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繰り返し応力による累積疲れ損傷の概念と管端スピニング加工に対するその応用

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(1)

繰り返し応力による累積疲れ損傷の概念と管端スピ

ニング加工に対するその応用

著者

岡村 俊一, 中西 賢二

雑誌名

鹿児島大学工学部研究報告

10

ページ

1-6

別言語のタイトル

Review of a concept of cumulative fatigue

damage under various repeated loads and an

application of this concept for the

experimental tube end spinning

URL

http://hdl.handle.net/10232/11137

(2)

繰り返し応力による累積疲れ損傷の概念と管端スピ

ニング加工に対するその応用

著者

岡村 俊一, 中西 賢二

雑誌名

鹿児島大学工学部研究報告

10

ページ

1-6

別言語のタイトル

Review of a concept of cumulative fatigue

damage under various repeated loads and an

application of this concept for the

experimental tube end spinning

(3)

報 文

繰り返し応力による累積疲れ損傷の概念と

管端スピニング加工に対するその応用

岡 村 俊 一 * ・ 中 西 賢 二 * *

(受理昭和43年5月31日) REVIEWOFACONCEPTOFCUMULATIVEFATIGUE DAMAGEUNDERVARIOUSREPEArEDLOADS ANDANAPPLICATIONOFTHISCONCEPTFOR THEEXPERIMENTALTUBEENDSPINNING. ShunichiOKAMURA,*KenjiNAKANISHI: Thephenomenonofcumulativefatiguedamageundervarlousrepeatedloadshavebeen investigatedbymanyreporters・Thepurposeofthispaperistopresentasimpletheoretical conceptoffatiguedamagethatisshownmreportsandliteraturesandintroducethis concepttopredictingworkabilitiesfortheexPerimentaltubeendspinning・ Onthetubeendspinningprocess,thematerialencounteredwith(i)Cycliclateral bendingatreliefareasoftheshapingdieand(Ⅲ)Cyclicheatingbyfriction,sothetube endspi1mabilityofanymetalwouldbeaffectedbycumulativedamagefatiguelmdercyclic lateralbending,strain-rateandformingtemperature. 1 . ま え が き 智端スピニング加工においては摩擦熱の拡散を主目 的とした溝を有するダイスを回転させながら絞りが行 われる.したがって材料は,加工中に (i)溝部での繰り返し曲げ (ii)摩擦による断続加熱 を受ける.この際,加工中に生ずる管壁円周方向の座 屈あるいは破壊は加工条件によるものである.') 繰り返し変動応力を受ける材料の呈する疲れ損傷, あるいは被害に関する理論的解析および実験的研究が これまで多くの研究者により行われてきた.またこれ らに関する多くの展望も見られる.そこで,これらの 疲れ損傷に関するいくつかの論文に述べられた繰り返 し変動応力による累積疲れ損傷についての理論,およ び考え方についてまとめ,さらに管端スピニング加工 の加工条件を繰り返し変動応力による累積疲れ損傷理 論から考察することにする. * 鹿 児 島 大 学 工 学 部 機 械 工 学 教 室 ・ 教 授 * * 鹿 児 島 大 学 工 学 部 機 械 工 学 教 室 ・ 元 助 手 ( 現 大 学 院学生) 2 . 損 傷 理 論 2.1損傷理論の函数関係 2.1.1直線損傷則 損傷理論の函数関係は(1)式で』 良く知られている. 式で与えられることが D=/("#/jVf)…(1)〃#/ZV#=β 式中Dは損傷度でD=0は試料中に何ら繰り返し応 力履歴が存在しない時を示す.D=1は繰り返し応力 のもとでついに試料が破断して二分された時を示す. 通常,損傷過程においては,0<D<1である.jV#は 破断繰返し数》〃’は任意の繰返し数,βはサイクル比 を示す。Miner2),Langer3)らによるとこの函数関係 は単純に(2)式で示される直線損傷則で与えられると 述べている. D="‘/Ⅳ‘。…。。(2) もし,異なる振幅の繰り返し応力が加えられるとする と(2)式は(2')式となる. D=Z("i/Ⅳ,)……(2/) j=1.2p・・・犯

(4)

鋤稀

指, 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 1 0 号

xi>1 1V"16=c c=/な)=a−6z

サイクル比栽

図 1 損 傷 度 一 サ イ ク ル 比 曲 線 一方,多くの研究者によって過去に行われてきた実 験結果によると損傷度とサイクル比との函数関係は応 力,値,その順序,応力分布状態により異なり,必ずし も直線損傷則には従わないことが指摘されている4). したがって,損傷理論の函数関係が(3)式で D=/(β,。i)……(3) 表わされるという仮説のもとで,(3)式の函数関係を 求める試みがなされている.一方,損傷曲線は応力の 前歴に関係するものと考えられており,重複応力によ る疲労損傷の進行状況は,きわめて複雑で,損傷仙線 の適切な表示は困難であると考えられている. 2.1.2指数(損傷)則 疲労損傷は次の物理的変数の函数であろうと考えら れている4). 1.個々の疲労生成核の数. 2.疲労割れの進行. 3.割れの大きさと形状. 4.クラック面に隣接する材料におよぼす冷間加工 の効果と材料内に生じうる熱的再結占il,効果. この考えを考慮に入れることにより,また多くの研究 から,損傷理論の函数関係はMinerらによる直線損 傷則より,むしろ D=(",/ZVi)エ’…・・・(4)x『>1 で示される指数則に従うと考えるべきである4).任意 の時間に試料に累積される疲労損傷の割合は疲労過程 における疲労割れの数,またこれらの大きさの函数と 考えられており,実験において見られる低応力繰返し 疲れ過程と高応力繰返し過程の間の疲労割れの発生の 相異4)5)6)7),割れの数および大きさ,応力集中効果,割 れの進行等を考慮に入れると(4)式で示される指数則 は,Miner則よりも,より実験値に近い破壊進行の間 の損傷度一サイクル比曲線を示すものと考えられる. 図1にこの概念にもとずいた概略の損傷度一サイク ル比曲線を示す.繰り返し応力が高くなるにしたが い,損傷度一サイクル比との関係はMiner則(直線 損傷則)に近ずくものと考えられる、低繰返し数疲 れ,すなわち高応力繰り返しにおける疲れの結果は Minerの仮説による直線則が実験値とよく一致し,高 繰返し数疲れ,すなわち低応力繰り返しにおける疲れ の結果はMinerの仮説とは良い一致が得られないこ とが確められている4)8)9). 2.1.3塑性ひずみ振幅と破壊繰返し数の関係 塑性疲れの研究では,一般に結果は塑性ひずみ振幅 あるいは全ひずみ振幅と疲れまでの繰返し数との関係 として整理される. Manson等は塑性疲れの研究において一定塑性ひず み試験で塑性ひずみ振幅epaのもとでの破壊繰返し数 ZVと部αとの間にManson-Co伍、形の式10)'1)'2)13)と して知られている. g”・Na=c……(5)α・cは常数 の関係の成りたつことを実験的に確めている. (5)式は定塑性ひずみ振幅s少αでの1サイクル当り

の被害陰,÷畳"であることを示している白鳥ら

は'4),蓄積塑性ひずみエネルギーを基礎として,試験 片最小断面での材料の単位体積当りの破壊に到るまで の塑性仕事の総和と塑性疲れ強さとの関係について検 討を行い塑性ひずみの総和と破壊繰返し数で整理する と実験値とよく一致すると述べている. また石井ら'5>は特に繰り返し折り曲げにおける材料 の挙動を明らかにする目的で,軟鋼(焼鈍および加工 のまま),純アルミニウム,純銅の試験片を用いて, 一定曲げ角(試験片取り付部の両振り角度)で,かつ 低繰返し速度で,試片にき装が発生するまでの繰返し 数が104以下の範囲を対称とした大ひずみ振幅の平面 曲げ試験を行い,曲げ角,板厚と折り曲げ疲れ寿命の 関係は(6)式で示されることを実験から求めている. Q 』と割 I I

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│貞線損傷川

2 、 ……(6) 碑 ロ a 〆 竺 穴 計 。 》

(5)

岡村・中西:繰り返し応力による累積疲れ損傷の概念と菅端スピニング加工に対するその応用3 凶、、OU l O z l O j l O I 繰返し速度CCycle/sec Kikukawaらにより求められた疲れ限度 の 繰 返 し 速 度 依 存 性 20 図4 なお,定l性的に塑性ひずみは時間おくれをともなう ために,応力繰り返し速度を速くすることは,一定応 力に対する塑性ひずみを減少させる.逆に一定塑性ひ ずみを与えるには,繰り返し速度が高いほど,大きな 応力を必要とすることが知られている. 以上の論議から,低い速度範囲では速度効果は存在

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α’6定数,r板厚 (6)式はまたManson10),Coffinll)'2)'3)の式と類似 の形式であり,βはひずみ量と同等程度の影響を与え る因子であることを意味する.

。倣釧(娩なまし) ま) ム 46810224681012 10 エ の ま ミ ニ ウ 塁や鍾半

505332

﹃EE励二越寓一喜豊 州Lまでの繰返し数N 図21shiiらが求めた曲げ角一疲れまでの 繰返し数の関係(板厚r=2.0mm) 2.2疲れ損傷におよぼす応力繰り返し速度の影響 疲れ強さの速度効果は,金属材料の疲れ強さに影響 をおよぼす因子の一つと考えられている.一般に疲れ 試験に用いられる試験速度は500∼1000c/minであ り,この速度範囲では疲れ強さの速度効果は,ほとん ど存在しないと言われている.しかし,ごく低速では 疲れ強さは低下して現われ,逆に数百C/Sec以上の高 速では速度とともに疲れ強さが増すことが観察されて いる.Jenkin,Lehmanl6)による銅,炭素鋼,アルミ ニウム・アームコ鉄試験片による600C/S∼18kC/Sec の繰り返し速度での疲れ試験,またLomas17),Wade, Grootenhuisl8)による120C/S∼2.5kC/Secの繰り返 し速度での鋼材の疲れ試験などによると,疲れ強さは 繰り返し速度とともに上昇し,材質によっては極大値 が存在する.しかしこの極大値の現われる繰り返し速 度は,Jenkin,Lehmanの実験値(約10kC/Sec)よ りも,より大形の試料を用い,また冷却の不十分な Lomasの実験値が低い(1∼2kC/Sec)ことや,試 料の冷却を十分に行うことによって現われないことか ら,繰り返し速度の増加とともに試験片の内部摩擦が 増大するために応力繰り返し速度かきわめて高速にな ってくると,内部摩擦による発熱の影響が著るし<な るものと考えられているようである.特に超音波疲れ 試験機を用いた場合は19)20)21)22)繰り返し周波数が高 く,一般に高応力を受ける部分の体積が大きいために, 内部摩擦による試験片の温度上昇が著るしく,冷却し なければ試験片の危険断面付近が赤熱することが報告 されている22). △、′102 103 104 操返し速度Ccycle/sec Jenkin,Lemanらが求めた疲れ限度の速度効果 1−0.86%C鋼 2−0.11%C圧延鋼 3−0.11%C焼ならし鋼 4 − 焼 な ら し ア ー ム コ 鋼 Lomas,Wadeらが求めた疲れ限度の速度効果 5−2.5%Cr-Mo-V鋼

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7−12%12Ni-25%Cr鋼 8−36%36Ni-12%Cr鋼 図 3 疲 れ 限 度 の 繰 返 し 速 度 依 存 性 40 ● 寺 C O SlOC夕 S20C

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(6)

一J 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 1 0 号 ノー 4 3.2加工巾に受ける繰り返しI'hげによる累積疲れ 損傷(横座屈あるいは破壊)・ 符端絞りスピニング加工において損傷を生ぜしめる 機械的力は,満部での繰り返し「Ⅲげと思われる。この 加工材の受ける繰返し数が低繰返し数(現在,実験さ れているものでは,0∼,.S×103dyCle)であることか ら,累積疲れ損傷の函数関‘係はMiner-Langer則に従 うと思われる.したがって損傷度と繰り返しサイクル 3.繰り返し応力のもとでの累積疲れ損傷の 概念から見た管端スピニング加工条件 3.1符端絞りスピニング加工(成形の良否を定め る加工条件) 管端スピニング加工において,加工材料は摩擦熱の 拡散を主たる目的として,回転ダイスに没けられた溝 に よ っ て (1)半径方向の繰り返し曲げ. せず,数百C/S以上の速度範開では高速度になるにと もない疲れ限度は増加する.また速度効果には極大値 は存在しないと考えられている.振動による温度上昇 をゆるす場合は極大値の存在が認められる'6)17)'8)ま た疲れの速度依存性を内部損失と結びつけてレオロジ 的は解析したり23)速度効果を転位論で検討する試みが なされている. 2.3累積疲れ損傷におよぼす温度の影響 材料強度は温度により苦しく異なることが良く知ら れているしたがって温度は疲れ強さに重要な影響を およぼす因子の1つと考えられており,一般に温度上 昇にともない材料の疲れ強さは減少することが確め られている.種々の材料についての高温疲れ強さに 関するこれまでの実験によると常温で耐久限度が認 められても,高温度では耐久限度の存在しないもの (鉄鋼材料一般)がある.また,アルミニウム合金 では常温でも,高温でも耐久限度は存在しない,ひ ずみ時効,折出硬化の顕著におこるものではかなり の高温度においても耐久限度が存在することが明ら かにされている.また引張強さと疲れ試験では強度 最大の温度が一般に異なる場合が多い.これは両試 験におけるひずみ速度が異なるためであると考えら れている. さらに材料によっては青熱脆性が観察され300∼ 400℃において,疲労強度一温度曲線にピークが認め られている24)25>2.2で述べたごとく低繰り返し速度 (10∼104c/min)では繰り返し速度は疲労強度にはあ まり影響を与えない.しかし温度が上昇すると疲労の 時間強度(一定繰返し数での破壊の有無)は繰り返し 速度が減少すると減小する25)26). 2 . 4 熱 疲 れ 熱サイクルを加えた時,一種の熱疲れ現象を呈する ことが一般に知られている.これらに関する研究が多 く行われているが27)28)29)確定した理論は見うけられ ない様である. (2)ダイス壁面と材料との接触面における摩擦に よる繰り返し断続加熱. を受けながら加工されることが明らかにされている. また実験によると加工条件によっては材料は横座届 (星形に絞られる)を生じたり,あるいは破断するも のがあることが碓められている1)30)31).これらの現象 はスピニング加工法の特質である変動繰り返し曲げ, 高ひずみ速度,急速加熱による熱間加工などに起因す るものと思われる.そこで成形の良否を定める加工条 件を繰り返し応力のもとでの累積疲れ損傷の概念から 考察することにする.なお図5.6に実験装置を示す。

図 5 加 工 装 置 略 図 L ‘仮′

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∼ 図 6 半 径 方 向 変 位 測 定 装 置 画; "

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岡村.中西:繰り返し応力による累積疲れ損傷の概念と管端スピニング加工に対するその応用5

1220 3000 l’

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比との間には,逗竺=D…(2ノ)が成り立つと考え

,2,...IVf られる.

3.2.1溝部において試料の受ける繰り返し曲げ数

図"i 0 ■

曲げひずみ振幅‘寺

1.5 送り速度(fwInIm,.rev) 図8試料先端部が加工中に受ける平均曲げ ひずみ振幅と送り速度との関係 実験条件(表1)からZ"f=20∼1500cycleとな り,繰り返し'''1げによる疲労損傷の状況は低繰返し数 疲れ,すなわち高応力繰り返しによる破損と思われ る.すなわち破損時の溝部での試料のIllIげひずみ振幅 はかなり大きな値と考えられる.また,曲げひずみ振

'幅は溝面積比,溝数が同一ならば送りが大きいほど大

きい.(図8に1例を示す.) 3.2.2温度,ひずみ速度が繰り返し曲げによる累 積疲れ損傷におよぼす影響

疲労は組織敏感である6)7)32).かなりの高温度では

疲労の際に粒界クリープ破壊を特性づける粒界空孔の

成長による粒界破壊が生ずる25).高温では結晶粒度に よる強度差は少い26)33)34).などが報告されており.加

工部に再結晶組織が認められる31)管端スピニング加工

の加工条件の選定には,加工中の加工部の温度,ひず み速度および組織変化が考慮されねばならない.管端 絞りスピニング加工において,加工中の加工材の再結 晶粒度は,加工温度,加工ひずみ速度,加熱時間の函 数となることが確められている31.図9はこれらの因

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ダイス回転数Nrpm 図7加工部および加工送り速度 管径19mmのの試料が管径がその1/2となるまで 絞られる時に試料先端の受ける繰り返し曲げ数国"i は次式で与えられる. 1

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式中,〃はダイス溝数,jVはダイス回転数rpm, αはダイス半角,バリは試料の送り速度、m/revで主 る. 式はZ〃iが回転数jvに無関係であることを示す. 表 1 実 験 条 件 760 ノ 0.045 0.07 0.1 0.23 0,5 1930 1 1 0.043 0.07 0.1 0.23 0.5 0.45 0,07 0,1 0.23 0.5 ダ イ ス 頂 角 2a 0.045 0.07 0,1 0.23 0.5 30.,45.,60。 り 、m/rev

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← 一 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 1 0 号 4 . ま と め 曲げ速度は

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で与えられる.式中〃はミゾ数,ZVはダイス回転数

rpmである.実験条件(表1)から 40<y<200C/Sec であり,繰り返し曲げによる累積疲れ損傷に与える速 度効果は存在しないと考えられる。しかし温度が上昇 すると疲労の時間強度は繰り返し速度が増加すると増 加すると考えられる2.2). ダイス回転数3000rpm ダイス頂角60。 。平均結晶粒度mm oひずみ速度sec-j 溝幅比50% −−。一一4−−.戸一 T −3.0 a−6−−−.−− /rev

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6 /0.7〆0.60,5 紋I)比k(=D/DO) 〆 / 〆 / 〆 〆 〆 〆 〆 〆 〆 送'〕速度加工時i1M 0.5mm/rev0.33sec 0.23mm/rev0.72sec 0.1mm/rev1.65sec 0.01 献 1)岡村俊一・田中秀穂・中西賢二:管端スピニン グ加工に関する研究(第3報)鹿大工学部研究報 告,9.

2)MA,Miner:Trans,ASME、67(1954),

JApplMech,A159. 3)BF・Langer:ASME59(1937),JoAppl Mech,A160. 4)S・M・MarcoandW.L・StarkCy:Trans, ASME.(1954). 5)BStrom:J・Inst,Metals、83(1954-55), 530. 6),.S・Kemsley:J、Jnst,Metals、85(1956-57),153. 7)大久保筆・後藤学:日本機械学会論文集.32 巻(234号),昭41∼42. 8)大路清而:JoumaloftheJSMEVo1.70,No. 576. 9)菊川真・大路清嗣・鎌田敬雄・城野政弘: 智端スピニング加工における加工材料の受ける累積

繰返し数Z"ガは104以下である.したがって,溝部

での応力あるいは曲げひずみ振幅は,かなりの大きさ (溝面積比および溝溝数が同一なら,んが大きいほど

大きい)までゆるされる.繰り返し速度は200C/Sec

以下であり,疲れ強さにおよぼす速度効果は存在しな い.しかし,温度が上昇すると疲労の時間強度は繰り 返し速度が増加すると増加すると考えられる. 疲労は組織敏感であることから加工中の再結晶組織 が重要となる.管端絞りスピニングにおける加工材料 の再結晶組織は,温度,ひずみ速度,加熱時間により 決定される.実験(試験片は銅管)では,ひずみ速度 が小さいほど,また加熱時間が長いほど,再結晶粒は 大きいという予想どおりの結果と完全に一致する. H ,0 1.0ノ0.9’0.8 ノ / / 文 図 9 再 結 晶 粒 度 に お よ ぼ す ひ ず み 速 度 の 影 響 〃ハ 画囚

ニエニ

へ 子が組織におよぼす影響を脱酸銅管の試料を用いた実 験によって求めたものの一例である. すなわち,加工時の加工部の局所的ひずみ速度の相 違,加熱時間の相違により,再結晶粒度が異なること を示す.温度分布および加熱時間(約0.5sec)が加 工部全体でほとんど変らずにひずみ速度が高く(平均 1∼2sec-1)その高低の差の著るしい(0.7∼1.3sec ’ および1.5∼2.85sec−1)場合は,加工部はひずみ速 度分布に応じた再結晶粒度分布を呈している.(ひず み速度が高い程再結晶粒度が細かい.) 一方,ひずみ速度が低く(平均0.4sec ')その高 低の差も小さい(0.3∼0.55sec ')場合は,ひずみ速 度よりもむしろ加熱時間による影響が顕著に現われて くる,(加熱時間の長い先端部ほど再結晶粒度が大き い.)また材料自体が温度による脆性を示すものは, 溝面積の選定により温度上昇を制限あるいは温度の調 整を必要とする. 3.2.3繰り返し速度 管端スピニング加工において溝部で生ずる繰り返し

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