キャンパスネットワークにおけるトラフィック量によるネットワーク構成の検討
2
0
0
全文
(2) 情報処理学会第 77 回全国大会. 図 4 端末の不正動作によるインシデント発生 時のトラフィック量 図 2 30 分と 1 秒毎の測定値の比較. トラフィック量を 1 秒毎の値で示している.イ ンシデント発生時刻(↑を記載)からのべ 40 万 では現れないトラフィックの変化も測定できる を超える宛先に断続的にメール送信がされたが, ことがわかる.30 分毎の平均の測定値では最大 インシデント発生時刻の前後のトラフィック量 でも 60Mbps 程度の値であるが,数秒から数分程 を比較しても,明確なトラフィック量の増加な 度のバースティなトラフィックが常に発生して おり,実際は帯域を使い切っている事がわかる. どは認められない.. 5. インシデント発生時のトラフィック 通常時よりトラフィック量の増大が予想され る,インシデント発生時のトラフィック量につ いて,測定を行った. 本学では災害発生などにより講義が全学的に 休講になるときは,朝 6 時に Web サイトで周知 をすることになっている.そこで,2014 年 10 月 14 日(火)の台風 19 号による休講時のトラフィ ック量を示す(図 3).比較のため一週間前の 10 月 7 日(火)の値も示す.学内の Web サーバ の閲覧に関するトラフィック量を見るため,キ ャンパスネットワークから WAN へのトラフィッ クを測定した.薄い線が 14 日,濃い線が 7 日の L2 接続サービスにおける 30 分間の平均値のトラ フィック量である.7 日の 6 時付近のピークは 1.75Mbps であるが 14 日は 8.68Mbps と,約 5 倍 のトラフィック量となっている.しかし,通信 帯域を圧迫するようなトラフィック量ではない. また,学内端末が不正な動作により大量の迷 惑メールを送信してしまった時のトラフィック 量を示す(図 4).当該時刻の約 90 分前から 60 分後の,キャンパスネットワークから WAN への. 6. ネットワークを利用する緊急速報 最近では IP ネットワークを利用した,災害発 生時などの緊急速報のシステムが大学にも導入 されている.このような重要システムの運用の 影響について,緊急地震速報[4]のサーバと速報 受信機間の通信について検討した.このシステ ムは通常時に,サーバと受信機の間で生存確認 の数 Kbyte の電文を数分から数十分置きに通信 する。速報発報時についても同じような電文が 通信される.よって,トラフィック量の影響は 殆どないとみなすことができる. 7. まとめ キャンパスネットワークの基幹部のリプレー スに伴い,設計の見直しをするために,キャン パスネットワークと WAN 間のトラフィック量を 測定した.その結果,インシデント発生時や緊 急速報などのトラフィック量の増加は大きな影 響はなく,日常的なトラフィック量を考慮した 設計が必要であることがわかった. 参考文献 [1] 松田勝敬,角田裕:ネットワークの高速化と省電力 効果への影響, 電子情報通信学会 2013 年ソサイエ ティ大会,Vol.2,p.111 (2013). [2] TOPIC:東北学術研究インターネットコミュニティ, TOPIC (オンライン), 入手先 〈http://www.topic.ad.jp/〉. [3] SINET4:SINET4, 国立情報学研究所(オンライン), 入手先〈http://www.sinet.ad.jp/〉. [4] 気 象 庁 : 緊 急 地 震 速 報 に つ い て , 気 象 庁 (オンライン),入手先 〈http://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nc/〉.. 図 3 全学休講時のトラフィック量. 3-40. Copyright 2015 Information Processing Society of Japan. All Rights Reserved..
(3)
関連したドキュメント
および皮膚性状の変化がみられる患者においては,コ.. 動性クリーゼ補助診断に利用できると述べている。本 症 例 に お け る ChE/Alb 比 は 入 院 時 に 2.4 と 低 値
その後、時計の MODE ボタン(C)を約 2 秒間 押し続けて時刻モードにしてから、時計の CONNECT ボタン(D)を約 2 秒間押し続けて
・患者毎のリネン交換の検討 検討済み(基準を設けて、リネンを交換している) 改善 [微生物検査]. 未実施
工場設備の計測装置(燃料ガス発熱量計)と表示装置(新たに設置した燃料ガス 発熱量計)における燃料ガス発熱量を比較した結果を図 4-2-1-5 に示す。図
電子式の検知機を用い て、配管等から漏れるフ ロンを検知する方法。検 知機の精度によるが、他
世界レベルでプラスチック廃棄物が問題となっている。世界におけるプラスチック生 産量の増加に従い、一次プラスチック廃棄物の発生量も 1950 年から
を育成することを使命としており、その実現に向けて、すべての学生が卒業時に学部の区別なく共通に
を育成することを使命としており、その実現に向けて、すべての学生が卒業時に学部の区別なく共通に