ルーフヘッドライニングおよび車両ブラケット等のエッジ部付近で配線作業する際は、ケガをするおそれ があるため、ケブラ手袋を着用してください。
・取り付け作業は、ルーフヘッドライニングに無理な力を加えないで行ってください。
・ルーフヘッドライニングが折れ曲がらないように注意してください。
No. 品 名 品 番 個数
ITS Connect 本体 08686-00700 1 RF アンテナ 08686-00710 1 GPS アンテナ ASSY 08686-00720 1
GPS アンテナ ――― 1
アンテナプレート ――― 1
電源コード 08686-00740 1 ブラケット 08686-00780 1 アクセサリーキット 08686-00790 1
ハーネス固定テープ ――― 3
保護シート ――― 3
クランパー ――― 1
ブチルテープ
(30mm × 120mm) ――― 2
バンドクランプ ――― 40
サブハーネス
(白:黄色コード) ――― 1
サブハーネス
(青:黄色コード) ――― 1
サブハーネス
(青:赤色コード) ――― 1
ITS Connect 対応ユニット【カローラスポーツ用】
08685-12010
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構成部品
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1 2 3
4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15 16
構成部品
・ 本体の取付
(1)ブラケットの剥離紙を剥がし、ブラケッ トを ITS Connect 本体に貼り付ける。
ITS Connect 本体の取り付け
・ブラケットを貼り付ける際には、貼付位置 表面の汚れ、水分、油分を十分ふき取って ください。
・ブラケットの形状は左右対称になっている ため、リブの向きのみ間違えないようにし てください。
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(2)ブラケットの両面テープの剥離紙を剥が し、ITS Connect 本体を車両に貼り付け る。
ITS Connect 本体を車両に貼り付ける際、本 体ブラケットを押して圧着してください。
ケース部(黒)を押して圧着した場合ケース 部(黒)が破損するおそれがあります。
・貼付位置は、「車種別取付要領書」を参照 してください。
・貼り付ける際、貼付位置表面の汚れ、水 分、油分を十分ふき取ってください。
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1.GPS アンテナの貼り付け
(1)アンテナプレートの剥離紙を剥がし、
ダッシュボード上に貼り付ける。
(2)GPS アンテナをアンテナプレート上の中央 に設置する。
GPS アンテナの取り付け
貼り直しは粘着力が弱まるので絶対に行わな いでください。アンテナプレートが剥がれる おそれがあります。
・貼付位置は、「車種別取付要領書」を参照 してください。
・貼り付ける際、貼付位置表面の汚れ、水 分、油分を十分ふき取ってください。
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2.GPS アンテナコードの配線
(1)GPS アンテナコードにハーネス固定テープ
(20mm × 40mm 程度に切ったもの)を巻く。
(2)GPS アンテナコードをフロントガラスと ダッシュボードの隙間に押し込み配線す る。
ハーネス固定テープの使用の有無は、「車種 別取付要領書」を参照してください。
プラスチックリムーバー等の工具を使用し て、GPS アンテナコードや車両部品を損傷し ないように押し込んでください。
配線経路は、「車種別取付要領書」を参照し てください。
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1.取り付けの基準となる黒セララインに ついて
RF アンテナの取り付け
黒セラライン(基準ライン)にアンテナケー スの上端を合わせる必要があります。
黒セララインの形状が異なりますので左図パ ターンを参照してください。
RF アンテナのアンテナケース上端をフロン トガラス上側の黒セララインに合わせて取り 付けます。
黒セララインの形状が異なるため、左図のい ずれかのパターンを参照して上下方向の基準 ラインとしてください。
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2.RF アンテナの貼り付け
(1)アンテナ貼り付け位置のフロントガラス 内側に基準線をテープ等でマーキングす る。
図中※で示す取付寸法および取付位置につい ては、「車種別取付要領書」を参照してくだ さい。
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(2)フロントガラス内側にマーキングした基 準線に沿って、フロントガラス外側から テープ等でマーキングする。
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(3)フロントガラス内側にマーキングした テープ等を剥がす。
(4)RF アンテナ貼り付け位置のフロントガラ ス内側をクリーナー等で脱脂する。
必ずマーキングしたテープ等を剥がしたこ とを確認してください。
・界面活性剤入りのクリーナーは使用しない でください。
・ガラス面が乾かないうちは、貼り付けない でください。アンテナが貼り付かなくなり ます。
・冬場などは霜取りおよびガラス面を暖めて から作業を開始してください。また、自体 も車内ヒーターで暖めてください。暖める 目安としては、10 ℃以上になるよう暖めて ください。
貼付位置表面の汚れ、水分、油分を十 分にふき取ってください。
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(5)RF アンテナコードをビニールテープ等で ガラス面に仮固定する。
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(6)アンテナケースから剥離紙を剥がす。
剥離紙を剥がした面には手で触れないでくだ さい。また、長時間の放置はしないでくださ い。
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(7)タグを利用して左図のように GND シート の剥離紙を下方向へ半分まで剥がし、剥 離紙に折り目を入れる。
・剥離紙のみ折り目を入れ、GND シートには 折り目を入れないでください。
・GND シートの剥離紙を剥がす際、GND シー トを強く引っ張らないでください。破損の 原因になります。
・剥離紙を剥がした面には手で触れないでく ださい。また、長時間の放置はしないでく ださい。
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(8)アンテナ貼り付け位置に合わせ、アンテ ナケースをフロントガラス内側に圧着す る。
・一度貼り付けると、アンテナの粘着力が弱 くなるため、貼り直しできません。
・アンテナを貼り付け位置に合わせ、アンテ ナケース下端が黒セララインより 25mm 以 内になっている事を確認してください。
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(9)GND シートをフロントガラス内側に貼り付 ける。
GND シートは黒セラと重なるよう貼り付けて ください。
GND シートは軽く撫でるよう貼り付けてく ださい。
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(10)タグを利用して GND シートの剥離紙の残 り半分を剥がし、フロントガラス内側に 貼り付ける。
・GND シートの剥離紙を剥がす際、GND シー トを強く引っ張らないでください。破損の 原因になります。
・剥離紙を剥がした面には手で触れないでく ださい。また、長時間の放置はしないでく ださい。
・GND シートは黒セラと重なるよう貼り付け てください。
・全面貼り付け後、上から強く押さえてガラ スに密着させてください。樹脂等のヘラは 使用しないでください。
アンテナケース部を支点に裏返してタグを 持ち、剥離紙を剥がしながら指でもう 片方の端に向かって軽く撫でるよう貼り付 けてください。
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(11)タグを利用してエレメントの剥離紙を剥 がし、フロントガラス内側に貼り付ける。
・エレメントの剥離紙を剥がす際、エレメン トを強く引っ張らないでください。破損の 原因になります。
・剥離紙を剥がした面には手で触れないでく ださい。また、長時間の放置はしないでく ださい。
・貼り付け直後は、エレメントおよび GND シートにガラスクリーナー等を吹き付けた り、上からガラスをふいたりしないでくだ さい。また、時間に関わらずエレメント上 を直接ふく際は、柔らかい布等を使用して エレメントが傷付かないように注意してく ださい。
・全面貼り付け後、上から強く押さえてガラ スに密着させてください。樹脂等のヘラは 使用しないでください。
エレメントは軽く撫でるよう貼り付けてくだ さい。
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(
3.RF アンテナコードの配線
(1)RF アンテナコードにハーネス固定テープ
(20mm × 40mm 程度に切ったもの)を巻 く。
(2)RF アンテナコードをフロントガラスと ルーフヘッドライニングの隙間に押し込 みフロントピラーまで配線する。
ルーフヘッドライニングのエッジ部付近で配 線作業する際は、ケガをするおそれがあるた め、ケブラ手袋を着用してください。
プラスチックリムーバー等の工具を使用し て、RF アンテナコードや車両部品を損傷し ないように押し込んでください。
配線経路は、「車種別取付要領書」を参照し てください。
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(
(3)RF アンテナコードをハーネス固定テープ またはバンドクランプでフロントピラー に固定し、フロントピラー下の隙間から ダッシュボード内に通す。
RF アンテナコードの配線は、以下の基準を 満たした位置に固定してください。
・カーテンエアバッグの作動を妨げないこ と。
・クリップ穴を塞がないこと。
・スポット溶接等のエッジ部に触れないこ と。
・フロントピラーガーニッシュのクリップと RF アンテナコードがかみ込まないこと。
・ウォッシャーホースにバンドクランプしな いこと。
配線経路は、「車種別取付要領書」を参照し てください。
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配線方法
車両ブラケット等のエッジ部付近で配線作業 する際は、ケガをするおそれがあるため、ケ ブラ手袋を着用してください。
配線経路は、「車種別取付要領書」を参照し てください。
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(
(1)バンドクランプおよびハーネス固定テー プを使用して各コードを固定する。
・配線する際は、可動部やエッジ部、スポッ ト溶接痕等に干渉しないよう注意して配線 を行ってください。各コードの断線につな がるおそれがあります。なお車両により エッジ部をさけることができない場合は、
エッジ部に保護シートを貼り、保護処理を 行ってください。
・重要保安部(エアバッグ等)の車両ハーネ スへは固定しないでください。誤作動の原 因になるおそれがあります。
・GPS アンテナコードおよび RF アンテナコー ドをバンドクランプで固定する際、コード が変形するほど強く締め付けないでくださ い。
・ステアリングチルト等の可動部付近を取り 廻す場合は、可動部を動かし、干渉や突っ 張り等のないことを確認してください。電 源ハーネスなどが断線するおそれがありま す。
・ハーネス固定テープおよび保護シートは適 切な大きさに切って使用してください。
・バンドクランプの余長部分は切り取ってく ださい。
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(2)電源ハーネスのヒューズ部に異音防止の ためハーネス固定テープ(50mm × 60mm)
を巻く。
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(
(3)各コードを配線する際にエッジ部と干渉 するおそれがある場合には、エッジ部に 保護シートを貼り、保護処理を行う。
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(4)電源コネクターを ITS Connect 本体に接続 する。
(5)GPS アンテナコネクターを ITS Connect 本 体に接続する。
(6)RF アンテナコネクターを ITS Connect 本 体に接続する。
ITS Connect 本体に GPS アンテナコネク ター、RF アンテナコネクターおよび電源コ ネクターを接続する際、“カチッ”と音がす るまで、しっかり差し込んでください。
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(7)アースコードをアース位置に固定する。
ボデーアースが確実に取れていることをテス ターで確認してください。
・アース位置、アース固定方法、締付トルク 値については、「車種別取付要領書」を参 照してください。
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(8)CAN コネクターをオプション 5P コネク ターに接続する。
CAN コネクターをオプション 5P コネクター に接続する際、“カチッ”と音がするまで、
しっかりと差し込んでください。
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4.各コードの余長処理
・ 電源コードおよびアースコードの余長処 理
(1)電源コードおよびアースコードの余長を バンドクランプまたはハーネス固定テー プで車両に固定する。
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・ CAN コードの余長処理
(1)CAN コードの余長をバンドクランプまたは ハーネス固定テープで車両に固定する。
必ず、CAN コードの余長はループ状にしてく ださい。CAN コードは束ねずにループ状で固 定すれば、ループのサイズは小さくても支障 はありません。
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・ GPS アンテナコードおよび RF アンテナ コードの余長処理
(1)GPS アンテナコードおよび RF アンテナ コードの余長を φ60 以上のループ状にし て、バンドクランプまたはハーネス固定 テープで車両に固定する。
・必ず、GPS アンテナコードおよび RF アンテ ナコードの余長は φ60 以上のループ状に してください。また、GPS アンテナコード と RF アンテナコードは同じ箇所で余長を 固定しないでください。受信感度が著しく 低下するおそれがあります。
・余長が少なくループが作れない場合は図 1 のように処理してください。
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5.分岐コネクターの使用方法
■ サブハーネスを使用する場合
(1)車両側コードの線径に合わせて電源サブ ブハーネスを接続する。
(2)車両側コードに電源サブハーネスを接続 する。
・電源サブハーネス使用の有無については、
「車種別取付要領書」を参照してください。
・左図は +B 信号の取り出しを示します。
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■ サブハーネスを使用しない場合
(3)車両側コードに電源コードの分岐コネク ターを接続する。
・左図は +B 信号の取り出しを示します。
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(
■ 共通
(4)プライヤーでロックがかかるまではさみ 込む。
・車両側コードのビニール等がジョイントの 邪魔になる場合は、ニッパ等でビニール等 に切れ込みを入れて作業を行ってくださ い。分岐コネクター接続後、切り込み部分 にテープを巻いて絶縁処理してください。
・仮止めロックは片側にしかついていないた め、本止めのロックが上下合わさるところ で「カチッ」と音がするまで確実にプライ ヤーでロックしてください。
取り付けた後、車両側コードを軽く引っ 張って断線していないことを確認してくだ さい。
・分岐コネクター接続後、テープを巻き付け て分岐コネクターおよびヒューズを保護し てください。
・取りはずす場合は、分岐コネクターを付け たまま接続コードを 30mm 残して切り離し、
絶縁テープで絶縁処理してください。
・ヒンジが折れた場合でも性能に影響がない ため使用可能です。
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コネクター部へ浸水を防ぐため、防滴処理を行 う。
(1)ITS Connect 本体下側の貼付位置に保護 シート(100mm × 200mm〈一部加工あり〉) の斜線部を合わせて貼る。
ITS Connect 本体の防滴処理
・保護シート(100mm × 200mm)は ITS Connect 本体とブラケットの間に差し込ん でください。
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(2)コード結線後、ITS Connect 本体に貼り付 けた保護シートを折り返して ITS Connect 本体上部に斜線部に合わせて貼り、コネ クター部を覆って防滴処理を行う。
保護シートの剥離紙は全て剥がし、コネク ター部を挟み込んで覆ってください。配線経 路は、「車種別取付要領書」を参照してくだ さい。
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