ユーゴスラヴィアに於ける自動車事故の責任問題について
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(2) 免責 或いは責 任軽 減理由. 損害賠 償請 求権 の時 効期間. ることが重 要であるが、本 稿では、この問 題に関 す る法制. ① 今 日のユ ーゴ スラ ヴ ィアに於いては、 不法行為 の一. を素 描するにとど め ‘ 詳細は、別 の機 会に改めて行いたい。. 般規 定も、自動 車事故 の責 任問 題に関する特別法も存在 し ( 2) ない。 ただ、 この責 任問 題に直 接関係を有する若 干の法令. が存するに過 ぎず、 更に、 これに加えて、 い 「財産及 び人. についての 資任保険 に関する法律」、 回 「労働関係に関 す. 第二次世界大戦後 、 自動 車事故 の賠 償責 任をも含 む :般. る甚本 法」及 びハ 「 公 道上 の交 通安全に関する基本 法」か、 ( 3) 関連 法域とし て特に問 題となる。. 最後の方 式が、特に一 般化 し、 その中 の規定が ‘ 更に判決. の三つ の規定方 式が完 成された。 このう ち、 一 九六 一年 の. 的な賠 償責 任に関する若 干の基本 規 定を法定せんとする最. " t ropa Rec u e t h Os 4稿は、 社会t義法の研 究誌である•• v Ra ( 19J .1 Hef t4• g • Dez )に掲載された J a 97 3S.205 ko di '. にも重 大なる影 響を及 ぼす に至 った。 尚‘ 今ll では、 広範 囲の立法事業. i. Dr.Mi ha i l o Ko n st a n t i n o vi cにより、 「. 債権 債務関係と契 約」という 標題で完成さ れた ! が、 早. ユー コスラ ウ ィアは、 叙上の如 く、 一 種の法的真 空. 状態にあったので、 結局、 裁判所は、 自動 車 事故 の責 任問. ②. する判決 では、 この草案に多 くの影 響を受けている。. 案 の形で存在 しており、 裁判所 は、 自動 車事故 の賠 償に関. 通の現 象であり、 それ故 ‘ この問 題に関す る諸 外国の法制. 「 自動車による 交 通不法行為 の問 題」は、 今日の柑 界的共. て、 その概要 を紹 介せんとするものである。. ( l). 義連 邦共 和国に於ける自動 車事故 の民事責 任の問 題につい. 義諸国の中でも特異 の存在 であるユ ーコ スラ ヴィア社 会主. 初の試みがなさ れ、 この努力 の成果として、 損害賠 償法案. I をI 縣りに、 社会‘ e ー t k i l sde hr e en b g eu eneVerk ng a eg. · urmi z hr fa t f ngf u t f tKra he Ha c li ht c e r l vi 告 の 論 文 ー Zi. はじめに. おわりに. い. 田 責 任の範囲. ③ 第三者の過 失. ② 被害者の過 失. 山 不可抗力. 四. を比較研 究し‘ 我が法に参 酢し得る何らか の素 材を発 見す. - 202-. 第22巻第 2号 近大法学.
(3) ユーゴスラヴィアに於ける自動車事故の責任問題について. ィア法制の法規 、 更に、 その他西 欧諸国の法制を参 酷して‘. れ、 それ故 ‘法律学の 研 究成果や、かっての ユーゴスラ ヴ. 題に関す る独自の法規 範を定立せね ばならない必 要に迫 ら. 態にある。 その 理由としては、 第二次大戦中 の侵 入者. エトの影 響圏内にあり乍ら、諸衛 星国から離 脱し た状. から構成されている。政 治的には、 ソヴィ a) i on ed M ac. , oat i a,Sl oven i a,Bosn d Her i aan c eg ovi n a,Mont enegro. ィエト連 邦と ユーゴスラ ヴィア間に利 害関係や政 策に. に対する抗守を殆 んど 自力 で行っ た こと 、 及 び、 ソヴ. 実質的 な相 違があっ た こと 、 並びに、 マルクス ・レー. 情にてらし最も有益と 恩われる法規 範を確 立 し たのである。 尚、これら法規 範の 若 干は、 全く論 議の対象とされる こと. ニン主 義の解釈 に関してイデ オロギー上の差 巽がある. 自由かつ創 設的 な裁判例 を打 ち立て得るよう 、自国の 諸事. なく 承認され たが故 に、学説上も、ま た実務上も、 何ら動. こと、 等があげられている。. ま た、法的 な面では、 今 日の ユーゴスラ ヴ ィアの民. 揺する ことはなかっ た。だがしかし、若 干を除 く他の規 範 を示していなかっ たが故 に、殆 んど 固定してお らず、 更に、. については、諸裁判所が実際の適用に際して一 致し た姿 勃. ド egroの 法典、フラ ンス民法典、 en t 八八八年の M on 一. オースト リ ア民法典、 一八四四年の S erb i a王 国の法典、. 法(形 式的 意 義の民法(民法典) は存在 しない)は、. イツ民法典及 びスイス民法典の 影 響を多 く受けてお り、. 結局、 ユーゴスラ ウィアに於いては、自動車事故 に基く. 学説も、 これらについては見解を異 にしている。. て草案の段 階で止 まってお り、 それ故 、連 邦共 和国の 諸高. 損害賠 償に関しては、統 一的 な実定法規は存在 せず、すへ. ,Yu 正に、 諸国法の 縮 図的 存在 である。 A,G.Chl or os. ー. 等裁判所や 連 邦最 古 向 裁判所の 創 設的 、実践的活動の成果と. (2 )かって の ユーゴスラ ヴ ィア王 固に於いても、国家 全. , g o 97 0) vi lLaw (1 S eePP.61 8. sl avCi. が、 この分 野に於ける ユーゴスラ ヴィア法を構成す るもの. して定立され たと ころの この問 題に関す る固定 し た法規 範. 法典はなく 、 ただ、 Sl oven i a地 域とC roat i aの小地 域. 域に適 用される、自動車事故 の責 任問 題に関する統 一. ( 註). と 言えよう。. の 法律が施行 され た。. にの み、自動車事故 の賠 償責 任に関するオ ースト リ ア. c['a,' i b r (S e 六つの共 和国 会主 義国として独 立を宣 言。. 九四五 年 社 l) ユーゴスラ ヴィアは、 第二次大戦後 、 一 (. - 203-.
(4) , ,OE Recht fa hrzeugen begangeneVerkehrs del i kt e. 九 四八年 例に も 適用 し た の で あ る 。 連 邦最 高裁 判 所 は 、 一. て 支 持を 受 け 、 当裁 判 所 は 、 危 険責 任の 原 理を 、 広 く 危 険物 、 つまり 動 く 物 に よ っ て 惹 起さ れ た 他 の 一 切 の 損 害事. J ako v Radi si c,Ni vi l rechtl i che Haf t ung fii r mi tKr af t. .1 He f t 4,Dez 973S.S.206.. hmen) erne 五 月三 一日 の 民 事法 廷判 決 に 於 い て 、「企 業( Unt 、 、 、 、 、、 、 、 、 、 、 、 、 gung) 及び人 が、 そ の 活動 に よ り 、 近 隣 に ni 団体 (Verei 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 対し て 高め ら れ た 危 険を 与 えて い る 場 合 には 、 そ の 損 害が 、 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 不可 抗 力 或い は 被 害者 自身 の 過 失に よ っ て 発 生し た も の で 、 、 、 、 、 、 、、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、、 限 り それ に よ っ て 発 生し た 損 害に ある こ と を 証 明し ない 、、、、、、、 つき 責 任を 負う 。 」 とい う 、 いわ ゆる 加 害者 に 立 証 責 任を. 3 )こ れ ら の 法 律 の う ち 、 印、 同は 、 そ の 名 称から 明ら ( か な如 く、 全く 別 の 問 題 を 規定 す る も の で 、 これら の. 転 換し て 厳 格 責 任を 課す 規範 定 立 を なし た の で あ る 。 そ の. 交 通 安全 に関 す る 基 本法 も、 損 害賠 償の 問 題 を 規定 す. 間接に 且つ 類 推適用 さ れ る に 過 ぎない 。い の 公 道上 の. 規定 から は 、 若 干の も の が 、 自動 車 事故 の 責 任問題 に. その 為 に 、 専ら 運 転車 の 過 失が 有 る か 否 かを 判 断 す る. る の で は なく 、 自動 車 運 転者 に 責 任を 負わ せ、 かつ 、. 後、 共 和 国の 他 の 高等 裁 判 所 も 、 自動 車 所 有 者 の 客 観 的 責 ng) に 関 す る 原 理を 採用 し 、 学 説の ve Haf u i t ect bj 任( o. 責任 原 理. 利 保 護の 観 点から 、 こ の 見 解を 支 持し て い る 。. 3) -. 権 利 は 保 護さ れ ね ば なら ない 」 と い う 被 害 者 の 権 方も 、 「. 2). 際 に 、 有 利 と なり 得 る 原 則 の み を 規 定 す る に 過 ぎ ない 。 . .a.0. ,S. 206 c,a si di v Ra ko Ja. 曰. 自動 車 事故 の 損 害に 関 す る 客観 的( 厳 格 ) 責 任の 考. えは 、 今 日 では 一 般 に 、 ユー ゴス ラヴ ィ アの 学 説 や裁 判 例. ②. 責 任事 例 を 解決 す べ き 課 題 に 直 面し た が 、 早急 にこ の 問 題. に 於 い て 認 め ら れ て い る 。 そし て 、 自動 車 が 、 通 常 ‘ 散格. 第 二次 世 界 大 戦 後、 裁 判 所 は 、 自動 車 事故 に関 す る. に取 組み、 被 害者 を 可 能な 限 り 保 護 せん とす る 立 場 か ら 、. 責 任と 結 びつ け ら れ る とこ ろ の 、い わ ゆる 危 険物 に 相 当す. ①. 自動 車 所 有 者 の 厳 格 責 任を 積 極 的に 採り 入 れ 、 クロ アテ ァ ( l). ア共 和 国高等 裁 判 所 の 一九 四 七年 一0 月二 四 Hの 民 事法 廷. る も の で あ る こ とに つ いて は 、 見 解の 対立 は な い 。 前 述 の 損 害賠 償に 関 す る 法 律平 案 」 に 於 い て は 、 危 険物 の 定 義 「 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 `、 、 、 、 、 、 、 、 、 そ の 状 況、 利 用 、 属 性 或い は 単に 存 統 すら も 、 近隣 を、 「. 判 決 (9 24/47 )に 於 い て 、 こ の 事を 確認 し て い る 。尚 、この 裁 判 例 は 、 ユー ゴス ラヴ ィ ア連 邦共 和 国最 高裁 判 所 に よ っ. - 204-. 第 22 巻第 2 号 近大法学.
(5) ユ ー ゴスラヴィアに於ける自動車事故の責任問題について. 者の過 失立証 の責 任はないが、 その過 失は‘責 任の甚盤 と. ( 危険 )資任の法理に 立つものであり、 被害者に 於ける加 害. ーゴスラ ヴィアに於ける自動 車事故 の責 任原理は、 客観的. は、 極めて層 々適用され、また学説に於いても承認を得て. 、、、、、 、、、、、、、、 、、、 、 、、、、 、 、、、、 、 、 、 、 r)をなすと h eGefa ht o h er にとっては「高められた危険 」( 、、、、、、、 、、、、 、、、 ( 4) ころ の 一切の動 産或いは不動 産」と解している。この定義 いる。 結局、この定義から、 ユーゴ スラ ヴィア法に於ける. して完 全に否定されることはない。特に、責 任負担 者の過 ( 8) 失は、 免責 の諸 事 情を判断 する場合 に祖要である。. ( 1 )本 判決に 於いて、自動車事故 の 損害賠 償責 任は、危. 註) (. 5) (. 客観的 責 任の問 題は、 一般条 項や 或いは危険 物 の概念によ って解決され、ド イツ 法に於ける様 に、特別法によらない. , .207Amm.( .0. S s i c,a.a ( 2) J 1);本判決は、 i ov Rad ak. . , . 207 .a. 0. S c,a i s i v Rad o k a J. い‘ という原則を確 認している。. 険 責 任の原理に基づくものであ って、過 失責 任ではな. で解決されるということが明らかに推 論されよう。. ところで、自動車というものは、公 道を走行しているか、 或いは 第三者にとって分り難い場所を走行しているか否か を顧 慮することなく、 作動している状 態にある限り 、危険 ( 6) 物 と看 倣され、 その責 任を、車の利 用によって惹 起される. n eundRi ht hen BGH vo c i r sc en d i wi n a i l sl o ht g c esJu ' .13 1 94 5bi 95 2 ;En t sc hei s1 d u n gNr 1( ser b o kroa t). ,, d Samml un t sc gder En hei l a n desg e u n gen d e rOber. 危険 責 任とも称されるもので、 それ故、自動 車事故 の責 任. より引 用された ものである。. 「 第三者に対する危険 」 の観念によって理 由づけてお りこ ( 7) れが、学説及 び判例 の支 配的 見解である。 客観的 責 任は、 問 題に関してはー ー 他の危険 物 によって惹 起された 損害に. , ,a.a , . 2) ;c 07Amm.( si c (3 ) Ja S.2 O. l d rec ht k o y Rad S hu i. .Mi ,S. 1 957 Beo 50.この文 献は、 Dr gr a d1 , ha j l o Ko. 被 害者は、加 害者(責 任負担 者) の過. n .Vl r po rKa mi di a Dr c教 授の講義の手 記を、 ovi i nst nt a. ついても同様に. 失を立証する必 要はなく、自己 自身 、 損害を被 ったという. es wurfd t 債権 債務関係と契 約に関する法典草 案」(En. がまとめた ものである。 •Kons n ovi c教 授の「 t an t i ( 4)これと 同 一の定義は、 Dr. 事実のみを立証すればよいという見解に到達している 。つ. まり、被 害者は、事故 発 生の原 因を証明する義務はなく、 いたという事実のみを証明する義務を負う に過 ぎない。 ユ. 加 害自動車が、 損害を惹 起させた事故 に、事実上関係して. - 205 -.
(6) erOb Geset zb li ga u c t h i esii on b e nu ndVe r t ra ge)の中. らない。 何故 なら、被 害者の過 失は、責 任を 排除 する. 賣任負担者. 自動 車の所 有者. 国 自動 車事故 の 損害について、 ユーゴ スラ ヴ ィア法. m. ,, ," . c h t s e n t s c hei d u n gen G e r i Buc h v o n Si ehe S a m m l u n g .272 . 1 3,He f t 3, En t sc hei dun gNr. と述 べている。. 諸 事 情を 判断 するに際し、 重要 たり得るからで ある。」. 〕`. , , に見受けられる。Jakov Ra si di c a. S. 207 a.0. ,7.Au .Bel. l fl hu (5 )K.La drec ht s ren z; Lehrb uchdes Sc ,s.48 ,1 2 965 6. n共 和国高 等裁判所の一 九 ( 6 )この様な見解は、K r oa t i e. 〔 .`. 六六年二 月 一O H民事法廷判決(G z3 )の中 に 07 8/65. 述 べられている。 `. t u m) にある場合 には、 先ず第 一に、自動 車の所有 者ま たは. nEi e gench i tl f a h sc ll se は、 その自動 車が 社会的所有( ge. , " t ei hk c i yl Si os t i n o k a sereGeset z · a s " Un t : a e h e N .Amm.4. .2,S. 1 1 96 6,Nr 43 責 任の碁盤 として認めず、 これに代えて、例 えば、す. 利 用権 保持 者が責 任を 負わせられている。 勿論、 損害惹 起. 7 )若 干の法 律家 ぱ‘ 惹起された危険 の観念を 、 客観的 (. べての関係に於いて、共 同体 社会の利 益や 国 民の権 利. に関 し 、何ら 免資理 由が存在 し ない場合 は、所 有 者の責 任. 般的義務の観 念をt張しているが 、 支持 されるに至 っ. 九五八年一 月 一六日の 共 和国高 等 裁判所は、 一 n e bi Ser. は絶対的なものとなる。特に、 裁判例 に於いて問 題となる ( 2) のは 、危険 物 の共 伺所有者達の責 任分 担の問 題である。. 及 び法律Kの利 益を 最も顧 應せねばならない国 民の―. , . J a k s i c S S t c e h v u a ld n r ; e d r e c h t ,S. 25 ,Sa All 962 g emei ra j e nerTei vo1 l 6. J ak o v R'. ていない。. (8) この点 について、 一九六八年 六月 二六Hの連 邦最 古 向. と、危険 物 の共 同所有 者は、全 損害額についてぱ連 帯責 任. 裁判所 と異なる独 自の見 解を 打 ち立てている。 これによる. 民事法廷判決(G z4068I5 7 ) に於いて、この点 につき他の諸. )は「 自動 車によっ 裁判所 の民事法廷 判決( C芯 9 ミ68. ではないとする。 先ず、被害者への補 償が支 払われ た後 、. を 負い、共 同所 有 者の持 分に比例 してのみ責 任を 負うもの. .Amm. (5 ,S. 208 ,a.a.0. adi s c. i ).. 任が生ずる場合 でも、被 害者の過 失ぱ確 認されねばな. て惹 起され た損害について、危険 責 任の原理による責. - 206 -. (二). 第22巻第2号 近大法学.
(7) ユ ー ゴス ラ ヴ ィ ア に 於 け る 自 動 車事故の責任問題 について. 各共 同 所有者は、他の共 同 所有者達に 対し て、 彼等の持 分. ② 自動 卓の 賃借 人. 前述の 如 く、 賃借人は権 限ある 自動車の保 有者で. あり、自動 車を 自己の利 益のために用いる者である 。それ. 国. 故、 彼は 、 所有者と 同一事 情の もと に、自動 車の 使用 に際. に比 例し て、 償 還を請 求し 得るとする 。 これ ば‘被 害者に. とっ ても有利であり、 各共 同所有者達の 支払 不能の危険 に. 先ず 第一に 、所有者達の 同意によ っ て、 その自動 車の 支配. 第三者の 占 有にあった場 合 が問 題となる 。 この 場 合には 、. i en古向等裁判 所は 、 n we o 判 冽も、 この 見解を 支持 し、 Sl. 学説に於い ては 、 この 場合、 自動 車 所有者の責 任を 免除 ( 4) す べしと いう 見解 が有力である. か 否か につい ては 、 争い がある 。. 賃 借 人が責 任を負う 場 合には 、 所有者の責 任を排除 す べき. し て発生する 損害の危険 を も負担 する もの である が、 但し、. が第三者に 移ったのか、 或いは 同意なく し て移ったのか が. ―九六四年 一月 ―一日の 民事 法廷判決( G ば8 ) に於い 3 6/63. ① 次に、自動 車 が、事故 時に、 所有者の 占 有にな く ‘. 被 害者をさ らす ことにな らず、学 説も、かよう な 裁判 冽を ( 3) 支持 し ている 。. 意に 第三者に 供与した場 合には、 第三者の 占 有を 正当な ら. 確 定されね ばな らな い 。と ころで、 所有者 が、 自動 車を任. ) 5 6 3/ 67 lRe v.1 判 所も、 一 九六六年六月三 日の 判決( Urt ei. て、 これを 採用した 。更に、 ユーゴスラ ヴ ィア連 邦最高 裁. 借 契約、 使用 貸借契 約、 修理 契約 、ガ レー ジ契 約、 労慟梨. に於い て、 これと 同 一の 見解を 支持 し、 次の 如 く述べ てい. しめる 法律 上の原 因が問 題となる が、 一般には 、 使用 賃貸. 約及 び 倉庫契約等があ げ られる。 これ らの 場 合に於い てぱ‘. る。. そし て、これ らの 第三者 も、自動 車 損害につい ては 、責 任. につい て、 所有者 が責 任を負う という原則に 違背せね ば. われるとするな らば、 自動車の利 用によっ て生 じた 損害. 用に関し て、自 己の 所有権を 認めうるという 可能性 が奪. 「仮りに 、賃貸借契約に 基 づい て、 所有者に自動車の利. 第三者は 、 所有者の 同意によ ’て車 を保 有する ものであり、. を負わさ れ、しか も若干の事例 では、 所有者の代りに 、 又、. な らない 。かような場 合に は、 客観的責 任との関連に 於. それ故、学説、判 例L 「 権 限ある保 有者」と称され ている 。. 拠は統 一 的ではない 。. 時に は 所有者と 並行し て責 任を負っ ており 、 その責 任の 根. い て、 所有者に 代り 、他の 者 ( 自動車の保 有者達) が資. - 207 -.
(8) れは、自動車利 用に よ って生 じた損害に つい ての 客観 的. 者 が、自動車に よ って惹 起さ れた損害につ き、権 限ある保. 結局、この 判決からす れば 、当裁判 所も 又自動 車の 所有. る状 態にないこ とが明 瞭な る 場合 に 限り 、その 責任 は、 ( 6) 所有 者に も 広げら れ得る。 」. 身 も 責任を 負 う 。利 用者 が 、事実 上 、全 損害を 賠償 し得. 者 が 、所有 者に 代り 先ず 第 一に 責任を 負い 、 又所有 者 自. 慟者 が自動 車の 占有 者 たるこ と等 )にも 、妥 当するもの. 責任の原理にも 、 又、現代生活(自動 車の 大量利 用、労. 有 者 と並 んで 責任を負う 、とい う見解で ある が 、その 責任. の 名 義で 使 用す る 第 三者の 側に存す る 時に は、この 第三. で はなかろう。 何故 なら 、所有 者 は、その自動車を 、自. は、連 帯責任で はなく 、む しろ 、その 支払 能力を保証 す る. 任を負う 。若 し、自動車 所有 者達 が、あら ゆる 場合 に於. 己の 名義で 、且 つ自 己の 計算に 於い て利 用 し得 る 一切の. 保証人 としての 従 たる 責任で ある と言 えよう 。. い て、損害に 対する 責任を 負わさ れる とするな ら ば 、そ. 尚、この見解 は、 損害 賠償に関す る法 律草 案や 、 前掲. v、唯 、自動車の利 用につ い て対価を 支払わない点 にお い. て利 用する自動 車の 正 当な る保有 者で あるこ とに 違い はな. ③ 自動 車の 使 用借主. 可能性を有する他人の 占有に 委ね た自動 車の 所有 者に 過 ( 5) ぎないからで ある。 .Kons i t ant Dr n o vi c教 授の法典 草案の中 に も 採り 入 れら れ Sc had ens ri s i k o) 固 他の見解に よれば、 損害の危険 ( を生 ぜしめる自動 車を 所有する 者も その 損害の危険 を負 担. て差異 があるに 過ぎない。 従 って、彼も 、当 然 、損害の 危. て いる。. するもの とする。 従 って、所有 者 は、 その自動車 が、自 己. 険 を負わさ れる が 、所有 者 との関係 はどう なるのか 、この. 全責任を 使 用借主に 負担 させ 、自動車 所有 者の 責任 はす べ. 問 題に つい ては、何ら統 一的見解 はない 。第 一 の見 解 は、. 囚 使用借主も 、貨借人 と同 じく 、自 己の 利 益に於い. 移 行する 場合で も 、責任を 負わ ね ばならないこ とに なる。. の 事実 上の 占有か ら離 れ て他人の 占有 ( 例 えば 貨借人 )に この見解 は、連 邦最 高裁 判 所の若 干の判決中に も 現わ れ て. .Kons 賠償に関す る法 律草 案」や 、 Dr c教 授の 「 vi o n i ant t. て免除 す べ きで ある とする。こ れを 支持 するのか 、 「 損害. おり 、例 えば 、一 九 六四年 四月二九 日の 判決 は次の 如く 述. ペている 。 「自動車 が 、所有 者 側で はなく 、むしろ 、自動車を 自 己. - 208 -. 第22巻第 2 号 近大法学.
(9) ユ ー ゴス ラ ヴ ィ ア に 於 け る 自 動車 事故 の 責任問題 に つ い て. 原 告の 控 訴を 棄 却し 、第 一審の 判決を 支持 し た。しかし 、. 6/ 一 九六三年 一0月 一七 日の 民事法廷 判決 (G 芯 3 は、. ro高 等裁 判 所 g ne e 所有 者 に対す る主 張を 棄 却し た。 M ont. 国. ). この 場 合 、所有者 は、自動車の 占有を 、修理 業者. ④ 自動車の 修理 業者. に対 し ては、学説の 批判 がある。. (9). し 、原 告の 請求を 自動車 所有者 に対し ても 認 めたが、 これ. に貸 与する こと により、所有 者 は免責 されるもので はない 、 ( 8) という 見解 に立 っているか らという 理由で 、両判決を 変更. 63. で、. この見解 は、いかなる場 合 にも 所有者の責 任を 免除 するも. 債権 債務関 係 と契約 に関する法 典草 案」で ある。しかし 、. 連 邦最高裁 判所 は、自 己の自動車を 短期間 、他人 ( 借主 ). 第二の見解 は、主 に裁 判例 に於い て採用さ れたもの. ので はなく 、所有者 が、借主 に摘 示しなか った 「隠 れたる. 伽. 瑕疵 によ って損害 が発 生し た場 合 に限 り、借 主 と並 んで責 ( 7) 任を負う ことが有 り得る ことを 認 むるもので ある。 で 、所有者か ら借主 への 自動車利 用権 の 許与を 、短期間 (. 数 度 )に分 けて、借主 による 長期間の利 一度 )と長期間 ( 用が問 題 となる場 合 にのみ 、自動 車 がその 期間中 に惹 起し. た損害賠 償の責 任 は、借主 に移転するもの とする。しかし 、 自動車を 単 に短期間の 使用の ため に供 与し ている場 合 には、. 者 )の利 益 に於い て保有するもので ある。 但し 、自動 車 が. 所有 の利 益 に於い て保有するので はなく 、むしろ 、他人 (. に移 転するので ある が 、修理 業者 は、自動車を 自 己の 固有. は、その 自動 車 が借主の 側 に存する 限 り、発 生する 損害 に. 所有 者か ら借主 への責 任の 移転 は生ぜず 、むしろ 、所有者 つい て、更 に賠 償の責 任を 負う こと になる。 この 点 に関す. 途中 で 、原 告の 母親を 礫い て負 傷を させ 、結局、彼 女は こ. を負う か どうか につい て、特 に争わ れている 。大 部分の 判. 切の責 任を 免 れ得るのか 否か 、或い は損害 につい て責 任 一. 修理 業者 が責 任を負う 。しかし 、 この 場 合 に、所有 者 は、. の負 傷 が原 因で 死亡し た、 という事例 がある。 尚、借主 は、. 決で は、修理 業者の 排他的責 任 が認 めら れ、K ro a t i e n 高等. 自 己の 手中 に存す る間 に自動車 が惹 起し た損害 につい ては、. 熟練し た運転技術を有す る者で あ り、運転免許証も有し て. 裁 判所の 一 九 四六年 ― 一 月二二日の 判決 ( G史Hl\4 6)も 、. る裁 判例 とし て、所有 者 が自 己の車を 知人 に貸 与し 、借主. いる。原 告 は、所有者 と借主を相 手ど って損害賠 償を 請求. 自動 車 修理 業者 は、修理 期間中の 自動車の 運行 と関連 を有. ( 知人 )が病気の 子供を 乗せ て病 院まで その車を 運転する. し たが 、第 一審 は、原 告の 請求を 借主 に対 し てのみ 認 め、. - 209 -.
(10) 述 べ てい る。. す る損害につい て、責 任を負う 旨判 示 し、 又、 同 一裁判所. を有す る保有 者が 支払 能力がない 場合 に限 り、被 害 者に対. 厳格な 立場を 採 るもので あ り、その 結果、所 有 者は 、権 原. この法廷も 又、連 邦最高 裁判所 として、所 有 者に対 し、. 労働関係に於い て、自動 車所 有 者に 使 用さ れ て い. る自動 車 運転者の責 任問 題につい て、ユ ーゴス ラビ アの 裁. 囚. ⑤ 自動 車所 有 者の 従業員. し て、補 充責 任を負う に 過ぎない というこ とにな る。. 6/54 は 、次の 如く ) の 一九 五四年 二 月二二日の 判 決(G 芯 5. 技師の 許可を受 け た)自動 車が 、所有 者の 運転手 に 「( よっ て運転さ れ ても 、試運転中 に その 自動 車に より、往. 地 方裁判所 も 、 一 九 六九年 一 月 一七 日の 更に 、NoviSad. 来で 惹起さ れた損害につい ては 、所有 者は 、危険 責 任の ( 10 ) 原 理 に より賠 償の責 任を 負う もの ではない。」. た。最 初の 頃 、つま り一 九 五七年に 「 労働関係に 関す る法. 判所の 裁判例 は 、常に 、統 一した見解を 採 用 し ていなかっ. 律」 の公 布がなさ れ、そし てしかも その しば らくの間まで. 所有 者は 、危険 物 に よ って惹起さ れた損害につい ては 、 「. 判 決(Gこ 8 に於い て、 7) 26/6 それが 修理 に 出さ れ て い る間 は責 任を負う こ となく 、む. は 、諸裁判所 は 、所有 者及 び 労働関係に於い て所有 者に 使. し てい る。か よう な見解をユ ーゴス ラヴ ィア連 邦最高 裁判. 己の 過失に 基 き責 任を負う も のとす る、という 立場を 支持. の とし、 しかも 、所 有 者は 客観的責 任を負い 、運転 者は自. 用さ れ てい る運転者は 、被 害 者に対 して連 帯責 任を負う も. この 様な. しろ 、この物を 修理の ために引受け た者が. 任を 修理を自 己の 本業 と して行なっ てい る場 合に ーー上只. ka」の中 i t しか し、こ れに 対 し、 日刊新聞 「Poli. 負う 。 」 ( 11 ) という 見解を打 ち 立 ててい る。. 閲. 案」の 中 にも 同様 に 、第 一 九 条をも って次の 如く規定 し て. ). 所 も 採 用し、 又、 一九 六 一 年の 「 損害賠 償に 関す る法 律草. 63. 判 決に於い て次の 如く 、別の見解を 導い てい る。. 22 5 2/. さ れた損害につい ては 、更に所有 者も責 任を 負う 。危険 物. 「 所 有 者が 、従業員たる者に 許与 した危険 物 に よ り惹起. い る。. v. Re 裁判所 の 一九 六四年 一 月八 日 ( 向 に 掲載さ れた連 邦最 古 「 自動 車が 、第 三者 、即ち職エ として修理を行う べ き 地 位に あ る者及 び 衝突の際 に 運転 し てい た者の手中 に 存 在 す るという 事実は 、所有 者を 免責す るもの ではない。」. - 210 -. 近大法学 第22巻 第 2 号.
(11) ユ ー ゴス ラ ヴ ィ ア に於 け る 自 動車 事故 の 責任 問 題 に つ い て. 但し、 従業員が、 損害 防止の ために必 要 な一 切のこ とを. 物を 委 託され た従業員も 、 所有 者 と並び連 帯責任を負う 。. を行う 社会政 策上の共 同体ま た は団体 が責任を負う 。. より与 えた損害に ついて は、 職務の 遂行 或い は他の 活動. し、この 機関 ま た は団体 の 労働者 が、 自 己の 違法行為 に. に 職務を 遂行する国 家機関 又 は国 家団体の他の 活動に 対. 合に は、直 接、 労働者に対しても、 損害 賠償を 請 求し得. 三、被 害者 は、 損害 が犯 罪行 為に よ っ て惹 起され た場. 為 し、か つ発 生し た損害に つき自 己に 何ら 過失 がないこ. ー. とを証明し たる 場合に は、この 限 りに あらず。」 .Kons 尚、この 見解 は、 学説 にも 支 持をう け、ま た、Dr no vi c教 授の「 債権 債務関係 と契 約に関する法典草 案」 t ant i. に関す る法律 」の公 布後 、 先例を 変更してい る。 その法律. というこ とが、明らか である。しかし、この 規 定 が適 用さ. 責任を 負う 以外 は、 全くこれを 認める 余地を 与 えてい ない. 接責任に ついて は、 刑事法上 、惹 起され た損害に対して は、. 以上の 規 定から、自 動車 所有者の 従業員たる 運転者の直. る権利 を有す る。」. 第 二九四条に は、 自 己の 労働 との 関係に於い て、 第 三者に. 閲 しか し、 裁判 所 は、 一九五七年 一月の 「労働関係. の 第一 三八 条に も 採択されている。. ga or t on)の i at s ni Wi haf c s s t r 与 えた損害に対す る 経済団体 ( 業員たる 運転者 が、被 害者に対して 責任を 負うの ではなく、. す る 所謂無断 運転の 場合に は、 妥 当し ない。この 場合に は、. 従って、この 見解 は、 労働者 (従業 員 )が、 無権原 で利 用. 連 に於い て、 自 動車を利 用し た場合に 限られ るこ とに なる。. れるの は、 運転者 が、 所有者の為 にす る 労働や 労働との 関. むし ろ、 労働団体 ( Ar be i t s or gani s at on) i に 対しての み賠償. 責任 が規定されている。 そして、 今後 、 自 動車所有者の 従. 責任を 負う という 立 場を主 張している。 尚、 今 日施行され. ( 12 ). ている法律 は、か よう な 見解に立 つもの で、 その 第 九七条. の 特 徴を なし、 一 九六三年の 新憲法 第六条に 初め て 採 り入れられ たもの である。国 家的 所有 や 私的 或い は個. 1 )社会的 所有 という 表 現は、ユ ーゴスラ ヴ ィア 財産法 (. ( 註). 裁判例に 従い 、 運転者 は、 所有者 と連 帯 責任を負う こ とに ) 13 ( なる。. 「 一、 労働者 が第三者 ( 個人 或い は法人 )に 与 えた損害. は、 次の 如く規 定している。 に ついて は、 その 労働者 が損害惹 起 時に 就 労している 労 働 団体 が、 責任を負う 。 二、 労務の 遂行中に、 第三者 或い は公 共の利 益の ため. - 211 -.
(12) 人的 所有と は区別され 、 これについ ては経済的及 び法 律的 側面からの定義づ けが試みられ てい る が、 一律 で はなく不明確の 状態で ある。 一般に は、経済的 側面 が、 社会的 所有の 最 重要部分を 占めるとされ 、生産 手段 が. これ に 当る。 その他、 社会的 に 組識され た労働 手段 ゃ 鉱物及 び その他の 天然資源が社会的 所有の対象とされ. ている。. ). ). 〕. ー. a kov るの が最も 論理に適っ ている、と説い ている (.J , . 20 .0. 9 ) が、この点 に関 する 我が国 S Ra d i si c, a.a. の法 制か ら は、 首肯し難い 。 ( 5. ). s a n d es geri c ht c ts pr axi sd e sOberl Bull et i nderGer i h ,1 966 Se `Nr.8`EntscheidungNr.14. rbi e n. , ( 6 )Bull u go s esj l awi et i nd s chenBund es er g i cht s hafe s , .2 19 64 `Nr.12S 6.. 負担 者 は、 所有 者ま た は自動 車の 使用 者に対し て償 還. 7)こ の 場合に於い ては、被 害 者に 賠償を 支払 った責 任 (. ). 九 六四 本 件は、ユ ーゴス ラヴ ィア連 邦最高 裁判所 一. 請 求権を有 すると解し ている。 .0 .' 1. ` s. 21 v Ra o k Ja c,a.a i s di ( 8. " vot i iz avn 84/64)で、,,Pr v, Re ―一日の 判決 ( 年 七月 一 , ,,Recht ,1 ,Nr.5 964 S .82f.に 掲載さ れ た eben") l s 〔. 事例 で ある。. ① この ような判断 基 準 が実務上 固定し ていない 、. 〔 疇•. ). この 判例 の 態 度に対 する、学説の 批判 は次の 通 りで. ◎ 一 度の 貸与とか 数度の 貸与と はどう いう ことか 。. ある 。. ( 9. 者 が自動 車に対し、 何らかの 影響を 与 える が如 き支配. これに対 する解 答も 全く 一致し ていないこと、. - 212 -. ,Yugos l av G.Chl oros 尚‘これ に .つい ての 詳 細 は、A. ,PP.1 vi を参 照。 97 970) w ( 1 Ci 61 1 lLa ( 2. これについ ては見解 が分れ、危険 物 に対 する共 同 所 有 者の 持 分に比例し て責 任を負う とし 、或い は、連 帯. ,. . 09 2 ,a. . c i s a.OS v Radi o ak 責 任を 負うと解し ている。J ( 3. r ungde ft heHa c s i dar oli ` es r:Di omi d c Ra vi o un Dj ,..Pra Mi t e i g ent i.imer ei hr li c he n Sa ner gefa c he vni. " 1 .31 4,S.1 9T. 960,Nr n be e 芽 ot" Rechtsl 4) この理由とし て、賃借し た自動 車につい ては、 貨借 ( 人と 所有 者との 間の 結びつ きが中断 され、ま た、所有 力を 有しない、 等 があげられ ており、自動 車 利用 に際. 使用 貸借 )の 場合、 所有 者 自動 車の 一 度の 貸与 (. 人 に よ って生 ぜしめら し ての 損害の危険 は、貨借人 一 れるもので あるから 、賃 借人のみ に 賠償責 任を 負 わせ. ◎. 第 22巻 第 2 号. 近 大法学.
(13) ユ ー ゴス ラ ヴ ィ ア に於 け る 自 動車事故 の 責任問題 に つ い て. の責 任を 認 むるこ とについて は法理 論上正当化し得. enegro高 等裁判 所の 一 九六七年四 月一 五日決定 があ t. にも、 所有者 は、自己の責 任を 免れない とする、Mon'. 特殊な責任 事例. , ,Buch 1 2 ungen hei cht i sc sent G er r e ungd mml る。 Sa d ,3 Hef t I•Nr 6.. ない。これ は物 についての責 任でも、他人の 行 為に 要 件が現 存していない。. ついての責 任でもなく、これを 認 むる必 要不 可 欠の. 所有者 が責 任を 負うの は、 運転で きず免許証を有. しない者に車を 貸与し た場 合に限る とする。し かも、. @ それ は刑事 法 上の責 任 ( c u l pai li gen d o )で ある と ne. いる。裁判 所 は、 自動 車利 用に より生 じた損害に関す る オ. 泥棒 )の 責 任 無権原保有者 (. ーストリ ア法の法規 や、 一 九 六一 年の 「 損害賠 償に関す る. , . 21 0. c,a.a. i s di 1. S ov Ra ak す る。J er ( esAut eHaf Di ・ a: j i hr ungd ofa t 10) Tor omanMar , .7 9 95 ad1 r og Be S 0. , ( 11 ) S a m m l u n g desGeri c ht sent sche i d uuge n h 14 •Buc .3 Hef tINr 6. 尚、 Prof •Dr•Konst ant i n o vi cの 「 債権 債務関係 と. 病院等 )を意 味する。 稲子恒夫 「 社会主義 経済法 と経 済 改革」 法律時 報四一 巻一 号一 七頁。. 12 ) 労働 団 体 とは、 ユーゴ法で は企業及 び 施設 ( ( 学 校や. に ある間 は、 その 損害について責 任を 負わない と解してい. 例 えば、 ドアーに 施錠してい た場 合 )例 講 じた所有者 は (. に よって、 自 己の 自動 車の 盗難を 防止す るに必 要な 処置を. んで 所有者も責 任を 負う べ きか否 かについ て は、 争われて. いう点 について は見解を 一にしている。 し かし 、こ れ と並. 自動車を 運転して 損害を惹 き起し た場 合に責 任を負う 、 と. 国 判例及 び学説 は、 自動車の 無権原保有者 が、 その. 契約に関す る法典 草案」の中にも、この 見解 が採用さ. 法律 草案」の規定を、主 として 類推 通用し、これ らの規定. ①. . , , 21 2 0. S c,a. i s a. ovRadi ak れている。J. 13)更に、 従業員たる 運転者 が、 その車を、 労働関係 上、 (. が不 可 能で あ り、 違法に自動 車を 奪われ、 かつ自 己の 近隣. る。 即ち、 所有者 は、この場 合に は自動車を 支配す るこ と. え事 故が発 生しても、 その自動車 が、 無権原 保有 者の手中. その 損害 が、 第三者に よる自動車 運転中 に 生 じた場 合. 同 一 所有者に 属しない 第三者に 供与し たる場 合、及 び、. - 213 -. (三).
(14) ② 無償同乗者 に対 する責任. 判所 は、 この 問題を過失責 任の立場 から、自動車所有者 に. 判決は、全く統 一した 見解を有し て いな い。最初の 頃、裁. この 問題 に関し ては、 ユーゴ スラヴ ィ アの諸裁判所 の. 伽 学説 では、所有者 の責任 問題 に関し ては、見解が. 有者 が責任 を負う と いう ことはあり得な いと説 くもの であ ( l) り判例の 支配的見解とな って いる 。. と いう原則を固守 し て いた 。従 って不時の損害 に ついては、. 過失が ある 場合 にの み、無償同乗者 に対し て責 任を負 う、. に対し て何 ら損 害の危険を作 り出 すもの ではな いか ら、 所. 分 れ て いる 。 ―つは、前記判例の 見解と同 一の 考え に立 つ. れる こと になる 。 これが 、学説及び 「 損 害賠 償 に関する 法. 所有者 の責任 は問題 とされず 、無償同乗者 が責任 を負 わさ. もの と、他の ―つは 、自動車所有者 は‘違 法 に車 を奪 った 過失責任 である とする 。従 って、 この 見解 では、窃盗 は不. 律草案」 の立場 であり、更 にこの 見解 は、諸共和国の高等 ( 4) 裁判所 の多数の判決中 に採 り入れられ て いる 。. 者 と連帯責 任を負 い、し かも、 この責任 は、客観 的 か つ無 可抗 力と看倣 される の ではなく、むし ろ、客観 的責 任を負. これら に対し、その後の新 らし い裁判例 は過失責 任 に代. の同意を 得ず し て同乗した場合 ( 例 えば密 航者 )は別とし. わ される 通常の事 例 と考えられ得る と理 由づ ける もの であ 2 る 。 これ 以外の理由 とし ては、 ユー ゴ スラ ヴ ィ ア に於 ける せる原 因とな って いる こと等 をあげ 、 この責任 を正当 とし. る危険責任の原理 にしたが い、無償同乗者 が自動車所有者. て いる 。更 にまた 、 かような無権原 ( 追法な )保有者 の中. 結局、 ユーゴ スラヴ ィアに於 いても、自動車 所有者 の増. て、所有者 は、無償同乗者 に対し て責 任を負 う、 と いう見 ( 5) 解 に立 って いる 。. 自動車 台数の 増加と いう社会的原 因が、盗難事 故を 多 発さ. に、屠 々、損 害賠償 の支払能力を有しな い年 少者 が 含 まれ. 知人 とか或 いは ヒ ッチ ハイ カー等の ような 知人 でな い者 の. 加が、無償 同 乗運転の 機会を多くな らしめ、その内容も 、. るの で、被害者 への 賠償が な されな いままとな る 危険があ. 所有者 の責任が 、責任保. わせる こと によ り、被 害者 は. 賠償 に関し ては、無償 同乗者 を歩行者 と同等 に、運転者 の. 乗者 に対する 先例の主観的責任の法理を廃棄 せし め、損 害. 数が増加し ており、 この様な事 情が裁 判所 をし て、無償 同. る こと等が理由 とされ て いる 。従 って、所有者 に責任を負. 険 で填補 される の でー 自己の賠償 請求権 を現実化 し得る 、 ( 3) より有利な地位 におかれる と説 いて いる 。. - 214 -. 第22巻第 2 号 近大法学.
(15) ユ ー ゴス ラ ヴ ィ ア に於 け る 自 動車 事故 の 責任 問 題 に つ い て. 過 失の有 無に関 係 なく、 無償同 乗者に賠 償請 求を 認める原 6) ( 因と なっ たと 言 われている。 ③ 自 動車 が衝 突 した場 合に 於 ける 損害賠 償の責 任 自動車の所有者ま た は利 用者 は、 衝突の 際に は、. 固 裁判例 では、自 動車の 衝突 でも特に 作動中の 自 動. 連 帯 して」賠 償す べき であると 判決されている。 「. が非 常に 増加している 。この 場合に は、 両自 動車の所有者. 車と 駐車中の 自 動車との 衝突 で生じた損害賠 償の責 任問 題. の原理に 立って責 任を負う もの ではないという 達 が、 同 一. 点 では 一致している 。駐車中の 自 動車 は危 険物の 属性を有. い. 自己 に過 失ある場 合に相 手方に 対して責 任を負うのに 反し. して 客観的責 任を負 わされ ず、 唯、自 己の 過 失に 基ずいて. す ると は看 倣され ないの で、 各所有者 は、 その相手 方に 対. のみ責 任を負う に過 ぎない。. 衝突し た自 動車 で運送され た者 或い は自 動車 外の 第三者 (. の過 失の 有 無 は問 題とされ ない 。それ故 ‘両自 動車 が衝 突 して、 自ら 作 動 した結果、 第三者に 損害を 与 えた場 合. なら ないのか、 或い はその 責 任 は配分されるのか どうか、. 者 )に対 して は、 客観的責 任の原理 が適 用され、所 有 者 側. に も、 両自 動車の所有者 或い は利 用者 は、 第三被害者に. en高等裁判所 i oat の問 題について は見解の相 違 がある。Kr. 学説 は、この 見解を 支持する もの である が裁判所 は、 そ. 道 上に 無燈火 駐車してい た貨物 自 動車の所有者に、連 帯し. greb間の 車 ad-Na gr の 一事例 でば、 乗 用車の所有者と Bel. 但 し、 両所有者 が、 第 三者に 対 して 連帯責 任を負 ゎね ば. 対 して、連 帯責 任を負うとす る。. ーゴス ラヴ ィア連 邦最高 裁判所 は、 一 九六 0年 三月九 日の. の 適 用に 際 して は、 常に、 徴底 してい たと は言 えない。ユ. である と 批判し、 その判決理由 で、複 数の 者 が連 帯して 損. しか し、連 邦最高 裁判所 は、か よう な見解を 、ま やか し論. て、被 害者に対 して 損害賠 償をす べき であると判決され た。. 害賠 償の責 任を負う の は、 彼ら が共 同 して 損害を惹 起し た. 判決. 者達 双方に 過 失 がある場 合に は、彼等 は、第 三者に 対 し、 各. 場 合とか、 或い は、 彼ら が相 互に独立 して 損害を惹 起し た. ( Re ) 於い て 、走行中 の 両自 動 v.1630 / 59に 車の 運転. (-九 六五年. 々の「過 失の 割合に 応 じて」 責 任を負う という 見解に 立っ. v3 二月 二 三 日判決 Re 8 6 9/64)では、 前判決の 見解を 廃棄. い 場 合に限るということを 強 調している 。更に 、 一方の 自. という場 合に 、 その 惹 起され た損害の分担 が確 定され得 な. ている。これに対 して、 同 裁判所の別の判決. し、自 動車 が衝突 した際の 第三者の 損害を、 所 有 者達 は、. - 215 -.
(16) 動 車 の 所 有 者 の 責 任の 基 盤 と 、他 方の 所 有 者 の 責 任基 盤 と が 異 なっ て いる と いう 理由 か ら も、 連 帯 責 任を 負 わ せ る こ 8) ( と に は 無 理が あ る と 述 べて いる 。. ( 註). en高 等裁 判 所 の 判 決 i ( l) この 見 解は 、 Kroat ( G ば994/. 20/66)並び a )や Se rbi en高 等裁 判 所 の 判 決 (Gz31. a.0.,S .214. a.. `. `. ,,. 3, ngen "Buchl du hei c sent s cht i ung derGer Samml. 1. .46: 九 六八 年 _ 二月三 一日の t1 Ent Hef dung Nr schei. `. ,, S m, m a G芯 43/68) 、 en高 等裁 判 所 の 判 決 ( i Kroat "Buch 1 t2 3,Hef dungen, chei s sent cht ungde l ri r Ge. F tscheidungNr. 158.等が この 見解を 採用 して いる 。. 尚 、 この 場 合 に 裁 判 所 は 、 自動 車 の 所 有者 また は 利. 用 者 の 責 任を 判 断 等 に 際 し、 無 償 、 同 乗者 が 運 行 費用. 支 払 わ され た か どう か は 、判 断 基 準 とは な り得 な いと. 〔. ... ` `. • 疇 :. `. ). ). 尚 、 所 有者 は 、 自 己が 衝 突 した 自動 車 の 面識 な い運 ( 7. 転者 とも 、 連 帯し て 責 任を 負う も の と 看 倣 され て いる. (一 九 六 四 年 三月 一三 日の Kr oat i en 高 等裁 判 所 の 判. 決 )。. して いる。その理由は、この 見 解が、 被 害者の 利 益に つなが. この 点 に ついて 、 学 説 は 、 最高裁 判 所 の 見解を 批 判. って いな いと いう ことに あ る 。 何故 なら 、 この 見 解は 、. ). 月 三 一日の 連邦 最高裁 判 所 の 判 決 (G芯 5/4 九 8)、一. 発 生 した損 害に つき 、 一方の 所 有者の 分担 と、 他 方 の. ( 8. ( 6. . ,S.21 .0. c,a.a s di kov Ra Ja 5 i. 解 して いる 。. `. . K 関 に 約 契 と 係 関 務 債 権 債 「 の 授 教 c vi o n i に Dr t n a t s n o . する法 奥 草 案 」 の中 に採 択 され、支 持 され て いる( Art. ). a et ohl t kul vnog fa en AnaliPra l omobi enen Aut gest n ul ti ii t en derJur c s i t s i hen Fak Beogradu" Annal .2,S. 1 Belg 957 Nr rad" 1 99 〕•. haf u品 bei t Scha dens a: j i n Mar oma Tor. ). c, si d.i kov Ra 139) Ja ( 2. ( 3. .O.s. 21 . .a 4 ca si d.i kov Ra Ja. enegro \1 954)及 び 一 九 六― 二年 一月 三 一日の Mont. c, i s ov Rad.i 祈k. a.0.,S. 215,Anm.18" ―九 六八 年 a.. 所 有者 の 分担 が 、 どの 程 度の 大き さであ る か の 立 証 責 , ,a ,a 任を 被 害者 に 負 わせて いるか ら であ る ( Baz a l a ). 十 二 月八 日の 連 邦 最高裁 判 所 判 決 ( Re v.200/67)、. ,s.24f. 0. )。. 高 等裁 判 所 の 判 決 (Gz45/6..'1 )等 が あ げら れ る 。. ' Gご 83 高 等裁 判 所 の判 決 ( en i 五四 年三 月八 日の Kroat. (4 )この見解 を 採 り 入れ た裁 判 例 と し て、 一九 四 八 年 五. ( 5. - 216 -. 第22巻 第 2 号 近大法学.
(17) ユ ー ゴ ス ラ ヴ ィ ア に於 け る 自 動 車 事故 の 資任 問 題 に つ い て. 避 け得 ざる 出 来 ごと 」と い う 表 現が 用 い られ る が 、両者 は. 学 説 及 び判 例 で 1 ‘ 「 不可抗 力 」の 代り に 、lei 々、. 等 故 判 所の 判 決 ;;: : en ; i の Kroat 一九 六 一年 卜 月 .し 11. 一九 六 一年 の. 与 え られ てい る 。. 尚 ‘ これ に 関 す る 判例 と し て 2)及 び ‘ -JL の 六 .一 月 .11 年 卜 •[ 987/6116 (G11 連 邦 最高 裁 判所 の 判決 (Re v.116/62)が ある 。. ti害賠 償に関 する法 律草案 」第 今八条 .. 不可抗 力 」 につ い ては 、次 の如 く 定 義 が 伺 一で はなく ‘ 「. ,di これ らは 、Bazal a Branko : Haf t ung f ur Sc haden e. て且 つ千見 し得 ざる 出 来 ごと は 自 動車 所 有 者 が 免貞 さ れ る. 巽常に し に於 い ても 採り 人れ られ 、 「 6/54) 判 決 (Gz 8. 平止紙判所 の en 向 i at cc し てい る 。 又、か よう な 概 念は 、 Kro. か つ 予見し 得 ず 、 予 防 又は 避け る こと の で き ない 原 因に 碁. 有 者は 、損 害が 、物 以外 の 原 因に 甚 づい ており 項は 、 品公. `. d i dr i t t e Pers oneni nfo /? es l ge ei nes Zusammensto. 『. つ い てい る こと を 証 明 し た時 に は 、免責 さ れ る 。 」と 規 定. 〕. ,..Odvj • ・[• k' ni et Der tKra mi gen erl eu z hr fa den i ft e .よ り11 .11 3,s.23 用さ 965 Nr 1. " sanuwal t Recht. 免 責 或 いは責 任 軽 減 理由. れ たも の で あ る 。 四. 注意を し たに 拘 らず 、如 何なる 人 の 方 策に よ っても 、ま た. 抗 力の 概 念に 属す る も の で 、そ れ は 、 必要 な あ らゆる 不 iiJ. 事 前の 注 意に よ っても 予防し 得 ない も の で なけ れ ば な らず 、. 以t ‘述 ぺ てき た と ころ か ら明 らか なる ように 、 ユーゴ そ の 自 動車 か、損 害 の 発生に 事 実t関 与 し てい る あ らゆ る. ス ウィ ア法 は 、 自 動 車 の 所 有 者或い は 利 用 者 に 対し ては 、. そ し て尚 、自 動車 の 属性 の 結 果で あ っては な ら ない。 」と. る ため に は 、そ れ が 、客観 的 に 予見 し得 ず 、か つ 何 人も そ. る と い うこ と で ある 。 ある 事 例 が 「 不可抗 力 」と 肴 倣さ れ. ろ 、い わゆる 限 定 さ れ た場合 につ い ての み 免 責 が 認 め られ. い ては 、 一般 に 、自動車 損 害につ い ての 免 責 は な く ‘ むし. 叙 L の 定 義 に より 結 論 づ け得 る こと は 、 通常の 場合 に於. 場合 に 責 任を 負 わ せ てい る 。し か し 、学 説 及 び 判例 は 、 こ. ③ 第 三者 の 過. 述 べ てい る 。. ②被 害者 の 過 失 、 及び. れ らの 者 が 責 任を 、全 部或い は 一 部 免 れ得 る 三つ の 理由を. m不 可抗 力 、. 認め てい る 。. 不 可抗 力. 失で あ る 。. m. - 217 -.
(18) あ る。従 って、 裁判 所で は、 そ の損害 が、 工場 の過失、 予. しろ、 そ れが物 以外 の原 因に よるも ので あ る ことが 必要で. れを防 止 し或 いは避 け得 な いと いう ことで は不十分で、 む. 如何なる基準に 於 いて切 断す るかが肝要 となり、 この場 合、. た損害 と、 そ の原因 となっ た危 険物と の間 の品宕木 関 係」を. に は、 「被 害者 の過失 」は重要で はなく、 むしろ、 発 生 し. わな ければ なら な い結果に な ることも あり、 それ故、実 際. これは、 裁判例 の固定 した見解で、判 決に 明現 され てい. って生 じた場 合に は、 不可抗 力 と認めら れな い。他 方、 夜. で あ るとか、 霧 が かか って いるとか、 路上に 氷 が は って い. る。即ち、 一九六二 年一 月一 六 日 の K r oat i en高 等裁判 所. 期 せぬ自動車事 故‘ タイ ヤのパ ンクま たは車輪 の破 損に よ. るとか と いう事 情が、 外 部的 事 情で あ ると いっても、 それ. 損害発 生 と客観的 関 係を有 す る 「被害者 の行為 」が、 免責 ( 23 或 いは責 任軽減 理由 と して働ら く ことに な る. ら は、 異 常に し て、 予見 し得 ざ る事 で はな いから、 示 可. 9/1 96 2 ) は、 子供 が被害者 となっ て いる事 の判 決 (Gz4. (13. 用者 が、 自動車を作動 した と いう 理由 に より、 過失に関 係. 関 係 の意 味に 於 いて用 いら れ る。自動車 の所有者ま た は利. 、、、、、、 一 定の者 の行為 の態様 や損害 の結 果に対す る主観的 な関 係 、` 、 の意 味に 於 いて用 いら れる ので はなく、 むしろ、 客観 的 な. 過失」 の概 念 は、 極め て広く解釈 され て いる。 ここで は、 「. 理由で ある 「被 害 者 の過失」 は、ユ ー ゴス ラヴ ィア法で は、. 「事 故 の原因を予見す ることも、 損害 を避 ける こともで. この問 題につ き、連 邦最高 裁判 所 は、 一 九六三年十 一月 e v. 87 5/ R 1 に 於 いて、 二 六 日 の判 決 (. ら れた損害 の完 全な る原因ま たは部分的 原因 とな り得 る。 」. 失と評 価 され得 な いのか、 と いう ことに関 係 なく、 加 え. 供 や未成年者 に は存 在せ ず、 むしろ、 かよう な者 の行為. 関す る自 覚 が要 求 され、 かつま た、 かよう な自 覚 は、 子. 何故なら、 過失につ いては、 一定 の行為 或 いは不作為 に. 「 用語固有 の意 味に 於 いて過失を論ず る ことはで きな い。. 例に 於 い て、 次 の如く述 べて いる。. 抗力」 の メルク マールとなら な い 被害者 の過失. なく、責 任を負 わ せら れ て いる ことからす れば、責 任無能. ). きな かっ た、 と いう事 実 が立証 され得 る場 合に のみ、 子. 63. が問 題 となっ て いるからで ある。 この行為 は、 何 故に 過. カ のため 過失 あり と認め ら れ な い、被害者 の 「行為 」も、. 自動車事 故に よる損害 賠 償 の免責 あ る いは責 任軽減. (2). 被 害者 が車に よっ て受 けた損害 を自ら 、全 部或 いは 一部負. - 218 -. 第 22 巻第 2 号 近大法学.
(19) ユ ー ゴス ラ ヴ ィ ア に於 け る 自 動車 事故 の 責任問題 に つ い て. 供の 行為は、 損害賠 償責 任の 免責 原 因と な り得る 」と判. 被 害 者と 所有 者との間で 、損害は 過失の 割合 に応 じて配分. 害 分担 を負 わされるとす る. (63. され、 この 割 分が確 定されない 時 には 、 両者は、 同等の 損. ). をより明確 化 し、 次の 如く 述 べ ている 。. 66. n高 等裁 判 所は、一 九 六六年 e i on d e k 示 し ており、更 に、Ma .5 に於い て、この 見解 9/ 5 G zbr 十月 二六 日の 判 決 (. 為 した にも 拘ら ず、 その 子供 が死亡 した場 合 には、これ. その際 に、運転手が、事 故を 避 ける ための 一 切の こと を. 能力の ない 六オの 子供が、突 然、 自動車 の 前 に飛出 し、. され たもの でない場 合 には、責 任を負 わされることはなく .. 然 し、 運転者は、 衝突の際 に自動 車 を 運転したという理 由. 前提とされ、 損害 惹起 への 関与という 事 実で 十分とす る 。. 問 題とされ てはならないので 、第三者 に対 し ても 、これ が. 前述の 如く、被 害 者の 過失 が、用 語固有の 意 味 に於い て. ③ 第三者の 過失. は 、不 可抗力の特 殊の形 態で あるので 、自動車 の 所有 者. むしろ 、第三者の 何ら かの 行為 が原 因と な り、 運転者が事. 自己の 行為の 意味を認識 し且つ 自 己の 行為 を制 御す る 「. は、 子供の 死亡 によ って生 じた損害 につい ては責 任を負 4) T 」. は、 その 者の 両親或いは後 見人の 過失と看 倣され な けれ ば. 能力者で ある場 合 には 、損害 発 生の原 因と な った彼の 行為. 概 念は 客観 化 し得 ないと説く 。 被害 者が、 子供 や責 任無. 三 特 に裁判上、 争 われ ているのは、 如何なる 者がこの 「. にと って 「 不 可抗力 」を意味す るもの で ある場 合 に、免責 ( 73 されるとす る. 第 三者の 行為も、被 害 者 に過失ある場 合と同様 に、 加害 者. 故を起 した場 合 にのみ、責 任を負う もので ある。裁判 所は、. があ っても、 その事 故が、危険 物 たる 自動 車 によ って惹起. 以上の判例 の立場 に対 し て、学 説 では 、被害 者の 過失の. ならないとす る 。な お、この 場 合 に、 両親或いは後 見人の. わない. 重 大なる 過 失が、自動車の 所有 者ま たは 利用 者の責 任を排. この 見解 に対 し て、 批判 的で 、車の 所有 者は 、損害 が、専. 除 し得 るという 見解 がある. ④ 自動 車の 交 通整理で 合 図を 誤 った交 通警察 る 。即ち 、 「. 裁 判 所の 判 決が、 第三者 に属す る 者を積 極 的 に確 定 し てい. 者 」 に含まれる かという 問 題で ある。 この 点 につ ぎ、 高等. (5 3. ら被 害 者の 過失 によ って生 じた場 合 に限 り、 損害賠 償の責. 官 、 ◎不 意 に脇 道 から 本道 に乗 り上げ た際 に、 運転者 に. v Radi o cは、 i k s しかし、Ja. 任を免れるので あ り、被 害 者 に、 一部過失がある場 合 には、. - 219 -.
(20) O道. ハントルの 切りか えを 余墳な くさ せ、 その 結果 、 別の 自動. n動車に 乗 っている 人、. 車と 衝突するに 至らし めた. 路Kの 平滑な 氷を 砂や 他の物 をまいて 保全す へ き定 め に違. 反して、 これをなさなか っ た 道路番 ‘⑤ 道路を 流水か ら 防. ,s.4f. u l 96 o,Nr , 223. ..J , ,Nora kaa a" ur at vok d n ovens l os g u c (5 )Gi. e Di. 〔 ••. , ' j u go sl awi sc h e Re t> ht s anwa l t s 9 cha ] ・1 967 f t ,J ,a .0. .a ,S.73f ,S. . S 1 6 Nr f. a ko s i c v Ra di 21 8Anm.2 5 ). 5. 娑 は 、次の如 き理 由で、 反 対している。 v Radi o k (6) Ja. 冗吐). 段しなか っ たり、 兄晴らしをよ くする 照明を何ら 設置し な 83 ( か っ た地 ガ自治体 」等があ けられ ている. た自分の 子供達に 損害賠 償をする ことはな い 者とな っ. つまり、過 失を 転 嫁される 両 親I、自 動車 事故 の 犠牲. 了. ( ) .般には、 被士ぃ者 及び所有者または 利用 者 以外の 者 8 が 、第二者といわれている。. 0/ 2 Re v.2 (7 )これに ついては、 連邦 最高故判 所の判決 ( 6 6) かある 。. すると いう 結論になるであ ろう 、と 。 ,a .0. .a ,S. 21 . 9 c i s di ov Ra k a J. い う解釈 になり 、若し、 かよ うな解釈 を 認 めるとす る ならば、 両 親の 過 失によ って、 子供の 方が 責 任を 負担. て、 +洪達にと り、 損害賠 償請求権 が 制限さ れ る、 と. か 否か は、全く 無関 心で あり、 両 親の過 失を理 由とし. 主観 的見解 )消滅した 或いは他 人の過 失 に碁 づ いて (. 客観的 見解 ) 全 部或 いは 一部 )自己の過 失に 碁づ き ( (. ので、 +供達にと っては 、自 己の 損害賠 償請求権 が、. l )これに関す る判 例として ‘ /几五JL 年 十 一H 二六ll. "iuJ. 九 六0年 八月 : 1 11の 連邦 地 裁判 所の判決 (Rev·. の Kroa 0/5 6 裁判所の判決 (Gz19 9) � '7 � , ni e i t 、 . 不可抗力 」を厳 0)があ る っ裁判所は、 「 5/6 Nr.57 格に 評価し 始 め、 自動車 事 故の 損害に関する責 任を. 拡 大す る 傾向を ぶし 始めたと 息われる 。 . 尚 、被害者の 行恐 ,a. ,S. 21 ( 2 )J ak si o c v Radi a. 0. 8 は、 加害者にと って f見し 得ないものでなければなら ず、 加害者が、 被古者の 行沿を f見し‘ 避ける ことが いて責 任を負 う こ できた 場合に 加害者自 身、 損宮に つ. とになる 。. , . et nde i Bu= rl e t ch ri sge de an s Ob doni e n e sMay •. , • ..Buc h8, n nge du i he c s nt se ht c i rGer gde n u Samml {3 )• . t3,Ent Hef 2 3 ungNr. 3 d i e h sc (4. - 220 -. 第22巻 第 2 号 近 大 法学.
(21) ユ ー コ ス ラ ヴ ィ ア に 於 け る 自 動 f ·F故 < ) l'f任 間 迎 に つ し , -c. J. ①. 責 任 の範 囲. 裁 判 川 に於 いては 、自動 小 小 故 による 拍 古 に つ いて‘. 吝 観 的 貞 任 と ‘過 失灯 任 とは そ の範 囲 ( 財 呼 的 拍 古か 非 財 廿 的 捐古 か )を M じく する も ので ある のか ど うか に ついて. は 、多 く の不明確 さが ある ”. 3. 裁 判 所 の兄 解 と し ては 、特 に‘無 過 失貨 任. 特 に、非 財 所 的損士い の 賠償 負 机 に つ いては 、長 い間 、論. ↑ され てきた. を れ う 加古 者 は 、非財 叱 的損古 の 賠償を 負 わ せる へきで は な いと強くt 張 し 、 .般 の兄 解も 、両 方 の捐士n 賠償 責 任を 負 わ され る とす る な ら ば 、余り にも 大 きな 危 険を U す こと. になる と説 いた。 5. し か し ‘こ の胚 念も 、財坪 的損 土 のみ が 責 仔 保 険 によ っ て加 補 され る の で 、被 古 者 は 、 非財 所 的損 告 賠 償の み を 、. 直 接 、 加 害 者 に向け る こ とが で き る 、 とい う 事 実 によっ て、 な くな ったの で あ る 。し か し ‘裁 判所 が 、こ れ を 固執 し て. いる とは 思 えな い。連 邦最 品 裁 判所で さえ 、こ の 問題 につ 九 六0 年 の 最高 いて涅 なる 見 解を 示し て いる 。 例 えば 、 一 184/60)で は 、国 家 が 、 ユーゴス ラヴ ィ 裁 判 所 判 決 (Rev.. ア人 民軍 の 輪 送 車 で 、公 務出 張 中 に、交 通 事 故で 不 運 にも. 死 亡し た息 f につ いて、両 親 に対し 、非財 産 的損 害 ( 慰籍. 料 ) に つ いて賠償を 忍 め た の に反し 、 .九 h 九年 十 一月 二 . 18 1 / :i9 )で は 、危 険物 の 所 ii者 は 、吝 観 v Re 11の判 決 (. C. これ に反 し 、自 己 の 過 失 で川 古を む 起 し た者 だ けが 、非 財. 的 責 任 の原 理 に より 、財哨 的損 古 に つ いての み 責 任を 負 い‘. l-. 結 屈 、裁 判 所は 、 学 説 と 、 「 財 産 及び 人 につ いて の. 呼 的 損 害 の 責 任を 負 う と いう 見 解 で ある ②. 貨 任 保 険 に関 する 法 律 」の 影 響 を うけ て、そ の 先例 を 変更. 或 いは 放 棄 し 、自 動 車 事 故 による 非財 産 的 損 士"の賠 償 も ‘. 負 わ せ始 め て いる りこ の見 解 は 、今 II、 ユー ゴス ラヴ ィ ア. 法 の 原 理を 意 味す る 程 に安定 し て き て いる 。 尚 、 この 見 解 i. 9. •. は 、 九 六 八庄 一 月 九 11 の 連 邦 最古向裁 判 所 の 判 決 二Rev.. 67) に於 いて、 次の 如く 定 義 づ けら れ て いる 。. 「 十 供 が 印動 車 によ って駄 傷 を う けた 場合 に於 いて、そ. 254 /. の 被 害 が 、 強 度 の精 神 的 苦 桶 や苫 悩 を 両 親 にり える よ う. なも ので ある 時 に限り 、両 親は 精 神 的苦 利 に対 する 柑 害 ( 2) 賠償 を 請 求 し 得 る 」. 損 害 賠 償 請 求 権 の時 効 期 間. 1. 講 求 権 の 消滅 時 効 に関 する 法 律 九 条 によ り 、自 動 中t. 故 の損 古 賠 償 詰 求権 は、被 士ro 者 が 、相 宮 や損 杏を 惹 起し た. - 221 -. (五).
(22) 親 は、自 己の 子供が人身 損害 を 受 けた場合に 於 いては、. . 14. t 1 ,Ent Hef ung Nr d i he c s 尚、共 和国高 等裁判 所の判例 は、 見解 を異にし、 両. 2 Sa mml u n gv onGer i c ht s e nt s c hi d un ge n·;Buc 3, h1 ( )... を 知っ て いるのみで は不十分で、 更に、 その 損害の 範囲を. 者 を 知っ た時 より 、 三年で 時効にか か る とされる。 尚、 時. 知っ て いる必 要 がある 。特に 、 これ は人身 事 故が問 題に な. 害賠 償 ( 慰藉料 )請 求権を認 められ な い。 この請 求権. 被 害者 と看 倣されず、 それ 故、 苦痛 や不安に対 する 損. 効に必 要な 期間 が開始する ために は、被害者 が損害の 種 類. っ た時に重 要で 、 その 際、 廃疾の 割合を決定す る ことが肝. 3 )この 場合、 損害賠 償請 求 権 は、被害 者 が、 とかくす (. は、 専ら、被害 者 たる 子供にの み 与 えられる とする。 .0• .a • .2 Jak ovRa di s i c,a 2 0. S. ては、 損害賠 償請 求権の 消滅時効の 期間 を、 問 題になっ て. 関係なく、 損害 発 生の 時か ら 客観的 時 効期間 を経過す. るう ちに 損害 や加害者 を 知っ たか どう か、 と いう事に. 更に、 法律 は、 犯罪行為に よっ て惹 起さ れ た損害に つい. 要で ある。 更に、 法律 は、 この 主観的 な 消滅時効の 期間の ( 3) る。 外に、 客観的 時 効期間 (+年間 )をも定 め てい. いる 行為の 刑事 訴追 が時 効にかかる 期間 をもっ て、定 め て. 以上. ユーゴス ラヴィ アの自動 車事故に 関する民事責 任. おわ りに. t h 3•Hef •Buc n ge n du i he c s en s ht c nGeri u品 vo Samml . .5 7 g Nr dun i he c s l • Ent. Gz34 八 日の判 決 ( 五八年 二月 一 9/58)がある。. ( 4) これに 関する判例 とし て、 Kro at i e n高 等裁判 所一 九. ,221. .0. vRa o k Ja c, i s di a. a. る ことに より 、 時効にかかる。. いる 。裁判 所 は、 この 場合の 時効 期間 は、 三年 より 短 い期 間で ある べ きで はな い。 と いう 見解に立 っ て いる。. ま た、 他 方で は、裁判 所 は、か よう な 犯罪行為に よっ て 惹 起され た損害に 関する賠 償請 求権は、 刑事 訴追の 時効 期 間 で 時 効にかかり 、 損害に ついて客観的 責 任 を負う自動 車 所有者に対し ては、三年の 主観的 期間 を適 用する と いう原 ( 4) 則 を確 立し て いる。 ( 1) 「 財産及 び人につ いての責 任保険 に 関する 法 律」 第. ( 註) 二六条 は、す べての 損害 は責 任保険 に よっ て填補 され. る 旨規定し て いる 。. - 222 -. 第22巻第 2号 近 大法学.
(23) 特に、 次の 点が特 徴として ( 我が 法制からすれ ば、 必ら ず. メルク マー ルとなる 場合 にのみ 免責理由となる こと、 等で. 不可抗 力」の 者の過 失」や 「第三者の過 失」も、 それが 「. 理 論的説得には 欠. 被 害者保 護の 目的 は、 ユー ゴスラ ヴィアの諸共 和 国嵩等. ある 。. の 問 題につき、 一応の 紹 介をしたが、 これらを 要 約すると 、. 先ず、被 害者利 益の保 護とい う大 前提の もとに、 裁判所. しも特 徴とは 言えないが) 摘示されよ う。. けるが、. 裁判所や 連 邦最 高裁判所 に於いて、. オーストリ ア、 ス イ 入、 ドイツ 、 フ ラ ンス等)の法原理に. しかし、過 去の 裁判例の動 向から判断 すれ ば、 これは 極 め. んとする姿 勢がみ られ、 その為の規 範定立 がなされている。. 訴訟上、 可能な限 度に於い て 積極的に保 障せ. は、 先例の 法理 に 拘束される ことな く、時の 流れに 従い、. 極 めて 近似し た法理を、自らの 自由かつ 創設的 な 裁判例 を. て 不安定であり、 結局、集中 的に構 想が立 てられつつある. - 223 -. 自動 車事故 に関する法的 先進国である 西 欧諸国(例 え ば、. 通して確立し た こと ‘即ち、 従来の 主観 的 責任から 客観的. 将来の 民法典に於いて、完 全かつ 十分に保 障されるであろ ( l) う ことが 指摘されている。. 次に、被 害者保 護とい う法政 策的な 目的を 徹底す る ため、. , S. 222. c a.a.0., si (1 ) Jakov Radi. 註) (. 責任 への 移 行を 示し た ことである。. 裁判所 は、被 害者に、 常に 損害賠 償請 求権 を 与えてお り、 一 方、 賠 償義務者と しては、 有責とい うだけでなく、 ― 支. 払能力が 十分で 、かつ 支払いが 容易にで きる者 _ とし、 こ. つに統 括され、 「被害 不 可抗 力」 ― 要 件も、実際には、 「. 得 る 可能性が殆 んど ない こと、ま た、 免責理 由 たる 三つの. 責任を負わせられている ことから ‘損害賠 償の 責任を 免れ. 更に、 これらの所 有者ま たは利 用者は、危険 物の 管理 者. られている こと、. れ に 該 当す る者として、 先ず、 第一に この 点について 社会 的に 能力者とみられる自動 車の所 有者ま たは利 用者があ げ. ユ ー ゴスラヴィ アに於ける自動車事故の責任問題に つ いて.
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