3.4 4 課のアイディアと工夫
1 巻 第4課 「がっこうの1日」
あきこ Can-do: 1. 曜日や時刻、授業の時間割などについて、非常に基本的な表現を 使って質問をしたり答えたりできる。 2. 食べ物やスポーツ、科目などの好き嫌いについて、非常に基本的 な表現を使って質問したり答えたりできる。 もじ・ことば ぶんぽう れんしゅう ごぜん、ごご、あさ、よる いま、なんじ、なんぷん ~はん ぶ1 11~99(2 桁 の数字) ぶ 2.1 ~じ ぶ 2.2 ~ふん/ ぷん れ1 れ2 ペキン、とうきょう、バンコク (ロンドン、パリ、ニューデリー、シ ドニー、ロサンゼルス、ホノルル、ニ ューヨーク、シンガポール) れ3 ひるやすみ、ちり じゅく、~じかんめ、なんじかんめ なんよう日、月よう日~金よう日 かもく、れきし、かていか、たいいく、 ぶっきょう、びじゅつ、おんがく、ほ けんたいいく、すうがく、そうごうり か、コンピューター ぶ3 (時刻)から ぶ4 (時刻)まで れ4 れ5 れ6ドラマ、まんが タイりょうり、日本りょうり、てんぷ ら、やきそば、すいか、ドリアン、パ パイヤ、マンゴー スポーツ、サッカー、テニス、バスケ ットボール ぶ5 N が 好き です。 れ7 れ8
◇導入(文法 1, 文法 2) 準備するもの:時計か時計のおもちゃ ※針を動かせるもの。 進め方 時計の針を動かして 1 時から 12 時まで順番に言う。(「~分」の導入も 時計を指し示しながら同様に行う。) ◆練習 1 ・現在の時刻を聞いたり、答えたりできる。 準備するもの: a.数字のカード(1~99) 例)
…
b.時計の模型 ※時計の針を動かせるもの。 c.教科書(p.102 練習 1)の絵カード(大) ※クラス全員が見えるサイズのもの。 例) じ です。1
2
99
d.教科書(p.102 練習 1)の絵カード(小)を数セット ※2~5 人が見えるサイズのもの。 例) 進め方 基本の練習 +時間があれば ①1~10 の数字の言い方を、数字カードを見せな がら復習する。 +③ 2 桁の数字の復習 として「30 を言った ら負けゲーム」をす る。1 から数字を順 に数える。一人連続 して 3 つまで数字を 言ってもいいが、30 を言ったら負け。 ②11~19 の数字の言い方を、数字カードを見せ ながら導入し、学習者はリピートする。導入し た後、教師は学習者にカードを見せながら、ス ムーズに言えるようになるまで練習する。 ③20~90 の数字の言い方も同様に導入・練習す る。 ④時計の針を動かしながら 1 時~12 時を導入し、 学習者はリピートする。(4 時、7 時、9 時の発 音に注意する。)スムーズに言えるようになる まで練習をする。 ⑤教師は時計の針を動かしながら 1 分~10 分を 言い、学習者は教師の発音を聞く。 次に、数字カードを見せながら、1 分~10 分を 何度か言い、学習者に聞かせる。その後、教師 は黒板に「ふん」、「ぷん」と書き、数字カード を 1 から順に見せ「ふん」なのか「ぷん」なの か学習者に答えさせ、それぞれ当てはまる方に 数字カードを貼る。その後、数字カードを見せ ながら 5 分~55 分(末尾に 5 がつく○分)、10 分~50 分(末尾に 0 がつく○分)が言えるよ うになるまで練習をする。 ※30 分は「半」とも言うことを教える。
⑥教師が時計の針を動かして示した時刻を学習者 が答える復習。 1)「~時」 2)「~時+ 5 分」 3)「~時+ 0 分」 +⑧ 学 習 者 を ペ ア か グ ループにし、時計の 模 型 を グ ル ー プ に 一つ配る。一人が時 計 の 針 を 動 か し て 時刻を作り、それを 見 て も う 一 人 が 時 刻 を 言 う 練 習 を す る。(時計が足りな い場合は、時計の枠 の み を 印 刷 し た プ リントに、針を自由 に 書 き 込 ん で 行 っ てもよい。) ⑦教科書の絵カード(大)を学習者に見せながら、 「いま、なんじですか。」と聞き、学習者は時 刻を答える。 ⑧学習者をペアやグループにし、教科書の絵のカ ード(小)をそれぞれに 1 セット配り、グルー プごとに絵カードを裏返して机の真ん中に置 く。一人の学習者が絵カードを引く。絵カード を引かなかった人は「今、何時ですか。」と質 問し、絵カードを引いた人が「○時○分です。」 と引いた絵カードの時刻を答える。 ◆練習 2 ・時刻を正確に聞き取ったり、言えるようになる。 準備するもの: a.教科書(p.102 練習 1)の絵カード(大) ※クラス全員が見えるサイズのもの。 例) b.AM・PM カード
AM
PM
c.教科書(p.102 練習 2)の時刻を書いた紙。 例) d.時計の模型 ※針を動かせるもの。 進め方 基本の練習 +時間があれば ① 教科書(p.102 練習 1)の絵カード(大)を使っ て、時刻の言い方の復習をする。 T「何時ですか」 S「○時○分です」 +⑦ 学習者をペアにし て、時計をペアに 一つずつ渡す。そ して、一人が時刻 を言い、もう一人 がその通りに時計 の針を動かす練習 をする。 ②AM・PM カードを見せて、「午前・午後」の導 入をする。 ③AM・PM カードで午前・午後の指定もして、 時計を使って時刻を言う練習をする。 ④教科書 p.102 を見ながら、練習 2 に出ている時 刻の言い方をペアで確認する。 ⑤教科書(p.102 練習 2)の時刻を書いた紙を見せ ながら、時刻の言い方を全体で確認する。 T「いま なんじですか」 S「○じ○ふんです」 ⑥CD を聞いて、聞いた順番に( )に番号を書 きこむ。 ⑦答え合わせをする。 T「1 ばんは、なんじですか」 S「ごご 1 じです」
06:30 07:45
◆練習 3 ・他の国や地域の時刻を聞いたり、答えたりできる。 準備するもの: a.教科書(p.103)の地図を拡大コピーしたもの。 ※時間を聞く場所をそれぞれ違う色で塗っておくと分かりやすい。 例) b.各地の時間を書いた紙。(11 ヶ所) ※地図の場所を塗った色と紙の色を合わせる。 例) 進め方 基本の練習 +時間があれば ① ①教科書の地図を拡大コピーしたものを黒 板に貼り、練習 3 で使う地名をさしながら 「ここはどこですか」と聞き、以下のよう に地名の発音練習をする。 ②T(地図を指して)「ここはどこですか」 →S「(そこは)ロンドンです」 ※地名の発音が正しくなかったら、訂正し、 リピートさせる。 +① 3 課「~はどこですか」 の復習。教師が「シンガ ポールはどこですか。」と 聞き、(指名した学生が前 に出てきて地図をさして) 「ここです。」と答える。 +④ タイを基準に世界各地の 時差を記入した世界地図 を配り、実際の時刻で世 界の時間を聞き合う練習 ③黒板に貼った地図にペキンの時間を貼 り、教師が学習者に質問する。 T「ペキンは いま なんじですか」 →S「ペキンは いま ごご 5 時です」
16:00
17:00
19:00
③学習者をペアにし、p.103 と p.104 の絵を 使って、②のようにペアで時間を質問し 合う。 をする。 参考:タイと各地の時差 ジャカルタ 0 時間 大阪+2 時間 ソウル+2 時間 上海+1 時間 クアラルンプール+1 時 間 ヤンゴン-0.5 時間 ニューデリー-1.5 時間 パリ-6 時間 ロンドン-7 時間 ニューヨーク-12 時間 ロサンゼルス-15 時間 ④全体で答え合わせをする。 学生A(シート A を持った学生):「地名 はいまなんじですか」 学生 B(シート B を持った学生):「地名 はいま○時○分です」 教師は学習者の答えを聞いて、各地の時 間を書いた紙を地図に貼る。 ◇導入(文法 3, 文法 4) 準備するもの: 町にある学生がよく知っている店や乗り物(銀行、デパート、マクド ナルド、ソンテウ、バス)の写真に営業時間を書き加えたカード。(2 ~3枚) 例) 進め方 教師は観光案内所の人になり、町にある学生がよく知っている店や乗 り物(銀行、デパート、マクドナルド、ソンテウ、バス)などの写真 09:00~22:00 06:00~24:00
を見せながら、何ヶ所か営業時間の紹介をする。 ◆練習 4 ・身近な施設や乗り物の営業時間を聞いたり、答えたりできる。 準備するもの: a.時計の模型 ※時計の針を動かせるもの。 b.いろいろな店や乗り物の写真(学校、BTS、銀行、ビッグ C、セブン イレブン…)に営業時間を書いた絵カード。 例) c.教科書(p.105 練習 4)の絵カード 例) 進め方 基本の練習 +時間があれば ①時計を使って、時刻の言い方の復習をする。 ②店の写真と営業時間を書いた絵カードを見せ
→
セントラルは ごぜん9 じからごご 10 じまでです。 09:00~22:00 06:00~24:00 09:00~22:00 07:30~17:00→
ながら「時間からです。」と言って導入した後、 「時間からです。」とスムーズに言えるように なるまで営業時間を書いた店の絵カードを使 って練習する。慣れてきたら教師は「何時か らですか。」と質問しながら、学習者はその質 問に答える形式で練習する。 +⑤ 学校の施設や学習 者がよく使っている 店(BIGC、ロータス、 セントラル…)を載 せ た プ リ ン ト を 配 り、営業時間をクラ スメイトに質問する タスクをする。 ③同じ絵カードを使って、「まで」も同様に練習 する。 ④同じ絵カードを使って教師は「何時から何時 までですか」と聞き、学習者は「(時間)から (時間)までです。」でスムーズに言えるよう になるまで練習をする。 ⑤教科書の絵カードを見せて、練習 4 の流れに そって、学習者に質問する。 T「何時からですか」→S「2 時半からです」 T「何時までですか」→S「4 時までです」 T「何時から何時までですか」→S「2 時半か ら 4 時までです」 スムーズに言えるようになったら学生を 2 グ ループ(A、B)に分けて教師が絵カードを前 で提示するだけで、学習者同士で会話をさせ る。(SA-SB) ◆練習 5 ・学校の時間割を見て、いつ、何の勉強をするのかを聞いたり、答 えたりできる。 準備するもの: a.大きいカレンダー 例)
b.科目の絵カード(ワークブック p.81) 例) c.時間割(大) 例) 進め方 基本の練習 +時間があれば ① カレンダーを使って曜日の導入を し、学習者はリピートする。その後、 スムーズに言えるようになるまで 練習する。言えるようになったら、 教師はカレンダーを使って、曜日を 学習者に聞く。 T「何曜日ですか」→S「○曜日で す」 +①大人数でできるゲーム 曜日の復習として、曜日のフ ルーツバスケット(ゲーム) をする。曜日に対応した 7 色 の紙を準備し、学習者に一人 一色配る。(例えば 35 人のク ラスなら、同じ色が 5 人ずつ いることになる)「参加人数 -1」の椅子を内側に向け円 形に並べ、真中に出題者とし ② 時間割を見せて「~時間目」の導入 をし、スムーズに言えるようになる 1 8:45-9:45 2 9:45-10:45 3 10:45-11:45 ひるやすみ 11:45-1:10 4 1:10-2:10 5 2:10-3:10 月よう日 火よう日 水よう日 木よう日 金よう日
まで練習をする。スムーズに言える ようになったら、時間割を指して学 習者に聞く。 T「何時間目ですか」→S「○時間 目です」 て一人立つ。他の人は椅子に 座る。出題者が「月曜日」と 言ったら、黄色いカードを持 っている人達は皆立ち、席を 移動する。出題者はその間に 席を見つけて座る。移動する のが遅くて座れなかった人 が、次は真ん中に立って曜日 を言う出題者となる。「何曜 日」と言ったら、全員移動。 +①曜日の復習として、ゲー ムをする。7 人グループに分 かれて、一人ずつ担当の曜日 を決める。そして、手拍子 2 回、右手、左手(親指を立てて それぞれ右、左に出す)の 4 拍子のリズムをとる。右手を出 すときには自分の曜日、左手を 出すときには他の人の曜日を 言う。言われた曜日の人はまた 右手を出すときに自分の曜日、 左手を出すときに他の人の曜 日を言って、どんどんまわして いく。リズムに合わせていえな かった人は負け。 +⑦実際に自分の学校で使 っている時間割を見て、何曜 日の何時間目に何の科目の 勉強があるのかクラス全体 で話をする。 +⑦教師は空欄の時間割表 を配り、各自理想の時間割を ③科目の絵カードを使って、科目名を正 確に言えるようになるまで復習する。 ④空欄の時間割のコマに科目の絵カー ドを適当に貼り付ける。それを見せ て、教師は以下のように学習者に質問 し、練習する。 T「数学は、何曜日ですか」→S「月 曜日です」 ⑤④の練習がスムーズに言えるように なったら、「月曜日の何時間目ですか」 という質問も加えて練習する。 ⑥全体で練習 5 の会話例を読んだ後、学 習者をペアにして、教科書 p.106 と p.110 の絵を使って、時間割について 聞いたり、答えたりする。 ⑦全体で答えあわせをする。 SA(シート A を使った学習者)「歴史 は何曜日ですか」 SB(シート B を使った学習者)「水曜 日です」…
組む。その後、ペアで相手の 時間割について質問をし合 う。 ◆練習 6 ・学校や町の施設の営業時間や休みの日について、質問したり、答 えたりできる。 準備するもの: いろいろな施設や乗り物の絵カード(時間と休みの日を記入する欄を つけたもの) ※銀行以外の場所の時間や休みの日は空欄にしておく。 例) × 土・日 進め方 基本の練習 +時間があれば ① 時刻の言い方と曜日の復習をする。 +④ 「すみません」や ② 銀行を例に教師と学習者(全体)で会話をする。 例)T「すみません。銀行は何時からですか。→S: ○時からです。 T「何時までですか」→S「○時までです」 T「○時から○時までですね」→S「はい」 T「休みは何曜日ですか」→S「土曜日と日曜 日です」 T「ありがとうございました」→S「いいえ」 リピート練習や学習者を A と B に分けて練習 : ~ : : ~ : 08:30~15:30 × ×
するなどし、スムーズに言えるようになるま で練習をする。 「ありがとうござ いました」の時に お 辞 儀 を す る な ど、動作もつけな がら、クラスの前 で 会 話 を 発 表 す る。 ③施設か乗り物の絵カードを一人 1 枚配り、各自、 営業時間と休みの日を自由に記入する。 ④学習者をペアにして、相手が持つ絵カード(絵 の部分のみ)を見て、そこの営業時間や休みの 日を質問する。その絵カードを持っている人は 質問に答える。 ◇導入(文法 5) 準備するもの:教師の好きなもの、もしくはその写真。 進め方 教師は好きなもの、もしくはその写真を見せて、好きなものの紹介を する。 例 1)「わたしはケーキが好きです。(ケーキの写真をカレンダーに貼 りながら)日曜日にチョコレートケーキ、月曜日にチーズケーキ、火 曜日にショートケーキ…。わたしはケーキが好きです。」 例 2)(好きな歌手や俳優の写真を見せて)「私はトンチャイさんが好き です。トンチャイさんの CD です。トンチャイさんのポスターです。ト ンチャイさんのサインです。…(色々なグッズを見せる。)私はトンチ ャイさんが好きです。」 ※上記のように、他にも 2 つぐらい例を挙げて、「好き」の意味を学 習者に推測させる。(教師例だけではなく、学生がよく知ってい る先生や俳優、歌手などを例に使ってもよい。) 日 月 火 水 木 金 土
◆練習 7 ・食べ物やスポーツなどの好き嫌いについて、聞いたり答えたりで きる。 準備するもの: a.スポーツ、くだもの、タイ料理のいろいろな絵カード 例) b.ハート棒・×棒 c.カテゴリーの絵カード(教科書 p.108 ) 進め方 基本の練習 +時間があれば ①スポーツ、くだもの、タイ料理の絵カードを見 せて、語彙の復習をする。 +③ 教 科 書 以 外 の カ テ ゴ リ ー の 好 き 嫌 い に つ い て も 聞 き 合 う。(日本料理、お かし、飲み物、勉強、 歌) ②教師はカテゴリーの絵カードを見せ、ハート棒 と×棒を見せながら、学習者の好き嫌いを聞 く。 T「○○さんは スポーツ(くだもの・タイ料 理・日本料理…)が 好きですか」(ハー ト棒か×棒を選ばせるとよい) S「はい、好きです/いいえ、好きではありま せん」 ③「好きです」と答えた学習者に対して、「何が 好きですか。」と聞き、「○○が好きです」の
答えを導く。その後、何人かの学習者に、カ テゴリーを変えながら同様の質問を繰り返 す。 +④ 数人のグループか、 ク ラ ス の 前 で ペ ア ご と に 会 話 を 発 表 する。 ④p.108 の会話例を黒板に書き、カテゴリーの絵 カードを見せて、学習者にリピートさせなが ら、黒板に貼る。学習者をペアにして、会話例 に沿って、会話をさせる。 ◆練習 8 ・好きなものについて聞いたり答えたりできる。 準備するもの: インタビューシート(教科書 p.109 ) 例) 進め方 基本の練習 +時間があれば ①練習 7 で使った絵カードを使って「○○が好き ですか。―はい、好きです。/ いいえ、好きで はありません。」の口頭練習をする。 +③ グループごとに1人 の学生が「ある学生」 の 結 果 を 読 み 上 げ ②インタビューシートを配り、各自わたしのカテ わたし さん さん さん 1.スポーツ 2.くだもの 3.タイりょうり 4.かもく 5.かしゅ 6.
ゴリーの欄に自分が好きなものや人を書き込 む。 て、他の学生が「あ る学生」はだれか、 当てる。 例:この人は、○○ が好きです。○○が 好 き で は あ り ま せ ん。…だれですか。 ③教師がインタビューのやり方を見せた後で、学 習者はインタビューシートを使って 4 人にイ ンタビューする。 (シートの記入は、タイ語でも日本語でもいいで す。学習者や時間をみて、先生方が判断してく ださい。)