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『現代女性とキャリア』第 5 号によせて

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Academic year: 2021

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『現代女性とキャリア』第 5 号によせて

現代女性キャリア研究所長   大沢 真知子

 20134月より本研究所の所長に就任いたしました。

 研究所発足から5年が経ち、研究所の基盤が整ってきました。このうえに立ち、さら に研究を発展させ、その成果を発信していきたいと考えています。

 本研究所の目標は、女性のキャリアを取り巻く諸問題を調査研究し、その成果を広く社 会へ発信して、女性の能力を発揮できる社会の実現に貢献しようとするものです。

 多くの女性は男性のように中断することなく、キャリアを蓄積するわけではありませ ん。キャリアを断続してしまう女性のなかには、男性と同じように教育を受けた女性も、

また、キャリアの継続を望んでいる女性も含まれています。しかし現状では、いったん キャリアを中断してしまうと、それまでの経験を活かせる再就職はかなり困難です。さら に、キャリアの中断が長くなると、自信を失い、再就職の一歩が踏み出しにくいことも事 実です。女性のキャリア形成を社会でどう支援していくのか、引き続き、このテーマに真 摯に取り組んでいきたいと思います。

 このような目標のもと、本研究所では、昨年12月に文部科学省私立大学戦略的研究基 盤形成支援事業の一環として、韓国、アメリカ、フランス、日本から専門家をお招きし、

『女性の再就職支援と大学の役割−国際的経験の交流―』というタイトルで国際シンポジ ウムを開催しました。再就職を望む女性に対して大学はどのような支援ができるのか、シ ンポジウムでは専門家のみでなく、会場からも多くの質問やコメントが出され、熱心に議 論が交わされました。本紀要では、各国の研究者の報告、およびその後のディスカッショ ンを掲載しています。ご一読いただければさいわいです。

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