奈良教育大学学術リポジトリNEAR
わが国における体育集団研究の動向と課題
著者 竹村 昭
雑誌名 奈良教育大学紀要. 人文・社会科学
巻 21
号 1
ページ 161‑175
発行年 1972‑11‑15
その他のタイトル TRENDS AND THEMES ON THE GROUP RESEARCH IN PHYSICAL EDUCATION IN JAPAN
URL http://hdl.handle.net/10105/2821
わが国における体育集団研究の動向と課題
竹 村 昭 (体 育 学 教 室)
緒 言
体育・スポーツ現象の科学的研究は、近時急激に増加し、他の諸科学の発展と相まって最近の 多様性には目をみはるものがある。
これは、科学技術の加速的な進歩が社会生活の急激な変化をもたらし、体育・スポーツの重要 きが認識されてきたとともに、その発展や指導のためには科学的な原理が基礎として重要な意味 をもつからであろう。
ところで、体育集団は具体的には、運動遊戯集団、体育学習集団、スポーツ集団に分けてみる ことができる。これら体育集団の実証的研究は、体育学の分野では、 1951年アメリカで公にきれ た「保健、体育、レクリェ‑ションによる民主的人間関係の発達」 (Developing democratic human relations through health education, phhysical education and recreation. A. P.
A 1951)を契機にして現われ、日本でも1954年頃から体育・スポーツの社会的側面に焦点がお かれ、集団研究についての関心や認識が高められ、体育やスポーツにおける集団研究に大きな関 心が払われ科学的研究が進められるようになってきたO
体育の学習は集団でなされることが多く、体育集団の科学的研究は、体育の場に現われる集団 の特性を明らかにし、現実に直面している体育の研究および実践の問題を解決していくための基 礎的研究である。
体育集団に関する研究は問題のとらえ万、アプローチの仕方においては必ずしも同じではない が、体育b理学や体育社会学は勿論のこと体育指導方法学、体育管理学などの各部門で数多くの 研究がなされている。
そこで本研究は、これらの研究論文を整理する端緒として、わが国における体育の研究誌とし て代表的である体育学研究(Research Journal of Physical Education)から、体育集団に関 する研究を抽出し、系統的にまとめようとした。そして、それらの研究資料の内容を吟味するこ
とにより体育における集団研究はいつごろからなされ、その後の研究はどんな領域にわたって、
どのように進められてきているかと云った集団研究の動向をとらえようとした。それと同時に、
2、 3の角度より分類、検討することによって、その背景や傾向をとらえ、さらに、今後の課題 を明らかにしようと試みたものである。
また、本研究による情報が、今後の体育・スポーツ集団の研究を行なう人びとにとって、活用 できる資料として貢献し、その発展に寄与する礎石となるものであろうと考える。
162 わが国における体育集団研究の動向と課戚(竹村)
方 法 1.資料収集の範囲と手続
研究経過の大要をとらえるための最とも有力な手がかりは、日本体育学会の研究発表と日本体 育学会編集、発行の体育学研究(学会大会号と原著論文)であると考えられるので、本研究では 日本体育学会第1回大会(1950年)から第20回大会(1969年)までの学会大会プログラムおよび 体育学研究第1巻(1951年)から第15巻、第5号(1970年)までを資料収集の範囲とした。
研究誌は竹村のものを中心にして、奈良教育大学体育学教室教官のもので補足したO 2.資料の分類
研究資料は研究内容と研究方法別に分類した。その分類は対象集団を集団学習、遊戯・体育学 習費団、スポーツ集団の三つに分け、研究内容は独自の方法により体系だてたものである(表1 参n;:0 .、
表1研究内容の分類
分 類 集 団 学 習
集 団 と 成 員 の 関 係
集団の構造と機能
舵
集団の 目標達成
集 団 の 維 持 目 標 達 成 と
集団維持の重複
主としてグループ学習、学習形態など 集団成員におよぼす集団の影響
T)‑ダ‑、リ‑ダーシップ
1集団の成立、構造化、位置・役割、構造と機能の関連など iモラール、競争行動など
凝集性、成員の結合関係など チーム・ワーク、協同、協力行動など
3.資料の一般的整理
研究論文は1点1枚の図書カードに、図書館規程による文献記入を参考として、さらにくわし く、年度(西暦) 、研究者名、研究者の所属機関、論題、巻数、号数、貢を記入した。また、研 究内容と研究方法の分類に応じられるように、その目的や方法を抄録した。
なお、体育学研究(学会大会号、原著論文、学会大会プログラム要旨を含む)から最近20年間 における体育・スポー㍉ツ集団に関する研究を抜粋して、本稿の末尾にそれらの資料をのせてあ m
結果とその考察 1.研究内容の推移
体育集団に関する研究の推移を日本体育学会の発表演題から、研究内容別にみると、その結果
は表2のとおりであり、それをグラフに示したのが図1である。発表演題を研究内容別にして5 年間ごとにまとめてみると図2のとおりである。
表2 体育における集団研究の内容別発表の推移(日本体育学会第1回大会〜第20回大会)
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'・ 蝣‑ リ. 過T P̲ 集 団 学 習
置 掛 紗
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笥 憩 度
⑨ 集団の構造と機能 機 能
集 団ス ポーツ
判矧 剰 団
遊戯・体育
遊 体
⑥ Aと
B ^fri i今
体
1 1950 2 1951 3 1952 4 1953 5 1954
6 1955 7 1956
8 1957 9 1958
10 1959
ll 1960
12 1961 13 1962 14 1963 15 1964
16 1965 17 1966 18 1967
19 1968
20 1969
計
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学会共同研究、シンポジウムなど (◎印は学習指導要街関係)
◎申、高校
◎小学校
運動選手の教育社会学的、心理学 的調査(輿) ◎高校 高校選手の教育社会学的研究(共) 高校運動部並に選手に関する教育 社会学的研究(輿) ◎小、中学校
性格とスポーツに関する問題(心)
蝣蝣; iもiR
身体運動とパーソナリティ(心) 体育における性格指導(心) スポーツマンの性格特性(心) スポーツマンの性格特性(心) (I CSS)
高校運動部の現状と問題(社)
体育における集団の構造と機能
;ォサ:
教科体育とクラブ活動の関連(磨) 社会体育の現状と将来(社)
◎小学校 今後のクラブ活動のあり方(管)
◎中学校 体育学会共同研究 体育心理学シンポジウム 体育社会学シンポジウム 体育原理シンポジウム 体育管理シンポジウム
これらの結果から、 1960年の第10回学会大会頃までは「グループ学習」に関する研究が顕著で ある。そして東京教育大竹之下休蔵、同大前川峯雄、大阪教育大喜田為司、広島大岩下己伸、鹿 児島大金子幸三市などをリ‑ダーとする研究グループが全国的に活溌な実践的研究に取り組んで
iK! わが国における体育集団研究の動向と課題(竹村) 図1 1年ごとの研究内容別推移
(第1回〜第20回大会)
1 2 3 4 5 6 7 1011 121314757617181920回
60
50
40
30
図2 5ヶ年ごとの推移
‑集Ef]学習
‑‑ s K‑ツ隼F, 遊戯.体育学習集団
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おり、いわゆるブームを形作っている有様である。また、竹之下や奈良女子大浅井浅‑らによる 運動遊戯集団を中心とする「体育学習集団」に関する研究もこの時期から始まった。
グループ学習に関する研究の多い理由としては1949年から1958年までが体育学習指導要領の公 布や改訂などの時期であり、 1956にはもグループ学習研究協議会やが発足するなど、体育におけ
る学習指導についてのムーブメントとしてとらえることができよう。
その後、これらの研究は学習指導法の研究へと発展し教育現場にはば広く定着するものと、体 育学習集団のメカニズムを明らかにするような実証的研究(体育小集団の集団力学的研究)へと 進んで行くものとに分れていく。
さらに、体育集団の実証的研究は「運動遊戯集団あるいは体育学習集団」と「運動部や運動ク ラブなどスポーツ集団」の研究へと分化発展していったのである。
2.体育集EZ]の構造と機能の研究
運動遊戯集団の研究では浅井践‑を中心とする研究グループが意欲的に取り組んでいるのが目 立っている.浅井らは運動遊戯集団の構造を分析するためにカテゴリー方式を用いている。その カテゴリーは ①共通目標(集団の成立) ⑧同志感情(集団の持続) ⑧社会的秩序(集団の 安定化) ④集団頚城(集団の独立関係) ⑤リーダー(集団の組織化) ⑥ルール(同左)
⑦社会的役割(同左)の7つのカテゴリ‑であり、各カテゴリー別の分析的研究の資料から結論 を導き出している。その他、継続的に研究されているものに、神戸大大段員美らによる「遊戯集 団における封建的集団構造と民主的集団構造の比較研究」や白川岩夫らの「社会性発達の条件と 集団構造」の研究などがあげられる。
一万、スポーツ集団ではソシオメトリ‑構造、位置・役割構造、コミュニケーション構造、規 範権限構造など幾つかの研究がみられるが、運動遊戯集団に比べてその数は極めて少なく、山梨 大古屋三郎、京都府大日比野朔郎らによる「ソシオメトリー構造」と、奈良教育大竹村昭らによ
る「権限構造」などがスポーツ集団の構造に関する研究の中心をなしているO そして前者は人間 関係の様相から集団構造の分析と解明がなされており、後者は集団の目榛や規範がつくられて行 く過程を分析し、規範決定の権限の所在からスポーツ集団の類型化を試み部員外型、主脳型、部 員型の三つの構造型を抽出している。
つぎに、集団の機能についてみると、はじ釧こ集団の目棟達成機能に関する研究では、浅井浅 一、奈良女子大渡辺幸子、京都教育大竹内京‑らの遊戯集団を対象とした実験的研究が多くみら れるOスポーツ集団についてはその数は少なく、大阪体育大井田国敬の「強い運動部の分析的研 究」 、日比野朔郎の「PM理論によるモラールの研究」 、竹村昭らの「運動部のモラールの研 究」がみられる程度である。
集団の維持機能に関する研究では千代田短大小畑善美代、名古屋大小林篤らによる研究、また スポーツ集団を対象とした神戸大佐藤裕および古屋三郎らのグループによるソシオメトリックな 研究や竹村昭らの凝集性に関する研究、さらに最近ではFIRO‑Bテストを用いた市郎短大鎌田節 子らの研究がある。
最後に、集団目標達成機能と集団維持機能の重複した機能に関する研究では、竹内京一による
「チーム・ワーク」に関する組織的な研究業績があげられるO
以上、集団の構造と機能の研究について概観してきたが、運動遊戯集団に比べスポーツ集団を 対象とした研究は少なく今後の、社会心理学的アプローチがまたれる0
3.研究内容と研究方法の関連
体育集団に関する研究内容と研究方法の相互関連についてみると(巻末資料参照) 、運動遊戯 集団の研究では雛型小集団をつくり仮説演鐸法による実験的研究によって進められており、そこ では主として行動観察法が用いられ、補助的方法として質問紙法、面接法、ソシオメトリックテ ストが使用されている。
それに対し、スポーツ集団では主として質問紙による調査やソシオメ.)‑テストが多く、補助 的手段として面接法が用いられていることが特徴的といえる。
4.体育集団研究の問題点と課題
集団研究の動向から、体育における集団研究の問題点をあげると、その一つは、体育の研究は 一般に知られているごとく、関連諸科学の研究方法をかりて行なわれるO体育やスポーツ集団を 測定する場合も同様で、これらの集団を測定するための適切な検査や調査が極めて少ない。この 点が集団研究における重要な問題の一つである。
つぎには研究上の組織化、体系化の問題をあげることができる。すなわち、同じテーマを多数 の研究者が検討しあうような組織的活動と研究の協力体制が少ないように考えられる。
第三は、集団の研究は自然科学的研究と異なり条件が複雑であり条件を完全にコントロ‑ル (単純化)することが極めて困難である。したがって数多くの実験や調査が必要となる。また、
前もって条件をコントロールする実験よりも、後から条件によって分類する実験が多く、そのた めには追跡的研究が必要となり長期間の年月を必要とする。
以上のようなことから、研究の積み重ねが少ないために理論的構成がしにくいことが問題点と して指摘きれよう。
最後に、これらの問題点と関連して体育集団の今後の研究課題は方法論の確立と理論化が急務
166 における と課題(竹村)
ときれるOすなわち、第‑点は研究方法論に関するものである。実験室的実験は非常に困難であ るため、調査や行動観察が中心となり、そのためのよりよい方法を開発することが当面の課題で あろうO第二点は巨視的な研究になるにつれ条件のコントロ‑ルが極めてむずかしく、かつ莫大 な費用と時間、労力を要するので実証的研究が困難となり、ここでも適切な研究方法の開発が要 求される。第三点は今後は個々の研究を深めていくとともに、それらが有機的に統合され、体系 化される方向に進むべきであり、しかもこの過程で常に体育集団に関する理論が展開されている べきである。例えば、小人数の小規模の実験的研究から多人数の大規模な研究へ、あるいは、集 団成員の個体的条件や集団の構造・機能など微視的な次元の研究のみではなく、集団と集団の関 係や集団に働く社会的条件など巨視的な次元の研究へと研究領域が拡大されるべきであろう。そ して体育やスポーツ的現実の問題を先取りし、提起していくた馴こも、日常の地道な理論的な研 究の積み重ねが必要なのである。
総 括
わが国における体育・スポーツ集団の研究の推移を概観し、今後の課題を明らかにするため、
その端緒として、日本体育学会で発行している代表的機関誌である阜体育学研究句から、体育に おける集団研究を抽出して分類し、整理検討した。これらの調査研究の結果、次の諸点が明らか にきれた。
① 1960年頃までは主としてもグループ学習勺に関する研究が顕著であるO また、遊戯襲団を 中心とする も体育学習集団もに関する研究もこの時期から始まる.
⑧ その後、これらの研究は学習指導法の研究‑と発展して教育現場に定着するものと、体育 学習菓団のメカニズムを明らかにする実証的研究へと分化していく。
⑨ 体育集団の実証的研究はや運動遊戯隼田あるいは体育学習集団や ともスポーツ集団寺の研 究‑と分化発展していく。
④ 研究方法としては、運動遊戯集団は雛型小集団による実験(行動観察)が多く、スポーツ 集団は主として質問紙法が多く用いられていることが特徴的といえる0
⑤ 体育集団研究の問題点と関連して、体育における集団研究の今後の課題は方法論の確立と 理論化が急務とされる。
今後は、さらに他の研究誌や文献についての資料収集に努め、体育・スポーツ集団の研究の方 向性や望ましいあり方(組織化、体系化など)についての究明に発展させたいと考えている。
最後に、この研究をまとめるにあたり、こころよく資料の提供をしていただいた関係者の皆様 や、卸教示、御協力くださった諸氏に対して、深く感謝の意を表わす次第である。
【資 料】
体育集団(運動遊戯桑田、体育学習集団、スポーツ築団)に関する研究論文一覧 A.集団学習に関する研究(主としてグループ学習;学習形態など)
B.集団と成員に関する研究
a.集団成員におよぼす集団の影響 b. ')‑ダ ')‑ダーシップ
C.集団の構造に関する研究(集団の成立、構造化、位置・役割、構造と機能の関連など) D.集甜の機能に関する研究
a.集団の目標達成機能(モラール、競争行動など) b.集団の維持機能(凝集性、成員の結合関係など)
C.集団目標達成機能と集団維持機能の結合した機能(チーム・ワ‑ク、協同、協力行動など) 論文掲載は、各項目ごとにまとめた。また文献記入の方法と巻、号の略は次のようである。
研究著名(研究誌発行年) :研究題目、巻一号(研究方法) 、なお巻一号に回とあるのは体育学会の第何 回大会を示すものである。
A.集団学習に関する研究
1.吉沢宗吉(1951) :体育の集団的指導法に関する‑実験報告、 2回(実験) 2.南部岩雄(1953) :体育における学習指導の原理に関する研究、 4回
3.愛知県教文研体研集会(1953) :体育のグループの学習における人間関係について、 4回 4.田中正一(1954) :集団学習における協力について、 5回(調査、観察・小学生) 5.田中、小笠原(1958) :集団学習における協力について3‑1 (調査、観察・小学生) 6.浅井浅‑ (1955) :体育における集団指導の一研究、 6回
7.浅井精一、氏家(1957) :体育における集団指導の研究、 2‑7 (観察・中学生)
8.竹之下、松延、松田、松本、宇土(1957) :都市と農村における学校体育の実証的研究、 (Ⅲ)指導法に 関する実験的研究 その1研究の意図と技能学習、 2‑7 (調査、観察・中学生)
9.竹之下、松田他(1957) :都市と農村における学校体育の実証的研究、その2 人間関係と運動‑の興 味、 2‑7 (調査、観察・中学生)
10.竹之下、松本他(1957) :都市と農村における学校体育の実証的研究、その3 既成作品と創作、 2‑
7 (調査、観察・中学1年女)
ll.竹之下、宇土他(1957) :都市と蔑村における学校体育の実証的研究、その4 学習指導法の評価、 2
‑7 (調査、観察・中学生)
12.竹之下他(1957) :都市と農相こおける学校体育の実証的研究、その5 研究結果の概要と学習指導法 の問題点、 蝣7 (調査、観察・中学生)
13.竹之下、松延、松田、松本、宇土(1958) :グループ学習の指導に関する実証的研究 その1 問題と 研究法、 3‑1 (調査、観察・中学1年男)
14.竹之下、松田他(1958) :グル‑プ学習の指導に関する実証的研究 その2 直接的効果について、 3
‑1 (調査、観察・中学1年男)
15.竹之下、宇土他(1958) :グループの学習指導に関する実証的研究 その3 間接的効果について、 3
‑1 (調査、観察・中学1年男)
16.竹之下、松田、松延、宇土、松本(1959) :中学校女子のグループ学習に関する実証的研究 その1 学習目標の「技能と興味」に及ぼす影響、 4‑1 (調査、観察・中学2年女)
17.竹之下、松本他(1959) :中学校女子のグループ学習に関する実証的研究 その2 学習目標の「グル
‑プ活動」に及ぼす影響、 4‑1 (調査、観察・中学2年女)
18.竹之下、宇土他(1959) :中学校女子のグループ学習に関する実証的研究 その3 学習目標の「社会 的態度」に及ぼす影響、 4‑1 (調査、観察・中学2年女)
19.前川、丹下、岸野、宇土他(1957) :浦和市小中学校に関する体育学的研究 単元構造と指導法、 2‑
7 (調査、観察・小学生)
168 わが国における体育集団研究の動向と課庖(雌⊥
20.前川、浅海、浅田他(1957) :浦和市小中学校に関する体育学的研究 単元構造と児童の学習活動、 2
‑7 (調査、観察・小学生)
21.前川、丹下、松田、宇土他(1958) :浦和市小中学校に関する体育学的研究 グループ学習におけるリ ーダー及び学習資料の学習効果に及ぼす影響、 3‑1 (調査、観察・中学生)
22.前川、川口、芹野、浅田他(1958) :浦和市小申校に関する体育学的研究 グループ学習におけるリー ダーの占める位置、 3‑1 (調査、観察・中学生)
23.前川、竹田、根本他(1958) :浦和市小中学校に関する体育学的研究リーダーおよび学習資料の理解 に及ぼす影響、 3‑1 (調査・中学生)
24・前川、瀬畑、浅海他(1958) :浦和市小中学校に関する体育学的研究リーダー及び学習資料の技能学 習に及ぼす影響、 3‑1 (観察・中学生)
25.前川、伊東他(1958) :浦和市小中学校に関する体育学的研究リ‑ダー及び学習資料のグループ・プ ロセスに及ぼす影響、 3‑1 (調査、観察・中学生)
26.戸臥仁尾、斉(1958) :グループ学習の能率化、 3‑1 (調査・中学生)
27.戸田、仁尾、斉(1960) :グル‑プ学習の能率化(2)グループ学習の評価、 5‑1 (調査・中学生) 28.岩下己伸(1958) :体育学習における場に関する研究(1)マット運動を教材としてのグル‑プ編成に
ついて、 ・1 (調査、実験・高校1年男)
29.松井久男(1958) :体育学習における場に関する研究(2)陸上競技の異質グループ構成における成員 の進歩について、 3‑1 (調査、測定・中学2年男)
30.松井久男(1960) :体育学習における場に関する研究(3)性格的異質グループ内で成員問の影響によ るそれぞれ成員の体育的発達の変化、 5‑1 (調査、実験・中学1年男)
31.松井、岩下、服部他(1959) :体育の学習指導における場の構成に関する研究(1)個人的性格をもつ グループと社会的性格をもつゲル‑プにおけるそれぞれの成員の社会的行動と運動技能との発達の様 相、 4‑1 (調査、観察・中学3年男)
32・岩下、松井、服部他(1961) :体育の学習指導における場の構成に関する研究(2)結合関係を異にし た学習グループの学習後における人間関係の変化について、 6‑1 (調査、観察・中学2年男) 33・岩下、松井、服部、常原他(1961) :体育の学習指導における場の構成に関する研究(3)結合関係を
異にした学習グループの運動技能の変化について、 6‑1 (調査、観察・中学2年男)
34.金子、丸山、徳田、鳥丸(1960) :グル‑プ学習における学習効果の考察(1)研究の方向と指導の概 要、 5‑1 (調査、観察・小学4年)
35.金子、丸山、徳田、鳥丸(1960) :グル‑プ学習における学習効果の考察(2)技術向上はどのよう か、集団の変化はどのようか、 5‑1 (調査、観察・小学4年)
36.金子、鳥丸、丸山、徳田(1960) :グループ学習における学習効果の考察(3)体育の場における性格 的問題児はどのように矯正されるか、 5‑1 (調査、観察・小学4年)
37.金子、森屋、土屋(1961) :異なる指導法における学習効果の考察(1)技能や知識の向上は何れの方 法が望ましい傾向を示すか、 6‑1 (調査、観察・中学1年)
38・金子、土屋、森屋(1961) :異なる指導法における学習効果の考察(2)社会的態度の育成はいずれの 方法がより望ましい候向を示すか、 6‑1 (調査、観察・中学1年)
39.金子、土屋、森屋(1961) :異なる指導法における学習効果の考察(3)異なる指導法における集団の 変化はいずれがより望ましい傾向を示すか、 6‑1 (調査、観察・中学1年)
40.金子、丸山(1963) :異なる動機づけによる学習効果の比較、 ‑1 (調査、観察・中学2年男器械) 41.奥野、大段、岩田、清貞他(1961) :体育と学習指導に関する研究(1)子どもの描く理想像について
の一考察、 6‑1 (調査・小学・中学生)
42.岡崎、大段、岩田、泉山他(1962) :体育と学習指導に関する研究(2)学習効果をあげるための学習
集団の分析、 7‑1 (行動観察・小学4年)
43.大熊、西沢(1962) :学習指導法と学習効果についての一考察、 7‑1 (調査・中学3年男) 44.生田、小林(1962) :能力別グルーピングと学習結果の分析、 7‑1 (調査、実験・中学2年男) 45.山本実(1962) :グループ学習の学習結果とそれに影響する諸条件、 7‑1(調査、観察・高校3年女)
B.集団と成員に関する研究 a.集団成員に及ぼす集団の影響
1.竹之下、池田(1953) :運動部の社会学的考察、 4回(質問紙・高校女バレー部40名)
2.丹羽、鷹野、北尾、小松(1957) :学校クラブ集団における適応性診断、 2‑7(質問紙・中学生100名) 3.丹羽、浅井、北尾、小松(1958) :学校クラブ集団における態度変容について、 3‑1 (質問紙・中学
生運動部、文化部)
4.丹羽、浅井(1959) :学校小集団の性度への影響力について、 4‑1 (質問紙・中学1年男女) 5.矢野、青木、阿部他(1960) :運動部の対人的関係要素に関する調査研究、 5‑1(質問紙・大学運動部) 6.丹羽、竹村、詑田(1962) :運動部経験者の性格特性に影響する要因の分析的研究、 7‑1 (質問紙・
大学運動部)
7.竹村、花田、丹羽(1962) :運動部経験者の性格特性についての研究、 7‑1 (質問紙・大学運動部) 8.花田、竹村、丹羽(1962) :運動部経験者の性格特性についての追跡研究、 7‑1 (質問紙・中学・大
学運動部)
9.花田、竹村、丹羽、福田(1963) :運動部集団とパーソナリティの関係についての研究一成員の態度の 分析‑、 i‑1 (質問紙・高校、大学運動部)
10.丹羽、竹村、福田(1964) :運動部集団とパーソナリティの関係について‑運動部の特徴と部員の態度 との関係一、 9‑1 (質問紙・高校、大学運動部)
ll.丹羽、竹村、福田(1965) :運動部集団とパーソナリティの関係について‑運動部の構造と部員の態度 との関係の追跡研究一、 10‑1 (質問紙・高校、大学運動部)
12.佐藤、大段(1965) :高校運動部のpersonality形成とその基盤、 io‑ i C行動観察・高校男女陸上部) 13.丹羽、竹村(1966) :運動部集団とパーソナリティの関係について(2)運動部の規範生成構造と態度
形成、 ll‑1 (質問紙・高校、大学運動部)
14.橋本、坂井、石田他(1967) :高校運動部集団にみられる脱落者の原因に関する研究、 ll‑5 (質問紙
・高校運動部)
15.東山、丹羽(1968) :運動部員の意見変容に及ぼすソシオメトリー構造とコミュニケーションスタイル の組合せの効果、 12‑5 (質問紙・中学男女運動部)
16.丹羽、東山(1968) :主将の信愚性および成員性、モラールが運動部員の意見変容に及ぼす効果、 12‑
5 (質問紙・中学運動部)
17.石橋、徳永、川崎他(1968) :大学における体育・スポーツの社会学的研究一運動部の現状と運動部負 の生活一、 12‑5 (質問紙・大学運動部)
18.日比野朔郎(1969) :集団構造による成員の意見変容について、 13‑5 (質問紙・大学女子)
19.林隆敏(1969) :運動部集団における典型的文化型と部員の価値的態度との関係について、 13‑5 (質 問紙・高校運動部)
20.山岸、田中(1970) :運動部員の行動特性に関する研究一運動部指導者の指導方針との関係をFf'frとし て‑、 14‑5 (質問紙・大学運動部)
h.リーダー・リーダーシップ
1.古屋、上笹、石原(1952) :遊戯集団におけるリーダーの研究、 3回
2.浅井浅‑ (1953) :遊戯集団における.)‑ダ‑性について、 4回(行動観察・小学生)
170 わが国における体育集団研究の動向と課題(竹杜∑
3.大段、佐藤(1955) :遊戯集団における Leadershipの発生について、 6回(行動観察・小学生) 4.大段員美(1957) :遊戯集団における Leadershipの類型、 2‑7 (行動観察・小1‑6年10名と
mm
5.大段員美(1958) :遊戯集団におけるLeader発生の基盤、 3‑1 (行動観察・小3・ 6年10名とび箱) 6.筒井、安田(1962) :遊戯集団におけるLeaderの特質について、 7‑1 (質問紙・小3・6年348名) 7.浅井浅‑ (1964) :Play groupにおけるIeadershipの発生について、 9‑1 (行動観察・小6年
男6名)
8、佐藤、大段(1969) :運動遊戯集団の構造とLeader Functionについて、 13‑5 (行動観察・小学 6年、中学2年)
9、佐藤裕(1956) :体育の場における人間関係、 2‑1 (質問紙・高校男女450名)
10・三浦、高細、石川(1957) :リーダーに対するグループ成員の欲求、 2‑7 (質問紙・中学、高校生) 11・横田、重田、辻野(1958) :体育の集団指導に関する研究 ①.)‑ダーシップの安定性に関する‑実
験、 3‑1 (行動観察・高校2年男100名)
12・横田、重田、岡本(1959) :体育の集団指導に関する研究 ㊥リーダーシップに関する実験、 4‑1 (行動観察・高校160名)
13・横田、重田、長野、中谷(1960) :体育の集団指導に関する研究 ⑨競技過程のリーダーとメンバーの 行動の差異、 5‑1 (質問紙、観察・高校 60名)
14、末広芳郎(1962) :体育学習の場におけるリーダーのパーソナl)ティの類型について、 7‑1 (質問柾
・中学2年 28名)
15.佐藤、大段(1964) :体育の場における社会的勢力の形成過程、 9‑1 (行動観察・中学2年男) 16.木村、熱田、助川、松丸(1967) :表現のグル‑プ創作過程における人間関係の研究、 ll‑5 (行動観
察・小学5年)
17.安森、丹羽(1969) :体育の場におけるリーダーがメンバーの態度変容におよぼす影響、 13‑5 (質問 紙・中学1、 2年女)
18.丹羽、安森(1969) :体育の場における.)‑ダーがメンバ‑の態度変容におよぼす影響‑リーダーの信 濃性、運動および対面性の要因から、 13‑5 (質問紙・中学1、 2年女)
19.秋吉嘉範(1966) :運動部におけるT) ‑ダーシップの研究、 10‑2 (質問紙・高校監督、大学運動部) 20.小森、日比野(1968) :Leadership とMoraleについての研究 ④Leadership機能を中心とし
て、 12‑5 (質問紙・高校男バスケット部)
21.鍵田、堤、松尾(1969) :運動部集団におけるT)‑ダーについての研究、 13‑5 (質問紙・中学,高校 運動部)
22.東山、丹羽(1969) :運動集団の規範形成におよはすリ‑ダーシップスタイルとコミュニケーションス タイルの組合せの結果、 13‑5 (質問紙・高校女運動部)
23.井田国敬(1969) :運動部のインフォーマルなリーダーに関する研究、 13‑5 (質問紙・大学運動部) 24.庄司、穴迫(1970) :リーダ‑に関する一考察、 14‑5 (質問紙・大学バドミントン部)
c.そ の 他
1.小畑喜美代(1955) :遊戯集団における成員のうけ入れについて、 6回(行動観察・中学2年バレーの
パス)
2.小畑書美代(1957) :遊戯集団における成員のうけ入れについて、 2‑7 (行動観察・中学2年バレー のパス)
3.小畑喜美代(1958) :遊戯集団における成員のうけ入れについて、 3‑1(行動観察・中学2年男女14名) 4、高細、竹中、松本(1957) :グループの構造と成員相互作用関係 ①、 2‑7 (観察、調査・中学2年
男球技)
5.高細充(1959) :グループの構造と成員相互作用関係 ④、 4‑1 (観察、調査・中学2年女バレー) C.集団の構造に関する研究
1.竹之下休蔵(1950) :遊戯集団の体育的考察(1)、 2回(行動観察・小学3‑6年男女) 2.須見芳紀(1953) :幼児の遊戯柴田に関する実験的研究、 5 (観察、調査・ 5才児 32名)
3.愛知県教文体研集会(1953) :体育場面における人間関係の発達について、 4回(行動観察・小学生) 4.岩田敦(1955) 遊戯集団における児童のグループ構成の過程について、 6回(行動観察)
5.浅井浅‑ (1955) :遊戯集団における役割発生の基盤、 6回(行動観察・小学生) 6.浅井浅‑ (1957) :遊戯集団の構造と人間関係、 2‑7 (行動観察・小学生)
7.浅井浅‑ (1958) :遊戯集団におけるgroup normについて、 3‑1 (行動観察・大学女子的あて) 8.小畑喜美代(1959) :遊戯集団における役割について、 4‑1 (行動観察・小学4、 6年女 6名) 9.渡辺幸子(1959) :遊戯集団における構造についての研究、 4‑1 (行動観察・小学3年女 2名) 10.村田寛三(1960) :社会的行動に関する実験的研究一子どもの集団の成立一、 5‑1 (行動観察・小学
1年男女10名球入れ)
ll.浅井浅‑ (1960) :遊戯集団規定への実験的研究、 5‑1 (行動観察・小学6年男 6名)
12.山田、小黒(1960) :体育における学習集団の目標設定と変化過程についての研究、 5‑1 (行動観察
・小学5年 6名バレーのパス)
13.小畑善美代(1960) :遊戯集団における役割発生の基盤について、 5‑1 (行動観察・小学3、 5年男 各6名球入れ)
14.竹内嘉一(1960) :遊戯集団におけるル‑ルの研究、 5‑1 (観察、調査・高校2年男11名) 15.大段、小潮、竹内他(1961) :遊戯集団における封建的集団構造と民主的柴田構造の比較研究 @リI
ダーの観点から、 6‑1 (行動観察・小学5年男 4名)
16.小畑、大段、竹内他(1961) :遊戯集団における封建的集団構造と民主的集団構造の比較研究 ⑨役割 の観点から、 6‑1 (行動観察・小学5年男 4名)
17.竹内、大段、小畑他(1961) :遊戯集団における封建的集団構造と民主的集団構造の比較研究⑨Rule の観点から、 6‑1 (行動観察・小学5年男 6名)
18.白川、岡崎(1961) :遊戯集団における封建的集団構造と民主的集団構造の比較研究‑街域について‑
6‑1 (行動観察・小学6年男)
19.大段、小黒(1962) :体育の場における封建的集団と民主的集団の比較(2)、 7‑1 (行動観察・小学 4、 5年)
20.浅井、村田、穴迫(1962) :集団龍城の分析的研究、 7‑1 (行動観察・大学女 4名)
21.渡辺幸子(1962) :遊戯集団の龍城についての研究、 7‑1 (行動観察・中学1‑3年女各 4名) 22.小畑善美代(1963) :遊戯集団における男女の比較研究一集団構造からみた‑、 ;‑i (行動観察・小
学2、 4、 6年男女)
23.大段員美(1963) :遊戯集団における共通目標成立に関する研究、 8‑i (rf動観察)
24.小畑喜美代(1965) :集団成立の要因と条件とくに条件について、 10‑1 (質問紙・小学2、 4、 6年 男女256名)
25.浅井浅‑ (1965) :運動遊戯集団の成立と時間について、 10‑1 (行動観察・小学1‑6年) 26.渡辺幸子(1966) :遊戯集団の構造につい、 10‑2 (行動観察・中学2、高1、 3年各 5名) 27.浅井浅‑ (1966) :運動遊戯集団の構造と機能 ①児童の遊戯と集団について、 10‑4. 5 (行動観察
・小学生)
28.浅井、長谷川、三枚(1967) :運動遊戯集団の類型的研究、 ll‑5 (行動観察・小学5年 8名) 29.浅井浅‑ (1969) :運動遊戯集団の類型的研究、 13‑5 (行動観察・小学生 2名)
172 わが国における
30.佐藤、大段(1967) :遊戯集団の社会性の発達に関する研究、 ll‑5 (行動観察・小、中学生 88名) 31.白川、藤井(1963) :体育における社会性発達の条件 ①運動技能が集団の構造に及ぼす影響、 8‑1
(行動観察・小学5年男12名)
32.白川岩夫(1964) :体育における社会性発達の条件 ④施設用具による集団構造の比較研究、 9‑1 (行動観察・小学1、 3、 5年各 6名)
33.白川岩夫(1965) :体育における社会性発達の条件 ⑨用具の数の変化による集団構造の変化、 10‑ 1 (行動観察・小学1、 3、 5年各10名)
34.白川岩夫(1966) :小学校体育における教樹の箭域別による社会性の研究‑.)ズム運動における集団構 造の分析的研究一、 10‑2 (行動観察・小学6年女 3名)
35.菅原礼(1951) :体育的集団の特徴について、 2回
36.菅原礼(1957) : Social system としての体育集団の構造について、 2‑7
37.小林、条野、徳永、佐々木(1966) :非行少年の社会学的研究 ⑨非行少年の集団的特性について、 10
‑2 (質問紙・少年院 52名)
38・丹下、斉藤(1952) :特別教育活動としての運動部の問題、特に人間関係を中心として、 3回 39.近藤、野口、岡部(1954) :運動部集団の研究、 5回(質問紙)
40.古屋正(1957) :スポーツ集団に関する体育社会学的研究、 2‑7 (質問紙) 41.日比野朔郎(1958) :大学の運動部集団について、 3‑1 (質問紙・大学運動部) 42.日比野朔郎(1959) :運動部集団について‑運動部の構造一、 4‑1 (質問紙・高校1年)
43.浪越、丹下、吉崎他(1960) :学校体育の指導に関する調査研究 ①運動部の指導に関する間塩、 5‑
1 (観察、調査・中学、高校運動部)
44.長野、重田(1963) :クラブ活動を規定するクラブ構造の分析、とくにバスケット部をFfajjjvとして、 8
‑1 (質問紙・高校女子バスケット部)
45.竹村、花田、丹羽、福田(1963) :運動部集団とパーソナリティの関係についての研究一策団規範の生 成過程からみた運動部集団の機能分析‑、 ・1 (質問紙・大学運動部)
46.竹村、丹羽、福田(1964) :運動部集団とパ‑ソナ.)ティの関係についての研究一規範生成過程から分 析した運動部の特徴とその機確との関係‑、 9‑1 (質問紙・高校、大学運動部)
47.竹村、丹羽(1965) :運動部集団とパーソナリティの関係についての研究(1)運動部の構造と機能の 分析、 9‑2 (質問紙・高校、大学運動部)
48.竹村、丹羽(1965) :運動部集団とパーソナT)ティの関係についての研究丁運動部の構造と機能との関 係の追跡的研究一、 10‑ 1 (質問紙・高校、大学運動部)
49.千野恒夫(1967) :高校運動部における集団構造上の問題点、 ll‑5 (質問紙・高校運動部) 50.東山、丹羽(1967) :規範決定の権限からみた運動部の構造の検討、 12‑ 1 (質問紙・高校、大学運動部) 51.東山、丹羽(1970) :スポーツ集団の規範形成過程において影響する要因の実験的研究、 14‑5 (質問
紙・高校女子運動部)
D.集団の機能に関する研究 a.集団の目標達成機能(モラール、競争行動など)
1.浅井、渡辺、土谷(1954) :遊戯集団におけるモラールの発達‑time perspectiveについて、 5回 (行動観察・小学生)
2、浅井、長谷川(1967) :遊戯集団における競争行動の発生について、 ll‑5(行動観察・小学1年6名) 3、山田知子(1967) :遊戯集団における成員の目標達成への行動分析、 ll‑5 (行動観察)
4、渡辺幸子(1967) :遊戯集団におけるMoraleについて、 ll‑5 (行動観察・中学3年女 3名) 5、渡辺幸子(1968) :遊戯集団におけるMoraleについて、 12‑5 (行動観察・中学2年女 2名)
6.竹内京‑ (1968) :同一課題遂行における集団の大きさと機能につい、 12‑5 (行動観察・小学6年男 5名サッカー型)
7.竹内京‑ (1970) :役割の変容について‑仮説設定の試み‑、 14‑5(行動観察・小学5、6年男15名) 8.佐藤、大段(1970) :集団の目標変化が成員の人間関係に及ぼす影響、 14‑5 (行動観察・中学生) 9.小林、生田(1961) :相手チ‑ムの力量に対する予測と認知がチームの志気に及ぼす効果、 5‑2 (質
問紙・中学2、 3年男女)
10.小林、生田(1961) :相手チームの力量に対する予測と認知がチームの志気に及ぼす効果、 6‑1 (質 問紙・中学2、 3年男女)
ll.竹村、丹羽、東山(1967) :運動部の凝集性について一規範生成構造とモラール一、 ll‑5 (質問紙・
高校、大学運動部)
12.竹村、丹羽(1968) :運動部のモラールの研究(1)モラ‑ル調査の作成、 12‑2 (質問紙評定、高 校、大学運動部)
13.井田国敬(1967) : 「軌、」運動部集団の機能的特性について‑サッカー部の事例研究一、 ll‑5 (質 問紙・高校サッカ‑部)
14.井田国敬(1968) : 「強い」運動部の研究(2)部員および部員間の結合の特性について、 12‑5 (質 問紙・高校サッカー部)
15.日比野朔郎(1968) :Leadership とMoraleについて(1)、 12‑5 (質問紙・高校、大学運動部) b.集団維持機能(凝集性、成員の結合関係など)
1.大段員美(1959) :遊戯集団相互の交渉過程における社会的葛藤、 4‑1 (行動観察・小学3、 5年男 各10名ドッヂポール)
2.穴迫、丹羽(1961) :遊び集団の凝築性に関する実験的研究一集団成員の誘引性の変化‑、 6‑1 (観 察、質問紙・小学5年男 40名)
3.小畑喜美代(1964) :遊戯集団における男女の比較研究‑成員の結合のしかた‑、 蝣1 (質問紙・小 学2、 4、 6年男女)
4.小畑喜美代(1966) :遊戯集団における成員の結合の媒体について、 10‑2 (行動観察・幼児18名) 5.佐藤、大段(1968) :遊戯小集団における集団の構成と成員の結合について、 12‑5 (行動観察・小学
4年男 3名)
6.竹内京‑ (1969) :集団の大きさの変化による集団機能の変容について、 13‑5 (行動観察・中学2年 男14名)
7.末利博(1953) :学校におけるISI. GCS並に友人の結合離反の要因について、 4回(質問紙・小 学〜高校生)
8.井川功(1955) :チームゲ‑ムにおける人間関係、 6回(質問紙)
9.小林、生田(1960) :チ‑ムゲームにおけるチ‑ムの凝集性の要因がチ‑ム成績に及ぼす効果、 5‑1 (質問紙、観察・中学1年男)
10.生田、小林(1961) :チ‑ム成員の運動能力と相互作用についての実験的研究、 6‑1 (質問紙、観察
・中学2年男)
ll.藤巻、桐生、藤江、鈴木他(1970) :肥満児に関する心理学的研究Ⅱ 体育の場における人間関係の特 殊性、 14‑5 (質問紙・中学11名)
12.佐藤裕(1955) :社会学的測定によるスポーツ集団の力学的研究、 6回(質問紙、観察)
13.佐藤裕(1957) :体育の場における人間関係‑陸上競技クラブの社会測定学的研究‑、 2‑4 (質問 紙、観察・高校陸上部 50名)
14.太田尚充(1957) :高校スポ‑ツ選手の体育管理学的考察 社会心理学的分析(1)人間関係につい て、 2‑7 (質問紙・高校バレ‑ボール部)
174 わが国における体育集団研究の鞄尋上課題(竹村)
15.辻本、近藤、竹村(1960) :スポ‑ツ試合場面の研究特に団体競技の体育社会学的考察、 5‑1 (質問 紙・高校運動部)
16.山田知手(1963) :集団の同志感情について、 8‑1 (質問紙・高校女子運動部)
17.千野、古屋(1964) :運動部における部員の結合について、 '‑K質問紙・高校、大学運動部655名) 19.東山、丹羽、竹村(1966) :運動部の凝集性について‑規範生成構造とソシオメトリック構造‑、 10‑
2 (質闘紙・高校、大学運動部177名)
19.丹羽、東山、竹村(1966) :運動部の凝集性について一態度と成員性一、 10‑2 (質問紙・高校、大学 運動部308名)
20.丹羽、東山、竹村(1967) :運動部の凝集性について‑態度と成員性(2)‑、 10‑5 (質問紙・大学男 女運動部)
21.東山、丹羽、竹村(1967) :運動部の凝集性について一規範生成構造型におけるソシオメトリーを中心 に一、 ll‑5 (質問紙・高校、大学運動部275名)
22.藤田、古屋、石原他(1967) :運動部集団における成員の社会的距離について、 ll‑5 (質問紙・高校 男女運動部)
23.丹羽、東山(1968) :ソシオメトリーによる運動部の凝集性の検討、 12‑4 (質問紙・高校、大学男女 運動部)
24.鍵田、笠井、多和、菅原他(1968) :中学校運動部集団の人間関係についての研究、 12‑5 (質問紙・
中学運動部400名)
25.丹羽劫昭(1968) :運動部員の成員性検査の作成、 13‑ 1 (質問紙・高校、大学運動部) C.集団目標達成機能と集団維持機能の結合した権能(チーム・ワーク、協同、協力行動など)
1.浅井浅‑ (1952) :遊戯集団における競争と協力について、 3回(行動観察・小学生) 2.山田知子(1961) :学習集団における協力的行動の分析、 蝣1 (行動観察・高校3年女5名) 3.小畑喜美代(1962) :チーム・ワークの分析的研究‑フォローの観点から‑、 7‑1 (行動観察・高校
女バスケット部 5名) 4.佐藤、大段(1963)
5年男2名) 5.竹内京‑ (1962) 6.竹内嘉一(1963)
11名)
7.竹内京‑ (1964) 8.竹内京‑ (1965) 9.竹内京‑ (1966)
:二人の遊戯集甜が遊びの過程に示す協力的行動の分析、 8‑ 1 (行動観察・小学
:チーム・ワ‑クの分析的研究、 蝣1 (行動観察・大学サッカ‑部 6名) :チ‑ム・ワ‑クの発達について、 1‑1 (行動観察・大学サッカー、バスケット部
:チーム・ワークの研究、 9‑1 (行動観察・大学サッカー部 5名) :チ‑ム・ワークの研究、 10‑1 (行動観察・小学4、 6年男)
: Team Workの研究一道戯集団の機能分析からの接点一、 10‑2 (行動観察・小 学6年 6名ゴールハイ)
10.竹内京‑ (1967) :チ‑ム・ワークの研究‑発生について‑、 ll‑5 (行動観察・小学2、 4年6名) ll.浅井、三牧(1967) :チーム・ワ‑クの研究‑成員関係について‑、 ll‑5 (行動観察・高校女バレー
部)
12.調枝孝治(1968) :ボールゲームにおけるチーム・ワ‑クの研究、 12‑4 (行動観察・申、高、大学1 年男 30名)
13.大段、佐藤(1971) :遊戯の場における集団構成が成員間の協力行動に及ぼす影響、 15‑2 (行動観察
・中学1年女 6名石けり)
14.野口義之(1953) :チーム・ワーク論、 4回(論説)
(1972年5月30日受理)
TRENDS AND THEMES ON THE GROUP RESEARCH IN PHYSICAL EDUCATION IN JAPAN
Akira Takemura
Department of Physical Education, Nara University of Education, Nara, Japan
The main purpose of this study was to survey the trends in the group researches in physical education in Japan and further to examine the themes of group research in the future.
The method of this study, the group research in physical education were drawn
out from "Research Journal of Physical Education" (published by Japsnese Society of Physical Education) and their researches were classified and examined.
Main findings were as follows:
(1) Till about 1960, the studies on the group learning, learning by the small
groups, were remarkable. Also, the researches on the learning group in physical education, especialy concerning with the play group were started in this term.
(2) Later, these researches were differentiated tnto "the research on the learning method", which were developed and used in the practice of school physical education, and the "positive researches on the mechanism of the learning group in physical education".
(3) The positive researches were futher being specialized into the reesarches on
"the play group" or "the learning group in physical education" and the researches on "the sports group".
(4) As the methods, the experiments by model small group in the researches on
the play group, and a questionnire in the researches on the sports group have been chiefly used.
(5) As the themes on the groups research in future, the following points may
be indicated. It is necessary to develop the better methods on the investigation
and behavior observation. And not only in micro-level, but in macro-level the
group research should be developed.