUS DX 対応ドライバに関する留意事項
サーバとETERNUS DXをマルチパス構成で接続し、ETERNUS DX対応ドライバを使用してパス冗長
制御(パスフェイルオーバ)機能を使用する場合は、以下のドライバが必要となります。
基本ソフトウェア(OS) ドライバ
Windows Server® 2016 Windows Server® 2012 R2 Windows Server® 2012 Windows Server® 2008 R2 Windows Server® 2008
ETERNUS Multipath Driver
製品情報については、以下のURLを参照してください。
http://www.fujitsu.com/jp/products/computing/storage/software/eternus-mpd/
なお、サーバとETERNUS DXをシングルパス構成で接続する場合は、ETERNUS DX対応のシングル パス専用ドライバ(ETERNUS デバイスドライバ)は不要です。
3.5 MSCS, WSFC に関する留意事項
• MSCS構成、WSFC構成を利用する場合、MSCS, WSFCをインストールする前に、それぞれのノー ド ( サ ー バ ) に 必 要 なETERNUS DX対 応 ド ラ イ バ ま た は Windows Server® 2016, Windows Server® 2012 R2, Windows Server® 2012, Windows Server® 2008 R2, Windows Server® 2008用標 準マルチパスドライバ (msdsm)をインストールして、接続を確認してください。
• MSCS, WSFCをインストールしたあとに、「第8章 レジストリ情報の確認」(24ページ)に従い、
必ずレジストリの値を確認してください。
• MSCSを構成する場合は、必ずETERNUS DX本体に対して、リセットグループ設定を実施してく ださい。なお、WSFCを構成する場合は、リセットグループの設定は不要です。
第3章 留意事項
3.3 SASカードドライバに関する留意事項
3.6 ETERNUS VDS Hardware Provider に関する留意事項
ETERNUS DX向けに ETERNUS VDS Hardware Providerを提供しています。本ソフトウェアをイン ストールすると、Windows Server® 2008 R2, Windows Server® 2008のストレージ管理ツール(SAN 用記憶域マネージャ)を使用してボリュームの作成やホストアフィニティの設定を行うことができま す。
ETERNUS VDS Hardware Providerは、以下のURLからダウンロードすることができます。使用方法 の詳細については、ETERNUS VDS Hardware Providerの製品マニュアルを参照してください。
http://www.fujitsu.com/jp/products/computing/storage/download/
3.7 Windows Server ® 用標準マルチパスドライバ (msdsm) に 関する留意事項
Windows Server® 2016, Windows Server® 2012 R2, Windows Server® 2012, Windows Server® 2008 R2, Windows Server® 2008用標準マルチパスドライバ (msdsm)では負荷分散ポリシーや再施行回数 など、各種設定を行うことが可能です。しかしこれらの設定は変更せず、デフォルトで使用してくだ さい。
画面の名前 変更してはいけないパラメーター
Multi-Path Disk DeviceのプロパティのMPIOタブ 負荷分散ポリシー、詳細ボタン、編集ボタン
DSMの詳細 タイマーカウンタ(パス確認期間、パス確認を有効化、再
施行回数、再施行間隔、PDO削除期間)
MPIOパスの詳細 パスの状態
3.8 電源投入時に関する留意事項
サーバの電源を投入する際は、ETERNUS DXの電源がReady状態になっていることを確認してから 投入してください。Ready状態になる前にサーバの電源を投入すると、サーバからETERNUS DXを 認識できません。
また、ETERNUS DXでUPSとの電源連動を行う場合は、サーバが稼働している状態でETERNUS DX
の電源が切断されないように注意してください。サーバの稼働中にETERNUS DXの電源が切断され
ると、ETERNUS DXにデータを保存できなかったり、保存したデータが破壊されたりするおそれがあ
ります。
3.9 システムデザインシートに関する留意事項
システムデザインシートとは、ETERNUS DXを導入する際に、導入作業を容易に行うためのワーク シートです。システムの導入や導入後のシステム変更、増設、保守に際して現在の環境の保存が重要 となります。システムデザインシートを作成することで導入がスムーズに行え、システムの保守も容 易となります。
第3章 留意事項
3.6 ETERNUS VDS Hardware Providerに関する留意事項
3.10 Windows Server ® との接続に関する留意事項
Windows Server®と、ETERNUS DX S4/S3 seriesを接続しているシステムで、ETERNUS DX S4/S3 seriesのファームウェア適用を実施したあとにWindows Server®を再起動すると、Windows Server® 上のディスクがオフライン状態になる場合があります。
Windows Server®上のディスクの状態は、以下のようにして確認できます。
[スタート]ボタンをクリックして、「管理ツール」の「コンピュータの管理」を選択し、左ペインの
「ディスクの管理」を開きます。
なお、Windows Server®のパス構成により、発生条件および回避方法が異なります。
シングルパス構成の場合は、ファームウェア適用前に、一時的にSAN Policyの設定を変更しておくこ とで、ファームウェア適用後にオフライン状態に陥ることを回避できます。
マルチパス構成の場合は、回避する手段はありません。オフライン状態から復旧する場合は、「●問題 発生後の対処方法」(15ページ)を実施する必要があります。
■ シングルパス構成の場合
ファームウェアの更新時のみ、SAN Policy設定を「すべてをオンライン(Online All)」に変更するこ とでオフライン状態を回避できます。
SAN Policy設定が「すべてをオンライン(Online All)」で運用可能な場合は、「● 問題発生を未然に防 止する方法」(12ページ)の手順. 4の対応は不要です。
●
SAN Policyの設定値の確認方法SAN Policyの設定値の確認方法を以下に示します。
1 コマンドプロンプトでdiskpartコマンドを実行します。
プロンプトがDISKPARTに変更されます。
2 "san"と入力して[Enter]キーを押します。
DISKPART> san
3 以下のいずれかのSAN Policyが表示されます。
•「オフライン共有(Offline Shared)」
•「すべてをオフライン(Offline All)」
•「すべてをオンライン(Online All)」
4 "exit"と入力して[Enter]キーを押し、diskpartコマンドを終了します。
●
問題発生を未然に防止する方法以下の手順で、SAN Policyの設定変更を行ってから、ファームウェアの更新を実施します。
1 SAN Policyの設定を変更します。
(1) コマンドプロンプトでdiskpartコマンドを実行します。
プロンプトがDISKPARTに変更されます。
第3章 留意事項
3.10 Windows Server®との接続に関する留意事項
(2) "san policy=onlineall"と入力して[Enter]キーを押します。
実行例)
DISKPART> san policy=onlineall
(3) SAN Policyの設定変更を有効にするため、Windows Server®を再起動します。
2 コマンドプロンプトで再度diskpartコマンドを実行し、SANポリシーの値が「すべてをオンライ ン(Online All)」であることを確認します。
実行例)
DISKPART> san
SANポリシー : すべてをオンライン
3 ファームウェアを更新します。
(1) ETERNUS DXのファームウェアの更新を実施します。
(2) 新しいインスタンスIDをOSに認識させるため、Windows Server®を再起動します。
4 SAN Policyの設定を元に戻します。
(1) 以下のコマンドを実行し、SAN Policyの設定値を元の値に戻します。
実行例)
DISKPART> san policy=Offline Shared
(2) SAN Policyの設定変更を有効にするため、Windows Server®を再起動します。
(3) コマンドプロンプトで再度diskpartコマンドを実行し、SANポリシーの値が「元のSAN
Policyの値」であることを確認します。
実行例)
DISKPART> san
SANポリシー : オフライン共有
●
問題発生後の対処方法以下の手順で、オフライン状態のディスクを手動でオンラインにします。
1 [スタート]ボタンをクリックして、「管理ツール」の「コンピュータの管理」を選択し、左ペイン の「ディスクの管理」を開きます。
2 オフライン状態の各ディスクを選択し、右クリックでオンラインにします。
また、Hyper-V環境で、ゲストOSにパススルーディスクを構成している場合に、ETERNUS DXの ファームウェア更新を行うと、ゲストOSが構成していたパススルーディスクを新規ディスクとして 認識し、物理ハードディスクを構成していたディスクから外してしまうため、手動で再構成して復旧
第3章 留意事項
3.10 Windows Server®との接続に関する留意事項
1 Hyper-Vマネージャーを起動します。
2 オフラインのゲストOSを選択し、右ペインの「設定」を選択します。
ゲストOSの設定ポップアップが表示されます。
3 設定ウィンドウで「SCSIコントローラー」配下にある、「物理ドライブが見つかりません」と表 示されている「ハードドライブ」を選択します。
4 右画面で「物理ハードディスク」から適切なディスクを選択します。
5 [OK]ボタンをクリックします。
●
SAN PolicyサポートOS• Windows Server® 2016
• Windows Server® 2012 R2
• Windows Server® 2012
• Windows Server® 2008 R2
• Windows Server® 2008
●
SAN Policyデフォルト値OS SAN Policyデフォルト値
Windows Server® 2016(全エディション) Offline Shared Windows Server® 2012 R2(全エディション)
Windows Server® 2012(全エディション)
Windows Server® 2008 R2 Datacenter Windows Server® 2008 R2 Enterprise Windows Server® 2008 Datacenter Windows Server® 2008 Enterprise
Windows Server® 2008 R2 Standard Online All Windows Server® 2008 Standard
第3章 留意事項
3.10 Windows Server®との接続に関する留意事項
■ マルチパス構成の場合
SAN Policyの設定に関係なく、マルチパス構成前のディスクの状態(オンライン/オフライン)を引
き継ぎ起動します。
• 環境構築時にオンライン状態のディスクをマルチパス化した場合
ファームウェア更新後、マルチパスディスクはオンライン状態で起動します。
• 環境構築時にオフライン状態のディスクをマルチパス化した場合
ファームウェア更新後、マルチパスディスクはオフライン状態で起動します。
●
問題発生を未然に防止する方法マルチパス構成の場合は、環境構築後に設定変更などでオフライン状態になることを未然に防ぐこと ができません。また、環境構築後にマルチパス化時のディスク状態を確認できません。
ファームウェア更新時にディスクがオフラインになった場合は、「● 問題発生後の対処方法」(15ペー ジ)を実施してください。
●
問題発生後の対処方法• OSを起動できた場合
オフライン状態のディスクを手動でオンラインにしてください。
以下の手順で、オフライン状態のディスクを手動でオンラインにします。
1 [スタート]ボタンをクリックして、「管理ツール」の「コンピュータの管理」を選択し、左ペイ
ンの「ディスクの管理」を開きます。
2 オフライン状態の各ディスクを選択し、右クリックでオンラインにします。
• OSを起動できない場合
Active DirectoryのDBがOS領域以外のディスクに配置されている場合、ディスクがオフライン状 態となりActive DirectoryのDBを参照できず、OSが起動できないことがあります。
その場合、ディレクトリサービスの修復モードでOSを起動し、ディスクをオンライン状態にするこ とで復旧可能です。
復旧(再構成)方法を以下に示します。
1 サーバを起動します。
2 サーバ起動画面で、[F8]キーを押します。
3 詳細ブートオプションが表示されます。
4 「ディレクトリサービス復元モード」または「ディレクトリサービスの修復モード」を選択しま す。
5 OS起動後、Administratorでログインします。
6 「管理ツール」の「コンピュータの管理」を選択し、左ペインの「ディスクの管理」を開きま す。
7 オフライン状態の各ディスクを選択し、右クリックでオンラインにします。
第3章 留意事項
3.10 Windows Server®との接続に関する留意事項
また、Hyper-V環境で、ゲストOSにパススルーディスクを構成している場合に、ETERNUS DXの ファームウェア更新を行うと、ゲストOSが構成していたパススルーディスクを新規ディスクとして 認識し、物理ハードディスクを構成していたディスクから外してしまうため、手動で再構成して復旧 させる必要があります。
復旧(再構成)方法を以下に示します。
1 Hyper-Vマネージャーを起動します。
2 オフラインのゲストOSを選択し、右ペインの「設定」を選択します。
ゲストOSの設定ポップアップが表示されます。
3 設定ウィンドウで「SCSIコントローラー」配下にある、「物理ドライブが見つかりません」と 表示されている「ハードドライブ」を選択します。
4 右画面で「物理ハードディスク」から適切なディスクを選択します。
5 [OK]ボタンをクリックします。
第3章 留意事項
3.10 Windows Server®との接続に関する留意事項
第 4 章
ETERNUS DX の設定
ETERNUS Web GUIを使用して、ETERNUS DXの環境を設定します。
ETERNUS DXの設定は、サーバ装置の設定(セットアップ)とは別に、ETERNUS DX単体で行うこ
とができます。設定方法については、以下のマニュアルを参照してください。
• 接続するETERNUS DXに対応する『構築ガイド(サーバ接続編) ストレージシステム設定用』
•『ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド』
第 5 章
SAS スイッチの設定
サーバとETERNUS DXを、SASスイッチを使用して接続する場合に必要な設定について説明します。
SASスイッチのマニュアルに従って設定してください。
以下に、サーバとSASスイッチを接続し、ゾーニングした場合のシステム構成例を示します。
以下は、複数サーバ、複数CA接続の構成例です。
Port2
Port0 Port4 Port6
Port3
Port1 Port5 Port7
Port2
Port0 Port4 Port6
Port3
Port1 Port5 Port7
ZONE1 ZONE2 ZONE3
ZONE4
SASࢫࢵࢳ SASࢫࢵࢳ
Name : Server#2 Port0 Port1 Name : Server#1
Port0 Port1
CM0 CM1
Name : RAID#1
ETERNUS DX Port0
Port0 Port1 Port1
以下は、1サーバ、複数CA接続の構成例です。
Port2
Port0 Port4 Port6
Port3
Port1 Port5 Port7
Port2
Port0 Port4 Port6
Port3
Port1 Port5 Port7
CM0 CM1
ZONE1
ZONE2
ZONE3 ZONE4
ETERNUS DX ࢧ࣮ࣂ
SASࢫࢵࢳ SASࢫࢵࢳ
Port0
Port0
Port0 Port1 Port1
Port1 第5章 SASスイッチの設定
第 6 章
OS のインストール
サーバにOSがインストールされていない場合は、OSおよびSP(サービスパック)をインストール してください。
OSをインストールする際は、必ずETERNUS DXの電源が切断されていることを確認してくださ い。OSインストール時にETERNUS DXの電源が投入されていると、サーバがETERNUS DXを認 識してしまい、不具合が発生する場合があります。
第 7 章
ドライバのインストール
7.1 SAS カードのインストールおよび設定
ETERNUS DXと接続するサーバにSASカードをインストールします。
7.1.1 PRIMERGY の場合
ETERNUS DXと接続するサーバがPRIMERGYの場合には、SASカードに添付されている以下のマ
ニュアルに従い、SASカードのインストールおよびドライバのインストールを実施してください。
• SASカード [PG-228B/BL, PY-SC1Y0L] 添付マニュアル
• SASカード [PG-22DC/PG-22DCL, PY-SC2Z0] 添付マニュアル
• SASカード [PY-SCD08] 添付マニュアル
• PRIMERGY SASカード取扱説明書
7.1.2 他社製 IA サーバの場合
ETERNUS DXと接続するサーバが他社製IAサーバの場合には、他社製サーバ、SASカードに対して
指定された手順でSASカードのインストールおよびドライバのインストールを実施してください。
7.2 マルチパス環境の構築
マルチパス環境構築は、使用するマルチパスドライバによって作業内容が異なります。
• ETERNUS DX対応ドライバを使用する場合
「7.2.1 ETERNUS Multipath Driverの場合」(21ページ)を参照してください。
• Windows Server® 2016, Windows Server® 2012 R2, Windows Server® 2012, Windows Server® 2008 R2, Windows Server® 2008の標準マルチパスドライバ (msdsm)を使用する場合
「7.2.2 Windows Server®用標準マルチパスドライバ (msdsm)の場合」(22ページ)を参照してくださ い。
7.2.1 ETERNUS Multipath Driver の場合
必要に応じて、ETERNUS Multipath Driverをインストールしてください。
ETERNUS Multipath Driverに関する留意事項については、「3.4 ETERNUS DX対応ドライバに関する 留意事項」(10ページ)を参照してください。
ETERNUS Multipath Driverのインストール(またはアンインストール)方法、セットアップ方法、お
7.2.2 Windows Server
®用標準マルチパスドライバ (msdsm)の場合
Windows Server® 2016, Windows Server® 2012 R2, Windows Server® 2012, Windows Server® 2008 R2, Windows Server® 2008用標準マルチパスドライバ (msdsm)を使用する場合の環境構築について 説明します。
7.2.2.1 マルチパス I/O のインストール
1 サーバーマネージャーの画面で[機能の追加]をクリックします。
機能追加のウィザードの「機能」の選択画面で「マルチパスI/O」のチェックボックスを選択し、
マルチパスI/O機能をインストールします。
2 サーバを再起動します。
7.2.2.2 MPIO の詳細設定
導入したマルチパスI/Oに対して、ETERNUS DXを対応させるための設定を行います。
1 [コントロールパネル]—[MPIO]の順にクリックします。
MPIOのプロパティ画面が表示されます。
第7章 ドライバのインストール 7.2 マルチパス環境の構築
2 MPIOのプロパティ画面で「MPIO デバイス」タブを選択し、[追加]ボタンをクリックします。
3 「デバイスのハードウェアID」欄に接続するETERNUS DXのIDを入力します。
FUJITSU ETERNUS_DXLを入力します。
"FUJITSU"と"ETERNUS_DXL"の間にはスペースを1文字分入れる必要があります。
4 サーバをシャットダウンした状態で、ETERNUS DXをマルチパス接続し、サーバの電源を投入 します。
7.3 シングルパス環境の構築
シングルパス環境の場合には、ETERNUS Multipath DriverまたはETERNUS デバイスドライバなどの
ETERNUS DX対応ドライバのインストールは不要です。
第7章 ドライバのインストール 7.3 シングルパス環境の構築
第 8 章
レジストリ情報の確認
レジストリ値名「TimeOutValue」の設定値を確認します。レジストリ値名「TimeOutValue」がない場 合は、作成してください。
作成・変更する場合は、必ず事前にレジストリのバックアップを取得しておいてください。
1 [スタート]ボタンをクリックして、[ファイル名を指定して実行]をクリックします。
2 [名前] に「regedit」を入力して、[OK]ボタンをクリックします。
レジストリエディタが起動されます。
3 以下のパスをたどります。
¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Disk
4 レジストリ値名「TimeOutValue」の設定値を確認します。
値の名前が「TimeOutValue」、値のデータが「0x3C」であることを確認します。値の名前やデー タが異なる場合は、「0x3C」に変更してください。
• 値がない場合は、以下の設定値でレジストリ値名を追加してください。
•「値の名前」の大文字・小文字に注意してください。
値の名前 TimeOutValue
データ型 REG_DWORD
基数 16進数
値のデータ 3C
5 内容を追加・変更した場合はサーバを再起動します。
再起動すると、変更した設定が有効になります。
第 9 章
接続されているデバイスの確認
9.1 電源投入の手順
接続した各装置の電源を、以下の手順で投入します。
1 ETERNUS DXの電源を投入します。
2 ETERNUS DXがReady状態になったことを確認します。
3 サーバの電源を投入します。
9.2 LUN の確認
以下の手順でLUNを確認します。
1 [デバイスマネージャ]を開き、[ディスク ドライブ]を表示します。
2 サーバからETERNUS DXのLUNが認識されていれば、ディスクドライブ配下にETERNUS DX のデバイス(LUN)が表示されます。
Windows Server® 2016, Windows Server® 2012 R2, Windows Server® 2012, Windows Server® 2008 R2, Windows Server® 2008でマルチパス接続の場合には、ETERNUS DXの1つのLUNに対 して1つの「Multi-Path Disk Device」が表示されます。
9.3 ETERNUS DX 接続状態の確認
ETERNUS Multipath Driverを利用している場合は、ETERNUS マルチパスマネージャのメインウィン ドウで、以下の設定、表示を行うことができます。
• ETERNUS DXの接続状態の確認
• 接続されているLUNの確認
• パスの状態の確認
• パスの復旧・解除
ETERNUS DXの接続状態およびパスの確認について、説明します。
1 ETERNUS DX(すでにLUNなどのセットアップが終了しているものとします)を起動し、Ready
状態になったことを確認してから、サーバを起動します。
2 サーバがReady状態になったら、ETERNUS マルチパスマネージャを起動します。
3 メインウィンドウが表示されます。
サーバと接続されているETERNUS DXの接続状態、パスの状態が確認できます。
ETERNUS マルチパスマネージャの操作方法については、ETERNUS Multipath Driverの製品マニュア ルを参照してください。
第9章 接続されているデバイスの確認 9.3 ETERNUS DX接続状態の確認
第 10 章
パーティションの作成について
必要に応じ、以下の手順でディスクのパーティションを作成します。
1 「コンピュータの管理」から「ディスクの管理」を開きます。
未署名のディスクが存在する場合、接続されているデバイスに対してディスク署名を行うかどう かを問い合わせてきます。
2 必要に応じて、ディスク署名およびパーティション作成を行います。
• ダイナミックディスクにアップグレードして使用することもできます。
• 2TB以上のディスクは、GPTディスクに変換してください。
第 11 章
クラスタのセットアップ
クラスタ構成(WSFC/MSCS)の場合は、クラスタ関連の導入を行ってください。クラスタのセットアッ プが完了したら、「第8章 レジストリ情報の確認」(24ページ)の説明に従い、再度レジストリ情報を 確認してください。修正が必要な場合はレジストリ情報を修正してください。
FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編)
SAS/Windows
®用
P3AM-3442-16Z0 発行日: 2018年 10月 発行責任: 富士通株式会社
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