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資料43 西尾市都市計画マスタープラン・緑の基本計画策定委員会(都市計画課・公園緑地課) 西尾市役所

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(1)

第1章

現況調査

1-1

上位計画等関連計画の整理

上位計画及び関連計画における西尾市の位置づけについて整理します。

項目 概要

愛知県広域 緑地計画 (H23.11)

○計画の理念:「都市と自然が調和した環境にやさしいあいちの緑づくり」 ○基本方針

・都市と自然が調和した環境首都を支える水と緑のネットワーク形成 ・東海・東南海・南海地震等の自然災害による被害を軽減する緑の確保

・愛・地球博記念公園などの緑の交流の場づくりやあいちの歴史・景観資源を活 かした緑の確保

・少子高齢社会に対応し健康長寿あいちを目指す公園づくり ・多様な主体で支えあう県民協働による緑のまちづくり

○西尾市周辺の位置づけ:重点的に緑の保全・創出を図る地域→西尾市の都市近 郊樹林地

あいち自然環 境保全戦略 (H21.3)

○将来像:「恵み豊かな生物多様性を育む地域づくりを通して、人と自然との共 生を実現する」

○西尾市周辺の位置づけ:県土レベルの生態系ネットワークの形成において、「あ いち里山ネットワーク軸」の一部に位置づけ

美しい愛知づ

くり景観資源 (H20.3)

○「美しい愛知づくり」を推進:西尾市内の景観資源として、川や島、桜並木な

どの美しい自然景観、祭などの歴史文化景観、茶畑やノリ漁場などの産業景観 が41箇所指定

西三河都市計

画区域マスタ ープラン (H23.9)

○都市づくりの基本理念:「豊かな自然の中で、自立した生活圏と産業が連携し て活力を生み出す都市づくり」

○自然的環境の整備または保全の方針

・都市公園、丘陵地や社寺境内の樹林地、市街地周辺の農地、河川や海岸の水辺 など、市民にとって身近な自然的環境の整備や保全の促進

・河川や道路空間の活用も図りつつ、都市公園を拠点とした自然的環境インフラ ネットワークの形成

○西尾市にかかわる整備を予定する主要な都市公園:八ツ面公園、古川緑地

第7次西尾市 総合計画 (H24.12)

○将来都市像:「自然と文化と人々がとけあい 心豊かに暮らせるまち 西尾」

○公園緑地等に関わる重点施策

・計画的な整備と市民協働による維持管理、まちに適した街路樹の選定、民有地 緑化の推進、法律の活用による自然環境の保全など

・里山の保全と市民のボランティア活動の支援、自然観察会の実施などによる自

然とふれあう機会の創出、生物多様性の保全など

西尾市都市計

画マスタープ ラン

(H26.3)

○将来都市像:「安全と潤いのある 歴史・文化が息づく創造快適都市 西尾」

○公園緑地の方針:地域の核となる公園・緑地は緑の拠点として保全・整備・活 用、西尾市中心市街地や支所の周辺は都市緑化推進地区として緑の創出など

○自然環境の方針:東部丘陵地は山林保全・活用地区として保全・利用促進、西

尾城跡や社寺周辺は歴史保全地区として西尾の魅力を感じられる都市づくりな ど

西尾市環境基 本計画 (H24.3)

○環境像:「海・川・山 自然と人がとけあい 豊かな未来につなぐまち」

○施策体系:里山、森林の保全、自然共生型河川などの整備、親水空間・自然体

験林の整備、公共施設の緑化、街路樹の育成、名木の保全、緑とうるおいのあ る公園整備など

西尾市地域防

災計画

(H24修正)

○都市における公園等の整備:災害時の避難場所、避難路あるいは救援活動の拠 点としての都市公園の整備の積極的推進

(2)

1-2

西尾市の概況

西尾市の概況について、自然条件や社会条件等を整理します。

項目 概要

気象

・年平均気温は16.3℃と温暖な気候で、年間降水量は1,453mm ・近年では都市部の気温が郊外に比べて顕著に高くなっており、市

街地の拡大に伴って高温域も拡大(下図参照)

地形

・市西部は矢作古川に沿った低地と碧海台地と呼ばれる洪積台地、

東部は三ヶ根山を主峰とする山地が形成 ・南部は三河湾に面し湾内には佐久島等が点在

人口・世帯

・人口・世帯数ともに増加傾向、少子高齢化が進展

・地区別では、西尾地区、吉良地区は増加傾向、一色地区、幡豆地 区は減少傾向

土地利用

・全体的には田畑が多く、住宅地は北西部、市域の外縁部にはまと

まった工業用地が分布、緑地・山林は市東部に集中(次ページ参

照)、農用地が33.7%で最も多く、次いで宅地が17.8%

都市施設

都市計画道路

・都市計画道路は計53路線が指定されており、整備済み延長は全

体の65.7%

公共交通機関 ・市内には11の鉄道駅があり、南北方向に名鉄西尾線、東西方向 に名鉄蒲郡線、航路は西尾市営渡船が一色港と佐久島間を運航 公共公益施設 ・名鉄西尾線・名鉄蒲郡線沿線、国道247号沿線に集中

市街地開発事業等 ・市街地再開発事業は西尾駅西A地区第1種市街地再開発事業の1 箇所、土地区画整理事業は14箇所で施行、内、2箇所が施行中

観光・レクリエーション 施設

・観光客数は平成17年以降減少していたが、平成19年以降増加 ・愛知こどもの国や憩の農園、一色さかな広場、市東部の三河湾国

定公園などの緑、茶畑など市を代表する産業に関する緑が主な観 光地

防災関連

災害想定

・南海トラフによる巨大地震が発生した場合、最大で震度7、津波

高3~6m(津波到達時間54~65分)、浸水深1~2mが想定 (次ページ参照)

・矢作川が氾濫した場合、市北部で水深2~5mの浸水が想定 避難場所 ・地域防災活動拠点は1箇所、地区防災活動拠点は4箇所、避難場

所は91箇所設置(次ページ参照) 注)現況の値は資料編のデータに基づいています。

■愛知県内の地表面温度分布の経年比較図

資料:愛知県ヒートアイランド緩和対策マニュアル

(地球観測衛星ランドサットの熱バンドデータを基に作成)

西尾市 西尾市

(3)

■土地利用現況図

■津波浸水想定

■避難場所

想定される 5 ケースの内、最大の浸水深となる

「駿河湾~紀伊半島沖」に「大すべり域+超大す

べり域」を設定したケースの津波浸水深を示す。

資料:南海トラフの巨大地震モデル検討会

(第二次報告)(平成24年8月)

(4)

1-3

西尾市の緑

1)緑の現況量

市域の約70%が緑で覆われており、自然豊かな都市となっています。

植生状況をみると水田や畑等の農地の緑が最も多く、約50%を占め、本市の特徴であ る茶畑は市域西部に広がっています。また、樹林地は、東部に集中しており、二次林

※1

が多くを占め、南部には、養鰻場の水面が多くみられます。西部の市境には矢作川、中央 部には矢作川のかつての本流である矢作古川がいずれも北から南へ向かって流れ、三河湾 に注いでいます。

平成16年から平成23年の田・畑・森林面積の推移を見ると、畑及び森林面積はおお よそ維持されているのに対し、田んぼの面積は減少傾向にあります。

また、市街化区域の緑被率 ※2

は約30%となっています。

■植生区分面積

植生区分 市街化区域内 面積(㎡)

市街化区域外

面積(㎡) 総計(ha)

構成比 (%)

自然林 ※3

2,670 88,229 9.1 0.1

スギ・ヒノキ等の植林地 37,045 2,886,836 292.4 2.5

クヌギ・コナラ等の二次林 200,488 19,849,205 2005.0 17.1

竹林 16,560 2,712,009 272.9 2.3

ススキ・ササ等の草地 8,636 135,326 14.4 0.1

水田 1,387,736 35,088,187 3647.6 31.0

畑 1,526,878 18,959,984 2048.7 17.4

果樹園 97,327 2,058,221 215.6 1.8

裸地 3,633,955 8,223,126 1185.7 10.1

水面 731,369 14,681,900 1541.3 13.1

水辺 64,369 2,039,502 210.4 1.8

都市公園の植栽地 103,970 605,352 70.9 0.6

公共公益施設の植栽地 110,683 133,795 24.5 0.2

民有地の植栽地 450,657 1,653,835 210.5 1.8

計 8,372,343 109,115,507 11748.8 100.0

※1 二次林→山火事や伐採などで原生植生が破壊された後に生じる森林。

※2 緑被率→樹林・植栽地・草地などの植物の緑でおおわれた、もしくは緑でおおわれていない自然的

環境の状態にある土地(緑被地)の面積の、ある一定の区域の面積に対する割合。緑の

総量を平面的に捉える目安の指標として、一般的に用いられている。

※3 自然林→植林によらずに自然に生成した森林、天然林。

資料:市提供資料、白図、航空写真(平成24年1月)を基に植生図を作成し、図上計測

(5)

■緑被率

■緑の現況図 0

■田・畑・森林面積の推移

注)H16~H22は合併前の4市町の合計値

資料:愛知県 土地に関する統計年報 行政区域における緑被率:

11,748.8ha(行政区域内の緑被地面積)÷16,034.0ha(行政区域面積)×100=73.3%

都市計画区域における緑被率:

11,270.3ha(都市計画区域内の緑被地面積)÷15,853.0ha(都市計画区域面積)×100=71.1%

市街化区域における緑被率:

837.2ha(市街化区域内の緑被地面積)÷2,832.0ha(市街化区域面積)×100=29.6%

3,602 3,587 3,546 3,522 3,520 3,508

1,900 1,919 1,970 1,953 1,923 1,914 1,907 1,898 2,520 2,520 2,512 2,510 2,510 2,509 2,503 2,499

3,628 3,658

1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000

H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23

( h a)

田 畑 森林

(6)

2)緑の景観

本市の特徴的な景観は、田畑や河川等の自然地物で構成される「自然景観」、住宅地、 商店街、道路等の「都市景観」、社寺や城跡等の「歴史景観」、茶畑や養鰻池等、地場産業 による「産業景観」に分類することができます。

(1)自然景観

本市の自然景観は、市街地周辺の平地に広がる「田園景観」、市の北東部に広がる三ヶ 根山をはじめとする山並みの「山地景観」、三河湾に沿って広がる「海辺景観」、矢作古川、 矢作川などの「河川景観」によって構成されています。

本市の平地部には、河川と一体になった農地と背後の山並みなどからなる、複合的で 美しい「田園景観」が広がっていますが、市街地周辺ではスプロールによる市街化が進ん でいる地区もあります。

田園景観

一面に広がる水田(江原町山道付近) 市街化区域内の農地(一色町一色付近)

山裾に広がる田園風景(吉良町乙川付近) 市街化調整区域へのスプロール(徳次町付近)

(7)

三ヶ根山をはじめとする「山地景観」は、市内各地から見ることができるランドマーク ※1

であり、また市街地や海を見渡す眺望点ともなっています。 山地景観

地域のランドマークとなる八ツ面山公園 東部丘陵地(八ツ面山より)

東幡豆港の背景となる愛宕山・三ヶ根山 いきものふれあいの里

本市の海岸沿いは三河湾国定公園に指定され、海水浴場や潮干狩り場、漁港として親 しまれており、海と島々からなる雄大な「海辺景観」を形成しています。

海辺景観

三河湾最大の干潟である一色干潟 佐久島

※1 ランドマーク→景観を構成するひとつの要素で、その都市や地域の象徴あるいは目印として特徴を

もつもの。わかりやすくかつ個性のある景観を形成するための都市デザインの要素

として活用される。一般的には周辺から見ることのできる高さがあるもの。

(8)

吉田港ボートパーク(吉良町宮崎西港) 吉良ワイキキビーチと温泉街

東幡豆港 寺部海水浴場

矢作川、矢作古川などの大きな河川沿いには、緑地や桜並木が整備されている箇所が 多く、水と緑が一体となった連続的な「河川景観」となっています。

河川景観

市西部の南北軸、矢作川と矢作川西尾緑地 緑豊かなみどり川

市中央部の南北軸、矢作古川 緑豊かな一色排水路(桜並木)

(9)

(2)都市景観

都市景観としては、住宅地や商店街などによる「街並み景観」、街路樹や沿道建物によ り連続的な景観の軸となる「街路景観」、まちの顔としての駅や線路からなる「鉄道景観」 によって構成されています。その他、地域のランドマークとなる建物として、岩瀬文庫 や市役所などの特徴的な建物が景観の重要な要素となっています。

「街並み景観」や「街路景観」としては、住宅地内の庭木や生け垣、道路の街路樹が多く、 緑豊かな都市景観を形成していますが、市街地内の道路や商店街、工業地には、街路樹 や敷地内の緑が少なくなっています。

街並み景観

西尾市中心市街地(八ツ面山より)

西尾城址周辺の旧城下町

味噌蔵 一色町商店街

東幡豆の住宅地

佐久島西港

(10)

街路景観

碧南西尾線 一色中央通線

富好新田宮崎鳥羽線 吉田駅前線

西尾駅の駅前には大きな駅前広場が整備され、特徴的な駅舎と一体となったまちの顔 となる「鉄道景観」を形成しています。しかし、小さな駅の中には、緑がほとんどみられ ないものもあります。また、名鉄の廃線跡もあります。

鉄道景観

緑豊かな西尾駅東口 吉良吉田駅

(11)

名鉄廃線跡 川に架かる廃線跡の橋

市役所や支所、愛知まちなみ建築賞を受賞した岩瀬文庫など、市のシンボルとなる建 築物の周辺には緑が整備されていることが多く、特徴的な建物と緑が一体となったラン ドマークを形成しています。

その他

西尾市役所 西尾市文化会館

岩瀬文庫 吉良支所・吉良町公民館

(12)

(3)歴史景観

市内各所に立地する社寺や城跡は、地域の歴史や伝統を伝える存在であり、社寺林や 祭礼などの伝統的行事を含め、地域のシンボルとなる「歴史景観」を構成しています。

歴史景観

諏訪神社の大提灯まつり 鳥羽の火祭り

国宝金蓮寺弥陀堂 妙善寺(かぼちゃ寺)

西尾城址 華蔵寺

(13)

(4)産業景観

本市は日本有数の抹茶の生産地であり、市西部を中心に茶畑が広がっています。市の 南部三河湾に面した平地には鰻の養殖池が広がっています。また、バラ等の花卉産業や 大規模工場など、これらの地場産業は地域固有の「産業景観」を形成しています。

産業景観

茶畑(上町稲荷山付近) 養鰻場(一色町坂田新田付近)

憩の農園・バラ園 丘陵部の大規模工場

(14)

3)水系調査

本市を流れる河川は、その多くが、北から南に向かって流れています。

1級河川は、矢作川水系の 6河川(矢作川、矢作古川、広田川、安藤川、須美川、

鹿乗川)があります。また、2級河川が6河川(北浜川、二の沢川、朝鮮川、矢崎川、 鳥羽川、八幡川)、準用河川では堀割川、道光寺川など12河川があります。

■河川一覧表

■河川位置図

資料:西尾市

※1 1級河川→国土保全上または国民経済上特に重要な水系で、政令で指定したものに係る河川で国土交通大臣

が指定したもの。

※2 2級河川→1級河川として指定された水系以外の水系で都道府県知事が指定したもの。

※3 準用河川→準用河川とは、1級河川及び2級河川以外の河川で市町村長が指定したもの。

※1

※2

※3

番号 等級 水系名 河川名 所管 延長(m) 地区 備考 番号 等級 水系名 河川名 所管 延長(m) 地区 備考 1 1級河川 矢作川 矢作川 国土交通省 100,968 全延長 13 準用河川 2級北浜川 北浜川 西尾市 455 西尾地区 2 1級河川 矢作川 鹿乗川 国土交通省 16,066 全延長 14 準用河川 2級北浜川 二の沢川 西尾市 500 西尾地区

3 1級河川 矢作川 矢作古川 愛知県 14,276 全延長 15 準用河川 2級北浜川 道光寺川 西尾市 740 西尾地区

4 1級河川 矢作川 広田川 愛知県 19,417 全延長 16 準用河川 単独堀割川 堀割川 西尾市 1,360 西尾地区

5 1級河川 矢作川 須美川 愛知県 5,768 全延長 17 準用河川 2級矢崎川 小迫川 西尾市 390 吉良地区

6 1級河川 矢作川 安藤川 愛知県 8,779 全延長 18 準用河川 単独清水川 清水川 西尾市 380 吉良地区

165,274 19 準用河川 単独蛇抜川 蛇抜川 西尾市 340 吉良地区

7 2級河川 高浜川 朝鮮川 愛知県 7,146 西尾地区 20 準用河川 単独白浜川 矢八川 西尾市 1,400 吉良地区

8 2級河川 北浜川 北浜川 愛知県 7,118 西尾地区 21 準用河川 単独白浜川 黒岩川 西尾市 440 吉良地区

9 2級河川 北浜川 二の沢川 愛知県 1,800 西尾地区 22 準用河川 2級鳥羽川 鳥羽川 西尾市 790 幡豆地区

10 2級河川 矢崎川 矢崎川 愛知県 8,055 吉良地区 23 準用河川 単独小野ヶ谷川 小野ヶ谷川 西尾市 3,480 幡豆地区

11 2級河川 八幡川 八幡川 愛知県 2,000 幡豆地区 24 準用河川 単独鹿川 鹿川 西尾市 970 幡豆地区

12 2級河川 鳥羽川 鳥羽川 愛知県 900 幡豆地区 11,245

27,019 小計

小計

小計

(15)

4)土地自然特性調査

(1)土地自然特性

土地自然特性は、良好な植物・植生・水辺地・地形・地質、野生動物の生息地、伝統 的・文化的歴史風土を代表する緑や水辺などを指します。本市では、山地や社寺林に残 る照葉樹林や巨木、まちなかの貝塚や古墳、一色干潟をはじめとする良好な水辺地など 多くの土地自然特性があります。特に、佐久島など三河湾国定公園や矢作川・矢作古川 河口部には野生動物の生息地が多く分布し、水鳥の飛来も見られます。また、希元素鉱 物の産地となっている青鳥山は自然環境保全地域に指定されています。

(2)名木

名木は、以下のいずれかの項目に該当する健全かつ樹形が優れている樹を名木選定委 員会が選定したものであり、西尾地区には65件、一色地区には27件あります。

■選定基準

・地上1.3mの高さで幹の周囲がおおむね1.5m以上あるもの。 ・高さがおおむね10m以上あるもの。

・推定樹齢がおおむね100年以上あるもの。 ・株立ちした樹木で高さが3m以上あるもの。 ・希少価値があり、歴史的ないわれがあるもの。 ・奇形木、珍奇な樹木で相当な樹齢を経たもの。 ・並木、生垣などで地区の美観を形成しているもの。

(3)保存樹木

保存樹木は西尾地区に 8件あります。以下の基準に沿って指定されるもので、維持 管理費の一部に対し補助を受けることができます。指定基準は以下のとおりです。

■指定基準 ○保存樹木

次のいずれかに該当し、健全で、かつ、樹容が特に優れていること。

・1.5メートルの高さにおける幹の周囲が1.5メートル以上であること。 ・高さが15メートル以上であること。

・株立ちした樹木で、高さが3メートル以上であること。

○保存樹林

樹林の存する土地の面積が500平方メートル以上で、その樹林に属する樹木が健 全で、樹林の樹容が美観風致上優れていること

(16)

■土地自然特性

注)土地自然特性の内容については資料編p.3-31~3-38をご参照ください。

(17)

■名木位置図(西尾地区)

資料:西尾市

注)西尾地区の名木の内容については資料編p.3-39~3-40の番号対応表をご参照ください。

(18)

■名木位置図(一色地区)

資料:旧一色町緑の基本計画

注)一色地区の名木の内容については資料編p.3-41の番号対応表をご参照ください。

(19)

■保存樹木位置図

注)保存樹木の内容については資料編p.3-44の番号対応表をご参照ください。

(20)

5)緑地現況調査

(1)施設緑地

① 都市公園

都市公園は、55 箇所あり、その多くは市の西部に立地しています。矢作川西尾緑地や八 ツ面山公園、古川緑地、西尾市スポーツ公園などは、面積も大きく、市民の主要なレクリエ ーションの場となっています。また、西尾市歴史公園は、歴史資源と一体となった緑として、 市を代表する公園となっています。

種別毎では、街区公園が32箇所、近隣公園が5箇所、地区公園が2箇所、運動公園が1 箇所、特殊公園が1箇所、都市緑地が12箇所、緩衝緑地が2箇所立地しており、地域毎で 整備量に差が見られます。

② 公共施設緑地

公共施設緑地は、全部で254箇所(都市計画区域内では251箇所)あり、市街化区域内 のほぼ全域に分布しています。

種別毎では、ちびっ子広場が62箇所、児童遊園が51箇所、ポケット広場が10箇所、 保育園が36箇所、幼稚園が6箇所、小学校が26箇所、中学校が10箇所、高等学校が5 箇所、専門学校が1箇所、グラウンドが21箇所、市民農園

※1

が3箇所、広場が6箇所、 駅前広場が5箇所、コミュニティ道路が2箇所、その他が10箇所となっています。

都市公園の少ない地域では、これらの公共施設緑地が公園の役割を担っており、その中で も西尾市いきものふれあいの里は環境学習の面で、愛知こどもの国はレクリエーションの面 で大きな役割を果たしています。

③ 民間施設緑地

民間施設緑地は、社寺境内地が255箇所、ゴルフ場が3箇所あります。社寺は市全域に わたって数多く分布していますが、特に一色町と吉良町に分布が集中しています。

(2)地域制緑地

地域制緑地は、市の西部から中央部にかけては、市街化調整区域のほとんどが農業振興地 域農用地に指定されており、矢作川・矢作古川は河川保全区域、東部の丘陵地は地域森林計 画対象民有林及び保安林、佐久島や吉良町から幡豆町にかけての島しょを含む海辺は自然公 園に指定されています。また、西尾地区の市街化区域内には市民農園が数多く分布し、良好 な地質を有する青鳥山の一部が自然環境保全地域に指定され、天然記念物は市東部を中心に 広く分布しています。

※1 市民農園→自然とのふれあいを求める市民に対し、その機会などを提供するために、レクリエーション

などとして営利以外の目的で、野菜や果物などの栽培を行えるよう、農地を一定区画に区分し、

一定期間貸し付ける農園。

(21)

■都市公園及び公共施設緑地の現況

注)都市公園及び公共施設緑地の名称等については資料編p.3-45~3-53をご参照ください。

(22)

■民間施設緑地の現況

注)民間施設緑地の名称等については資料編p.3-54~3-60をご参照ください。

(23)

■地域制緑地の現況

(3)

注)条例等によるもの(天然記念物)の名称等については資料編p.3-61~3-62をご参照 ください。

(24)

(3)緑地現況

■緑地現況総括表

注)地区毎の値については資料編p.3-64をご参照ください。

年       次

緑   地   種   別 ヶ 所 面 積 ( h a ) ㎡ / 人 ヶ 所 面 積 ( h a ) ㎡ / 人

28 6.78 0.65 32 7.87 0.48

4 5.99 0.57 5 8.01 0.49

1 3.70 0.35 2 10.77 0.65

0 0.00 0.00 0 0.00 0.00

0 0.00 0.00 1 3.97 0.24

33 16.47 1.57 40 30.62 1.86

0 0.00 0.00 1 12.60 0.76

0 0.00 0.00 0 0.00 0.00

0 0.00 0.00 0 0.00 0.00

0 0.00 0.00 0 0.00 0.00

0 0.00 0.00 0 0.00 0.00

0 0.00 0.00 0 0.00 0.00

1 0.81 0.08 0 0.00 0.00

4 7.31 0.70 14 32.53 1.97

0 0.00 0.00 0 0.00 0.00

0 0.00 0.00 0 0.00 0.00

38 24.58 2.34 55 75.76 4.59

121 41.28 3.94 251 226.86 13.75

159 65.86 6.28 306 302.62 18.34

91 33.59 3.20 257 159.80 9.68

6 0.30 0.03 11 0.49 0.03

244 99.15 9.45 552 461.94 27.99

52.40ー 52.40ー

0.00ー 4,882.39 ー

0.00ー 596.18 ー

22.15ー 2,526.96 ー

0.00ー 826.00 ー

0.00ー 479.32 ー

0.00ー 1.03 ー

74.55ー 9,364.30 ー

0.00ー 1.60 ー

74.55 ー 9,365.89 ー

0.00ー 1,370.99 ー

74.55 ー 7,994.90 ー

0.00ー 197.41 ー

173.71 ー 8,259.43 ー

市 街 化 区 域 内 人 口 104,893 人 都 市 計 画 区 域 人 口 165,027 人 市 街 化 区 域 面 積 2,832 h a 都 市 計 画 区 域 面 積 15,853 h a

6.1 %

52.1 %

都 市 公 園 等 の 目 標 水 準 都 市 公 園 4.59 ㎡ / 人 ( 住 民 一 人 当 た り 面 積 ) 都 市 公 園 等 18.34 ㎡ / 人

都 市 計 画 区 域 面 積 に 対 す る 割 合 緑 地 の 確 保 目 標 水 準

市街化区域面積に対する割合

面 積 特 殊 公 園

生 産 緑 地 地 区

地域森林計画 対象 民有 林

保 安 林

整   備   量 整   備   量

歴 史 公 園

墓 園

自 然 公 園

公 共 施 設 緑 地

広 域 公 園

そ の 他

人 口

河 川 区 域

風 致 公 園

動 植 物 公 園

施 設 緑 地 計

緩 衝 緑 地

都 市 緑 地

農業 振興 地域 農 用 地 都 市

基 幹 公 園

国の 設置 によ る も の

都 市 公 園 計

住 区 基 幹 公 園

基 幹 公 園

市 街 化 区 域 都 市 計 画 区 域 西 尾 市 全 域 現 況 ( 平 成 2 4 年 度 )

街 区 公 園

近 隣 公 園

地 区 公 園

総 合 公 園

自 然 環 境 保 全 地 域

緑 道

施 設 緑 地 間 の 重 複

都 市 公 園 等 合 計

民 間 施 設 緑 地

運 動 公 園

緑 地 総 計

小 計

地 域 制 緑 地 間 の 重 複

施 設 ・ 地 域 制 緑 地 間 の 重 複

地 域 制 緑 地 計

条 例 等 に よ る も の

法 によ るも の 計

(25)

6)緑化状況調査

(1)道路の緑化状況

都市計画道路の整備済区域における街路樹の整備率は、市全域及び市街化区域ともに42% となっています。

西尾環状線や富好新田宮崎鳥羽線のように自然樹形を維持しつつ成長している箇所では、 街路樹は都市の風格を形成する重要な緑となっており、木が大きく成長している衣浦岡崎線 や連続的な低木植栽のある衣浦蒲郡線では緑視率も高くなっています。

一方、まちの中心部にあっても強剪定等により良好な樹形が維持されず、改善が求められ る路線もみられ、市街地の中心部では緑視率の低い道路が多く目立ちます。

自然樹形の街路樹(西尾環状線)

都市の風格を形成する街路樹(富好新田宮崎鳥羽線)

中木の街路樹(国道247号線(東幡豆町))

駅前の街路樹(吉田駅前線)

大きく成長した街路樹(開正池田線)

連続的な低木植栽のある道路(衣浦蒲郡線)

(26)

■道路緑化状況図

■道路緑視状況図

(27)

(2)公共施設の緑化状況

公共施設の緑化率 ※1

の全体平均値は約 12.3%となっています。特に、西尾市立図書館、 西尾市文化会館、西尾市役所に見られるように文化・娯楽施設の緑化状況は良好であり、都 市部において市民の利用に供する良好な緑地空間を形成しています。

また、近年では「あいち森と緑づくり都市緑化推進事業」の一環で、保育園の園庭芝生化 が推進されており、H24年度4箇所が整備済です。植樹祭など市民参加の緑化イベントも 増えてきています。

西尾市立図書館 西尾市文化会館

西尾市役所 西尾市植樹祭

荻原保育園(園庭芝生化後) 荻原保育園(園庭芝生化前)

※1 緑化率→学校などの公共公益施設や工場などの民間施設において、各施設の敷地面積に対する

緑化された面積の割合。

(28)

(3)民有地の緑化状況

本市における民有地の主な緑地は、市内に数多く存在する社寺林や大規模工場緑地等です。 市街地内に点在する社寺林の緑は、まとまった緑量の乏しい市街地において、景観的にも生 態系ネットワークとしても重要な役割を持っています。民間企業の中には、敷地内や敷地周 辺での緑化活動を地域住民と協働で行っているところも見られます。

また、街路樹の無い沿道では、住宅地の敷地内緑化が景観に潤いをもたらしています。

妙善寺(かぼちゃ寺)

城下町歴史散策小径

東幡豆町の町並み 西尾新川港線沿いの民有地緑化

民間企業緑地①

民間企業緑地②

(29)

(4)緑化に関する条例等

西尾市では、みどり豊かな自然環境を確保するため、「西尾市緑化推進基金」を設置し、毎 会計年度一般会計歳入歳出予算に定める額を基金として積み立てています(平成4年3 月施 行)。

また、市、市民及び事業者が一体となって緑化の推進及びみどりの保全を図り、健康で文化 的な市民生活と美観風致を保持することを目的として、「西尾市緑化推進条例」により、保存 する必要があると認める樹木又は樹林を保存樹木や保存樹林として定めています(平成5年3 月施行、平成17年3月改正)。保存樹木及び保存樹林として指定されたものは、「西尾市保存 樹木・保存樹林補助金交付要綱」に沿って、維持管理費の一部が補助されます。補助金額は以 下のとおりです。

■保存樹木及び保存樹林の補助金額

資料:西尾市

さらに、愛知県が行う「あいち森と緑づくり都市緑化推進事業」に基づく間接補助事業に より、民有地の緑化及び市民参加で実施する緑化活動の経費に対し、「西尾市都市緑化推進事 業補助金交付要綱」に沿って補助金を交付しています。補助金の対象となる事業は以下のと おりです。

①緑の街並み推進事業:市街化区域及び市街化調整区域内の既存集落において、緑化施設

評価基準を満たし、緑化面積80㎡以上(生垣は延長50m以上) の民有地の建物又は敷地の緑化を進める事業

②市民参加緑づくり事業:市民団体等が市内の公有地において、参加者 100 名以上(講 師を派遣する事業は20 名以上)の市民参加による樹林地整備、 植栽、ビオトープ

※1

づくり等の緑づくり活動又は体験学習を実施 する事業

※1 ビオトープ→野生生物を意味するBiosと場所を意味するToposを合成したドイツ語で、直訳すれ

ば「生物生息空間」となる。有機的に結びついた生物群、すなわち生物社会の生息空

間を意味する。

区 分 補 助 金 の 額 (年額)

保存樹木

1本 2,000円 2本~ 5本 3,000円 6本~10本 4,000円 11本以上 5,000円 保存樹林 100㎡当たり1,000円(限度額10,000円)

(30)

緑化施設評価認定表及び補助金額は以下に示すとおりです。

■緑化施設評価認定表

緑化事業 基 準 要 件

屋上緑化 壁面緑化 空地緑化 駐車場緑化

右記要件のいず れかを満たすこ と。

1 道路から眺望できること。

2 不特定の人が立ち入って見ることができること。 3 管理者等の了承のもと、必要に応じて見ることが

できること。

生垣設置 右記要件を満た すこと。

1 生垣の接道(公共用道路及び市長がこれに準ずる と認める道路に接する)延長が設置した生垣の全体 延長の60%以上であること。

2 樹木の高さが宅地面から0.6m以上であること。 3 延長1メートル当たり2本以上植樹すること。

■各事業による補助金交付額

事業区分 対象経費 補助金交付額

緑の街並み推 進事業

屋上緑化、壁面緑化、空地 緑化及び駐車場緑化の工事 費のうち、植栽、植栽基盤(土 壌、軽量土、土壌改良材及び 防根層を含む。)、灌水施設 及び生垣設置に係る工事費。 ただし、植栽については植栽 した個体の生育期間が1年 から2年間程度しか見込め ないものは除く。

1 補助金の交付額は、対象経費の2分の1 の額とし、次の条件の範囲内とする。

(1) 屋上緑化、壁面緑化及び空地緑化は、 緑化面積に1㎡当たり3万円を乗じて得 た額

(2) 駐車場緑化は、緑化面積に1㎡当たり 2万円を乗じて得た額

(3) 生垣緑化は、生垣の延長に1m当たり 5千円を乗じて得た額

2 補助金の交付額は、500万円を上限と する。

3 補助金の交付額が10万円未満の場合 は、交付しない。

市民参加緑づ くり事業

工事費、役務費、【委託料】、 【報償費】、【旅費】、【使 用料】、【需用費等】。講師 派遣等は【 】の費用。ただ し、食糧費、交際費、接待費、 団体運営費その他市長が補 助事業の実施に必要ないと 認める経費は、対象としな い。

1 補助金の交付額は、300万円を上限と する。

2 補助金の交付額が10万円未満の場合 は、交付しない。

3 市民団体等の活動に講師の派遣等をする 事業にあっては補助金交付額の総額は1件 当たり17万円を上限とする。

注)工事費、役務費及び委託料については、工事目的物の完遂にあたり高度な専門知識、技能 又は資格を必要とするもの、危険な作業を伴うこと等により、一般市民による施工が困難な ものを対象とする。

資料:西尾市

(31)

(5)緑化に関する市民活動

緑化に関する市民活動登録団体は以下の7団体(平成 23 年度時点)あり、にしお環境市 民塾と西尾商工会議所、市の共催で「緑のカーテン

※1

コンテスト」を開催するなど、市民に 対し緑化活動への参加を広く啓発しています。

■市民活動登録団体

団体名 事業の目的 活動内容

国宝公園の桜を守る会 国宝金蓮寺弥陀堂・旧白山公園一

帯 に 広 が る 歴 史 的 環 境 や 桜 を 長

く保存し、市民の健康づくりと憩

いの場・児童生徒の歴史と文化を 学ぶ場として整備すること。

・桜の維持管理 ・下草刈り ・ゴミ拾い

二の沢川を美しくする会 水辺プラザ事業の一角として、ボ

ラ ン テ ィ ア で 川 周 辺 の 美 化 活 動

を行うこと。二の沢川を訪れる人

たちが潤い、安らぐ場所を整備す

ること。

・アジサイの植栽

・川の中のゴミ拾い清掃美化

活動

花だんの会 福 地 ふ れ あ い セ ン タ ー を き れ い

に維持し、地域住民の交流を深め ること。

・花だんの整備(6月・11月) ・花だんの草取り、手入れ ・フェスティバル開催(12月)

にしお環境市民塾 里 山 を で き る 限 り 多 様 な 生 き 物

の住処として再生させること。ま

た 、 里 山 整 備 活 動 の 体 験 を 通 じ

て、市民に里山の現状と管理の必

要性を啓発すること。

・竹林整備活動のボランティア 募集

・竹林整備イベント ・竹の伐採、片付け

・竹チップの作成

一色住みよい環境を守る会

地 域 住 民 が 一 体 と な っ て 活 動 す

ることにより、安全で安心な生活

環 境 と 、 豊 か な 三 河 湾 を 取 り 戻

し、それを守り続けて、次の時代

を 担 う 子 供 た ち に 誇 り を 持 っ て 引き継ぐこと。

①生 活 環 境・ 自 然環 境 を 守る た め の啓発及び監視活動

②その他、目的達成のための活動 主な活動

1.産業廃棄物監視事業 2.コスモス&そばまつり 3.通学路清掃

kiraまちづくり応援隊 はじとび

私 達 の 郷 土 で あ る 吉 良 の 自 然

的・社会的環境を愛し、義理と人

情 に 代 表 さ れ る よ う な 心 の ふ れ

あいを育み、「住民が住んでいて

楽しくなるようなまち」を目指し

た活動を展開すること。

①まちづくりイベントの開催

(はじとび寄席など)

②イ ベ ン トの 補 助( 仁 吉 まつ り 、 きらまつりなど)

③そ の 他 、他 の 団体 の 依 頼に よ る

活 動 ( 吉 良 地 域 ウ ォ ー キン グ マ ップ作成など)

主な活動

1.1000人クリーン作戦

特定非営利活動法人 愛知レスキュー

少 し で も 社 会 の 役 に 立 て ら れ る

ように、環境保全活動や災害機材

の開発、まちづくり活動、社会教 育への貢献をすること。

主な活動

1. 保 育 園、 小 学校 、 事 業所 に お ける壁面緑化の指導

2. 河 川 の藻 刈 りや 堤 防 の草 刈 り 清掃 資料:西尾市

※1 緑のカーテン→つる性の植物を窓の外部に植えた自然のカーテンで、熱エネルギーの遮断効果や日差し

を和らげるとともに室温の上昇を抑え、省エネ効果が期待できる。

(32)

(6)緑の維持管理

①公園緑地等

身近な公園等の維持管理は以下のような分担で行っています。 ■公園種別毎の管理

資料:西尾市

9箇所の街区公園及び緑地では、アダプトプログラム ※1

の導入によって市民協働で管理を 行っており、市からは道具の貸し出しを行っています。

■アダプトプログラムにより管理している公園

公園名 グループ名 清掃 除草 その他

緑町公園 緑町町内会 毎日 毎日 情報の提供

米津公園 米津公園グラウンドゴルフ 1回/月 1回/月 情報の提供

鶴城1号公園 亀沢西部子供会 1回/月 1回/月 情報の提供

桜町公園 北部鶴城会 3回/週 3回/週 情報の提供

龍神ひろば 高砂町子ども会 1回/月 1回/月 トイレ清掃

伊藤3号公園 伊藤グラウンドゴルフクラブ 3回/週 3回/週

低木の剪定 芝刈り

みなとまち緑地 矢田スターズ 1回/月 1回/月 情報の提供

十三新田公園 十二番組 5回/年 ― ―

下町公園 春日会 1回/月 1回/月 情報の提供 資料:西尾市(平成24年4月)

※1 アダプトプログラム→英語で養子にするという意味があり、アダプトプログラムとは道路や公園などの公

共施設を養子にみたて、地元住民や地元企業のボランティアグループが里親として、

道路や公園などを愛情と責任を持って清掃・美化する取組のこと。 公園の種別 管理

方式 管理者

委託先の

維持管理内容 頻度

公 共 施 設 緑地

ちびっ子広場 委託 地元町内会

清 掃 、 草 刈 り 、 樹木剪定

随時

児童遊園 委託 地元町内会 清 掃 、 草 刈 り 、

樹木剪定 随時

都市公園

街区公園 直営

社 団 法 人 西 尾 市 シ ル バ ー 人 材 セ ンター

清 掃 、 草 刈 り 、 樹木剪定

清掃週1回、草刈 り剪定随時

近隣公園 直営

社 団 法 人 西 尾 市 シ ル バ ー 人 材 セ ンター

清 掃 、 草 刈 り 、 樹木剪定

清掃週1回、草刈 り剪定随時

地区公園

指定 管理者

西 尾 市 都 市 施 設 管理協会

施 設 等 の 維 持 管 理 、 施 設 利 用 に 関する運営管理

随時

(33)

また、遊具のペンキ塗りを市民協働

※1

で行った 事例もあり、一番組ちびっこ広場では鉄棒・ブ ランコ・すべり台のペンキ塗りをするという市 民のボランティアに対し、原材料の支給を行い ました。

②街路樹

街路樹については、4月中旬から9月下旬まで月2回程度(1回あたり4時間程度)の病害

虫監視パトロールを行っています。病害虫を発見したときには支障枝を剪定するなどして、市 民の安全を守るとともに健全な樹木育成に努めています。

■街路樹の病害虫防除についてのフロー

資料:西尾市

※1 市民協働→市民・事業者・市など、これまで各々の目的に応じた生活や事業などを行い、時には相反する

関係であった主体が、それぞれの立場に応じた公平な役割分担のもとに、環境保全やまちづくり

など共通の目標、理念を持ち、その実現に向けた取り組みを行うときの協調的関係。 一番組ちびっこ広場遊具ペンキ塗りの様子

公園の使用制限

消毒散布 注意看板設置「けむし発生注意」

剪定による防除

消毒散布周知看板設置 パトロール

市担当者に連絡、立会い 害虫発見

害虫早期発見(若齢幼虫時) 害虫発見が遅く、樹木全体に広がっている

(34)

また、樹勢が悪く台風などの強風で倒木の発生が予想される箇所や人体へ害を及ぼす恐 れのある病害虫が発生している箇所では、年間を通して強剪定しており、生育不良や樹形 の悪い木が多く見られます。このような状況を改善すべく、平成 25 年度からあいち森と 緑づくり事業の一環として樹木の植え替え作業を進めています。

■上町道光寺線(菅原交差点~道光寺南交差点)における街路樹の植え替え

<現況樹種> <植替樹種> 高木:ニセアカシア(根が浅く、倒木の恐れ有り) 高木:ヤマボウシ 低木:サザンカ(毛虫(チャドクガ)の発生) 低木:ツツジ

(7)市民協働による公園づくり

ワークショップなどによって公園利用者である市民とともに公園計画を立てた公園数は 8 箇所あります。今後も新規整備する公園ではワークショップによる公園づくりを進めて

いきます。

公園名 市民協働による公園づくりの方法

伊藤1号公園 ワークショップ(地域住民)

龍神ひろば 町内説明会

岡島緑地 町内説明会

中畑緑地 町内説明会

みなとまち1号緑地 ワークショップ(施設利用者(体育協会等スポーツ団体)) 富山公園 ワークショップ(地域住民)

米津1号公園 町内説明会

古川緑地 ワークショップ(地域住民)

資料:西尾市(平成25年2月) 出典:緑化樹木ガイドブック

(35)

1-4

市民意向調査

1)市民意向調査(平成23年・平成24年)

(1)調査の概要

①調査目的:新・西尾市総合計画の策定にあたって、広く市民からの意見や要望を聞き取り、

市民の意向を反映した計画づくりを行うこと、市民の皆さんの暮らしの現状など を把握することを目的としています。

②調査対象:平成23年は15歳以上5000、名、平成24年は16歳以上3000名 (住民基本台帳をもとに市民から無作為に抽出)

③調査方法:郵送による配布、回収

④調査期間:平成23年8月、平成24年7月

⑤回収状況:平成23年の有効回収率42.4%、平成24年の有効回収率45.2%

(2)調査結果の概要

①西尾市の暮らしやすさ (計画への留意点)

●西尾市に住み続けたい理由

→約30%が「緑が多い」 ●西尾市に住み続けたくない理由

→約20%が「都市基盤が整備されていない」、

「公共施設が充実していない」

②環境保全 (計画への留意点)

●必要な環境への取り組み

→約40%が「川や海、里山等の自然環境保護」

約35%が「公園・緑地等の整備」

約20%が「農地保全や環境保全型農業の推進」

約15%が「自然とのふれあいの場の創出」、

「地球環境問題への積極的な取組」

・良好な住環境を創出す

るため、豊かな緑を保

全し、都市基盤となる

公園緑地を充足させる ことが望ましい。

・自然環境や農地の保全

と豊かな自然を活用し

た自然とのふれあいの

場の創出、公園緑地の

整備、市民協働による

市街地の緑化の推進が 必要である。

(36)

③まちづくりに対する評価

●施策に対する満足度・重要度

満足度

低 並 高

重 要 度

・ 安 全 で 災 害 に 強 いまちづくり

― ―

・ 市 民 の 憩 い の 場 と な る 公 園 ・ 緑 地の整備

・ 市 民 と 行 政 の 協 働 の まちづくり

・ 河 川 ・ 海 岸 の 総 合 的 な環境整備

・健康づくりの支援 ・ 海・川・ 山など の多

様な自然環境の保全 ・ 地域の特 色を活 かし

た農業・漁業の振興 ・ 地域ぐる みの防 災活

動の推進

・ 快 適 で 魅 力 あ る 市街地の整備

・ 緑 と と も に あ る ラ イ フスタイルの推進 ・ 地 球 環 境 保 全 活 動 の

推進

・ 公 害 対 策 な ど 身 近 な 生活環境の保全 ・ 活 発 な コ ミ ュ ニ テ ィ

活動の推進

・ 生涯学習 の推進 と歴 史文化の継承

・ みんなが 元気に なる スポーツの振興 ・ 自然や歴 史文化 など

地 域 資 源を 活か し た 観光振興

(計画への留意点)

注)緑の基本計画の策定に関する事項のみ抜粋しています。

市民意向調査結果の詳細な内容については資料編p.4-1~4-13をご参照ください。

・重要度が高く満足度が低くなっている「安全で災害に強いまちづくり」を

推進していく必要がある。「地域ぐるみの防災活動」を継続・拡大するな

ど、ハード及びソフトの両面から多重防御の災害対策が求められる。

・新たな施設整備では「公園・緑地の整備」と「河川・海岸の環境整備」が 求められている。

・良好な都市環境の創出とコミュニティ形成に寄与する「市民と行政の協働 のまちづくり」の推進が望まれる。

・満足度の高い「自然環境の保全」や「農業・漁業の振興」、「健康づくりの

支援」、「歴史文化の継承」、「地域資源を活かした観光振興」などを引き続 き推進することが望ましい。

(37)

2)市政世論調査(平成24年)

(1)調査の概要

①調査目的:市政に対する市民の考えや要望を幅広く正確にとらえ、市政に反映することを

目的としています。

②調査対象:3000人(住民基本台帳に登録されている20歳以上の男女を無作為に抽出) ③調査方法:郵送による配布、回収

④調査期間:平成24年10月15日~10月31日 ⑤回収状況:60.7%

(2)調査結果の概要

①緑のまちづくり (計画への留意点)

●西尾市は緑豊かなまちであると思うか

→約50%が「思う」、約30%が「思わない」 ●守りたい、増やしたいと思う緑

→約60%が「公園や緑地」

約35%が「街路樹などの道路の緑」

約30%が「学校などの公共施設の緑」、 「河川などの水辺の緑」 ●現在どのような緑化活動をしているか、

今後どのような緑化活動に参加したいか →約50%が「住宅の緑化」

約30%が「市民農園や家庭菜園などでの野菜栽培」

②ボランティア活動への参加 (計画への留意点) ●町内会などの地域活動やボランティア活動に

参加しているか

→約50%が「参加している」

(約30%が「祭りや地域イベント」、約25%が 「環境保全や清掃活動」、その他防災、健康づくり、 交通安全、福祉、芸術、外国人支援など)

●参加していない理由

→約35%が「どんな行事や活動があるか分からない」 ●今後参加したい活動

→約30%が「健康づくり」、「祭りや地域イベント」 約25%が「環境保全や清掃活動」

約20%が「防災・災害支援活動」

・市民 と緑 の接 点を

増 やし 、 緑 豊か な

ま ちで あ る と思 う

率 を高 め る こと が 望ましい。

・公の緑を守りたい、

増 やし た い と思 っ

て いる 人 が 多く 、

積 極的 な 緑 化や 公

園 緑地 ・ 河 川の 整 備が望まれる。

・住宅 の緑 化に 関心

の ある 人 が 多い た

め 、民 有 地 緑化 の

支 援を 充 足 させ る と良い。

・祭り やイ ベン ト、

環 境保 全 や 清掃 、

防 災な ど の 地域 活

動 の場 と し て公 園

を 活用 し 、 公園 の

利 用促 進 を 図る こ とが望ましい。

・活動 の周 知を 推進

し 、活 動 へ の市 民

参 画を 促 す こと が 望ましい。

注)緑の基本計画の策定に関する事項のみ抜粋しています。

市政世論調査結果の詳細な内容については資料編p.4-14~4-17をご参照ください。

(38)

3)公園の維持管理に関するアンケート調査(平成25年)

(1)調査の概要

①調査の目的:本調査は、公園を維持管理している市民団体の問題点を探るとともに、公園

利用者の公園施設や維持管理に対する満足度と管理運営への参画の可能性を探 ることを目的としています。

<管理活動団体への維持管理活動調査>

②調査対象:公園数 25箇所、団体数 25団体(公園名及び団体名は以下のとおり)

③調査方法:平成25年度の維持管理団体更新手続き時に、窓口にてアンケートに現地記入 ④調査期間:平成25年3月

⑤調査項目:1.所属団体について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4問 2.問1 維持管理にかかわる内容について・・・・・・・・・・・・・・・・5問 問2 現状の維持管理活動の状況について・・・・・・・・・・・・・・8問 問3 自由意見

番号 公園名 維持管理団体名 1 緑町公園 緑町町内会

2 米津公園 米津公園グランド・ゴルフクラブ

3 鶴城1号公園 亀沢西部子ども会 4 桜町公園 北部鶴城会 5 龍神ひろば 高砂町子ども会 6 伊藤3号公園 伊藤グランドゴルフクラブ 7 みなとまち緑地 矢田スターズ 8 十三新田公園 十二番組

9 下町公園 春日会

10 一色海浜公園 西尾市シルバー人材センター

11 鶴城公園 〃

12 戸ケ崎公園 〃

13 田貫公園 〃

14 横須賀公園 〃

15 コミュニティ公園 〃

16 桜町公園 〃

17 緑町公園 〃

18 伊藤3号公園 〃 19 住崎1号公園 〃 20 伊藤1号公園 〃

21 徳次公園 〃

22 下町公園 〃

23 吉田公園 〃

24 十三新田公園 〃

25 門内公園 〃

(39)

<公園利用者への維持管理に対する調査>

②調査対象:公園数 18箇所、利用者数 98人 (公園名及び各公園の配布枚数は以下に示すとおり)

③調査方法:踏査、各公園にてアンケートに現地記入

④調査期間:平成25年4月2日~4月4日 午前9時~10時、午後3時半~4時半

⑤調査項目:1.回答者の属性について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4問 2.問1 当該公園の利用状況について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11問 問2 当該公園の維持管理について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3問 問3 身近な公園での管理運営へのかかわりについて・・・・・・3問 問4 自由意見

番号 公園名 区分 管理者

アンケート

配布枚数

1 西尾公園 地区公園 指定管理者 20

2 一色海浜公園 〃 西尾市シルバー人材センター 3

3 鶴城公園 近隣公園 西尾市シルバー人材センター 9

4 戸ヶ崎公園 〃 西尾市シルバー人材センター 13

5 田貫公園 〃 西尾市シルバー人材センター 3

6 横須賀公園 〃 西尾市シルバー人材センター 2

7 コミュニティ公園〃 西尾市シルバー人材センター 7

8 桜町公園 街区公園 アダプトプログラム団体 9

9 緑町公園 〃 アダプトプログラム団体 5

10 伊藤3号公園 〃 アダプトプログラム団体 11

11 住崎1号公園 〃 西尾市シルバー人材センター 2

12 伊藤1号公園 〃 西尾市シルバー人材センター 3

13 徳次公園 〃 西尾市シルバー人材センター 5

14 下町公園 〃 アダプトプログラム団体 0

15 十三新田公園 〃 アダプトプログラム団体 4

16 門内公園 〃 西尾市シルバー人材センター 2

計 98

(40)

(2)調査結果の概要

<管理活動団体への維持管理活動アンケート調査(調査数:25団体)>

①維持管理活動の内容

②維持管理活動の状況

(活動状況) (計画への留意点)

(管理団体の当該公園の利用面) (計画への留意点)

③自由意見 (計画への留意点) ●構成 → 団体の多くは小学生以下の子どももしくはリタイア層。 ●活動頻度 → 約80%が週1回以下。

●1回あたりの活動時間→1~2時間程度が標準的。

●1回あたりの人数 → シルバーでは1人、その他団体では6~10人が最も多い ●管理の内容 → 主に「園内のゴミ拾い」、「トイレの清掃」、「除草」。

●活動の満足度

→全員が「満足」あるいは「ふつう」。 ●活動の大変さ

→約80%が「負担ではない」「ふつう」。

●活動頻度

→約80%が「現状維持」を望む。

●今後の取り組み

→約80%が「ずっと続けたい」。

●公園利用

→約80%が週1回以上利用。

●充実すると良いこと

→「草花の手入れ」「除草」「園内のゴミ拾い」 の順。

●充実すると良い施設

→「ベンチ」「遊具」「草花や樹木」の順。

・管理活動のしやすさや活動意欲を高めるため

の市への協力要望がある。

・「お茶の支給」、「掃除道具入れの大型化更新」、 「利用マナーの指導(ゴミ捨て)」等

・アダプトプログラムでは団体が

自 ら 活 動 内 容 を 決 め て い る た め、全体的に満足度が高い。

・今後、登録団体数を増やすため

には、現状程度の活動内容を基

本として、活動意欲を高めるた

めの支援や活動内容の周知、情 報発信などが必要である。

・「 草 花 の 手 入 れ 」 や 「 除草 」 を 充実していく必要がある。

・「ベンチ」や「遊具」の整備

・管理活動をスムーズにするため

の支援や情報提供を行う。

・要望については個別に各団体に

意見聴取を実施し、対応につい て調整する必要がある。

(41)

<公園利用者への維持管理に対するアンケート調査(調査数:18公園対象、98票)>

①回答者の属性について

②当該公園の利用状況 (計画への留意点)

③維持管理 (計画への留意点)

④管理運営への参加 (計画への留意点)

⑤自由意見 (計画への留意点)

※1 ユニバーサルデザイン→ユニバーサルデザイン(Universal Design)とは国籍や文化、言語を越え、年代

や個々の能力レベルの程度を問わずに誰もが利用することができるような製品、施

設などのデザイン・設計。

・性別→男女半々、年齢は各年代層にわかれる

・交通手段→徒歩が最も多く、10分以内が3/4。徒歩に次いで車での来園者が多い。

・「わからない」と答える人が半数以上を占め、「参

加したい」とする人数は約20%。

・「関心のない」内容としては、「公園の計画や改

修」、「運営やイベント計画」に比べ「清掃や花

壇の手入れ等の維持管理」を挙げる人が多い。 ●「園内の清掃」や「樹木や花壇などの管理」→

「満足」あるいは「ふつう」約90%。 ●「トイレの清潔さ」→「不満]約20%。

●公園配置

・市内に公園が少ない。

●欲しい施設

・遊具や運動施設、芝生空間や桜の植栽、樹名板

の設置等緑の充実、落ち葉の少ない木を植栽

●改修して欲しい施設

・グラウンドや野球場等大規模な施設

・ジャングルジム等身近な公園施設の改修

●利用面

・幼児の遊び場の安全性や不審者の存在等防犯面

に関して不安。

・公園利用者のマナーの向上や運営管理の充実 ●利用頻度 →週1回以上が80%。

●利用目的 →「散歩」、「遊び」、「運動」、「子供

を遊ばせる」の順。体を動かすといった公園の レクリエーション機能が求められている。

●利用満足度→「満足」あるいは「ふつう」が約 80%。景観 や緑に は満 足 度が高 いが、 遊具や

休憩施設、安全性に一部不満がみられる。

・公園不足地域への新規整備

・遊具や運動施設の整備改修

・植栽空間の充実

・安全・安心な公園づくり

(見通しの良い公園、ユニバ

ーサルデザイン、確実な点 検調査の実施等)

・地域で見守る公園づくり、

公 園 へ の 関 心 を 高 め る 取 り組み

・ 公 園 施 設 の 安 心 、 安 全 に 対

し て の 維 持 管 理 の 充 実 を 図 る

必 要 が あ る 。 老 朽 化 や 長 寿 命

化 に 対 す る 対 策 や ユ ニ バ ー サ

ルデザイン ※1

に配慮した公園

施設整備が必要である。

・トイレを重点的に維持管理 する必要がある。

・利用者のマナーの向上を図 る取り組み

・公園計画づくりや維持管理

活動、イベントの周知、参

加を促すことで今後「参加

したい」とする人を獲得し

ていくことが必要である。

注)緑の基本計画の策定に関する事項のみ抜粋しています。

(42)

1-5

現況のまとめ

西尾市の現況について、前述の項目を整理する。

項目 概要

緑の現況量

・市域の約70%が緑に覆われている。

・農地の緑が最も多く、約50%を占めており、茶畑は市域西部に広が っている。

・樹林地は東部に集中し、南部には養鰻池の水面が多く、西部の市境に 矢作川、中央部に矢作古川が流れ、三河湾に注いでいる。

緑の景観

自然景観

・本市の自然景観は、市街地周辺の平地に広がる「田園景観」、市の北東

部に広がる三ヶ根山をはじめとする山並みの「山地景観」、三河湾に沿 って広がる「海辺景観」、矢作古川、矢作川などの「河川景観」によって 構成されている。

都市景観

・住宅地や商店街などによる「街並み景観」、街路樹や沿道建物により連

続的な景観の軸となる「街路景観」、まちの顔としての駅や線路からな る「鉄道景観」によって構成されている。その他、地域のランドマーク となる建物として、岩瀬文庫や市役所など特徴的な建物が景観の重要 な要素となっている。

歴史景観

・市内各所に立地する社寺や城跡は、地域の歴史や伝統を伝える存在で

あり、社寺林や祭礼などの伝統的行事を含め、地域のシンボルとなる 「歴史景観」となっている。

産業景観

・市西部に広がる茶畑、南部の海岸沿いに広がる養鰻池、憩いの広場の

植木やバラ園、大規模工場など、地場産業が地域固有の「産業景観」 を形成している。

土地自然特性 ・本市の特徴的な動植物は、市内に点在する社寺、東部の山地、南部の 海岸沿いや佐久島などの島しょを中心に分布している。

緑地現況 調査

施設緑地

・都市公園は55箇所あり、一人あたり都市公園面積は4.6㎡/人、都 市公園等面積は18.3㎡/人である。八ツ面山公園や矢作川西尾緑地 などは、面積も大きく、市の代表的な緑となっている。

・公共施設緑地は254箇所あり、愛知こどもの国、西尾市いきものふ れあいの里は、市の縁辺部にあるが、大規模であり、重要な緑地とな っている。

・民間施設緑地の多くは社寺境内地で、ほぼ市全域に分布している。

地域制緑地

・農業振興地域農用地、地域森林計画対象民有林、保安林、自然公園、

河川保全区域、自然環境保全地域、生産緑地、天然記念物があり、市 街化調整区域の大部分がいずれかの地域指定となっている。

緑化状況 調査

道路緑化の 状況

・都市計画道路の内整備済区域では、市全域・市街化区域ともに42% の緑化率である。

・西尾環状線や富好新田宮崎鳥羽線など自然樹形を維持しつつ成長して いる箇所では、街路樹が都市の風格を形成する重要な緑となってい る。

・強剪定や樹木の生育環境が十分に確保されておらず、都市の中心部に あっても良好な樹形を呈していない箇所もある。

公共施設緑化

の状況

・公共施設の緑化状況は、概ね良好であり、都市部において市民の利用 に供する良好な緑地空間を形成している。

・保育園などの園庭芝生化が推進されている。

・建物周りに少量の緑を配置した程度となっている箇所もみられる。

民有地の緑化 状況

・市街地内に点在する社寺林の緑は、まとまった緑量の乏しい市街地に おいて、景観的にも生態系ネットワークとしても重要な役割を持って いる。

・民間企業の中には、工場敷地内や周辺地域での緑化活動を地域住民と 協働で行っているところも見られる。

(43)

項目 概要

緑化状況 調査

民有地の緑化 状況

・街路樹のない沿道では、住宅地の敷地内緑化が景観に潤いをもたらし ている。

緑化に関する 条例等

・みどり豊かな自然環境を確保するため、「西尾市緑化推進基金」を設 置し、毎会計年度一般会計歳入歳出予算に定める額を基金として積み 立てている。

・「西尾市緑化推進条例」により、保存する必要があると認める樹木又

は樹林を保存樹木や保存樹林として定め、維持管理費の一部を補助し ている。

・愛知県が行う「あいち森と緑づくり都市緑化推進事業」に基づく間接 補助事業により、民有地の緑化及び市民参加で実施する緑化活動の経 費に対し、補助金を交付している。

緑化に関する 市民活動

・緑化に関する市民活動登録団体は7団体あり、緑のカーテンコンテス トの開催など市民に対し緑化活動の啓発を行っている。

公園等の維持 管理

・ちびっ子広場・児童遊園は地元町内会、都市公園はシルバーや指定管 理者によって管理されている。

・アダプト制度による都市公園の管理箇所数は9箇所ある。 街路樹の維持

管理

・月2回病害虫の監視パトロールを行っている。

・樹勢が悪く倒木の恐れがあり、病害虫が蔓延している上町道光寺線で は、街路樹の植え替えを進めている。

市民協働によ

る公園づくり

・ワークショップなど公園利用者とともに公園計画を立てた公園数は8 箇所ある。

市民意識調査

・公共施設など都市基盤の整備(特に公園・緑地、河川・海岸)を求め る意見が多い。

・災害や防災への意識が非常に高く、地震・津波対策、水害・土砂対策 を重要視する意見が多い。

・公園緑地や街路樹、学校の緑など公の緑や河川などの水辺の緑を守り たい・増やしたいとする意見が多い。

・既存の資源を保全活用していきたいという意見が多い。 ・住宅の緑化や市民農園などでの野菜栽培に対する関心が高い。

公 園 の 維 持 管 理 に 関 す る アンケート調査

・アダプトプログラムの登録団体の活動満足度は高く、今後登録団体数 を増やすため、活動意欲を高めるための支援や活動の周知、情報発信 が必要である。

・公園の管理運営への市民参加について「わからない」と回答する人が

多いため、活動やイベントの周知を行い、参加者を獲得していくこと が望まれる。

・草花の手入れや除草、トイレの維持管理の充実と安全安心な公園づく りが望まれる。

・公園不足地域への新規公園の整備が求められている。

参照

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