• 検索結果がありません。

独立的意味 / 非独立的意味

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "独立的意味 / 非独立的意味"

Copied!
3
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

独立的意味 / 非独立的意味

著者 柴田 正良

雑誌名 木田元 ・ 村田純一 ・ 野家啓一 ・ 鷲田清一[編]

『現象学事典』

ページ 367‑368

発行年 1994‑03‑15

URL http://hdl.handle.net/2297/43356

(2)

独立的意味/非独立的意味 [(独)

selbstiin­

dige Bedeutung/unselbstiindige Bedeutung]

意味の領域における独立的と非独立的の区 別。あるいは自義的と共範鴎的との区別を基 礎づける意味領域における区別。したがって ここでも, 非独立的内容は単独では存在しえ ず, より包括的な全体の部分としてのみ存在 しうるということ, またこの存在不可能性は 内容自身の本質に由来するアプリオリな法則 性であるということが妥当する。もっとも意 味はイデア的な統

体であり, 意味の独立 性/非独立伎の区別を, 意味された対象の独 立性/非独立性の区別に単純に〈還元〉する ことはできない。たとえば赤さとし、う非独立 的契機は〈赤さ〉とし、う独立的意味の対象で ある。結局, 意味の独立性/非独立性はそれ が基礎づける自義的/共範時的の区別の中で 最もよく例証される。なぜなら言語は区別可 能なあらゆる意味形式に区別可能な各々の表 現を付与しうるからである。またフッサ

367

(3)

によれば典型的な共範時語のみならず,

ト マトより赤L、

氷の上で

のような複合 的表現の意味も非独立的である。つまりある 意味が

つの具体的な意味作用の完全な意味 を形成しうる場合にそれは独立的であり, そ うでなければ非独立的である[

LU ll /1 312

]。

この領域に おけるアプリオリな意味法則 は

緑はそしてである」のような無意味(

Un­

sinn

)を排除し,普遍文法学を基礎づける のに対し,本来の論理法則は

丸い四角

の ような分析的反意味 (

Widersinn

)を排除す る。

4

⑧共範時語〔共義語〕,独立性/非独立性,

無意味/反意味 (柴田正良)

368

参照

関連したドキュメント

状態を指しているが、本来の意味を知り、それを重ね合わせる事に依って痛さの質が具体的に実感として理解できるのである。また、他動詞との使い方の区別を一応明確にした上で、その意味「悪事や欠点などを

状態を指しているが、本来の意味を知り、それを重ね合わせる事に依って痛さの質が具体的に実感として理解できるのである。また、他動詞との使い方の区別を一応明確にした上で、その意味「悪事や欠点などを

いかなる使用の文脈においても「知る」が同じ意味論的値を持つことを認め、(2)によって

長氏は前田家臣でありながら独立して検地を行い,独自の貢租体系をもち村落支配を行った。し

身体主義にもとづく,主格の認知意味論 69

「欲求とはけっしてある特定のモノへの欲求で はなくて、差異への欲求(社会的な意味への 欲望)であることを認めるなら、完全な満足な どというものは存在しない

瀬戸内海の水質保全のため︑特別立法により︑広域的かつ総鼠的規制を図ったことは︑政策として画期的なもので

[r]