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編集後記/奥付

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Academic year: 2021

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編 集 後 記 平成 27年度初等教育学科紀要が刊行のはこびとなった。今号には,4編の論文に加えて, 新刊紹介,現代教育研究所設立の報告を掲載することができた。これらはいずれも,現在の日 本が抱える課題や時代の要請に応える研究成果として,受容されるのではないかと期待できる。 早川氏稿は,美術教育の中でほとんど使用されなかった日本画絵具の活用の可能性を探る。 日本画で使用される絵具の特徴を真摯な文献調査によって整理,分析,この知見によって,こ れまで見過ごされてきた日本画絵具の教育現場への導入と,美術文化の伝統の理解,継承への 提案をしている。 富本堂元滝澤氏稿は,総合型スポーツクラブがどうあるべきなのか,日本の総合型スポー ツクラブが生まれてきた歴史的背景と変遷,ドイツスポーツクラブの実態等との比較を通して 追究する。地域の特徴やその地域ならではのスポーツの可能性,その地域活性,振興について の示唆に富む。 石井大澤氏稿は,幼稚園,保育所を利用している保護者への質問紙による回答をもとに, 幼稚園児と保育所児の生活時間について明らかにしたものである。幼稚園児と保育所児では, 生活時間や生活習慣に大きな乱れがあるという従来の予想とは違った結果を読み取っている。 大澤氏は,平成 25年度の当学科の卒業生で,現在,保育士として勤務している。 踏査報告である永岡氏稿は,フィンランドの幼児期の音楽教育について論究した。ナショナ ルカリキュラムの検討,専門教育機関と公教育の連携,音楽プレイスクールの授業分析等に よって,幼児教育制度と音楽教育の位置づけを探っている。 ところで,前号の編集後記でもふれたが,本年度,初等教育学科は創設の平成 18年から数 えて 10年目を迎えた。昭和 33年から多くの卒業生を輩出した,短期大学部初等教育学科の歴 史を引き継いでから,早くも 10年が経過したことになる。この節目に,学科のこの 10年のあ ゆみを年譜として,世に送り出した卒業生数,平成 18年からこれまでの紀要号の総目次を掲 載した。 また,この 4月,遠藤純子専任講師(保育学),大高由香助手,大森真穂助手を迎えた。新 たに仲間入りした若い教職員の力を加えて,日々,めまぐるしく変化する世の中と,時代,社 会からの需めに応えられるよう,教職員一同,研究と教育に励んでいきたい。 最後に,常に丁寧な業務でわれわれを支えてくださった編集室の諸氏,日々のたゆまぬ研究 成果を投稿してくれた各位,お世話に与った各位に記してお礼申しあげる次第である。 編集委員 学苑 八百九十六号 定 価 八六四円(本体八〇〇円) 購読料 一カ年分 一〇三六八円 (本体 九六〇〇円) 平成二十七年 五 月二十日 印刷 平成二十七 年六月一日 発 行 編集発行人 松本 孝 印刷所 三 秀 舎 発行所 昭和女子大学 近代文化研究所 〒154 -8533 東京都世田谷区太子堂 一ノ七ノ五七 電話 03(三四一一)五三〇〇 ☆掲載論文の無断転載を禁じます。

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