学級特性に応じた心の授業プログラムの検討-小・中学校の教員に対する意識調査-
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(2) さらに、試験・受験前などのストレスブルなク ラスでは、ストレスマネジメントの授業が必要 であることが示唆された。現在の自分のストレ スを理解しストレス対処としてリラックス法を 学ぶことが児童生徒の精神的健康にも役立つた めであると考えられる。. なった。. その結果、両校種において生徒間関係が希薄 なクラスでは、「3つの話し方」「グループ協力 活動」r友だちづきあいのコツ」r自己理解・他者 理解」の4つが得点が高かった。また、暴力的 なクラスでは、「3つの話し方」「気持ち・感情へ. V.蟹合考表 本研究では、心の授業プログラムの実践経験. の気づき」の2つの得点が高かった。特別支援 が必要な子がいるクラスでは、「3つの話し方」 「自己理解・他者理解」の得点が高かった。さら に、試験・受験前のクラスでは、rストレスにつ いての心理教育」「リラックス」の得点が高かっ た。例として、小学校の得点の平均値と標準偏 差をTab1elに示す。 4.考察 それぞれの心の授業の認知度や実践経験は、. と学級の状態に応じて、各プログラムをどのく らいやってみたいと思うかについて、調査を行. った。その結果、SGEやSSTは認知度や実践経 験も高くなっていることが明らかになった。ま た、経験値の高い教師ほど、その心の授業をや ってみたいと思う得点も高かった。このことか ら、心の授業を学校現場で取り入れやすくする ためには、教師がその授業の意義や目的をきち んと理解できるように、教師に分かりやすい授 業案などを作成したり、教員研修などで実践的 に学ぶ機会を提供することなどが必要であると. SGEやSSTが高いことから、これらの授業は書 籍などで紹介されていることなど、教師がそれ らの授業内容を知る機会が多いことが要因の一 つであると考えられる。. また、生徒間関係が希薄なクラスでは、対人 関係の形成・維持に関する授業内容の得点が高か ったことから、このようなクラスでは、まず対 人関係を良好にしていくことが必要であると教. 考えられる。. また、様々な学級の状態に応じた心の授業が 明らかになったが、本研究では教員の意識調査 を行ったのみである。そのため、今後は実際の 学級では各授業がどのようなクラスに効果があ. 師が感じていることが分かる。. るのか、実践的に研究していく必要がある。. また、暴力的なクラスでは、児童生徒が適切 な自己主張や怒りの感情のコントロールを学ぶ ことが、よりよい学級経営のために重要である. またそのために、学級全体の状態や課題をア セスメントするためのチェックリストも必要で あると考えられる。今後は、学級の状態を把握 し、それに応じた適切な心の授業プログラムが. ことが考えられる。. 特別な支援が必要な子がいるクラスでは、自 己理解・他者理解の活動を通して、学級内で対象 児のポジティブな面に目を向けたり、対象児自 身の自尊感情を向上させるような活動をする必. 構成されていくことが課題である。. 主任指導教員 冨永良喜. 指導教員冨永良喜. 要があることが考えられる。 Tab1e1各クラスと心の授業内容との関連(小学校) グルーブ. I教師と児童・生徒の間に情報関係がなく、先生 の指示に反発したリ指韓に従わないクラス I.児童1生徒の人問関係が痛く、白一己主張が乏し いクラス. m業団をかき乱したり畳カ的な児童・生徒がい て、ケンカやもめ裏が多いクラス. w.不登校やいじめなど個別のケアが必蔓と考えら れる児童・生徒がいるクラス. V落ち着きがなく集中できなかったり、友人開係 がうまくとれないなど、特別な支援を必要とする児 童・生徒がいるクラス. w受験や試験など、重蔓なイベントの前のクラス ㎜体書祭や音薬売表会、文化祭など、大きなイベ ントの前のクフス. 自己・他者ストレス. 友だちづき気持ち・感見方・考え リラックス 話し方. あい 仙 方. 4.62. 4,96. 4.36. 4.66. 4.43. 4.62. 4.82. 4.76. (1.08). (1.02). (1.20). (1.00). (1.05). (1,01). (0.96). (0.94). 5.30. 5.31. ・4.12. 4.43. 4.93. 5.27. 5.01. 4.フ5. (0.80). (0.80). (0.95). (0.98). (0.94). (0.76). (0.82). (0.96). 4.η. 5.20. 5.12. 5.12. 4.96. 5,12. 5.24. 4.88. (1.12). (0.90). (0.96). (0.93〕. (1.12). (0.92). (0.8?〕. (O.99〕. 4.63. 5.26. 4.94. 5−01. 4.56. 4.9フ. 5.09. 4.92. (1.09). (0.86). (1.02). (0.92). (1.04). (0.95). (0.89). (0.93). 4.16. 5.29. 4.61. 4.90. 4.80. 5.05. 5.04. 4.82. (1.05). (0.フ9). (0.96). (0.99). (1.01). (0.88). (0.88). (0.97). 3.87. 4.01. 5.22. 5.45. 3.10. 3.81. 4.21. 4.09. (1.23). (1.21). (O.91). (0.86). (1.06). (1.07). (1.19). (1.23). 5.00. 4.67. 4.31. 4.89. 3.99. 4.44. 4.36. 4.11. (1.12). (1.11). (1.13). (1.06). (1.06). (1,16). (1.15). (1.10〕. 一149一.
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