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大規模ニューラルネットワークのハードウェアアーキテク チャに関する研究

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Academic year: 2021

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Japan Advanced Institute of Science and Technology

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/

Title 大規模ニューラルネットワークのハードウェアアーキ

テクチャに関する研究

Author(s) 菅原, 英子

Citation

Issue Date 2004‑09

Type Thesis or Dissertation Text version author

URL http://hdl.handle.net/10119/959 Rights

Description Supervisor:堀口 進, 情報科学研究科, 博士

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大規模ニューラルネットワークのハードウェアアーキテク チャに関する研究

菅原 英子

北陸先端科学技術大学院大学

月 日

論文の内容の要旨

近年の 技術の向上により,大規模なニューラルネットワーク チップに集積実装することが可能になりつつあり,組み込みシステムとしての実用化が大きく期 待されている.このようなシステムでは,システム稼働中に発生する故障に対して,外部のホス トコンピュータ等を使用することなく,システム自身が自律的に短時間で故障補償を行うことが 要求される.すなわち,組み込みシステム向けのには,故障に対して自律的にネットワーク 構成を変更し,その構成に最適な結合重みを自動的に獲得するという,つの機能を併せ持つ自律 再構成能力が必要不可欠である.本論文では,パターン認識の分野で用いられる階層型に注 目し,自律再構成機能を有する階層型のハードウェアアーキテクチャについて議論する.

一般的な階層型は各層のニューロンが完全結合されており,ニューロン間接続のための配 線領域が膨大になるという問題がある.また,予備ニューロンの追加には多くの配線領域を必要 とする.本論文では,配線領域の削減と故障補償容易性を考慮したバス結合型アーキテクチャ を提案し,単純な操作で故障ニューロンを補償する機能シフト法を提案する.故障補償が可能な

のハードウェア実装を行い,故障数に応じて故障ニューロンの削除やネットワーク構成の変更 が可能なことを示す.また,機能シフト法のハードウェアオーバーヘッドが少ないことを示す.

構成が確定したに対して,最適な結合重みを得る手法として,重み学習が知られている.し かし,多くの手法は教師信号とニューロンの出力の誤差を小さくするように結合重みの調整を繰 り返すため,多数存在する個々のニューロンに対して重み学習用の複雑な回路の追加が必要にな り,それにより故障の発生率が高くなったり,故障検出自体も複雑になる.本論文では,遺伝的ア ルゴリズム による重み獲得手法に注目する.を用いる利点は,

と独立して動作するため,個々のニューロンに学習回路を追加する必要がない点である.を実 行するプロセッサを実装し,ハードウェアによる重み獲得が可能なことを示す.

予備ニューロンを用いた故障補償と重み学習による故障補償の両者の利点を併せ持つ自律再構 成法を提案する.提案する再構成法では,故障ニューロン数が予備ニューロン数以下であれば,重 み学習を必要とせず,機能シフト法のみで高速な故障補償が可能である.予備ニューロン数以上 の故障が発生した場合でも,機能シフト法によりネットワーク構成を変更した後,それに対する 結合重みをにより獲得して故障の影響を取り除く.提案手法の回路設計を行い,自律再構成 機能を有する階層型システムの実現可能性を示す.

キーワード 階層型ニューラルネットワーク,ハードウェア実装,故障補償,自律再構成

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