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262 日本 東 洋 医 学 雑 誌 第51巻 第2号(2000) た が, 効 果 な く, 一 進 一 退 の 状 態 で あ っ た さ ら に 平 成10年2月 よ り径2cmほ どの扁平 隆 起性 の 涜 贅 が 左 大 腿 部 に出 現 した た め に, 同 年 よ り紫 雲 膏 の外

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(77) 日本 東 洋 医 学 雑 誌 第51巻 第2号261-267, 2000 261

臨床報告

尋常性涜 贅 に対 す る紫雲膏 の使 用経験

前 田 學

Experiences in the Use of Shiun-ko for Verruca Vulgaris

Manabu MAEDA

M.D & Ph.D., Department of Dermatology, Gifu Prefectural Hospital, Gifu, 500-8226, Japan

Abstract Twenty-seven cases with verruca vulgaris were examined in which the treatment consisted of oral administration of biscoclaurin alkaloids and Kampo medicine (Jumi-haidoku-to)with Siun-ko ointment. Seven of these cases were cured within one month-12 cases were cured within three months; and 8 cases required more than 3 months for a cure to be effected. However, there were no regressions or ineffective cases. Histopathological features of 5 cases examined after two or four weeks usage of Siun-ko ointment showed swelling of keratinocytes with formation of lacunae or fissures. This combination is thought to be an effective and useful treatment.

Key words: Verruca vulgaris, Siun-ko, Jumi-haidoku-to, biscoclaurin alkaloids, clinical effect

Nihon Toyo Igaku Zasshi (Japanese Journal of Oriental Medicine), 51(2), 261-267, 2000 (Accepted; 6 Apr., 2000) 緒 言 紫 雲 膏 は 華 岡青 洲 が 潤 肌 膏 を基 本 に紫 根, 当 帰, 黄 蝋, 豚 脂, 胡 麻 油 か ら考 案 ・製 造 し, 古 来 よ り 火 傷 や 褥 瘡, 痔, 凍 傷, 輝, 鞍 裂1)2)をは じめ, 外 傷, 脱 肛, 潜 在 性 白癬, 化 膿 性 疾 患 に 対 して 効 果3)のあ る こ とが 知 られ た 漢 方 外 用 剤 の 一 つ で あ る。 こ の紫 雲 膏 は潤 燥, 緩 口, 消 炎, 止 血, 殺 菌, 鎮 痛, 強 壮, 肉 芽 形 成 促 進, 傷 臭 防 止 な ど の 作 用3)を有 す る こ とが 知 られ て い る。 今 回, 著 者 は この 紫 雲 膏 の外 用 が 足 底 疵 贅 や 指 の尋 常 性 疵 贅 に 対 して 効 果 の あ る こ と を経 験 し, ビ ス コ ク ラ ウ リ ン ・ア ル カ ロ イ ド製 剤 や 漢 方 製 剤 の 内服 と併 用 す るこ とで効果 が向上す る こ とを経 験 したので若 干 の文献 的考察 を加 え報告 す る。 症 例 症例:■5歳, 女児 初 診:■ 主 訴: 両揖 指 の多 発性涜 贅 家族 例: 同族 に同症 をみない。 現病 歴: 平 成9年8月 頃 よ り両栂指 に疵贅 が多 発 したた めに, 近医 の病院 で液 体窒素療 法 を受 け たが, 水 庖形 成後, 逆 に増大 し, 完治 しないため に, 県 立岐阜病 院 に紹 介 され, 受診 した。 ス ピー ル膏貼布 後, 液体冷凍 凝固術 を数回繰 り返 してい 医, 県 立 岐 阜 病 院 皮 膚 科 部 長, 岐 阜, 〒500-8226岐 阜 市 野 一 色4-6-1 〔2000年4月6日 受 理 〕

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た が, 効 果 な く, 一 進 一 退 の 状 態 で あ っ た。 さ ら に 平 成10年2月 よ り径2cmほ ど の 扁 平 隆 起 性 の 涜 贅 が 左 大 腿 部 に出 現 した た め に, 同 年 ■ よ り紫 雲 膏 の外 用 を1日1回 連 日外 用 す る よ う に 指 示 し, ビス コ ク ラ ウ リ ン ・ア ル カ ロ イ ド(6 mg/日)を 内 服 させ た 所, 次 の2週 間 後 の 再 診 時 に は急 速 に両 掲 指 爪 廓 部 涜 贅 部 は 浸 軟 化 して, 略 治 の 状 態 と な っ た(図1c)。 同時 に左 大 腿 部 の 疵 贅 に対 して も急 速 に 改 善 し図1dの よ う に平 坦 化 した。 さ ら に外 用 を継 続 し, か つ2週 間 内服 を指 示 した結 果, 投 与 開 始4週 間 後 に完 治 した。 そ の た め 内服 外 用 は 以 後 中止 した。 そ の 後1年10カ 月 以 上 を経 過 す る が, 再 発 は み て い な い。 そ の 他 の 疵 贅 症 例 に 対 す る 効 果 は 表1の ご と く, 27症 例 中, 1カ 月 以 内 に1烙治 した 著 効 例 は7 例 (25.9%), 3カ 月 以 内 に 治 癒 した 有 効 例 は12 例 (44.5%)で, 3カ 月 以 上 の 治 療 を 要 した や や 有 効 例 は8例(29.6%)で あ り, 無 効 な い し悪 化 例 は 見 られ な か っ た(表1)。 病 理 組 織 学 的 検 討 紫 雲 膏 外 用 後 に は 図2に 示 す よ う に数 日 目 よ り 浸 軟 化 し始 め るが, 完 全 に浸 軟 化 して 容 易 に 剥 離 す る ため に は2週 間 か ら4週 間 を要 す る。 そ こで, 紫 雲 膏 外 用 後2週 間 な い し4週 間 後 の 浸 軟 化 した 疵 贅 例 を5例 に つ い て浸 軟 部 を鋸 子 で 取 り去 りホ ル マ リ ン固定 後, 形 の如 く病 理 組 織 標 本 を作 成 し た。対 照 と して は ス ピー ル膏 貼 布 した 後 の 疵 贅 な い し処 置 後 の 鶏 眼 組 織 片 を3症 例 分 使 用 した。 そ の結 果, 図3aに 示 す よ うに, 角 質 及 び表 皮 細 胞 全 体 に膨 化 と融 解 ・裂 隙 形 成 を認 め た が, 対 照 例 は 正 常 な 構 築 が 保 た れ て い た(図3b)。 残 りの 4症 例 全 例 共 に 同 様 な病 理 組 織 変 化 像 が 認 め られ た が, 対 照 例 は 全 例 同様 な 変 化 は見 られ な か っ た。 考 按 紫 雲膏 は江 戸 時 代, 華 岡清 洲 が1617年 陳 実 功 が 作 成 した 潤 肌 膏 (外 科 正 宗 記 載) を基 本 に工 夫 し 図1ab: 5歳 女児 の両揖 指 の疵 贅 と左大 腿部 の 扁平 隆起性 疵贅 の 臨床像, 紫雲 膏外 用前(■) cd:外 用2週 間後 の両 栂指 と左 大腿 部 の疵 贅, 略 治 の状態 とな る。

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(79) 日本 東 洋 医 学 雑 誌 第51巻 第2号(2000) 263 た と され る 生 薬 含 有 の 外 用 剤 の 一 つ で, 紫 根25-125g, 当 帰60-根25-125g, 黄 蝋125-400g, 豚 脂0-30g, 胡 麻 油1000mlか ら構成 ・処 方4)され, 中 で も紫 根 は急 性 炎 症 性 反 応 を抑 制 して 肉 芽 増 殖 お よ び創 傷 治 癒 を促 進 す る こ とが 報 告 され, 紫 根 の 色 素 成 分 が 抗 菌 作 用 を も合 わせ 持 つ と さ れ て い る。 紫 雲 膏 の適 応 は広 く, 使 用 の 目標 は 肌 を潤 し肉 を平 らか に して 瘡 痕 の色 変 じた る もの を治 す と され る こ と よ り, 乾 癬, 角 皮 症, 白癬 の 皮 膚 を 湿 潤 させ, 疵 贅, 腓 砥, 鶏 眼, 外 傷, 褥 瘡, 火 傷, 潰 瘍, 痩 孔, 廉 燗 に対 して 皮 膚 を浸 軟 化 させ る作 用 や さ ら に は 白斑 や 色 素 沈 着 な どの 色 素 異 常 に対 して も効 果 が あ る と記 載1)2)され て い る。 この 紫 雲 膏 は潤 燥, 緩 口, 消 炎, 止 血, 殺 菌, 鎮 痛, 強壮, 肉芽 形 成 促 進, 傷 臭 防 止 な どの 作 用4)を有 す る こ とが 知 ら れ て い る。 事 実, 浅 い傷 に は そ の殺 菌 力 と肉 芽 形 成 力 に よ っ て外 傷 輝, 凍 瘡, 凍 傷, 火 傷, た だ れ, 湿 疹, 汗 疹, 痔 核, 痔 出血, 脱 肛, 肛 門裂 傷, 潰 瘍 な ど に卓 効 を示 す こ とが 矢 数1)に よ り報 告 さ れ, 龍 野 一 雄 の 紫 貴 膏 軟 膏 治 療 集 に は 疵 贅 に対 して は 2週 間 で著 効, 1併砥 腫 に は5-10日 で 著 効, 鶏 眼 で も こ の紫 雲 膏 を脱 脂 綿 に の ば して 絆 創 膏 で 固 定 す る と10-12日 で 全 治 す る 由 の記 載1)があ る。 さ ら に 掌 蹄 の 荒 れ 症6)や進 行 性 手 掌 角 皮 症7)に も有 効 とす る報 告 も散 見 さ れ る。 しか しな が ら, 紫 貴 膏 は紫 雲 膏 に ヨ ク イ ニ ン, フ ラ シ ン, 水 溶 ク ロ ロ フ ィ ル を配 合 ・製 剤 化 し た軟 膏 で あ る た め, 必 ず し も紫 雲 膏 と同 一 の もの とは 言 い が た い。 類 似 の 軟 膏 を 使 用 して こ う した 臨 床 有 効 例 が 報 告 さ れ て い る も の の, 自験:例の よ う に 紫 雲 膏 を涜 贅 の多 数 例 に試 み た報 告 は我 々 の 調 べ た 限 りで は見 あ た ら ない よ う で あ る。 足 底 涜 贅 や 腓 砥 腫 は従 来, ス ピ ー ル膏 貼 布 や 液 体 窒 素 療 法 で の 治 療 が 一 般 的 で あ るが, 効 果 及 び 再 発 予 防 に 関 して は必 ず し も良 好 とは言 い が た い の が現 状 で あ る。 症 例 に よ っ て は外 科 的 な切 除 を 試 み て 計 らず も再 燃 ・増 悪 を 繰 り返 す 症 例 は 日常 診 療 で は しば し ば経 験 す る所 で, 特 に難 治 例 は頭 を悩 ます 皮 膚 疾 患 の 一 つ で もあ る。 今 回 の 自験 例 の 病 理 組 織 像 で の 検 討 で も対 照 と 比 較 して 角 質 及 び表 皮 の 遊 離 ・浸 軟 化 が 著 明 で あ る こ とが 明 らか と な っ た。2∼3週 間 の 連 日外 用 後 に観 察 され た病 理 組 織 学 像, す な わ ち 表 皮 細 胞 の 空 胞 化 や 原 形 質 の 穎 粒 状 変 性, さ らに は裂 隙形 成 な ど の 変 化 は 自然 軽快 と は考 え が た く, 明 らか に 外 用 に よ る直 接 効 果 と判 断 して 差 し支 え な い よ う で あ る。 こ の紫 雲 膏 の構 成 成 分 の 一 つ で あ る 紫根 は前 述 の 効 果 以 外 に も最 近, 抗 癌 作 用 を は じめ抗 菌 活 性8)や抗 ウ イ ル ス 作 用9)を も有 して い る こ とが 示 唆 され て い る こ と を考 慮 す る と, あ るい は こ う した病 理 組 織 変 化 を説 明 す る の に好 都 合 で あ ろ う。 ど の構 成 成 分 が ど の よ う に有 用 で あ る の か ど うか の 詳 細 な 研 究 は 途 に つ い た ば か りで, 今 の所 まだ 充 分 に 納 得 の い く薬 理 効 果 は解 明 さ れ て い な い が, 矢 数1)も報 告 し て い る よ う に, この 紫 雲 膏 は 病 的 な組 織 にの み 改 善 作 用 を表 し, 一 方, 接 触 皮 膚 炎 を起 こ さ な い 限 り安 全 に使 用 で き る とい う利 点 は 漢 方 外 用 薬 の特 質 の 一 つ と して 特 記 すべ き もの で あ ろ う。 最 近, 紫 雲 膏 は 火 傷 治 療10)以外 に も抗 菌 活 性 を 有 す る た め に 尋 常 性 痙 瘡 に も有 用 で あ る こ とが 報 告8)11)され て い る が, 今 後 の こ う した 方 面 で の 基 礎 的 な研 究 が 望 ま れ る所 で あ る。 な お, 本 剤, 特 に み つ 蝋(天 然 ワ ッ クス)や ゴ マ 油12)∼14)によ る 接 触 性 皮 膚 炎 の 例 も報 告15)'6)され て い る た め に外 用 に 際 して は 副 作 用 に も配 慮 す る 必 要 が あ る。 と こ ろ で, 今 回 内 服 併 用 した ビス コ ク ラ ウ リ ン ・ア ル カ ロ イ ドは1934年 に近 藤 平 三 郎 が タ マ サ キ ツ ツ ラ フ ジ塊 根 か ら抽 出 に成 功 して以 来, 翌 年 に は結 核 菌 発 育 阻 止 作 用 の あ る こ とが 分 か り, そ の 後, 蛇 咬 傷 を始 め 円 形 脱 毛 症, 滲 出性 中 耳 カ タ ル, 放 射 線 照 射 後 の 白血 球 減 少 症 な ど に有 用 で あ る こ とが 報 告 され, 最 近 で は生 体 膜 透 過 充 進 抑 制, ヒ ス タ ミ ン遊 離 抑 制, ロ イ コ トリエ ンB4産 生 抑 制, 脂 質 過 酸 化 反 応 ・ス ー-パー オ キ サ イ ド抑 制, 免 疫 増 強作 用, 血 液 幹 細 胞 増 加, 副 腎 皮 質 ホ ル モ ン産 生 増 強 お よび 末 梢 循 環 改 善 作 用 な ど多 岐 に 及 ぶ 薬 効17)18)が解 明 さ れ, 臨 床 的 に も多 くの 有 効 例 が 報 告 され て い る。 今 回 の 有 効 性発 現 に は免 疫 賦 活 作 用 が 寄 与 した もの と考 え られ る が, 一 方, 同様 に 併 用 した十 味 敗 毒 湯 は柴 胡 ・桔 梗 ・川 芭 ・挟 苓 ・

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表1 涜 贅 に 対 す る 漢 方 製 剤. ア ル カ ロ イ ド

注)w;週, m;月, y;年

図2 足 底 涜 贅 に 対 す る 紫 雲 膏 の 効 果 外 用 前(a)に 比 べ 外 用6日 目 に は 浸 軟 化 し始 め る(b)。

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製 剤内服 及 び紫 雲膏 外用 の併 用効 果

図3 紫 雲 膏 外 用4週 間 目(46歳 女 性, 足 底 疵 贅)

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防風 ・甘 草 ・生 姜 ・荊 芥 ・黄 書 ・独 活 か ら構 成 さ れ た華 岡 青 洲 考 案 処 方 で化 膿 性 皮 膚 疾 患 や 痙 瘡 や 葦 麻 疹, 湿 疹 に有 効 と され て い る。 渡 邊 武 ら19)の 提 唱 す る レー ダ ー グ ラ フ を用 い る と十 味 敗 毒 湯 は 図4の よ う に血 剤 に属 し, か つ 補 温 作 用 を主 体 と す る方 剤 特 性 を有 す る漢 方 が効 果 発 現 した こ とは 疵 贅 患 者 の 背 景 を考 察 す る上 で 興 味 深 い もの が あ る。 今 回, 紫 雲 膏 単 独 使 用 例 は わ ず か に足 底 疵 贅 の 1例(表1)の み で, か つ 漢 方 未使 用 例 は小 児 の ミル メ シ ア1例 の み で あ る。 従 っ て, 尋 常 性 涜 贅 例 に外 用 剤 単 独 で 今 回 と同 様 の効 果 を示 す か 否 か は不 明 で あ る が, こ れ まで の 少 数 例 で の 臨床 経 験: で は 単 独 使 用 例 で 卓 効 を 示 す こ と は 極 め て 稀 で (未発 表 デ ー タ), 南21)も鶏 眼 や 疵 贅 に は 紫 雲 膏 単 独 で は効 か な い こ とが 多 い と述 べ て い る よ う に, 腫 瘍 が 小 さい もの は い ざ知 らず, 大 きい も の や 多 発 性 の もの に は, 前 述 の よ う な漢 方 薬 や 生 薬 を併 用 す る必 要 が あ る と考 え られ よ う。 事 実, 紫 雲 膏 を使 用 せ ず, 十 味 敗 毒 湯 と ビス コ ク ラ ウ リ ン ・ア ル カ ロ イ ドの 内 服 療 法 の み で奏 効 した光 沢 苔 癬 の 男 児 例 を経 験22)して い る。 こ う した生 薬 と漢 方 製 剤 の 併 用 療 法 が 効 果発 現 に寄 与 した もの と考 え た い が, この 点 は今 後 の 検 討 課 題 と した い。 図4 十 味 敗 毒 湯 の1/一 ダ ー グ ラ フ 文 献 1) 矢 数 道 明:漢 方 外 用 薬 の 特 質 と そ の 応 用-紫 雲 膏 の 運 用 に つ い て 一, 漢 方 の 臨 床, 18:358-367 (1971) 2) 柴 宮 政 幸, 砂 長 記 代 子, 中 村 康 之: 褥 瘡 治 療 に 応 用 で き る 漢 方 軟 膏 と そ の 製 法, 日本 薬 剤 師 会 雑 誌, 25:16-17(1984) 3) 山 田 光 胤:漢;方 処 方 応 用 の 実 際, 南 山 堂, p169 (1976) 4) 林 元 英:紫 根 お よ び 当 帰 の 薬 理 学 的 研 究(第 3報)-エ キ ス お よ び 紫 雲 膏 局 所 の 局 所 適 応 の 炎 症 反 応 に 及 ぼ す 影 響, 日 薬 理 誌, 73:205-214 (1977) 5)坂 本 道 哉, 佐 波 古 美 智 子, 斎 藤 謙 一, 田畑 隆 一 郎:紫 雲 膏 再 考, 漢 方 の 臨 床, 36:1718-1721 (1989) 6) 矢 数 道 明:掌 蹟 の 荒 れ 症 に紫 雲 膏 有 効, 温 知 堂 経 験 録, 103-105(1982) 7河 野 順:漢 方 体 験 記(23), 一 方 意 と方 用 へ の 散 策 一 紫 雲 膏 に つ い て, 漢 方 の 臨 床, 29: 248-249 (1982) 8) 浜 田 正 明, 桧 垣 修 一, 諸 橋 正 昭:紫 雲 膏 の 抗 細 菌 作 用(第1報)-Propjoceg aces酵 素 に つ い て 一, 皮 膚 科 紀 要, 93:313-314 (1998) 9) 林 元 英:紫 根 お よ び 当 帰 の 薬 理 学 的 研 究(第 2報), 日薬 理 誌, 73:193-203(1977) 10)坂 本 道 哉, 鈴 木 康 浩, 吉 田 進, 新 妻 賢 次, 樋 口 昇, 佐 波 古 直 清, 佐 藤 千 城, 江 尻 友 三, 大 木 清, 大 西 人 実, 佐 藤 光 雄: 紫 雲 膏 に よ る 火 傷 治 癒 の1例 一 患 者 観 察 を通 して-, 日本 病 院 薬 剤 師 雑 誌, 20:336(1984) 11)桧 垣 修 一, 森 松 進, 諸 橋 正 昭, 山岸 高 由, 長 谷 川 義 典:座 瘡 の和 漢 薬 療 法 に 関 す る 基 礎 的 研 究 (第13報)-Pances, s. aures 及 びCNSに 対 す る 漢 方 外 用 剤 の 発 育 阻 止 効 果 一, 和 漢 医 薬 学 雑 誌, 15:424-425(1998) 12) 鈴 木 滋, 奥 野 義 康:胡 麻 油 二 因 ル 皮 膚 炎, 皮 泌 誌, 50:360(1941)

13) Batterman RC, Grossman AJ, Leiffer P: Skin eruption with gold therapy: influence of sesame

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oil, Arth Rheumatol, 1:167 (1957)

14)久 保 容 二 郎:紫 雲 膏 に含 ま れ る ゴマ 油 に よ る 接 触 皮 膚 炎, 西 日皮 膚, 48:906-909(1986) 15)貝 原 弘 章:紫 雲 膏 に よ る 接 触 性 皮 膚 炎 の1例, 日皮 会 誌, 97:632(1987) 16)加 藤 佳 美, 早 川 律 子, 諸 井 智 香 子: 漢 方 製 剤 に よ る接 触 性 皮 膚 炎, 皮 膚 病 診 療, 20:212-214 (1998)

17) Sato T, Kanaha Y, Fujii T: Relation of the charac-teristic action of biscoculaurine alkaloids on the erythrocyte membrane and their incorporation into the membrane, Cell Structure Function, S:

155-163(1980) 18)新 生 哲 生, 前 田 栄 樹, 橋 本 修 治: Cepharanthine の immunomodulator と し て の 作 用 機 序, 消 化 器 と免 疫No11, 医 歯 薬 出 版, p.201-205(1983) 19) 渡 邊 武, 長 谷 川 王:漢 薬 構 成 比 と レ ー ダ ー グ ラ フ, 西 日本 医 師 漢 方 ア カ デ ミー(1990) 20)前 田 学: 皮 膚 疾 患 と痕 血-レ ー ダ ー グ ラ フ を 用 い た検 討 一, 緑 書 房, 東 京(1995) 21)南 利 雄: 紫 雲 膏 材 料 の 考 察, 漢 方 の 臨 床, 40:1022-!027 (1993)

22) Maeda M: A case of generalized lichen nitidus with Koebner's phenomenon, J Dermatol, 21 273-277 (1994) 要 旨 27例 の 足 底 涜 贅 や 指 の 尋 常 性 涜 贅 に対 して ビス コ ク ラ ウ リ ン ・ア ル カ ロ イ ド製 剤 と漢 方 製 剤(十 味 敗 毒 湯)内 服 及 び 紫 雲 膏 外 用 の併 用 療 法 を 試 み, そ の 臨 床 的 効 果 を 検 討 した 結 果, 27症 例 中, 1カ 月 以 内 に 略 治 した 著 効 例 は7例(25.9%), 3カ 月 以 内 に治 癒 し た有 効 例 は12例(44.5%)で, 3カ 月 以 上 の 治 療 を要 した や や有 効 例 は8例(29.6%)で あ り, 無 効 な い し悪 化 例 は 見 られ な か っ た。 ま た, 紫 雲 膏 外 用2な い し4週 間 後 に採 取 した5例 の病 理 組 織 所 見 で は角 質 及 び表 皮 細 胞 全 体 に膨 化 と融 解 ・裂 隙 形 成 を認 め た こ と よ り, 有 効 か つ 有 用 な治 療 法 の 一 つ と考 え られ た。 キ ー ワ ー ド: 尋 常 性 疵 贅, 紫 雲 膏, 十 味 敗 毒 湯, ビス コ ク ラ ウ リ ン ・ア ル カ ロ イ ド, 臨 床 効 果

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