1 2002.10.22
経済学史・チェックテスト
(注)・『経済学史』・『経済政策思想史』・自筆ノートのみ持ち込み可能。
・座席指定。70 分程度。
・隣と交換して自己採点する。採点者の氏名も記入しておくこと。設問ごとに 小計を記入すること。なお、採点に関して不正が発覚した場合、当該者を罰す るだけでなく、全員の点数を下げる。
・薄い字、小さい字、書き殴った字は採点しない。
・近日中に採点結果をウェブに掲示する。
【1】次の漢字に読み仮名を付けよ。(1点×20)
(1)三位一体 (2)普遍的 (3)家父長制 (4)禁忌 (5)倫理 (6)逸脱 (7)生糸 (8)地代 (9)蜂 (10)寓話 (11)奢侈 (12)先物 (13)直物 (14)範式 (15)年 前払い (16)穀物 (17)厭う (18)是認 (19)許嫁 (20)金色夜叉
【2】次の問に答えよ。(4点×10)
(1)近代的な商業発展の中で、一番最初に大航海に出た国は次のうちどれか。ス ペイン・オランダ・イギリス。
(2)Mercantilism を日本語に直せ。
(3)『外国貿易によるイングランドの財宝』(1664)は次のうち、どの視点から執 筆されたものか。重金主義・個別的貿易差額主義・全般的貿易差額主義。
(4)『蜂の寓話』(1717)における逆説は、ホッブズ・モデル(個人の利益追求→
社会の無秩序)とスミス・モデル(個人の利益追求→社会の秩序)のどちらに 似ているか。
(5)過去の学説を現代の目を通じて再解釈するという学問体系は、次のうちどれ か。経済理論・経済学史・経済史。
(6)ケネーの用いた概念で、現代では固定資本として分類される。農産物を生産 する前に必要な農具(鍬・鋤など)。この概念は何か。
(7)division of labour を日本語に直せ。
(8)スミスが『国富論』で前提とした社会で、個人の自由と権利(特に財産権)
が守られた安全な世界で、個人が逸脱行動をしない社会を何と呼ぶか。
(9)impartial spectator を日本語に直せ。
2 (10)an invisible hand を日本語に直せ。
【3】次の文章を書いた人物を枠内から選べ(1名重複)。また、( )にあ てはまる言葉を、カッコ内の3つの選択肢から選べ。(2点×14)
(1)( )が富の母であるように、労働は富の父であり、その能動的な要 因である。(土地、労働、資本)
(2)わが国から運び出される貨幣は間題ではない。なぜなら、それは再びわ が国に戻ってくるからである。我々が失う貨幣は、わが国の( )な貿易差 額だけである。(一時的、個別的、全般的)
(3)かように各部分は( )に満ちていたが、全部そろえばまさに天国で あった。…全体でいちばんの悪者さえ公益のためにはなにか役立つことをした。
…美徳だけで国民の生活を壮大にはできない。(悪徳、公益、見えざる手)
(4)分業というものは、…あるものを他の物と取り引きし、交易し、( ) するという性向の、…必然的な帰結なのである。(交換、分業、労働)
(5)計算上の価値(貨幣)の増大は、少なくともある期間は、それに比例し た( )騰貴しかもたらさなかった。(貨幣、物価、デフレ)
(6)国民は生産階級、地主階級および不生産階級という、3つの市民階級に 集約されるものとする。…[単なる消費という]こうした支出が埋め合わされる のは、ただ( )階級のみである。この階級に限っては、他の階級の援助を 必要とせず、自階級だけで生存できるのである。(地主、生産、不生産)
(7)彼は公共の利益を促進しようと意図していないし、自分がどれだけそれ を促進しつつあるのかを知ってもいない。…彼はただ自分の利得だけを意図す るにすぎない。しかし彼はこの場合でも( )に導かれて、自分が全然意図 していなかった目的を促進するようになるのである。(神、価格、見えざる手)
ペティ、スミス、マン、ヒューム、マンデヴィル、ケネー
3
【4】( )に当てはまる言葉を入れよ。(3点×4)
・直物市場・先渡市場・先物市場のうち、(1 )市場が最も広大な市場で ある。広大であるという意味は、現実に存在し実体がある財をいま取り引きし たり、将来の取引を約束するだけでなく、現実に存在しない財(例:日経トピ ックス指標)を含めて、不特定多数がいつでもどこでも市場に参加できるから である。
・『金色夜叉』の作者は(2 )である。この物語も書生の貫一、薄幸のお 宮を対比させ、そこに身請けする金持ちを介在させることで、金銭と幸せの関 係という近代独自の葛藤を描こうとしている。
・シェークスピアの『(3 )』は、キリスト教社会における商売と友情を描 いている。中世の世界では高利貸しが唾棄すべき職業だった。そこで異端派に その商売を押しつけることによって、初めて利子・利潤の存在を俎上にあげる ことができた。
・アダム・スミスが経済的自由主義の経済思想および経済理論の礎石を築いた ことはいうまでもないが、その内容が、政府の介入を排除することのみを条件 とする単純な(4 )思想ではないことも了解されつつある。
(『経済政策思想史』p.4より抜粋)
学年 経済コース 学籍番号 経営コース
氏名
【1】小計
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10
11 12 13 14 15
16 17 18 19 20
4
【2】小計
(1) (2)
(3) (4)
(5) (6)
(7) (8)
(9) (10)
【3】小計
(1) (2) (3) (4)
人名 言葉
(5) (6) (7)
人名 言葉
【4】小計
1 2
3 4
採点者・氏名