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研究室紹介(沖縄県農業試験場作物部蔗作研究室): 沖縄地域学リポジトリ

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Academic year: 2021

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Title

研究室紹介(沖縄県農業試験場作物部蔗作研究室)

Author(s)

-Citation

沖縄農業, 33(2): 58-58

Issue Date

1999-06

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/1422

Rights

沖縄農業研究会

(2)

研究室紹介

沖縄県農業試験場作物部庶作研究室

庶作研究室の名称に関わる歴史は古 く,1960年代ま で遡ることができる.当時は庶作研の中に育種 と栽培 に関する係があり,サ トウキビ全般に関する試験研究 を実施 していた.1970年代後半にサ トウキビ育種研究 室と庶作研究室に分かれ 現在に至っている. 分離後の庶作研では沖縄 におけるサ トウキ ビ栽培 上重要なカン水諸元や雑草防除(除草剤)に関する課題 に取 り組んできた.カン水量およびカン水間隔(間断 日数)について明 らかにし,マニュアル化するととも に,除草剤については,効果的な薬剤の登録をするこ とができ,除草剤による雑草防除技術を確立 してきた. さらに,時々の情勢に対応 して数多 くの課題を遂行 してきた.その中で,宮古島における低ブリックスの 要因解明(1980年代)や,サ トウキビ売買における重量 取引か ら品質取引への移行時における品質評価法の 確立や,高品質栽培技術の確立 に向けたプロジェク ト・研究に参加 し,課題解決に一定の役割を果た した のは記憶に残ることである, 最近の庶作研は,課題名 "サ トウキビ作を中心とし た低コス ト・環境保全型農法の確立"に示されるよう に,社会的な要請-省力化 ・低コス トおよび環境にや さしい農業・-に対応 した試験研究 を実施 している. "栄養診断日のように重な り合う課題をいくつか抱え ているが,実質的には上記の課題に集約される個別裸 題群である.実施 している試験は ・減耕起更新法, ・ 減耕起更新法による土壌流出防止, ・豚糞尿および酒 粕によるサ トウキ ビ肥料代替性の検討 -サ トウキ ビ 畑は自然の腎臓 としての位置づけ-, ・栄養診断事業 等である.また,現在画期的な技術 として注 目を集め ている側枝苗の増殖および栽培法試験 についても受 託試験 として実施 している. 減耕起更新法については,経営機械部農業機械研究 室や化学部土壌微生物肥料研究室の協力によってほ ぼ完成の域に達 している.さらに土壌流出防止機能に ついても明 らかにすべく,他研究室(機械研 ・土壌保 全研)と共同研究を実施 している.庶作研 ではさらに 一歩進めて管理法まで滅耕起法の導入(LPコー ト肥 料を使った中耕 ・培土の一回化)を計画するとともに, 桝作法の相違 による土壌内での硝酸態窒素の挙動 を 明らかにして,地下水への影響を低減 させ得る技術の 開発∼豚糞尿や酒粕施用 との関連 を含めなが ら∼に も着手していく予定である. また,近年オース トラリアで試み られている超密椿 による多収椎の検討についても実施 していく.その他 に,サ トウキビ畑での輪 ・間作について も試験を実施 してお り,短期輪作作物

(

2-6

月)としてダイズの導 入 ・定着にも力を入れている. (沖縄県脇英紙救助 大城 正市)

参照

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