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鉄道駅周辺地域における群集流動シミュレーション 西村 光平・大佛 俊泰

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Academic year: 2021

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(1)

鉄道駅周辺地域における群集流動シミュレーション 西村 光平・大佛 俊泰

Simulation of Crowd Flow in the Vicinity of Railroad Stations Kohei NISHIMURA and Toshihiro OSARAGI

Keywords : 鉄道駅(railroad station),時空間分布(spatio-temporal distribution),

        群集流動

(crowd flow), MAS (multi agent system),歩行者(pedestrian)

1.はじめに

 東京都(2006)によれば,鉄道駅周辺地域には 大地震発生直後に大勢の帰宅困難者が発生するこ とが予想されている.実際,東日本大震災(2011 年

3

11

日)では,発災直後に多くの人々が鉄 道駅周辺地域に殺到し,鉄道運転再開までに時間 を要したため,結果として多くの滞留者が路上に 溢れる事態を招いた.近年,ミクロな地域におけ る滞留者・歩行者の時空間分布の把握が緊急の課 題となっているが,通行量の把握は限られた地点 での断面交通量調査が主であり,詳細な属性情報 とともに歩行者の時空間分布を求めることは難し い.

 これまで多くの研究で歩行者流のシミュレー ションが行われてきた(Kaneda, T. and Okayama,

D.,2007).しかし,歩行者の属性は考慮されず,

また,対象地域を横断歩道など特定の場所に限定 した事例が多く,駅周辺地域という広範な地域で の群集流動を扱った研究は見られない.西村・大 佛(2009)はパーソントリップ調査データ(以下,

PT

データ)から得られる歩行者の属性・移動情 報を利用し,利用した施設(以下,目的施設)と 移動した経路(以下,歩行経路)をもとに,歩行 者の時空間分布を属性別に推定する手法を構築し た.また,大佛・佐藤(2003)は心理的ストレス 概念に基づいて歩行者の行動を記述するモデルを 構築している.本研究では,これらのモデルを組 み合わせ,鉄道駅周辺地域において,連続的に回 避行動を繰り返す歩行者の様子を表現できるシミ ュレーションモデルの提案を試みる.

2.目的施設と歩行経路の推定モデル 2.1 モデルの概要

 モデルの概要を図

1

に示してある.まず,PT

Abstract : Pedestrian agent simulation is effective for thoroughly understating the spatio-temporal

distribution of people around railroad stations, which is necessary for accurately evaluating the degree of human casualties in case of a disaster. In the previous studies, the authors proposed a model which describes pedestrian behavior by taking into account the concept of mental stress, and a model which estimates pedestrians’ pathways from extensive survey data including information such as participants’ sex, age, and walking speed. In this paper, we combine these models and develop a multi-agent simulation model which represents spatio-temporal distribution of pedestrians. As a numerical case study, we apply this simulation model to the vicinity of Shibuya station.

西村:〒

152-8552 東京都目黒区大岡山2-12-1

 東京工業大学大学院 情報理工学研究科  情報環境学専攻 大佛研究室

 E-mail: [email protected]

(2)

0 1 2 (km)

N

渋谷駅

400

0 2000(m)

徒歩移動 鉄道利用

目的施設 出発施設

0 100 500(m)

母集団 人数(人) 割合(%)

(1) 213,219 77.87 (2) 7,508 2.74 (3) 19,585 7.15 (4) 22,107 8.07 (5) 11,411 4.17 計 273,830 100.00 0-15 歳 16-25 歳 26-50 歳 51-64 歳 65- 歳 平均 男 1.57 1.59 1.51 1.42 1.20 1.47 女 1.48 1.50 1.43 1.34 1.13 1.38 平均 1.53 1.55 1.47 1.38 1.16 1.43

0-15 歳 16-25 歳 26-50 歳 51-64 歳 65- 歳 平均 σ 0.447 0.323 0.246 0.243 0.255 0.299

表 2 平成 10 年度の渋谷駅の乗客数

JR 東急 東京メトロ 京王 合計

乗車数 ( 人 ) 153,444 170,635 108,241 60,738 493,058 割合 (% ) 31.12 34.61 21.95 12.32 100.00

(b) 分析対象者の内訳

図 2 分析対象地域と対象者

図 3 渋谷駅周辺地図 図 1 本研究の概要

表 1 属性による歩行速度の分布

(a) 属性別の歩行者の平均歩行速度( m / 秒)

歩行速度は個人によって大きく異なる.そこで,本研究では Willis(2004)らが計測した属性別 の歩行速度を参考に,属性別の歩行者の平均速度を与え,各個人の歩行速度は正規分布に基づく と仮定し,(b) の標準偏差をもとに観測された最小・最大速度の範囲内に収まるように設定した.

※ 1

※ 2

※ 1

※ 3

※ 2,3

平成 10 年大都市圏パーソントリップ調査 鉄道駅を利用した歩行者の抽出・編集 施設種類と小ゾーン,移動距離に基づい た空間範囲から目的施設を推定

歩行者の時空間分布を推定 目的施設間の移動経路を推定

< 調査内容 >

1日のトリップ ( ある目的を持った移動 )

< 集計単位 >

小ゾーン ( いくつかの町丁目の集合 )

     PT データより鉄道駅あるいはその周辺

地域を歩行移動したサンプルを抽出し,回答 歩行時間の調整等を行った.

< 抽出項目 >

・個人属性・利用交通手段 ( 徒歩 )

・出発地,到着地 ( 住所,施設種類 )

・発着時刻・拡大係数・歩行時間

      西村・大佛(2009)の手法で目的施設

を決定し,目的施設間の移動は最短経路を通 るとして歩行経路を推定した.

歩行者の群集流動シミュレーション

(3)

(a) 分析対象地域 ( ) と駅周辺地域 ( )

※数字は 2 章の分析対象者の分類番 号に対応している.

(a) 分析対象地域には徒歩 20 分圏内 に含まれる渋谷駅を中心とした 8 つの 小ゾーンを選んだ.

(b) 分析対象者は,渋谷駅を利用した 形態によって 5 種類に分類される.回 答歩行時間等との整合性から,割り振 れないサンプルを除外し,約 8 割の人 の目的施設を決定した.

(b) 属性別の歩行者の平均歩行速度の標準偏差(m)

※渋谷駅利用者(母集団①,②,③,④)に関しては利用した路線の出口(18 箇所)を設定した.

 その際に,利用した路線に関しては東京都統計年鑑(平成 10 年)の各路線別の乗客数の割合  に応じて乱数を用いて割り振った(表 2)

渋谷駅 109

NHK 原宿方面

明治通 センター街

東急本店

目黒方面 JR

京王 東京メトロ 東急

計測地点 改札口

(5)

(2) (4) (1)

データから抽出した対象者の移動情報(歩行時間・

施設種類・小ゾーン)をもとに歩行者が利用した 目的施設を推定した.歩行距離を求める際に必要 となる歩行速度は,歩行者の属性によって異なる ため,Willis et al.(2004)で計測された歩行速度 を参考に,性別・年齢階層別の平均歩行速度を設 定した.具体的には正規分布に従う歩行速度を各 歩行者にそれぞれ与えた(表

1).次に,目的施設

までの歩行経路を Dijkstra 法を用いて推定した.

最後に,推定した歩行者の目的施設・歩行経路を もとに鉄道駅周辺地域を対象とした群集流動シミ ュレーションを行い,歩行者の時空間分布を推定 した.

2.2 分析対象地域と対象者

 分析対象地域(以下,地域)には,大規模鉄道 駅の中でも利用者の属性や移動目的が多様な渋谷 駅とその周辺地域を取り上げた.図

2

に示すよう に,対象者は大きく

5

種類に分類することができ る.(1)渋谷駅で降り立ち,地域内で用事を済ま せ,そして渋谷駅から地域外へ立ち去る人,(2)

渋谷駅で乗車し,地域外で用事を済ませ,再び渋 谷駅で降り立った人,(3)渋谷駅で降り立ち,地 域内で用事を済ませ,渋谷駅に戻らなかった人,

(4)出発地点から渋谷駅に向かい,地域外へ立ち 去った人,(5)渋谷駅を利用しないが,駅周辺地 域を歩行した人.また,渋谷駅の出口は利用した 路線によって場所が異なるため,図

3

に示すよう に歩行者ネットワークの端点である駅周辺の

18

箇所のノードを改札口に設定し,平成

10

年度の 各路線の乗客数に基づいて各歩行者が利用した改 札口を割り振った.

2.3 モデルの推定精度

 前節で求めた各歩行者の歩行経路をもとに断面 交通量を推定し,その精度検証として,東京都産 業労働局(2001)で行われた通行量調査(以下,

実測データ)との比較を行った.実測データの

調査地点

20

箇所(図

3

の番号)の通行量を比較

した結果を図

4

に示す.歩行経路を最短経路で推

定していることや,パーソントリップ調査では把

握できない滞留者も多いことなどから時間帯ごと

(3)

0 2 4 6 8 10 12 14 16

4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26

0 4 8 12 16

0 4 8 12 16

0 2 4 6 8 10 12 14 16

10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

0

2 4 6 8 10 12 14 16

4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26

0 4 8 12 16

0 4 8 12 16

0 2 4 6 8 10 12 14 16

10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

図 5 群集流動シミュレーションの概要 図 4 歩行者通行量調査との比較

50歳以上の歩行者の割合

(a)PT データから推定した総通行量

男性の歩行者の割合

(b) 実測値と推定値の通行量比

実測値

拡大した推定値

図 4(a) は各時間帯の調査地点 20 箇所の通行量の和(総通行量)を示す.通行量調査の通行量 ( 実 測値 ) は 10 時から 22 時の間で計測されているため,10-22 時の通行量を 1 としたときの各時間帯 の通行量の割合(通行量比)を実測値と推定値で比較した(図 4(b))

(c) 各地点の属性別の歩行者の割合

(c-1) 各地点の性別の歩行者の割合(%) (c-2) 各地点の年齢階層別の歩行者の割合(%)

※ (c) の地点番号は図 3 の調査地点に   対応している.

30-49歳の歩行者の割合29歳以下の歩行者の割合

地点番号

各地点の歩行者の構成比を属性別に歩行者通行量調査の結果と 10-22 時の集計量で比較した.

時刻別の20地点の通行量

歩行完了

目的施設に 辿り着いたか

信号があるか

信号が赤か

目標地点までの 最短ノードか 歩行経路の決定

次のステップへ

歩行開始

経路変更  ステップ

ストレス関数を用いた歩行モデル により次の位置を決定(図 6 参照)

ここでは Dijkstra 法によって求めた最短経路を歩行経路としている.

※ 1

※ 1

女性の歩行者の割合

※ 2歩行者は目的施設に辿り着くまで,次の交差点(目標地点)を更新しながら歩行する.

※ 2

Yes

No

No No No Yes

Yes Yes

※ 3

※ 3赤信号時において現在地点から歩行可能であり,目標地点までの距離が縮まるノード

(最短ノード)がある場合,そのノードを次の目標地点として経路を変更する.

時刻(時)

時刻別の通行量比

時刻 ( 時)

( 万人 ) (% )

地点番号

地点番号 地点番号

地点番号

(d) 時刻別 (10-22 時 ) の通行量の比較 実測値

推定値 実測値

推定値

実測値 推定値

実測値 推定値

実測値 推定値

実測値 推定値

実測値 推定値

R = 0.85 ( 万人 )

( 万人 ) ( 推定値 )

の総通行量については大きな乖離が見られた(図

4(a)).しかし,実測データで観測された10

時か

22

時における通行量比(図

4(b) 参照)を見ると,

良好な対応を示していることがわかった.実測デ ータでは属性別の通行量が得られており,属性ご との構成割合を知ることができる.そこで

PT

デ ータの値が整合するように性別・年齢階層別に 異なる倍率を与えた(図

4(c)).その結果,両者

の時刻別の通行量の相関係数は

0.85

となり(図 4(d)),比較的良好な対応関係が確認できた.し かし,実測データを見ると,属性によって滞留 する地域に偏りがあることがわかり,目的施設と 歩行経路の推定については検討の余地を残してい る.

3.群集流動シミュレーションとその結果 3.1 シミュレーションの概要

 群集流動シミュレーションの概要を以下に示す

(図

5).まず,各歩行者は前章で推定した歩行経

路を通行し,交差点到達時には,その交差点に信 号が設定されており,信号が赤の時には信号が青 になるまで現在の地点で待機する.ただし,信号 が赤でも到達することが可能なノードが周囲にあ り,そのノードからの方が次の目標地点までの距 離が短くなる場合には,歩行経路を変更し,その ノードに向かって進む.以上のステップを目的施 設に辿りつくまで繰り返す.

3.2 ストレス関数を用いた歩行モデル

 各歩行者の進行方向は,同じ歩道上を歩いてい ても対向者や他の滞留者の状況によって常に変化 する.大佛・佐藤(2003)はストレス関数を用い て歩行者の歩行特性をモデル化した(以下,歩行 ストレスモデル)(図

6).このモデルでは,歩行

者が受けるストレスは,情報空間内に他者が入っ てきたときに受ける「他者ストレス」,希望到達 地点から次時点の位置がずれた時に受ける「目的 地ストレス」で与えられ,歩行者は移動可能領域 内において,ストレスの合計が最も小さくなる地 点へ移動する.また,情報空間内にいる歩行者と の衝突を回避するための「先読み行動」や目の

前の歩行者が通り過ぎるのを待つ「立ち止まり行

動」,同一方向に進む前方の歩行者の後を追う「後

(4)

図 6 歩行モデルの概要

図 7 スクランブル交差点周辺での歩行者の歩行の様子

本研究で歩行者の次時点の位置を決定する歩行モデルは,歩行ストレスモデルで定義されてい る「他者ストレス,「目的地ストレス」に加え,「歩道ストレス」を足し合わせたストレス関数と,

「壁面」の有無(※ 2 参照)によって記述される.

(a) 空間の定義

(b) 歩行者の行動特性

シミュレーション時刻(平日 08 時 00 分) ※ (a),(b) は同時刻

情報空間:歩行者が歩行時に周囲 の歩行者を認識する範囲.各歩行者 の進行方向(y 軸)正方向かつ縦軸 14m,横軸 7m の楕円で表される.

歩行者 i

時刻 t における 歩行者 i の 進行方向 (y 軸 )

時刻 t における 歩行者 i の 進行方向 (x 軸 )

移動可能領域

情報空間 ※ 1 歩道の幅員

歩行者が目の前の歩行者が通り過ぎるのを待つために立ち止まる範囲(立ち止まり範囲),同 方向に進む前方の歩行者の後を追って後追い行動を開始する範囲(後追い範囲),前方の歩行 者の追い越し行動を開始する範囲(追い越し範囲),移動可能領域は,大佛・佐藤(2003)の観 測データをもとに設定した.

:時刻 t+1 における歩行者の位置

:歩行者 i,j の時刻 t における 希望到達地点

地下通路

歩行者 j

時刻 t における 歩行者 j の 進行方向 (y 軸 )

時刻 t における 歩行者 j の 進行方向 (x 軸 )

※ 2

※ 1

歩行者が歩いている周囲に壁面が存 在する場合,幅員をはみ出して歩行 することができないことから,歩行 者に「壁面」の情報を与え,歩行可 能領域を定める.

※ 2

(a) 地上の歩行者の様子 (b) 地下の歩行者の様子 Q-FRONT

JR 渋谷駅 改札口方面

109-2

スクランブル交差点

(歩行可能領域 ( 白 ))

  地上歩行者

地下通路 地下改札口

  地下歩行者 青信号

点灯直後 Q-FRONT

109-2 青信号 点灯直後

20 秒後 20 秒後

40 秒後 40 秒後

追い行動」と「追い越し行動」などのサブモデル から構成されている. 

3.3 その他の行動特性

 歩行者は限られた歩道幅員の中を自由に歩行す る.そこで本研究では歩行者が歩道の外へはみ出 す際に歩行者が受ける抵抗を「歩道ストレス」と して歩行ストレスモデルに組み込んだ.さらに

「壁面」の有無を考慮することで,物理的な歩行 可能領域をモデル化した.

3.4 シミュレーション結果

 図 7 にスクランブル交差点周辺における青信 号点灯開始後の歩行者の群集流動シミュレーショ ンの結果を示す.交差点による赤信号による待機 や最短ノードへの移動,交差点内や地下通路内で の追い越しを表現することができた.

4.まとめ

 本研究では,鉄道駅周辺地域における群集流動 シミュレーションモデルを提案した.PT データ の属性・移動情報から得られる滞留者情報と,歩 行特性を実データから推定した歩行ストレスモデ ルを用いて,群集流動の挙動を精緻に表現した.

今後は災害時における群集流動シミュレーション を行う予定である.

参考文献

大佛俊泰・佐藤航 (2003):心理的ストレス概念に基づく歩行行  動のモデル化,「日本建築学会計画系論文集」,573,41-48.

東京都(2006):「首都直下地震による東京の被害想定報告書」

東京都産業労働局(2001):「東京都における繁華街利用実態   調査報告書」

西村光平・大佛俊泰(2009):鉄道利用者のターミナル駅周辺  地域における時空間分布,「地理情報システム学会研究発表  大会講演論文集」,18,5-8.

Kaneda, T. and Okayama, D., 2007. A Pedestrian Agent Model Using

 Relative Coordinate Systems, Agent-Based Approaches in  Economic and Social Complex Systems IV, 3, 63-70.

Willis, A., Gjersoe, N., Havard, C., Kerridge, J. and Kukla, R., 2004.

 Human movement behavior in urban spaces: implications for  the design and modelling of effective pedestrian environments.

  Environmenment & Planning B: Planning & Design, 31, 805-828.

謝辞

 本研究は平成

23

年度科学研究費補助金・基礎研究 (B)(課題

番号

21310105)の助成を受けて行った研究の一部である.

図 6 歩行モデルの概要 図 7 スクランブル交差点周辺での歩行者の歩行の様子 本研究で歩行者の次時点の位置を決定する歩行モデルは,歩行ストレスモデルで定義されている「他者ストレス,「目的地ストレス」に加え, 「歩道ストレス」を足し合わせたストレス関数と,「壁面」の有無(※ 2 参照)によって記述される.(a) 空間の定義(b) 歩行者の行動特性シミュレーション時刻(平日 08 時 00 分) ※ (a),(b) は同時刻情報空間:歩行者が歩行時に周囲の歩行者を認識する範囲.各歩行者の進行方向(y 軸)正方

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