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準備しよう社会保険未加入問題

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Academic year: 2021

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目 次

社会保険未加入問題とは

1) 背景

2) 社会保険の概要

3) ロードマップ

現状を理解し必要な措置を考える

1) ケースA・B・Cと必要な保険種類

2) 問題のある関係とは(請負なのか、雇用なのか)

3) 現在の関係について考える

対応策

1) 職人の身分確定とその条件

2) 親方と子方の関係を整理する

3) 身分変更によって両者はどうなるのか?

ケーススタディ(金銭面)

1) 職人⇒労働者の場合

2) まとめ

今後の動向

1) 標準見積書の活用

2) 年金保険料の支払いに関する規制緩和

総 括

(3)

1)背景①

小さくなった 建設市場 受注競争 の激化 不公正な 競争環境 職人の 処遇低下 管理低下 災害増加 偽装請負

建設業の衰退

徹底改善のポイント

不良不適格業者の増加

社会保険の加入徹底

狙い

◆法定福利費の適切な負担

◆職人(技能労働者)の公的保障

◆不良不適格業者の排除

健全な競争環境の構築

持続的な発展に必要な人材確保

社会保険未加入問題とは

国土交通省が社会保険の加入を推進する理由

1

(4)

1)背景②

社会保険の加入徹底

発注者

技能

労働者

都道

府県

元請

企業

下請

企業

関係

団体

一体となった取り組み

日本建設業連合会 建設産業専門団体連合会 日本塗装工業会など各業種の団体

社会保険未加入問題とは

社会保険の加入徹底の取り組み体制

2

(5)

健 康 保 険

年 金 保 険

雇 用 保 険

2)社会保険の概要①

社会保険未加入問題とは

国土交通省が加入徹底しようとする3つの社会保険とは…

3

労 災 保 険

労 働 保 険

社 会 保 険

対象となっている 3つの保険

(6)

2)社会保険の概要②

3つの

社会保険

※社会保険への加入は任意でなく『国民の義務』です。 ※くらしの中のリスクを支えます。

失業した時

病気やケガ

老後の生活

雇 用 保 険

健 康 保 険

年 金 保 険

失業した時に一定期間失業手当が

給付される。

医療機関にかかる時、一定の自己

負担だけですむ。

原則65歳以上になった時、加入

期間に応じて年金が給付される。

障害を負った時や本人が亡くなっ

た時には障害年金や遺族年金が給

付される。

社会保険の重要なルール ①みんな(国民)が加入してリスクを支える ②事業所単位で加入する ③その事業所で働く労働者は全て加入する ④これらは、労働者・事業主の保険料と税金でまかなわれる

社会保険未加入問題とは

4

(7)

保険未加入者を

工事現場から排除

100% 加入完了

(建設業許可業者)

3)ロードマップ

4月1日

平成24年度 ~ 平成28年度

平成29年度

建設業許可業者

技能労働者(職人)

下請企業へ周知 加入指導 加入者の優先活用 元請企業 ダンピング対策 法定福利費の確保 各団体の取組 全関係者 建設業 担当部局 許可・更新時の確認・指導 立入検査 経営事項審査 平成24年11月1日より ①建設業許可更新時に保険加入状況の確認 ②施工体制台帳・作業員名簿への保険加入状況の記載 保険 担当部局 未適用事業所に対する指導・強制加入手続き

社会保険未加入問題とは

5

(8)

1)ケースA・B・Cと必要な保険種類

あなた(親方/事業主)に質問します

A

B

C

法人である。

個人事業主として5人以上の職人を手間払いで常時使用している。

雇用保険

健康保険

厚生年金

※ 健康保険は、国保と異なり「協会けんぽ」 や「健康保険組合」の適用となります。 加入義務あり 加入義務あり 加入義務あり ※ 一部の例外として「適用除外」が認められ ています。 詳しくは社会保険労務士等に お問い合わせ下さい。

個人事業主であり、使用している職人は4人以下である。

雇用保険

国民健康保険

国民年金

加入義務あり の加入となる の加入となる

個人事業主であり、(一人で請け負い)職人を使用していない。

雇用保険

国民健康保険

国民年金

加入不可 の加入義務となる の加入義務となる

現状を理解し必要な措置を考える

6

※ 協会けんぽ等や厚生年金の適用事業所では ありません。しかしながら事業所従業員の 1/2以上の加入同意がある場合、それぞれ に任意加入することができます。

(9)

2)問題のある関係とは(請負なのか、雇用なのか)

親方(事業主)と子方職人の関係に問題はないでしょうか?

子方を雇用(雇用契約・社会保険に適用)せず、事業主(一人親方)扱いしていながら、

作業の細かい指揮命令を出したり、『1日いくら』の労務単価で支払いをしていた

場合は、『

偽装請負

』になります。これは大きな問題であり、社会保険の適用が放

置される要因であるため、早急に改善すべき関係になります。

《 扱う身分の関係・作業での関わり方 》

現状を理解し必要な措置を考える

7

『請負』とは、「数量×施工単価」(= 工事の完成を目的とした、施工範囲で依頼するもの)で あり、請け負った相手の裁量で仕事をすすめます。請け負った者は見積書や下請負契約書などを 作成し、事前の作業計画や管理手順を自ら決定して完成義務を果たしていきます。 一人で工事を請け負う「一人親方」の場合は子方職人が事業主となるため、発注者(親方)はその 職人に対する保険加入義務は発生せず、子方自らが国民健康保険や、国民年金に加入します。 解説 ① ② ③ 社会保険への加入や源泉徴収する義務の「責」を逃れるため、実態として労働者性のある子方職 人を「一人親方の身分」で扱っていた場合は、『偽装請負』(= 請負とみせかけた偽りのカタ チ)となり、これは各関係法令に対して違法行為であるため、処罰されます。 『雇用』とは、労務に服する者(労働者=子方)と、その労務提供に対する報酬(賃金)を支払う 者(使用者=親方)との関係をいいます。雇用契約書が交わされていなくても実態として、「1日い くらの報酬で、時間的拘束があり、細かい作業指示が出されている者」は、雇用関係があり『労 働者』とみなされます。労働者となれば、雇用契約書を交わして、使用者(親方)はその労働者を 社会保険に加入させ、源泉徴収する必要があります。

(10)

3)現在の関係について考える

親方(事業主)と子方職人の関係に問題はないでしょうか?

扱おうとする関係・身分 □ 雇用契約を交わさない □ 社会保険を適用しない □ 源泉徴収をしない(個々で確定申告する)

請負のカタチになっている

実際の現場での関係

雇用のカタチになっている

指揮命令

□ 作業指示を細かく出している(指揮命令) □ 1日いくら… 労務単価で支払い □ 時間拘束がある

身 分 が 確 定 し て い な い 事 に 問 題 が あ り ま す

グレーゾーン

グレーゾーンの子方職人はいないでしょうか? □

請負なら請負らしく…

労働者なら労働者らしく…

扱う必要があります

現状を理解し必要な措置を考える

8

身分を確定していくためには…

(11)

1)職人の身分確定 と その条件

親方(事業主)と子方職人の身分確定にむけて

請負らしく… 扱うとは

労働者らしく… 扱うとは

《法律》

①見積書

〔数量×単価〕

《法律》

②注文請書

〔注文書の発行〕

③請求書

④その他様々な施工書類

を受け取る必要がある

①雇用契約書を交わす

②社会保険に加入

③源泉徴収する

④労働関係法令に沿った扱い

《あり方》

《あり方》

①独立した体制で作業していく

(請負者としての裁量で

仕事を任せる)

②下請負業者として指導する

(必要な資格の保有確認や

法律の遵守など)

①指揮命令を出す

(仕事の手順等を

細かく指示する)

②各種教育・技術指導を行う

《子方が一人親方として独立して仕事をする場合》 ※ 自分の裁量で仕事を進めますが、職長教育・有機溶剤作業主任者・主任技術者など、1次数の 施工業者として認められるだけの要件が必要になります。 キャリアのない未熟練の職人などは、現場で認められない可能性もあるので注意が必要です。

対応策

9

(12)

2)親方と子方の関係を整理する

子方職人を

個人事業主

」(請負)とする

子方職人を

労 働 者

」(雇用)とする

下請負業者として 独立させる ※ 1次数として工事を請け負うに必要な資格を有した者 でなければならない。指示を受けながら施工している と「偽装請負」とみなされる。 □ 雇用契約書 □ 社会保険に加入させる □ 給与を支払う □ 源泉徴収する □ 指揮命令を出す □ 各種教育・技術指導を行う 事業主 労働者 雇用関係の構築

対応策

10

□ 見積依頼・注文書・下請負契約書 □ 工事代金の支払い □ 指揮命令は出さず、依頼した 範囲の仕事を任せる 親方が労働者を抱えることな く1人で事業をする事になっ た場合は、この親方自身も 「一人親方」となる

(13)

3)身分変更によって両者はどうなるのか? ①

子方職人を「

個人事業主

」(請負)とした場合

項目

親方(事業主)

個人事業主となった子方職人

雇用保険 職人に対しての負担金なし 加入できない、失業時の収入なし 労災保険 元請の場合、必要 特別加入が必要 健康保険 職人に対しての負担金なし 自分で国民健康保険に加入する 年金保険 職人に対しての負担金なし ・自分で国民年金に加入する ・厚生年金と比べ、老後の受給額が少ない 税金(申告) 職人へ申告指導が必要 自分で申告、帳簿作成等の知識が必要 税金(納税) 法律に基づき納税する ・自分で納税する ・経費によって、課税所得が変わる 請負体制 請負契約 工事範囲や指揮命令系統が明確にできなくなる と「偽装請負」とみなされる 自分の裁量で仕事先を選べる 発注する個人事業主と請負契約書を結ぶ 安定的に仕事の依頼がくるか不安 労務管理 「労働者」としての管理は必要無い ・作業時間を自分で決められる(本来拘束されない) ・福利厚生がない 一日の作業時間を拘束できない その他経費 (例:交通費) 職人に対しての負担金なし 請負金額に含まれる ポイント リスク

対応策

11

(14)

子方職人を「

労働者

」(雇用)とした場合

項目

親方(事業主)

労働者となった子方職人

雇用保険 職人に対しての事業主負担分がある 総支給額×1.05% 失業時に一定の給付金がある 自己負担分がある 総支給額×0.6% 労災保険 元請の場合、必要 負担なし 健康保険 職人を協会けんぽ、健康保険組合に加入させる 事業主負担分あり(労使折半) 標準報酬月額×4.985 もしくは5.76%(東京都の例) 協会けんぽ、健康保険組合に加入、労使折半の ため、個人負担は国民健康保険に比べて減る 年金保険 職人を厚生年金に加入させる 事業主負担分あり(労使折半) 標準報酬月額×8.383% ※児童手当拠出金0.15%は事業主が負担 厚生年金に加入、労使折半だが国民年金に比べ て個人負担は増える 国民年金のみに比べ、老後の受給額が多い 税金(申告) 源泉徴収を行う 事業主が対応 税金(納税) 給与払いとなるため、仮払消費税が減る (消費税納税額が増える) 消費税納税額=仮受消費税-仮払消費税 事業主が対応 雇用されているため経費が限られる 雇用体制 雇用契約 現場作業での従属が明確 事業主の指示に従う 雇用関係により安定した収入となる 労務管理 職人の「労務管理」が必要となる 就業規則を守る必要がある その他経費 (例:交通費) 職人に対しての負担がある 事業主から支給される ポイント リスク

対応策

12

3)身分変更によって両者はどうなるのか? ②

※ 各料率は平成25年6月時点のもの

(15)

1)職人⇒労働者の場合①

社会保険の費用はどうなるのか?

例1) 25歳独身 月額 30.8万円収入 (日額1.4万円×22日) 総収入 369.6万円 (前年も同額とする) ※ 必要経費を 127.92万円と仮定 (給与所得者の控除額と同額にした) ( 個 人 事 業 主)

事業主負担 個人負担 備 考 労災保険 0 9,008 労災特別加入 (給付基礎日額1.4万円) 雇用保険 0 個人事業主は加入できない 健康保険 0 17,988 国民健康保険 (都内某区平成25年度) 年金保険 0 15,040 国民年金(平成25年度) 1人分 合計 0 合計 42,036

事業主負担 個人負担 備 考 労災保険 0 事業主が必要に応じて加入 雇用保険 1.05% 3,234 0.6% 1,848 平成25年度 健康保険 4.985% 14,955 4.985% 14,955 協会けんぽ(東京) 平成24年9月~ 標準報酬月額22等級 年金保険 8.533% 児童手当拠出金0.15%含む 25,599 8.383% 25,149 標準報酬月額18等級 ~平成25年8月31日適用 合計 43,788 合計 41,952

ケーススタディ(金銭面)

事業主支出 308,000円 個人手取額 265,964円 (必要経費を含む) 給与+負担費用 351,788円 個人手取額 266,048円 ※個人手取額に所得税・住民税等は考慮していない

13

保険料差額 +43,788円 保険料差額 ▲84円

(16)

1)職人⇒労働者の場合②

社会保険の費用はどうなるのか?

( 個 人 事 業 主)

事業主負担 個人負担 備 考 労災保険 0 11,319 労災特別加入 (給付基礎日額1.8万円) 雇用保険 0 個人事業主は加入できない 健康保険 0 36,519 国民健康保険 (都内某区平成25年度) 介護分保険料含む 年金保険 0 30,080 国民年金(平成25年度) 2人分 合計 0 合計 77,918

事業主負担 個人負担 備 考 労災保険 0 事業主が必要に応じて加入 雇用保険 1.05% 4,158 0.6% 2,376 平成25年度 健康保険 5.76% 23,616 5.76% 23,616 協会けんぽ(東京) 平成24年9月~ 標準報酬月額27等級 年金保険 8.533% 児童手当拠出金0.15%含む 34,985 8.383% 34,370 標準報酬月額23等級 ~平成25年8月31日適用 合計 62,759 合計 60,362

ケーススタディ(金銭面)

事業主支出 396,000円 個人手取額 318,082円 (必要経費を含む) 給与+負担費用 458,759円 個人手取額 335,638円 ※個人手取額に所得税・住民税等は考慮していない

14

例2) 41歳扶養家族あり (妻38歳・未成年の子×1人 収入なし) 月額 39.6万円収入 (日額1.8万円×22日) 総収入 475.2万円 (前年も同額とする) ※ 必要経費を149.04万円と仮定 (給与所得者の控除額と同額にした) 保険料差額 +62,759円 保険料差額 ▲17,556円

(17)

2)まとめ

職人⇒労働者の場合

ケーススタディ(金銭面)

事業主

の社会保険の金銭的負担は、大幅に増える! □ 労働者となる

職人

の手取は、変わらないか若干増える!

15

0% 20% 40% 60% 80% 100% 120% 事業主 個人 事業主 個人 <現状 (個人事業主)> < 労 働 者 > 【イメージ図】 事業主支出 個人手取 114~116% 100~106% 現状を100%とした場合の比較 ※前述例1・2の場合

雇用保険・健康保険・厚生年金

労災特別加入・国保・国民年金

14~ 20% 14~ 16% 14~ 15%

(18)

今後の動向

『標準見積書』に法定福利費を記載し、事業主が負担する費用の確保を図る

必要な法定福利費が確保されるよう、それぞれの専門工事業団体が定めた「法定福利費の内訳を明示 する標準見積書」の活用を推進するため、現在 国土交通省より発注者団体・建設業団体に対し、その 採用を要請しています。 これがすすめば、全ての取引間で『標準見積書』が活用されることになります。

1) 標準見積書の活用

<日塗装作成の標準見積書> ※ 単価は全てモデル数値で掲載

16

(19)

今後の動向

従来、加入期間が25年間ないと受給資格がありませんでしたが、 ①これを10年間に短縮する法律(年金強化法)が国会で成立し、2015年10月1日から施行される予定 です。 ②また、さかのぼって納められるのはこれまで過去2年分まででしたが、2012年10月1日から3年間 に限り、過去10年分に延長されました。≪後納制度≫ ⇒この制度を利用すれば、払い忘れがあり受給資格が見込めなかった人もその資格を得られます。

2)年金保険料の支払いに関する規制緩和

17

(20)

適切な社会保険に加入しないまま、許可行政庁や厚生労働省の保険担当部局の加入指導 に従わず放置していると、強制加入手続きが行なわれ、過去2年分さかのぼって保険料 を請求されます。それでも従わない場合は国土交通省が定める監督処分に基づき、『指 示処分』 『営業停止処分』 『許可の取消処分』が下されます。 適切な社会保険に加入しないと平成29年4月1日以降は、社会保険未加入就労者のため 現場で作業することが出来なくなります。 子方職人を個人事業主にした場合には、請負としての扱いに切り替える必要があり、従 来通り指揮命令を出したり、請負に必要な書類が作成されていない場合は「偽装請負」 と見なされます。 個人事業主となる場合、請負業者としての書類作成や1次数の業者として資格を取得す ること、特別加入(労災保険)などの準備が必要となります。 子方職人を労働者とする場合は、社会保険の事業主負担分が増えますが、『標準見積 書』の採用が進めば、事業主負担分は確保されるようになります。 その他、仮払消費税の減少に伴う消費税納税額の増加や、従業員の管理にかかる費用 といった多くの支出が発生します。 労働者となる場合は収入面での大きな影響はなさそうです。また厚生年金への加入とな れば、国民年金と比べて受給額が増加します。 □ 親 方

□ 職 人

18

総 括

(21)

準備しよう

社会保険未加入問題

※無断での転載はご遠慮願います。 発 行 日 発 行 者 企 画 ・ 制 作 一 般 社 団 法 人 日 本 塗 装 工 業 会 昭 和 会 保 険 未 加 入 対 策 分 科 会 平 成 2 5 年 6 月

参照

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