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(1)

平成26年度

企画総務常任委員会 行政視察報告書

(宇部市役所庁舎前)

期 間 平成 26 年 11 月 11 日(火)~11 月 13 日(木)

視察先 山口県宇部市 「BCP(業務継続計画)」について

山口県山陽小野田市 「防災基本条例」について

大阪府泉佐野市 「ふるさと納税」について

参加者 議員 鈴木武広(委員長)、本郷照代(副委員長)

神谷庄二、長谷川敏廣、中村眞一、石川伸一、前田 修、中村 健

随行 黒野真澄(危機管理課)

(2)

- 1 - 【目的】

現在、防災・減災対策が西尾市にとって最重要事項の一つになっていますが、西尾市では、 いまだ防災基本条例やBCP(業務継続計画)が策定されておりません。

このことから、当企画総務委員会では喫緊の課題に対して防災基本条例やBCPについて、 調査することによって一刻も早く危機管理課がそれらを策定できる手助けになればという 思いからBCPの先進地である山口県宇部市、山口県山陽小野田市を視察場所として決定し たところであります。

また、ふるさと納税の推進についても、西尾市では消極的な面があり、本件について一般 質問の予定者もあることから、先進地である大阪府泉佐野市に視察依頼した次第であります。

【内容】 〈宇部市〉

BCP(業務継続計画)とは大規模災害が発生した場合には、市民の生命だけではなく市 の行政機能も被害を受ける可能性が高いため、これにより業務が中断すると市民生活や社会 経済活動に大きな影響が生じます。BCPは災害時における応急復旧業務に加え、早期復旧 を必要とする業務、すなわち非常時優先業務を適切に実施できるよう必要な事項、対応方針 等を定めるものであります。

〈山陽小野田市〉

防災基本条例は、災害に強いまちづくりを推進するため、市民、事業者及び市の災害対策 における責務及び役割を明らかにするとともに、災害の予防、応急対策及び災害復旧に関す る基本的な事項を定めることにより災害対策の確立を図り、市民の生命、財産を災害から守 ることを目的として制定されるものであります。

〈泉佐野市〉

泉佐野市では、ふるさと納税の積極的活用によって、平成 26 年4月~10 月末までの実績 は 7,738 件、金額にして 1 億 3,000 万円であり、前年度と比較しても約 8,400 万円の増で、 今年度の目標は 15,000 件、2億 5,000 万円。

【所見及び課題】

(3)

- 2 -

(企画総務常任委員会 山口県宇部市)

山口県宇部市 山口県宇部市 山口県宇部市

山口県宇部市 「「「「BCP(BCP(BCP(事業継続計画BCP(事業継続計画)事業継続計画事業継続計画)))についてについてについてについて」」」 」

【【日時【【日時】日時日時】】】平成平成平成平成 2626 年2626年年 11年1111 月11月月 11月111111 日日(日日((火(火火火)))) 1414 時1414時時~時~~16~161616 時時時 時 【

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【場所場所場所】場所】】】山口県宇部市役所山口県宇部市役所山口県宇部市役所山口県宇部市役所

1 1 1

1....はじめにはじめにはじめに はじめに

(山口県宇部市)

本州の西端、山口県の南西部に位置し、西は 山陽小野田市、東は山口市、北は美祢市に接し、 南は瀬戸内海の周防灘に面する化学工業都市。

市街地からほど近い位置に山口宇部空港、海 浜部には重要港湾の宇部港があり、市の東西を 走る鉄道(JR山陽本線及び宇部線)、中央部を

横断する高速道路(山陽自動車道)と合わせて、

陸海空それぞれの交通環境が整っている。

(宇部市議会 議場)

気候は、温暖で雨が比較的少ない典型的な瀬戸内海式気候で、市中央部以北の丘陵地には

豊かな自然があふれ、さまざまな動植物が生息している。また、南は海に面していることか

ら、海の幸、山の幸ともに恵まれている。市街地に真締川や厚東川が流れ、貴重な水辺環境

を有している。

宇部という地名の起源には、トキワアケビの実を意味する「ムべ」(郁子)、地形・景観に

起因する「ウミベ」(海辺)、古代の部民制との関連を示す「ウジべ」(宇治部)等、諸説あ

るが、実際に「宇部」の地名が資料にあらわれるのは 14世紀のことで、建武2年(1335 年) の文献にある「宇部郷」が最初の用例となっている。

(4)

- 3 -

2 2 2

2....調査事項調査事項調査事項の調査事項のの概要の概要概要概要

平成 24 年4月に「宇部市防災基本条例」が制定され、平成 26 年4月に「宇部市業務継続 計画」が策定された。

宇部市業務継続計画は、総務管理部 防災危機管理課の職員が3か月をかけ、ほぼ独力で 完成させた。

【業務継続計画(BCP)とは】

大規模災害が発生した場合には、市民の生命 身体及び財産だけでなく、市の行政機能も被害 を受ける可能性が高いため、平常時の人員と執 務環境を前提として業務を行うことはできない。 これにより業務が中断すると、市民生活や社会 経済活動に重大な影響が生じる。

業務継続計画(BCP:Business Continuity Plan)とは、人、施設、資機材、情報、ライフ ライン等利用できる資源が制約を受ける状況下 において、災害時における応急復旧業務に加え、 通常業務のうち、中断ができない又は中断して も早期復旧を必要とする業務(=非常時優先業 務)を適切に実施できるよう、必要な事項等を 定めるもの。

【業務継続計画の目的】

大規模災害発生時に、市が行う業務のうち、応急・復旧対策業務に加え、通常業務のうち 中断できない、また、中断しても早期復旧する必要がある業務を、非常時優先業務として実 施する態勢を確保するために、事前に必要な資源の準備や対応方針を定め、かつ復旧を図る ことを目的とする。

【業務継続計画の必要性】

東日本大震災クラスの巨大地震など大規模災害が発生した場合には、行政自身も被災し、

人員や物資・ライフライン、情報、通信が制約を受ける可能性が高いため、平常時の人員と

執務環境を前提とした業務を行うことはできない。しかし、業務が中断すると、住民の生命・

生活及び社会経済活動に大きな支障が生じる。

したがって、行政は迅速かつ的確な応急対策を講じつつ、優先すべき行政機能を確保する 必要があり、あらかじめ災害に備え必要な資源の準備や対応方針・手段を定める業務継続計 画を策定しておくことが求められている。

(5)

- 4 - 【業務継続計画の方針】

① 災害による被害を最小限にとどめるため、応急・復旧対策業務について万全を尽くす とともに、その着手時間を明らかにする。

② 市の業務が中断することによる市民生活や経済活動等への支障を最小限にとどめる ため、被災時にも中断が許されない通常業務の継続・早期再開に努める。

③ 非常時優先業務に必要な人員や資機材等の資源を明らかにするとともに、その確保に 努める。

④ 非常時優先業務の継続を図るため、非常時優先業務以外の業務については、積極的に 休止・縮小する。

3 3 3

3 主主主な主なな質疑な質疑とその質疑質疑とそのとその回答とその回答回答回答

[質疑] BCP(事業継続計画)策定に至った背景はどのようですか。

[回答] 東日本大震災をきっかけに、防災基本条例を作り、さらに次の段階として必要と

考えました。

[質疑] 平時の人員配置と非常時の人員配置計画の問題点や課題とその解決策はどのよう ですか。

[回答] 全職員 1,010 人の 17%が避難場所従事者として配置されているが全く足りない

状態です。大災害時には、災害協定を結んだ他自治体に頼らざるを得ないと思って います。

[質疑] 市民への周知方法と市民の反応はどのようですか。

[回答] 広報などを通じた報道以外にはしていません。市民の反応は、これまでのところ

特にありません。

[質疑] 策定のための組織(検討委員会等)のメンバー構成はどのようですか。また、窓

口となる取りまとめ部局はどこですか。

[回答] 特に組織は作りませんでした。窓口は危機管理課です。 [質疑] 優先業務の選定及び優先基準はどのようですか。

[回答] 非常時優先業務をA・B・Cに分け、優先基準を以下のように設けました。 (A)発災後ただちに業務に着手しないと住民の生命・生活及び財産、または都市

機能維持に重大な影響を及ぼすため、優先的に対策を講ずべき業務

(B)遅くとも発災後、3日以内に業務に着手しないと、住民の生命・生活及び財 産、または都市機能維持に相当の影響を及ぼすため、早急に対策を講ずべき業務 (C)遅くとも発災後、1週間以内に業務に着手しないと、住民の生命・生活及び

財産、または都市機能維持に影響を及ぼすため、対策を講ずべき業務

[質疑] 策定後の修正頻度はどの程度ですか。また、修正を諮る組織はありますか。

(6)

- 5 -

[質疑] 職員の訓練方法と実施頻度はどのようですか。また、何か課題はありますか。

[回答] 全職員を対象に参集の訓練を平成 26 年5月 30日に行いました。一斉にメール送

信し、各自決められている行動訓練を行いました。しかし、メールが届かなかった

職員やそもそもメール登録していない職員もいた点が課題としてあぶりだされま

した。今後は事前通告なし(ブラインド)訓練を考えています。

4 4 4

4....所見所見所見・所見・・西尾市政・西尾市政西尾市政への西尾市政への反映へのへの反映反映反映にににに向向けた向向けたけたけた課題課題課題 課題

○ 平成 26 年4月に策定に向けてスタートし、わずか3か月で、しかも一人の職員が奮 闘して策定にまで至ったという点にまず驚きました。やはり、東日本大震災の影響は大 変大きかったと言わざるを得ません。復興に向けて派遣された市職員は、誰しも同じ思 いを抱くものと思われます。しかし、BCP策定に関しては、一つの課で対処できるも のではなく、全庁挙げての理解と協力がなければ到底なしえない難題のようです。まず は、首長の理解のもと、職員の強い意志で各課に横串を差しながら取り組んでくことが

我が西尾市にも求められている時が来ていると感じました。

○西尾市も宇部市と同様に沿岸部に位置しているという地政学的な共通点があるので、大

いに参考すべきと思います。また、こうした課題に取り組む職員の能力・資質向上・対

応能力を高めるために、行政もしっかりバックアップをしていくべきだと思いました。 それは例えば、防災士などの資格取得に際しては、管理職の理解はもちろんのこと、職

員の資格取得へのインセンティブとなるよう費用補助などの仕組みを作ることなどが

考えられると思います。

(7)

- 6 -

(企画総務常任委員会 山口県山陽小野田市)

山口県 山口県 山口県

山口県山陽小野田山陽小野田山陽小野田山陽小野田市市市 市 「「防災基本条例「「防災基本条例防災基本条例について防災基本条例についてについてについて」」」 」

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1 1 1

1....はじめにはじめにはじめに はじめに

(山口県山陽小野田市)

山陽小野田市は、山口県の南西部に位置する市で、 2005 年に小野田市と厚狭郡が合併して誕生した。

市名は合併前の旧市町名を並べたもので、すべてが

漢字による5文字の市名は現在日本唯一である。 南北に長く瀬戸内海側に開けた扇状の市域をもち、 市の中央部には北から厚狭川が、東部には北東から有

帆川が、それぞれ南流して瀬戸内海に注いでおり、比

較的温暖で瀬戸内海性気候に属しているが、本州の西

端に近く日本海からもさほど離れていないこともあ

って、冬季は曇り・雨の日が多く日本海性気候のよう でもあり、二面性をもっている。

2 2 2

2....調査事項調査事項調査事項の調査事項のの概要の概要概要概要

平成 23 年3月 11日午後2時 46分に発生した東日本大震災によって多くの死者を出した り、また環境の激変などによる震災関連の死者をだしたり、津波による家屋等の流出があっ たりするなど、人的にも物的にも甚大な被害を受けて、震災直後の大命題は「次の死者を出

さない」ことであり、その次は、救助した人達の死亡リスクを短期・中長期的に回避するこ とであるので、西尾市の現状を踏まえて、その実態と合わせて今後の方策の参考となる取り 組みを視察目的とした。

【山陽小野田市防災基本条例の基本理念】

暴風、豪雨、洪水、高潮、地震、津波などの異常な自然現象や大規模な火事・爆発などの 災害が起きたときに必要な支援には「自助」、「共助」「公助」の3つがある。

「自助」とは、「自らの身は自分で守る」ということで、防災の基本である。

「共助」とは、「自分たちの住んでいる地域は自分で守る」ということで、災害時、一刻

も予断を許さない状況では、近隣の人と協力して被害にあった人の救助や救援に努めなけれ ばならない。これが地域を守る最も効果的な方法である。

「公助」とは、市、県、国などの行政機関などによる救助活動や支援物資の提供などの公

的支援である。

この3つの理念を防災の基本理念として、災害対策に取り組んでいく。

(8)

- 7 - 【地域防災計画への基本理念の反映】

地域防災計画とは、災害対策基本法第 42 条の規定に基づき、山陽小野田市防災会議が作 成するもので、山陽小野田市の地域における災害予防、災害応急対策、災害復旧・復興に関 する事項を定め、市などの防災関係機関が行う防災活動を総合的かつ計画的に実施すること により、市民の生命・身体及び財産を災害から保護することを目的としている。

山陽小野田市防災会議は、災害対策基本法第 16 条の規定に基づき、防災計画の作成と実施の推進 を図るために設置されるもので、市長が会長とな り、市、県、国の防災担当部局やライフライン各

社を始めとする公共企業などの防災関係機関の職

員で構成されている。

山陽小野田市防災会議は、山陽小野田市の地域 防災計画を作成するときは、本条例の基本理念を 反映させる。

3 3 3

3 主主主な主なな質疑な質疑とその質疑質疑とそのとその回答とその回答回答回答

[質疑] 貴市は当市と同様に多くの沿岸部を擁していますが、被害想定はどのようですか。

[回答] 震度 5弱。最高津波高 3.7メートル。津波到達時間 251分。

津波による浸水地域は、主に、市の西部にある沿岸、市役所周辺の有帆川以北の

概ね海抜0メートルから2メートル地域

死者・負傷者数 約 50名。全半壊棟数 約 3,800棟。避難者数 約 12,000名と 考えています。

[質疑] 津波一時退避先は十分確保されていますか。

また、どのような方法で対策を講じています か。

[回答] 市として、津波の危険から緊急に避難する

ための高台、施設などや避難困難地域の避難者

や逃げ遅れた避難者が緊急に避難する津波避

難ビルは指定していない。津波に対する防災対 策としては、防災メールや防災ラジオなどの情 報伝達手段の整備、海抜表示板の設置、津波ハ ザートマップの作成などをしています。

(山陽小野田市 総務課 大下危機管理室長)

(9)

- 8 -

[質疑] 防災基本条例の制定前と比較して、市民の意識の変化や防災に関わる事業の推 進などに変化はありますか。

[回答] ・市民の意識変化について

この条例を制定する契機となったのは、平成 21 年と 22 年に本市を襲った豪雨 災害であり、幸いにも人命に被害がなかったものの、床上浸水 441 棟、床下浸水 355 棟に上るなど、市民の財産に多大な被害を受けたので、昨今の集中豪雨、土 砂災害や大型化する台風などで、年々市民の防災意識が徐々に高まっています。

・条例制定後の事業の推進について

1.自助・共助の育成のための補助金制度

・自主防災組織補助金(平成 23 年度創設)

・地区防災会補助金(平成 24 年度創設)

・防災士育成補助金(平成 25 年度創設)

2.緊急時の情報伝達手段の整備

・防災ラジオの配布事業(平成 25 年度開始)

3.市民の防災啓発のための事業

・海抜表示板設置事業(平成 24 年度開始)

[質疑] 貴市の防災に関する喫緊の課題はなんですか。今後、どのような対策を検討さ

れていますか。

[回答]・防災に関する喫緊の課題について

① 市民の意識の高揚

防災基本条例制定後も、出前講座などあらゆる機会をとらえて、市民の方々

には、自助・共助が最も大切であると、啓発に努めているが、まだ十分に浸透

していないように感じている。 ② 情報伝達手段の整備

確実に情報の入手が可能な防災メール・防災ラジオが有効な情報伝達手段で あり、その普及促進が課題であるため、出前講座、市の広報、学校区で行われ る防災訓練などでPRに努めている。

③ 防災士の育成

防災訓練の立案・実施など防災活動の推進などに協力していただいているが、 また、地域防災の存在リーダー的存在がいないなどの声も多いことから、より一

(10)

- 9 -

4 4 4

4....所見所見所見・所見・・西尾市政・西尾市政西尾市政への西尾市政への反映へのへの反映反映反映にににに向向けた向向けたけたけた課題課題課題 課題

○ 災害は、いつ起るかわからない。

防災から市民の生命、身体及び財産を守り、市民の安全な暮らしを確保するためには、 行政だけでなく、市にかかわる全ての者がそれぞれの責務と役割を理解し、交互に連携

し、協力しあっていくことが必要不可欠である。

そのために、防災に対する基本理念を定めるとともに、市民、事業者、市それぞれの 責務と役割を明らかにし、災害に強いまちづくりを推進するという決意表明を行う防災 基本条例の制定も大切なことであるが、防災基本条例の制定が意識啓発の終わりではな

く、スタートであり、過去に体験した災害を風化させることなく後世に伝えること、市

民の皆さんに「防災基本条例を制定したので、自助・共助が互いに協力して、災害に強 いまちづくりを目指そう」ということや、自助・共助が最も重要であるということを切 実に継続して啓発し続けることが最も大切なことだと思います。

○ 山陽小野田市は、南海トラフの巨大地震を想定した防災対策よりもむしろ平成 21 年 と 22 年に当市を襲った豪雨災害を想定した基本条例の策定に重きが置かれているよう な気がします。

条例制定後も、昨今の集中豪雨、土砂災害や大型化する台風などで、年々市民の防災 意識が徐々にではあるが高まっていると言われていますし、津波ハザードマップを作 成・配布した後でも、津波に対する防災意識も高まると回答されています。

○ 山陽小野田市は、南海トラフ巨大地震における被害想定(山口県作成)で、震度5弱、

津波3.7m、到達時間251分で、今までに大きな地震を経験してないことから、市民(市

役所を含む)の防災に対する意識が低く、津波一時退避先は指定されておらず、避難経

路の確保や要援護者の支援についても各自治会に任せてある。

家具転倒防止や住宅耐震改修に対する補助もなく、防災ラジオや同報無線の普及も進

んでいないことから、本来公助として市がするべきものが欠けていると思う。西尾市と は、地震や津波に対する意識の差を痛感したが、参考にしたいのは防災士育成補助金制 度であるが、これもうがった視点で見れば、公助として市がやらねばならぬことを市が

各自治会に任せようということかもしれない。我が西尾市の良さが再認識できた。

○ 瀬戸内海沿いに位置する山陽小野田市は地震も少なく、津波到達時間も4時間余(山 口県発表の南海トラフ巨大地震の被害想定)と十分あることから、西尾市とは危機感の 点で差異があった。地形・地理的な違いがこのように大きく危機管理意識にも違いが生 ずるという現実を目の当たりにした。

西尾市にあっては、合併により沿岸部を多く抱えることになり、これまでの地勢とは

(11)

1 1 1

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、寄附者の で、活力あ としている

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全員協議会室で

泉佐野市)

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域は街道町

落が形成さ にも産業は 食野・唐金 なる綿の栽 うになった 月に関西国

本庁舎前)

(12)

- 11 - 【寄附金の使途の指定】

寄附者は、自らの寄附金の使途について、下記のうち、どの財源に充てるかをあらかじめ

指定できる。

①教育施設等の公共施設整備事業(まなびプロジェクト)

②奨学金貸付事業(あしながプロジェクト)

③社会福祉活動推進事業(ともにいきるプロジェクト)

④国際交流振興事業(人づくりプロジェクト) ⑤観光振興事業(にぎわいづくりプロジェクト) ⑥子育て支援事業(こどもプロジェクト)

⑦芸術文化振興事業(地域のアートプロジェクト)

⑧環境美化推進事業(クリーンプロジェクト)

⑨歴史文化保存事業(ふるさとプロジェクト)

⑩市長におまかせ 【実績】

平成 20 年度 92 件 6,941,000 円 平成 21 年度 176 件 10,254,500 円 平成 22 年度 100 件 16,577,097 円 平成 23 年度 48 件 6,331,000 円 平成 24 年度 468 件 19,021,497 円 平成 25 年度 1,989件 46,049,000 円

平成 26 年度 7,738 件 130,135,902 円(10 月末現在)

3 3 3

3 主主主な主なな質疑な質疑とその質疑質疑とそのとその回答とその回答回答回答

[質疑] ふるさと納税に力を入れることとなったきっかけは何ですか。

[回答] 厳しい財政状況を受け、税外収入の確保に力を入れる必要があったためです。

[質疑] 政策推進課以外の部署と、どのように連携を図っていますか。

[回答] 現在のところは、政策推進課のみで受け持っている状況ですが、観光や農水など

他部署との連携の必要性は感じています。

[質疑] 寄附金の払込方法の内訳はどのようですか。

[回答] 7割~8割がクレジットカードでの支払いで、残りが、金融機関からの払込や、

窓口への持参などです。

4 4 4

4....所見所見所見・所見・・西尾市政・西尾市政西尾市政への西尾市政への反映へのへの反映反映反映にににに向向けた向向けたけたけた課題課題課題 課題

○ ふるさと納税制度については、射幸心をあおる風潮が過熱しているのではないかとい

う指摘もありますが、活用の仕方によっては、地域活性化が図られるとともに、寄附者、

地元の農商工業者、行政の三方よしになり得る制度です。

今の制度のまま、今後もふるさと納税制度が続いていくという保証はありませんが、 西尾市においても厳しい財政状況であることには変わりはないので、税外収入の確保に

向けた泉佐野市の姿勢は見習うべき点も多いと感じました。

参照

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