• 検索結果がありません。

(2) 本市と周辺都市の将来人口推計 本市の将来人口は 2040 年に 87.5 ポイントと今後 1 割以上の人口減少が予測されていま す また 本予測では少子高齢化の傾向が強まり 生産年齢人口の割合は 53.8% にまで減少す ると予測されています 総数 2010 年 2015 年 2020 年

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "(2) 本市と周辺都市の将来人口推計 本市の将来人口は 2040 年に 87.5 ポイントと今後 1 割以上の人口減少が予測されていま す また 本予測では少子高齢化の傾向が強まり 生産年齢人口の割合は 53.8% にまで減少す ると予測されています 総数 2010 年 2015 年 2020 年"

Copied!
9
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

3.将来人口推計について (1)福岡県内各都市の将来人口推計 図 2-18 は、国立社会保障・人口問題研究所による人口予測を基に、2010年の人口を100 として2040年までの5年毎の指数を表示しています。この期間に県内全体的な人口減少が予 測されていますが、粕屋町や新宮町、志免町、那珂川町などは今後も人口増加が予測されていま す。福岡都市圏の各都市では人口があまり減らないと予測されています。 一方で、人口減少が著しいと予測されているのは、筑豊地区、筑後地区、京築地区などの各都 市に多く、北九州市でも約2割の人口減少が予測されています。 55.0 60.0 65.0 70.0 75.0 80.0 85.0 90.0 95.0 100.0 105.0 110.0 115.0 120.0 125.0 130.0 2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 粕屋町 新宮町 志免町 那珂川町 太宰府市 福岡市 大野城市 古賀市 筑紫野市 須恵町 久山町 篠栗町 小郡市 岡垣町 筑後市 大木町 広川町 大刀洗町 宗像市 糸島市 苅田町 春日市 宇美町 筑前町 行橋市 久留米市 福津市 北九州市 飯塚市 遠賀町 田川市 宮若市 吉富町 直方市 うきは市 福智町 赤村 大任町 水巻町 豊前市 上毛町 柳川市 桂川町 朝倉市 芦屋町 大川市 糸田町 八女市 築上町 中間市 大牟田市 みやま市 みやこ町 香春町 嘉麻市 鞍手町 小竹町 添田町 川崎町 東峰村 (図 2-18 福岡県内市町村の人口予測) 〈2010 年の人口を 100 として指数表示〉

(2)

(2)本市と周辺都市の将来人口推計 本市の将来人口は2040年に87.5ポイントと今後1割以上の人口減少が予測されていま す。また、本予測では少子高齢化の傾向が強まり、生産年齢人口の割合は53.8%にまで減少す ると予測されています。 図 2-19 は本市と福岡都市圏各都市等の人口予測を示しています。2040年の人口予測を比較 すると、福岡都市圏の中では本市は低位置にあり、人口減少の割合が高いと予測されています。 ※図 2-18 及び 2-19 は、平成 25 年 3 月推計 国立社会保障・人口問題研究所資料より作成 総数 2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 推計人口総数(人) 95,501 95,397 94,197 92,363 89,986 87,020 83,550 総人口指数(%) 100.0 99.9 98.6 96.7 94.2 91.1 87.5 年少人口割合(%) 13.4 13.0 12.4 11.6 11.1 10.9 10.8 生産年齢人口割合(%) 64.0 60.1 57.5 56.3 55.8 55.3 53.8 老年人口割合(%) 22.5 26.9 30.1 32.1 33.1 33.8 35.4 75歳以上人口割合(%) 11.0 12.5 14.7 18.1 20.5 21.6 21.7 2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 太宰府市 70,482 72,532 73,362 73,541 73,197 72,393 71,249 100.0 102.9 104.1 104.3 103.9 102.7 101.1 福岡市 1,463,743 1,498,589 1,510,382 1,509,307 1,497,115 1,473,747 1,439,182 100.0 102.4 103.2 103.1 102.3 100.7 98.3 大野城市 95,087 96,541 97,053 96,829 96,017 94,746 93,002 100.0 101.5 102.1 101.8 101.0 99.6 97.8 古賀市 57,920 58,970 59,248 59,015 58,344 57,297 55,898 100.0 101.8 102.3 101.9 100.7 98.9 96.5 筑紫野市 100,172 101,812 102,099 101,562 100,340 98,405 95,774 100.0 101.6 101.9 101.4 100.2 98.2 95.6 宗像市 95,501 95,397 94,197 92,363 89,986 87,020 83,550 100.0 99.9 98.6 96.7 94.2 91.1 87.5 糸島市 98,435 97,665 95,985 93,620 90,702 87,262 83,311 100.0 99.2 97.5 95.1 92.1 88.6 84.6 春日市 106,780 105,227 103,388 100,613 97,222 93,327 88,972 100.0 98.5 96.8 94.2 91.0 87.4 83.3 福津市 55,431 54,623 53,246 51,489 49,414 47,075 44,589 100.0 98.5 96.1 92.9 89.1 84.9 80.4 北九州市 976,846 961,748 936,127 903,262 866,164 826,141 784,162 100.0 98.5 95.8 92.5 88.7 84.6 80.3 宮若市 30,081 28,940 27,721 26,483 25,255 24,022 22,751 100.0 96.2 92.2 88.0 84.0 79.9 75.6 自治体 人口 指数 75.0 80.0 85.0 90.0 95.0 100.0 105.0 2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 太宰府市 福岡市 大野城市 古賀市 筑紫野市 宗像市 糸島市 春日市 福津市 北九州市 宮若市 (図 2-19 宗像市と近隣都市の人口予測) (単位:人) (2010 年を 100 として指数表示) (2010 年を 100 として指数表示)

(3)

第三章 住宅市場の動向

1.本市の住宅の現状について (1)本市の住宅の概観 本市では、昭和40∼50年代にかけて丘陵地を中心に大規模な宅地開発が行われ、その後も 主に戸建住宅としての宅地開発が引き続き行われてきました。また、北九州市と福岡市の両政令 指定都市から約30㎞圏内に位置する本市は、交通アクセスに恵まれた住宅都市であるとともに、 自然、文化、歴史に育まれた住みよい住宅都市として発展してきました。 国が実施した平成25年の住宅土地統計調査結果から、本市における住宅総数は38,120 戸あり、持ち家の割合が67.6%を占めています。これは、福岡県平均の53.8%、全国平均 の61.7%を上回っています。また、店舗併用住宅は少なく、98.5%が専用住宅です。 住宅の建て方についてみてみると、本市の住宅は一戸建て住宅の割合が比較的高く69.4%を 占めています。また、持ち家と借家別の一戸建住宅、共同住宅の割合等は以下に示すとおりであ り、借家のうち民営借家の占める割合が約80%です。なお、共同住宅には、便宜上、長屋住宅 等を含めて表示しています。 これらの調査結果をもとに、「持ち家一戸建住宅」、「持ち家共同住宅」、「借家一戸建住宅」、「借 家共同住宅」の4種に分類し、図 3-3 で県内28市の比較をしています。本市では、持ち家一戸 建て住宅の割合が66.3%と最も高くなっています。また、分譲マンションなどの持ち家共同住 宅の比率は、福岡都市圏の中では最も低い3.2%です。借家一戸建住宅の割合は、福岡市、筑 紫野市、大野城市に次いで4番目に低い3.3%となっています。 専用住宅 店舗併用住宅 持ち家 借家 不明 持ち家 借家 不明 持ち家 借家 不明 38,120 25,760 11,540 820 37,550 25,760 11,540 250 570 560 10 0 - 67.6% 30.3% 2.2% 98.5% 68.6% 30.7% 0.6% 1.5% 98.2% 1.8% 0% 住宅総数(戸) 持ち家 借家 民営借家 給与住宅 一戸建 共同住宅 一戸建 共同住宅 一戸建 共同住宅 一戸建 共同住宅 一戸建 共同住宅 一戸建 共同住宅 38,120 26,460 11,660 26,320 25,080 1,240 11,550 1,250 10,310 1,770 80 1,690 9,300 1,090 8,210 470 80 390 - 69.4% 30.6% 69.0% 95.3% 4.7% 30.3% 10.8% 89.3% 15.3% 4.5% 95% 80.5% 11.7% 88.3% 4.1% 17.0% 83.0% 住宅総数(戸) 公営・UR・公社の借家 19.2 38.6 39.9 41.152.9 48.3 55.6 55.9 59.4 46.7 60.667.860.266.3 66.8 66.3 72.379.4 65.875.069.7 69.1 77.0 70.680.5 80.4 86.0 81.6 18.3 17.3 12.3 14.8 1.4 7.2 5.3 3.9 10.6 14.1 5.1 1.2 5.0 3.2 3.2 3.3 7.1 0.5 3.1 1.0 6.4 1.6 0.8 6.6 0.3 0.0 1.6 0.3 2.1 4.2 3.3 3.8 6.2 5.0 5.1 5.4 5.1 2.4 5.7 6.5 7.2 3.3 6.1 4.5 4.2 4.5 5.5 3.7 4.3 3.7 4.9 3.9 5.3 5.0 3.9 4.3 60.3 39.9 44.5 40.4 39.4 39.534.0 34.8 24.9 36.828.5 24.5 27.5 27.2 24.0 25.8 16.4 15.6 25.620.2 19.625.617.2 18.9 13.9 14.6 8.4 13.8 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 福 岡 市 春 日 市 大 野 城 市 北 九 州 市 田 川 市 久 留 米 市 太 宰 府 市 飯 塚 市 古 賀 市 筑 紫 野 市 大 牟 田 市 宮 若 市 嘉 麻 市 宗 像 市 中 間 市 直 方 市 小 郡 市 八 女 市 筑 後 市 大 川 市 糸 島 市 行 橋 市 柳 川 市 福 津 市 朝 倉 市 う き は 市 み や ま 市 豊 前 市 持ち家一戸建 持ち家共同 借家一戸建 借家共同 (図 3-1 本市住宅の種類) (図 3-2 本市住宅の建て方) (図 3-3 県内 28 市の持ち家・借家別の住宅の建て方)

(4)

図 3-4 は、本市の住宅を築年数毎に示しており、建築後25年以上の住宅が48.8%を占め、 建築後35年以上の住宅は27.2%を占めています。今後は住宅の老朽化がさらに進展すると 推測されます。 図 3-5 は、県内28市の住宅築年数の割合を示しており、築10年未満の割合が高い順から右 に位置しています。本市の築10年未満の住宅の割合は14.7%、築20年未満の住宅の割合 は37.2%となっており、比較的新しい住宅の割合が高い状況です。また、古い住宅の割合を みてみると、築45年以上の住宅の割合が7.6%と県内28市の中で6番目に低い状況ですが 今後は急激に建築後45年を経過する住宅が増えてくると予測されます。 1,140 1,640 7,190 7,860 5,100 4,720 3,490 3,900 1,480 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 昭和35年以前(築55年以上) 昭和36年∼45年(築45∼55年) 昭和46年∼55年(築35∼45年) 昭和56年∼平成2年(築25∼35年) 平成3年∼7年(築20∼25年) 平成8年∼12年(築15∼20年) 平成13年∼17年(築10∼15年) 平成18年∼22年(築5∼10年) 平成23年∼25年9月(築2∼4年) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 築10年未満 築10年以上20年未満 築20年以上35年未満 築35年以上45年未満 築45年以上55年未満 築55年以上 (図 3-4 本市住宅の築年数別の戸数) (図 3-5 県内市町村別の住宅建築年数の割合)

(5)

県内28市の持ち家住宅の1住宅当り延べ床面積を比較すると、本市では一戸建住宅と共同住 宅を含めて39.2坪であり、県平均の36.0坪を大きく上回っています。県内他市と比較し ても、住宅の延べ床面積は比較的広い方に分類されます。 ※図 3-1 から 3-6 は平成 25 年住宅土地統計調査資料より作成 (2)空き家に関する現状 図 3-7 は、総務省の住宅土地統計調査による各都市の空き家の現状です。本市では住宅総数に 占める空き家総数の割合(空き家率)が9.7%と筑紫野市、古賀市、糸島市に次いで4番目に 低い数値となっています。また前回調査の平成20年の空き家率10.1%から改善しています。 共同住宅等の空き家が減少し、一戸建て住宅等の空き家が増加している状況です。 31.0 32.7 33.233.8 33.9 35.5 36.0 36.0 36.436.8 37.0 37.0 37.3 38.0 38.8 38.8 38.9 38.9 39.2 40.8 41.9 43.543.7 44.1 44.2 44.6 44.7 46.8 47.4 2.54 2.71 2.50 2.48 2.87 2.66 2.50 2.67 2.76 2.66 2.63 2.52 2.64 2.62 2.95 2.88 2.40 2.58 2.74 2.90 3.01 2.97 2.57 3.15 2.81 3.22 3.01 2.95 3.29 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 3.50 4.00 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 50.0 1住宅当り延床面積(坪) 世帯平均人数(人) 北九州 福岡 大牟田 久留米 直方 飯塚 田川 柳川 八女 筑後 大川 行橋 豊前 中間 小郡筑紫野 春日市 大野城 宗像 太宰府 前原 古賀 福津 うきは 宮若 嘉麻 朝倉 みやま 都市人口 982,8361,375,292129,549 303,72158,852132,68051,678 73,929 42,427 48,560 39,270 71,852 28,204 46,740 58,939 98,940108,76994,072 94,996 67,886 69,126 57,475 55,644 33,264 31,419 45,707 59,535 42,971 都市世帯数 448,856 645,77857,051118,31525,171 56,914 23,856 24,121 14,240 16,540 12,858 27,983 11,421 19,918 21,055 38,366 43,196 37,873 37,116 27,319 24,686 22,045 21,220 10,454 12,846 19,303 19,946 13,940 住宅総数 489,430 797,03060,110130,57025,720 63,740 22,170 25,950 15,470 17,410 13,350 29,620 11,510 19,790 22,100 41,190 45,620 40,640 40,300 30,490 26,140 22,680 21,520 11,330 14,170 19,600 21,740 14,880 空家総数 74,910116,750 9,360 18,260 3,930 10,540 3,360 2,440 1,830 1,970 1,300 3,260 2,070 2,230 2,350 4,440 5,270 5,410 4,080 3,290 2,710 1,840 1,800 1,550 2,430 2,870 2,960 1,720 空家賃貸 46,830 90,900 3,360 11,660 1,030 5,580 1,260 960 770 1,180 560 1,390 600 920 920 2,320 4,240 3,590 2,170 2,340 1,280 1,040 790 550 1,110 690 1,160 690 空家その他 23,070 17,870 5,020 5,050 2,440 3,910 1,940 1,390 1,010 730 610 1,460 1,440 1,230 940 1,200 880 1,690 1,690 840 1,020 560 850 930 1,280 1,960 1,430 1,010 空家総数/住宅総数 15.3% 14.6% 15.6% 14.0% 15.3% 16.5% 15.2% 9.4% 11.8% 11.3% 9.7% 11.0% 18.0% 11.3% 10.6% 10.8% 11.6% 13.3% 10.1% 10.8% 10.4% 8.1% 8.4% 13.7% 17.1% 14.6% 13.6% 11.6% (図 3-6 県内 28 市の持ち家住宅当り延べ床面積) (図 3-7 平成 20 年空き家の状況) ※平成 20 年住宅土地統計調査資料より作成 (図 3-8 平成 25 年空き家の状況) ※平成 25 年住宅土地統計調査資料より作成

(6)

2.住宅開発の動向について (1)新築住宅の着工動向 2015年の1年間に、本市の住宅建築着工数が411棟ありました。過去5年は、1年間の 着工数は400棟前後で推移しており、近隣都市と比較すれば高い位置にあります。しかし、福 岡市に近接する糟屋郡では全体的に着工件数が伸びており、また、2010年以降は、これに加 えて古賀市、福津市でも新規戸建て住宅地の開発が活発に行われています。 ※建築着工数には居住専用建築物の棟数が含まれるため共同住宅も1棟としてカウントします ※建築着工統計調査より作成 棟数 床面積計 棟数 床面積計 棟数 床面積計 棟数 床面積計 棟数 床面積計 飯 塚 市 381 64,723 416 74,951 467 94,357 427 72,199 478 88,613 糸 島 市 354 42,650 348 48,483 337 43,461 347 44,257 420 63,222 筑 紫 野 市 430 67,114 365 61,175 337 64,106 372 62,286 414 61,174 宗 像 市 397 58,658 396 55,298 452 62,700 364 46,322 411 60,019 福 津 市 254 48,066 407 56,003 567 91,505 454 84,410 408 72,568 大 野 城 市 368 60,870 381 59,054 425 75,662 330 48,154 351 57,192 春 日 市 475 67,746 439 77,239 418 80,125 386 66,188 334 49,571 太 宰 府 市 266 39,613 242 38,299 317 43,274 313 41,527 255 33,392 直 方 市 208 28,987 199 28,283 201 26,919 226 32,416 228 32,125 古 賀 市 223 26,584 244 32,686 194 25,295 214 29,061 220 31,086 田 川 市 117 20,073 117 19,211 179 25,632 149 19,925 149 25,416 中 間 市 128 19,048 116 17,716 132 16,037 98 12,087 125 17,051 宮 若 市 67 7,759 56 7,052 80 10,808 46 5,659 63 7,531 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 0 100 200 300 400 500 600 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 飯塚市 糸島市 筑紫野市 宗像市 福津市 大野城市 春日市 太宰府市 直方市 古賀市 田川市 中間市 宮若市 (図 3-9 宗像市と近隣都市の新築戸建て住宅着工件数) (戸) (単位:棟・㎡)

(7)

(2)中古住宅の取引動向 本市では、一年間に概ね200件を超える中古住宅の取引があっています。 また、2001年から2010年における取引のあった時点での住宅の築年数が20年を経過 しているか否かで分類すると、20年を経過した物件の売買が近年は増加傾向にあります。 地区別には、赤間地区の取引件数が最も多く、自由ヶ丘、河東、日の里、赤間西と続いていま す。また、日の里では、特に築20年を経過した物件の取引が多い状況です。 ※宗像市独自調査より作成 260 211 213 227 224 225 192 221 239 268 0 50 100 150 200 250 300 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 60 80 100 120 140 160 180 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 赤間 自由 ヶ丘 河東 日の 里 赤間 西 東郷 南郷 池野 神湊 岬 吉武 大島 田島 築20年超 築20年以内 (図 3-12 築 20 年超の中古住宅取引件数の推移) (図 3-10 本市の中古住宅取引件数の推移) (図 3-11 築 20 年以下の中古住宅取引件数の推移) (図 3-13 市内地区別の中古住宅取引件数) 〈2001 年から 2010 年の中古住宅取引件数の合計値〉 (戸) (戸) (戸) (戸)

(8)

(3)地価の動向 図 3-14 は、平成18年から27年の福岡県地価調査の結果から、福岡都市圏各都市の住宅地価 の平均値を示しています。平成27年の本市住宅地の平均地価は、23,600円(㎡あたり) で最も安価であり、県内の平均値44,200円(㎡あたり)を大きく下回っています。また、 平成18年以降は概ね地価が下落してきましたが、平成 24 年以降は各都市で下げ止まりの傾向が みられており、本市でも平成27年時点でようやく横ばいに近くなってきました。 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 福岡市 102 113,200 114,900 115,800 111,500 108,900 107,200 107,500 104,000 106,600 109,600 -3.2% 東区 20 83,800 83,800 83,300 79,600 77,200 74,700 73,500 71,600 72,600 73,200 -12.6% 博多区 6 116,300 117,300 117,600 112,800 109,300 107,000 105,500 105,500 106,500 108,700 -6.5% 中央区 6 167,200 180,000 183,800 172,000 166,500 165,400 166,300 171,200 178,800 187,300 12.0% 南区 19 110,000 111,400 112,900 109,500 107,400 105,600 105,200 107,000 108,900 111,000 0.9% 西区 18 89,200 89,100 89,100 87,100 85,200 83,800 84,200 69,700 70,700 72,100 -19.2% 城南区 13 126,700 128,500 129,300 124,500 120,200 118,100 117,000 118,000 120,600 124,900 -1.4% 早良区 20 134,700 136,700 138,400 133,700 132,000 131,600 135,300 134,900 139,800 145,700 8.2% 筑紫野市 10 58,800 57,600 57,100 56,300 55,800 55,400 55,000 51,400 51,800 52,600 -10.5% 春日市 9 85,500 84,200 85,100 83,700 82,600 81,900 81,600 82,100 83,000 83,900 -1.9% 大野城市 9 79,000 78,300 78,700 77,900 76,800 76,200 75,800 76,200 77,200 78,100 -1.1% 宗 像 市 2 0 3 1 ,8 0 0 3 0 ,6 0 0 2 9 ,7 0 0 2 8 ,5 0 0 2 7 ,5 0 0 2 6 ,6 0 0 2 5 ,9 0 0 2 4 ,1 0 0 2 3 ,8 0 0 2 3 ,6 0 0 -25.8% 太宰府市 10 58,700 57,400 57,000 56,000 55,300 54,600 54,100 53,400 53,500 53,800 -8.3% 古賀市 6 59,800 58,500 57,100 54,200 52,400 50,600 49,500 45,600 45,500 45,600 -23.7% 福津市 11 40,700 40,200 39,600 37,900 36,600 35,300 34,400 33,500 33,300 33,300 -18.2% 糸島市 19 51,100 49,700 48,900 47,800 35,800 34,800 34,100 29,200 29,300 29,500 − ※糸島市のH18∼H21までは前原市の数値を採用 福岡市及び福岡都市圏各都市の基準地価住宅地の推移(福岡県地価調査結果より) H18年を基準 にした下落率 価格(各年の7月1日現在の価格/1平方メートル当たり/100円未満切捨て)※前年より上昇した場合は青の網掛け 地点数 市区町村名 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 100,000 110,000 120,000 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 福岡市 春日市 大野城市 太宰府市 筑紫野市 古賀市 福津市 糸島市 宗像市 (図 3-14 県内各都市の住宅地価の比較) (図 3-15 本市と近隣都市の地価の比較)

(9)

(4)周辺都市の住宅開発の動向 図 3-16 は、福岡市東区から北九州市八幡西区までの地域の戸建て住宅開発の動向を示していま す。本市では新規住宅開発が周辺都市と比較して低迷している状況です。くりえいと北土地区画 整理事業の後に50区画を超す新たな住宅開発は行われていません。一方で、JR鹿児島本線と 国道3号の間に位置するなど交通利便性の高い場所で、福岡市や新宮町、古賀市、福津市では開 発が進んできました。近年は、その中で、新宮町では開発された住宅の分譲がほとんど終わって いる状況です。 ※宗像市独自のヒアリング調査等より作成 (図 3-16 本市と近隣都市の住宅開発等の状況)

図 3-4 は、本市の住宅を築年数毎に示しており、建築後25年以上の住宅が48.8%を占め、 建築後35年以上の住宅は27.2%を占めています。今後は住宅の老朽化がさらに進展すると 推測されます。  図 3-5 は、県内28市の住宅築年数の割合を示しており、築10年未満の割合が高い順から右 に位置しています。本市の築10年未満の住宅の割合は14.7%、築20年未満の住宅の割合 は37.2%となっており、比較的新しい住宅の割合が高い状況です。また、古い住宅の割合を みてみると、築45年以上の住宅の割合が7.6

参照

関連したドキュメント

生物多様性の損失も著しい。世界の脊椎動物の個体数は、 1970 年から 2014 年まで の間に 60% 減少した。世界の天然林は、 2010 年から 2015 年までに年平均

宝塚市内の NPO 法人数は 2018 年度末で 116 団体、人口 1

度が採用されている︒ の三都市は都市州である︒また︑ ロンドン及びパリも特別の制

当法人は、40 年以上の任意団体での活動を経て 2019 年に NPO 法人となりました。島根県大田市大 森町に所在しており、この町は

都内人口は 2020 年をピークに減少に転じると推計されている。また、老年人 口の割合が増加し、 2020 年には東京に住む 4 人に

・生物多様性の損失も著しい。世界の脊椎動物の個体数は 1970 年から 2014 年ま での間に 60% 減少した。また、世界の天然林は 2010 年から 2015 年までに年平 均 650

本市は大阪市から約 15km の大阪府北河内地域に位置し、寝屋川市、交野市、大東市、奈良県生駒 市と隣接している。平成 25 年現在の人口は

今年 2019 年にはラグビーW 杯が全国 12 都市で、ハンドボール女子の世界選手権が熊本県で開催さ れます。来年には東京 2020 大会が、さらに