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ネットワーク導入事例集 Vol.9

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茨城西南医療センター病院 学校法人 創価学園 株式会社フタバ 医療法人森和会 行橋中央病院 三木市立教育センター 医療法人社団永生会 南多摩病院 武雄市役所 県立広島病院

ネットワーク導入事例集 Vol.9

(2)

NETWORK

CASE

STUDY

I N D E X

03

 | 茨城西南医療センター病院

06

 | 学校法人 創価学園

09

 | 株式会社フタバ

12

 | 医療法人森和会 行橋中央病院

15

 | 三木市立教育センター

18

 | 医療法人社団永生会 南多摩病院

21

 | 武雄市役所

24

 | 県立広島病院

(3)

茨城 西南医療セン ター病院

茨城県厚生農業協同組合連合会 茨城西南医療センター病院は、救命救急センターを併設するなど県南西部地域の中核

医療機関として大きな役割を担ってきた。今春、検査部門や放射線部門を中心とするK(検査)棟の竣工に合わせて院内ネット

ワークを再構築。VCS対応のコア・スイッチ「SwitchBlade x908」や「x900シリーズ」をはじめ、アライドテレシスの各種

スイッチを導入。機器と経路の冗長化による信頼性の確保や、システムの増強にも柔軟に対応する拡張性などが評価された。

地域の救急医療体制を支える高信頼・

広帯域の院内ネットワークを構築

茨城西南医療センター病院

救急医療体制を整え

地域医療に貢献

 厚生農業協同組合連合会は、「農民の健康 は農協組織の手で守り、明るく豊かな農村を築 く」ことを目的に設立された。茨城県における 農村医療の取り組みは、戦前、水戸市に病院を 開設したのを皮切りに、戦中・戦後は県内に 農協病院・診療所を設け、農民や地域住民の 医療と健康管理を担ってきた。現在、茨城県厚 生農業協同組合連合会(茨城県厚生連)は、 県内6ヵ所に病院(総ベッド数約2,500床)を 設け、公的医療機関として地域に根ざした 医療活動を推進している。  その1つが茨城西南医療センター病院で ある。1990年に茨城西南地域2次救急病院、 2000年に救命救急センター(第3次救急医療 施設)の指定を受けるなど、救急医療に取り組 んでいる。同病院は利根川流域の茨城県西 部県境に位置することから、茨城県内のみな らず隣接する千葉や埼玉、群馬、栃木県の 救急患者を受け入れるなど地域医療に貢献 している。  そして、救命救急センターや小児救急、地域 周産期母子医療センターなどの救急医療を24 時間体制で行うほか、地域がん診療連携拠点 病院などに指定されている。地域医療の拡充 を図るため2009年4月から病院の増改築に着 手し、前期工事(K棟)が2010年5月に竣工した。  施設・設備の拡充とともに、医療情報シス テムの整備も重要になる。「医療情報システ ムの役割は大きくなっています。例えば、紙の カルテやレントゲンフィルムなどの診療情報が 増え、その保管場所も不足する状況です。 そこで、今後はフィルムレス化の推進や、後期 工事に合わせて電子カルテシステムの早期 導入なども視野に入れているところです」と 茨城西南医療センター病院の病院長、亀﨑 髙夫氏は述べる。そして、医療情報システム を支える院内ネットワークの要件について、 亀﨑氏は「迅速・確実に医療情報を利用で きることはもちろん、患者さんの個人情報を保 護するセキュリティーも不可欠になります」と 強調する。

医療活動を支える

「止まらない院内ネットワーク」

 茨城西南医療センター病院では、医事会 計システムやオーダリングシステムの導入に 合わせて院内ネットワークを構築・運用して お客様プロフィール ■茨城県厚生農業協同組合連合会  茨城西南医療センター病院 所在地:茨城県猿島郡境町2190 開 設:1946年3月 病床数:325床 診療科:内科、小児科、外科、脳神経外科など 25診療科 救命救急センター(第3次救急医療)、地域周 産期母子医療センターなどの指定を受け、救急 医療体制を推進。質の高い医療の提供、救急 医療の重視、個性を重視した健診活動、地域 医療への貢献を基本方針に掲げる。 http://www.seinan-mch.or.jp C a s e s t u d y

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救命救急 センター・ 救急外来手術室 眼科、 脳外科、 整形外科 手術室 集中治療室 (ICU、 CCU、 HCU) 外科 泌尿器科病棟 内科・眼 科・ 心臓血管外科病棟 後期工事棟 E棟 C棟 B棟 A棟 K棟 放射線部 リハビリテ 泌尿器科、耳鼻咽喉科、 ーション科 化学療法室、 講堂 総合受付、 内科、 小児科、 処置室 総合健診 センター 訪問看護 ステーショ 産婦人科 ・小児科 新生児病棟 脳神経外科 整形外科病棟 内科病棟 放射線部 検査部 透析セン ター 9048XL 9048XL 9048XL 9048XL x900-12XT/S x900-12XT/S SBx908 9048XL 9048XL Swim Manager サーバー TQ2403 GS924M V2 GS924M V2 GS924M V2 GS924M V2 GS924M V2 FS909M-PS 9048XL FS909M-PS FS909M-PS FS909M-PS FS909M-PS TQ2403 GS924M V2 GS924M V2 GS924M V2 GS924M V2 GS924M V2 GS924M V2 GS924M V2 GS924M V2 FS909M-PS GS924M V2 FS909M-PS FS909M-PS TQ2403 B1F 1F 2F 3F 4F 5F 1F 2F 1F B1F 1F 2F 3F 2F 1F 2F 3F 光ファイバー(幹線) 光ファイバー(パッチコード) スタック接続 リンクアグリゲーション Net’Attest Net’Attest ネットワーク構成イメージ図 きた。そして、K棟の竣工に合わせて新院内 ネットワークを構築。「K棟は、院内に分散して いた臨 床 検 査 部 門を集 約 するほか、がん 治 療に欠かせない放射線治療装置などを 備える放射線部門、透析センターを設置すると ともに、新たな院内ネットワークが2010年5月 から稼 働を開始しています」と、施設課審 査役の佐谷戸明男氏は話す。  新院内ネットワーク構築の経緯は、K棟の増 改築工事で基幹ネットワークのケーブルが遮断 されて使えなくなるといった理由に加え、既存の 院内ネットワークは様々な課題を抱えていたから だ。例えば、基幹スイッチおよび配下のフロア・ スイッチとの通信経路が冗長化されておらず、 障害発生時にネットワーク停止が余儀なくされ る恐れがあった。実際、「フロア・スイッチの障害 により、オーダリングシステムを利用できず診療に 支障を来たすこともありました」と、施設課・院内 情報システム担当の高野文男氏は打ち明ける。  また、深夜でもネットワーク・システムの障害時 には病院の職員から高野氏の自宅に電話連絡 が入り、病院に駆けつけて対処することもあった という。救命救急センターは24時間体制で活動 しており、「医療活動を支える院内ネットワーク には止まらない高い信頼性が必要です」と 高野氏は要件を話す。

機器の調達から稼働まで

わずか1ヵ月の短納期を実現

 新院内ネットワークは、高い信頼性に加え、 高速・広帯域も要件になった。従来の基幹ネット ワークの通信速度は100Mbps。放射線用ネット ワークは、放射線システムのベンダーが独自に 構築していたため、基幹ネットワークの帯域に 影響を与えることはなかったが、新院内ネット ワークでは放射線用ネットワークも統合する。 加えて、「2010年度中にフィルムレスの運用開始 を計画しており、高速・広帯域のネットワークは 必須になります」と高野氏は述べる。 ▲EPS内のx900-12XT/S、 9048XL ▲ナースセンター壁面に設置 されたTQ2403

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C a s e s t u d y

茨城

西南医療セン

ター病院

▲ラック内のSBx908、9048XL、Net' Attest EPS 茨城西南医療センター病院 施設課 審査役 佐谷戸明男氏 茨城西南医療センター病院 施設課・院内情報システム担当 高野文男氏 茨城西南医療センター病院 病院長 亀﨑髙夫氏  新院内ネットワークの「納期」も重要なポイント だった。K棟の竣工に合わせて新院内ネットワー クを稼働させる必要があるからだ。これらの 要件をもとに複数のネットワークベンダーの提案 を比較検討した結果、アライドテレシスを採用 した。その決め手は、「納期を含め、当病院の 要件に合致していたことと、他ベンダーの提案 に比べ、機器の導入から運用・保守サービス まで、一貫したサポート体制とコストパフォーマン スに優れていたからです」と佐谷戸氏は述べる。 実際、機器の調達から施工、新院内ネットワーク の稼働開始まで、わずか1ヵ月程度。既設の院 内ネットワークを稼働させながら、新たに敷設す るLANケーブルの配線工事は夜間に集中的 に行うなど、「アライドテレシスはK棟の竣工に合 わせて短期間で工事を行ってくれ、助かりまし た」(佐谷戸氏)。  また、インターネット系で導入していたアライド テレシス製品の運用で信頼性の高さは理解し ていたことに加え、「セミナーなどでVCS機能の 説明を聞き、冗長化や運用が容易に行えると 判断しました」と高野氏は採用理由を述べる。  新院内ネットワークは、VCS対応のコア・ スイッチ「SwitchBlade x908」を2台導入して 冗 長 化 す る 一 方、フ ロ ア・ス イッチ の 「CentreCOM 9048XL」 や「CentreCOM GS924M V2」とのリンクアグリゲーションにより 通信経路の冗長化と帯域拡大を実現。「基幹 ネットワークの帯域は2Gbpsを確保でき、フィルム レスの運用も問題なく開始できます」と高野氏 は期待する。

VLANを活用して

柔軟にネットワークを拡張

 院内ネットワークでは、医療情報システムの 高度化や院内の施設・設備の増強などにも 柔軟に対応できる拡張性も重要なポイントに なる。茨城西南医療センター病院では、これま でオーダリングシステムなどの増強に応じて ネットワークを整備してきたため、運用管理の 手間もかかっていたという。そこで、新院内 ネットワークではVLANを活 用。棟ごとに VLANを設定するほか、放射線や検査などの 部門ごとにVLANを設定してトラフィックを 分割している。  ちなみに、新築されたK棟にはVCS対応 のx900シリーズを導入して機器と通信経路 を冗長化。K棟に閉じた検査や放射線など のパケットデータを制御することで基幹ネット ワークへのトラフィックを軽減している。そして、 エッジ・スイッチにはループガード機能に対応 する「GS924M V2」などを導入。「院内ネッ トワークのダウンにつながるループが万一発 生した場 合でも、その障 害を局所 化できま す」と高野氏は導入効果を話す。また、ネット ワーク管理システム「Swim Manager」を 活用し、「ネットワークの稼働状況や障害箇 所の特 定なども迅 速・的 確に行えるように なり、運用管理の負荷を軽減しています」と 付言する。  茨城西南医療センター病院では有線系の ほか、無線LANも刷新。アライドテレシスの 無 線LANアクセスポイント「AT-TQ2403」 および、ソリトンシステムズのRADIUSサーバー ( 認 証アプライアンス)「N e t’A t t e s t」を 導入し、無線LAN利用時のセキュリティーを 強化するとともに、Net’Attestは二重化構成 により安定性を確保している。  現在、無線LANは、スペースなどの制約か ら有線LANのケーブルを敷設しにくい病棟の ナースステーションで導入。今後、電子カルテ システムなどの導入に合わせ、入院患者の ベッドサイドで無線LANを活用していくことも 視野に入っているという。  茨城西南医療センター病院では、新院内 ネットワークの設計から機器導入、施工、運用 管理・サポートサービスまでアライドテレシスが トータルに担当した※「ネットワーク設計や設定 はアライドのエンジニアの協力を得ながら行い、 スムーズに導入できました」と高野氏はサポート 体制を評価する。  茨城西南医療センター病院では、2012年 の竣工を目指して後期工事(仮称:G棟)を 開始。内科外来や小児科外来、周産期医療 センターなどの拡 充を図る計 画だという。 そして、後期工事の竣工後は電子カルテシス テムの導入も視野に入る。茨城西南地域の 中核医療機関として進化を続ける茨城西南 医 療 センター 病 院 のネットワーク基 盤を アライドテレシスが担っている。 ※プロフェッショナルサービス

(6)

教育と学園生活を支える、最新の

校内統合ネットワークを再構築

学校法人 創価学園

創価学園は2017年の創立50周年に向け、

「学園生第一」を目標に施設・設備の充実をはじめ、総合的な整備計画を

進めている。図書館や食堂などが入る総合教育棟の新設とともに、高校の校内ネットワークを再構築。そのインフラとして、

アライドテレシスの「SwitchBlade x908」、

「x900シリーズ」をはじめ「x600シリーズ」、無線LANアクセスポイント

「AT-TQ2403」などのソリューションを導入。生徒・教職員ネットワークはもとより、図書館ネットワーク、食堂ネットワーク、

情報配信ネットワーク、TV会議ネットワーク、防犯カメラネットワークなど、先進のICT環境を整備している。

総合教育棟の竣工とともに

学園のICT環境を拡充

 東京の郊外、武蔵野の面影を残す小平市に 創価学園がある。創立者の池田大作氏は、 創価学園の理想と目的は「次代の日本と世界 の平和を構築する、優れた人材を育成すること にある」として、1967年に設立。翌1968年4月、 創価中学・高等学校を開校した。創価学園で は2017年の創立50周年に向け、「学園生第 一」で「魅力あふれる学園建設」、「安全・安心 な学園建設」を目標に、教育全般にわたって総 合的な整備計画を推進している。例えば、高校 の校舎の耐震補強やグラウンドの整備などさま ざまな施設・設備の拡充を進め、2011年3月に6 階建ての総合教育棟を竣工。1階には事務室 やホール、食堂、2階には図書館や職員室、3階 にはPC教室やCALL教室、特別教室などがあ り、最新の設備を整えている。  こうした最新設備の活用をICTの面から支え るのが校内ネットワークである。「総合教育棟な どの整備や新たな図書館システムの導入などを 契機に、将来の拡張性を視野に入れながら校 内ネットワークを刷新しています」と、創価学園 の情報システム室課長、幾竹伸一郎氏は話す。  創価学園の東京キャンパスには高校のほ か、近接して中学校と小学校があり、各学校間 は光ネットワークで接続されている。また、高校 ではこれまで必要に応じてネットワークを拡張し、 「ネットワークが敷設されていない教室もありま した。近年、授業ではネットワークの活用が不可 欠になっており、今回、各種システムの更新など を含め、高校のICT環境を再構築しました」と 情報システム室係長の内藤隆氏は述べる。

最先端の各種システムを

校内ネットワークに統合

 創価学園では、4年ほど前に高校の全普通 教室にPCとプロジェクターを配置。サーバー室 に保管されたデジタル教材をネットワーク経由 で教室のスクリーンに投影しながら授業を行っ ている。「すべての教科でデジタル教材を活用 した授業を行っており、近年その頻度も高くなっ ています。映像などの大容量データを快適に利 用するためには、より高速・広帯域のネットワー クが求められていました」と情報システム室主 任の成海伸幸氏は話す。  従来より高校ではコア・スイッチにアライドテレ シスの「x900シリーズ」を導入、運用してきたが、 ICTの利用拡大や総合教育棟の新設などを受 けて、コア・スイッチの置き換えを検討していたと いう。また、従来の校内ネットワークは生徒、 教員、事務職員の各セグメントをファイアウォール で分割し、セキュリティーを確保する仕組みだった。 ネットワークの障害発生時にはどこに問題がある のか切り分けが難しく、「障害が疑われるファイア ウォールの再起動をかけるなど、復旧までの時間 と手間がかかっていました」と内藤氏は打ち明 ける。加えて、教員と事務職員のネットワークは完 お客様プロフィール ■学校法人 創価学園 東京都小平市たかの台2-1 設立:1967年6月 1968年4月、創価中学・高等学校が男子校とし て開校。1978年に東京創価小学校が開校。 1982年から男女共学となる。また、関西に小学 校・中学校・高等学校、札幌に幼稚園がある。 「健康な英才主義」と「人間性豊かな実力主 義」を創価学園の教育方針に掲げる。 http://www.soka.ed.jp/

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C a s e s t u d y VPN インターネット 生徒用NW 教職員NW 事務員NW 生徒用NW 教職員NW TV会議NW 情報配信NW 防犯カメラNW 生徒用NW 教職員NW TV会議NW 生徒用NW 教職員NW 事務員NW 情報配信NW 防犯カメラNW 図書館NW 事務員NW 生徒用NW 教職員NW 事務員NW 図書館NW TV会議NW 情報配信NW 防犯カメラNW 教職員NW 図書館NW 生徒用NW TV会議NW 教職員NW 情報配信NW 事務員NW 図書館NW 食堂NW 小学校 中学校 高校 高校(総合教育棟) 高校(若鷲センター) 生徒センター AR550S x900-12 XT/S x900-12XT/S x900-12XT/S x900-24XS GS924M V2 TQ2403 x600-24Ts x600-24Ts x600-24Ts

Switch Switch Switch

(体育館) GS924M V2 GS924M V2 GS924M V2 Firewall GS916M Router GS924M SBx908 Swim Manager Server スタック接続(VCS) リンクアグリゲーション 学校法人 創価学園 ネットワーク構成イメージ図 全に分離され、共有フォルダを使って教職員同 士で情報共有を行うこともできなかったという。  こうしたネットワークに起因する従来の課題を 解決しつつ、学園内のICT活用を支える高速・ 広帯域の校内ネットワーク構築に向けて検討を 開始。その要件は「教室のパソコンやプロジェク ターを使った授業だけでなく、ICカードを利用した 図書館システムや食堂システム、TV会議システ ム、さらには安全のための防犯カメラシステムな ど、さまざまなシステムのインフラとなる統合ネット ワークを構築することでした」と幾竹氏は話す。

統合ネットワークの基盤にアライドテレシス

のネットワークソリューションを採用

 そして、国内外の複数ベンダーのネットワーク 製品を比較・検討した結果、コア・スイッチに VCS対 応「SwitchBlade x908」をはじめ、 「x900シリーズ」「x600シリーズ」「GS900M V2 シリーズ」などアライドテレシスの製品・ソリュー ションを導入。キャンパスネットワークの設計・ 構築を担当した東洋システムの米山裕貴氏は 「以前からx900シリーズを導入、運用しその信 頼性を評価していました。また、アライドテレシス のホームページにはV C Sなどを活 用して いる導入事例や技術情報が紹介されており、 SwitchBlade x908の導入に際し、大いに参考 になりました」と述べる。  新たな校内統合ネットワークは、サーバー室に SwitchBlade x908を2台導入する一方、総合教 育棟のコア・スイッチとしてx900-24XSを2台設置。 SBx908とx900-24XSはそれぞれVCSで冗長化 し、アクティブ-アクティブで動作させることで機器 を無駄なく利用できる。また、SBx908と総合教育 棟のx900-24XSと総合教育棟のx600-24Ts、 また、SBx908と高校・中学校・小学校に配置され たx900-12XT/Sはリンクアグリゲーションを用いて 経路の冗長化と広帯域化を図っている。  機器の設定などを行った東洋システムの中 根雅志氏は「構築には、アライドテレシスのホー ムページに掲載された技術情報を参考にする ほか、ハンズオントレーニングなどにも参加し技 術支援を得ています。VCSによる冗長化はもち ろん、保守・管理を重要視してネットワークを構 築しました」と述べる。そして、ネットワークマネー ジメント・ソフトウェア「Swim Manager」と 「SwimView」を用いてネットワーク機器をサー バー室から集中監視するなど、校内統合ネット ワークの安定運用を支えている。

生徒の食育を推進する

“食堂システム”

 2011年4月から総合教育棟の利用開始ととも

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に新たな校内統合ネットワークが稼動。その導 入効果について、成海氏は「導入後1年が過ぎ ましたが、問題なく稼動しています。生徒・教師・ 事務職員の各ネットワークはVLANで分けられ、 ファイアウォールで分割していた当時のボトル ネックが解消されました」と話す。また、幾竹氏は 「総合教育棟もネットワークも学園生第一をコン セプトに作っています。生徒の学習環境を充実 するために、新たに構築した図書館システムや” 食堂システム”の安定稼働が何よりの導入効果 です」とアライドテレシスの製品・ソリューション で構成される校内統合ネットワークを評価する。  この”食堂システム”は東洋システムが開発、 導入した。高校生の中には遠距離通学する生 徒や、寮生活する地方出身の生徒もおり、子ど もの食生活を心配する保護者も少なくないとい う。そこで、学園では食育を推進するため、総合 教育棟の食堂にICカードを利用した食堂シス テムを導入。生徒は読み取り機にカードをかざ して5種類のメニューから食事を選択。保護者 には生徒が食べた昼食のメニューとカロリーが メールで通知されるとともに、食事代は自動で 精算される仕組みだ。「子どもたちが学校で何 を食べているか分かるので、保護者からも好評 です」と、成海氏は話す。

図書館の“調べ学習”での活用や

今後のタブレットPC等の導入で

期待される無線LANシステム

 創価学園では、「読書は万学の基礎」として 図書館を充実。総合教育棟の「蛍雪図書館」 には、アライドテレシスの無線LANアクセスポイ ント「AT-TQ2403」を設置。生徒は貸出用PC を使ってインターネットに接続しながら”調べ学 習”をしたり、試験前にはレポートを作成したりす るなど、開放感ある空間で伸び伸びと学習でき る環境を整えている。そして、各教室のPCから 図書館システムにアクセスして学習に必要な本 を検索することもできる。「以前に比べ、高速に 検索できるようになったと好評です」と成海氏 は述べる。さらに高校・中学校・小学校の各図 書システムを統合ネットワークで相互接続。中学 生が高校の図書システムを検索して本を借りる ことも可能だ。  また、ICカードで図書の貸出しを管理するだ けでなく、小学校1年から高校3年まで、在学中 にどんな本を借りて読んだか、読書の履歴管理 を行うなど、読書教育を推進する。無線LANア クセスポイントは、図書館のほか、食堂やホール にも設置され、今後、タブレットPCなどを利用し た学習にも対応できるようにネットワーク環境を 整備している。  さらに、校舎内には随所に大型液晶モニター を設置。例えば、食堂前のモニターでは食事メ ニューを紹介するほか、学園内の連絡事項な どを表示する。また、朝礼の代わりに教員が放 送室から生徒への連絡事項のビデオをマルチ キャストで配信。各教室のプロジェクターとスク リーンを使って情報を伝える映像配信システム を活用するなど、広帯域の校内統合ネットワー クをベースに快適なICT環境を整備している。  「今回は高校のネットワークを刷新しました が、今後、中学校や小学校のネットワークを拡 充していく計画もあります。高校と同様に信頼 性の高いネットワークの提案をお願いしたいで すね」と幾竹氏はアライドテレシスに期待する。 また、内藤氏は「授業にタブレットPCを利用し たいという教員の要望も出ています。ITにあま り詳しくない人にもわかりやすく無線LANのセ キュリティー強化などのポイントを紹介するな ど、安心して利用できる提案を期待していま す」と付言する。創価学園の先進的な教育を 支えるICTのフル活用に向け、そのネットワー ク基盤を担うアライドテレシスの製品・ソリュー ションの役割は大きい。 学校法人 創価学園 学園本部 情報システム室 係長 内藤 隆氏 学校法人 創価学園 学園本部 情報システム室 主任 成海伸幸氏 学校法人 創価学園 学園本部 情報システム室 課長 幾竹伸一郎氏 ▲サーバー室ラック内のSBx908 ▲総合教育棟サーバーラック内のx900-24XS、x600-24Ts パートナー様プロフィール ■東洋システム株式会社 本 社:東京都立川市柴崎町2-3-17第1東洋ビル 設 立:1976年8月 資本金:5,000万円 「Heart&Technology人の持つ熱き心と先進的 な技術をもって社会に貢献しよう」とのコンセプト のもと、業務支援開発、業務アプリケーション開 発、ネットワークコンサルティング、インターネットソ リューションなどの広範な事業を展開している。 http://www.toyosystem.co.jp/ 東洋システム株式会社 開発統括本部 グループリーダー 米山裕貴氏 東洋システム株式会社 開発統括本部 中根雅志氏

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学校法人 創価学園/株式会社フ タバ

食品メーカーの株式会社フタバではBCP(事業継続計画)の一環として、サーバーのリプレースを契機に社内システムを仮想化。

本社機能のダウン時にも他拠点でシステムを稼働できるように仮想サーバーのプライベートクラウド化と仮想デスクトップ環境を

整備している。工場や営業拠点から本社へのリモートアクセスにはアライドテレシスのアドバンストVPNアクセス・ルーター「AR

シリーズ」を採用。プライベートクラウドの活用に欠かせない高信頼・高パフォーマンスのネットワーク環境を構築している。

プライベートクラウドの活用に

欠かせない高信頼・高性能の

ネットワーク基盤を導入

株式会社フタバ

工場の従業員や営業担当者も

ITを活用して業務を遂行

 新潟県三条市に本拠を構える食品メーカー の株式会社フタバ。同社は1953年に業務用カ ツオ節メーカーとして創業以来、天然素材によ る本物の味を追求してきた。さらに機能性・ 合理性の高い商品を開発し、ティーバッグ式の 天然調味料や液体・粉末調味料を提供。調理 の手間を大幅に短縮させたこれらの商品は、 和食店など飲食業界のプロからも高く評価され ている。また、業務用のほか、一般消費者向け の商品も展開しており、カツオつゆ・白つゆ 「どんどんシリーズ」などが好評だという。  フタバでは事業を支えるIT環境の整備にい ち早く取り組んできた。本社の事務職員のみな らず、「私が入社した2000年当時、既に工場の 従業員もPCを活用してカツオ節の生産に必要 な原材料の管理や、メールによる情報交換など を行っていました」とフタバの経営企画室IT推 進担当の中村靖氏は述べる。  そして、従業員数の増加や情報活用の活発 化とともに、本社に隣接する工場、研究所にファ イルサーバーを設置するなど、アクセス環境を 改善。加えて、北海道や東北、関東、関西、九州 の主要都市に営業所を設置。営業担当者はイ ンターネットVPNを介して本社へ営業日報を送 るなど、社内システムを業務に活用するネット ワーク環境を整備してきた。

BCP対策を視野にサーバーと

デスクトップ環境を仮想化

 フタバでは、本社サーバーの老朽化に伴うリ プレースを契機にシステムを刷新。マイクロソフ トの仮想化技術である「Hyper-V」を用いて サーバーの仮想化に取り組むことになった。大 手企業などでは、サーバー仮想化が一般的に なってきたとはいえ、新潟県内の中堅・中小規 模の企業ではまだ珍しい部類に入るという。 「仮想化技術を用いてサーバーやクライアント PCの一括管理を行うとともに、プライベートクラ ウドの構築でBCP対策を強化する狙いがありま した」(中村氏)。  同社がBCP対策にこだわるのは、かつて水 害で大きな被害を受けたことがあるからだ。 2004年7月13日、新潟県中越地区を中心に大 規模な集中豪雨で河川が氾濫し、三条市では 被害棟数が1万を超える「三条市7.13水害」が 発生。フタバの旧本社も水害の被害に遭い、 サーバーやPCが水に浸かった経験を持つ。 また、同年10月23日には、現長岡市で最大震度 7を観測した新潟県中越地震が発生するなど、 ビジネス基盤となるITを保護し、事業を継続す るBCP対策が大きな課題になっていた。  フタバでは、水害後、三条市郊外の現在地に 本社を移転するとともに、旧本社に隣接する研 究所との間でデータをレプリケーションしてきた。 そして、仮想化環境でも、この仕組みを継承。 基幹システムや財務会計システムを冗長構成 で仮想化し、本社で一括管理するとともに、 三条市内の旧下田工場の仮想サーバーに本 社のデータをリアルタイムにレプリケーションする 仕組みを構築。これにより、万一、災害などで本 社システムがダウンしても、ネットワークがつなが っている限り、旧下田工場の仮想サーバーに切 り替えて業務を継続できる。 お客様プロフィール ■株式会社フタバ 本  社:新潟県三条市川通中町477 創  業:1953年11月 資 本 金:9,800万円 従業員数:150名 和食料理店やホテルなど業務用を中心に削り 節やだしパック、液体調味料などの商品を開発・ 製造。海外にも商品を輸出し、食品の衛生管理 に関する国際的な方式であるHACCP認定を 取得している。 http://www.futaba-com.co.jp C a s e s t u d y

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プライベートクラウドへの快適な

アクセスを支える「ARルーター」

 フタバでは、基幹システムなどに加え、拠点に 分散配置していたファイルサーバーを本社に集 約して仮想化。「拠点からのサーバーレスポン スの改善とPC資産の有効活用を図るため、 デスクトップ仮想化(VDI)を推進しています」 と中村氏は述べる。VDIは、各拠点のクライアン トPCからネットワーク経由で本社サーバー上の 仮想化されたデスクトップ環境にリモートアクセ スする。クライントPCにインストールしたソフトウェ アの更新などを本社側で一括管理できるほか、 自宅や外出先など、どこからでも仮想デスクトッ プにアクセスして業務が行えることから、BCP対 策として注目されている。   フタバ で は 、クライアントP C の O S を Windows7に移行する計画を立てているが、 「パフォーマンスの劣る既存PCでWindows7を 動作させるとアプリケーションの動きが遅くなる こともあります。しかし、VDIは画面のイメージの みやり取りするのでパフォーマンスに影響せず、 既存PCを有効利用できます」。さらにソフトウェ アの更新や、セキュリティーパッチの適用なども 一括管理でき、クライアントPCの運用管理の負 荷を軽減できる利点があるという。  ファイルサーバーを本社に移設した研究所と 旧下田工場の約50台のクライアントPCを仮想 デスクトップ環境に移行している。  サーバーとデスクトップ仮想化の基盤となる プライベートクラウドの活用で重要になるのが、 本社と各拠点を結ぶWANである。クラウド型 ネットワークでは、サーバーを設置する本社・ データセンターへ各拠点からのトラフィックが集 中するため高い信頼性と性能を備えたVPNア クセス・ルーターが必要になる。  そのため、「ミッションクリティカルなクラウド基 盤に要求される信頼性やコストパフォーマンス、 ブランド力などを総合的に判断し、アライドテレシ スのARルーターを推奨しました。アライド製品 は日ごろから取り扱っているので、安心できます」 と、ティーケーネットサービスの武田勇人氏は述 べる。同社はマイクロソフト認定パートナーとし て、今回のフタバの仮想化環境の構築を支援 するとともに、アライドテレシスとともにネットワー ク設計を担当。構築はアライドテレシスのプロ フェッショナルサービスを利用している。 インターネット AR415S AR415S AR415S AR415S AR415S AR415S AR415S AR415S AR415S 福岡営業所 大阪営業所 東京営業所 下田 三条 仙台営業所 青森 出張 札幌営業所 北見 出張 下田工場 本社・工 AR560S AR560S Server Server 9424T IP Camera ネットワーク構成イメージ図

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C a s e s t u d y C a s e s t u d y 株式会社フ タバ 株式会社フタバ 経営企画室 IT推進 中村 靖氏

スマートフォンとARルーターを活用し、

どこでもVDI環境へアクセス

 フタバでは、本社、研究所、旧下田工場のほ か、各営業拠点に合計で12台のARルーターを 導入。本社では各拠点からのリモートアクセス を受け付けるとともに、万一、本社システムがダ ウンした場合、バックアップサイトの旧下田工場 にアクセスを振り分ける役割を担う。  ARシリーズの導入効果について、中村氏は 「ARシリーズの導入とともに、アクセス回線を高 速なフレッツ光ネクストなどに替えたこともあり、 東京など遠隔地の拠点からのアクセスがスピー ディになり、快適に情報をやり取りすることができ ます」と評価する。また、中村氏は、システム障 害などで休日にも電話連絡を受けることがある という。自宅のPCから社内システムへ安全に 接続できるようDirect AccessとARルーターを 活用し、障害原因を特定、対処できる仕組みを 整えている。  さらに、スマートフォン時代ならではのユニー クなリモートアクセス方法もある。「アライドテレシ スのセミナーに参加したとき、スマホからARルー ターを介してVDIを利用できると聞いたのです」 (中村氏)。自宅であればPCを使えるが、休日に 外出先などへノートPCを持ち歩くわけにはいか ない。そこで、Android端末からARルーター経 由で社内の仮想デスクトップにアクセスし、障害 の原因を把握。なお、スマホでは画面が小さくて デスクトップ画面を見にくいこともあるため、 今後、タブレット端末の導入を検討するという。  現在は、プライベートクラウドも安定稼働して おり、休日に電話連絡を受けることはないようだ が、「スマホやARルーターを活用し、いつでも、 どこでも社内システムに接続できるので安心で す」と付言する。

本社・工場のIPカメラシステムを

社内ネットワークに統合

 WANの強化に加え、本社LANの拡充にも 取り組む。本社では、アライドテレシスのレイヤー 3スイッチ「CentreCOM 9424T」を導入。仮想 サーバーを収容するなどプライベートクラウドの ネットワーク基盤として利用するほか、本社内工 場の随所に設置されたIPカメラを収容する統 合ネットワークとして機能している。製造事務所 から生産ラインの機器をモニタリングし、不具合 などがあったときにカメラをズームして確認した り、従業員の動線を把握して作業効率を高めた りするといった使い方が可能だという。  また、本社・工場では無線LANシステムを活用。 従来のアクセスポイント(AP)は衛生管理の観 点から天井裏に設置していたため、温度の上昇 などで障害を起こすこともあったという。「APの 障害箇所の特定も難しく、新たな無線LANシス テムとして安定性の高いアライド製品を検討して いるところです。APの設置場所を調査するサイ トサーベイなど、きめ細かく対応してくれます」と、 中村氏はアライドのサポート体制を評価する。  今後のシステム展開では、プライベートとパブ リックを組み合わせた「ハイブリッド・クラウド」を 検討するという。注文を電話で受け付ける社内 コールセンターと連動する基幹システムはプライ ベートクラウド、フィルサーバーやバックアップサー バーの構築・運用はWindows Azureなどパブ リッククラウドの活用も考えられるという。「先進的 なIT環境を整備するフタバの取り組みを見学す る県内の企業も少なくありません。仮想化環境と ともに、ARルーターやスイッチなど検証済みの アライド製品を組み合わせ、企業ニーズに合った 提案を行っていきます」と武田氏は強調する。 本格的なクラウド活用に向け、アライドテレシスの ネットワーク機器の役割が増している。 ▲スマートフォンでもVDIを利用 ▲IPカメラシステムで生産ライン機器などをモニタリング ▲ラック内のAR560Sなどのアライドテレシス製品 プロフィール ■株式会社ティーケーネットサービス 本社:新潟県新潟市西区寺地611-21 インフラ設計・構築サービス、統合型企業IT サポート保守サービス、各種技術コンサルティン グなどの事業を展開。特にマイクロソフトの 最新技術を用いたシステムの研究開発に注力し、 企業ITを支援している。 http://www.tknetservice.com 株式会社ティーケーネットサービス 代表取締役 武田勇人氏

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地域医療や在宅医療の拡充を視野に

「止まらない」ネットワークを強化

医療法人森和会 行橋中央病院

医療法人森和会 行橋中央病院では、糖尿病治療などで地域医療に貢献してきた。いち早く電子カルテシステムを導入し、

診療・看護の高度化を推進。そして、電子カルテシステムの更新に合わせて院内ネットワークを再構築した。アライドテレシスの

VCS対応コア・スイッチ「x900シリーズ」を中核に高速・広帯域の「止まらない」基幹ネットワークを構築するとともに、

病棟・診察室の「途切れない」無線LAN環境を整備している。さらに訪問診察・看護にセキュアなリモート・アクセスによ

る電子カルテの利用を検討するなど、院内のネットワーク・システムと在宅医療の連携を視野に入れる。

Web型電子カルテ更新に合わせ

院内ネットワークを再構築

 行橋市は福岡県東部に位置し、工業・商業 などが盛んな北九州市中心部から約25kmと 比較的近いことから、ベッドタウン化が進展。 駅周辺にはマンションや大型ショッピングセン ターなども建設されている。医療法人森和会は 2001年に現在地への移転を契機に、地域医療 へのさらなる貢献を目指して行橋中央病院を新 たにスタート。地域住民はもちろん、周辺地域か らも多くの患者が治療に訪れるという。  そして、2003年には糖尿病治療とその合併 症治療、糖尿病性腎症の人工透析など一貫し た治療が行える施設を拡充。東棟の増設や最 新医療機器の導入などを行い、最良の医療の 提供と医療の質の向上に取り組む。診療科は、 糖尿病内科、肝臓内科、循環器内科、整形外 科などがあり、病床数は148床。急性期・亜急 性期の入院患者のほか、糖尿病についての正 しい知識を身に付け、退院後も適切な生活習 慣を継続していけるよう2週間程度の糖尿病教 育入院などを実施する。  こうした医療活動を支えるため、ITを積極的 に活用。2007年には、電子カルテ、オーダリング、 医事会計、看護支援など各システムを統合す るWeb型電子カルテシステムを導入。パソコン をベースに、PACS、臨床検査、生理検査など の検査結果を同一端末上で参照することも可 能だという。  「今回、この電子カルテシステムを更新すると ともに、パソコンOSのサポート終了を来年に控 え、Windows XPから、Windows 7に切り替え ています。そして医療情報システムの刷新に合 わせ、老朽化した院内ネットワーク機器を全面 的に再構築しています」と、行橋中央病院の常 務理事を務める山内徹氏は述べる。

「止まらない」

「途切れない」

院内ネットワークが要件

 行橋中央病院では、2003年の東棟増設時に 院内ネットワークを構築。100Mbpsの基幹ネット ワーク、および無線LANを整備し、院内のどこか らでも電子カルテの情報を利用できる環境づくり を進めてきた。だが、病棟は回廊型の構造で無 線LANの電波がうまく届かない場所もあったと いう。「電波が途切れ、看護師が患者さんのベッ ドサイドで入力した情報の再入力が必要になる 場合もあり、次第に無線LANが使われなくなっ てしまったのです」と、ITを担当する事務部総 務課の小松憲喬氏は当時の様子を説明する。  その結果、看護師はベッドサイドで患者さん の情報を紙に記録し、ナースステーションに戻っ てからパソコンで電子カルテシステムに入力す るといった作業が余儀なくされていた。「このよ うなこともあり、ベッドサイドで効率よく入力するこ お客様プロフィール ■医療法人森和会 行橋中央病院 福岡県行橋市西宮市5-5-42 開  院:2001年 病 床 数:148床(一般病床98床、療養病床50床) 診療科目:糖尿病内科、肝臓内科、消化器内科 など9つの診療科のほか、人工透析 部門、リハビリテーション、放射線部 門、臨床検査部門などがある。 病気の発見・治療だけでなく、人々に生きる喜 びを感じられる医療を提供することが21世紀の 理想的な病院の姿と考え、生きがいのある生活 を実現する医療環境づくりを続けている。 http://www.ych21.com/

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C a s e s t u d y 病棟 病棟 リハ ビリテ ーショ 薬局 処置室 透析室 事務室 医局 ナー ステ ーショ 病棟 西棟 東棟 GS908M V2-4PS GS908M V2-4PS x200-GE-52T x200-GE-52T TQ2450 TQ2450 EXRP-30n EXRP-30n EXRP-30n x210-16GT x210-16GT EXSW-1600 EXSW-1600 EXSW-1600 x900-24XT x610-24Ts/X Server Swim Manager 光ファイバー(幹線) UTPケーブル スタック接続(VCS) リンクアグリゲーション 1F 2F 3F 1F 2F 医療法人森和会 行橋中央病院 ネットワーク構成イメージ図 とと、院内のどこからでも情報を参照できるよう にすること。電子カルテのメリットを活かせるよ う、無線LANを含め院内ネットワークを全面的 に再構築することになったのです」と山内氏は ネットワーク刷新の狙いを説明する。  新たな院内ネットワークの要件は「止まらない こと」「途切れないこと」だ。院内ネットワークが 止まったり、途切れたりすれば、電子カルテシス テムが使えず、その間、診療や会計などの業務 がストップする。そこで、従来から同病院のネット ワークの保守・運用などを担うユニティリンク(本 社・福岡市)に新たな院内ネットワークの設計・ 構築を依頼した。

「x900シリーズ」をコアに、

高信頼の院内ネットワークを構築

 院内ネットワーク再構築の依頼を受けたユニ ティリンクの藤文也氏は「今後、10年間は使い 続けられる性能と拡張性を備えたネットワークを 提案しました」と述べる。具体的には院内に新 たに光ファイバーケーブルを敷設するとともに、 アライドテレシスのVCS対応コア・スイッチx900-24XTを2台導入し、冗長化した高速・広帯域 のギガビットネットワークを構築する。そして、 サーバー・スイッチにはx610シリーズ、フロア・ スイッチとしてx210/x200シリーズ、さらに、無線 LANアクセスポイントを収容するPoEスイッチに GS908M V2-4PSを導入した。コア・スイッチ x900シリーズと東棟、西棟に設置されたx210/ x200シリーズで構成される基幹ネットワークはリ ンクアグリゲーションにより経路の冗長化と広帯 域化を実現した。  ユニティリンクでは、x900シリーズの導入は初 めてだったが、「アライドテレシスが事前に勉強会 の場を設けるなど、きめ細かくサポートしてくれま した」とシステム技術課の音成勇治氏は述べる。  そして、有線/無線LANの構築、ネットワーク 管理システムの構築などでアライドテレシスのプ ロフェッショナルサービスを活用して、機器の設定 や事前検証のサポートを受けながら、院内ネット ワークを構築。工事期間中も電子カルテシステム を止められないため、既存のネットワークを運用し つつ、短期間で切り替えることができたという。  また、無線LANは、エクストリコム無線LANシ ステムのほか、アライドテレシスの無線LANアクセ スポイント「AT-TQ2450」を導入している。エクス トリコムの無線LANシステムは、従来のセルプラ ンニングではなく、チャンネルブランケットと呼ぶ新 たな手法を採用。すべてのアクセスポイントを同 一のチャンネルで運用することにより、院内を移 動中にもハンドオフによる遅延や途切れのない シームレスな無線LAN通信が行える特長がある。  行橋中央病院では、ローミングする機会が多

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い病棟にはエクストリコム、有線LANと併用す る診察室や事務室はAT-TQ2450というように 使い分けて設置している。診察室も無線LAN 環境にすることで、「医師は診察で使用する自 分のノートPCを病棟でも簡単に使えるようにな ります」と山内氏は無線LAN環境の利便性に 期待する。

医療機関で評価されるアライドテレ

シスのネットワーク・ソリューション

 行橋中央病院では、2012年8月から新たな基 幹ネットワークと無線LANシステムが稼働を開 始。その導入効果について、小松氏は「病棟で は無線LANの電波も途切れることなく、看護師 はベッドサイドで患者さんのデータを入力した り、医師が画像を含め電子カルテの情報を確認 したりしながら患者さんと接することができ好評 です」と話す。今後、無線LANを活用し、「3点 チェック」の導入を検討する考えもあるという。  有線LANについては、従来から電子カルテ 系と画像系を同一の院内ネットワークで運用。 以前は電子カルテのレスポンスに時間がかかる こともあったというが、高速・高信頼のネットワー クになり、快適に利用できるという。以前のコア・ スイッチはシングル構成で、万一のトラブル時は 予備機を交換する仕組みだ。「今回は、コア・ スイッチを冗長化しており安心できます。加え て、ネットワーク管理にSwim Managerを導入 し、院内ネットワークを集中管理できます」と小 松氏は述べる。  アライドテレシスの製品について山内氏は 「以前勤務していた大学病院時代からよく知っ ており、高い信頼性を備えています。仕事柄、 さまざまな医療機関の方と情報交換しています が、ほとんどの医療施設でアライドテレシスの製 品が使われています」と評価する。

地域医療の拡充に向けて期待される

セキュアなリモート・アクセス環境

 行橋中央病院では、病診連携など地域の医 療機関との連携にITを活用している。例えば、 同じグループのやまうち内科クリニックと行橋中 央病院が連携。糖尿病の合併症の精密検査な どを行い、早期発見、早期治療と予防に取り組 む。クリニックではASP型の電子カルテシステム を導入。「クリニックの患者さんが急患として行 橋中央病院で診察を受ける場合にも、当院の 医師がVPNで安全にASP型電子カルテを参 照できるIT環境を整備しています」と山内氏 は、病診連携の取り組みを述べる。  また、厚生労働省では、在宅医療・介護を推 進。可能な限り、住み慣れた生活の場において 必要な医療・介護サービスが受けられ、安心し て自分らしい生活を実現できる社会を目指す。 こうした状況の中、行橋中央病院では在宅療 養支援診療の許可を受け、訪問診察を実施。 今後、医師・看護師がノートPCやタブレット端末 を利用して患者さんの自宅からネットワーク経由 で院内の電子カルテシステムを参照する仕組 みを検討するという。  「電子カルテには重要な個人情報が含まれ るため、外部から電子カルテを利用するにはセ キュリティー確保が大前提となります。安全にリ モート・アクセスできるネットワーク環境の提案を お願いしたいですね」と、山内氏はアライドテレ シスとユニティリンクに期待する。  電子カルテシステムと院内ネットワークを基盤 に、ITを活用した病診連携、地域医療の拡充 に力を入れる行橋中央病院の取り組みが注目 される。 医療法人森和会 行橋中央病院 事務部総務課 小松憲喬氏 医療法人森和会 行橋中央病院 常務理事 山内 徹氏 ▲x900-24XTをはじめとするアライドテレシス製品群 ▶院 内 全 域をカバー する無線LANシステム (エクストリコム無線AP EXRP-30n) パートナー様プロフィール ■株式会社ユニティリンク 本  社:福岡市博多区諸岡2-12-38 創  業:1992年1月 設  立:1996年1月 資 本 金:1,000万円 従業員数:25名(2012年8月現在) ネットワークの企画・設計・構築・保守を一貫し て行い、ITソリューションを展開。また、アウトソー シングシステム管理事業において、業務効率化 のシステム導入コンサルティングを行っている。 http://www.unitylink.co.jp/ 株式会社ユニティリンク システムソリューション部 福岡エリアマネージャー 藤 文也氏 株式会社ユニティリンク システムソリューション部 システム技術課 音成勇治氏

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医療法人森和会 行橋中央病院/三木市立教育セン ター

学校教育の情報化における数々の先進的な取り組みで知られる兵庫県三木市立教育センターでは、校務/教育システム

の拡充を図るため、センターおよび市立小中学校20校のネットワーク基盤を刷新した。その基盤を担うのがコア・スイッチ

「x900シリーズ」、ディストリビューション・スイッチ「x600シリーズ」をはじめとするアライドテレシスのネットワークソリュー

ションである。広帯域、高信頼のネットワーク基盤を活用し、地域が一体となった情報化を推進する三木市立教育センター

の取り組みを紹介する。

地域と一体となった教育の情報化を

支えるネットワーク基盤を刷新

三木市立教育センター

全国に先駆けた教育の

情報化への取り組み

 兵庫県南部の北播磨地方に位置する三木 市は、交通の要所として古くは美嚢川沿いに築 城された三木城を中心に城下町が形成されて いた。江戸時代からは主な産業である金物の 本格的な生産が開始され、現在も旧城下町を 中心に行政・文化施設が集中している。平成7 年(1995年)1月の阪神・淡路大震災では三木 市も災害救助法(激甚災害指定)の適用地域 となった。震災後は、県域の総合的な防災拠点 である三木総合防災公園が設置されるなどさ まざまな防災対策がなされてきた。このような地 域整備のなか、震災後の5月に開所された三木 市立教育センターは、行政、地域と一体となっ た教育の情報化に取り組んできた。文部科学 省の「教育の情報化に関する手引」(平成21年 3月発行)の検討委員をはじめ、数々の研究・ 啓蒙活動を行っている三木市立教育センター 所長兼指導主事の梶本佳照氏は、三木市の 教育の情報化の歩みを次のように語る。  「三木市では、以前から情報化は効果がある と考え取り組んできました。昭和62年(1987年) には中学校からコンピューター教室の整備を始 め、続いて小学校を整備しました。当時はまだコ ンピューターはスタンドアローンでした。その後、 複 数 台のコンピューターをLANで接 続し、 ISDN回線で教育センターと結びイントラネットを 構築していました。しかし、それでは広がりを感 じられないということで、地域イントラネットの構 築と校内LANの整備に取り組んだのです」。 同市では、平成14年(2002年)には、光ファイ バーによる地域イントラネットが構築された。 地域イントラネットは、市役所と公共施設を結ぶ ネットワークで、教職員には教育委員会ドメイン でメールアドレスが付与された。また、平成15年 (2003年)から平成17年(2005年)にかけて、 教員1人1台のPCと、グループウェアの本格運 用を開始するなど、同市では全国に先駆けた 情報化への取り組みが推進されてきた。

校務情報化の実践で、

地域との一体化と効率化を実現

 同市では、情報インフラの構築とともにグルー プウェア、Webページ管理システム(CMS)、 学校図書館蔵書管理システム、備品管理シス お客様プロフィール ■三木市立教育センター 住所:兵庫県三木市福井1933番地の12 開所:1995年 教育の情報化に関する事業や生涯学習事業な ど、教職員をはじめ教育関係者が指導力の向 上や、複雑化する教育上の諸問題の解決を図 るための事業を推進するとともに、生涯学習の 観点から広く市民に開かれた事業を展開している。 http://www.miki.ed.jp/center/index.cfm/ C a s e s t u d y

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テム、保健情報管理システム、通知表作成シス テムなどの校務システムを教育センターが要と なり、市との緊密な連携のもと、各校とコミュニ ケーションを図りながら順次進めてきた。グルー プウェアでは、メール文書を公文書として扱える よう県の手引きをもとに制度を改訂。その結果、 メールと紙の文書の二重作業がなくなった。 CMSは各校のWebページコンテンツを管理す るために導入された。「導入前は特別なソフト ウェアを使用し、転送作業など専門の知識を必 要としていたため一部の担当者に業務負荷が かかっていましたが、CMSを導入したことにより 誰でも簡単に更新作業が行えるようになりまし た。各校のWebページの更新は管理職も頻繁 に行っています。保護者に子どもの学校生活の 様子を伝えることの重要性を認識しているから です。授業の様子も更新します。また、修学旅 行は行き先から写真を学校に送信し、学校にい る教師が更新を行い、運動会もニュース速報の ように更新をしています。これらは、市内全校で 行っていることで、更新頻度の高さは保護者に 大変安心感を与えています」と梶本氏はCMS 導入による保護者・地域との情報共有の効果 を語る。図書管理システムの導入では、蔵書を バーコードで管理することで係りの生徒も簡単 に扱えるとともに、在庫やどういう本が借りられ ているのかというデータも把握することができる ようになった。また、保健情報管理システムは、 データの分析により生徒の健康状態を保護者 と共有するうえで役立っているという。

サーバーの仮想化に伴い、高信頼の

ネットワークソリューションを導入

 このような校務情報化を推進するうえでは、 セキュリティーの強化とネットワークインフラの 安定性、信頼性が重要となる。各校の校務 サーバーには生徒の個人情報が含まれており セキュリティーの強化は必須だ。また、サー バーの運用管理が学校側の負担となっている 側面もあった。このような課題を解決するた め、教育センターでは各校の校務サーバーを 教育センターに集約するとともに、ネットワーク インフラを刷新することが計画された。新たな ネットワークインフラに求められる要件として は、校務用ネットワークのセキュリティーを確保 するうえできめ細かなアクセス制御が行えるこ とや、トラフィックの増大に的確に対応するス イッチング容量、設定できるVLAN数や冗長 化機能などの要件が策定された。これらの要 件をもとに検討の結果、アライドテレシスのス イッチ製品を採用。ネットワーク設計を担当した 内田洋行 公共本部ソリューション&サービスビ ジネス部 西日本システム課の長谷川達郎氏 は、「教育センター側にはVCS対応のコア・ スイッチ「AT-x900-24XT」を2台導入して冗 長化し、ファイアウォールを介して仮想サーバー とストレージを収容しています」と語る。VCS (Virtual Chassis Stacking)は、複数の スイッチを双方向30Gbpsの帯域幅を持つ専 用のスタックケーブルで接続することで1台の 仮想スイッチとし、負荷分散型冗長ネットワーク を低コストで容易に構築できる機能だ。スタック 接続されたスイッチはL2/L3テーブル、QoS、 アクセスリストといった各種情報を同期させる ため、仮に1台に障害が発生しても運用は継 続される。さらに、VCSで接続されたスイッチは オールアクティブで稼動するため、ネットワーク 資産を有効に活用することができる。  また、教育イントラネットを介した市内20校 には、ループガードや豊富なセキュリティー機 能を搭載したディストリビューション・スイッチ 「AT-x600-24Ts」を導入。さらに、各校の校 内にはギガビット・インテリジェント・スイッチ 「CentreCOM GS924M V2」をはじめとする エッジ・スイッチ製品が導入された。長谷川氏 は、「校内LANは教育系セグメントと校務用 セグメントに分割するとともに、きめ細かなアク セス制御をしてセキュリティーを強化していま す」と語る。  「こうしたセキュリティーの強化を含め、重要 な校務用サーバーはセンター側で統一的に管 理することで、各校の運用管理の負荷を軽減 し、安全・快適にITを利活用できるネットワーク 環境を実現しました」と、内田洋行 公共本部 教育ICT・環境ソリューション事業部ICT西日 本営業部の荒川猛氏は語る。  また、今回のネットワークのリプレースにお いては、教職員用のPCの入れ替えも行われ た。「配布されるPCはすべてセットアップ済み のPCで、不正接続やファイルの外部持ち出し 制御などにも対応済みのPCです。このPCか ら、教師個人のIDとパスワードでログインする と、ログインしたIDに応じたファイルサーバー の利用ができるようになっています。異なるPC で自分のアカウントを利用しても同じように自 分のアカウントのファイルサーバーを利用でき るので、教師からは大変仕事がはかどるとい う声があがっています」と梶本氏は今回のシ ステム、およびネットワークインフラのリプレー ス効果を語る。

教育の情報化の着実な取り組みを通じて

地域社会の重要な情報インフラへ

 今後の抱負について梶本氏は、「いずれは 子ども一人に対して1台のタブレットPCを割り当 てたいと考えています。さらに、教師側にもタブ 三木市立教育センター 所長兼指導主事 梶本佳照氏 ▲センターラック内のx900-24XT、SSG 550M、GS924M V2 ▲三木市立緑が丘東小学校のコンピューター教室

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C a s e s t u d y C a s e s t u d y 教育イントラネット インターネット x600-24Ts GS924M V2 GS924M V2 GS924M V2 コンピューター教室 普通教室 普通教室 職員室 三木市立教育 センター A小学校 市内小中学校20校 x900-24XT SSG 550M (仮想化)基幹サーバー 外部公開 サーバー スタック接続 三木市立教育セン ター レットPCがあれば授業でデジタル教材を提示 する時の教師の負担は減ると思います。鉛筆 で書くという行為はなくなりませんが、タブレット PCがもたらす恩恵は多いと考えています。この ようなことを考えると、今後は、無線LANの採 用にも取り組んでいきたいと思います。1クラス 40台のコンピューターがありますが、チャンネル 設計をうまくできれば実現は不可能ではないと 思います」と語る。  また、「三木市の教育の情報化においては、 各校内だけでなく他校とのつながりも強いので す。グループウェアを使った連携をとることで横 のつながりも強く持っています。これは、三木市 としての方針です。ひとつの学校のリテラシーだ けが飛び出すのではなく、全体が同じレベルで ないと市として意味がないからという考えに基 づくものです。私たちは、全体が少しずつでもい いから、足並みを揃えて着実に向上していくこと を目指しているのです」と語る。  三木市立教育センターは、これまでの情報 化のプロセスで、常にシステムの利用者、関係 者の合意形成や意思疎通を図りながら着実 な推進を図ってきた。全国に先駆けたその取り 組みは、現在では学校や教育委員会にとどま らず、保護者との情報共有や地域社会との一 体化まで広がりを見せている。同市の教育ネッ トワークは地域社会の情報インフラとして重要 性を増している。その教育ネットワークインフラ をアライドテレシスのネットワークソリューション が担っている。 ネットワーク構成イメージ図 パートナー様プロフィール ■株式会社内田洋行 本 社:東京都中央区新川2-4-7 創 業:1910年2月 資本金:50億円(平成24年7月20日現在) 情報、オフィス、教育の3分野を中心に、ITを駆使した トータルソリューションを提供。教育分野では教材・ 教具と施設設備の提供や学校運営に関するコンサ ルティングを通して「いい学校づくり」、「いい教育づ くり」、「いい授業づくり」の支援を推進している。 http://www.uchida.co.jp/ (左)株式会社内田洋行 公共本部 教育ICT・環境ソリューション事業部 ICT西日本営業部 営業1課 課長 荒川 猛氏 (右)株式会社内田洋行 公共本部 ソリューション&サービスビジネス部 西日本システム課 長谷川達郎氏

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