児童期における羞恥心とその発達 : その年齢的推 移を中心に
その他のタイトル The Shame and its Development during Childhood
著者 佐藤 万亀子
雑誌名 関西大学社会学部紀要
巻 10
号 1
ページ 139‑164
発行年 1979‑01‑31
URL http://hdl.handle.net/10112/00022911
児童期における羞恥心とその発達
—その年齢的推移を中心に一一
佐 藤 万 亀 子
I
は じ め に日本人の生活感情の中で,特に恥が古来,文学,芸術,文化に深い影響を与えてきたことは周 知のところである。
R .
ベネディクトは日本の文化は「恥の文化」であると『菊と刀』の中で述 べている。すなわち「日本の文化は西欧流の罰の意識を主軸とする『罪悪感文化』ではなくして,恥(外聞)の意識を中核として動く『恥辱惑文化』である。」との指摘であるI)。しかし園原太郎 氏はベネディクトの見解について異論を持っている。 「ペネディクトは日本人の感情としての恥 は対人的であるとしているが,実際日本人の恥は,それ程単純なものではなく,もっと深いとこ ろにあり,単に他人からどう思われるかという内面的確心に基かない他人ではなく,自己像に照 し合せ,そこから逸脱したときに恥しいと感じるのであるo」2)と述べた。
現在, 日本人の羞恥心はどのように形成されるのか,あるいはどのような構造を持つのかにつ いて未だ学説を持つに至っていない。
1 9 3 1
年のプリッジェス( B r i d g e s )
による情緒の分化の図 式によると「恥しがり」として5
歳になって出現してくる3)。 しかしそれ以前でも日常の育児の 中などですでに7 8
ヶ月の人みしりのはじまる時期に知らない人と対面する時やよく世話を受 けている家族のものと顔を見合せる時など,わざと顔を隠したり,はにかんだりする羞恥心の芽 ばえとみなしうる行動や表情が観察される。それは多くの場合,生理的・条件反射的な域にとど まる未分化な認知対人反応である。又恐怖,不安,喜びなどとも深い関連性を持ち羞恥心を独立 した感情とは認めがたい。さらに児童期においてもそれぞれの年齢に応じた認識や自己像を持ち,感情を感受し,行為していると考えられる。
この研究の動機について少々触れると,最近,子どもの自殺や非行が特に問題になっている。
そのような問題の要因はいろいろと考察されるが,その一つとして児童の自我形成や情緒の形成 が知育に比べ十分に考慮されていないことも原因の一つと考えられる。又現代社会の退廃文化の 影響やテレビの見すぎやマンガの読みすぎなどは,子どもの感情,性格形成に大きな影響を与え ていると考えられる。このように貧しい生活環境の中で,大半の子どもたちは育っている。この 中で健全な,個性豊かな自己像を持ち,豊かな羞恥心がどれだけ育てられるのであろうかと疑問 を持たざるを得ない。
‑139‑
さらに研究仮説として,羞恥心は乳児期から,単に量(頻度数)が増大するのではなく,その 中に質的な変化をみなしうる時期があるのではないかと考える。又それは児童期においては何歳 位の時期であるのか。又どのように認識や他の感情と諸連関するのであろうか。
教科においては,発達の最近接領域として指導要領,学習指針があり,その学年にふさわしい 教科内容が研究されている。しかし感情の発達については,児童心理学などでその概観は触れら れているとしても,それぞれの学年を理解するための十分な資料は現在出されていない。感情教 育を教科と平行して位置づけ,その中の一つとして恥羞心の最近接領域を明らかにする必要があ ると考える。これらの研究の下で豊かな感情教育が今後,すべての児童たちに配慮されることを 願っている次第である。
] I
調 査 方 法昭和
5 0
年4
月大阪市内H
小学校2
年6
年生までの男女1 9 2
名に対し,7 6
項目からなる質問紙,および自由記述による調査を行った。この質問紙作成に当っては昭和
9
年( 1 9 3 4
年)心理学研究第 9 巻 5• 6号「羞恥心の心理学研究」から引用した。文語調, 旧かな使いはこの年齢の子ども
にも理解出来るように一部訂正した。さらに筆者の考えるところを
3 3
項目つけ加え,76
項目から なる質問項目を作成した。対象児の内訳は,2
年生男子1 5
名女子2 1
名,3
年生男子2 1
名女子1 9
名,4
年生男子1 7
名女子1 8
名,5
年生男子2 1
名女子20
名,6
年生男子2 1
名女子1 9
名の男女合計1 9 2
名 である。学年は2
年生から6
年生までを対象とした。方法は各学年の一時間の授業時間に上記質 問紙を筆者が一問づつ読み上げ,該当項目に回答してもらうという集団検査法を取った。質問項 目の内容についての説明をつけ加えると,園原氏の研究は小学校高学年から専門学校学生(年齢 では1 2
歳から2 3
歳位まで)であり,主に青年期前期から後期の羞恥心の発達を明らかにしたもの である。これを基本的な質問項目の骨子とし,さらに筆者が考える児童期の羞恥心の感情の起りうる場面や他者の存在の有無について,比較検討するための対の質問項目を作成した。
皿 結 果 の 考 察
(1)
質問項目から各質問項目について表
1
に示す通りである。これらの質問項目を各カテゴリーに分けて考察す ると次のような事が考えられる。1. 礼條(風習)については(イ)不作法の行為, (口)不作法の服装,
H
裸出の3
つのカテゴリーに 分けた。 (注,この分類は園原氏の研究4)に従ったo)(イ)不作法の行為の該当する質問項目は⑮⑱
⑲⑳ ®@@⑳⑰⑰⑱,(口)不作法の服装では⑭⑮⑯⑮⑱, ft~裸出は⑲@であるとした。
( イ
) 不作法の行為について
男子の場合は⑰磐の質問項目は
4
年生を頂点とし,さらに5
年生で下っているバターンと@@@のあまり変化のないバクーンに分けられる。女子の場合はむしろ 4• 5年生で増大し頂点とな
児童期における羞恥心とその発達(佐藤)
表
1
質問項目と回答結果~~
女 別boy G i r l
質 間 項 目 学 年 (1
2
5人)I ( 2 1 3
人)I ( 1 7 4
人)I ( 2 1 s
人)( 2 1 6
人)( 2 1 2
人)I ( 1 9 3
人)I ( 1 8 4
人)I ( 2 0 5
人)I ( 1 9 6
人)1
知らない人の前へ出る時(相手が大人の時)53 4 8 5 3 1 9 2 9 4 8 6 8 8 9 70 3 7 2
知らない人の前へ出る時(同じ位の男の子)1 3 1 0 1 2
゜ 5 52 3 7 78 25 4 7
3
知らない人の前へ出る時(同じ位の女の子)20 3 3 35 1 9 33 1 0 1 6 2 8 5 5 4
知らない人にほほえみかけられると20 1 4 35 1 9 2 4 4 8 53 7 8 50 3 7 5
知らない人に話しかけられると7 1 4 1 8 1 9 3 3 24 63 50 4 5 53 6
他人に自分の年や名前をきかれると20 5 1 2 5 1 9 24 2 6 3 9 4 5 32 7
他人に顔や体をみつめられると27 1 9 47 2 9 67 52 63 78 85 84 8
お友だちにおべんとうをのぞかれると゜ 1 0 1 2 5 1 4 1 0 5 33 20 1 1
9
知らない人の前で食事をするとき40 2 9 35 1 9 29 24 53 44 30 42 1 0
初めて,知らない人の家へ行くとき3 3 4 8 59 4 3 57 4 3 6 8 78 6 5 3 7 1 1
あいさつをしなさいと頼れると1 3 1 4 1 8 3 8 48 2 9 3 2 3 9 3 5 3 7 1 2
突然,まちで呼びかけられると1 3 1 4 1 8 1 4 1 0 3 8 53 78 3 5 3 7 1 3
お客さまの前で歌を歌ってごらんと言われ67 3 8 82 7 6 95 6 7 7 9 1 0 0 90 95
ると
1 4
自分の絵がどこかにはられると7 1 4 6 1 0 4 8 4 8 2 6 2 8 2 5 3 2 1 5
知らない人の前で失敗すると20 4 8 76 4 8 95 62 7 9 1 0 0 1 0 0 95 1 6
たくさんの人の前で得意なことをするとき33 1 0 1 8 3 8 33 3 8 1 6 50 60 3 2 1 7
たくさんの人の前で下手なことをするとき4 0 3 8 76 43 76 67 6 8 1 0 0 75 8 9 1 8
知らない人にぶつかると1 3 1 9 29 1 9 3 8 52 26 61 25 68 1 9
知らない人の前でころぶと3 3 24 24 3 8 48 24 4 7 78 95 74 2 0
人の前で大きなあくびをして相手がそれに4 0 3 8 4 1 4 8 6 7 57 5 8 94 9 5 84
気づいたとき
2 1
とき大ぜいの中で大きな音をたてて物を落した47 3 3 3 5 1 9 3 3 4 8 74 78 7 5 6 8 2 2
集会へ,自分一人おくれて入ったとき53 4 3 4 1 4 3 3 3 57 4 7 61 8 5 53 2 3
人の迷惑になったと気付いたとき27 2 9 4 1 4 8 3 8 3 8 4 7 72 90 58 2 4
みんなの前でほめられると40 1 9 3 5 3 3 24 3 8 3 2 33 3 0 42 2 5
人ちがいすると60 57 65 62 67 81 6 8 94 90 89 2 6
自分一人あわてたとき47 3 8 29 2 9 4 8 3 3 53 56 6 5 63 27
自分一人さわいだとき60 43 53 4 8 4 8 81 7 9 7 8 90 84 2 8
友だちから顔つきや格好のことでからかわ20 29 4 1 33 4 3 52 4 7 56 70 1 0 0
れると
2 9
自分一人のけものにされると7 1 0 1 8 5 1 4 43 5 22 1 5 47 30
友だちから悪口を言ってからかわれると゜゜ 2 9 ゜ 1 4 24 1 1 1 7 2 5 4 2
3 1
友だちから,おだてるようにからかわれると゜ 5 4 1 1 4 2 9 1 4 1 6 2 8 50 47
3 2
人にまけると40 24 4 1 1 0 1 0 24 3 2 22 1 0 1 6 3 3
先生に問われて答えられないと1 3 3 8 47 29 57 3 8 4 7 72 80 63 3 4
皆が出来るのに自分一人出来ないと1 3 48 6 5 4 8
714 8 5 8 72 80 74 3 5
自分の欠点(わるい点)を言われると7 29 47 33 4 8 24 74 67 60 74 3 6
かくしていることをいわれると20 43 4 1 2 9 3 8 62 7 9 83 65 79 3 7
ウソがばれると1 3 33 41 24 4 8 2 9 58 67 60 58 3 8
いばっていたことがいばれなくなると27 38
1824 1 4 3 8 3 7 50 25 1 0 39
人の前で服がまくれると67 24 4 1 24 4 8 86 7 9 78 7 5 84 40
裸になっているのを人にみられると53 62 2 9 67 52 90 8 4 8 9 1 0 0 1 0 0
‑141‑
41
I「l j
じ年頃の女の子・男の子の1 ] i j
に出ると゜ 2 9 29 5 1 4 24 3 7 44 20 1 6
42
同じ年頃の女の子・男の子に見つめられると゜ 29 1 2 1 0 24 43 37 67 60 53
43
友れだちから男の子・女のf
と遊ぶとひやかさ る と
27 2 9 7 1 0 48 43 4 7 3 9 45 53 44
みんなきっちりしたものを着ているのに自分だけよごれたり破れたものを着ていると
40 33 29 38 81 76 53 67 90 84 45
やぶれたり,よごれたりしているものを着43 43 47 38
ていると
33 7 1 63 67 90 74
46
たいへん美しいものや新しいものを着てい7 5
゜ 1 0
ると
1 0 1 0 2 1 22 1 5 1 6 47
家族のわる口をいっているのを聞くと27 38 29 24 1 9 38 26 17 20 42 48
お父さんの仕事はなにと聞れると゜ 1 4 ゜ 1 0 ゜゜ 5 17 ゜ 5
49
お客さんの前でお母さんからほめられると゜ 1 0 ゜ 14 1 9 5 47 1 7 60 1 6
50
自分の家の前まで友だちがくると7
゜ 7 ゜゜ 5 ゜゜ 1 5 ゜
5 1
買物に行ってさいふにお金が入っていないと20 33 53 3 8 57 57 4 2 89 75 84 52
学校へ行き ってから忘れものをしたことに気づいたと
゜ 33 1 8 1 9 1 4 33 53 1 7 65 37
53
宿題を忘れたとき20 4 8 1 8 1 9 14 48 4 7 3 9 80 74 54
先な生にあてられてやさしいことなの答えられ い と き
13 4 3 59 43 52 24 42 89 100 84 55
手をあげて答えようとしてあてられたが,13 2 9 3 5 33
答をど忘れしてしまったとき
38 57 47 78 65 79 56
はいていたズボンやスカートが急にやぶれ47 57 65 76 7 1 76 84 83 95 95
ると
57
人の前でオナラが出ると53 62 82 62 81 90 84 94 100 89 58
人の前でおなかがグーと言うと27 1 0 24 5 33 67 53 67 60 89 59
当番をさぼって先生に理由を聞かれると1 3 33 2 9 14 1 9 38 42 67 60 53 6 0
道が にお金が落ちていたので,拾っていると人 み て い た と き
7 1 9 47 1 4 1 4 57 42 61 40 37 6 1
落書をしていて,人にみつかると゜ 1 9 1 8 33 1 0 57 47 78 45 37
62
友だちにウソをついて家で思い出すと13 24 1 8 1 9 5 43 37 3 9 40 47 63
当番をさぼって,家でそのことを思い出す7 1 9 1 2 24 1 0 29 42 56 35 21
と
64
お友もだちが忘れていったものをこそーと自分の のにしまっていたのが出てきたとき
47 43 53 14 1 0 76 42 89 30 1 6 65
服のウラ,表,前, うしろを反対に着てい13 29 24 24
たのを気づいたとき(だれもしらない)
33 57 58 67 50 68 6 6
服のウラ,表,注前意,されうしろを反対に着ていたのを友だちに ると
13 33 41 62 43 57 4 2 67 95 95 6 7
長い間会きわなかった祖父母や親せきの人に会ったと
1 3 5 1 8 1 0 1 0 5 3 7 39 25 1 6 6 8
お父さんからほめられると゜゜ 1 8 ゜ 14 29 26 17 5
116 9
お母さんからほめられると゜ 1 0 29 ゜ 14 24 26 17 5 5
70
おべんとうを開な けてみて,おかずが少いと13 5 24
゜ 5 33 5 1 7 1 5 32
(だれもみてい いが)
7 1
小さい子を泣かしていてみつかると13 48 47 29 43 62 58 72 50 47 72
小さい子をよく遊んであげると近所の人に7 1 4 24 5 14 1 9 37 50 30 1 6
ほめられると
73
お母さんにウソついてあとで思い出したとき33 1 9 35 24 1 4 48 32 44 20 32
74
大人の人に笑れると7 2 9 53 3 8 38 52 47 72 65 95
75
知らない人に笑れると20 24 47 43 48 52 6 8
7275 3 8
76
クラスで笑れると7 3 3 4 1 1 9 1 4 38 58
7260 58
数字は%児意期における羞恥心とその発達(佐藤)
100 100
80 80
68IJ75
55254
6 0
勺
5 6 2 0
6 0
‑10 40
1 5 5 8 2 0
%
. / ~
9]
1 : 4
:i hoy6
(grncl0)2 0
% 2
: , 1
girl5 6 (grade)
F i g . 1
不作法の行為について り,
6
年生でやや下降する。⑱⑲@の質問項目から女子は人前では4
年生から急に気にしはじめ る。男女を比較すると,不作法の行為は女子では早く,2
年生から高い頻度数を示すのにもかか わらず,男子は 4年生にならないとあまり羞恥心の対象とならない。( 口
) 不作法の服装について
不作法の服装について他者から注意されるなどして羞恥心を触発されたときとそうされない場 合の差は,男子では
4
年生,女子では5
年生で出てくる。女子では他発(見られている)の場合100 100
80 80
6 0
~o
2 0
%
、、人、
, .11' ‑‑.
6 6
(他発)~65(!'1発)
2 3 4 !'i 6 (grade) boy
F i g . 2
不作法の服装について6 0 ' 1 0
,•----•66 (他発)
ヽヽ
ヽヽ
← / 6 5 ((I発)
`
、,.,ヽ2 0
%
2 :l 4 5 6(grade) girl
の方が 5•6 年生になると高くなる。 自分だけ服装に対する不作法(質問項目@)は男子は
6
年 生になると急に気にしはじめ.女子では2
年生から6
年生まで羞恥の対象となる。男子と女子を 比較すると服装に関する作法について(質問項目@と⑮)はほぼ20 50%
の頻度数の差がみられ た。り 裸 出 に つ い て
男子はむしろ 4年生で落ちこみ,女子では学年を問わず高いパーセンテージを示す。又これに
‑143‑
1 ( ) 0
8 0 1 4
(,()
1 0 o . . . . ̲ ̲ ̲
t¥5
> I x ‑ 2 』← , : { 4 /——
r;)(,16 6 • ( g r a d e )
hoy1 0 0 8 0
GO4 0 2 0
%
1 ‑ 1
45~ ~ - x 4 6 2 3 4 5 6 ( i : r a d e )
i : i r l F i g . 3 自分だけ服装に対する不作法(質問項目@)との比較
ついても男女差は大きい。以上,男子では礼儀については,⑳⑮⑱⑰については, 4年で上昇す るパクーンを示すが,
5
年生で落ちこむ。他のパクーンはしだいに上昇していくパクーソであり,服装については,男子は
5
年生で上昇している。又,自分だけについては,6
年生で上昇してい る。又,人に注意されるのかどうかは, 4年生で交叉している。以上,男子については,裸出を のぞいて, 4年生で上昇したり,気にしたりする。又自分だけというのは 6年生にならないと気 にしない。裸出がどうして4年生で落ちこむのかは,わからない。( 2 )
失敗・劣等について失敗・劣等について(イ)侮辱,(口)暴露,し沙失敗・劣等に分けた。(イ)侮辱では⑱⑲⑳R⑮⑬⑭⑯⑯
(口)暴露では@⑪⑲⑲⑪,し沙失敗.劣等では⑮⑰⑮⑫⑲⑭⑱⑬⑭⑮とした。
( イ
) 侮辱について
男子については侮隊されてもあまり羞侮心の対象とはならないと考えられる。発達曲線のパク ーンは
4
年生で頂点を示し,5
年生で下降し,6
年生で再び上昇している。女子では他の質問項 目に比較して容姿や性格について羞恥心の対象となっている。F i g .5は「笑われる」という侮
1 0 0 8 0 6 0 4 0 2 0
%
2 3 4 5 boy
F i g . 4
侮辱について1 0 0 8 0 6 0 40
~l
2 0
ti
2 9 3 0
%
6 ( g r a d e )
2 8
ロ
2 93 1 30
2 3 4 5 6 ( g r a d e )
g i r l
児童期における羞恥心とその発達(佐藤)
1 0 0 1 0 0
8 0 8 0
6 0 6 0
40
底7 5 40
7 4
20~
~ ヽ7 6 2 0
% 1
Cf %'
' ' ' ヽ
~
: 1 4
`r
)6 ( g r a d e ) b o y
7 4
‑ a
t
︑
7 6
2 3
t¥! ( i r l
5 6 ( g r a d £ > ) F i g . 5
対象別による侮辱について扉の行為が行われたとしても,誰にされると羞恥感 の対象となるかについて考察すると⑭大人の人,⑮
1 0 0
知らない人,⑯クラスの人を比較すると 4年生では 誰であっても「笑われる」という行為によって羞恥 感情が出てくるが, 6年生になると男子では1. 知 らない人,2 .
大人の人,3.
クラスの人の順にな り,女子では1.大人の人,2 .
知らない人,3.
ク ラスの人の順になる。質問項目@については男子で20
80 60 40
は
4 5
年生が落ちこみ現象を示している。 女子で % は2 6
年生まであまり変らないが,やや4 5
年~• g i r l
̲
̲
...、̲̲, 4 : 1
. .
‑‑、',.̲..‑‑‑、/
h o y
2 3 4 LJ
G ( g r a d e )
生で男子と同じように下降を示している。F i g . 6
異性と遊ぶとからかわれることについて( 口
) 暴露について
劣等・失敗について「聞く」 「気づく」 「みつかる」など他者あるいは自分自身に,不意に暴
1 0 0 1 0 0
8 0 8 0
6 0 6 0
4 0 4 0
2 0 4 7 5 9 2 0 5 2
% %
2
34 5 6 ( g r a d e ) h o y
F i g . 7
暴露について5 1
5 9 4 7 5 2
2 3 4 S 6 ( g r a d e ) g i r l
‑145
一岱名されるような行為がある場合,羞恥心はどのように惑じられるかについて検討した。質問項目
⑬⑱は自分自身が気づくのであり,@は自然と耳に入るように受動的に聞くのであり,⑲⑪は能 動的に他者から働きかけられる場合で三つのバターンに分類されると考えた。しかしこれらの触 発のされ方では羞恥心に差はなく,むしろ⑪のように稀にしか起らないことが⑫のように日常よ く起っていることと比較すると羞恥の対象になりやすい。一般的な常識から考えると買物でお金 を忘れると又取りに婦ったり,後で支払いに行ったり出来るが,学校の忘れものの場合は児童に とつては自由時間がなく,大変な事であると考えられるのだが,羞恥心は少ししか起らない。予 期しない稀にしか起らない事の方がこの時期は羞恥心が起りやすいと考えられる。
(;~
失敗・劣等について男子では礼儀の⑰毯 と類似した発達曲線がみられ,
4
年生で頻度数が高く5
年生で低く6
年生 で又,高くなるというパターンであった。女子では,4
年生になって高い頻度数をみせたものが,ほぼ,そのままを保って定着している。男女を比較するとやはり低学年の
2
年生から,乎均28%
の差があり,
6
年生でも18
劣の差がある。1 0 0
1 5 8 0
G O
1 7 2 3
:,~
,JO L3
u o
2 0
% X
2 : , 1 5 G ( g r a d e l
boy1 0 0 8 0
6J ジ 品
33
' 1 0 2 0
%
2 , :
/4r ) , 6 ( g r a d e )
~irl F i g . 8
失敗.劣等について( 3 )
優等について質問項目は⑯⑭⑮⑲⑱⑲⑫であり,顕著な男女差はみられない。優等は羞恥心の対象にならず,
又同じ優等でも人前で優等な事が起った場合いくらか高い頻度数を示した。
( 4 )
異性についての質問項目は@@@である。項目数は少いが,男子に比べ女子の方が高い。4
年生では平均34%高くなっている。3
項目の中で特に「異性に見つめられる」という眼差が羞 恥心を起すと考えられる。( 5 )
ウソについての質問項目は⑮⑰⑬⑬である。男女を比較するとウソについても女子の方が 高い。男女共通して考えると4
年生でピークを示し5
年で下降し,6
年で上昇する発達折線のパクーンをここでも示した。
(6) 迷惑についての質問項目は@である。 5年生で下降するパターソが多い中で特に女子はビ
‑146‑
児童期における羞恥心とその発達(佐藤)
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F i g . 1 0 異性について
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F i g . 1 1 ウソについて
ークを示す。社会的規範の中に自分自身を置いて考えてみるようになる。
( 7 ) 反道徳的行為の範疇に入るものは⑲⑪⑬⑭である。この場合は他者から何の咎も受けない
‑147‑
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F i g . 1 2 迷惑について
場合⑱⑭であり,何らかの形で他者にやった行為を 認められるのが⑲⑪である。
⑭の他者から何の咎を受けない場合でも反道徳的 な行為は男女とも 2 3 年生は高い頻度数を示す。
他者に認知されるかどうかはこの場合あまり関係な く,反道徳的行為の内容によって異ってくる。男子 では「当番」 「落書」など仲問との規則に関するも のが 5年生で上昇傾向を示す。女子では 4年生にな ると自己像と照し合せて,反道徳的行為を意識する ようになると考えられる。
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( 8 ) 人の前で他者から働きかけられる場合を「他発的」自分自身で行う場合を「自発的」と区 別して考察する。 「他発的」は質問項目では④⑤⑥⑦ (他で考察したものは除く) 「自発的」は
①② RR ⑩⑱⑭である。男子の他発的の場合やはり 4年生が頂点になるが,質問項目⑦の場合や はり 6 年生が急に上昇している。女子の場合も 2 年生から漸次上昇している。これらは,思春期 をピークに上昇しつづける内容のものであると考えられる。児童においても異性の前に出ること は , 同性の前に比べ非常に羞恥惑情が起る。この差は男子では 7 23% (平均 18%) 女子では 20
50% (平均 35%) のほぼ平行折線を示している。
人前の自発行為の中で質問項目⑭の絵を貼られることよりも⑲の歌を歌うことの方が各学年と も流恥心が起きる。絵は児童においては, 日常的に展示されており,慣れており,歌の方はあま り一人で独唱することは少いためかもしれない。
( 9 ) 自分だけという説明を加えた場合はどうかについては質問項目⑫⑮⑰⑲⑭@について検討 してみた。⑲を除いて発達曲線の平均的バクーンは,男女とも 5年生がビークになっている。⑲
‑148‑
児童期における羞恥心とその発達(佐藤)
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人前での自発行為の比較については「自分だけのけものにされる」ということは小学生の間は羞恥心よりも怒り,悲しみ などの他感情が優勢をしめていると考えられる。他のバターソとは異り,他者を意識し,自分だ け異る場合(@⑳⑭は劣等,⑳@は不作法の行為,@は不作法の服装)
5
年生は特に仲間の中に‑149‑
自己を置き,対比して自己概念に合わなかった時,羞恥感情が起ると考えられる。
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ウソの場合,みている場合とそうでない場合の差があるのは 4 年生と 6 年 生 (23%, 43%) 女
児童期における施恥心とその発達(佐藤)
子は
4
年生(28%)
である。5
年生は4
年生に比べ男子5%,
女子20%
である。特に5
年の男子 はウソがばれるとかばれないとかはあまり問題ではないと考えられた。服装の場合,男女とも 5 年生位から急に増大(男子36%,
女子45%)
である。当番についてはほぼ4
年でピークを示すが,5
年生男子は当番をさぼって理由を聞かれるよりも,家で自己の行為を思い出す場合の方が10%
とわずかであるが増大している。この事からも 5年生の男子の特徴を示していると言えよう。弁 当については,小学生の食事を思い出すと,隠して食べていたのでこの質問項目をつけ加えたが,
予想に反して,低い頻度数であった。
(1~
突然について予期せぬことが起る場合,羞恥感情の対象となるかについて考察するため設定したが,行為の 内容や,当為者によっても異るであろうが,あえて
試みることにする。質問項目は⑫である。これは男 子に比較すると女子が非常に高い頻度数であったo
このことに対しては,女子は,感受性(
s e n s i b i l i t y )
が豊かであると言えよう。(1?) 家族と家などについて
これに関する質問項目は⑱⑳であり,家族と友人 との対象によってどう変るかについては@と⑬であ る。家族や家に関することは小学生では羞恥心の対 象とならない。又家族である母と友人によって異な
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2 3 4 5 6 ( g r a d e ) F i g . 1 8
突然についてるかについては,男子の場合友だちよりも母に嘘をついた場合の方が道徳的に大きく左右される のが大きい。しかしこれも
6
年生になると,一致あ_100~
るいは近似してくる。女子の場合は母親とは同性の
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ためか,友だちの方が高い。⑬ 各群の特徴とまとめ
以上質問項目から羞恥心の年齢的推移について,
個々の結果から推論出来る範囲にとどめて,言及し
80
… •··girl a 7 3
6 0
4 0
た。さらに各学年についての羞恥感情の特徴につい
20
て要約してみると,〈小学 2年生〉=他律道徳形成期的羞恥惑情表出
』~,
2 i t(grnde)期
F i g . 1 9
家族と友人との比較羞恥感情は他律的な道徳意識によって左右され,未分化である。しかし,未熟な感情から,平 均して豊かに羞恥心を感じる。幼ない羞恥感情である。羞恥感情が行動の原動力になったり,人 格形成に強い影響を与えたりはしない。他律的に教えられた日常の常識や道徳規範から,脱する とあるいは稀にみる行動に出くわすと,その対処の仕方の未熟さあるいは未経験故に羞恥を感じ
‑151‑
るのである。
〈小学
3
年生〉他律道徳定着期的羞恥惑情表出期小学
3
年生は2
年生よりも他律的でありながら,機械的ではなく,ある程度,自分の意志や習 慣や好みにより,羞恥惑情を表出する。他律される道徳の内容や規範の意味を理解している。教 師や両親の価値判断が意味もわからずそのまま羞恥感情に反映するのではなく,教師や両親の価 値判断を児童なりに理由づけ,解釈づけ,納得して自分自身の羞恥惑情の規範になっているのである。以上
2 3
年生はまた, 他律道徳的羞恥惑情表出期である。〈小学
4
年生〉自己概念形成期的羞恥惑情表出期小学校
4
年生になると,急に自己概念が形成され,今までの自己中心的で他律道徳的な状態か ら,一躍,自己が心の中に照されるようになり,自己像が形成されるようになる。自己像にそぐ わない場合,核としての自己像が見い出せない場合,羞恥感情が急増する。しかしこの時期は自 己に目覚め,自己像は形成されるが,現実の自己とは一致しない理想的な自己像であり,又その 形成のされ方は2 3
年生の他律的な形成であり, 優等生的(よい子的)自己像であり, 又どの 児童もそれほど個性がなく画ー的なものである。この時期は自己像が形成され,羞恥感情が急激 するパクーンを多く持つ点により,羞恥感情の質的に変化する時期であるといえよう。小学4
年 生は生活年齢では9 10
歳にあたり,9 10
歳の鈴木ビネー知能検査の課題でいえば,第40問3
語を一つの文章中に用いる。第4 1
問球さがし,第4 2
問類似の名詞であり,見通しや計画性や通俗 的な概念の外延発達などを測定しようとしている。又8 9
歳の課題では, 第35問用途以上の優 秀な定義 ((1)飛行機, (2)虎, (3)学校, (4)兵士)第36問書き取り(山の上に大きな木があります)第37問時日(今日の年,月, 日,曜日を問う)第38問類似点
( ( 1 )
りんごと梨,( 2 )
鉄と銀,( 3 )
船と 自動車, (4)割木と炭)第39問 4数反唱以上5
問が通過していないと8 9
歳の認識能力があると はいえない。8 9
歳の課題が通過し,さらに9 10
歳の課題に取り組めることは,自己概念の形 成と大きな関連を持つと考えられる。〈小学校
5
年生〉仲間対比的羞恥惑情表出期4
年生に目覚めた,他律的に形成された理想的自己概念が,級友の, クラスの仲間との対比と いう影響を受け,これによって自己概念が変形をとげ,あるいは仲間の方が優先的に意識される。これらに左右されて羞恥感情が起る。
4
年生まではそれほど意識されていなかったのに,仲間と の比較が意識的,あるいは無意識の中に生れ,仲間と異り自分だけという場合には5
年生でピー クのパクーンを示した。この時期は,教育現場の実践報告などでも,仲間作り,グループ作りを みずから積極的に行う時期であるとしている。〈小学校
6
年生〉統合的羞恥惑情表出期4
年生に自己概念に目覚め5
年生に仲間によって変形した羞恥感情はこの時期に統合され,自 己概念もかなり核たるものとして形成される。6
年生は児童期の終りの学年であり,羞恥感情も 児童期としての完成をみせる。児童期における羞恥心とその発達(佐藤)
以上を要約すると羞恥心は
4
年生になると,急激に頻度数を増すことが明らかになった。4
年 生の羞恥心に関連する自我の発達,道徳心の発達などの理論的関連については後の研究にゆずり たいが, この時期は今まで2 3
年までの羞恥心とは異質の感じ方をするためにこのような頻度 数の上で変化がみられたのではないかと考える。さらに5
年生で下降することについて,5
年生 は学級の中でグループ活動が非常に行いやすい時期としているが,4
年生で自我に目ざめ,それ が5年生になると単なる自我ではなく横への交流を持つ時期,仲間との連帯の中で自分を見たり,感じたりする。だから羞恥心の場合は頻度数が下るのではないかと考える。
6
年生で再び上昇す るのは,6
年生は他者(仲間)との連帯と自己との統合が可能であり,その中で核たる自己像と の関連の中で,非常に的確に羞恥感情を感じられるのである。しかし,女子の風習や性について は日本の文化の中で育てられたと考える事は,ほぼ4
年生位から平行を保っている。しかし嘘など道徳的なことに関連するものについては,やはり女子についても
5
年生で低下がみられた。上記に関連して,阿久津州美男氏は「子どもの羞恥心とからかい行動について」5)と題する論文 の中で類似の結果を論じている。
例えば氏の研究によると,質問項目
50
の中で上位1 5
項目についていえば,服装に関すること (1項目)学業に関すること (4項目)性的なものに関するもの (1項 目 ) 秘 密 に 関 す る も の(1
項目)規範的なもの(3
項目)リーダーの立場でありながらその責任が果せないことに関す るもの(1
項目)社会性に関するもの(2
項目)礼儀や作法的なこと(2
項目)性別にみると,全体的に女子は男子に比べて羞恥を感じやすい。特に礼鏃や作法的なこと・規範的なことでは男 女差が顕著である。又男女それぞれ学年別の特徴をみると,男子の場合には,全体的にみて
4
年 生は羞恥心を感じやすく,6
年生がそれに次ぎ,5
年生の場合には羞恥を感じる子が最も少い。項目により特徴的なことを言えば, 「委員の責任が果せない」という項目に対し,
4
年生では恥 しいと思うが80%
と多いのにくらべ,5
年生では47%
と急激に落ちこむ。だが,6
年生になると「秘密が知られる」と恥しいかどうかでは, 6 年生では 4•5 年生に比べて羞恥を感じるものが やや多い。 「きまりを守らないことに対する羞恥心は学年がすすむにつれて少くなり, 6年生が 最も少いのが注意をひく。一方,女子では,
6
年生は全体的に羞恥を感じやすい項目であるが,男子ほど学年の差はみられず,一部を除くと類似の傾向を示している。さらに
5
年生男子では4
年から5
年に進むと急激に羞恥心を惑じなくなる項目「委員の責任が果せない」が見られたり,全体にわたって羞恥心を感じない傾向を示すが,このことと関連して本調査を実施した担任及び その学校の他の教師は5年生の学校生活での行動が他学年と比べて,やや変った傾向を示すと指 摘するものが多い。例えば,学校中で最も粗暴なふるまいが多いとか深く考えずに直ちに行動を しやすいなどである。
5
年生男子のこのような傾向について,従来あまり指摘されていないよう であるが,その心理的背景について,今後吟味検討する必要があろうと思われる。また6
年生で は,男女共学のきまりや規則を守らない」ということに対し,4.5
年生に比べて恥しくないと いう傾向を示しているが,きまりを守って楽しい学校生活を送ろうと全校を指導する立場にある‑153‑
6
年生が,この傾向にあるのはどんな心理的背景があるのであろうか。さらに「ひみつが知られ る」ということに対しては,男女共学年が進むと恥しいと思うようになる。ひみつの内容として,A
が好きだというような異性関係のことや,身体変化のことなどが考えられるが,いかなるひみ つがあるのであろう。以上は氏の論文をかいつまんだがここでも本調査結果とよく似た結果が出 ている。( I I )
自由記述から質問紙の他に「今まで一番恥しかったこと」 「最近,恥しかったこと」 「今,どんな事が起れ ば恥しいですか」について自由記述してもらった。過去・現在・近い未来について分けて記述し てもらい表
2
に分類した。分類方法については前掲の園原氏の分類を参考にし下記のように行った
6)0(触発のされ方) (行為の内容)
・侮屏される
•
しかられる" さ れ る 1劣
•他発的 l
.
見 ら れ る(対象) (対象の内容)
忘 れ も の
失
等{劣
敗 等
テ ス ト
差
恥 心 の 感 じ 方
・ひやかされる
・ 言 わ れ る
• まちがわれる
1礼
性 身 比 同
︷
同
︷
JJ
︑
和
なし
で
わり
1"
"
人 人
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的
発
自 . 嫌 悪
為 装 出 行 服 法 法
作 作不 不 裸
,
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儀
体 較 上 上
上記の分類に従って表
3
のような結果をまとめた。その内容は
2
年生では件数が少<,4
年生になると一度に件数が増える。さらに内容も4
年生 からは広範囲にわたった。外発的と自発的に区別したのは,どのように羞恥心が触発されて,児童の心に感じられるので あろうかを比較考察する為である。
各学年での割合は半数は自発的の人前でない場合であり,他発的な場合は30%位で変りなかっ た。 2 年生では他に比べて他発的が少なかった。又自発的人前は 3•4 年生を頂点にし,しだい に少くなっていくのに対し,人前でない場合は, 4 年生でやや少いが, 5•6 年生で高くなって くる。他発では,