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技術科における態度測定研究の進展 (<特集>「関心・意欲・態度の評価の理論と実際」)

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Academic year: 2021

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技術科における態度測定研究の進展

生活健康系教育講座松浦正史 同上大学院田浦由紀夫 1態度測定による授業評価の意義 授業は学校教育の申しであり,授業に対する生徒の妊卸勺・肯定的な態度を育てることは重 要である。G. W. Allpoi-tl)は,「態度とは,関連するすべての対象醐力兄に対する個人の反応 に対して,画鄭勺かつ力助的な影響を及ぼす,耗験に基づノ、て細織化された,精神的及び神経 的準欄犬態であるO」と述べている。 あるいは,R. M. Ga郡e2)は,「ある対象人事知こ対 する人の行為の選択に影響を及古醐犬態である0 」と定義している。 すなわち,‡却科の授業 に対する生徒の態度は,技術科の授業に対して積陶的・意如勺に参加し学習しようとするの かそれとも,消極的・受助的に,しかたなく学習するのかという生徒の行動に,大きな影響 を及ぼすものであるといえるoまた,態度犠後天的に形成された精神的な判㈲璃賢であると 考えられるので,当然ながら変容することが翻腫れる3)0 捌科の授業に対する生徒の態度 をどのくらい好意的・肯定的なものに変容させることができたかということ昧そ瑚受業がど れはと浪かったかを判定する一つの材料セみなすことができると考えた。 したがって,授業に 対する生徒の態度を測定することにより授業を評価することは,意義る蟻ると思われる。 2態度測定の意味 態度は,行動あるいは属芯そのものではなく,刺激(独功と属芯(従属変粉を仲介 する潜在傑州変数と考えられる4)0 また,MJ. RosenbergとC. I.Hovland5昧態度の構 造を独立変数従属変数及び媒介変数を用いて,図1のように図式化している。 すなわち, 測定可能な独立変数 JWM 個人事態, 社会的問題, 社会集団その 他の態度対象 媒介変数

感情 aifect *i害-≒三テ= :cognition 測定可能な従属変数 共感的 神経 的反応 感情の言語的表現 知覚的反応 信念の言語的表現 i behavior i - J

図1態度の概念図式

一72-表面に現れる行為 行動に関する言語的表現

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"fh:J:蝣:x.:三上1*'*蝣十∴二と「一=きJlt裸l'「受LJlこA's・か∴朴に。J能を鮎-(. 変Vntui. 甘a&c瑞 係によって間接的に測定できるということである。 さらに,態度は,感情,認知,及び行動の3つの成分から成り立っている。 感情的成分と Lは晶t. L'こ. :快一・V. /,晶In-/蝣・'蝣蝣ころ:mwu・と'ihtt'll'-)i¥ti&! i¥n普 悪などを含む甜蹄勺信念である. 行動的成分は,態度と結びつくすべての行雛髄鞘離柿Ijであ る6)。 ここで,刺激と融矧剛の授業のことであり,授業を受けることによって生徒の態度がどの ように変容したかを感情,信念及び行動に関する言語的表現を通して預綻することができ f. 3材料加工学習で育成される態度 言'! ・]・!-、:l・二Il与芦∴tこH'jii主十. iこ蝣;iii! ・・・JVJI予ILt一一か三・I-蜘I'. '蝣;骨にお'.*-・" とのような育臣プが育成できるか」ということについて,経駒-0年以上の中学校技術科の教師 2名と高等郭交ココ斜の教師1名の計3名で,KJ法)により図式化したものが図2である。 蝣J・".. 一二、∴蝣蝣:sい∴晶;'.s-"、沌IJ.「こいM'. 、三sr'"ォi二ォ;j.とI-.-「、it肌m<王;; 工夫創達する能力 課題設定能力 ・.蝣サ蝣サ*.・ bg血ie:;j; 詛蝣・*-ものを設計する力 表現力 図表に表す技能 蝣:蝣ォ回サーtサi ・Hl O製図能力 目早■・`、m*.・>■r.蝣t L音蝣CH' 蝣*tkが、Jtt'・ UJftJ√'IRい¥r*.mt:か ヨuEB柑aMSEsはriKC ヨe;ts帝に-IXK SIS】wJL」&32i∃Ei; 完KjVEfi以[3*3円HQMKJ仲が Taaa>サ1a-ii O計画力 OnWBIFト 製作に関わる技能 opt**1-). SBi^SH]hsx> Ol∃ESaTTl 技能に関する知識 UqJrtti;Hォ旬L.エJLf、r 監眉inn 完UMESi銀詣 ・.・**'{-* =サ*ォ・.・ JM.-'limtat JHTLEIaEEEa励Ml罰も 工具の盤理. 部屋の清掃 全に対する考え方の向上 学習の仕方 =サ蝣・・'ttヽIf.蝣'I. BSCMBI瓦呂gi狽す ればよいか事) 、!・サ・*:*ォ′tiLP する知蝕

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図2材料加工学習で育成される能力(柿原,中島,田浦, 1993)

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-73-力」がある。「譲趣配夫力」は,「ものを設計する力」と「製作宙的」が相互に賂柵、,そ れらを「統合する力」及び「意欲」が支える構造になっている。 これらの中で,「意欲」と 「親倉する力」が材料加工学習で育成される態度に相当するものと考えられるOまた,「製作 技能」の中に位置頚ナられてはいるカミr=具の観部屋の瀞剥及び「安全に対する考え 方の向上」なども加工学習で育成される態度と考えることができる。 捕併Iの授業に関する生 徒の自由記述による感監虹からも,言語的表現としてこれらの憩資力守由出された。 4技術科における授業評価 捌韓トにおける授業評価昧日々欄場において数多くなされているカミここでは,研 究としてまとめられたものについて検討する。 技術科における授菓嗣面に関する研究昧生徒 の情覆面に着目して行われたものと,教育二I等酌乳剤こ着目して行われたものの2つに分類す ることができる。 1)蘭画に着目し傭嗣面 >y*LK^*u. ft、..サトに廿十;:ulii<V!-:'>1'!! .:!!!蝣-m^H二置きか∴持」・車にt、け る態度尺度を作成し,態度と学力,及び数学科との関連性を検討している。 しかしながら,こ の態度尺度の項目犠どの菱餅トでも便田できる一般的な表乾で構成されており,ま瑚陣トとして の独自の態度尺度ではないo 比謬)犠学習者による授転封面の手法を得ることを目的として,教師の教授行動と生徒の 学習石動を因子分析的手法により抽出しているカミ実際に授粍刑面まで嘲ラっていない。 平田,池奉o)犠生徒の自己甜面と教師による授業の自己酎面とを対照しながら,より完全 な教授-学習過程を兄いだすために,教授者の立場から見た傾術科の良い授菓」としての仮 説を立て,それにつながる項目を設吐形成的に授斯斬を行っている。

IU軽は∴珪;"-Fけ'・''蝣/蝣I'情stmIl'"(二軒う ′三i-iijv;--ら. を一日LiL.Hi'iO情:;i-;v」-「内 面化欄判として位置づ吐ブルーム12)の内面化の5つのカテゴリーを基にして評価活動を 行っている。 fc:. tf詳情・iI、j朝出ftr'fV-:蝣't'-f.';ミ蝣! t<3..!!*・''二一∴::牛工*蝣'蝣.∴.車::・さ-i;--・;.,y串圭をi!.;二 ブランチング学習(個に応じた活動場面を設ける類型冒蝉習)を行い,生徒の意欲やよろこび を高める試みがなされている。 (2)教育工学的観点から磯研面 福元ら14,15.16)昧作群翠の授細勺容を検討分析し,内容の雲空蝉扮新のみなら・f,定量的 分析を行い,学習書†画にフィードバックする意図で,授葉をVTRシステムで記録し,授菜分 析を行い,教育実習生の指導に活用している。 里悟7,18,19)ら犠教師の行動を,教研走武KR(knowledgeofresults,教師の期待する 力向で学習が成立したかどうかを生徒に知らせる結果の知識),至誠頭株fl,及び反再喚起の4 つのカテゴリーに分類し,行動ネットワークとして表示し,教師頑わの重なりや教師一生徒行 動間の重なりについて授菓分析を行っている。

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-74-文献 1)G. W. Allport:Attitudes、Handbookofsocialpychology,ClarkUniversity Press,p. 810,(1935). 2)R. M. Ga耶e,LJ. BrigKSO寺留英杜・拝辞初野訳):カリキュラムと授業の構成北 大路書房,p. 108,(1986). 3)岡沢開け,高田俊也:/]学校鮮酎離集鞄5巻「体育の授業研究」(高悟陳謝,日 本教育区庸センターpp. 26-34,(1990). 4)原阿一馬:態彪馴土会Li埋乾金子書房,p. 6,(1970).

i)M. J.Rosenberg,C. I.Hovland:Attitudeorganizationandchange、YaleUniv. Press,

pp. ト14,(1960). 6)前掲12),pp. 7-8. 7)馬場道夫:教轟耐酸(辰巳敏夫編),共同出版,pp. 377-391,(1973). 8)欄簡召,大谷忠宏:中学生瑚支禰科及こ増蝉科に対する態度と学力との関係について, 日南藍料聯会誌Vol. 32,No. 2,pp. 93-100言1990). 9).比嘉善一:技術科の授業に関する因子分析的研究(n),日本産業技術教育学会誌, Vol. 25,No. 2,pp. ll-18,(1983. 10)平田日観池輔単一:酬面を目途とし璃雰扮析とその勅果について,日本産業 手湘精学会誌Vol. 26,No. l,pp. 1-6,(1984). ll)山本幸男:新しい技術科教育における指導と評甑捌韓I教育実践講座第9巻,ニチブ ン,pp. 235-254,(1989).

12)B. S.Bloom,J. T. Hastings,G. F. Madaus(;梶田敵「渋谷憲「藤田恵璽訂0:教育 評価か、ンドブック,第一法鼠pp. 314-348,(1973). 13)福岡教育大学附属福岡中学校:・l寵面の甜面を生かし璃受業設託明治図書,pp. 170 175,(1982). 14)福元穫一紙丹野直智俊:作業学習における授業分析の一手法1),日本産業技術教 育学会菰Vol. 24,No. 3,pp. 53-64,(1982). 15)福元健一郎,丹野直智俊他:作業芋執こおける授業分析σト手法(2),日本産業技術 教昌学会誌Vol. 25,No. 2,pp. 1-9,(1983). 16)福元藤一郎,丹野真智俊他:作群晋における授業分析の--1手法(3),日本産業技術 教看学会誌Vol. 27,No. 2,pp. 47-52,(1985). 17)里悟敏行他:授業における教師行動の重なりについて,日本産業技術教育学会誌, Vol. 22,No. l,pp. 35-46,(1980). 18)里侶敏行他:教師一生徒行動間の関連について,日本産業技術教育学会誌Vol. 22, No. 2,ppl-8,(1980). 19)里后敏行,森義宏:授業分析データ処理に関する研究,日本産業技術教育学会誌, Vol. 26,No. 4,pp. 7-ll,(1984).

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