中国の民生産業振興策と耐久消費財貿易
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(2) となった。 しかしこのような調整政策の展開は,新たな問題を引き起こした。 調整の キイ ポイントで あった基本建設投資(経済部門の固定資産再生産部分に対す る投資)が予定通り縮小できなかったことである。その結果財政収支に赤字 が生じ , 一方でイン フレ を惹起するとともに原料不足で生産低下を招き , 物資の需給 バランスがくずれるなどの問題を生んだ。むろん財政収支 の 赤 字,インフ レの増進は ,これ以外にも ,農産物買上げ価格を引き上げたこと や都市労働者へ副食品手当を支給したことにも原因があった。 財政 ,物価問題の悪循蝶を断ち切るために , 1 9 8 0年 1 2月の党中央工作会議 では,財政収支の均衡を中心とする調整政策強化の方針がうち出された。こ 年初頭か らの経済再調整であり,財政支出の縮小, れが 81. 基本建設投資の. 削減,蓄積率の引き 下げ, 重工業の減産,消費財の増産,エ・ 農業生産責任 制の実施など,. これまでの調整政策にさらに 上乗せした厳し い措置がとら. れた。 経済再調整は 1 9 8 5年まで のいわゆる第 6次 5カ年計画を通して継続されよ うが.上述の財政収支の均衡のほかにエネルギー開発の強化.交通運輸部門 の改善や既存企業の生産性向上などに力点がおかれること,軽工業,紡線工 業など労働集約的産業を発展させること ,消費物資の生産を保証することな どが強調 されている。中国の 民生産業振興策は .こうした再調整政策のなか であらわれた必然的な措置であ った。 先進国との経済格差が大きいとはいえ,民生産業の振興策のなかで,国民 の生活も徐々に改善されてきた。とくに労働者の所得の増加にともなって, 衣,食,住,用(日用品と耐久消費財)の購買力が旺盛になり, 需要構造が 高度化しつつあることに注目しなければならない。消費構造の変化はさまざ まな側面から考えられるが,ひとつは,農民の 自給性消費の比重が低下し商 品性の消費が急速に高まったこと,また都市住民の消費構造も,消費品に対 する 需要が 「食 ,衣,日用消費 品」の 順序が逆転 して「日用 消費品 ,衣,食」. - 2 C 2)-.
(3) になったことに特色づけられる (1)。要するに中国の消費モデルの構造変化を みると次のようにまとめることができる. 。①食,衣料,日用品・耐久消費. (2). 財のほか,項目的には住居,交通,教育,. 保健,. 娯楽に需要が高まってい. る。このうち耐久消費財の伸びがめざましい。②個人消費と集団消費を結び つける。③余暇の時間を合理的に使う。たとえばサービス業が発達していけ ば余暇の活用が現実の課題となってくる。④消費の多様性。これは地域差な どからくるものであり,「乗用車と馬車が並んで走る」スタイルが消費の 面でも当分つづこう。⑤無駄のいましめ,勤倹節約の伝統を保つように求め る。需要構造の変化(高度化)は,いわば「消費の t ake-off 」が工業近代化 のそれより先んじており,経済全体を牽引する役割を果たしはじめていると いえよう。 もっとも, 8 1年上半期の予測をこえた重工業の落ち込みと財政収入の減少 によって,それに対する見直しが同年下半期から盛んに強調されていた。そ れは,やや極端ともいえるほどの軽工業偏重で,この部門が順調にのびて調 整の目的を果たしつつあることを評価しながらも,重工業軽視を厳しく指摘 するものであった (3)。それまで調整政策を徹底的に進めることしか説かなか った中国の論調も,経済の一定の発展速度は保つ必要があるとの考えから, 重工業の発展にも配慮しなければならないことが強調されはじめた。 しかしこのことは,再び重工業優先政策にかえるということではなく,政 府の重点施策が重・軽工業,農業の均衡的発展をめざすものであった。すな わち,消費物質の生産を増加させる,このため重工業部門の流通を改善し,. ( 1 ). Yi Xing "Readjustment B r i n g s More Consumer Good" i n China Re-. c o n s t r u c t s ,V o l .x x x ,N o .9 ,S e p t .1 9 8 1 .p p .2-3. 1 2 ) 紅旗評論員「満足人民的需要是社会主義建設的崇高使命」『紅旗」 1 9 8 1年第 1 4期 ,. 14-15頁 。 ( 3 ). たとえば代表的論文として.斉健「把重工業摘活争取一定的発展速度」「人民日. 9 8 1年1 0 月1 6日,を挙げておく。 報 」 1. - 3 (3)-.
(4) 消費 物資生 産 を はか るが,. 重 工 業 の 生 産 を 後 退 させ るこ とで もない (4) とい. うものであ った。. 1981年 11-12月 の第 5期 全 人 代 第 4回会議での趙紫陽政府活動報告では .. 1 0カ条 の 「 当 面 の 経 済 情 勢 と今 後 の 経 済 建 設 の 方 針」がうち出されたが,そ の中で の「消 費 財 工 業 の 発 展 を 重 視 し . 重工業の方向転換をさらに推進する 」 こと が 注目さ れた。 ここ か ら 中 国 政 府 の 重 点 施 策 が, 国民にとって身近な生 活 物 資.生 活 用 品 の 充足 に一層力点がおかれはじめたことになる。 趙紫陽政府活動報告「当面の経済情勢 と今後の経済建設の方針 」の中の「消費財工 業の発展を重視し,重工業の方向転換を さらに推進する」 は , 要約してつぎの通りで ある (5)0 農業の発展によって重工業への原料供給が増加し,また都市 ・農村の現金収入が年 々増加していることは, 消費材工業の発展を支える大き な原動力となっている。 一 方,消費財工業の成長により, 重工業の発展を求める力が質的にも藷的にも強まって いる 。 ( 1) 消費財工業の発展の効果とその保証および潜在力。消費財工業のさらに急速な発. 展により ,①交換を通じて農業,重工業,商業・貿易の発展をいっそう促す。②人民 生活の改善によりよく応えることができ る。③国の財政収入の増加,物価の安定,多 数の就業を可能にする 。④安定 ・団結の政治的展面の強化に役立つ。⑤経済構造全体 の合理化を促し,蓄積と消費の矛盾の解決に役立つ。 消費財工業の重点的発展を今後長期に維持するためには,①エネルギ ーと物資の供 給,②融資と投資の割り当 て , ③科学的技術力の配分と科学研究課題の選定,④海外 から の技術 と設備の導入など の面を優先的に保証する。 現在,都市 ・農村人民がさし迫って必要としているのは,耐久消 費財,繊維製品, 食料品(飲み物を含む) .民用建築資材, 日用化学製品 ・ 文化 ・スポーツ用品,観光 とその他のサ ービ ス業に必要な製品などであるが,資源と労働力に恵まれた中国の条 件のも と で , 少投資 • 高効果の労働集約型の消費財工業の増加と発展をはかる必要が. ある 。そ の際,農村 と都市 . 内需と輸出.各少数民族の特殊需要を統一的に配慮し, 原材料,生産,販売のバ ランスをとり ,計画性を強め,市場調査を強化し,明確な見 通しの下に盲目性を克服していかねばな らない。. ( 4 ) 哀宝華 「 我国工業生産発展的幾個問願 」 「紅旗J1 9 8 1年第 1 8期, 2- 3頁 。 ( 5 ) 「資料日中経済J(日中経済協会) 1 9 8 1年1 2月,1 1頁 。. - 4 C 4)-.
(5) ( 2 ) 重工業の方向転換の徹底と基盤の整備。生産手段と消費財の二大部門のパランス. のとれた発展を保つという長期方針の下に,今後,重工業は,適当量の一部耐久消費 財を生産するほか,その質に適応性を高め,①農業と消費工業,②国民経済の技術改 造,③輸出増加,④国防の近代化建設のためになる方向へと発展しなければならない。 また,重工業を発展させるには,多方面にわたる基盤整備が必要で,数年後に建設 するエネルギー,交通などの基礎施設に必要な設備も,いまから設計,生産にとりか かる必要がある。そのためには,事前の準備作業を重視し,エネルギー・鉱産物の探 査と開発設計,重要な新製品に対する科学研究,技術的実験,工程設計,人材荏成, 技術改造と設備更新などを遅滞なくすすめなければならない。. 1年 ふりかえって.耐久消費財工業の霊点施策はすでに国務院が, 8. 5-6. 月 に 召 集 し た 全 国 日 用 機 電 産 品 ( 耐 久 消 費 財 ) 工 作 会 議 に お い て , 10品目 (自転車.. ミシン,. 時計.テレビ.ラジオ,テープレコーダー.洗濯機,カ. メラ,扇風機.積算電力計)の耐久消費財を重点的に増産することを決定し たときから鮮明になっている。. この時期に『人民日報』など中国の諸論調. は.消費財の増産方針をつぎつぎにキャンペーンしている (6)。 こ れ は 生 活 水. ( 6 ) たとえば.楊啓先•項鏡泉•劉振廷「大力発展消費品生産」『人民日報」 1981 年 6月1 8日,宋季文「大力発展消費品生産是党的重要任務」「人民日報J1 9 8 1年 7月 1日,『人民日報J社論「発展日用機電産品満足人民需要」 1 9 8 1年 6月 8日 .. など. がある。中国の都市労働者家庭の耐久消費財の所持量については,最新資料 1 こ乏し. 9 8 2年 3月1 2日の r 人民日報Jがつたえる新 いが,断片的なものとして,たとえば, 1 0 0 世帯当たりのテレビ保有数は 5 8台(うちカラーテレビ 0 . 6 華社電によれば,現在1 台 ) ( 1 9 7 8年比 4 . 2倍),自転車 1 2 5台(同 13.4%増),ミシン 7 0台(同 32%増),腕時計. 2 4 1個 (27.4%増),ラジオ 1 0 0台 (61.2%増)などとなっている。また北京市統計. = r中国通信』 1982年 3. , 2 0 0 世帯の勤労者家庭に行った調査によれば(新華社 局が 1. 月2 5日 ) ,8 1年末現在, 1 0 0 世帯当たりで腕時計2 5 5 個,自転車1 5 4 台 , ラジオ 1 0 8台 , ミシン 7 2台を保有している。 8 1年を 7 8年に比べると, 1 , 2 0 0 世帯当たりの保有台数 はテレビが 4 . 3倍に. テープレコーダーが 3 3倍に, プレーヤーが 2 . 6倍になり.. ヵ. メラが 77%増えている。また 46.7%の家庭が扇風機を, 12.3%の家庭が洗濯機を,. 1.7%の家庭が電気冷蔵庫をそれぞれ持つようになった。さらに,. 1 9 8 2年 3月 5日. の新華社通信が『経済参考」誌からの引用として,安徽省蕪湖市の 8万世帯の住民 を対象にして行った耐久消費財の所持籠調査を紹介している。それによると現在. 1品目の耐久消費財の割合はつぎの通り。白黒テレビ 2.2 世帯に 1台 , 各世帯の持つ 1. - 5 (5)-.
(6) 準 の 向 上 に と も な う 需 要 構 造 の 高 度 化 に 対 応 す る 措 置 で あ る とともに, 最 大 の 課 題で あるインフ レ抑 制 の た め , 通貨 の 回 収 を 促 す 手段 で も あ っ た。 この 会 議 で の 10品 目の 増 産 措 置 は , 需 給 状 況 か ら み て , その生産能力をつ ぎ の よ う に 類 別 で き る (7)。 第 1類 は ,生 産 能 力 を 有 し 量 的 に 需 要 を 満 た す こ とができ,今 後の力 点は品 質の向 上と新機種の開発におかれる もの —扇 風. 機 ,ラジオ, 眼 覚 し 時 計,積 算 電 力 計 ( メ ー ター)など 。 第. 2類 は, 生 産 が. 需 要 に 追 い つ か ず, 品 質 向 上 , 品 質 増 加 と と も に 生 産 能 力 の増強が必要とさ れ る も の 一ー 自 転 車 , ミシン,掛時計など 。 第. 3類 は , 技術 的 に 問 題 が 残 っ. ていたり 機 種 が 確 立 してい な い な ど の た め, 全 面 国 産 化 が 当 面 の 課 題 と さ れ るもの — テレビ,テ ープ レ コー ダ ー, 洗濯機 ,. カメラなど。. い ず れ に し て も , 耐 久 消 費 財 の 生 産 に は そ れ ぞ れ 問 題点 を 残 し て い よ う が,国内における増産方針とともにこれらの消費に関連する分野での対外交 流も活発化してきたのである。そこで本稿では,中国の耐久消費財の輸出入 状況とその可能性を,国内生産状況と関連させながら検討していきたい。. I I 耐久消費財の貿易概況 1 . 中国の翰入動向 中 国 の 耐 久 消 費 財 の 輸 入 は , これまで 資 本 財 , 食 料 品 , 工業 製品 な ど に 比. ( 前頁より) ラジカセ 1 0世帯に 1台,AC/ DC ラジオ 1世帯に 1台,腕時計 1世帯に 2 . 3 3個, 自. . 5 世帯に 1台,洗濯機6 0世帯に 1台,電気扇風機 1 .8 世帯に 1台, ミシン 1 . 8 転車 1 世帯に 1台,プレ ーヤー1 2 世帯に 1台,洋服だんす 1 .4 6世帯に一枠,ソファ3世帯 に 1脚 。. ( 7 ) 新華社=「中 国通信J1 98 1 年 6月 1 0日 。 「国際貿易J C日本国際貿易促進協会) 1 9 8 1年 6月 1 6日 。 なお若干の耐久消費財,たとえば自転車, ミシン,腕時計,ラジ オの生産発展加速化による 需給関 係の変化について,これら商品の需給関係を 計最 的に研究し , これによって 1 9 8 0-8 2年までの 需要盟 に対する予測を行ったものとし て次の論文がある。毛立本 ・於清文 ・姜玉華・楊連紅 「幾種耐用消 質品需要函数和 需要予測的研究」「経済研究J1 9 8 1年第 1 0期,72-77頁。. - 6 ( 6 )-.
(7) べれば数量,金額面とも極端に低かった。しかし中国の新経済政策の展開に ともない,労働者のインセンティプを重視する方針が とられ,労働者,農民. 9 7 8年頃より消費財の需要が の収入が引き上げられ,これらの措置の結果, 1 急速に強まった。カメラ,腕時計,カラー・白黒テレビ,洗濯機などの耐久 消費財を輸入しはじめたのである。従来は業務用,工業用の耐久消費財が多 米 かったのであるが,一般用にも大量に輸入しはじめたのである。 CIA ( 国中央情報局)が 1 9 8 1年に発表した報告によると,中国貿易の総輸入額 1 4 3 億4 , 5 0 0万ドル ( 1 9 7 9年)の中で,耐久消費財輸入は 2億 9 , 0 0 0 万ド)レ, 1 9 7 0. 年の 1 , 5 0 0万ドルに比べれば大量に伸びているものの, 70年代 1 0 年間の合計. , 0 0 0 万ドルにすぎなかった。 1 9 7 8年頃からの需要の高まりは, では 6億 3. 8 0. 年代に入ってからの外国からの大量の輸入に結びつく。 また同時に,経済調整で大型の重工業プラントの建設を中止または延期す る一方,. 民生の安定に結びつく軽工業に投資の重点を移しかえたことで,. 1 9 7 9年以 降外国からの これらの関連プラント・技術導入も活発化しはじめ た 。. 1年前半,調整との関連で中央が統制を強 耐久消費財の輸入については, 8 化する方向にあったが,その後の動向は,テレビ完成品などを除いては順調 に拡大している。むしろ委託加工・ 補償貿易などの形態で一層伸びつつある し,また民生向上との関係で生活に密着する中 小型プラントの導入もひきつ づき実施されていこう。 中国が耐久消費財の需要を満たし,品質を一層高める具体的な方向として は,つぎの方法が考えられよう。まず委託加工やノックダウン形式で外国企 業の下請けを引き受ける ケースが増えるであろうこと,第 2は,とりわ けテ レビにあてはまることだが,キッド 輸入による SKDからパーツ 輸入による. CKDへ,そしてパーツを国産化してい く方向に なろう。つまり耐久消費財 0)貿易を国産化促進 0) テコにする方策である。第. 款 (8) で完成品を一定量買付け,. 3は , 通常貿易や商品借. 国内で販売するとい う一般的方法である 。. - 7 (7)-.
(8) 中国当局としては少ない外貨 で大量の人民幣を回収する効果的な手段である わけ だが .こ れらの措置は.とりわけテ ープレコー ダ ー,カメラ, 自転車, ミシン 等 で考えられていくことにな ろ う。ただしテレビ完成品についての愉 入制限は強くなっている。 中国の わが国と の最近 の耐久消費財貿易 の勁向を みると, 1980-81年前半 には,そ れ以前とは比較に なら ないほどの著しい伸びが み られた 。わが国か. 9 8 0年 の 対 中輸 出品は機械,鉄 鋼,化学工業品, 人造繊維 品の 4項 らみて, 1 目で中 国向 けの 輸 出の 9 0%を占め た。 この割合 は 従 来 と変わる もので はな い が,た だ輸 出品の構成上.目立ってきている のは .こ れまで第 1位の鉄鋼に 代わって機械機器 類が首位に立ったことである 。 機械の対中輸出 額の構成は. 7 8年で 2 1%,7 9年 で3 1形で あ った のが, 80 年 には 4 2% と圧倒的構成比を占め てきた 。 この理由は.単体 の機械輸 出に加えて 78-79年に かけ て契約さ れた 大星のプラン ト輸 出の積み出しにあった。 その 単体機械の中 で , 卓上 電子 計 算機 ( 7 8年の 4 5, 0 0 0台から 8 0年 3 9 0 , 0 0 0台 ) , 家電関係,精密 ・光学機械など の輸出 増が 目立 ったの であ る 。. 9年 8 8 5台から 8 0年 2 7万台などが 目 たと えば精密・光学機械では カメラ の7 9年 1 3万台から 8 0年 1 4万 台,白 立ち, 家電 関係ではカラーテレビのシャシが 7 黒 テレビ の シャシ 7 9年 6万台から同 1 3 7万台.. 白黒 テレビ の ブ ラウン 醤が7 9. 年6 3万本か ら同 5 6万本となり,中固としては. 完 成品よ りも部 品を入 れ て組 ( 8) 商品借款での耐久消費財の買い付けはかなり現実味を帯びている。たとえば日本. との資金協力の 関係であ る。わが国から総額3 , 0 0 0億円 の供与を受ける ことで 合意 されているが, この中心となるのが商品借款 1 , 3 0 0億円 ( 1 0年据え誼きで 岱遠期間 3 0年. 金利年3. 0 %という 長期低利の資金供与)であり , これをめぐって大手商社 など貿易業界が動き 出した。 現在の 中国の過剰流動性を 吸収す るに はテ レビ,ラジ カセなどの消災財が最適商品とみ られてい るか らで ある 。た だし初年度 ( 1 9 8 2年度 ) 分4 0 0億円に関する調達対象品目のなかに各種耐久消費財は計上されな かった。 中. 国側の早期資金需要 との 関連で.商取引が比較的スム ーズに いくものが選ばれたた めであろう。中国国 内において.内 資吸収効果の高い耐久消費財は第 2年度以降協 議される ことになろう。. - 8 ( 8 )-.
(9) み立てている状況が反映している。しかし白黒テレビの場合を 81年前半期に みる限り, 97万台で前年同期比の 2.7倍の大幅増を示している。 耐久消費財の状況を 1981年前半期にみると,中国がこの時期に貿易体制改 革の一時引き締め(地方への貿易権限の委譲を大幅に後退せしめた)を実施 しはじめたため,地方省市で日本製の耐久消費財を駆け込み輸入しようとす 日本の対中耐久消費財輸出額. 第 1表. ミ シ ン テレビ受像 i 幾 ラジオ受信機 l. 電 子 管 等 自 勁 車. 二輸自動享 科学光学機器 時 計. テープレコーダ—. 対中輸出総額. 1 9 7 8年 I1 9 7 9年 1 1 9 8 0年. 1 9 7 7年. 品 目. (単位: 1 , 0 0 0ド ル ). '. 1 , 0 5 3 1 , 7 5 4 8 , 1 5 7 , 1 6 , 8 1 3 1 , 4 9 9 4 , 0 2 51 7 0 , 1 2 2 1 1 5 , 3 7 7 1 , 1 5 5, 8 2 6 8 ,077 i 2 , 5 7 1 6 , 0 1 1 1 8 , 1 3 4 1 8 , 0 1 0 : 4 9 , 2 3 7 2 0 1 , 8 7 5: 1 7 5 , 1 2 9 1 3 0 , 5 5 7 2 1 7 1 7 1 , 3 , 3 9 4 8 , 2 0 7 1 8 , 6 6 7! 4 7 , 6 3 5 ' 5 3 , 3 4 8, I 2 , 6 7 71 3 , 6 3 9 1 8 , 9 1 1 2 1 , 4 4 21 : 3 3 9 797 1 1 4 , 4 2 7 7 , 6 0 2 I. 1 9 8 1年 2 0 , 1 9 5i 1 3 4 , 8 4 5 1 1 0 , 2 3 9: 4 3 , 1 1 5 1 5 5 , 3 7 4 8 , 5 6 4 7 5 , 0 7 . j 3 7 , 4 5 6 1 3 , 5 0 1. 1 , 9 3 8 , 6 4 33 , 0 4 8 , 7 4 83 , 6 9 8 , 6 7 05 , 0 7 8 , 3 3 55 , 0 9 5 , 4 5 2 - ---. -. -. 出所:大岐省適図統叶による。 る動きもみられ,たとえばオートバイで前年同期比 26倍,白黒テレビ同 2.7 倍と爆発的な対日輸入を記録した。 1981年下半期には中国政府の輸入抑制策 で,全体として耐久消費財の対日輸入が伸び悩む傾向となった。 しかし 81年を通してみた場合,一部商品の伸びは著し<, たとえば,カラ ーテレビ受像機(シャシ,キソト)は前年比 5倍弱,白黒テレビ(シャシ, キッド)は同 2倍強,オートバイは同 2倍半になった。ラジオ,カセット式 テープレコーダーなどは減少した。. 2 . 中国の輸出動向 中国貿易の商品構成はこれまで,日本,欧米磁国など先進諸国に対する原 材料輸出・資本財輸入ー一途上国型の貿易パターン,発展途上国に対しては 工業製品とくに軽工業品輸出• 原材料輸入一~先進国型の貿易パターン,全. - 9 C 9)-.
(10) 体としていわば‘中進国的輸出入商品構成”をとって発展してきた。 貿易バランスではこれまで,発展途上国との貿易パターンはつねに中国の 出超であった。対先進諸国との貿易がつねに入超となり,. その赤字幅を香. 港,シン ガボール,タイ,フ ィ リビンなど の東南アジアとの貿易黒字で埋め るというパターンの繰り返しであった。 中国は 貿易対策上,最近では東南アジアにますます輸出ドライブをかけて いる 。東南 アジアにしてみれば,第三国市場で中国製品と 競合 するばかりで なく,自国の市場まで圧倒されかねないとの懸念をもつことになる。中 国の 発展途上国向け輸出でしだいに増大しているのは機械類である。金額的にま だわずかであるとはいえ,とりわけ耐久消費財の輸出は伸びはじめている 。 また外国企業 の家電関係のノックダウン工場が中国各地に 建設 され,一部エ 場では完成品の海外 向け輸出を日本側に依頼するほ どになっている。 しかしテレビ,冷蔵庫など の国産家電製品は,発展途上国に進 出した外資 系企業の製品とは競争関係にはおかれていない。中国の供給余力の問題もあ ろうが, は ,. 耐久消費財の輸入を米国 , 日本など先進諸国に 頼 っている現状で. 未だ国際競争力 を高めるところまで 達 していないからである。もっと. も,価格しだいでは,今後中 国製品が発展途上 国に浸透 していく可能性は十 分備わっているといえよう。すでに 80 年 3月に,中国は初の家庭用電化製品 ・建築材料輸出交易会を上海市で開き (9)' 中国最新の家電製品を展示してい ることなどから,中国としても輸出に積極的に取り組みはじめていることは 注目してよい。 まず中 国製腕時計の輸出についてみると,発展途上国向けが殆どであると はいえ, 80年には完成品,部品を合わせて 130 万個相当 ( 1 , 5 8 5万ドル)に達 したという. 。品種およびデザインが少ないこと , 生産工場間の品質格差. (10). ( 9 ) 新華社=「中国通信」 1 9 8 0年 3月 7日 。 G O ) 『通商弘報」(日本貿易振興会) 1 9 8 0年 4月 2日 。. -10 (10)-.
(11) が大きいことなど品質面での問題が指摘されているが,電子式腕時計もしだ いに見直され,いずれ近い将来機械式を追い越す可能性は十分にある。 中国で最も名高いブランドは,天津の「海鶴」であり,すでに 1 9 7 3年から 輸出されている。メカニズムの精巧さ,時間の正確さ,品質,外観,デザイ ンなどの面でその評価は高いが,さらに国際市場での競争力を強めるため, 中国軽工業品進出口公司天津分公司は, 7 9年以降,香港の関係時計メーカー と共同で,斬新で,デザインに工夫をこらした表示板,針,ケース,ネジなど の部品を導入し改良を加えている。 80 年には香港だけで 1 10万個阪売した。 また天津第 2腕時計工場で生産する第四世代の電子式腕時計は香港企業との 補償貿易によるもので,完成品は香港で好評を博しているという. (11)0. 上述の「海鵬」ブランドの腕時計は,上海の「春晉」ブランドとともにイ ギリスヘ大最に輸出された。 1 9 8 1年 1-7月の期間に「海鵡」が 4万 5,000 個,「春菅」が 1 5万個輸出された (12)。これは中国製腕時計の初めての対英進 出として注目された。 中国製テレビの輸出については,少量ながら国際市場への進出が始まろう としている (13)。 具体的な数量は不明であるが,. たとえば北京東風テレビエ. 場では約 2万台の輸出を検討中であり,実現すれば本格的なテレビ輸出第 1 号となろう。問題は国際競争力である。韓国,台湾の生産コストはそれぞれ. 1台5 0ドルを切っている。中国は 200元を切ったところで,. 中国の国内販売. 価格は囚際的にも最も高いものといえる。中国の価格体系からみて,輸出 に力を入れるよりも,国内での阪売が術要の強さから考えても安定していよ う。しかし国内価格は供給体制が整うにしたがって徐々に下がってくるであ ろうし,加えて需要一巡となれば輸出に目が向くのは当然のなりゆきであ. r r l ) 新華社=「中国通信」1 9 8 1年 8月1 7日 。 ( 1 2 ) WenT i a n s h e n ,"NewTrendsi nF o r e i g nT r a d e " ,i nc h i n aR e c o n s t r u c t s ,. V o l .x x x I .N o .1 ,J a n .1 9 8 2 ,p .1 3 . ( 1 3 ) 新華社=「中国通信」1 9 8 1年1 0 月 2日 。 -11 (11)-.
(12) る 。 部品国産化の進展と 量産体制確立によって生産コストが下がれば輸出も 活発化してこよう。中国が韓国,台湾などの強力なライバルとして登場して くる可能性は近い。 自転車の輸出は 1 9 5 3年からはじまっているが,. 1 9 8 0年には 9 7万台を輸出. , 0 0 0万ドルの外貨を猥得し ている。 国内の自転車生産が , し,部品を含めて 7 1 9 6 5年 1 8 3 . 8万台, 7 5年 6 2 3 . 2万台, 7 8年 8 5 4万台, 7 9年 1, 0 0 9万台, 8 0年 1 , 3 0 2万台,8 1年 1 , 7 5 4万台という 数字からみ て,国内へ の供給もさる こと ながら,かなりの輸出量にのぽっているといえよう。 中国製カメラの輸出については,今日天津の「晨光」,. 上海の「海鵬」な. どが一部輸 出されている 。 中国のカメラエ業は急速 に発展し,すでに年産約. 4 0万台に達している。品種,形式も 多様化しているが,上述の 「海鴎」をは じめとして,ハルビンの「熊猫」・「孔雀」,広州の「珠江」,北京の「長城」, 天津の「東方」,杭州の「西湖」,. 蘇州の 「 虎丘 」 , 上海の 「東風」などがあ. る。 最後に中国製のラジオの輸出についてである。中国には「五大名旦(役者 の意) 」といわれる.. 北京の牡丹.. 南京の熊猫,上海の春曾 .紅灯, 海燕の. 各プランドのラジオがあるが,この うち 出力, 感度.音声 などですぐれてい. 8カ国に輸出 る牡丹プランドのラジオが,オランダ.フランス.イランなど 3 されており,. 1 9 8 1年の輸出台数は計 1 6万台にのぼった (14)。生産量に比 し少. ない 量であるが,主要市場は香港,シンガポー)レ,マレーシアであり,他の 軽工業製品 と同 じように,比較的良質の製品の輸出によって ,市場の安定を 確保し,外貨の獲得にも貢献している。今後一層の拡大が期待されている。. 直. 家電製品の生産・輸入状況とプラント導入. 1 . 家電製品の輸入状況 ( 1 4 ) 新華社=「中 国通信」. 1 9 8 2年 2月1 6日 。 -12 (12)-.
(13) 中国 の 家電製品は,. 関連部 品を含めて近年ますます増大し てい る。テ レ. ビ,テープレコーダー,カセ ッ ト付きラジオや 冷蔵庫などの外国からの輸入 は,中 国が民生重視へ と路線転換を図っていることのあらわれである。民生 用家電製品 は, テレビを例にとると,外国から輸入した生産ラインによって 組み立 てられた「 国産品」と ,日本および香港など を経 由 して完成品 として 入る「輸入品」になる わけだが,価格の高 さにもかか わらず殆ど が後者に人 気が集 まっている 。. 9 6 1年 の2,000台,6 5年の 4,300台 , 70 年の 15,000 中国の テレビ生産台数ぱ 1 台 , 7 5年 の178,000台(いずれも 白黒, カラー合計で , この間 1 5年の累積 台. 0台)で あった (15)。それが 1980 年 では 2 50万台となり, 数は 522,00. さらに 8 1. 年は 5 4 0万台 (16) と倍増した。 1 9 8 1年の 100戸当たりの テレビ保有数は 5 8台. 8年比4 . 2倍という で, 7. (17). 。だが未だ低い普及率 という 。. そのため生産が 需要 に追いつか ず, カラ ーテレビ の場合 ,そ の販売には配 給キ ップ制が採られてきた。そのような状況を反映して中 国 は,主として日 本から完成品 ・部品を買いつけた。白累テ レビに つい て も供給不足の事情は 同 じで ,日本か ら買いつけ , またいくつかの 生産 ライン を甜入し た。 その結 果白 黒 テレビを主体とした国産体制もかなり充実してきた 。測定された解像 度 ,. 音質な どは外国の 同タイプの品質レベルに達 してきたといわ れ る 。 外. 観,構造,組み立て技術のレベルも一段と改善され,デザイン ,色調,装飾 の面で 大幅に モデルチェン ジした新製品が 出はじめた。 テレビの電力梢費量 も減っているという. (18)0. 輸入状況については ,上述の日本からの買い付けに加え て香港 .: ¥ 奥門の 同. ⑮. 米国上下両院合同経済委員会編「中 国 :経済的阿秤価J1 9 75 ,p .3 0 6。お よび S." C h i n aB u s i n e s sR e v i e w "1 97 6 . 7- 8。. U S l 「人民 日報」 1 9 8 1年 7月 1 5日 。 U 7 l 「人民 日報J1 9 8 2年 3月1 2日 。 U S ) 新華社= 「 中国通信」1 9 8 1年1 0 月1 2日 。 -13 C13)-. u..
(14) 胞が中国へのみやげ品として持ち込んだテレビがあり.それは相当数に達し た。しかしそれでも国内の普及率はまだわずかで.娯楽が多様化していない こと.各種識業.語学学校が普及していないことを考えると不足しており, 需給バランスを調整するにはキット.部品という形で輸入することが必要と なった。 中国の家電製品に対する需要の強さは.当然外国企業への大量の引き合い をよびおこしているとしても. しかし巨大な家電市場である中国に対する供 給基地としての日本の役割は.先行き必ずしも大きいとはいえない。むしろ 今後韓国.台湾省,香港.シンガポールなどアジア中進工業国グループから の輸入が伸びてこよう。日本の主要家電メーカーがこれらの地域の生産品目 を拡大し.生産力を増強しようとしているひとつのねらいは中国にある。つ まり東南アジアヘの進出拠点を対中輸出の甚地にする方針を打ち出してい る(19). ゜. 白黒テレビの日本からの大量買いつけを上記したが.それは日本国内で生 産したものではない。日本では中国市場が要求する低価格タイプはコスト的 に引き合わない。中国向けの白黒テレビは殆ど 1 2インチ型だが,日本国内で 生産しているのは極小型の特殊用に限られている。つまり輸出される白黒テ レビはほぼ全量が第三国から輸入されたものを再輸出していることになる (わが国の主要家電メーカーが現地工場で製造したもので.韓国.台湾省の 場合には.中国との直接取引が不可能であることから.日本を中継ぎとする 三角貿易を成立させていることになる)。変則的な貿易形態といえようが, いずれにしても中国は.アジアの中進工業国グ)レープにとって有望な家電市 場になっているといえよう。 つぎに中国のテープレコーダーは.莫大な需要をかかえ大量生産体制に入 ったといえよう。しかしこれも滞要に追いつかず輸入を拡大している。 1980. ⑱). r 日本経済新聞J1 9 8 1年 1月1 2日,および同年 2月 6日 。 -14 C14)-.
(15) 年は対外貿易部)レートで 3 7万台,福建,広東経済特別区が 9 6万台輸入し,市 場には 1 4 4万台出回ったという. 。 品 質上の問題点は マイ クロモーター の生. (20). 産技術(作動時に火花が出るな ど)と 主要材料の質にある。そこでマイクロ モーター を輸入に頼る よ うになる。全般的にみ て,ラジ カセ,テープレコー ダーは需要を満たす ためには部品輸入が増大していくものと考 えら れる。生 産 コスト の面からも .当分 は輸入に頼らざるを得ないだろう。. 2 . 外国製テレピ価格の引下げ 外 国 と くに日 本の大手 家電メ ーカー が進 めて きた プラントなどが つぎ つぎ に生産力 化したこと.小型化,軽量化,故障時問の短縮 化.少最の電力消 費 などによる品質 の向上,国内 への供給体制の確立などによって,外 国製 テレ ビの値下げが可能になった。 1 9 8 1年 8月から新価格になり , 日本 , 東欧か ら 輸入して いる 1 6品種か ら 対象になった (21)。値上げ幅は大部分が 1 0彩以上で. 79 ' ヽ. たとえば日 立, ビク ターの 1 4インチカラーテレビ 1,500元が 最大は 1 1 , 2 0 0元に , 日立,サンヨー の20インチカラーテレビ 2,500元が 2,200元に . ポーランド製の 24インチ白 黒 テレビ 7 20元が 6 3 0元に,}レーマニア製24インチ 白 よ 悶6 80元が 590元になった (22)。. 8 1年 1 2月,中 国商業部は 東欧製テレビの販売価格 を再引き下げす るこ とを 決定した。これま で東欧製テ レビ はいく度か値下げ されているが,こ の時期 の値下げは平均 1台 当たり 1 2 0元で 1 9 . 4 9形の値下げとなる (2,)0 またこれにともなって囚産 テレビの価格も値下げが始まっている 。 8 2年. 1月 から上海製の「飛躍」「 凱歌」「 金星」, 南 京 製 の 「 熊 猫」など 各プ ラン ドの 1 2インチ白 黒 テレビ の産地小売価格は 420元から 3 8 0元に引き 下 げら れ た(24)。また広州プランドの白 忠 テレビ も 3 8 0元から 340元へと約 1 0形値下げ. 図 『国際貿易」 1 9 8 1年1 1月1 7日 。. 9 8 1年 8月1 2日 。 訓 新華社=「中 国通信J1 ( 2 2 ) 「 経済導報J1 9 8 1年 8月1 9日 。 ⑳. 新華社= 「中国通信 」 1 9 8 1年1 2月2 8日 。. -15 (15)-.
(16) された。その他の白黒テレビも適度に引き下げられている(産地,販売地に よって小売価格が異なり,. 各地が全般的な値下げ幅に基づいて,. 値下げ額を計算するため,. 各地の信下げの時期,. 具体的に. 価格は一様ではない)。こ. れらの措憤は,新しい価格体系形成へのひとつの段階を示すものである。単 に価格の安定のためでなく,商品の供給量を増やしコストダウンをはかりつ つ,インフレの抑制効果をねらったものと考えられよう。 ところで価格の引き下げがつづくなかでも中囚におけるテレビ・家電製品 の価格は囚産品,輸入品とも異常に高いといえる。白黒テレビの小氾り値が. 2 0 0 元を越えるといっても,. 日本のメーカーの工場出し値は 1台当たり 60-. 6 5ドル (100-llO元)という。途中の輸送コストなどを加えても,原価の 5 0 %増というところだろう。したがって高値の原因は中囚国内にあるわけで, 中国にとって家電取引は最も利益率の高いビジネスということができよう。. 3 .. テレビ•. 関連プラント導入状況. このようにカラー・白黒テレビ単体・部品,その他の家屯製品への需要の 高まりの中で,各種のテレビ組み立てフ゜ラントの発注も梢極化した。具体的. 9 7 9年末から 8 0年中頃までが最も多かった。供給不足が当分つ な商談成約は 1 づく状況からプラントの等入商談ば活発な動きを示したのである。 1979-81 年の約 3年間に中国が導入した主要な家電フ゜ラントを第 2表に示した。 経済調整によってプラントの対外発注を中国は控えていたが,国内のテレ. 1年には再びカラーテレビ関連のプラントを導入 ビ需要は相変らず根強く, 8 しはじめた。 8 1年における成約事例を若干挙げておくが,カラーテレビ関連 プラントはまず同年 6月に再び導入し始めている。中国技術進口総公司が三 井物産,日立化成工業,日立粉末冶金 3社に発注したカラーテレビブラウン管 用コロイド黒鉛塗料製造プラントがそれであり.契約金額は技術料,機器の {2 , 0 0 0万円, 据えつけ.操業指導料を含め約 7意. 例 ). 『中国財貿報J1 9 8 2年 1月 9日 。. -16 (16)-. 小型ながら経済調整後の導.
(17) 入プラントとしては久しぶりの成約となった (25)。このプラントはプラウン 管の 内外に 塗っ て電子の融通性を高め画像を鮮明にするコロイド黒鉛塗料を. 0 0トン,カラーテレビ のプラウ ン管に換算して同200万本分のもの ,エ 年間 1 場建設地は山東省菜西である。 8 2年 8月に機器を船積みし ,8 3年半ばに完成 させたあと,日立製作所が西安市で建設したカラーテレビプラウン管製造工. 6万本)に製品を供給するという。 場(年産 9 日本ビクタ ーが8 1 年 3月にカラ ーテレビ 部品プラントを国家放送テレ ビエ 業総局,中国技術進口総公司から受注したことも注目された。カ ラーテレビ 用フライバック トランス(プラウン 管の各電極や回路の必要部分に直流電圧 を送り込むための部品)で,故障率高く,火災など事故のケ ース の多い中国 のカラ ーテレビ の生産技術の遅れを取り戻すことにねらいがあった。同工場. 0万個で,中国の各テレビ工場に供 で生産するフライバックトランスは年産 5 給される (26)0 外国企業から導入したテレ ピおよび同 関連プラン トは 8 1年に入りつぎつぎ に生産力化している。たとえば松下電器が上海電球工場に建設協力し ていた 白黒 テレビプラウン管製造フ゜ラントは 8 1年 6月に完成しており, 1 2 ,1 4イン チの白黒 プラウン 管を毎分 4台生産する。原材料が生産ラインに入ってから 製品が包装.出荷されるまでの一貫生産であり ,これは 原料自給,コスト削 減の面で大きく貢献するも のであった (27)。そのほか日立製作所の協力によ. 1年 6月に試運転開始,松下電器 る西安市のカラ ーテレビプラウン 管工場は 8 の協力による北京テレビ工場のカラ ーテレビ組み立てラインも 8 1年 7月に 操 業開始 している。 上海第一テレビ工場のカラーテレビ生産工場は.現在中国で最大規模のも. 1 4イン チ年産2 0 万台と 1 6 ,2 2インチのカラーテレビおよび白黒 のであるが ( ( 2 5 ) 「日本経済新聞」「毎日新聞」 1 9 8 1年 6 月1 9日 。. 1 9 8 1年 4月2 3日 。 9 8 1年 7月 1日 。 岡新華社=「中国通信J1 ( 2 6 ) 「日経産業新聞」. -17 C17)-.
(18) 第 2表 1 9 79 -8 1年のわが国の対中家電フ゜ラント輸出状況 プラント名 I支払条件 I企 業 名 I 性 能 そ の 他. I設置場所. 白ー ン 黒式 管 テ 製 レビ用 フド 6 0 約 1 9 万8 調 台 1 。 年 印 I 上上海電工場 海 球) 設備能力は年産1 ル 金. 建 払 5 億 て い円 , 松下電 現 約2 造プ ラプン ウ 電 岩 進 器 子 井 口 産 総 , 工業 公 中, 卜 。 輸 は 日 技術 商 下 , 司7 国 月 対 1 2 9 , 年 に 中完 1 プ 6 4 成 月 イ ラ ン チ 用 本 翰 出 契 か 。 出 6 ( 。日 約 らの初の 中 ント 。 津 白黒テレど用ププラ約 ル 金. 3 建 払億て い 円. 本 会 口 日 本 電 総 気 電 中 公 気 , 司 国, 極 技 新 術 東 商 進 日 7 設 上 年 9 備 年 。 に 1 稼 能 7 2 力は年産 70 万 以 天 ウン管式製造 ランド 2 月 動1 , 4インチ用 約 で台 1 9 8 2i i 1 トー 現 。輸出契調印は I I. I. I. ヽ. カラ ーテ レ ピ 組 み I O認 億て円日本翡ピクク ー . 備能力は年産 5 万: 「 線蘇 麟 電工場 天 津 州) 1 4 ,2 2インチ用で1 1 9 8台闘。 ' 立てプラント ド約 ,日 井総 ,公 中 国設 現 技 □ 司 月動。輸出契約調 印は 7 I カ ラーテレビ用フ約金ル 9億 建 払 円 貿 □ 総 易 洋 電 司 機 伍l 設 備 能 年年力 1 6 2 は 完 年 成 産 。5 0 契 万 約 台調。印 : ライパックトランド て , 三 中 公 技術東尽進1 ’ 9 8 1 月 月 は7 9 。 i ス製 造 プ ラ ン ト 現 い. r. カラ ーテ レビ組み約 1 ル 0 建 払 億 円 住 技友 術 下電 商 進 事 器 口産 , 9 契 産 8 1 約 年 1 5 調 万 7印 月 台 。 。稼 1 4インチ。 1 立てプ ラン ト ド金 て , 松 総業中 , 国 司 1設備能力は月年 現 い 公動。 7 9年 1 2. , 北 機 京 視 廠 ! ( 北京 電 ). 9. 1 ) 0 レ 払 億 建円 カラ ーテレビ用造プ約金 ラント基板製プド て, 松松下下 方 契 備 印 刷 能 力 配 線 は 板 プ ) 1 年 リ を 91 8 ン 日 2 年 月 ト 鯰 基 稼 。板 勁 碑 ( 片 上 上 電 二 海 十 無 廠 海 線)' 電 技 器 術 子 産 進 部 業 品 口 総 ・設 ラント 現 い 公 I ' , 中 司 国 メート)レ, 。 I 約調印は 7 9 東 テレビ V H F用チ 1 .円 4 金 千 建 払 万 て い ド, 進 庇 日 本 会 口 総 , 電気 公 中 ,国技極術東 設 備 能力 1 2月 は契 年約 産 調5 0 印 万 。個 。 l 丹 1 9 7 9年 ューナー ル 現 司. l e. I. I. テレピ VHF, U2 現 ) レ . 円 8 金千 払 建 万 て い ド, 商 日本釦 電気 農 ,司 技 術 東 設 月 備 約∼ 能 調 力 印 は,年 月 産 完 1 2 成 月 各, 5 08 万 個 。/ 1 3) HF 電子チューナ 進 国極 契 は7 9年 予 2 年 (電上視工第場海 1 2 8 3年 1 定 カラ ーテレピ組み 約3 0億円 立てプラ ン ト ド て, 藤 技 R設 術 本 日 立 忠 貿 進 製 商 易 口 作 事 , 総 所 中 公司 , 国 西伊 , 新 稼 1 黒 ) 4 備 , 鋭 動 。 2 設 能 。 契 2 自 力 価 イ 動 約 は 。 ン 調 化1 チ 年 を 9 印 8 ( 産 採 2 カ は 年 2 7 用 ラ 0 9 1 万 年 ー し 月 台 , 1 た 2 試, 最 月 白 験。 ( 上 上 機 廠 海 )電海視 現 い. 塁. I. ?. けい光灯製造フ゜ ラ 2て 億円 本 日本 電電 気 気.新 L J息設月備能 力廷, は4 羞ワット 0産 直管 約 羹 月 ント , 現 間 3 0 。 1 9 8 0 い 動 造 。フ ゜ 日 初 中けい光 ラントで 。. カラ ー テレピプラII ' 槌2 , 000 三鱈井物 I謎 I~ 日 H 〗設備能 年力6 月 は年 契産約発 1 00トン. ウン管 塗 用コロフイ゜ ド 万円 1 9 8 1 表 。 黒 ン鉛 ト 用製造ラ カラ ーテレビ用 CT部品プラント ラジカセ組み立て I プラン ト. 進 冶. 上. 海. 山東省菜西. 公 中 呆、 .. 0 万個。 1 9 81 年2 北 日本ピクク ー, 設 月 儲 操 能 業 力 。5 国家 業 術総 放 進送 テレピ カラーテレビを用供フ 工 局,公 中 閂ライパックトランス 技 □総司給。 日立製作所 部 0 0 品 台・ 。 ラジカセ , 製 ハルビン 日産 ・3 品 測定器 電 (ハルビン. 子叫髯 リニアー IC組み 立てプラン ト. 東京乏浦電気. Iに 産 の C2 建 組 テ, 6 設 み レ 0立 0 開 ピ 万 始 て 生 組 産 。 ラ 。 のイリ ン ニ でアー 年 1 9 8 0 月 台. 無. 誓 翌. 出所: 「資料日中経済」 1 979 年1 2月, 8頁,およびその後の新聞報道に よる 。. -18 C18)-. 錫.
(19) テレビ生産),自動挿入機 , 瞬間ハンダ付け,. 包装機械,検査計測器など日. 0年 1月着工し, 8 2年 1月から試験操業を開 立製作所 か ら祁入したもので, 8 始した。すでに 試 作されたテレビは「金星」プランドで販売され.本格的な 操業に入っ た (28)0. 4 . 技術導入による生産ラインの改造 中国製テレビ の技術水準には.. もともと大きなたち遅れがみられ.たとえ. ば消費屯力 や生産 コストの 関係からも.. トランジスター式のボータプル型か. らの ス タートが 適 当とされたが.これらの大羅生産にふさわしいプラウン管 製造やテ レビ用 ICの技術にはい くつか の問題点が指摘されていた。とくに. IC生度に必要なシリコン.炉などの素材関係やテスター,また工場の空調 や純良な工業用水 など設 備 関係等での遅れ.さら に技術者不足があった (29)。 これ らに 加 えてテレビ方式の技術問題があった 。 これまで普及してきたテレ ビ方 式が "D" C 走査線 6 2 5本)というソ連方式であったのが,カラーの実験 西欧)で行われ, NTSC方式(米国, 放送は PAL方 式 (. 日本が主)や. SECAM方 式 (ソ連.東 欧が主)も上海の 研 究所で 実験がつづけられてき た。 これ ら各種 の方 式 の 採 用 が 大羅生産を制約していたともいわれる 00)。. 9 7 3年に成約をみた RCA C米 国) の カラーテレビ製造フ゜ラ こうしたなか で 1 ント の ノウハウ の祁 入 01) があり,つづいて日本のメーカ ーにもカラーテレ ビ製造プラント i 尊入商談が相ついだ。 外国企業から の技術埒入で 園産 の テレビ組み立 てラインを大改造した 事例 として注目 され た ものに 北京 東 風 テレビ工場が ある 。 同工場 は,既存の生産 工場 で白,r ばテ レ ビ (「昆命」ブランド,年産 10万 台 ) の 生産 をつづけている が ,. 7 9年 1 こ三洋電機 の 技術 を消入し 1 2インチ の 白黒テレビ の 生産 を開始し. 偲) 祈ー 1 : r社=『中国通信」1 9 8 2年 1月 8日 。 ( 2 9 ) 日中経済協会 『 中 国のi i を工業 の現状J1 9 7 8年 4月,5 9頁。 ( 3 ] ) 同上翌. 5 9頁 。. ( 3 1 ) 日木貿 易振興会『中 国の電子工業 」. 1 9 7 7年 2月 , 6 4頁 。. -19 (19)-.
(20) た 。 8 1年 1月からは一部を国産部品で生産するまでになり,カラーテレビも. 8 0年 8月から組み立てラインを完成している。その結果8 1年の生産は 2 6万台 2インチ白馬 7万台,「三洋」 1 2インチ白黒1 8万台, (「昆命」 1. あとの 1万台. 4インチおよび 1 2インチのカラーテレビ)に達した。殆どが国内市場で, が1 小売価格は「昆裔」が 3 9 5元,「三洋」が 5 0 0元(いずれも 1 2インチ) ,1 4イン. , 2 5 0元で値下げされているという チカラーは 1. 。もともと同工場は中国を. (32). 代表する大手のテレビ工場であるが,品質面で三洋からの技術導入の効果は 大きく,小型化,軽量化が進み,また電力消費量も少なく.無故障平均連続 作動時間を伸ばした (33)0 また日本電気 (NEC) から輸入された年産 5 0万台のテレビチューナー製 造ラインが, 1 9 8 2年 3月に遼寧省の丹東テレビ部品工場で稼動を始めた。同 ラインは総額 1 6 5万ドルで 7セットの大型設備, 1 8セットのダイスおよび4 5 台の計測器からなる。中国のすべての新型テレビには同工場のチューナーが 使用されることになった (34)0 ラジカセの組み立て生産工場への技術指導などの事例としては,まず黒龍 江省のハルビン電子機器工場が.日立製作所の協力の下に建設していた「日 立ーハルピン」印のラジカセ組み立て生産工場が8 1年 1 0月に完成し.正式に 操業開始している (35)。これはハルビン電子機器工場が日本側から提供され たノウハウに基づき,工場独自で設計製造したものという。全製品の部品. 測定器は日立製作所が提供している。設計によるラジカセの日産台数は 3 0 0 台という。 またセコー技研が天津市のラジオカセットの製造工場向けに普及型ラジカ セ ( 5 , 0 0 0- 6 , 0 0 0円程度)を製造するための特許とノウハウを供与してい. ( 3 2 ). r 国際貿易J1 9 8 1年 1 1月 10日 。. ( 3 3 ) 新華社=「中国通信」. 1 9 8 1年 8月2 0日 。. ( 3 4 ) 新華社=「中国通信J1 9 8 2年 3月2 5日 。. 9 8 1 , 年1 1月1 5日 。 困 新 華 社 = 「中国通信」 1 -20 (20)-.
(21) る(36)。セコー技術の保有するラジカセの電子押しボタンなど 5件の特許の 中国内での無償使用を認めるとともに,技術者 1人を招いてラジカセの技術. 0 0万 を習得させるというものである。なお中国のラジカセの生産台数は年 1 台といわれ,そのうち半数の 5 0 万台が天津市の工場で生産されている。 洗濯機生産の技術交流についての事例としては,松下電器が遼寧省の営口 洗濯機総工場との間で,生産協力に関する契約書を取り交わしている (37)。 同総工場の二層式電気洗濯機の生産量を年産20 万台に拡大するため,松下電 器が専門家を派遣して技術指導を行い,同工場の技術者訓練に協力すること にしている。 既存工場の近代化指導を中国は.わが国に求めているが,その対象 として は家電や生活関連分野が主であり.その背景には当然国民の生活向上のテン ポを早めるねらいがある。ことにテレビ,ラジカセなどの普及に比べ,冷蔵 庫,洗濯機の普及はまだ低水準であり,政策的に婦人労働者の¥¥家事からの 解放”を進めるうえでも力を注ぎはじめた。わが国の先進的な生産管理技術 によって,. 中国の既成工場の活性化をはかる日中工場近代化プロジェクト. が,冷蔵庫,洗濯機分野を皮切りに具体化に向って動き出している。たとえ ば8 1年 1 1月に,日本政府派遣の家電工場近代化指導専門調査団が訪中し.主. に北京市周辺の冷蔵庫,洗濯機工場の近代化プランづくりに着手し, 82年春 をメドに中国側に示すことになっている (38)。中国側のいう近代化の中身は, コストダウン,品質向上,原材料利用の効率化,歩留まり向上などの技術改 造であり,そのため報入済み設備の利用効率の向上とか,生産設備の消入策 をめざしている。わが国は工程管理,在庫管理,設計管理など近代的な生産 管理ノウハウを含め,近代化プランにあたる一方,部品の外注,納期対策な ど生産を支える多くの条件の近代化も検討しはじめている。. ( お ). 「日経産業新聞J1 9 8 1年 7月1 5日 。. ( 3 7 ) 「日本経済新聞」 1 9 8 2年 2月 9日。新華社=「中国通信」 1 9 8 2年 2月1 2日 。 ( 3 8 ). 「日刊工業新聞」 1 9 8 1年1 2 月 8日 。 -21 C21)-.
(22) I V 主要耐久消費財の生産・輸入状況 腕時計の輸入。腕時計はカメラ,テレビとともに新三種の神器(旧三種の 神器はミシン,自転車,ラジオ)ともいわれており,最近まで生産が需要に. 9 7 3年に約 1 , 0 0 0万 追いつかない状況にあった。そのため増産に力を入れ, 1 個の大台に乗ってから,. 1 9 7 8年は 1 , 3 5 1万個, 7 9年は 1 , 7 0 7万個, 8 0 年は. 2 , 2 1 8万個,そして 8 1年は 2 , 8 7 2万個に達した。上海,天津の両都市での生産 が過半数を占めている。生産鼠の増加とともに品買向上と品穂増加をも図っ てきたが,この点は検鉦体制の不備やオートメ化の遅れから精度に難点があ り,ブランドによる格差がはげしいといえる。天津の「海闊」,. 上海の「春. 蕃」,北京の「双菱」は品質に定評があるが,全体としては質の璽視よりも, 量を追う 1 頃向がつよかったといえる。しかし 1 9 8 1年 5-6月の全国日用電気 製品工作会議が,増産計画を発表して以来,図務院の開係部門では盲目生産. 2年に入ってから一部企業では超過生産が の傾向の克服に注意してきたが, 8 目立ちはじめ,その結果国家経済委員会,国家計画委員会,軽工業部,財政 部,中国人民銀行など各部門が,腕時計の(自転車,. ミシンも)盲目的生産. を規制するため,強力な行政的,経済的措置をとることを決定した。. 9 5 0 年代には殆どソ連.東欧からでスイス製は少なかっ 腕時計の輸入は, 1 た。調整期には減少したが,. 1 9 6 3年には調整後の民生向上の方針もあって. 1 6 6 万個 の輸入を記録し ている (39)。し かし翌 6 4年からはほぼ年間 5 0万個の輸 入で推移してきた。腕時計の輸入が本格的に開始されたのは 1 9 7 0年からであ り,スイス,日本が主流となった。高品質の腕時計を確保する必要性を考慰 して いるものと考えられる。中国の公式発表では これまで, 国内需要は国内 生産で満たされ,輸出されてもいるが,これはおそらく,一方で外貨獲得の. ( 3 9 ) 『中日買易新聞」. 1 9 8 2年 3月1 8日 。 -22 (22)-.
(23) ため相当量を輸出すると同時に,他方で品質の問題から多数の外国製腕時計 を輸入しているものとみられる。. 1 9 7 3年 か ら数年 間は 1 0 0万 個 前 後, 7 8年は 2 1 9万 7 , 4 0 0個, 7 9年 は 1 8 7万 6 , 3 0 0個の輸入があった。 8 0 年にはまた 2 0 0万個を記録 し , 8 1年にはさらに伸 9 7 0年 5 0 0万ドル であったのが, 7 5年 1 , 5 0 0 万ドル,7 9 びている。金額面でも 1 年7 , 5 0 0 万ド ルに 着 実 に伸びた(金額はいずれも CIA報告) 。ただ生産量の 増加に比べれば.輸入の比重は低下している 。腕時計の輸入は耐久消費財輸 入全体のなかでほぼ 3分 の 1から 4分の 1を占めて きたこと になる。対日輸 入量をみると , 1 9 7 8年 3 0万 個,7 9年 2 7万 個 ,8 0年 1 4 0万個であ り, また 8 1年 は前年比 2倍 以上となってい る 。 腕時計の貿易取引については .日 本やスイスが中国の工場に委託生産する 例,技術供与する例が目立って増えており,これについては後述するが, 8 1 年に目立ったわが国 との取引を挙げれば,服部時計店.シチズン 商事お よび オリエント時計の 3社に女性用の機械式腕時計を大量に発注したことであっ た。シチズン商事へ 3 5万個.約 1 0億 5 , 0 0 0万円.. オリエント時計に 1 0万個.. , 0 0 0円前 後 と い う 。 わ が 国 へ の 発 注 は 今 後 と も 増 約 3億円など平均単価は 3 大してこよう. (40)0. 台湾製の時計が香港経由で中国へ再輸出されている こと,また 台湾海峡で の直接貿易が行われていること も目立った動きを示 している。 香港を中継点 とする中国 ・台湾省間貿易は急成長しているが,商品別に時計.カラーテレ. ビ受 像 楓 3 5ミリスチルカ メラがずば抜けて伸び率が高<.香港政庁発表の. 9 8 1年 1-9月 期に腕時計.置時計は前年同期比約 8万 貿易統計に よ ると, 1 香港ドルから 1 , 4 0 0万 香港ドルに急増した。. ますます拡大傾向にあるといえ. よう。 中台間の台湾海峡での直接貿易量も増加傾向をた どっている 。台湾側から. ( 4 0 ) 「日本工業新聞」. 1 9 8 1年 4月 6日。 -23 C23)-.
(24) は時計をはじめとしてラジカセ,テープレコーダー,合繊織物などが持ち込 まれているという(逆に台湾省へは漢方薬,茅台酒など)。交易地点は福建 省沿岸の 三沙,平澤,恵安, 東山,福州などで,「台福間ミニ交易」と いえよ. 981年には 200隻を うが.中国の港湾に直接入船した台湾漁船・貨物船は, 1 第 3表主な耐久消費財の生産状況. 年. 1 自転車. 家 ミ 、 庭 ‘ ノ 、 用 、 ノ. 1 9 4 9 1 . 4 1 9 5 2 8 . 0 1 9 5 7 8 0 . 6 1 9 6 5 1 8 3 . 8 1 9 7 5 6 2 3 . 2 1 9 7 7 7 4 2 . 7 1 9 7 8 8 5 4 . 0 1 9 7 91 , 0 0 9 . 5 1 9 8 01 , 3 0 2 . 0 1 9 8 1 1 , 7 5 4. 6 . 6 2 7 . 8 1 2 3 . 8 3 5 6 . 7 4 2 4 . 2 4 8 6 . 5 5 8 6 . 8 7 6 7 . 8 1 , 0 3 9. カメフー. 1プ -レビ Iラ. 単位 :万台(腕時計は万個). ジオ I 洗 濯 機I腕時計 I 扇風 機1プ レ コー ー、 タプ ー 1. ! 0 . 4 4 1 .7 0 . 0 1 3 5 .2 0 . 0 4 . 4 3 1 0 0 .8 1 .7 2 0 8 1 .5 1 8 . 4 9 1 7 . 7 8 9 3 5 .6 7 8 2 .2 , 0 4 9 .4 2 8 . 4 61 1 7.9 5 1 .7 31 . 1 6 7 .7 0 . 0 4 1 . 3 5 11 3 7 . 8 , 3 8 0 .7 1 2 3 . 8 11 3 2 . 8 51 2 3 3 . 1 I1 1 , 7 0 7 . 8 1 , 0 0 4 2 4 . 5 3 2 , 2 1 86 3 7 .3 2 4 9 .2 3 5 7 .2 , 0 5 7 1 2 8 . 1 2 , 8 7 21 0 5 0 3 9 .4 4 6 2 . 3I5. 4 . 7 1 6 . 5 8 5 . 8. 出所:「中国経済年鑑」 ( 1 9 8 1年版),中国国家統計局「 1 9 8 0 年度および 1 9 8 1年度 国民経済計画の遂行実績に関する公報」。 超え,漁民・ 商人は 2 ,000人を 超え ている。その 貿易額は 8 1年 1-11月で 往 復 800万元(約 1 0億 4 ,000 万円) 余りに達しているという. 。これまで中国. (41). •台 湾省の漁民などが 台 湾海峡の海上で行う非公式の「有無相通ずる」取引. のあるこ とは広 く知られていた が,中国側がこれを正式の交易と認めはじめ ている。貿易規模か らみれば,香港経由で中国に入る台湾製時計などには及 ばないとしても,. 中国側としてはたとえ少額でもまた実体は密輸船による. 「ヤミ 取引」であろうとも , 直接取 引している事実を 童要視していることは 注目してよい。 各種耐久消費財とりわけテレビの価格引き下げについては上 述したが,腕. U l l 「世界経済導報」(中国世界経済学会・上海社会科学院世界経済研究所編) 1 9 8 2年 。 1月 4日. -24 (24)-.
(25) 時計の場合にも,国産化と輸入の拡大にともなって,国産製品は 1 9 8 2年 1月. 3種類のアナログ式腕時計で,最 から,輸入製品は 2月から値下げされた。 4 2.5彩から最低 5.9%値下げされ, 高3. 値段の高いものほど値下げ幅が大きく. 9石ステンレス側自動巻きカ なった。このなかで天津製「東風」プランドの 2 元から 1 3 5元へは最高の値下げ幅,また「蘇州」 レンダー付男物腕時計の 200. 7石ステンレス側男物腕時計は 70元から 65元へと 7.2彩下がった プランドの 1 5元から 135元 の 価 格 帯 の 中 に だけである。したがって 43種の腕時計価格は 6 入ることになる。そのほかの銘柄物としては,. 「上海」プランドの防水耐震. 2 5元から 100元 に , 北 京 の 「 双 菱 」 防 水 耐 震 男 物 腕 時 計 は 120 男物腕時計は 1 元から 85 元に,天津の「海鵬」防水耐震男物腕時計は 1 25元から 90元 に そ れ ぞれ引き下げられている (42)。 つぎに輸入腕時計の小売価格の引き下げである。これは国産製品の値下げ にともない,国産腕時計の新しい価格水準に合わせたもので,対象となる機 械式腕時計のプランドと規格はかなり多く,平均値下げ幅は 15%, 最 高 は 30 先になった。商業部と国家物価総局が各省市に通達した輸入機械腕時計の標 第 4表輸入機械腕時計標準品小売価格調整表(一部) '国. 別商標名. 規. 格. I. シーマ 1 7石全鋼防水耐震大三針男子用 II サーチナ チトニ ’‘ ” II ” エニカ I / 日 本 シチズン II フランス イ エ マ. スイス II. 価 旧 小 格 売. 単位:涸/元 1. 3 2 8 2 4 7 2 9 0 2 6 0 1 7 8 1 6 1. 新価小格 売 値下げ率(%). 2 6 0 2 2 0 2 5 0 2 2 0 1 5 0 1 2 0. 2 0 . 7 1 0 . 9 1 3 . 8 1 5 . 4 1 5 . 7 2 5 . 5. 出所:新華社=「中国通信」 1 9 8 2年 2月1 0日 。 準小売価格調整表の一部は第. 4表に掲げる通りであるが, 通達では,「各地. 日の程度, の信託公司が販売する各種輸入腕時計・懐中時計の販売価格を新 I 品質に応じて調整する。各地が地方外貨で輸入する完成品腕時計は,プラン ( 4 2 ) 「中国財貿報J1 9 8 2年 1月 9日 。. -25 (25)一.
(26) ド,規格,品質が国の統一輸入品と同一の場合.一律に国家の統一価格によ る。半製品腕時計の小売価格もこれに応じて調整する。他の部門と単位が 扱う輸入腕時計は.. 一律に 国営商業の公定価格による」(ヽ 3) などが規定され. た 。 カメラの輸入。カメラは新三種の神器の 1つといわれ,耐久消費財生産部 門のなかでも急速な発展をとげている。生活必需品と異なり娯楽的色彩が強 いが,民生向上にともなって生活囮拡大への欲求となってあらわれている。 中国のカメラ生産は,. 7 5年 1 8 . 5万台, 7 8年 1 7 . 9万台, 7 9年 2 3 . 8万台, 80年. 3 7 . 3万台, 8 1年 は 6 2 . 3万 台 と 増 大 し て き た CU)。 代 表 的 な カ メ ラ 工 場 は 北 京,天津,上海,藩陽,ハルビン,福州,広州.重慶,杭州,西安,南京と かなり多地区に分散 しているが,一部を除いては高品質カメラを大量生産で きず,また課税価格も高く(奢{多品とみなされ,政府は工場の出荷価格に 2 5 冤課税) , 生産はいまひとつ伸びなかったといえる。. それが民生向上の政策. 9年からは課税方法を改善し,生産技術の改善にも取り組むこ にともなって 7 0 0元以内の中・ とによって生産増大に力点をおきはじめた。当面国内へは 1 低級品カメラ生産に中心をおいている。 貿易面では,天津の「晨光」,上海の「海鴎」が知られており,一部を東. 6ミリフィルム使用,一 南アジアなどへ輸出している(とくに「晨光」は, 3 眼レフ,最大口径 1:1 4 , 自動絞り,自動距離測定,自動撮影機構などを備 えたフル・オートマチックの高級品)。. 日本からは 8 0年に 24万数千台の大衆. カメラを輸入したが, 8 1年には,外貨不足や国産品愛用などの方針から.報 道用 など高級カメラを若干輸入している程度で大きなロットでは動いていな いと考えられる。中国国内ではフィルムが割高であり,現像などサービス部 門の遅れなど問題点があるが,除々に改善されつつあり,将来は輸入増大に. 1 9 8 2年 2月1 0日 。 1 9 8 1年 1 1月2 3日。「人民日報J1 9 8 1年 7月1 5日 。 「国際貿易 J. ( 4 3 ) 新華社=「中国通信」 ( 4 4 ) 『中日貿易新聞」. 1 9 8 1年1 2 月 8日 。. 一. -26 (26).
(27) 転じよう。 中国・台湾省間貿易の急速な伸び率は上述したが,カメラについても急増 が目立つ。たとえば 3 5ミリスチルカメラの場合, 1 9 8 1年 1-9月期に前年同 期比の 2万3 , 0 0 0香港ドルから 3 5万香港ドルに急成長している。香港でワン クッションおいた両者間の貿易取引量は,耐久消費財の分野でも急増してい く傾向にある。 ミシンの輸入。ミシンは長期にわたり三種の神器として人気商品であった が,相変らず旺盛な需要で,生産量も着実に拡大してきた。ミシンの主力工 場は北京,. 天津,上海,広州,. 南京,武漢の沿海,沿岸地区に集中してお. り,プランド名は,「燕子」(北京),「孔雀」(天津),「飛人」「瑚蝶」「無敵」 (いずれも上海),「大橋」(武漢),「華南」(広州)などが知られている。 家庭用ミシンの生産状況をみると(ヽS). 1 9 5 2年の 6 . 6万台, 5 9年の 2 7 . 8万 台 , 6 5年の 1 2 3 . 8万台から, 1 9 7 5年3 5 6 . 7万台, 7 8 年4 8 6 . 5万台, 7 9年5 8 6 . 8万. 0年7 6 7 . 8万台, 8 1 年1 0 3 9台である。 1 9 8 1年の 1 0 0戸当たりの家庭用ミシ 台 , 8 ンの保有数は 7 0台 ( 1 9 7 8年比32%増)で大幅に増えている (46)。また工業用 ミシンも中国の繊維衣料の生産量の増加にともなう需要が大きくなってい る。中国では長期にわたり本縫いミシン (1本の直線縫い)が使用されて おり,. ミシン設備の近代化の遅れが目立っていた。それが日本など外国から. 全自動給油の高速の特殊ミシン,ボタンホールミシンなどを持ち込むことに. 1年前半に日本の工業用ミシン よって高品質の製品が出来るようになった。 8 の対中輸出は前年同期比の 3 . 3倍 ,. 1万3 , 0 0 0台に達した。これは数年来,各. 社の個別展覧会が各地であいついで開かれるなど,対中市場に力を入れた結 果でもあった。 最近の工業用ミシンのひとつの事例として,シンガー日鋼(米国シンガー. , 0 0 0台 ( 約 4億円)を中国から受 社の日本での生産拠点)が工業用ミシン 3 ( 4 . 5 ) 「国際貿易J1 9 8 1年1 2 月 8日。「人民日報」 ( 4 6 ) 「人民日報」. 1 9 8 1年 7月1 5日 。. 1 9 8 2年 3月1 2日 。 -27 (27)-.
(28) 注している“”。三井物産を通じて成約したもので,. 高速直線本縫いミシン. ,000 台,刺しゅう用ジグザグミシン「20U」3 0 0台,一本針二重環 「491D」2 縫い鳩目穴かがりミシン「 299U」2 00台などであり,シンガーグループで受 注活動とアフターサービスの徹底をねらいに,天津市に部品ストックを兼ね たサービスセンターを開設した。 中国の工業用ミシン生産は,上海を中心にごく一部で開始されているにす ぎず,品質も不安定である。このため工業用は,上記の事例のように殆ど日 本などから輸入されてきたが,外貨事情から輸入にも限度がある。そうした なかで 1 9 8 2年 1月 .. リッカーミシンが北京市ミシン総工場に,工業用ミシン. の生産技術を指導することが決まった (48) ことは.中国の外貨不足を補いつ つ縫製工場の振興に役立つことになろう。これは,まず同社が部品を供給し 組み立てを指導する形でスタート,将来部品からの一貫生産をめざす。部品 代,技術指避料は同工場が生産している 家庭用ミシンで支払うという補償貿 易の形式になるという。. V 耐久消費財の輸入抑制と関税調整 耐久消費財の需要が広がるなかで,. 中国は.. 輸入制限を強化する措置を. 1 9 8 1年初めから採りはじめた。『人民日報』が自動車およびテレビ等の家電 製品 の輸入を 制限するよう主張して以来,完成品輸入に対する中国側の動向 は注目されてきたが,. 国務院は,. 商業部の報告(「テレビの輸入を暫時停. 止し,販路を拡大す ることについて」) (49) に基づ き,国家進出口 管理委員会. ( 1 9 8 2年 3月の機構改革で統廃合ーー後述) と国家物価総局の名でテレビな ど家電製品の完成品輸入を当分の間中止する暫定規定を直ちに執行するよう. 1 4 1 ) 「日刊工業新聞」 1 9 8 2年 1月 3日 。 ( 4 8 ) 「日本経済新聞」. 1 9 8 2年 1月2 3日 。. ( 堀 「人民日報」 1 9 8 1年 2月1 1日 。. -28 (28)-.
(29) 各地区・国務院各部門および直属機閑に対し通達したという. (50). (自動車,オ. ートバイ,自 転 車. ミシン,ラ ジオ,テープレコーダー,テレビ,カメラ, 洗 剤機, 冷蔵庫, 腕 時 計 お よ び マ イ ク ロ バ ス の 12品目が含まれている)。. そ. の後, 「人 民 日 報 J( 1981年 4月 9日)は 「国 内 で 製 造 可 能 な 製 品 は 輸 入 を 減 らすか輸入を停止すべきである」との論評を出し,国内産業保護を主要な理 由 に 自 動 車 お よ び 家 電 製 品 の 輸 入 抑 制 を 主 張 した。 外国とすでに成約したものを除き , 中央も地方も 一律に 輸入中止措罹がと られたのである。. それは,「自動車お よび家電など耐久消費財製品は,. 国内. 産業がかなり基礎をもっており,国内に立脚し技術改造を進め,自国の製品 を発展させる」方針であり,「 盲 目 的 輸 入 を すれば外貨浪費だけでなく. 内機械産業の発展にも打撃を与える」 (51) ことになるから,. 国. そのねらいは国. 内産業保護および外貨節約にあったといえよう。だがさらにひとつのねらい が , 過 度 の 地 方 分 権 化 に よ り 混 乱 し た 中 国の対外 貿 易 制 度 を 改 善 す る た め に あることは明らかである。地方が随意 に 外 貨 を 使用して輸入行為をすること に歯止めをかけたといえるものである。しかし実際には,過度に混乱した貿 易 制 度 を 立 て 直 す た め の 措 置 な の か,それと もすべてが国内産業保護にある のかはまだ不明確な点が多い。 経 済 調 整 策 の 一 環 と し て の 厳 し い 完 成 品 輸 入 制 限 措 置 は , 81年 春 の 広 州 交 易 会 に も あ ら わ れ ていた。 家電, 自動車の対中輸 出交渉は各国 と も 全 滅 に 近 い状態であった。 そしてその 方 針 は , 同 年 秋 そ し て 翌 82年 春 の 広 州 交 易 会 に 団 「国際貿易」 1 9 8 1年 8月1 8日 。. ! 5 1 l r 人民日報J1 9 8 1年 2月1 1日 。. 日用消費財. 機械設備, 自動車.電子計罪機など. の輸入が国内工業に影膀を及ぼしていることから , 「 国産品使用を社会の気風とせ. 2年に入ってからも強調されている。たとえば腕時計について, 8 2 ょ」との論調は 8 年に入っ てから国内超過生産が目立ちはじめたが. 輸入量の多さ,. }レートの乱れ. (各省,市,県,一部の企業による輸入),プラントの雑多さなども問願 1 こなっ た 。 「 電子腕時計,電気冷蔵庫のような消費財は国内で供給でき, 品質も他国の同種製 品に劣る ものでなく,今後は 輸入を中止すべきである 」との 論調もではじめた。 (「人民日報J1 9 8 2年 4月1 9日 , および 4月2 4日 ) 。. -29 C29)-.
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本資料の貿易額は、宮城県に所在する税関官署の管轄区域に蔵置された輸出入貨物の通関額を集計したものです。したがって、宮城県で生産・消費
本資料の貿易額は、宮城県に所在する税関官署の管轄区域に蔵置された輸出入貨物の通関額を集計したものです。したがって、宮城県で生産・消費
本資料の貿易額は、宮城県に所在する税関官署の管轄区域に蔵置された輸出入貨物の通関額を集計したものです。したがって、宮城県で生産・消費
本資料の貿易額は、宮城県に所在する税関官署の管轄区域に蔵置された輸出入貨物の通関額を集計したものです。したがって、宮城県で生産・消費
関西学院大学産業研究所×日本貿易振興機構(JETRO)×産経新聞