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[書評] 小安重夫著 『免疫学はやっぱりおもしろい』

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Academic year: 2021

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(1)近 畿 大 学産 業 理 工 学 部 かや の も り12(2010). 資 隆 森 田. に 抵 抗 力 を 身 に つ け る ワ ク チ ン 接 種 な ど 、﹃免 疫 学 ﹄に 関 連 す る 事 項 が 少 な か ら ず. も 、 こ う し た イ ン フ ル エ ン ザ と い う 病 気 が 流 行 す る こ と に よ って 多 く の 人 々 が 関. 心 を 持 ち 、 あ ら た め て 脚 光 を 浴 び た こ と に も な った こ と と 思 う 。. (H l N 1 型 ) が ヒ ト に 感 染 し た こ と に よ る 。 当 初 、 ≦ =O. 新 型 イ ン フ ル の 発 生 は 、 2 0 0 9 年 4 月 2 4 日 、 メ キ シ コで 確 認 さ れ た 弱 毒 性 の豚 イ ン フ ル エンザ. (パ ン デ ミ ッ ク ) を 意 味 す る フ ェー ズ 6 に 上 げ て い た 。 厚 生 労 働. ( 世 界 保 健 機 構 ) は 、 警 戒 レ ベ ル を フ ェー ズ 4 に し て い た が 、 同 年 9 月 時 点 で は 、 世界 的 な 大 流 行. 省 に よ る と 、 こ の 一年 間 で 日 本 で は 2 , 0 6 8 万 人 が 感 染 し 、 死 者 は 1 9 8 人 に. 上 る 。 死 亡 率 は 、 1 0 万 人 当 た り 0 . 1 5 人 で、 最 も 高 か った ア メ リ カ で 同 3 .. 9 6 人 、 次 い で カ ナ ダ で 同 1 . 3 2 人 、 発 生 源 で あ る メ キ シ コで 同 1 . 0 5 人 と. の. 勿. D. 国 民 の衛 生意 識 の高 さ 、. 学 級 閉 鎖 な ど の蔓 延 の抑 制 、. 医 療 機 関 へのア ク セ ス の良 さ、. タ ミ フ ルや リ レ ンザ な ど の抗 ウ イ ル ス薬 の積極 的 な 投 与 、. な り、 日本 の死 亡率 が 非 常 に 低 か った こと が 分 か る。 こう し た 要 因 と し て、. の. 昨 今 の新 型 イ ン フ ル エ ンザ. 界 で の 様 々な 形 で の 社 会 的 な 混 乱 は 記 憶 に 新 し い 。 し か し 、 現 在 で は 、 ち ょ う ど. な ど が 考 え ら れ る 。 も と も と 日 本 は 、 少 し 前 に 発 生 し た 強 毒 性 の鳥 イ ン フ ル エ ン. ザ 関 連 の メ ー カ ー に よ る 生 産 が 追 い 付 か ず 、 各 メ ー カ ー の株 式 が 急 上 昇 す る な ど 、. 抗 イ ン フ ル エ ンザ 薬 や ワ ク チ ン 、 マ ス ク 、 ア ル コー ル 消 毒 液 な ど の イ ン フ ル エ ン. で初 め て感 染 が 確 認さ れ 、 2 00 3年 以降 、 東南 アジ アを 中 心 に 再流 行 し、 2 0. あ った 。 さ ら に 、 鳥 イ ン フ ル エ ンザ か ら の ヒ ト へ の感 染 例 は 、 1 9 9 7 年 に 香 港. の鳥 の 感 染 地 域 か ら の 飛 来 を 考 え る と ﹃今 、 ま さ に そ こ に あ る 危 機 ﹄ と の 認 識 が. 渡 り鳥 から 検 出 さ れ て おり 、 イ ンフ ル エンザ を広 範 囲 に運 ん で し まう 宿 主 と し て. 鳥 イ ン フ ル エ ンザ は 、 ア ジ ア を 中 心 に 猛 威 を 振 る い 、 強 毒 性 の H 5 N 1 型 の 場. 国 民 生 活 の大 き く 左 右 す る 出 来 事 に な った 。 ま た 、 新 型 イ ン フ ル エ ンザ ウ イ ル ス. 0 8年 ま で の 5 年 間 で発 症 者 数 は 3 7 3人 に上 り、 2 3 6 人 が 死 に 至 って いる. 1 波 ) は 、 現 時 点 で は 沈 静 化 し て い る と 判 断 さ れ る 。﹄、 と 発 表 さ れ た 。 つ ま り 、. の過 去 の出 現歴 から 、 世 界 で 5, 0 0 0万 人も の死 者 を 出 し た スペ イ ン風 邪 の大. ( 致 死 率 6 割 以 上 ! )。 ヒ ト への 感 染 は 極 稀 と は 言 え 、新 型 イ ン フ ル に 対 し て 、 ヒ. 合 、 鳥 が 感 染 す る と 全 出 血 な ど の激 し い 症 状 が 現 れ 、 致 死 率 は ほ ぼ 1 0 0 % 、 韓. 流 行 を 想 像 し 、 大 き な 不 安 で 外 出 も 侭 な ら な か った 方 も 多 く 居 た こ と と 思 う 。 こ. ト の ほ と ん ど は 抵 抗 性 を 示 す 免 疫 を 持 っ て い な い た め 、 一旦 発 生 す る と 、 世 界 的. ﹃流 行 の 終 息 宣 言 ﹄ で あ る 。 1 年 前 の 大 騒 動 を 思 い 起 こ す と 、 日 本 国 内 で も 不 織. う し た ウ イ ル ス の驚 異 的 な 変 異 スピ ー ド が 恨 め し いが 、 こ の遺 伝 子 変 異 こそ が. な パ ンデ ミ ッ ク に な る 危 険 性 が あ り 、 ≦ 口O の 予 測 に よ る と パ ン デ ミ ッ ク に な っ. 国 で は 2 0 0 8年 に 6 3 6万 羽 の ニワ トリ な ど が処 分 さ れ た 。 日 本 でも 、 2 0 0. 我 々 、 生 命 体 の 重 要 な 多 様 性 を 生 み 出 す 大 き な 一因 と な った の だ か ら 仕 方 が な い. た 場 合 は 、 世 界 中 で 5 0 0 万 ∼ 焉億 人 の 死 者 が 発 生 す る と 見 積 も っ て い た 。 し か. 4 年 に 京 都 府 と 山 口県 、 2 0 0 7 年 に 宮 崎 県 、 2 0 0 8 年 に は 北 海 道 や 秋 田 県 で. の か も し れ な い 。 そ の 一方 で 、 生 体 が 持 つ、 外 か ら の 侵 入 者 や 異 物 で あ る イ ン フ. の 状 態 や オ ー ク シ ョ ン の サ イ ト で は 、 約 9 倍 も の 値 段 が つく な ど 大 混 乱 と な った 。. ル エ ンザ ウ イ ル ス に 対 す る 抵 抗 力 を 示 す 免 疫 や そ れ を 認 識 す る 抗 体 、 更 に は 事 前. 布 マ ス ク の需 要 過 多 に よ り 、 マ ス ク を 買 い求 め る 人 が 薬 局 な ど に 殺 到 し 、 即 完 売. (H 5 N 1 型 ) が 新 型 イ ン フ ル に な る と 想 定 し て 行 動 計 画 を 用 意 し て い た こ と. 1 年 前 の ゴ ー ル デ ン ウ イ ー ク の こ の 時 期 、 日 本 中 が 大 騒 ぎ で あ った こ と が ウ ソ の. ( 新 型 イ ン フ ル) に よ る 日 本 国 内 は も ち ろ ん 、 全 世. 生物 環 境 化 学 科. ザ. 羊 土 社 、2008年3月 第1刷 発 行 、定 価2800円+税. よ う に 新 型 イ ン フ ル は 沈 静 化 し て い る 。 実 際 、 3 月 31 日 に 開 か れ た 厚 生 労 働 省 の. r免 疫 学 はや っぱ り お も しろ い』. から 、 こう し た最 悪 の事 態 を 想 定 し た政 策 が 功 を奏 した と も いえ る。. 小安重夫著. 第 1 回 新 型 イ ン フ ル 対 策 総 括 会 議 の 冒 頭 、﹃新 型 イ ン フ ル エ ンザ の 最 初 の 流 行 ( 第. [書 評].

(2) 評] [書. し、 実 際 に は、 強 毒 性 の鳥 イ ン フ ル エンザ が変 異 に よ って ヒ ト への爆 発的 な 感 染. な ど と い う よ う に 、 身 近 に 感 じ る 免 疫 と い う シ ス テ ム を 一 つ 一 つ の事 象 を 分 か り. た 、 ﹃予 防 接 種. 一一八. を 示 す こと は無 く 、 新 型 イ ンフ ルと な って パ ンデ ミ ック を 引 き起 こす こと にな っ. や す く 解 説 し 、 複 雑 さ 故 の 巧 妙 な 免 疫 を 興 味 深 く 、 か つ魅 力 的 に 読 者 に 解 き 明 か. 死者 は 5, 0 0 0 万人 と も 言わ れ、 当 時 の世界 人 口 の約 3割 が 感 染 し た こと にな. る限 り 、 人類 が 遭 遇 し た 最初 の イ ン フ ル エ ンザ の大 流 行 で あ る。 感 染 者 は 6億 人 、. 出 現 は 、 19 1 8年 に 発 生 し た ス ペイ ン風 邪 であ る 。 スペ イ ン風 邪 は 、 記録 にあ. でき る よ う にな った イ ン フ ル エンザ ウ イ ル スであ る。 こ の新 型 イ ン フ ル の最 初 の. チ ニン (Hと表 記 ) と ノイ ラ ミ ニダ ーゼ (Nと 表 記 ) を変 異さ せ、 ヒト に も感 染. ンザ ウ イ ル スが 、 驚 異 的 な変 異 スピ ー ド で感 染 に関 連 す る タ ン パ ク質 の ヘマグ ル. そ も そ も新 型 イ ン フ ルと は、 本 来 、 豚や 鳥 に しか 感 染 し な い 固有 のイ ン フル エ. の 発 見 、 1 9 7 6 年 の 利 根 川 進 に よ る 抗 体 遺 伝 子 の組 換 え の 証 明 な ど で あ る 。 利. 子 の発 見 、 1 9 6 6 年 の 石 坂 公 成 、 石 坂 照 子 に よ る ア レ ル ギ ー に 関 連 す る ﹁ αq国抗 体. 細 胞 が 抗 体 を 分 泌 す る こ と の 発 見 、 1 9 5 4 年 の長 野 泰 一に よ る ウ イ ル ス 抑 制 因. よ る抗 毒 素. 略 )。 例 え ば 、 1 8 8 9 年 の 北 里 柴 三 郎 に よ る 破 傷 風 菌 の 純 培 養 、 同 じ く 、 北 里 に. な い の が 、 日 本 人 研 究 者 に よ る 免 疫 学 の 歴 史 上 の数 々 の 発 見 で あ る. き 生 き と 躍 動 的 に 発 見 への プ ロ セ ス を 垣 間 見 さ せ て く れ る 。 以 外 に も 知 ら れ て い. の エピ ソ ー ド も 交 え 、 い か に も 読 者 が そ の 重 要 な 発 見 の 場 に 居 る か の ご と く 、 生. し て く れ て い る 。 ま た 、 免 疫 学 に 重 要 な 発 見 を も た ら し た 歴 史 上 の著 名 な 研 究 者. (ワ ク チ ン) を す れ ば 、 イ ン フ ル エ ンザ ウ イ ル ス に 免 疫 が で き る ﹄. た のは 、 弱毒 性 の豚 イ ン フ ル エンザ の方 であ った 。. る。 日本 で は、 当 時 の人 口5 , 5 0 0万 人 に対 し 39万 人 が 死 亡、 米 国 でも 50万人. 根 川 進 は 、 1 9 8 7 年 ノ ー ベ ル 生 理 学 ・医 学 賞 受 賞 を 受 賞 し て い る こ と か ら も 、. ( 抗体 ) の発 見 と 血 清療 法 の開 発 、 19 4 5年 の天 野 重安 によ る 形質. (以 下 、 敬 称. が 死 亡 し た。 これ ら の数 値 は感 染 症 のみ な らず 、 戦 争 や 災害 な ど す べ て の ヒト の 死因 の中 で も、 も っと も多 く の ヒト を 短 期 間 で死 に至 ら し め た記 録 的 な も のであ. 更 に 、 本 書 の 特 筆 す べ き 点 は 、 コ ラ ム の 充 実 で あ る 。 ﹃ヤ ー ネ と 利 根 川 ﹄ の 欄 で. そ の研 究 成 果 が 、 如 何 に 重 要 だ っ た か が 分 か る 。 ま た 、 最 近 で は 、 免 疫 学 の 世 界. は 、 ノ ー ベ ル賞 を 受 賞 し た 利 根 川 に ネ ット ワ ー ク 説 で ノ ー ベ ル賞 を 受 賞 し た ヤ ー. ると 言 え る。 こう した 過 去 の大 惨 事 の記憶 から 、 新 型 イ ン フル に対 す る 過剰 な 反. ( OUO) は 、今 回 の新 型 イ ンフ ル のウ イ ル スと スペ イ ン風 邪 のウ イ ル スは構 造 的. ネ が 、 ﹃ぎ ロ 8 8 日冨 ωげ巴 毛げ讐 囲 叶 四ω四8 ω寓 叶 Φユ・ ﹄ と 祝 電 を打 ち 、北 里 が 発 見 し た. 的 権 威 で あ る 大 阪 大 学 教 授 の 審 良 静 男 や 岸 本 忠 三 は 、 ノ ー ベ ル賞 の 発 表 時 期 に な. な 特 徴 が似 て お り、 スペ イ ン風邪 の時 に 獲得 した 免 疫 が新 型 イ ン フ ルに も働 く 可. 抗 体 の秘 密 を 利 根 川 が 解 いた と いう 意 味 と 、奇 し く も 北 里 が 受 賞 でき な か った. 応 も 致 し方 あ るま い。 実 際、 様 々な 研 究 機 関 の調 べに よ り新 型 イ ン フ ルに 関す る. 能 性 が あ る こと を 明 ら か に し た。 ま た 、実 際 に スペ イ ン風 邪 が流 行 し た 以前 に生. ノ ー ベ ル 賞 を 受 賞 し た と い う 2 つ の意 味 を 込 め た と い う 興 味 深 い エ ピ ソ ー ド を 紹. る と毎 年 のよ う に最 有 力 候 補 者 と し て名 前 が 挙 が って いる 。. ま れ た 90歳 以上 の高 齢 者 の世代 は、 新 型 イ ンフ ル に対 す る抗 体 を 持 って いる 可能. 介 し て い る 。 利 根 川 の 発 見 し た 抗 体 遺 伝 子 が uZ>の 再 構 成 に よ っ て 作 ら れ る こ. 研 究 が 進 んだ が 、米 国 ア レ ルギ ー 感染 症 研 究 所 ( Z一 ﹀一 U)と米 国疾 病 対策 セ ンター. い る。. 性 が 高 い ことを 、 東 京 大学 医科 学 研 究 所 の河 岡 教 授 ら のグ ループ が 明 ら か に し て. ルカ ンと 乳酸 菌 の接 種 に よ り感 染 を 防 ぐ ことや タ ミ フ ルや リ レ ンザ と は メ カ ニズ. イ ル スに 対抗 す る薬 剤 の開 発な ど が 進 ん だ。 例 え ば 、 国 内 だ け でも 、多 糖 類 βグ. ン フ ル エンザ ウ イ ル スに 関 す るた く さ ん の知 見が 得 ら れ 、 更 に イ ン フ ル エ ンザ ウ. を 結 集 し 対抗 し て来 た 。今 回 の新 型 イ ン フ ルの騒 動 でも 、多 く の研 究 者 に よ りイ. 全症候群. じ さ せ る こ と を 手 伝 っ て い る 。 例 え ば 、﹃が ん は 免 疫 で 治 る ? ﹄や ﹃後 天 性 免 疫 不. そ れ に 対 し て解 説 を す る こ と も 、 難 解 そ う に 見 え る 免 疫 学 を よ り 読 者 に 身 近 に 感. リ テ ィ ー と 分 か り や す い 解 説 を し て い る 。 一方 、 読 者 に 対 し て 疑 問 を 投 げ 掛 け 、. Z四 二・>8 α.ω。 い dQ。﹀﹄ ω" ω①卜。。。ω①ωN H零 ①)を 引 用 し 、読 者 に 対 し て 研 究 成 果 の リ ア. ( =oN信巨 堕客 き αま 器 α Q鋤毛蝉ω・ "中 oρ. ム の異 な る抗 ウ イ ル ス薬 の↓刈○αの開 発、 抗 炎 症 剤 チ オ レド キ シ ン の開 発 な ど 、. 知 り た い ! 次 頁 を 早 く 読 み た い ! と 思 わ せ て く れ て い る 。 ま た 、 読 者 に 対 し て、. と を 解 説 す る 欄 で は、 実 際 の 報 告 し た 論 文. 多 く の進歩 や 進 展 が 見 ら れ た。 こう した 生命 の危 機 に 関 す る重 大 な 事 件や 事 象 は、. は いな い 。 例 え ば 、. 免 疫 学 はま だ ま だや る こと が た くさ ん残 って いる !と 問 題 提 示 す る こと も 忘 れ て. こう し た新 型 イ ン フ ルな ど の病 気 に 対 す る脅 威 か ら 、 人 類 は様 々な 知恵 と英 知. 目 の前 の敵 に対 し て、 必 ず勝 って ﹃生 き る﹄ と いう チ ャ レ ンジ 精 神 を 誘起 し、 そ. (エイ ズ ) は な ぜ 恐 い ? ﹄ な ど 、 読 者 の興 味 を 誘 起 し 、 も つと 免 疫 学 を. の結 果 と し て、 免 疫 学 の大 きな 進 歩 を も た ら した こと で あ ろう 。 本 書 は、 こう し.

(3) D. 感 染症 があ ま り 問 題 に な らな く な った先 進 国 に お け る花 粉 症 や アト ピ ー性 皮. 膚 炎 な ど のア レ ルギ ー や自 己免 疫 疾 患 、 発 展途 上 国 で の子 供 を中 心と した 感染 症 によ る 年 間 15 0 0 万人 も の死亡 者. の. 3ゆ. 新 型 イ ンフ ルや ω﹀閑ωな ど の新 興 ・再 興感 染 症 の脅 威 な ど であ る。. 抗 生 物質 が 効 か な い薬剤 耐 性 菌 の出 現、. 免 疫 系 そ のも のが 標 的 とな った エイズ ウ イ ル ス の蔓 延、. の問 題 、. 勿. 切 こ のよ う に、 本 書 は 教 員 な ど の研 究 者 が読 ん でも 好 奇 心 を かき 立 てら れ、 生 命 の神 秘 と 生体 の免 疫 ・防 御機 構 に関 す る 研究 意 欲 を か き 立 て てく れ る。 ま た、 学 生 が 読 ん だ と し ても 、﹃免 疫学 ﹄に 関す る基 礎 学 力 が向 上 す る だ け でな く 、今 後 の 研 究 生 活 への希 望 と 興 味 を沸 き立 た せ てく れ ると 想 像 す る。 そ し て、 読 み終 わ っ た 後 に は、 ﹃免 疫学 は、 や っぱ り お も しろ い﹄ と 思 って頂 け る に違 いな い。 是 非 、 多 く の読者 にご 一読 を 勧 め た い 一冊 であ る。.

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