名誉会員/功績賞/論文賞/BA賞/BE賞/坂井記念賞/業績賞の表彰
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(2) 石 田 晴 久 君 (昭和 11 年 10 月 30 日生) 昭和 34 年 昭和 36 年 昭和 39 年 昭和 39 年 昭和 41 年 昭和 45 年 昭和 50 年 昭和 57 年 昭和 57 年 平成 9 年 平成 9 年 平成 9 年. 3 月 東京大学理学部物理学科卒業 3 月 東京大学大学院数物系研究科物理学専門課程修士課程修了 2 月 アイオワ州立大学工学部電気工学科博士課程修了.PhD 学位受領 3 月 マサチューセッツ工科大学研究員 4 月 電気通信大学助教授 12 月 東京大学大型計算機センター助教授 5 月∼昭和 51 年 2 月 ベル研究所客員研究員 5 月 東京大学大型計算機センター教授 5 月 東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻情報科学科教授(併任) 4 月∼現在 多摩美術大学教授 4 月∼現在 株式会社アスキー特別顧問,常務取締役 10 月∼現在 慶應義塾大学教授. 本会関係略歴 (1)昭和 41 年 4 月入会(会員番号 196621226) (2)理事(昭和 57 年∼昭和 58 年度および昭和 61 年∼昭和 62 年度) (3)副会長(平成 2 年∼平成 3 年度) (4)会誌編集長(平成 9 年 10 月∼平成 14 年 3 月) (5)会誌文献小委員会主査(昭和 45 年度) (6)会誌編集委員(昭和 45 年∼昭和 46 年度) (7)コンピュータシステム研究会主査(昭和 52 年度) (8)規格委員会委員(昭和 53 年∼昭和 56 年度) (9)マイクロコンピュータ研究会主査(昭和 57 年度) (10)IFIP 国内委員会委員(昭和 57 年度) (11)プログラムシンポジウム幹事会幹事(昭和 63 年度) (12)情報規格調査会委員(平成 2 年∼平成 3 年度) (13)分散システム研究会主査(平成 8 年度) (14)平成 10 年度功績賞 (15)平成 13 年度フェロー. 平 成 13 年 度 功 績 賞 (会員番号順). 發 田 弘 君 (昭和 15 年 5 月 8 日生). 發田 弘君は,永年にわたって,計算機アーキテクチャの研究開発に携わってこられ,多数 の優れた業績をあげられました. 昭和 38 年,東京大学工学部電子工学科を卒業,同年,日本電気入社以来,大型コンピュー タ,ミニコンピュータ,LAN の開発に従事され,常に先進的でかつ高い信頼性をもったコン ピュータシステムを開発されました.これらの計算機は情報ネットワークを構築する重要な機 器として広く利用され,日本の情報化社会発展のための欠かせないインフラの 1 つとなりまし た.また,開発だけでなく,日本電気のコンピュータの製品計画の総責任者としても,その能 力と経験を発揮され,社会に必要な数々の製品を世に送ってこられました. さらに,学界と連係し,今日の情報化時代を支えるアーキテクチャ設計技術,コンピュータ ネットワーク技術についても,日本の先進的技術を世界に示すとともに,日本の情報処理技術 の向上に大きく貢献されました. 以上に加えて,本学会の理事,監事,副会長などの要職を歴任され,学会の発展に寄与するとともに,国の委員会などを多数歴任 し,大きな成果をあげられました. 「計算機アーキテクチャ」 (オーム社,共著) , 「高性能コンピュータアーキテクチャ」 (丸善,共 訳)などの著書や論文も多数発表されています. このように,我が国の情報処理分野の発展に尽くされた功績は誠に顕著であります.. 43巻6号 情報処理 2002年6月. −2−.
(3) 土 居 範 久 君 (昭和 14 年 7 月 11 日生). 土居範久君は,永年にわたってソフトウェアを中心とした計算機科学の研究に携わり,数々 の優れた業績をあげられました.我が国におけるソフトウェア研究の黎明期から,さまざまな コンパイラやオペレーティングシステムを研究開発され,ソフトウェア研究分野の発展に大き く貢献されました.特に,開発された数々の高速 FORTAN コンパイラは,商用システムとし て利用されるとともに,最も初期のタイムシェアリングシステム用オペレーティングシステム の研究開発にも携わられ,計算機科学やソフトウェア工学分野に大きく貢献されました.さら に,学界,官界と連携し,国立情報学研究所の設立や我が国における情報通信分野の基本計 画,研究推進戦略,セキュリティポリシーなどの策定に多大な尽力をされました.慶應義塾大 学においては,永年にわたって情報処理分野の優秀な人材を育成されるとともに,大学におけ る情報処理教育の確立に大きく貢献されました. また,数多くの国際会議の委員長や標準化委員会の議長などを歴任され,日本の研究者たちと国外の研究者たちとの国際交流を促 進するとともに,日本の先端的な情報処理技術を世界に示す機会を広げられました. 以上に加えて,本学会の理事および論文誌編集委員長を歴任され,本学会の発展に尽力されるとともに,日本ソフトウェア科学会, 人工知能学会,日本セキュリティマネジメント学会などの理事を歴任され,情報処理分野の学術レベルの向上に大きく貢献されまし た.また,官民の審議会議長や委員長を多数歴任され,我が国の情報処理分野の発展に尽くされた功績は誠に顕著であります.. 都 倉 信 樹 君 (昭和 14 年 9 月 15 日生). 都倉信樹君は,永年にわたって情報処理の基礎理論分野の研究に携わり,数々の優れた業 績をあげられるとともに,その成果を教育に生かして情報処理分野の人材育成に多大な貢献を してこられました. 計算機科学の進展とともに,符号理論,論理設計(フェィルセーフ回路の理論) ,オートマ トンと形式言語理論,プログラム理論,VLSI アルゴリズム,分散アルゴリズム,並列アルゴ リズム,計算幾何学,オブジェクト指向プログラムの理論など理論系列で多くの論文を発表す るとともに,常に実際的な面の研究を続けてこられました.早期に C コンパイラを実現し,企 業等に技術移転を行ったり,プログラム開発支援システムを構想するなど,時代に先がけた実 用的な研究を行うとともに,メールをベースとした教育支援システムを実現するなど,実用性 の高いソフトウェアを多数開発制作してこられました. 特筆すべきなのは,こうした研究成果を教育面にフィードバックして,常に新しい教育方法を試みてこられたことです.その成果 は勤務していた大阪大学の教育に生かされるだけでなく,放送大学を通じて一般にも広く知られるものとなりました. 1991 年に発足した情報処理学会カリキュラム調査検討委員会には設立と同時に参加し,計算機科学のカリキュラムの検討に尽力さ れました.その成果は教育カリキュラム J90 ,J97 としてまとめられ,日本の大学における情報関連学科の教育に大きな影響を与えま した.情報処理教育委員会の常置化に際しては,準備と初年度の委員長職を全うされました.また,アクレディテーション委員会の 幹事として,委員会の運営に当たっておられます. 情報処理学会では編集,論文関係に関与してこられましたが,電子情報通信学会が 10 年近い検討ののち,ソサイエティ制への移 行準備をするに際しては,D グループの副委員長,委員長としてその移行のための作業に尽力し,初代ソサイエティ会長を務めるこ とになりました.また,日本ソフトウェア科学会でも評議員,大会関係委員などを務めておられます. 以上のように,我が国の情報処理分野の発展に尽くされた功績は誠に顕著であります.. IPSJ Magazine Vol.43 No.6 June 2002. −3−.
(4) 各賞表彰(概要) 詳細は Web サイト(http://www.ipsj.or.jp/gaiyo/award0.html)をご覧ください. 平成 13 年度論文賞の表彰. に基づき,選定委員会(委員長 石田晴久)が,会誌「情報処理」. 本賞の選考は,表彰規程および論文賞受賞候補者選定手続に基. に審議を行いました.その結果,下記の 6 編が受賞候補記事として. 第 42 巻第 1 号∼第 12 号に掲載された対象記事 230 編につき慎重 づき,論文賞委員会(委員長 村岡洋一)が,情報処理学会論文. 選定され,第 473 回理事会(平成 14 年 3 月)の承認を得て決定さ. 誌第 41 巻 10 号∼第 42 巻 9 号に掲載された 対象論文 441 編につき. れました.なお,本会表彰規程により,第 44 回通常総会(平成 14. 慎重に審議を行いました.その結果,下記の 9 編が受賞候補論文と. 年 5 月)において著者に表彰状および賞金が授与されました.. して選定され,第 473 回理事会(平成 14 年 3 月)の承認を得て決 定されました.なお,本会表彰規程により,第 44 回通常総会(平. ○解説「次世代インターネットを利用した高等教育環境の構築実験. 成 14 年 5 月)において著者に表彰状,賞牌および賞金が授与され. GIOS プロジェクト」 (Vol.42, No.1). ました.. 大川 恵子君(正会員). 泉山 英孝君. 加藤 朗君(正会員). 村井 純君(正会員). ○「語と文書の共起に基づく特徴度の数量的表現について」. ○コラム「本当のインターネットをめざして」 (Vol.42, No.4). [論文誌 Vol.41, No.12, pp.3332-3343(2000) ]. インターネット常時接続. 相澤 彰子君(正会員). 太田 昌孝君(正会員). ○「非数値計算応用向けスレッド・レベル並列処理マルチプロセッ. ○特集「コンピュータが描く科学の世界−進化するシミュレーショ ン技術−」 (Vol.42, No.6). サ・アーキテクチャ SKY」. 計算科学−未知への挑戦−. [論文誌 Vol.42, No.2, pp.349-366(2001) ] 小林良太郎君(正会員). 小川 行宏君(正会員). 矢部 孝君. 岩田 充晃君(正会員). 安藤 秀樹君(正会員). ○情報処理最前線「次世代携帯電話のベースバンド・アーキテクチ. 島田 俊夫君(正会員). ャ」 (Vol.42, No.8). ○「ソフトウエアプロセスの持続的な改善を誘導するチェックリス. 鈴木 芽衣君 ○解説「サーチエンジン Google」 (Vol.42, No.8). トの実装手順」 [論文誌 Vol.42, No.3, pp.529-541(2001) ]. 山名 早人君(正会員). 福山 峻一君(正会員). 高木 英雄君. ○特集「家庭の情報化」 (Vol.42, No.11). 近藤 秀和君(正会員). 田中 僚史君. 渡辺 道広君. ユーザからみた「情報」家電 土井美和子君(正会員). 中林 效君(正会員) ○「排他的なメソッドの並行な呼び出しを融合する機構を持つ言語」 [論文誌 Vol.42, No.SIG2, pp.13-25(2001) ] 大山 恵弘君(学生会員). 田浦健次朗君(正会員). 平成 13 年度 Best Editor 賞の表彰. 米澤 明憲君(正会員) ○「スーパースケーラのための高速な動的命令スケジューリング方. 本会では平成 11 年度から「Best Editor 賞」を設け,会誌「情報. 式」. 処理」に掲載された特集,連載(コラムを含む)の中から優秀な企. [論文誌(Vol.42, No.SIG9, pp.77-92(2001) ]. 画者を表彰し,誌面の一層の充実を目指すことといたしました.. 五島 正裕君(正会員). 西野 賢悟君(学生会員). 本賞の選考は,表彰規程および Best Editor 賞候補者選定手続に. グェンハイハー君. 縣 亮慶君. 基づき,選定委員会(委員長 石田晴久)が,会誌「情報処理」. 中島 康彦君(正会員). 森 眞一郎君(正会員). 第 42 巻第 1 号∼第 12 号に掲載された対象者 25 名につき慎重に審. 北村 俊明君(正会員). 富田 眞治君(正会員). 議を行いました.その結果,下記の 1 君が受賞候補者として選定さ. ○「教育用大規模計算機システムにおける管理の省力化手法」. れ,第 473 回理事会(平成 14 年 3 月)の承認を得て決定されまし. [論文誌 Vol.41, No.12, pp.3198-3207(2000) ]. た.なお,本会表彰規程により,第 44 回通常総会(平成 14 年 5 月). 齊藤 明紀君(正会員). において受賞者に表彰状および賞金が授与されました.. ○「パーピープン:ジャズ和音を生成する創作支援ツール」 [論文誌 Vol.42, No.3, pp.633-641(2001) ]. ○コラム「現代・コンピュータ市場」 (Vol.42 ,Nos.1 - 12). 平田 圭二君(正会員). 宍戸 周夫君. 青柳 龍也君(正会員). ○「ワイヤーフレームモデルからの曲面モデルの構成法」 [論文誌 Vol.42, No.5, pp.1064-1075(2001) ] 井上 恵介君(正会員). 嶋田 憲司君. 平成 13 年度坂井記念特別賞の表彰. ○「印鑑と電子印鑑の歴史と類似性の分析」 [論文誌 Vol.42, No.8, pp.1968-1974(2001) ]. 本会では,平成 4 年度から元会長坂井利之先生(京大名誉教授). 佐々木良一君(正会員). から寄贈された資金により坂井記念特別賞を設けております.. 宝木 和夫君. 本賞は,情報処理に関する基礎・理論,ハードウェア,ソフトウ ェア,アプリケーションなどの各分野の研究・開発に携わっている 研究・開発者で,学術・技術の進歩に顕著な貢献が認められ,今後. 平成 13 年度 Best Author 賞の表彰. の進歩,発展が期待される 39 歳までの研究・開発者を対象として います.. 本会では平成 3 年度から「Best Author 賞」を設け,会誌「情報 処理」に掲載された記事の中から,特に多数の会員の研修ならびに. 本年度の受賞者は「坂井記念特別賞候補者推薦書」により推薦. 学術・技術の啓蒙,普及に貢献したものを選び,その著者を表彰す. された候補者 12 名から,表彰規程および坂井記念特別賞候補者選. ることにしております.. 定手続に基づき,林副会長を委員長とする選定委員会において厳正. 本賞の選考は,表彰規程および Best Author 賞候補者選定手続. な審査を行い,第 473 回理事会(平成 14 年 3 月)の承認を得て,. 43巻6号 情報処理 2002年6月. −4−.
(5) 下記の 4 君に決定されました.. 本年度の受賞者は,「業績賞候補者推薦用紙」により推薦された. なお,本会表彰規程により,5 月 20 日に開催された第 44 回通常. 12 件の候補業績のうちから,表彰規程および業績賞候補選定手続. 総会において,受賞者に表彰状および賞金が授与されました.. きに基づき,林副会長を委員長とする選定委員会において厳正な 審査を行い,第 474 回理事会(平成 14 年 4 月)の承認を得て,下. ○基礎・理論分野. 記の 3 件の業績の貢献者 15 名に決定しました.. 「並行プログラムの検証・解析のための型システムに関する研究」. なお,本会表彰規程により,5 月 20 日に開催された第 44 回通. 小林 直樹君(正会員). 常総会において,受賞者に表彰状および賞牌が授与されました.. ○基礎・理論分野 「公開鍵暗号の効率性と安全性に関する研究」. ○「2 次元シンボル「QR コード」を利用した情物一致手段の提供. 宮地 充子君(正会員). による企業の情報化,効率化」. ○ハードウェア分野. 柴田 彰君(正会員). 高井 弘光君. 「高性能プロセッサアーキテクチャに関する研究」. 辻本 有伺君. 河岸 智史君. 中村 宏君(正会員). 木内潤一郎君. ○アプリケーション分野. ○「Web システム構築プラットフォーム(WebBASE)の開発と普. 「人物の行動を伝えるための知的な映像撮影と編集に関する研究」 中村 裕一君(正会員). 及」 山本修一郎君(正会員). 川崎 隆二君(正会員). 元田 敏浩君(正会員). 徳丸 浩二君. 黒川 裕彦君 ○「パッケージメディアにおけるコンテンツ保護規格の開発」. 平成 13 年度業績賞の表彰. 田中 男君(正会員). 加藤 拓君. 本会では,平成 13 年度から,産業界における顕著な業績を顕彰. 福島 能久君. 館林 誠君. するため「業績賞」を新設いたしました.. 山田 尚志君. 本賞は,情報技術に関する新しい発明,新しい機器や方式の開発・ 改良,あるいは事業化プロジェクトの推進において,顕著な業績 をあげ,産業分野への貢献が明確になったものを選定し,その貢 献者に贈呈するものです.. ◆各種問合せ先 (社)情報処理学会(本部) ※支部所在地等詳細はリンクされている各支部ページでご参照ください. 〒108-0023 東京都港区芝浦3-16-20 芝浦前川ビル7F Tel(03)5484-3535 Fax(03)5484-3534 http://www.ipsj.or.jp/ 担当. E-mail. 項 目. 総務. [email protected]. 理事会,支部,役員選挙,名誉会員. 会員. [email protected]. 入会,会費,変更連絡,退会,在会証明,会員証. 経理. [email protected]. 出納. システム企画 [email protected]. システム企画,電子化委員会. 調査研究. [email protected]. 研究会登録,研究発表会,シンポジウム. 事業. [email protected]. 全国大会,連続セミナ,プログラミング・シンポジウム. 国際. [email protected]. 国際会議,IFIP委員会. 図書. [email protected]. 出版物購入. 会誌. [email protected]. 会誌「情報処理」の掲載内容,広告掲載,転載許可,出版. 論文誌. [email protected]. 情報処理学会論文誌. 規格部. [email protected]. 標準化フォーラム 〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館308-3 Tel(03)3431-2808 Fax(03)3431-6493 http://www.itscj.ipsj.or.jp/. (情報規格調査会). IPSJ Magazine Vol.43 No.6 June 2002. −5−.
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