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を起こしてホルモンを使用した場合,ホルモン投与を受 けないマウスに比して,生存日数は短縮し,抗体価が高
く,シストの数が多い.
4.腕神経叢ブロックとその合併症について (麻酔科)
○山村 佳江・古谷 幸雄・藤田.昌雄 (整形外科)貞光 俊二
神経ブロックは外科手術あるいは治療,診断,予後判 定のために用いられる.このうち腕神経叢プロッ.クは,
上腕の手術,骨折整復の目的のほかに,外傷後神経痛に たいし,繰り返えしブロックを行なって効果を得る.疹 痛の部位判定(前斜角筋症候群にともなう痙痛と,末梢 側の原因による疹痛との鑑別など)にも用いられる.
腕神経叢(C、.、,T、)は鎖骨上部で神経幹を形成し,
鎖骨下部で神経束を形成したのち,分枝して鎖骨下動脈 とともに第一肋骨をこえ,上腕にいたる.したがって,
腕神経叢をブロックするには,通常鎖骨上アプローチ
(いわゆるKuhlenkampbb法)あるいは腋窩アプローチ が用いられる.
鎖骨上アプローチは,上腕内側部皮膚(T2領域)を 除く上肢全体の確実な麻痺が得られるこど アプローチ の部位が手術野と離れているために,術中局麻剤の追加 が容易であるなどの利点があるが,解剖学的関係上,肺 尖部を損傷して気胸を起こすことがあり,これが本法の 重大な欠点である.
腋窩アプローチでは気胸の危険性はなく,かつ放散痛 を来さないので,小児にも安全に施行できるが,上肢の 外転が不可能の症例には行なえないこと,筋皮神経,第 一胸神経(TL)がブロックされにくいこと,鎖骨上アプ
ローチに比較して多量の局麻剤が必要であり,駆血帯使 用下では術中追加が困難であることなどが欠点である,
今回は,鎖骨上アプローチ施行後完全気胸を起こした 症例を紹介し,これに対して19Gテフロン静脈内留置針 を胸腔内に挿入して持続吸引した結果,約12時間後に ほぼ完全に肺が拡張し,順調な経過を経た症例を報告す
る.
鎖骨上アプローチでは,気胸の危険性は避けられない
(約0。5〜4%に起こるといわれる)が,早期に発見し 処置すれば重大な結果には到らない.
5.分娩時における胎児血中好酸球変動について (産婦人科)
○洪 瑞標・神田.郁子・坂口宇多彦 加藤 彰子・村山啓三郎・高橋 文子
川上 博
分娩が母体および胎児にどれ程のストレスを与えるか を検討する目的で,産婦39人について分娩時,経時的に 母体お.よび胎児の血中好酸球とpH等の変動および母体と 胎児の副腎皮質の関係をしらべた.また,実際に分娩時 胎児に加わるストレスを減少させる目的で,基礎代謝お よび酸素消費量を減少し,なお胎児ショック予防作用を 有するphenothiazine系(chlorpromazine).薬物を胎児 先進部に注射し,その好酸球に及ぼす変化をしらべた.
採血方法は,胎児では,先進部皮膚よりわれわれが考 案したSaling変法で行ない,陣痛開始から胎児娩出ま で2回採血し(子宮口から5cmに1回ξ,全開大から胎 児娩出までの間に1回),母体では胎児採血と同回数,ほ とんど同時に耳朶より穿刺採血した.好酸球の測定は Thornの直接法を用い,フッ.クス。ローーゼンタールの計 算盤で算定,pH測定はAstrup用.ヘパリン塗布を行な った毛細管に採血し,2〜5秒以内にAstrupの装置で
測定した.
研究結果,分娩時間,胎児先進部Blood Sampling pH,
新生児Apgars Score,第一暗泣時間,.羊水性状,妊娠週 数等は,好酸球減少率と相関を認めた,しかし,Chlor−
promazine投与群は相関を認めなかった.
胎児切迫徴候の指標といわれている画,羊水混濁,児 心音等と共に,今後胎児先進部好酸球の変動もRetro−
spectiveながら,その一指標として用いることができる と思う.そしてFetal Depressionを緩和する治療法と して,Phenothiazine系(Chlorpromazine)薬物の投与が,
よりよい結果をもたらす事と思う.更に,分娩時胎児副 腎皮質機能は母体と無関係に働いている点のあることが 推察された.
6.原発性甲状腺機能低下性株儒症の1例 (三神内科)雨宮 禎子・土岐 尚子 ○竹宮 敏子・小山 千代
症例は19才の女子で,約3年前貧血および発育不良の 治療を目的として来院した患者である.身体的には身長 発育の遅延が目立ち,皮膚色蒼白,軽度の水腫様皮膚腫 脹を認めたが,精神症状としてはやや無欲状であること の他は著変を認めず,知能指数も正常で,二次性徴もみ られた例である.
初診時,身長128.8cm,体重39.8㎏, BMR−16%,
血清総コレステロール325㎎メdl, PBI 2.5γ姐, Triosorb
18.9%,1311摂取率7%,Hb8.09〆U1, RBC274×
104であり,甲状腺機能低下症として,甲状腺ホルモ
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