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International Exchange

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Academic year: 2021

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 2017年12月9日(土)~17日(日)(9日間)の日程で、

富山市ガラス美術館5Fギャラリーにおいて、学部間交 流協定に基づく第4回交流展「富山大学芸術文化学部・

パタナシン芸術大学交流展2017」が開催された。今回 の展覧会に私は、交流展実行WGの取りまとめ役として 参画した。

 今回の展覧会について述べる前に、簡単にこれまでの 経緯について触れておこうと思う。

 富山大学芸術文化学部とパタナシン芸術大学との学部 間交流協定が結ばれたのは、平成24年1月である。今 回の展覧会が、第4回と名打っているのは、交流協定締 結後に、その協定に基づき行われた展覧会が4回目とい うことである。しかし協定が結ばれる前に、パタナシン 芸術大学と芸術文化学部教員が関係する展覧会が開かれ ている。それは平成23年1月に富山県民開会館美術館 にて行われた「タイと日本と現代美術2011」である。

その展覧会の流れを受けて、第1回交流展は、平成25 年3月にパタナシン芸術大学構内のワンナーギャラリー において開催された。第2回は、平成25年12月に、富 山大学芸術文化学部のTSUMAMA-HALLで「富山大学芸 術文化学部・パタナシン芸術大学交流展」として行われ た。この2回の展覧会は、学部間協定の締結を記念して 行われた展覧会としての意味合いが強く、平成25年の 1年の間にタイ(バンコク)と日本(高岡)と、相互の 大学の所在地で行われている。2回の交流展が行われた のち、交流展を開催するにあたっての本学部とパタナシ ン芸術大学との間で相互交流展に関する覚書を締結し、

今後は隔年で交互に交流展を開催していくこととした。

 その覚書に沿って開催された第3回交流展は、平成 28年1月8日~31日の期間、タイ王国バンコク市内の パタナシン芸術大学構内にあるワンナーギャラリーにて 開催された。

 以上3回の交流展を受けての今回の展覧会となった。

展覧会を企画、運営するにあたり芸術文化学部国際交流 委員会の元、交流展運営WGが組織された。ここでメン バーを紹介しておく。私が取りまとめ役となり内田和美

教授、後藤敏伸教授、髙島圭史准教授、横山天心准教授、

松田愛講師の6名で構成した。全て6人が協力して企画 運営していくのであるが、緩やかな担当分けとして、展 示関係担当を後藤、髙島、横山、印刷関係担当を内田、

高橋、松田として進めた。

 今回、今までの3回の交流展と大きく変えたことがあ る。それは展覧会の開催場所で、これまではそれぞれの 大学敷地内での施設においての開催であったが、今回は、

富山市ガラス美術館ギャラリーという外の施設を借りて 展示をした。その目的は、芸術文化学部の国際交流事業 を広く一般市民に知らせたいということである。そのた めには交通の便の良い富山市の中心市街地にあるガラス 美術館が最適であるとの結論になった。外の施設を借り るとなると、施設使用料、作品の運搬、施設側との打ち 合わせ等々、学部にとって負担が増大するのであるが、

そのリスクを被っても富山市の中心市街地で展示をする メリットは大きいとの結論であった。裏話であるが、5 月に行われたWGの場でその話が上がり、その場でガラ ス美術館に問い合わせ、たまたま空いていた今回の会期 を、すぐに仮予約を入れて押さえたという経緯がある。

 その様にして展覧会の期間、場所が決まり、展覧会の 実施に向けての準備が本格化するのであるが、まずは出 品作品の把握に始まり、図録作成のためのデータ収集、

広報計画や展覧会フライヤーの作成、会場レイアウト、

作品展示計画、搬入搬出の計画、会場当番の割り振り 等々、限られた時間でやるべき事項が山積みであったが、

WGメンバーの大変な努力により、無事展覧会初日が迎 えられた。

 第4回交流展「富山大学芸術文化学部・パタナシン 芸術大学交流展2017」の内容を少し記しておく。展覧 会開会に先立ち9日午前10時よりオープニングセレモ ニーが行われた。主催者の富山大学から畑中富山大学理 事・副学長、タイ王国パタナシン芸術大学からプラコ ブ・ラープゲソン評議員が挨拶した後、来賓を代表して 富山県芸術文化協会長(代理:舟本専務理事)からの祝 辞と、来賓代表者及び両大学関係者によるテープカット

パタナシン芸術大学との 交流展 2017

International Exchange

富山大学芸術文化学部教授 高橋 誠一

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:

富山大学 芸術文化学部紀要 第13巻 平成31年2月

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が行われた。セレモニーの後、展示会場内で、出品者に よる作品解説が行われた。

 今回の展覧会出品者は、パタナシン芸術大学からは 教員が31名、富山大学芸術文化学部からは、教員18名、

大学院生14名、パタナシンへの留学経験者3名の35名、

合計66名の研究成果・作品が展示された。そのジャン ルは、絵画、彫刻、立体造形、メディアアート、工芸、

デザイン、建築、工芸史など、多岐に渡った展示内容と なった。

 展覧会来場者に関しては、やはり土日に入場者数が伸 びているが、平日の一番少ない入場者数でも46名あり、

14日(木曜日)などは122名と土日に匹敵する来場者 数になった日もあった。9日間の合計入場者数は、1,124 名となり、1日平均125名弱の入場者であった。キャン パス内で行っていてはとても望み様のない数字であるの で、当初の目的は達成されたと言えよう。

 財政が逼迫した中で行われた交流展であるが、様々な ところでの節約や工夫をして、富山市ガラス美術館ギャ ラリーを借り受けて学外での展示公開が出来たことは、

芸術文化学部にとって、とても意義のある事業になった と思う。しかしこの先、更なる緊縮財政が予想されるこ の頃、今後の交流展のあり方を根本的に見直す時期が来 ていることを感じた。

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Bulletin of the Faculty of Art and Design, University of Toyama, Vol. 13, February 2019

参照

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