かきとり型熱交換器の熱伝達について
(昭和47年10月13日原稿受理)
機械工学教室勝原哲治 東レ(株)松原正 明
On the Heat Tra負sfer in a Scraped・Surface Type Heat Exchanger
by Tetsuji KATSUHARA Masaaki MATSUBARA
Though the heat transfer in a scraped・surface type heat exchanger is important in chemical industry, there is few study foどheating liquidえn c◎mparisoll with c◎磁ng one. The writer$have carried out the heat transfer experim位t for heating water,
spi負d叉◇◎il andどoga1◎i1.
The re顕1ts are summarized as follows:
① The fo玄m碇a based o豆the p斑etmti◎n the◎ピy has disagreeme雄with the results of experiment, the reason has been made clear.
(2)The e即eピic砿f◎rmulaまor heating liquid isτepres磁ed.
(3) The inf【uences of factors on the heat transfer coef五cient are investigated.
1andの研究結果から知られることは,熱伝達に
1・はじめに は回轍の影響よりも軸方向の流速の影響のほう
化学工業,食品工業,繊維工業など高粘性流体 が大きいこと,流体の物性値の影響もこれについ を取扱う工業においてはその冷却あるいは加熱の で効いてくること,流体の物性が広い範囲にわた 速さが全プロセスの所要時間に大きく影響し,そ る場合を総合すると熱伝達係数は必ずしも回転数 の流体が製品の原料となる場合には製品の品質に の1/2乗に比例しないことを示している。Skeレ
も密接な関係をもつ。かきとり型熱交換器は,高 1andの研究は, Houltonのそれよりも一歩進ん 粘性流体について優れた伝熱性能をもつためこの だものとみるべきであろう。これらの実験は,い 方面の王業に広く利用されている.この熱交換器 ずれも流体を冷却する場合のものであって加熱の は,はじめマーガリンの連続生産用に冷却用熱交 実験結果を報告したものはない。また,この熱交 換器として使用されたがその後は化学工業全般に 換器は,高粘性流体を対象にしているから冷却の わたって応用されている。かきとり面における伝 ときの熱伝達と加熱のときのそれとの差異につい 熱は,伝熱面上の流体を機械的にかきとって主流 ても比較検討しておく必要がある。このような意 部へ送るという方法をとっているため他種の熱交 味からSkellandの実験に使用された流体と物 換器と伝熱機構を異にしている。 性値を異にする流体を用い粘性流体がかきとり面 H.(弘Houlton1)は,水を用いてかきとり面の で加熱される場合の熱伝達の実験結果を発表した
熱伝達について実験し,かきとり面の熱伝達係数 ことがある4}3)。その内容は,一次元非定常熱伝導 は,かきとり羽根の回転数の1/2乗に比例する結 をもとにした伝熱機構に関する考察,実験式の作 果を得ている。A. H. P. Skelland2)は,水,グ 成をおもなものとしていた。最近, Trommelnお
リセリン,重油など物性値を異にする各種の流体 よびBeekらがいくつかの論文を発表した5)6)7)。
に対して実験を行ない実験式を得ている。SkeL 熱伝達の機構についての考え方は筆者らが取り扱
ったものとよく似ているが粘性流体の流れとの結 ⑯に入る。このタンクから弁⑯を経てボンブ②の びつきに対する考え方は違ったところがある。 吸込側に達する。そして再び②に入り圧送されて 本文は,かきとり面における熱伝達についての 上の経路を循環する。加熱される流体として水を 研究を報告したものである。 使用する場合にはイオン交換装置⑥に供給された
2実験装置および実験方法 熱‡隠;嶽灘露㌔募璽
2.1実験装置 には弁③,④,⑰および@は閉ざされ⑫のみ開か 図1は実験装置の概略図である。加熱される流 れている。なお,⑥で純水化された水の一部は,
体が油のときは,油は,原料タンク①に貯えられ 加熱される流体の種類を問わず常に流量調節弁⑦ ており,出口弁⑰を経て②のポンプにより流量調 を通過し熱交換器の回転軸軸受を冷却したのち⑭ ⑨⑨ に送られ冷却水として使用される。⑨は,オリフ ィス⑧の前後の圧力差を測るための逆U字マノメ ータおよび熱交換器⑪で加熱される流体が熱交換 器の入口と出口の間の圧力差を測るための逆U字
②④⑤ 8 ⑩ マノメークである。
つぎに,実験装置の中心になっている熱交換器 とそれに取付けられている装置について述べるこ ととする。図2は,使用した熱交換器の断面およ
8}綱・⑨繁定脇タ⑮多嬬香鋤 ⊂魅 。、知
調齢よぴ測定が行なわれたの酬交換器⑪に入 越慧__万,
繰㌶蹴1瓢三㌫:㍍〈擁≠ゴー隈
パス管路のなかの弁③の開度の調節によりても行 乙 ㌫%綴1麟
フゆぷイ マ ぬロぱえ なわれる。熱交換器⑪を出た油は,単純な管型冷 三濃 経蒜姦
却装置⑭により温度を下げられて流量測定タンク 図2 熱交換器の断面および温度測定点
⑮ _
◎ ⑬ ⑫ び温度測定点を不している。表1は,実験に使用 した伝熱筒の主要寸法を示したものであり,参考 ①縣紺・ク ⑦w欄翻 ◎遮恨舞 としてH◎ult◎負1), Ske11砿d2}, Tr◎mmele漁7)
②翻横齢・ア ⑧オリフ・ス ⑭潮侯置
8瓢⊇懲継雛曇誌・ 軸烈・㎞一一』一
表1 各研究者の使用した熱交換器の主要寸法
㍗豊径回釈m灼伝㌘鷲さDこ三蒜)
H◇沮ton 7.62×狙一2 5。72×1◎…2 2.71×3e−1 1.9×10−2
Skelland 7.62×ユ0−2 5.72×10M3 2.66×10−1 1.9×10−2
Skelland 10.16×1◎−2 8.26×1◎w2 23.3×10−1 1.9×1§−2
Skelland 10.16×10『2 8.26×10一2 34.8×ユ0−1 i.9×10−2
勝 原 ら 5.1×10−2 3.0×10 2 4.6×1◎−1 2.1×1◎−2
Tmmlnelen 7.6×10−2 5.6×10脚霧 4.5×10−1 2 ×10−2
の使用した装置についてもそれぞれ併記しておい 苫 璽 百書竺
た。 …詰 詩こ
伝熱筒の内部には軸方向にかきとり羽根が直列 ξ に4個,軸対称的に4個がそれぞれ回転軸に取付
けられている。回転軸の駆動用として0.75kw,
1730rpmの電動機が使用されこの電動機から減 10 速率0.07〜0.7の範囲をもつバ・fエル型無段減
速機を介して駆動される。これによって熱交換器 5 の回転軸の回転数を変えるようにされている。伝
熱筒の外面には軸方向に直径1.2mmのニクロ
◎
o◎
{50
毒o◎
50
050
048
046
044
㌃
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il 三 捲
:
:
o
ム線を外径3mm,長さ15 mmの磁製管に通し ℃
たものが全周にわたり列べられて締めつけられ, 図3 供試したスピンドル油の物性値 その上を耐熱岩綿を巻き,さらにその外部は石綿 £ も で保温されている。このニクロム線は,全長田 て 蓋 き舞 m,全抵抗4.88ρでスライグックを経て通電さ
れ発生した熱量の大部分は伝熱筒に加わる熱負荷 としてあらわれる。図2には伝熱筒の温度および その出入口における流体の温度の測定点の位置も 示されている。τ、〜「、6は,伝熱筒の外表面温度 を測定する熱電対の位置で円周方向に4点,軸方 向に4組で合計16点に位置されている。τ17お
よびT18は,伝熱筒に入る流体の温度を測定する ための熱電対持入孔の位置を示している ア,g〜
○ &0 20 碗 §0 60 ㈹ ア飢は,伝熱筒より出る流体の温度を測定するた c
めのそれを示している。流体の入口温度は,入口 図4供試したリーガル油の物性値 孔の断面上の位置による差異は少ないので通路上 Cヵ,プラントル数P。,比重量γ,粘性係数μお の中心部に熱電対の先端を固定し・T1・と7・8の よび動粘性係数レを図3および図4にそれぞれ 熱電対の示す温度の平均値をもって入口温度とし 示している。
た。出口温度の場合には管路断面上の半径方向の 2.3 実験方法
位置によりかなり異なる値を示すのでτ・9〜T21 まず,図1を参照しつ加熱される流体として油 に俘入される熱電対はいずれも半径方向にトラバ を使用する場合について述べよう。弁⑦を開いて 一スされるようになっており,それぞれの熱電対 冷却水を流しておき減速機を調節して所要の回転 より得た平均流体温度の平均値をもって出口温度 数のもとでかきとり羽根を回転させる。同時にポ とした。τ,、および7、、は,両端のフランジの表 ンプ②を回転して油をわずかに流し,つぎにスラ 面温度を測定するための熱電対の位置を示してい ・fダックを調節して電圧を低目にしてヒータに通 るT,、およびτ,,は,保温外筒の表面温度を測 電し熱交換器に熱をかけ定常状態になるまで待 定するための熱電対の位置を示している。 つ。しかるのち流量測定用マノメータ⑨を見なが 2.2供試流体 ら弁③および④を調節し油の流量を所要の値に保 実験に使用された流体は,リーガル油,スピン つ。さらにスライダックを調節してヒーター一にか
ドル油および水の三種類である。使用された温度 かる電圧を高め熱交換器出入口の流体の温度が定 範囲は5〜90℃である。この範囲におけるリー 常状態になるまで待って実験を開始する。
ガル油およびスピンドル油の熱伝導率λ,比熱 まず,流量測定タンク⑮にて流量を測る。つぎ
に,熱交換器内の圧力降下をマノメータ⑨で読み 抑 各部の温度を電子管式温度計を用いて測る。これ
と同時にヒータにかかる電圧および電流を測る。
これが終ると軸の回転数を変えて上の方法で同様 卿 な測定をくり返す。加熱される流体として水を用
いる場合も管路の一部を2.1節で述べられたよう に変えて上と同様な方法で実験した。
加熱されるべき流体が熱交換器内で単位時間当 働 りに吸収した熱量をρとすると 茎
Ω鴫呑∠θ __(1) §
ただし,C♪は流体の比熱, Gは流体の流量,4θ 6
鷲戴麗慧嫌蕊灘二;、1㈱
定値からも発生熱量を求め式(1)のρの値と大 凝
差ないことを鶴しながら実験雄めた。 ㍉
伝熱筒にかかる平均熱負荷gは
4一 O「 ……(2)
ここに,4は伝熱筒の内径,/はその長さである。 O
伝熱筒の内表面温度の代表値をθ砂,流体温度の 用禰耽較^/・声 代表値をのとすれば伝熱筒から流体への平均熱 図5平均熱伝達係数と羽根の回転数 伝達係数αは
で図から省かれている。水と夢一ガル油では羽根 α=̲ 口 (3)::燃:酋達鰍及ぼす効果の傾献
伝熱筒の外表面温度尻を測ることにより 32 一次元非定常熱伝導をもとにした整理
砺+鷲 一(4)粘ぽ蓑㌶ 二麟羅瓢:
ただし,Fは伝熱面積・δ は伝熱筒の肉厚・んは 熱を半無限体に対する一次元非定常熱伝導による 伝熱筒の熱伝導率である。 ものとし,かきとり羽根は,その熱量を伝熱面附 近から申心部へ輸送するための役割りにしか過ぎ
5実聯果およびその考察 ないというモデ勘もと嚥誌を明らかにしよ
3.1熱伝達係数 うとする理論である。計算式を導くにあたりつぎ 伝熱面より流体にかかる平均熱負荷ロを上に の仮定を設ける。
述べた方法で測り伝熱筒の内表面の代表温度を式 (1)伝熱面の曲率を無視する。
(4)の与える値,流体の代表温度θ〆としては伝 (2) 加熱筒内における粘性流体の軸方何の流 熱筒入口および出口における値の平均値を用いて 速はブレードの周速に比べ無視する。
式(3)により平均熱伝達係数を求めかきとり羽 (3)伝熱筒の端面の影響を無視する。
根の回転数Nとの関係を示したものが図5であ (4)熱流は伝熱筒の半径方向のみに流れ伝熱 る。パラメータには流体の流量である。実験点 筒の内表面温度は一定とする。
は,水とリーガル油に対するものがとられている (5)伝熱筒の内面は,すべて同じ条件で有効 がスピンドル油ではこの中間の性格をあらわすの に作用している。
このような条件のもとでは一定温度の流体が連 係数である。多くの場合にはM−2に設計され 続的にかきとり羽根の背面に沿って伝熱面に達し ているがこのときは
伝熱面から流体への伝熱は半無限体への一次元熱
伝導によるものと考満間 の初めrては流 竿一・・6(1)2ハら レ)仇5(撒)仏5…(・2)
体はθ。の温度をもち伝熱面は常にθ初の温度を
もっているとすると流体の繊θは N・=α酬とおきN・/ぴとD:助との関係
につき実験値をプロットすると図6のようにな ど
θ+⑭合∫:㌢・碇…(5)畠㌫㌫∴漂ぢ㌫㌶:三
ここに,Xは伝熱面から直角に流体の方向へ測っ 示している。
た距離,αは流体の温度伝導率である。伝熱面の
微小面積ばFを通して4∫時間に流体に伝わる熱量 1ぴ は
〜6
4ρλ(∂θ∂x) 勘 2匡
一(θ θ。)/λ 1γ4品・…・・(6) 伯
ただし,λは流体の熱伝導率,γはその比重量で 1 ある。乍0から∫=Tまでの有限時間内に流体に
伝わる熱量は上の式を積分すれば求まるがTと 10
しては羽根の1かきの周期をとりこの間の平均熱 ⊇。
シ
負荷を仔とすれば 図6_次元理論解と実験値の比較 4=
│ンρ』〆呈σ) 毒一t曄ゾ ー⑭
羽根の毎分回転数をN考えている断面におけ この関係はTrommelenの言うpenetration る羽根の数をMとすれば1時間のかきとり回数 the◎ryから出たものと同じになる・実験点のう は601Wであるから ちの一部は式(12a)の与える値と一致している がほとんどの実験値はこれより低い値を示してい
T−6。㍍ 一(8) る。従来この種の熱交酬を取扱っ熾儲のう
ちには流体の粘性と熱伝達は無関係であることをであり,
主張しているものも多い。このことは,伝熱機 4−&74(θ一θ・)/λC・γNM ・・一(9) 構からみて当然のことのようにも思われるが式
かきとり面における時間的平均熱伝達係数をα 臼2のの誘導過程では新鮮な流体が伝熱面と常に とすれば 接触を保ちかきとり羽根は高温流体をbulk部の α一a74〆λC、γW ……(・・) 流徽完全混合させることを前竺している・筆 者らは,この点に関心をもち二次兀模型を作り流
1時閥当りの羽根車の回転数を凡として無次元 体の運動を観察したところ,かきとり羽根の後方 形式にすれば にポケット部が発生し完全混合が行なわれていな
苧一L・3(D禁)踊(÷)砧酬…(・・)當欝蒜鰍蹴;霊㌶て:
ただし,D、は通路の水力直径,レは流体の動粘性 まらないことはいうまでもない。このことから式
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実験酒 原 料
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1 10 102 103 1ぴ D:N。
臼2a)は実験値の上限を与えるものとみるべきで 、 ある。TrommelenおよびBeek5)が流動様相を 10 写真観察から知らんとした研究も適切な方法と考
えられる。 10 な
53実験式 運
実験イ甑式(・2a)の牡る傲囲・さいた ■
めこれを修正するためにとられた従来の方法に二 詠 つある。一つは式(12∋のヌセルト数に修正係 1∂
数ψを掛けたものから適切な熱伝達係数を得よ
うとするもので他の一つは次元解析にもとつく実 16
験式による方法である。前者は,Trommelen6) 10 1 10ユ巳10 10 10 ジらの方法で後者は,Skelland21のとった方法で
図7 加熱の実験式による整理 ある。筆i者らはSkellandと同じように加熱の実
験値を次元解析によりまとめようとして 竿一・(D¢〃レ)白(乎) (D評)謬…(13)
2 十
10 ・宍(綱翻㌔
SbP在06 モ=汲6
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実験君 原 料 綱叡加熱ψ釦
呼 }栢遺掩n Wat冬 2 Co魯iきn
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の基本形式を得たのち実験から定数を決定する方
法をとった。ただし,〃は流体の軸方向の流速, £姻
μは雛係数ぱは麹的淀まる定数であ 藷
ロる。上の実験式を完成するまでの手数は,かなり 逼 ト
叉㌶犠㌘㌶‡㌶;竺 i晒
ヅ/(1)θ1V}登)晒(乎)°L㍗
の関係をとったものが図7である。これより Oo 働
α嚢験値(Kζal/m2h乞)
麺25(禦)伴)鵬(孚)緬 @ 図8袈讃欝籠議均縦係数の
・・・… (14)
図凧式(、4)より講により求めた熱伝達係 ㈹による計難批軌たものである・
数と実測の熱礎徽縛者らの実験につし、て比 輪式,Skellandの実験式・筆者らの繰式 から熱伝達係数を
較したものである。式(14)は,冷却の実験とは
かなり差があり冷却の場合にはむしろSkelland α。c C多γ〆λ》1)1〆1V克 …・(15)
の式のほうがよく実験値をまとめ得る。図8は, とあらわしたとき8〜κについて比較すると表2の 加熱の実験における平均熱伝達係数の実測値と式 ようになる。
表2 各式の指数の値
二=二丁7ゴニ「「十三「「「一「「一
理 論 式 沍エ・松原の実験式 rkellandの実験式
0.5 O.5
0.5 { 0.5 { 0.5
@ 0.6
@ ◎.6
0.4 O.5
0
@0
│0.1
・ i・−0・戊5{ α35α・・卜・・4
0.5
o 0.25
@0.17
34 圧力降下
熱交換器入口,出口における流体の圧力の差に 2、1∂
ついては別に論じたいと考えているが物性値によ りあまりにも特性が異なるので簡単にふれておき たい。図9は,熱交換器入口,出口における流体
の圧力差と回転数の測定値の関係を示している。 き6 水の場合には回転数の増加とともに圧力降下は大 三 きくなるが,り一ガル油の場合には回転数の増加 ≧ とともに伝熱量は大きくなり管壁近傍の油の粘性 箋 は急に小さくなるためガー一定の条件のもとでは 1∂
圧力降下はかえって小さくなるためと考えられ図 5では回転数が高くなるとり一ガル油の場合には 熱伝達が急に高くなることと考え合わせると容易
に理解できる。 1δ
このように高雌流体ではかきとり羽根の回転 ゜ 5°°、(。m)1°°°
数の増加とともに熱伝達は急激によくなり圧力降
図9 圧 力 降 下 下は減少する。このためこの種の熱交換器は高粘
性の流体に対して妙味を発揮することがわかるで 作成については,安田技官より多くの援助をうけ あろう。 た。いずれも深謝します。
一1 × 吉、
2x10 〜 一 一一_▲_ −Mr▲一 一一▲丙
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o Φo 80§T86
φ ● 360
o 240
O 4 120
一4 o ・ §o
1◎
4.む す び 文 献
かきとり型熱交換器における水・スピンドル ユ)52『G H°ult°‥d Chem Eng・36 G944)
油⇒一ガル油の加熱の実験を行ない 2)A.H. P. Sk。重1。。d, Ch。m. E。g. S。i。7σ958)
(1)一次元非定常熱伝導とかきとり羽根の混 166
合酬をもとにした輪式と実験値暁異の原因 3罐麗原:昧機勝会繍娩Nぴ1腿
の考察を行なった。 4)勝原,松原:日本機械学会講演論文集,No.186 (2)加熱に対する実験式を得た。 (1967)145
(3)理蹴実験式⊇・て熱健蹴ζこ及 5)E認i㌃驚1㌶d㌫7J Bee私Chem
ぼす各種の因子の比較を行なった。 6)A.M. Tr・mmelen, W. J. Beek and H. C.
Van De Westelaken, Che㎜. Eng. Sci.,26,12 本研究を行なうにあたり宮部助教授から多くの 7)(1認忽mm,1,n, T,a 1。、口h。m』。g,』
助言と討論をいただいた。実験装置の製作や図表 (L◇n麺),45α967)176