第 2 学 年 美 術 科 学 習 指 導 築
日 時 生 徒 指導者
1 単 元名 CDジ ャケ ッ ト原画 の制作〜 私のテーマ ノング 【領域 :A表 現 ・デザイン(イラストレーション)】
単元について (1)教 材観
この教材 は、生徒が 「私 のテーマ ノング」とい う生活に身近なテーマで主題について考え、それ に追 る造形的な追求をしてい くものである。20cm四 方の画面にポスターカラーな どで原画を描 き、
それ を PCに 取 り込んで、加工 してイメージを追求 した り、タイ トル を効果的に入れた りして、
12cmの CDジ ャケッ トに仕上げようとい う二つの題材の複合教材である。
表現の内容 としてほ、中学校学習指導要領美術第 2学 年及び第 3学 年 A表 現(2)一ア〜ウにある 内容 をもとに して題材 を設 定 した。特 に、「イ」の中にある 「夢や想像な どか ら独倉」的に発想 し、
造形的な美 しき、材料や用具の生か し方などを総合的に考え、創意工夫 してつ くる」ことを重点的 に とらえて 目標 を設定 した。 ,
鑑賞の観点か らは、表現 との関連 を図 り、生徒 同士の相互鑑賞を制作過程で意図的に組んでいく こ とで、お互いの意図や表現の工夫な どを理解 し見方を深 め鑑賞の能力 を向上 させ るとともにt 個々の倉」造的な表現につなげることをね らつている。
形での主題追求では、「繰や面の持つ感情イ メージ」や 「幾何学形の持つ感情イ メージ」、また 「平 面構成の特性(対照、 リピテーシ ョン、グラデーシ ョンな ど)」あるいはイ ラス トレーシ ョン的な心 象表現な どを学習 させて、作品作 りに生か してい く態度を育ててい きたい。
また、色彩に よる主題追求では、色が持 ってい る感情効果 を十分に生か して表現 させたい。その 陳、ドミナ ン トカ ラー とア クセン トカラーについても指導 し、効果 的な色彩表現を追求 させたい と 考 えてい る。
また、表現形式 については、1年 次に学習 した色彩についての基礎的な能力をベースにして行 う 平面構成的な作品づ くりと、水彩絵の具によるイ ラス トレーシ ョン的な作品づ くりとで、自分 自身 で追求 しやすい画材や技法 を選択 させ ることに した。これは、自分 の表現意図に合 う表現形式を主 体的に選択す る姿勢を大事 にしていきたいか らであ り、このことが 3年 生になってか らの集大成 である自画像の制作に大き く関わつて くると考 える。
(2)生 徒観
明るく雰囲気 のよい学級 である。一方で、授業中の私語や忘れ物の多 き、課題 が とらえきれて いないことによる制作の遅れがちな生徒 も見 られる。このよ うな生徒に対 し個々に働 きかけを継続 的に行 うことで、頑張ろ うと制作 に前 向きな生徒が多 くなってきた。
美術で取 り組 んでい く内容に関 しての能力は、何 を表現 していいかわか らなかった り丁寧な作 業ができないな どいわゆる 「C」 に該当す る生徒が 2割 ぐらいお り、主題追求の仕方や平面デザイ
ンにおける繰 の使い方等について、これまで個人指導 を繰 り返 してきた。
表現の形式 については、 「イラス トレーシ ョンで水彩」 とい う選択肢 を示 したが、「平面構成」
を選択 して制作 してい る生徒が大半 となってい る。生徒は、友人の取 り組みか ら大 きな影響を受!′
平成 15年 9月 10日 5校 時
2年 1組 男 子 21名 女 子 17名 計 38名 宮古市立第一中学校
教 諭 高 橋 知 志
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た り、または与えた りしながら現在を迎えている。そ うい う意味では、学級とい う大きな学習集団 の中で、相互に学び合って学習に取 り組みを行 う形はできつつあると考えられるが、本学級の生徒 への指導の課題は、そうした中でどのように生徒一人一人に個性的な表現をさせるか、とい う点で
ある。
(3)指 導観 '
本時は色彩的な追求をしてい く時FF3であるが、前時に多 くの生徒が抱いていた 「イメージに合 つた色彩がわからない。」とい う課題に対し、教師の参考作品をもとに導入段階の指導を行い、そ れぞれの生徒が自分で課題 を設定 して 1時 間の制作に立ち向かっていくことを期待 している。
多 くの生徒が平面構成的な表現で主題追求をしていることか ら、ポイン トは表現意図に合った
「色の使い方」となる。しかじ、1年 生時に色相環づ くりや明度段階づくりの学習をとおして、色の 調整方法を学んでいるにも関わらず、「ポスターカラーのセ ット」の中のチュープの色からしか色 を決定できず、混色して彩度や色相を調整 しようとい う生徒は少ない。そのため、本時では 「個性 的な色づくり」について学習 していく必要がある。またくイラス トレーション的な表現の生徒のた めにも、絵画作品などの鑑賞も取 り入れて、色による主題表現について気づかせ、作品制作に取 り 入れ させていきたい。
単元の目標
今の 自分 と向き合い、自己と対話 しなが ら自分 自身の存在 を理解する。
表現意図や主題を明碓にし、今の自分を表すのに最 もふさわしい表現方法を見つけ、工夫 して表す。
表現意図に応 じて構図や色を工夫 し、自分の持ち味を生か して表現する。
単元指導計画と評価基準(総時間数 12時 間) X別 紙評価基準表 を参照
本時の目採 (1)目標
意 図に迫 る色の感情効果 を考えなが ら色相や彩度 の調整 をし、美 しく彩色するこ とができる (2)評 価規準 と判断基準
・色 の感情効果を考えながら、色相や彩度の調整 をす ることができる。 (発想や構想の能力)
・自分のテーマ と関連 した主題性のある配色を吟味 して決定 し、美 しく彩色す ることができる。
脩」造 的 な技能) 円断基準
A:十 分満足できる B'お おむね満足できる C:努 力 を要す る (具体的対応 ・ 手立て)
発想や構想の能力
ア 色 の感情効果 を考えなが ら、
臨機応変 に色相や彩度 の調整 を す ることができる。
ア 色 の感情効果 を考 えなが ら、
色相や彩度 の調整 をす るこ とが できる。
ア 色 見本 な どを便 つて 、 イ メー ジ しや すいよ うに全体 と個別 に 指導 してい く。
(見本 色 ヨマ 、板 笥
創造 的な技能
イ テ ーマ と関運 した主題性のあ る配色で美 しく丁寧な彩亀 をす ることができる。
レ 水 彩絵 の具や ポスターカラー の画材 の特性を理解 し、表現意 図に応 じた面材 や技法 の選択を しなが らェ夫 して制作 を進める ことができる。
イ テ ーマ と関連 した主題性 のあ る配色で彩 色 をす るこ とができ る。
ウ 水 彩絵 の具や ポスター カラー の使い方 を理解 し、色む らやは み出 しの少 なVヽ彩色 をす ること がで きる。
イ 参 考作品などから、あまり色 数を増やきない方がいい ことに 気付かせる。【 2‑3色 ぐらいが適 当】
ウ 1年 生の時の彩色学碧を振り返 り、丁草な彩色をしていくよう、
個別に指導す る。(作品・ 板罰
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(3〕展開
過程 学習内容 ・生徒の反応等 指導上の留意事項 ・評価 '支援等
課題把握 七分
1 前 時の学習 を想起 し、表現意 図 と自分 の現在の 課題 点 につい て発表す る。
色が なかなか思い浮 かばない
テーマ と色が結びつ かない な ど 2 課 題提示
1 表 現意 図を確認す るとともに、現在の課題 につい て認識 させる。
2 前 時の友達へのア ドバイスの中にあった 「明るい色」
や 「やさしい色」 とは、具体的1ごはどんな色なのか考え させ、それが具体的でないことに気付かせる。
思いや雰囲気 を効果的に表現できる色づ くりについて考えよ う
課題追求 ・制作活動三三分
3 参 考作品を比較して、色使いから感 じ取れる感 情やテーマ性について考える。
,参考作品について、黒板に掲示された単語カー ド をそれぞれの作品下に貼つて比較するとともに、色 相や彩度 を調整す ることで出せ る効果につVヽて考
える。(グループでの話 し合い) ′ (生徒の反応)
・色相を変えると個性的になる
。彩度を落とす と落ち着いた感 じが出せる。
教師の補足説明を聞いて、今 日の課題 について の取 り組みの意欲と見通しを持つ。
① ためし塗 りの必要性
②頚似色相だけでなく意外な色同士の混亀 も やつてみる
3 参 考作 品の色使 いの違いに よる感情やテーマ性 を感 じ取 らせ る。
・絵の具セットのチューブの色だけから制作され た作品
・色相や彩度を調整 して制作された作品
・既習内容の想起によ り、色使いにふ さわしいこと ばや主題 について気付かせ る。 ̀
① 色 彩 の学習(色の3要 素。テーマ性のある配色練習)
② ベ ン ,シ ャーンの鑑賞Q題 と色の関係)
・チューブから出された色だけでなく、色相な どを 調整す ることに よ り、様々なイ メージが表現できる
ことに気付かせ る。
4 実 際に彩色す る前に、試行錯謀 して色を吟味 して い く必要性があ ることを告げる。
<準 備 >
・色見本、試 じ塗 り用の紙切れ 課題解決のための具体的な知識や方法 をもと
に、色 を吟味 しなが ら彩色を進 める。
■色の感情効果 を考 えなが ら、色相や彩度の調整 をす ることがで きる。 (発Bア ・討 し塗 りの様子)
※C:色 見本などを使 って、イメージ しやすい ように 全体 と個別に指導 してい く。
(見本色 コマ、板書)
■テーマ と関連 した主題性のある配色で彩色 をす る ことができる (創Bイ 。作品)
※C:参 考作品な どか ら、あま り色数を増や さない方 が いい こ とに気付かせ る。【2‐3色 ぐらいが適 当】
口水彩絵の具やポスターカラーの使い方を理解 し、色 む らや はみ 出 しの少 ない彩色 をす ることがで きる。
(創Bウ ・作品)
※C:1年 生の時の彩色学習 を振 り返 り、丁事な彩色 を してい くよう、個別 に指導す る。(作品・板書)
※ i進度が遅れてい る生徒への支援
'スケ ッチブックに描いてあるものを使つて とにかく すつの組み合わせ を作 らせてみる。
・教師が用意 した図形のパーツを組み合わせた り真似 て書いてみた りす ることを試 させて、作品づ く りに見 通 しを持たせ る。
まとめ 一 〇分
8 ま とめ と次国 の予告
B本 時の学習 を振 り返 り、実際に色 を さま ざまに 工夫 してみた感 想 を発表す る。
・本時 のま とめ として、次時へ の意欲化 を図 る。
8 本 時の学習課題 に対す る追求が どうだつたか、亀 の吟味や調整 に よって より、自分のイメージに近づ くことができたか、振 り返 らせ る。
<準 備 >学 習カー ド
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(4)板 警計画
のテーマ ソン
いや雰囲気 を効果的 に表現できる色づ くり について考えよう 明るい感 じの色 優 しい感 じの色
前回出そキーワード
チュープの色だけでは 様々なイメージを表現す るのには不十分である〃
色の吟味の必要性
類似色相での調整 意外な色を混色 一 試し塗 り
呂, °T °° 呂
呂│キミのカラーはどれだ!‖
呂
〇 ← 〇
〇 → 〇
〇 、〇
呂。。。。謎
色見本 の掲示 (チュープカ ラーに矢印)