平成18年度第2回安曇地域協議会 会議録(要旨)
開催日時:平成18年7月13日
午後1時30分∼午後4時15分
場 所:支所大会議室
出 席 者(12名)
加藤会長、上條副会長、川上、相澤、上條 (明)、齋藤(正)、忠地、大野、加藤(淳)、小
澤、筒木、藤澤委員
欠席者(3名)
良波、奥原、齋藤(志)委員 支所職員
支所長、総務、市民環境、健康福祉、建設
農林、教育課長、齋藤総務係長、加藤観光
商工係長、秋山主任
1 開 会 (総務課長)
2 あ い さ つ (加藤協議会長)
安曇地域は危険箇所が多いので、市に頑張ってもらうためにも、事情がわかっている者が声を
出して、地域としてできることを積極的に取組むため、NPO の設立をした。今後、県の許可を 得ることになる。
設立総会には270人程の加入申し込みがあり、100人位が出席した。菅谷市長もお祝いに
駆けつけてくれた。協働の町づくりに沿った展開ができれば良いと思っています。
も う 一 点 、「 乗 鞍 再 整 備 計 画 策 定 に 対 す る 要 望 書 」 を 提 出 す る に 当 っ て 、 大 野 川 地 区 の 当 協 議
会委員を始めとする皆さんの熱心な取組みや、地元の協議会委員等の要望もあったことから、乗
鞍の旅館組合長、民宿組合長、大野川町会長と一緒に協議会長名を使わせていただいたので、ご
了解いただきたい。
本日は、議題の審議が早く終わりましたら、協議会委員の任期も1年ないので、次の委員へ向
けて、協議会のあり方についての意見交換をしたいと考えているので、よろしくお願いします。
3 議 事 (進行:協議会長)
会 長
総 務 課 長
それでは、次第に沿って議事を進めさせていただきます。
協議項目の「実施計画第37号策定概要について」を事務局から説明願います。
新市建設計画関連分の概要資料の「判断・課題等」の欄を説明
・自動交付機設置事業について、今後、費用対効果の検証が必要
・安曇支所庁舎改修事業について、本年度3月に耐震診断を実施
この結果に基づき、改修の程度や必要性、具体的な活用方法等を検討
・合併4地区福祉ひろば事業について、地区社協を主体とした運営組織を立ち上
げ、7月中に事業開始予定、地理的条件を考慮し、移動型ひろばを予定。
事業は、地域密着型の小規模多機能型を計画
(市全体の計画事業費:8億2千7百万円で、この内、安曇分は、18年度1
千7百50万円です。)
・大野川診療所改築事業について、大野川地区を含む安曇地域全体における医療
体制のあり方を研究しながら、整備方法を検討
・産業遺産「風穴」の保存改修事業について、道の駅「風穴の里」と一体性確保
と投資効果の検証が必要
当面、水車、太鼓橋の改修を計画
・林道奈川・安曇線整備事業について、計画的に整備
・林道奈川・安曇線(スーパー林道B線)冬季維持管理事業については、当初予
算化済(当初予算額:1千万円)
・観光地の景観整備について、中部電力との調整、費用負担のあり方及び「乗鞍
高原再生計画」と併せて検討
・上高地食堂従業員宿舎改築について、施設のあり方の検討と財政見通しが必要
であることから、当面は改修対応
・上高地アルペンホテル改修事業について、当面は必要最小限の改修
・上高地アルペンホテル従業員宿舎について、ホテルと同様の対応
・徳沢ロッヂ改築事業について、アルペンホテル従業員宿舎と同様の対応
・沢渡駐車場整備事業につて、新たな計画策定が必要、19年度は公衆トイレ、
休憩施設の整備計画
・上高地生活環境(電気)整備事業について、砂防事務所や中電との調整が必要
・焼岳小屋改築事業について、施設のあり方、整備計画が必要です。
・上高地新交通システム開発について、市単独では困難
関係機関、団体と調整が必要
・沢渡公衆浴場建設について、投資効果の検証が必要
・乗鞍・奈川高原再生事業について、公衆トイレや遊歩道等の基盤整備から着手
・ゆけむり館改修事業について、既に浴室を改修済
・いがやスキー場改修事業について、赤字経営のため、当面は必要最小限の改修
(18当初予算で2百万円を計上済)
・白骨温泉駐車場整備について、用地の確保が大きな課題
・街路灯設置事業について、松本市には整備基準がなく、新たな整備計画が必要
・安曇地区難視聴対策事業について、9月には工事が終わり、10月から本配信
上高地地区については、今年度実施計画37号に計上し、段階的な取り組み
及びTV松本、関係省庁との調整が必要
・安曇地区道路除雪事業について、当初予算で2千2百万円計上済
熟度が不足しているものは、今後、更に検討
27項目の他にも、森林造成事業等が37号に挙げられています。
会 長
委 員 A
説明が終了しましたが、ご質問等のある方はお願いします。
建 設農林課長
支 所 長
委 員 B
総 務 課 長
委 員 B
総 務 課 長
委 員 B
支 所 長
委 員 B
支 所 長
委 員 B
記載ミス、一本化する。
条例上は「林道奈川・安曇線」、スーパー林道は通称
実施計画は、19年から何年までか。
今年度策定分は、平成21年度までの事業で、実施計画は毎年見直し
この実施計画に載らなくても、変更で載る場合もあるということか。
事業の内容により、実施計画に計上してから予算化するものと、通常の予算に
計上して実施するものと2本立てになっている。
実施計画は、公共施設ばかりだが、直接の住民要望、要求等の中で、新市建設
計画に係るものがあるが、載っていないのはどう解釈すればよいか。
乗鞍再生事業のハード的整備計画は、どのような計画になっても、最低やらな
ければいけない公的役割。
実施計画は、ハード的な整備がクローズアップされているが、ソフト事業に関
しては、計画と併せて、予算の中で地域の皆さんの要望を踏まえ、ソフト・ハー
ドの対比をしながら、予算に盛れるように整理したい。
他の五地区についても同じように対応したい。
3月にもらった、実施計画資料、これをもって37号ということか。
新市建設計画は26年度までの計画、実施計画との兼ね合いは。
検討が必要というのは、新市建設計画のスパンの中で位置付けることは決めて
ない。37号のスパン(19、20、21年)で具体的にできるものを載せ、
実施計画の3年スパンには載らないものは、新市建設計画ということで実施計画
に反映させる事項として残っている。
今後、皆さんの知恵を借りながら取り組みをします。
合併前の投資的経費は、この位はいつもやってきた。平成26年までという期
限内に、平均してハード面の消化をしてほしい。 委 員 C
支 所 長
スキー場は、指定管理者制度の導入を書いてあるが、上高地施設の今後のあり
方を検討する中に含まれているか。
当面、現在の特例体制の中で運営できないか考えている。
公の施設ということで、将来に亘って直営ということはないと思うが、特殊性
もあるので地元と協議しながら検討する。
乗鞍については、いがやレクレーション、いがやスキー場、ゆけむり館の三点
セットで指定管理者制度の導入を考えている。
外部ということではなく、乗鞍の地元の皆さんの中で受けていただく手法を探
しながら、制度の導入を煮詰めている。 委 員 D
支 所 長
支所から各町会へ、平成18年度、市の政策的事業に対しての要望を6月23
日までに提出を求められ、提出した。これは、平成18年度の市の政策的事業と
なっているが、この提出した要望は、補正予算に反映できるのか。
9月補正は、通常の年は、経常的な精算ということだが、今年は、小規模で政
策的な、主に地域住民の生活に関する部分で、経済効果があって、住民の暮らし
にプラスになるよう事業を対象としているので、道路整備等を挙げていきたいと
委 員 D 支 所 長 委 員 D
建設農 林課長
19年度予算への反映も考えているということで良いか。
そうです。
27番目、市道等の除雪費に、「等」と書いてあるが、本年度の2千万円は、
昨年と比べて多いか少ないか。
同額です。(藤澤委員:わかりました。)
会 長 委 員 E
支 所 長
委 員 E
他にございますか。
新市建設計画ということで、この中に年度が載っている、26年度まである、
これはあくまでも大雑把なものであって、具体的には3年間の実施計画に入れ
て、それを又1年後に見直しをするということか。
手元の資料は、昨年策定した際に、村で作った新市建設計画の要望事業を、概
ねの実施計画、年度、金額をそのまま載せてある。
それが、合併したときの原案ということで、市側は受け止めている。
しかし、それがそのまま、二十何年度までに実施するという位置付けではない。 福祉ひろば構想で、基幹集落センターを一つのハードの位置付けをするという
ことで、ある程度の計画はできているが、具体的な実施計画が決まっていないと、
この構想を立て直さなければいけないのか。 支 所 長
会 長
福祉ひろばは、旧松本市では一地区一施設を整備してきた。
安曇という地理的条件を考えと、一箇所でいいのか、地域分散既設活用型がい
いのか、意見を聞きながら検討したい。
よろしいでしょうか。
この実施計画は、中間報告のような形になる訳ですが、一応伺っておいて、「こ
れだけは外してもらっては困る」というようなものは、考え方を整理し、重点的
に皆さんと共に本庁に要望していく。
今後、できるだけ実施計画の中に早く載せていただくよう動いていくようにし
たい。 委 員 F
健康福祉課 長
介護施設の関係は、大野川地区に小規模多機能施設を予定しているが、何処ま
で進んでいるのか。
本年5月から一定期間、事業者を募集したが応募なかった。
再度今月一杯募集して、大野川地区で宅老等の多機能施設の運営事業者を募集
する。
松本市は、公設公営ではなく民施民営が原則で、事業者へ補助する形。 委 員 G 乗鞍再生計画の要望書について、出来る事から着手いただきありがい。
要望を支所長へ出したのは、市の観光温泉課が来て意見交換し、観光戦略本
部が来て、というように、私どもの要望の取り纏めは何処へ出したらいいか分か
らなかった。今後、松本市へはどのようにしたらよいのか。
支 所 長 市の対応が三つに分かれていた。ハード的な対応は本庁の観光温泉,観光戦略
本部は長期的なビジョンやソフト事業に関わっているし、支所は地域の事業とし
てに関わっている。今、軌道修正している。
今後、私がメインで支所と本庁の観光戦略本部と観光温泉課とタイアップし、
ができるようにレベルアップし、第三者が見て納得できる体系的整備を進める。 委 員 B
支 所 長
委 員 H
市民環境課 長
25番の街路灯設置事業ですが、これは17年度、前に説明を受けて着手する
との説明を受けた気がするが違うか。
具体的な計画にはなっていません。
旧松本市では、市が直接関わって街路灯を整備するという基準はないが、助成
することはある。
梓川の場合は、村の当時から継続し、まちづくり交付金などの国庫補助を取り
入れながら実施している。
なぜ安曇だけが必要か、別の切り口の理由が必要と感じている。
その街路灯のことですが、街路灯と防犯灯は違うのか。番所は本当に暗いとこ
ろがあり、夜など1人で歩けないところがある。
松本市は、防犯灯は町会で維持管理することになっている。
設 置 し た い 場 合 は 、 最 高 で 3 万 円 の 補 助 が あ る の で お 願 い し た い 。( 委 員 の 中
から、「敷地の交渉等は市がやってくれるんですね。」の声有)
昨年4月に大野川町会から5基、実施したい意向あったが、申請がない。
会 長
総 務 課 長
他にございますか。
それでは協議事項「実施計画第37号策定事業の概要について」を終わります。
2番目の報告事項に移ります。
先ず、第1回協議会会議録について
会議録については、特に説明することがありませんので各自ご覧を。
なお、前回要望のあった、6頁の「人事異動に伴う職員の配置等の広報」につ
いては、6月の公民館報配布時に配布
会 長
総 務 課 長
それでは「イ」の(仮称)上高地関係団体連絡協議会の設立についてお願いし
ます。
上高地には課題や問題が多くあり、これらの課題等を解決に向け、関係者が共
通認識を持ち、連携して取り組むため、主要な関係団体の関係者で構成する「(仮
称)上高地関係団体連絡協議会」を設置する旨説明。
会 長 委 員 D
委 員 I 支 所 長
会 長
総 務 課 長
何か質問は
6月26日の準備会で、県の土木部の河川課関係が入っていなければという話
が出た。松建だけではないと思うので、確認されたい。
今までもあったけれどはっきりしたということか。
今までは、問題があったときに、責任者や担当者がばらばらで調整していたが、
今回は、代表者レベルで構成する。
現場の実務的な部分は実務者レベルで調整をするので二重構造的になる。
上高地の将来を含め、共通認識とか、理解を深めていただくなど、新しいい営
みをしたい。
記載した構成団体は羅列しただけで、これで決定ではない。
よろしいでしょうか。
それでは、「平成18年度9月補正予算の編成について」をお願いします。
会 長 委 員 D 支 所 長
観光商工係 長 建設農林課 長
・経済対策に繋がる事業への積極的な取組
・補正対象経費は、経済対策事業を中心とした政策経費が対象
・財源確保、予算編成日程等
何かご質問ありますか。
6月以降現在まで、何か突発的なことはあるか。
上高地の登山道が何箇所傷み、市がやらざるを得ない状況で対応している。
また、中の湯の手前で水蒸気が吹きだし、応急対応を検討中
高山植物関係の対策協議会の設立に関する補正を検討
建設農林課関係では、市道や側溝の維持補修で300万円程補正要求中
番所農産物加工施設の汲取り施設は、実施計画で対応する。 委 員 D
建設農林課 長 委 員 D
委 員 I 支 所 長
委 員 D
支 所 長
委 員 D
今年、除雪費用2千200万円ほど予算化されているが、この冬はそれで予算
が足りたのか。
予算の範囲内で収まっています。
市道等と、「等」の除雪費と書いてありますが、これ以上申しあげませんが、
我々(上高地)の懐具合を申しあげてあるので、それがどの程度なのか楽しみに
しています。
登山道の関係で、島々谷の災害について、県で工事するのか。
信濃路○ ○ という遊歩道で、二俣の先で鉄製の吊橋の橋脚が洗屈され、橋が落
ち危険ということで、県が通行止めにした。
県は、何の対応もされていない。
山小屋友好会とボランティアの皆さんで、別の所に現地調達した丸太橋を仮設
して、最低限の対応をしたい話がある。市も関われるかどうか別として、早めに
通行できるようにしたい。県には引き続き要求はしていきます。
いつもこういうことが問題になって、我々も30年、40年もお願いしっぱな
しだ。こうした時、必ず地元や団体が請け負ってやらなきゃならない状況は解せ
ない。
1,2年の内に、県の方向付けや位置付けを、この協議会としても要望してい
くようにされたいし、市の方も何らかの方策を考えていただきたい。
国立公園は国の三位一体改革により、国直轄地となった。県が施設整備をし
補助金が県にこない。従って、県は手を引く、これは長野県だけでなく、全国的
な国立公園所在地の流れ。
結果的に、地元の市町村が関わらざるを得ない依存症のような現象が出てきて
いる。
県がこのままでしたら、国と直接話をして新しいルールを検討すべく話しを始
めた。
関連で、国有林所在交付金というのが2千300万円程出ている筈だが、この
利用方法を考えているか。
旧安曇村当時だけでも2千300万円と聞いている。 会 長
委 員 D
旧安曇村では、一般財源として使ってきた。内訳は明確ではない。
会 長
れたが、それ以上申しませんので、配慮を。
これは、一つの色付けで、市へ物を言っていく材料に使えるかもしれません。
(*委員間で、村当時の使途について数人の発言があった。内容不明確) 委 員 D 参考意見として、是非、検討されたい。
会 長
総 務 課 長
それでは、この件はこの位にして、次の「国土利用計画の策定について」に移
ります。 事務局お願いします。
(18年6月27日開催部長会議資料で説明)
・経済状況や合併に伴う市土の拡大等を踏まえ、市土の総合的且つ計画的な利
用と保全を図る計画の目的
・公共の福祉を優先させ、健康で文化的な生活環境の確保、市勢発展を目標と
する基本方針
・計画期間、計画の位置付け、計画内容、策定手順
・梓川連携軸田園都市構想を機軸とする地域特性の活かし方等重点的に求める
諮問内容(4項目)
・諮問理由(5項目)、策定委員名簿 等
会 長 説明が終わりましたが、何か質問はございますか。
(委員より、なしの声)
ご質問がないようですので、次に「わいわいパス事業について」お願いします。 総 務 課 長
会 長 委 員 E
支 所 長
委 員 D 支 所 長 委 員 G
支 所 長
(18年6月27日開催部長会議資料で説明)
・子育て支援の一環として、企業と連携して子育て世帯の経済的援助を目的に、
商品の割引を受けられるカードの発行と商店街の活性化を図る事業趣旨
・経過、事業概要及び実施時期等、今後の予定を説明 何かございますか。
3日くらい前に、老人クラブの人たちが、買い物をすれば安くなる話をしてが、
それは行政と関係あるか。
これは、旧松本市の高齢者クラブの実施事業として、クラブが協賛店を募って
いるもので、市とは直接関係はない。
私らも商工関係ですが、このことは何処からも全く聞いたことがない。
安曇商工会を通じて行なっていると思うが、商工会を通じては何もないか。
商工会ではありました。先日、地区商工会から協賛企業の募集がありました。
(*複数委員が、協賛企業募集等の件で個々議論有、内容不明)
市から商工会議所を通じて、会員企業に要請をしました。
商工会議所の営みは把握していませんので、確認します。 委 員 D
委 員 J 支 所 長
委 員 D 支 所 長
商工会議所へ要請したのはいつ頃か。
今回の報告事項は、行政側のことですね。
市が政策として、こういうことをやりたいということ。
市が直接要請ではなく、団体を通じて企業等に協賛を依頼。
予定は8月中旬に取り纏めたい意向があり、商工会と話をしたい。 子育て支援課から商工会議所へ話しが行っている筈ですね。
委 員 D 私は商工会議所に入っている。そこからも調査がこないので、今、初めて知り
ました。市が本気でやっているならプッシュしていただきたい。 会 長 以上で報告事項を終わります。
その他について何か。
総 務 課 長 乗鞍再生計画要望書について補足がありましたらお願いします。
会 長 乗鞍再整備計画策定についての要望書への地域協議会長名を連記したことに
ついて、皆さんの意見を聞きたい。 委 員 B
委 員 C
会 長
地域で大勢が集まって検討する中、区長にも入ってもらって作成した。
これは、新市建設計画に基づいて要望書を作成し、支所長に提出しましたもの
で、新市建設計画は協議会が大いに関わるで、皆さんのご協力をお願いしたい。
会長が名前を載せることは、協議会の総意が必要と申しあげたが、協議会とし
て名前を連ねるべきか、よく考えていただきたい。
新市建設計画の項目のほとんどが観光施設関連で、下4地区は、ほとんど大き
いものがない。軽く見られている感がある。
協議会としては、事前に話があってもよかったと思う。
会長ということで名を連ねたが、村時代に新市建設計画を策定する際、乗鞍地
域の活性化を強く打ち出してきた経緯があり、合併した後、何もできなかったで
はいけないので、大勢が頼んでいるということ形にしたかった。
皆さんからの批判は甘んじて受けるが、取り下げてもよいと考えている。
この会のあり方にも係るので、それも含めて、会のあり方を議論していただき
たい。
委 員 C そこに行く前に、この問題をもう少し突っ込んで議論したい。
少なくとも、協議会の会長名を連ねるということであれば、2・3回は協議し
て協議会の総意としていくのが筋だ。会長の思い入れだけで連ねたなら個人名に
していただきたい。 委 員 B
委 員 C
会 長
協議会長という名前を載せてもらった立場から、新市建設計画がある以上は、
これを如何に一元化するかということが協議会の役目ではないか。
既存の計画に基づいている点、地域のみんなで協議し、既存の計画を纏めたも
のであることを理解されたい。
議会のあり方に入ります。
これまで何回か開催されてきたが、その大半が報告・承認事項である。
協議会として新しい事項の話し合いがなかった。
会そのものの性格がおかしい。当初設立した会の中身が違っている。
内容が出てきた時点で、事前に協議会を開催して、しっかり協議しなければ何
も行政に対して言えない。
毎回毎回、新市建設計画に載せてある27項目は、状況報告をいただいて、
そこで皆さんの意見をいただくなど、ちゃんとやっている筈。
乗鞍再整備は、決して流れから外れている訳ではなく、村が最初に作って提出
した建設計画を整理し直したもので、分かりやすく料理したもの。
委 員 B
会 長
委 員 K
何か皆さんから相談なくして作ったと言われる筋のものではない。
ここに議員をやられた方が大勢いるが、出す前に議員には配布されたことも汲
取ってもらいたい。
市の行政、政策に反映させるものとして、町会組織がある。行政は、要望を挙
げろという形で、違うパイプで地域の行政需要を吸い上げている。
協議会は合併に絡んで約束させたこと、要望してきたこと、これを如何に実現
させるかということだ。そこから先の新しいことは、新しい町会長に任せていか
なければと考えており、協議会の位置付けをしている。
これは、地域協議会長の名前が入っている。こうなると、市長宛ならいいが、
これは安曇支所長宛で、支所長が回答すれば良いことだ。
これは、安曇村時代と同じことであって、年に1回、村に対して要望を出して
いた。
従って、これが認められるもなら稲核、橋場や大野田も出せばいいことだ。
乗鞍が下から積み上げたといって、取り上げることには反対だ。内容が多岐に
わたっている。
(委員間で発言多数有) 委 員 B
委 員 K
委 員 E
会 長
これは新市建設計画に載っていることだ。大きい項目に載っている部分がある
ので、このような形にしたものだ。
(委員間で発言多数有)
私はまずいと思う。この点が議論の焦点になる。皆さんはどう考えるか。
私は反対だ。
この要望書は既に提出されているものだ。こうしたものは少なくても事前に話
をしていただければありがたい。 ここから外すことを考えてみたい。 委 員 E
支 所 長
会 長
委 員 D
総務課の方から、各地区の政策的な要望事項の締め切りが6月23日でした。
各町会では、それぞれ政策に絞って提出をした。
それは、町会長名で出したが、それとは性格が違うものだから、その辺の関連
性はどうか。
大野川町会からは、町会として別に要望書をいただいた。
私の受け止め方は、市が進めている乗鞍の再整備計画という新しい観光地域づ
くりの切り口として、ハード整備を中心とする要望であると受け止めている。
この中から、計画にどう反映できるかを検討したい。
説明が足りなかったが、新市建設計画の中に載せた乗鞍の計画をどう実現する
か、それを練るために今年調査費が計上された。その調査のタイミングを捉えて、
計画に際し、視点をお願いをした。
地域を良くするという観点から見れば、理解していただけると思っている。
会長から説明を受け、継続的な話であったから出した。これはこれで、今まで
の継続上、結構なことと思います。
ただ、私は、相澤さんに質問したかったが、手段がいけないのか、内容がいけ
委 員 C 委 員 D
委 員 C
会 長
委 員 J
委 員 D
委 員 A
委 員 G
名前が上がった経緯です。内容は長年揉んできた問題で、総論は賛成です。
今までの経過、経緯、調査費がついたということであれば、会長の名前を消す、
消さないでなく、今回は継続したものであるから、現状でよいと思う。
ただ、町会長名でも出すし、二重構造的なものになっている。その辺の調整を
し、審議しながら、協議会の会長名を使うこともあるだろうということでいかが
か。
今後のあり方についてはもう少し検討していくことでいかがか。
私は、藤澤さんのおっしゃるとおり、これはこれで出されたものですから了承
する。ただ、こういうことについては、協議会の名前を使うときは事前に相談を
してほしいと話したつもりだ。
ありがとうございました。ご迷惑をお掛けしました。
今後は、気をつけて、皆さんの了解を取りながら対応します。
協議の中で決めていくことが筋ですが、ある程度、会長の権限を認めないと会
が進んでいかない気がする。そういう考えは間違いか。
協議会長の権限ということの重要性を副会長から問いかけられたが、知らなく
て申し訳ないが、規則・規程的なものがあるか。
(委員の中から何もないとの発言)
協議会は、昔で言う議会とは違うことを認識しなければいけない。
議員をやられた方が多いから、皆さん理解していたけれど、関係のなかった人
が委員でいれば分からないこと。
そういう中で、出てきた事については理解をしていただくことであって、悪い
とは思わない。しかし、委員として、相澤さんの言うことも一理ある。
筋として、こうしなければいけないということではないと思う。
今迄、色々な要望を地区として取り纏めて出したことがなかった。
委 員 A
委 員 E
話が違うが、観光温泉課や戦略本部が来て、話しや意見調整はするが、地域
として纏まった意見がなかった。
ということで、今まで漠然としていた乗鞍再生整備計画の概要への要望を、そ
れぞれの組合(旅館組合等)の委員数人ずつ出てもらって、細かなことを列記し
て、支所長と観光温泉課へ要望した。
要望書に、会長名を載せることで、重みがあって、説得力があると考えたもの
で、やった以上、責任もあるが、その辺は反省もする。
もう一つ、乗鞍整備計画だけのことをやるのが協議会ではないことは承知して
いる。他地区のことが出れば、真剣に考えるし、決して乗鞍のことだけではこと
を理解されたい。
昔から、乗鞍地区の人たちは、色々と文書を出してくる。今後、お互いに出す
人等をよく検討していただきたい。
地域協議会がなぜできたかというと、20万人の所へ合併するに当って、小さ
い所は飲み込まれてしまう。要求が軽くあしらわれてしまうのでは、との意味合
いから、協議会が、10年の時限で設けられている。提出した計画を監視し、実
委 員 J
基本的には、この地域が合併によって前進していくという観点から、会長が判
断したら、ある程度はいいのではないか。
他に要求をしているものも平等に検討していただきたい。
昔から観光立村ということから、観光、観光ばかりで批判もされてきたが、地
域づくり、地域基盤づくりは観光だけに限ったことではない。
自分たちの生活を安定させるための施策というものが反映されているのでは
ないかと感じている。
委 員 D 地域協議会でどうしても協議しなければいけないこと、忙しかった場合には、
こうした文書の賛否を取ってもらうとか、色々手法があると思う。
会長、副会長中心に検討していただき、次回で発表してもらえるとありがたい。 会 長
委 員 D
支 所 長
文書については、このままの形で認めていただいたと判断します。
今後、このような文書には気を付けて、皆さんにお諮りしながらやってまいり
ます。よろしくお願いします。
色々な形でご意見をいただきましたので、本日はこのくらいで纏めとします。
他にございますか。
先程触れましたが、町会長からの市に対する要望ですが、補正予算に間に合う
のかどうか、取り上げてもらえるのかどうか、いつ返事をいただけるかによって、
この協議会の一員として発言が違ってくる。
その辺、同時性があるのか、全く別途に考えているのか、町会長会議の反映は
どうするのか、組織が二重構造的になっているので、町会長の要望書を協議会で
集めて提出すとか、早急に決めなければいけない。
私ども(町会長)は既に出してあるので、それをどういうふうにしていただけ
るのか、時期的には大変忙しいと思うがいかがか。
参考までに。
町会と地域協議会の役割について、市側の考え方を説明します。
今回、町会に要望事項の提出をお願いし、要望を出していただきましたが、こ
れは、町会へ文書で回答し、予算に反映できるものは反映させていきたいと思い
ます。
町会は、行政からすると、一線を画した任意団体という取扱になります。
ここから要望されたものに対しては、キャッチボールで返し、文書でいただけ
れば市長印を押して、文書で回答することになります。
地域協議会には線がありません。
行政機構ということからは、一歩外に外れますが、市の付属機関という位置付け
ですので、行政を推進するうえで、補完的な機能を果たしていただくという意味
合いがあります。従って、市が進める事業に対して、例えば、諮問、答申をいた
だく協議をし、意見をいただく。ですから、今回の協議事項をお諮りして、意見
をいただくということになります。それ以外でも、市行政に対して意見をいただ
くことができる仕組みになっています。
従って、協議会そのものが、行政に要求をし、それに対して回答するという関
委 員 D
会との違いはそこにあります。
先程から議論になっている、この協議会が、報告事項だけになっていく恐れが
ある。各委員の意見の反映をどのようにしたらよいか。
今迄、新市建設計画だけで進んでいる。あくまでも前向きに行くのか、後ろ向
きに行って、言われたことを協議するだけか、会の価値観、価値、委員をどうし
会 長
委 員 D 支 所 長
て行くか、その辺はどうか。
委員の意見を、どのようにこの会に活かすかということですが、やはり、早め
に集まって協議をするべきだという思いをもたれた方、感じられた方は、意見を
挙げていただいて、我々が自主的に集まって、市の方から開催要請される会の他
に、協議会として独自に案件を持って、会議を開くことかと思う。
最初に諮問機関となっていますね。提案機関ではない、その辺が、
両方出来るようになっている。
諮問、答申型は、行政機関の考え方(協議事項)を示して、意見をお聞きする。
市の政策的なことに関して、市側から議題を示さずに、協議会の委員が提案す
るという二つの種類がある。
今までは、市がお膳立てをして、市側の事に対してご意見を聞くことが圧倒的
に多かったが、その他の項目で、その日の協議事項以外について皆さんに、ご
意見をいただき、随時協議をしてきたというのが経過だと思う。 委 員 F
会 長
委 員 C
委 員 D
グリンデルワルトの件については、強硬意見を言ったら通ったので、かなりこ
ちらの意見をどんどん言えばいいかなと思った。
こちらの意見がちゃんと言えるように協議しなければいけないと感じました。
意見が通ったのは少なく、押し切られたような感じを受けた。
「その他」のところで、意見を出してもらった中で、時間を延ばして会議を続
けるとか、改めて日を取って、それだけで会議を開くようにしますか。
これまでの会合のもち方が、行政サイドの時間割の中で経過している。
行政からの報告だとかがメインになってしまう。
協議会として、少し揉んだ方がいいと思われるものがある場合は、協議会を午
前中にやって、午後、行政の皆さんと一緒に、というように色々手はあると思う。
協議会で検討したいということであれば、会長名で召集して、協議会委員だけ
で会合を持つことは非常に大切だと思っています。
町会の要望書に、何らかの関連性を持ち、本筋を突いた要望事項については、
協議会として、町会長さんとの話し合いが必要になるのではないか。
時期的なこともありますが、今年駄目なら来年ということもあります。 会 長
委 員 D
委 員 J
委 員 D
町会長と連携してやりましょうか。
結局、乗鞍の問題がそうですが、継続だったけれど、本来我々も知らなけれ
ばいけないことだと思う。
7町会で練ってきたものを、我々皆が知っていなければいけないから、ここの
議論の場に載せましょうという事か。
政策的な予算編成のための要望的なものがあった時には、協議会長として、い
委 員 J
委 員 E
委 員 D
支 所 長
いたい。
相澤さんの言う、協議会委員だけの会合を持ったほうがいいということに繋が
るという事ですね。
町会の中に、そこまで協議会でやっても、細かい問題もあるし、国道のように、
国に対するような問題もある。町会の中身はゴチャゴチャしている。
新市建設計画に盛り込んだ、基本的な事項に関する事についてはいいが、他の
問題については、協議会に報告して協議する必要はないと思う。
意見が違うようだが、本年度から、要望書の出し方が変わった。
協議会の会長、せめて副会長が意見要約して、協議会でも取り上げることが必
要ではないか。
協議会としても要望したいという要望が出てきている。それを取り上げる組織
であれば、意義ある協議会になると思う。
町会と協議会の役割について、どこの地区でも話題になっている。
実際の日常的なことは町会長さんに集中する。
地域協議会の委員は、地域に帰れば一住民という立場になるが、全体的なこと
を協議しなければいけないという立場もある。
団体が違うので、意思疎通をどうするかが課題となっています。
町会の中の重要な営みについては、地域協議会の皆さんも情報として必要なこ
とだと思いますので、町会側の情報を委員の皆さんに提供してもらって、それが
議論の材料になるということだと思う。
委 員 C 新しい年の委員構成が出てくるが、当初は団体役員ばかりで、これではいけな
いということで、議会経験者を何人とか、色々やって今の構成になった。
1年半過ぎて見て、町会が機能してきていると思うので、新しい構成としては、
各町会長さんが協議会の委員になってもらうと旧村全体のことが分り、話が通り
易いし、機能するのではないかと思う。役員構成、委員構成を練り直してくださ
い。 会 長
委 員 B
委 員 A
非常にいい意見を出していただきました。町会の情報を会長、副会長で、いた
だいた情報の中で、協議会としても取り上げて、市へ提案していけるようなもの
を拾い出して、協議をし、係りを持っていきたいと思う。
町会長さんを委員にということが出ましたが、いいことだと思いますので、次
の人選の時には忘れないでいただきたい。
本日はこれでいかがでしょうか。
町会長の場合、下4地区は町会長が中心で頑張っていますが、乗鞍は町会を通
していると時間が掛かるので、例えば、旅館組合とかが主体となって、そこで決
めて進める方法を取っている。
町会長は2年で変わる、地域特性で、必要な所は町会長が入ればいいし、必要
がない所は町会長が入らない場合もあるということも配慮した方がいいと思う。
町会長をやってみて、一番町会長がいろんな接触があることから、委員の中に
必ず町会長が入った方が連絡し易いし、やり易い気はする。
会 長
委 員 D 支 所 長
委 員 G
梓川では町会長が変わると委員も変わっていた。
(委員間で発言多数有:不明)
委員に町会長を入れても、他に8人の枠がある。それは別途協議したらどうか。
今の委員さんは、村当時に推薦を頂き就任されました。今度は市が任命します。
具体的に、地域推薦の形となるかどうかが決まっていない。違うのは、一定の
枠に公募制を導入すること、女性委員の登用率の目標が40%、最低30%以上
ですので、女性委員の方が約5人必要になる。そういうことは決まってくると思
う。
当時は各種団体の中から何名ということで出された。
合併当時、住民代表で2,3年間出た人がいる、そういう人たちを使い捨てでな く、内容を分かっているので、優先的に入れたほうが良い。
会 長 委 員 C
委 員 B
(少し間をおいて)以上でよろしいでしょうか
人選ですが、各集落で2名だと15名、肩書きは別にして、そういう選出をし
た方がいいと思う。
色々あると思う。この2年任期で辞めたいと思っている人もいると思う。
そういう人たちの意思表示をしていただく等してもらわないと分からなくなる。 委 員 J
会 長
委 員 J
会 長
委員は新市建設計画の中の事を受けていく委員と思ったけれど、町会の要望事
項も纏めるなど、今後大変だし重い会になったという感じを受ける。
町会のことを全部受けるのではなく、町会の要望で、協議会としても議論した
方がいいものだけを扱うことになるということ。
建設計画を作ったとき、取あえず何でも載せておかなければ協議の対象になら
ないということで挙げた。
この会が、そんなに市から高い位置付けがされるとは思っていなかった。話し
を聞いていてもそうだが、簡単な気持ちできた。
色々受け止め方があると思うが、これくらいで意見交換を終わりにします。
5番目の次回の開催予定についてお願いします。 総 務 課 長 議会がありますので、8月下旬を予定しています。 会 長 日程は任せていただきたい。8月下旬ということで。
本日は、長時間、お願いした内容を検討していただいて感謝します。