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箏の音色を生かして箏曲をつくろう

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Academic year: 2021

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第2学年 音楽科学習指導案

1 題材 箏の音色を生かして箏曲をつくろう 2 指導観 本題材は、箏の音色を生かしながら、表現したいイメージを創意工夫して表現する生徒の育成をね らいとしている。これは、中学校学習指導要領の内容、第2学年及び第3学年目標と内容「A 表現 (2)器楽-イ」「A 表現(3)創作-イ」「B 鑑賞-ア」にかかわる学習である。これまでに、 「器楽」の箏で「365日の紙飛行機」(一部)を演奏することができ、五つの奏法を習得している。本 題材では、「鑑賞」において、歌舞伎「勧進帳」を取り扱う。「勧進帳」は、三味線を中心とした長 唄を伴う日本の総合芸術であり、日本の伝統音楽の特徴を捉えやすい楽曲である。場面の情景や人物 の心情と、音楽や舞、演技をかかわらせて鑑賞するのに適しており、必要最小限の言葉と音楽、間や 序破急によって、様々な場面の情景や人物の心情を想像させ、見る者の心情をかきたてる日本の伝統 音楽のよさを味わうことができる。そこで、そのよさを創作に生かし、表現したい心情のイメージを 箏曲で表現させたいと考える。「鑑賞」と「創作」をつなぐ「器楽」では、1年時の既習曲に、箏の五 つの奏法と日本の伝統音楽の特徴を要素として取り入れて編曲することで、奏法による音色の変化と 要素の工夫による効果を実感させる。さらに「創作」では、表現したいイメージに思いや意図をもって、 奏法による音色の変化、日本の伝統音楽の特徴を工夫して創作する。これらの題材構成を通して、箏の 音色や和楽器、日本の伝統音楽への興味・関心が高まると考える。 本学級の生徒○名は、事前の実態調査において、小学校時の授業や公共施設でのワークショップ等 で和楽器に触れたことがあると答えた生徒は○名、1 年時の箏の学習をまたやりたいと答えた生徒は ○名と、箏や和楽器に対する興味・関心の高さが伺える。これは、箏の音色の魅力に惹かれたことや、 生徒にとって親しみのある曲を既習曲として設定したことで、和楽器を身近に感じることができたこ とが要因と思われる。しかし、和楽器の音色を聴いて楽器名を答えたり楽器のよさや特徴を理解した りしている生徒は○名であった。また、苦手な授業内容についての質問で創作を選んだ生徒は○名お り、理由として「音楽の記号が分からないからつくれない。」「つくったものをリコーダーで吹くのが 難しかった。」という答えが返ってきた。これについては、創作したものを記譜する方法が難しかっ たことや、リコーダーの演奏技能が定着しないまま活用したことが原因だと考える。そこで、興味・ 関心が高い箏のよさに出合わせ、箏を用いて演奏技能を高め、思いや意図をもって創意工夫して音楽 表現できるような学習を仕組みたい。 指導にあたっては、「勧進帳」の鑑賞で、まず、物語のあらすじを漫画の資料と DVD の視聴から正 しく理解させる。次に、登場人物の心情については、長唄や三味線、笛、鼓等の音楽から音楽を形づ くっている要素とのかかわりを理解させ、秘めた思いを想像しながら鑑賞させることで日本の伝統音 楽の特徴をつかませたい。器楽では、鑑賞で知覚・感受したものを生かして箏で既習曲を編曲させる。 ここでは、習得しやすい五つの奏法と、間や序破急などのリズムや速度の変化も既習曲の中に取り入 れて編曲させ、音色やリズム、速度の変化による創意工夫の楽しさを実感させて創作へつなげる。創 作では、鑑賞、器楽で知覚・感受したものを生かして、「勧進帳の登場人物の心情を箏曲で表現しよ う」というテーマで箏を用いて創作を行う。その際、3人グループで3人の登場人物を担当させ、自 分たちで設定した二つの場面の登場人物の心情、曲のまとまりと登場人物ごとのつながりができてい るか創意工夫しながら修正させていく。さらに、批評活動を生かして修正して発表し合うことで、表

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現したい登場人物の心情を箏の音色を生かして創意工夫して表現する生徒が育つと考える。 3 題材の目標 ○ 歌舞伎の音楽や、箏の奏法による音色に興味・関心をもち、音楽活動に主体的に取り組み、 歌舞伎の音楽の特徴や箏の音色を味わうことができる。 【音楽への関心・意欲・態度】 ○ 箏の音色の変化と表現の工夫の効果を生かし、表現したい場面の登場人物の心情にふさわし い音楽表現を工夫することができる。 【音楽表現の創意工夫】 ○ 「既習曲」で身に付けた技能を生かし、思いや意図をもってまとまりのある箏曲をつくるこ とができる。 【音楽表現の技能】 ○ 「勧進帳」の音楽を形づくっている要素や構成を知覚し、それらが生み出す特質や雰囲気を 感受しながら、音楽のよさや美しさを鑑賞することができる。 【鑑賞の能力】 4 題材計画(全7時間) 次 時 学習活動・内容 指導上の留意点 評価規準 一 1 ◎ 歌舞伎「勧進帳」の特徴をつかむことができる。 1.物語のあらすじを理解する。 2.五つの場面の情景を鑑賞する。 ◇ 物 語 の 概 要 を 把 握 す る た め に、あらすじの資料を読む。 ◇ 歌舞伎の特徴を捉えさせるた めに、五つの場面を鑑賞し、ワー クシートに記入させる。 関:長唄と音楽、舞と 演技に関心をもち、内 容とかかわらせて鑑賞 することができる。 (観察、ワークシート) 1 ◎ 「勧進帳」の情景や登場人物の心情を、音楽を形づくっている要素と舞や演技とかか わらせながら鑑賞することができる。 3.音楽の特徴を理解する。 (1)「飛び六法」の場面から音楽 を形づくっている要素を聴き 取る。 ・速度、強弱、音高 (2)「読み上げ」と「詰合い」の 場面から人物の心情と音楽と 舞や演技とのかかわりについ て交流する。 (3)要素とのかかわりを全体で 確認する。 ◇ 登場人物の心情と音楽とのかか わりを捉えやすくするために、三 つの場面の特徴を聴き取らせる。 その際、特徴的な三つの要素を示 し、着目させながら鑑賞させる。 ◇ 人物の心情と三つの要素、舞や 演技とのかかわりを理解させるた めに、場面の特徴を交流させる。 鑑:情景や登場人 物 の 心 情 を 三 つ の 要 素 と 舞 や 演 技 と か か わ ら せ な が ら 聴 く こ と ができる。 (観察、ワークシート) 1 ◎ 「勧進帳」の特徴を理解して、紹介文に記述することができる。 読み上げ、折檻、詰め合い、 延年の舞、飛び六法 ・飛び六法 (黒御簾音楽から序破急) ・読み上げの場面 (見得から間) ・詰合いの場面(囃子と長唄から序破急)

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4.「勧進帳」を鑑賞する。 ◇ 三つの音楽を形づくっている要 素による効果と視覚的な効果、場 面の情景や人物の心情のかかわり を実感させるために、メモを取らせ ながら五つの場面を鑑賞させる。 5.「勧進帳」のよさについて紹 介文を書く。 6.「創作」に向けた場面を決める。 ◇ 「勧進帳」のよさを実感させるた めに、三つの音楽を形づくってい る要素、舞・演技と、場面の情景や 人物の心情のかかわり、総合芸術の 特徴について紹介文を書かせる。 ◇作成した紹介文を基に「創作」で 使いたい場面をグループで設定 して、学習への意欲付けを行う。 鑑:楽曲の要素を 知覚し、それら が生み出す雰囲 気を感受し、紹 介文に記述する ことができる。 (観察、ワークシート) 二 1 ◎ 箏の奏法による音色の変化を味わいながら、五つの奏法と間や序破急を用いた既習 曲「365 日の紙飛行機」(一部分)を演奏することができる。 1.既習曲を編曲する。 (1)どのような紙飛行機にしたい のか、五つの奏法と間や序破急 の工夫を考えて練習する。 (2)練習した既習曲を発表し、互 いに聴き合う。 ◇ 音色の変化による効果と間や 序破急による効果を比較するた めに、3人で1人ずつ五つの奏 法と間や序破急をつけた根拠を 説明して演奏し、聴き合いをさ せる。その際、動画で記録する。 創:五つの奏法と 間や序破急を用 いて、自分のイ メージにふさわ しい編曲をする ことができる。 (ワークシート) 三 1 ◎ 箏の奏法による音色の変化と間や序破急による表現の効果の工夫を生かし、勧進帳 の登場人物の心情を箏曲で表現しようというテーマで、自分の思いや意図にふさわし い箏の曲をつくることができる。 1.「勧進帳の登場人物の心情」 というテーマで箏曲を創作す る。 (1)二つの場面を選択し、表現し たい登場人物の心情について グループで話し合い、曲の構 成を考える。 (2)創作の仕方を知る。 (3)担当する人物の「○の心情」 (一つめの場面)を創作し、聴 き合う。 ◇ 創作の仕方がイメージできるよ うに、教師が創作した曲を演奏し、 生徒の創作意欲を高めさせる。 ◇ 3人で一面の箏を使用するため、 活動時間を細かく区切り、箏を演奏 していない時に、紙の箏を活用しな がら口唱歌で創作をさせる。 ◇ 教師のモデル演奏から仕方を 把握させる。 ◇ 思いや意図をもって演奏させる ために、数字譜に表現したいこと や工夫したいことを記録させる。 創:表現したいイ メージの曲にな るように、要素 や構成、奏法に よる音色の変化 を生かして箏曲 をつくり、創意 工夫したことを 数字譜に記述す ることができる。 (ワークシート、 実技)

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1 本 時 ◎ 表現したいイメージの曲になるように、曲のつながりや登場人物の心情の表現につ いて創意工夫することができる。 2.二つめの場面を創作する。 ◇ 3人で一面の箏を使用するた め、時間を細かく区切り、箏を演 奏していない時に、紙の箏を活用 しながら創作をさせる。 3.グループで二つの場面を通 して演奏し、曲のまとまりを考 える。 ◇ 創作した旋律を共有させるため に、3人グループで一つの場面か ら通して演奏させ、曲のまとまり と人物の心情について表現できて いるかという視点で修正させる。 創:表現したいイ メ ー ジ の 曲 に なるように、曲 の つ な が り を 工 夫 す る こ と ができる。 (ワークシート、実技) 1 ◎ 批評活動を生かして修正し、自分の思いや意図を表現した箏の曲を創作することが できる。 4.他のグループと批評し、修正 する。 (1)箏曲「登場人物の心情」を演 奏し、批評し合う。 (2)批評した内容をもとに、修正 して曲を仕上げる。 5.箏曲「登場人物の心情」を発 表する。 ◇ 聴き手に思いや意図が伝わる 演奏になるように、2グループで 聴き合い、修正する。その際、登 場人物の心情を述べ、演奏を聴き 合ったあと、曲のまとまりと人物 の心情について表現を工夫した 点について意見を交流する。 ◇ 聴き手に登場人物の心情を説 明するため、グループごとの曲の 内容を記載したワークシートを 配付する。 技:音楽を形づく っ て い る 要 素 や 全 体 の ま と ま り を 工 夫 し な が ら 思 い や 意 図 を も っ て 演 奏 す る こ と ができる。 (実技、ワークシート)

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5 【第1時】(1/7) ○主眼・目標 歌舞伎「勧進帳」の特徴をつかむことができる。 ○学習の過程 学習活動・内容 ◇指導上の留意点 ◆評価規準(方法) 形態 配時 導 入 1.「勧進帳」のあらすじを確認 する。 2.めあてを確認する。 ◇ 「勧進帳」に関心をもたせるために、物語の漫 画の宿題を確認しながら、あらすじを理解させる。 一 斉 10 展 開 3.「勧進帳」を鑑賞し、場面の 情景について理解する。 (1)「歌」「舞」「伎」について知る。 (2)五つの場面を鑑賞し、感想を 書く。 ・気付いたこと ・印象に残ったこと ・知りたいこと ・疑問に思ったこと ◇ 聴覚的な魅力を感じ取らせるために、長唄や囃 子の楽器、黒御簾音楽について教科書で確認する。 ◇ 視覚的な魅力を感じ取らせるために、舞踊と演 技について教科書で確認する。 ◇ 舞台の配置を資料集で確認する。 ◇ 教科書掲載の五つの場面を鑑賞する。その際、 三つの視点に着目させながら、歌舞伎の特徴を捉 えさせる。 ◇ 三つの視点を感じ取りやすくするために、1 回目は 視覚的な内容、2回目は聴覚的な内容に留意させて、 メモを取らせる。 ◇ メモを参考に、感想を書くよう説明する。 個 一 斉 8 28 ま と め 4.本時を振り返り、次時の学習 について知る。 ◇ 今回の感想で知りたいことや疑問に思ったこと について次時に学習することを伝える。 一 斉 4 歌舞伎「勧進帳」の特徴をつかもう。 ◆ あらすじと心情、長唄と音楽、舞と演技に関心を もち、内容とかかわらせて鑑賞することができる。 【音楽への関心・意欲・態度】(観察、ワークシート) 〔三つの視点〕 あらすじと心情、長唄と音楽、舞と演技 〔五つの場面〕 読み上げ、折檻、詰め合い、延年の舞、飛び六法

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【第2時】(2/7) ○主眼・目標 「勧進帳」の情景や登場人物の心情を、音楽を形づくっている要素と舞や演技とかかわらせなが ら鑑賞することができる。 ○学習の過程 学習活動・内容 ◇指導上の留意点 ◆評価規準(方法) 形態 配時 導 入 1.前時の内容を振り返り、めあ てを確認する。 (1) 登場人物と物語のあらすじ を確認する。 (2)歌舞伎について知りたいこ とや疑問に思ったことを想起 する。 (3)疑問にある内容について説 明し、心情とかかわることに ついて考える。 ◇ 3人の登場人物と物語のあらすじについて資 料1で復習する。 ◇ 生徒の感想からめあてを引き出すために、前時 の感想を全体で確認する。 ◇ 鑑賞で「見得」「間」「序破急」から心情を感じ 取らせるため、教科書で把握させる。 一 斉 8 展 開 2.「勧進帳」を鑑賞し、登場人 物の心情を理解する。 (1)どのような登場人物の心情 があるか確認する。 (2)音楽を形づくっている要素を、 飛び六法の場面から確認する。 (3)音楽を形づくっている要素を、 読み上げの場面から確認する。 (4)音楽を形づくっている要素を、 詰合いの場面から確認する。 ・1回目:映像のみで舞や演技 ・2回目:音声のみで速度と強弱 ・3回目:音声のみで音高とその他 ◇ 鑑賞で心情を捉えさせるために、どのような人 物の心情があるのか全体で自由に発表させる。 ◇ 登場人物の心情と舞や演技、音楽とのかかわり を捉えやすくするために、場面の要素を聴き取ら せる。その際、特徴的な三つの要素を示し、着目 しながら鑑賞させる。 ◇ 登場人物の心情や演技と、三つの要素とのかか わりを理解させるために、詰合いの場面の特徴を グループで交流し、ワークシートにメモをさせる。 一 斉 個 グ ル | プ 個 2 5 8 12 6 6 (5) 三つの場面の要素と登場人 物の心情や演技とのかかわり について交流する。 (6)学習の振り返りをする。 ま と め 3.本時を振り返り、創作に向け て意欲をもたせる。 ◇ 感情を音楽表現するよさに気づかせ、自分たち も箏で登場人物の心情を表してみたいという意欲 をもたせる。 一 斉 3 音楽と舞や演技で表現している心情を探ろう。 〔三つの要素〕速度、強弱、音高 ◆ 情景や登場人物の心情を三つの要素と舞や演技と かかわらせながら聴くことができる。 【鑑賞の能力】(観察、ワークシート) ・飛び六法 (黒御簾音楽から序破急) ・読み上げの場面 (見得から間) ・詰合いの場面 (囃子と長唄から序破急) 喜(よろこび)、怒(いかり)、哀(かなしみ)、楽(たのしみ) その他(焦り、苦しみ、希望、やさしさ、あきらめ)等

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【第3時】(3/7) ○主眼・目標 「勧進帳」の特徴やよさを味わい、紹介文に記述することができる。 ○学習の過程 学習活動・内容 ◇指導上の留意点 ◆評価規準(方法) 形態 配時 導 入 1.前時の内容を振り返り、めあ てを確認する。 (1) 登場人物の心情や演技と、三 つの要素と間や序破急、見得と のかかわりについて振り返る。 (2)本時のめあてを確認する。 ◇ 前時に鑑賞した内容を全体で復習するために、 NHK の「勧進帳」に関する番組を視聴する。 一 斉 12 展 開 2.「勧進帳」を鑑賞し、紹介文 を書く。 (1)四つの要素と視覚的視点から 五つの場面を通して鑑賞する。 3.「勧進帳」のよさについて紹 介文を書く。 ◇ 四つの音楽を要素による効果と視覚的な効果 と、場面の情景や人物の心情のかかわりを実感さ せるために、メモを取らせながら六つの場面を鑑 賞させる。 ◇ 「勧進帳」のよさを実感させるために、四つの 音楽を形づくっている要素、舞・演技と、場面の 情景や人物の心情のかかわり、総合芸術の特徴に ついて紹介文を書かせる。 ◇作成した紹介文を基に、「創作」で使いたい場面を グループで設定して「創作」への意欲付けを行う。 個 個 グ ル | プ 15 17 4 4.グループで交流しながら、 「創作」に向けた場面を決める。 ま と め 5.本時を振り返り、次時の学習 について知る。 ◇ 次時は、鑑賞で聴き取った要素を生かした演奏 をすることを伝える。 一 斉 2 「勧進帳」のよさについて紹介文を書こう。 ◆ 楽曲の要素を知覚し、それらが生み出す雰囲気 を感受し、紹介文に記述することができる。 【鑑賞の能力】(観察、ワークシート) 【紹介文の内容】 1.おすすめの場面を2つ (理由) ・音楽 速度(序破急も) 強弱 音高 リズム(間も)など ・舞や演技 見得など ・登場人物の心情 2.歌舞伎全体のよさを紹介

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【第4時】(4/7) ○主眼・目標 箏の奏法による音色の変化を味わいながら、五つの奏法と間や序破急を用いた既習曲「365 日の 紙飛行機」(一部分)を演奏することができる。 ○学習の過程 学習活動・内容 ◇指導上の留意点 ◆評価規準(方法) 形態 配時 導 入 1.基本的な奏法による既習曲を 演奏し、めあてを確認する。 (1)既習曲の復習をする。 ・姿勢、構え方 ・旋律 ・数字譜の読み方 ・口唱歌 (2)本時のめあてを確認する。 ◇ 正しい姿勢で自信をもって旋律を演奏するた めに、既習曲「365 日の紙飛行機」(一部分)を2 人一箏で練習して演奏する。 ペ ア 一 斉 10 展 開 2.編曲の際に用いる五つの奏法 や間や序破急を確認する。 (1)習得しやすい五つの奏法を振 り返る。 (2)間や序破急の表現の仕方につ いて確認する。 3.既習曲の編曲をする。 (1)自分の人生を紙飛行機に例えた 心情を考える。 (2)音色の変化による効果と間や 序破急による効果を工夫して 編曲する。 ・五つの奏法による音色の変化 ・間や序破急による効果 (3)批評活動を通して修正する。 (4)編曲した既習曲を発表し、互 いに聴き合う。 ・奏法による音色の変化 ・間や序破急による効果 ◇ 五つの奏法と間や序破急の演奏の仕方や音色の 変化を想起するため、全員で演奏して確認する。 ◇ 表現したいイメージを設定するために、今までの 経験の中で、思い出に残った情景とその時の心情に ついて、ワークシートに記入させる。 ◇ ワークシートに記入した表現したいイメージ を音楽で聴き手に伝えるために、根拠をもって奏 法と間や序破急で工夫をさせる。 ◇ 2人で一箏を使用するため、箏を演奏していない 時は、紙の箏を活用しながら練習させる。 ◇ 表現したいイメージが伝わるか、グループ内で 批評活動を行い、修正する。 ◇ 奏法による音色の変化と間や序破急による効 果を比較するために、6人で1人ずつ奏法と間や 序破急をつけた根拠を説明して演奏し、聴き合い をさせる。その際、動画で記録させる。 一 斉 個 人 ・ ペ ア ↓ グ ル | プ 8 28 ま と め 4.本時を振り返る。 (1)本時の学習の感想を書く。 ◇ 次時は、本時の技能を用いて鑑賞で知覚・感受 した勧進帳の登場人物の心情を箏曲で表現する ことを伝える。 一 斉 4 今までの経験の中での「喜怒哀楽」の心情を箏の音楽で演奏しよう。 〔五つの奏法〕 合わせ爪、押し手、後押し、突き色、ピチカート 〔音楽を形づくっている要素〕 間、序破急 ◆ 五つの奏法と間や序破急を用いて、自分のイメージにふ さわしい紙飛行機の飛び方を表現することができる。 【音楽表現の創意・工夫】(観察、ワークシート)

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【第5時】(5/7) ○主眼・目標 箏の奏法による音色の変化と間や序破急による表現の効果を生かし、「勧進帳」の登場人物の心情 を箏曲で表現しようというテーマで、自分の思いや意図にふさわしい箏の曲をつくることができる。 ○学習の過程 学習活動・内容 ◇指導上の留意点 ◆評価規準(方法) 形態 配時 導 入 1.五つの奏法と間や序破急につ いて復習し、めあてを確認する。 (1)前時の内容を振り返る。 (2)本時のめあてを確認する。 ◇ 五つの奏法と間や序破急について確認するため に、前時に編曲させたものを紹介する。 一 斉 8 展 開 2.「登場人物の心情」というテー マで箏曲を創作する。 (1)二つの場面を選択し、表現し たい登場人物の心情について グループで話し合い、曲の構成 を考える。 (2)創作の仕方を知る。 (3) 担当する人物の「○の心情」 (一つ目の場面)を創作し、聴き 合う。 ・曲のまとまり ・登場人物の心情 ◇ 第一次で行った「登場人物の心情」を思い出して 話し合う。 ◇ グループの3人で場面と心情のイメージを共有す るために、各場面で人物の「どんな心情を表したいの か」を話し合い、ワークシートに記入させる。 ◇ 創作の仕方について説明する際、創作の仕方が イメージできるように、教師が創作した曲を演奏 し、生徒の創作意欲を高めさせる。 ◇ 創作したことを数字譜に記録させる。 ◇ 強弱の工夫も入れてよいとする。 ◇ 3人で一面の箏を使用するため、活動時間を細 かく区切り、箏を演奏していない時に、紙の箏を 活用しながら口唱歌で創作をさせる。 ◇ 創作した一つめの旋律を共有させるために、グ ループで一つめの場面を通して演奏させ、曲のま とまりと人物の心情について表現できているかと いう視点で修正させる。 グ ル | プ 一 斉 個 ↓ グ ル | プ 12 27 ま と め 3.本時を振り返り、次時の学習 について知る。 ◇ 次時は、本時で創作したものをさらに修正し、 2つめの場面を創作することを伝える。 3 登場人物の心情の箏曲をグループでつくろう。 〔創作の仕方〕 (例)〇の場合 1 一人一役の人物の担当を決め、1人で2小節を2つつくる 2 3人グループで箏一面を使う 3 〇場面、△の人物の心情(2小節)の旋律をつくる 音高、リズムで人物像を表し、奏法による音色、間や序破 急の工夫で心情を表現する 4〇場面、△の人物の心情(2小節)の旋律をつくる 一つめの旋律をもとにして、奏法による音色、間や序破急 の工夫で心情の変化を表現する ◆ 表現したいイメージの曲となるように、要素や構 成、奏法による音色の変化を生かして箏曲をつく り、表現で工夫したことを数字譜に記述することが できる。 【音楽表現の創意工夫】(ワークシート、実技)

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【第6時】(6/7) ○主眼・目標 表現したいイメージの曲になるように、曲のつながりや登場人物の心情の表現について創意工夫 することができる。 ○学習の過程 学習活動・内容 ◇指導上の留意点 ◆評価規準(方法) 形態 配時 導 入 1.前時の内容を振り返り、めあ てを確認する。 (1)前時に創作した曲を確認する。 (2)本時のめあてを確認する。 ◇ 前時に作成した旋律を演奏させ、人物像と心情 の表現方法が手順にふさわしい内容になってい るか確認させる。 一 斉 5 展 開 2.「登場人物の心情」の二つめ の場面の箏曲を創作する。 (1)担当する人物の「○の心情」(二 つ目の場面)を創作し、聴き合 う。 ・音高の工夫 ・リズムの工夫 ・奏法による音色の変化 ・間や序破急による効果 (2)箏曲「登場人物の心情」とし ての曲をつくる。 ・曲のまとまり ・人物間のつながり ◇ 3人で一面の箏を使用するため、活動時間を細 かく区切り、箏を演奏していない時に、紙の箏を 活用しながら口唱歌で創作をさせる。 ◇ 創作したことを数字譜に記録させる。 ◇ 強弱の工夫も入れてよいとする。 ◇ 「登場人物の心情」として、曲のまとまり、心情に ついて表現できているか、グループで修正させる。 ◇ 創作した旋律を共有させるために、3人グループ で一つの場面から通して演奏させ、曲のまとまりと人 物の心情について表現できているかという視点で修 正させる。 ◇ 発表会で思いや意図をもって演奏させるため に、数字譜に表現したいことや工夫したいことを 記録させる。 ◇ いくつかのグループに演奏させ、次時の見通し をもたせる。 一 斉 → グ ル ー プ 20 20 ま と め 3.本時を振り返り、次時の学 習について知る。 ◇ 次時は、本時で創作したものをさらに修正し、 発表会をすることを伝える。 一 斉 5 曲のまとまりや登場人物の心情を考えながらつくろう。 ◆ 表現したいイメージの曲になるように、曲のつな がりを工夫することができる。 【音楽表現の創意工夫】(ワークシート、実技)

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【第7時】(7/7) ○主眼・目標 批評活動を生かして修正し、自分の思いや意図を表現した箏の曲を創作することができる。 ○学習の過程 学習活動・内容 ◇指導上の留意点 ◆評価規準(方法) 形態 配時 導 入 1.前時の内容を振り返り、めあ てを確認する。 (1)創作した曲をグループで練習 する。 (2)本時のめあてを確認する。 ◇ イメージした人物の心情や曲のまとまりにつ いて創作の工夫点が聴き手に伝わるような演奏 をすることを伝え、めあてを確認する。 一 斉 5 展 開 2.他のグループと批評し、創作 した曲を修正する。 (1)前時の反省を生かしながら、 曲を修正する。 (2)箏曲「登場人物の心情」を演 奏し、批評し合う。 (3)批評した内容をもとに、修正 して曲を仕上げる。 3.箏曲「登場人物の心情」の発 表をする。 (1)各グループで曲を演奏し、全 員で聴き合う。 ◇ 聴き手に思いや意図が伝わるような演奏にな るように、グループで聴き合い、修正する。その 際、設定した場面と人物の心情を述べ、演奏を聴 き合ったあと、曲のまとまりと人物の心情につい て表現できているかなど工夫した点の意見を交 流する。 ◇ 発表に向け、批評活動での改善点をもとに修正 させる。 ◇ 各グループの設定した場面と人物の心情につ いての文が記載されたワークシートを配付し、発 表の参考にさせる。 グ ル | プ 一 斉 15 25 ま と め 4.今回の学習を振り返り、感 想を記入する。 ◇ 箏の奏法による音色の変化や、間や序破急など の要素による表現の工夫の効果を生かすことで、 聴き手に思いや意図を伝える曲がつくれること を確認する。 一 斉 5 創作した箏曲「登場人物の心情」を思いや意図をもって演奏しよう。 ◆ 音楽を形づくっている要素や全体のまとまり を工夫しながら思いや意図をもって演奏するこ とができる。 【音楽表現の技能】(実技、ワークシート)

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