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紙 地場産業等調査

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Academic year: 2018

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(1)

パルプ・紙・紙加工品

パルプ・紙・紙加工品

パルプ・紙・紙加工品

パルプ・紙・紙加工品

パルプ・紙・紙加工品

パルプ・紙・紙加工品

パルプ・紙・紙加工品

パルプ・紙・紙加工品

担当者: 情報課 主任調査役 加藤 和也

GIFU ECONOMIC AND

INDUSTRIAL PROMOTION CENTER

GIFU ECONOMIC AND

INDUSTRIAL PROMOTION CENTER

(2)

報告内容

報告内容

報告内容

報告内容

1.紙・パルプ業界全般の現状と動向

2.岐阜県の製紙業について

3.県内の製品分野別の現状・方向性

➢特殊紙・加工紙分野

➢家庭紙分野(主にトイレットペーパー)

➢ダンボール分野

➢紙卸商

4.美濃和紙の現状と今後

(3)
(4)

3

紙・パルプ・紙加工業の全般動向

紙・パルプ・紙加工業の全般動向

製造業の中に於いて、紙・パルプ・紙加工業の占める割合はそれほど大きなもの

ではない。とはいえ、衛生用品など生活必需品や近年需要が増加してきた梱包 素材としての需要は、今後も一定以上続くものであり、また、原料が鉱物や化石 燃料、陶土などとは異なり、植物という無限の素材であることから、素材の活用 性が高まれば、今後は有望な業界となる可能性もある。

最近の動向として、原料・燃料等のコスト上昇し、一般の用紙は需要が落ち込み

、衛生紙と梱包素材は現状維持か若干の上昇といった傾向にある。

一般の用紙等は環境保全やITの進展による電子化の進行で紙離れが進み、需

要が低下傾向にある。ペーパレスに関しては、昨年末に全銀協より手形小切手 の電子化推進の協議開始が発表されたり、2017年の電子コミックスの売上げが 、紙ベースを上回ったり、行政サービスの紙ベースの添付資料撤廃が公表され たり、と今後もますます紙離れが進んでいくと思われる。

段ボールなど梱包関連の業界は、ネット通販市場の拡大などもあり国内需要は

順調で、また、中国での需要も旺盛で輸出増や現地への進出なども見られる。

衛生紙に関して、世界的に今後の需要増加は見込めるが、各国とも設備投資が

進んでいる。国内では需要は景気に左右されず安定しているが、原燃料の高騰 による製品の値上げから、輸入品の割合が増加しており、競争激化している。

この業界で将来性が見込めるのは、新たな用途を開発しつつある特殊紙関連と

(5)

製造業の中の製紙業

製造業の中の製紙業

2016年の紙・パルプ・紙加工品産業の製品出荷額は約7.3兆円と、製造業全体 の約2.3%、製造業24業種中第17位となっている。従業員数は約19万人で約2.5 %と製造業24業種中第17 位となっており、出荷額・従業員数とも規模は小さい。

しかし、①新聞用紙・印刷用

紙等の情報用、②段ボール原 紙・クラフト紙等の包装用、③ トイレットペーパー・ティシュ等 の衛生用、④電気絶縁紙等 の工業用の紙・板紙を生産、

供給することで、各種の産業 活動や家庭生活の下支えとな っている。

また、国内消費向けについて

は、単価が安く輸送コストを無

視できないことから、全国各地 に万遍なく企業が分布してい る特徴がある。

(6)

緩やかな成長を遂げてきた紙・板紙の内需は、下図のように2000年にピークを

迎えたあと停滞し、リーマン・ショック後の2009年に大きく数量を落とし、それ以降

もV字回復することなく、停滞もしくは若干の減少傾向を示している。

5

日本の紙の現状

日本の紙の現状

その1

その1

需要

需要

ここ数年もCO2削減等の環境運動、イン

ターネットの利用拡大やIT技術の進歩に より、電子化、ペーパレス化が進み、新 聞用紙や印刷用紙を中心に用紙系の需 要が減少しており、新たな需要も産み出

せない状況が続いている。

一方、衛生用紙(トイレットペーパー、ティ

ッシュ、紙おむつ等の素材)は高齢化の 進展等もあり日用品としての需要が増加 傾向にあり、また、ネット通販の拡大によ り梱包用として需要のある段ボールも最 近は増加傾向にある。

ただ、いずれにせよ国内の需要は人口

(7)

生産量の推移としては、2000年をピ

ークに一旦下降し、ここ数年は1990

年頃を若干下回るレベルでほぼ横這

い状態となっている。

種別では90年代に比べ紙で衛生用

紙、板紙では段ボール原紙の2種以

外は生産がほぼ落ち込み、ここ数年 でも横這いか低下傾向である。

次頁でも述べるが、急激な円高→円

安の変動に関わらず、輸入が減少し 輸出が増加していることで、生産がこ こ暫くの傾向に比べて好調になって

日本の紙の現状

日本の紙の現状

その2

その2

生産

生産

(8)

7

2016年の紙・板紙の貿易動向は、急激な円高(1月118円台→8月101円台)、円 安(9101円台→12115円台)という為替相場の変動に関わらず、引き続き輸 入減、輸出増となった。輸入は、引き続き塗工印刷用紙が△11.5万トンと大幅に

減少、新聞用紙も△51%と大幅に減少した。輸出は、紙・板紙合計で19.6万トン

、前年比14.4%増と4年連続の増加となった。塗工印刷用紙、上級印刷用紙が 大幅増加するなど、印刷・情報用紙が全体を押し上げる形となった。

2016年の輸出は国内生産の5.2%、輸入は国内需要の5.8%にあたり、輸出 に関しては包装用紙、輸入に関しては印刷用紙の対国内生産高比率が10%以 上と高めになっている。

需要のあるティッシュの輸入品シェアが2割以上に拡大、危機感が高まっている。

日本の紙の現状

日本の紙の現状

その3

その3

輸出入

輸出入

(9)

近代的製紙業の立地条件

①製紙に必要な水が豊富

②原料の確保 が容易

(木材チップ国産材・輸入材)

(古紙原料・・・都市近郊)

③製品出荷の便が良い

(駅・港・高速インター付近)

和紙の産地から近代の製紙業が盛

んになったのは、「岐阜県美濃市」の

他、ミツマタの産地で平安時代から

和紙の生産が盛んだった「静岡県富

士市」、駿河から和紙の製法が伝え

られた「愛媛県四国中央市」などが

日本の製紙業の立地

日本の製紙業の立地

(10)

日本の紙・パルプ

日本の紙・パルプ

原料から消費への流れ

原料から消費への流れ

9

出所:日本紙業連合会

(2016年)

パルプ原料チップは、

国産

4,768

千トン

(29.2%)↓

輸入

11,523

千トン

(70.7%)↑

パルプ消費は、

国産

8,648

千トン

(84.8%)↑

輸入

1,552

千トン

(15.2%)↓

古紙回収は、

国内用

17,086

千トン

(80.5%)↑

輸出用

4,138

千トン

(19.5%)↓

紙・板紙消費

26,105

千トン↓

印刷・情報用

43.7

%↓

衛生用

7.0

%↑

包装・加工用

49.3

%↑

(11)

~世界を俯瞰する~

日本は、中国、アメリカについで世界第3位の紙・板紙の生産量(世界の6.4%

を生産) 前年比ではアメリカ・カナダ以外は増加。

原料であるパルプの生産量は、北米地域が生産量全体の4割弱を占める。日 本は、世界第7位のパルプ生産量。前年比ではブラジルの大幅増加が続いてお り、上位5位以内ではブラジルのみが増加となっている。

世界の紙生産量

(12)

パルプ等の原料である2015年の古紙利用率は64.3%となり、日本製紙連合会

が、2011年に設定した2015年度までの目標である64%を達成した。

2016年度は確定値ではないが64.2%と利用率は停滞している。

*日本製紙連合会では2020年までに利用率65%を目指している

古紙の回収率・利用率

古紙の回収率・利用率

古紙の回収率・利用率

古紙の回収率・利用率

古紙の回収率・利用率

古紙の回収率・利用率

古紙の回収率・利用率

古紙の回収率・利用率

11 出所:(公財)古紙再生促進センター

< <<

<2000200020002000年>年>年>年> パルプ消費量 パルプ消費量パルプ消費量 パルプ消費量 1,360

1,3601,360

1,360万t万t万t (万t ((43.0(43.043.0%)43.0%)%)%) 古紙消費量

古紙消費量古紙消費量 古紙消費量 1,805

1,8051,805

1,805万t万t万t (万t ((57.0(57.057.0%)57.0%)%)%) 紙

紙紙

紙・・・・板紙国内消費量板紙国内消費量板紙国内消費量板紙国内消費量 3,176

3,1763,176 3,176万t万t万t万t 古紙回収量 古紙回収量古紙回収量 古紙回収量 1,833

1,8331,833

1,833万t万t万t (万t ((57.7(57.757.7%)57.7%)%)%)

< <<

<2015201520152015年>年>年>年> パルプ消費量 パルプ消費量パルプ消費量 パルプ消費量

949 949949

949万t万t万t万t (((35.7(35.735.7%)35.7%)%)%) 古紙消費量

古紙消費量古紙消費量 古紙消費量 1,709

1,7091,709

1,709万t万t万t (万t ((64.3(64.364.3%)64.3%)%)%) 紙・板紙国内消費量 紙・板紙国内消費量紙・板紙国内消費量 紙・板紙国内消費量 2,631

2,6312,631 2,631万t万t万t万t 古紙回収量 古紙回収量古紙回収量 古紙回収量 2,140

2,1402,140

(13)

古紙価格の推移グラフ(直近)

古紙価格の推移グラフ(直近)

輸出 新聞 輸出 段ボール

輸出 雑誌

関東 段ボール

関東 新聞

関東 雑誌

出所:関東製紙原料直納商工組合

<2017年~のポイント>

・国内価格は7月に大手が3円 ・国内価格は7月に大手が3円 ・国内価格は7月に大手が3円 ・国内価格は7月に大手が3円

建値の値上げ実施。 建値の値上げ実施。 建値の値上げ実施。 建値の値上げ実施。 (実勢価格に近づけるため) (実勢価格に近づけるため) (実勢価格に近づけるため) (実勢価格に近づけるため) ・輸出価格の下落により、国内 ・輸出価格の下落により、国内 ・輸出価格の下落により、国内 ・輸出価格の下落により、国内

価格との乖離幅が減少 価格との乖離幅が減少 価格との乖離幅が減少 価格との乖離幅が減少 ・輸出価格は中国の動向で大き ・輸出価格は中国の動向で大き ・輸出価格は中国の動向で大き ・輸出価格は中国の動向で大き く変動した。(上昇→急下降→ く変動した。(上昇→急下降→く変動した。(上昇→急下降→ く変動した。(上昇→急下降→ 上昇→下降)

上昇→下降) 上昇→下降) 上昇→下降)

・中国の輸入ライセンス更新が ・中国の輸入ライセンス更新が ・中国の輸入ライセンス更新が ・中国の輸入ライセンス更新が 規制されており、輸出価格は 規制されており、輸出価格は 規制されており、輸出価格は 規制されており、輸出価格は 下落傾向にある

下落傾向にある 下落傾向にある 下落傾向にある

・18年2月現在、古紙段ボール ・18年2月現在、古紙段ボール ・18年2月現在、古紙段ボール ・18年2月現在、古紙段ボール は国内価格が輸出価格を上回 は国内価格が輸出価格を上回 は国内価格が輸出価格を上回 は国内価格が輸出価格を上回 ている

ている ている ている

・輸出量は全体の18%程度 ・輸出量は全体の18%程度 ・輸出量は全体の18%程度 ・輸出量は全体の18%程度 <中国の輸入規制について> <中国の輸入規制について> <中国の輸入規制について> <中国の輸入規制について> 環境問題対策のため、以下の 環境問題対策のため、以下の 環境問題対策のため、以下の 環境問題対策のため、以下の アクションプランを発表 アクションプランを発表 アクションプランを発表 アクションプランを発表 ・2017年末までに環境負荷の ・2017年末までに環境負荷の ・2017年末までに環境負荷の ・2017年末までに環境負荷の

大きな資源ゴミ輸入禁止 大きな資源ゴミ輸入禁止 大きな資源ゴミ輸入禁止 大きな資源ゴミ輸入禁止 ・2019年末までに資源ゴミの ・2019年末までに資源ゴミの ・2019年末までに資源ゴミの ・2019年末までに資源ゴミの 輸入を段階的に縮小し、国内 輸入を段階的に縮小し、国内 輸入を段階的に縮小し、国内 輸入を段階的に縮小し、国内 産に切り替える

産に切り替える 産に切り替える 産に切り替える

(14)

リーマンショックで落ち込んだ輸出古紙価格は、その後上昇。中国等アジ

アでの需要が増加し高値で推移したが、2017年7月の中国の規制で下落

2017年は、現状に合わなくなってきた建値=国内価格を7月に値上げした

が、輸出は同時期に出た中国の規制で下降傾向となった。

参考:古紙価格の推移(長期)

参考:古紙価格の推移(長期)

参考:古紙価格の推移(長期)

参考:古紙価格の推移(長期)

参考:古紙価格の推移(長期)

参考:古紙価格の推移(長期)

参考:古紙価格の推移(長期)

参考:古紙価格の推移(長期)

出所:関東製紙原料直納商工組合 輸出価格(主に中国)

が高騰。20円/㎏を超 える水準

国内建値は15円/㎏程度だ が、実際の取引価格は+α のプレミアムがついて20円超 となっている

13

円高の進行に伴い輸 出は減少。この後2016 年後半からは円安に戻 り増加

(15)

紙関連価格の変化

紙関連価格の変化

紙関連価格の変化

紙関連価格の変化

紙関連価格の変化

紙関連価格の変化

紙関連価格の変化

紙関連価格の変化

2017年は「値上げの春」と言われた4月以降いろいろな値上げがあった

が、紙関連についても同じ傾向を辿った。

先に述べた古紙の国内価格=建値が7月に上がったことなどを理由に、

王子製紙グループやレンゴー、日本製紙などが、段ボール原紙・製品の

値上げを3年半~4年ぶりに実施した。これも通販業者などのコスト見直し

の要因の1つとなった。

またチラシやカタログ向け等の印刷用紙も、古紙・原油価格の上昇を受け

、印刷業界との交渉の結果、8月以降大幅に値上げされ、こちらは

年に

く値上げとなり、

に中

の紙

卸商

や印刷業者

痛手

となった。

結果として

年1月の印刷・情報用紙の国内出荷は8

月連

減少

とな

っている。また、印刷

に関しては価格

転嫁

生して

り、

当セ

ンターで

発行

している

子の見

積額

の大幅上昇といった

影響

が出ている。

以上のことから、

書籍

雑誌

新聞

などの紙

媒体

については、

後ま

(16)

15

セルロースナノファイバーの現状

セルロースナノファイバーの現状

<セ

ルロース

ナノファ

ー(

CNF

)とは

~紙業界期

材~

日本

天然ナノ素

材として

目が高まって

官民共

同で

開発研究

られている

材。

有機物素

材で

資源

枯渇

心配

がない。

の5

度、

重量

は5

の1とい

う特徴

ち、

樹脂

やゴ

など、さま

まな

材の

特性

を向上さ

ることが期

されている。

現時

では、

材のコストが1

㎏辺

~1

万円

と、

自動車

製品に

使

われるカーボン

ファ

ーの3000

円程

度に

べて

高。

<最

近の

生産プロ

スの

研究開発

が大きく

進展

し、製

コストが大幅に下がり

つつある。

政府

では2020年には

円台

き下げる

方針

ち出

し、30年には300

円台

を目

して

いる。

研究

グループは

右図

よう

になっている。

研究開発

製から加工・製品

に移っ

てきている。

2016年

で120

㌧/

年生産規

グループ名 参加者 主な研究テーマ 京都大学 矢野教授グ

ループ

日本製紙、王子HD、三 菱化学、DIC、星光PM C、京都市工研

パルプからナノファイ バー製造、樹脂複合材 料

東京大学 磯貝教授グ ループ

日本製紙、花王、凸版 印刷

パルプ酸化処理で精製 したナノファイバーを包 装材料に応用

産綜研 機能化学研究 部門

中国センターグルー プ

岡山県、真庭市、モリマ シナリー、トクラス、西川 ゴム、JSR、大王製紙

木材から直接ナノファイ バー製造と複合材料製 造

大阪大学 能木准教授 グループ

太陽電池、電子基板 愛媛大学 内村教授グ

ループ

大王製紙 バリアシート、機能紙 鳥取大学 伊福准教授

グループ

キチンナノファイバーに よる化粧品、医薬品 九州大学 近藤教授

北岡教授グループ

(17)

セルロースナノファイバーの現状

セルロースナノファイバーの現状

その2

その2

<セ

ルロース

ナノファ

ーの

研究

況>

製紙業界の大

は下

よう

んで

り、ま

材を

成し

プル

提供

の実施から、

ースの

材生産や

一部

は加工し製品として販

にまで

っている。

また

ンプル

提供

を受けた

化学メ

ーカーや

電機メ

ーカーに

いても製品

(18)

17

セルロースナノファイバーの今後

セルロースナノファイバーの今後

<当面

の市

場動

生産

が大きくなり、本格実用

視野

に実

研究開発

一層

促進

されていく。

紙業界は大

を中

として、

ルロース

ナノファ

ーの

材産業としての

組み

進む

に、

化学メ

ーカー

ーカーなどでは

定の

開発

既存

製品

研究

んでいく。

生産設

改善

、需要の増加など

り、

ルロース

ナノファ

ーの

価の

き下げが出てくる。

小企

業の

性>

大規

需要の

材・製品は大

んでいるた

、地

少量

原料の

効活

用等の

研究

を他

関などと連

して

行う

途研究

も大規

なものは大

が先んじているた

ッチな

分野

特殊

な用

の製品を目

指す

。(現状と同じく

多種少量

が目標)

それ

れの地

特化

した原料や

既存

製品(県内で言え

ば自動車部

品や

航空宇宙機械部

品、

医療機器素

材等)の代

などを

かりとして実用

(19)
(20)

正倉院文書に御野国(美濃国)の古代の戸籍(702年に美濃紙で作成)が所蔵 美濃国での和紙生産は、美濃国の国府を中心とした不破・本巣・厚見の三郡か

ら、次第に美濃市の板取川下流域に重心が移動

江戸時代には専売制度のもと『和漢三財図会』では「最も佳なるもの」、『新撰紙 鑑』には「凡障子紙の類、美濃を最上とす」と認められているなど上質の和紙が 大量に生産され、「和紙=美濃紙」という位置付けになった

明治末から大正初期にかけての美濃市を中心とした美濃紙の生産は、生産戸

数3,700戸、県内生産の80%を占めるまでに発展

東濃・中濃地方では、豊富な水とパルプ用木材を基に、大手製紙工場が進出 一方、家内手工業的な和紙生産は、近代化への脱皮が困難な上、昭和期に

なって機械すき洋紙が急増したことなどから衰退

戦後は、機械すきによるちり紙・段ボール紙・特殊紙など

への転換が図られ、地場産業としての生産が続行

平成26年11月、「本美濃紙 =ほんみのし (美濃市)」 を

含む「和紙:日本の手漉和紙技術」について、

ユネスコ無形文化遺産への登録が決定

岐阜県の紙の歴史

岐阜県の紙の歴史

澤村守(編) 「美濃紙 その歴史と展開」

(21)

県内紙産業(特に用水多消費型の紙製造業)の多くは、

長良川・木曽川の2つの流域に集積している

①長良川中下流域(美濃市、関市武芸川町、岐阜市周辺等)

手す

き和紙業者あるいは

問屋

の中から「

機械す

き和紙」に

転換

してきたもの

で、「美濃和紙」の伝

れを

汲む機械す

き和紙製

業が

集積 又

野部

いても、豊富な地下水に

り、

家庭紙・特殊紙・加工紙

家庭紙・特殊紙・加工紙

家庭紙・特殊紙・加工紙

家庭紙・特殊紙・加工紙

などが

立地している

②木曽川(飛騨川)流域(中津川市、恵那市、可児市、川辺町等)

などで伝

手漉

き和紙の生産が

われてきたが、

明治

以降木

濃の木材産地で木材パルプを原料とし、木

曽川

の豊富な水を利用し

た大

製紙工

が立地している

日本の産業

経済

進展

伴う新

たな紙需要に

対応

してきた

洋紙や段ボー

洋紙や段ボー

洋紙や段ボー

洋紙や段ボー

岐阜県の紙パルプ産業の立地

(22)

岐阜県の「パルプ・紙・紙加工品製

業」の製

品出荷

は1

,99

7

億円

11

位(

2014年も11

は0.1%上昇も

金額ベ

ースでは23

億円

減少

出所:経済センサス28年版 製造業品目編

岐阜県パルプ・紙・紙加工品製造業の位置

岐阜県パルプ・紙・紙加工品製造業の位置

(23)

県内製造業での比較

県内製造業での比較

2016

2016

2,021 2,021 2,021 2,021億円億円億円億円

品出荷

全体

の3.

8

11

=

*出荷額自体は若干増加し ているのに、比率は低下

所数

全体

の3.

8

*比率は若干の低下。事業 所数の伸び率が低い

業者

全体

の3.3%

*比率は前回と同じだが伸び 率は全体より高い

※青字は2014年との比較

(24)

・ダンボール関連で約537億円

・衛生紙関連で約350億円

上記の2品目で紙産業県内総出荷 額の50%弱を占めている。

岐阜県紙産業の品目別出荷額

岐阜県紙産業の品目別出荷額

出所:岐阜県統計課工業統計調査表平成27年

23

(25)

「事業所数」

「事業所数」

「事業所数」

「事業所数」

全国、岐阜県ともに従業者数 全国、岐阜県ともに従業者数全国、岐阜県ともに従業者数 全国、岐阜県ともに従業者数

4~9人規模の事業所が最も人規模の事業所が最も人規模の事業所が最も人規模の事業所が最も

多い 多い 多い 多い

4~9人規模の事業所人規模の事業所人規模の事業所人規模の事業所

全国 全国 全国

全国 38.6%

岐阜 岐阜 岐阜

岐阜 35.3

「製造品出荷額」

「製造品出荷額」

「製造品出荷額」

「製造品出荷額」

全国は

全国は全国は

全国は100~299人規模の事業人規模の事業人規模の事業人規模の事業

所が、岐阜県では 所が、岐阜県では 所が、岐阜県では

所が、岐阜県では50~99人規人規人規人規

模の事業所が最も多い 模の事業所が最も多い 模の事業所が最も多い 模の事業所が最も多い

100~299人規模の事業所人規模の事業所人規模の事業所人規模の事業所

全国 全国 全国

全国 41.4% 岐阜岐阜岐阜岐阜 秘匿秘匿秘匿秘匿 50~99人規模の事業所人規模の事業所人規模の事業所人規模の事業所

全国 全国 全国

全国 22.1% 岐阜岐阜岐阜岐阜 49.8 30~49人規模の事業所人規模の事業所人規模の事業所人規模の事業所

全国 全国 全国

全国 9.8% 岐阜岐阜岐阜岐阜 17.7

従業者規模別

従業者規模別

事業所数・製造品出荷額

事業所数・製造品出荷額

(26)

「事業所数」は、「事業所数」は、「事業所数」は、「事業所数」は、1983年をピークに大幅に減少、さらに年をピークに大幅に減少、さらに年をピークに大幅に減少、さらに年をピークに大幅に減少、さらに2009年にも大幅減少し、以降はほぼ横ばいに推移している。年にも大幅減少し、以降はほぼ横ばいに推移している。年にも大幅減少し、以降はほぼ横ばいに推移している。年にも大幅減少し、以降はほぼ横ばいに推移している。

「従業者数」は、「従業者数」は、「従業者数」は、「従業者数」は、1993年をピークに大幅に減少、年をピークに大幅に減少、年をピークに大幅に減少、年をピークに大幅に減少、2006年に一定の回復を示すが、翌年に一定の回復を示すが、翌年に一定の回復を示すが、翌年に一定の回復を示すが、翌2007年~年~年~年~2009年にかけて再年にかけて再年にかけて再年にかけて再

び大幅な下落となり、以降はほぼ横ばいに推移している。 び大幅な下落となり、以降はほぼ横ばいに推移している。 び大幅な下落となり、以降はほぼ横ばいに推移している。 び大幅な下落となり、以降はほぼ横ばいに推移している。

「製造品出荷額」は、岐阜県製造業全体と岐阜県紙産業とは同じ傾向で推移している。ただし、リーマンショック以「製造品出荷額」は、岐阜県製造業全体と岐阜県紙産業とは同じ傾向で推移している。ただし、リーマンショック以「製造品出荷額」は、岐阜県製造業全体と岐阜県紙産業とは同じ傾向で推移している。ただし、リーマンショック以「製造品出荷額」は、岐阜県製造業全体と岐阜県紙産業とは同じ傾向で推移している。ただし、リーマンショック以

降( 降( 降(

降(2010年~)、年~)、岐阜県製造業全体が回復傾向にあるのに反して、全国・岐阜県の紙産業は伸び悩んでいる。年~)、年~)、岐阜県製造業全体が回復傾向にあるのに反して、全国・岐阜県の紙産業は伸び悩んでいる。岐阜県製造業全体が回復傾向にあるのに反して、全国・岐阜県の紙産業は伸び悩んでいる。岐阜県製造業全体が回復傾向にあるのに反して、全国・岐阜県の紙産業は伸び悩んでいる。

出所:経済産業省 平成26年 経済センサス

長期の推移(

長期の推移(

1973

1973

2013

2013

年)

年)

(27)

[岐阜県での製造が全国5位以内の製品]

2013年

【単位:百万円】

その他の紙製衛生用品(全国:337,184) 中しん原紙 (全国:176,717)

その他の塗工紙(全国:136,770) 雑種紙 (全国:183,091) さらし包装紙 (全国: 53,311) 衛生用紙 (全国:194,352 ) 特殊印刷用紙 (全国: 23,282) 情報用紙 (全国:168,312) 壁紙、ふすま紙(全国: 43,759) 紙製衛生材料 (全国: 17,670) 障子紙、書道用紙(全国:5,126)

注)・衛生用紙はティッシュペーパー用紙、トイレット 注)・衛生用紙はティッシュペーパー用紙、トイレット 注)・衛生用紙はティッシュペーパー用紙、トイレット 注)・衛生用紙はティッシュペーパー用紙、トイレット

ペーパー用紙など ペーパー用紙などペーパー用紙など ペーパー用紙など

・その他の紙製衛生用品はティッシュペー ・その他の紙製衛生用品はティッシュペー ・その他の紙製衛生用品はティッシュペー ・その他の紙製衛生用品はティッシュペー

パー、 パー、 パー、

パー、 トイレットペーパーなどトイレットペーパーなどトイレットペーパーなどトイレットペーパーなど

・紙製衛生材料は紙オムツ、生理用品などの ・紙製衛生材料は紙オムツ、生理用品などの ・紙製衛生材料は紙オムツ、生理用品などの ・紙製衛生材料は紙オムツ、生理用品などの

紙材料など 紙材料など紙材料など 紙材料など

品目で見た岐阜県紙製品の位置付け

品目で見た岐阜県紙製品の位置付け

5 5 5

5位位位位(岐阜県:24,401)

3 3 3

3位位位位(岐阜県:12,477)

4 4 4

4位位位位(岐阜県:11,546)

5 5 5

5位位位位(岐阜県:10,758)

2 2 2

2位位位位(岐阜県: 6,291)

4 4 4

4位位位位(岐阜県: 5,947)

2 2 2

2位位位位(岐阜県: 4,141)

4 4 4

4位位位位(岐阜県: 4,019)

3 3 3

3位位位位(岐阜県: 2,496)

3 3 3

3位位位位(岐阜県: 2,040)

2 2 2

2位位位位(岐阜県: 409)

(28)

3.県内の製品分野別の現状・方向性

3.県内の製品分野別の現状・方向性

3.県内の製品分野別の現状・方向性

3.県内の製品分野別の現状・方向性

及び個別企業毎の取組事例

及び個別企業毎の取組事例

及び個別企業毎の取組事例

及び個別企業毎の取組事例

(29)

<紙加工業> <紙加工業><紙加工業> <紙加工業> <紙器製造業> <紙器製造業><紙器製造業> <紙器製造業> <紙袋製造業> <紙袋製造業><紙袋製造業> <紙袋製造業>

<美濃手すき和紙共同組合> <美濃手すき和紙共同組合> <美濃手すき和紙共同組合> <美濃手すき和紙共同組合>

<本美濃紙保存会> <本美濃紙保存会><本美濃紙保存会> <本美濃紙保存会>

県内企業の製品別分野

県内企業の製品別分野

県内企業の製品別分野

県内企業の製品別分野

県内企業の製品別分野

県内企業の製品別分野

県内企業の製品別分野

県内企業の製品別分野

<板紙製造業> <板紙製造業> <板紙製造業> <板紙製造業> <段ボール製造業> <段ボール製造業> <段ボール製造業> <段ボール製造業> <段ボール箱製造業 <段ボール箱製造業<段ボール箱製造業 <段ボール箱製造業

> > > >

<塗工紙製造業> <塗工紙製造業> <塗工紙製造業> <塗工紙製造業> <機械すき和紙製造業> <機械すき和紙製造業><機械すき和紙製造業> <機械すき和紙製造業>

<洋紙製造業> <洋紙製造業> <洋紙製造業> <洋紙製造業> <家庭紙製造業>

<家庭紙製造業><家庭紙製造業> <家庭紙製造業>

(トイレットペーパー・ ティッシュペーパー・キッ

チンペーパー・他)

紙業 紙業紙業 紙業 製造業 製造業 製造業 製造業

(30)

業界団体別

業界団体別

業界団体別

業界団体別

業界団体別

業界団体別

業界団体別

業界団体別

岐阜県紙業連合会

岐阜県紙業連合会

29

<段ボール> <段ボール><段ボール>

<段ボール> 段ボール企業は別団体の「中日段ボール工業組合」に所属段ボール企業は別団体の「中日段ボール工業組合」に所属段ボール企業は別団体の「中日段ボール工業組合」に所属段ボール企業は別団体の「中日段ボール工業組合」に所属

• アパレル、刃物、陶磁器の産地生産拠点が海外へ→需要減少アパレル、刃物、陶磁器の産地生産拠点が海外へ→需要減少アパレル、刃物、陶磁器の産地生産拠点が海外へ→需要減少アパレル、刃物、陶磁器の産地生産拠点が海外へ→需要減少

(31)

①特殊紙・加工紙分野

②家庭紙分野

③ダンボール分野

④紙卸商

製品分野別の動向

(32)

<業界の特色・現状>

<業界の特色・現状>

<業界の特色・現状>

<業界の特色・現状>

〇特殊紙とは、特殊な加工により、従来の紙に新たな機能(濾過、吸着、

〇特殊紙とは、特殊な加工により、従来の紙に新たな機能(濾過、吸着、

〇特殊紙とは、特殊な加工により、従来の紙に新たな機能(濾過、吸着、

〇特殊紙とは、特殊な加工により、従来の紙に新たな機能(濾過、吸着、

耐熱性、耐薬品性、脱臭、防錆等)を付与した高付加価値製品

耐熱性、耐薬品性、脱臭、防錆等)を付与した高付加価値製品

耐熱性、耐薬品性、脱臭、防錆等)を付与した高付加価値製品

耐熱性、耐薬品性、脱臭、防錆等)を付与した高付加価値製品

〇紙のみでは無く、様々な素材を原料にした製品を取り扱っている

〇紙のみでは無く、様々な素材を原料にした製品を取り扱っている

〇紙のみでは無く、様々な素材を原料にした製品を取り扱っている

〇紙のみでは無く、様々な素材を原料にした製品を取り扱っている

〇食品、生活・住宅、土木建築、機械、医療・健康、航空・宇宙、電気など

〇食品、生活・住宅、土木建築、機械、医療・健康、航空・宇宙、電気など

〇食品、生活・住宅、土木建築、機械、医療・健康、航空・宇宙、電気など

〇食品、生活・住宅、土木建築、機械、医療・健康、航空・宇宙、電気など

幅広い産業で使われる。最終製品では無く素材提供が多いため、各業

幅広い産業で使われる。最終製品では無く素材提供が多いため、各業

幅広い産業で使われる。最終製品では無く素材提供が多いため、各業

幅広い産業で使われる。最終製品では無く素材提供が多いため、各業

界の動向に影響される

界の動向に影響される

界の動向に影響される

界の動向に影響される

〇汎用品では無く、業務用等、ニッチな市場の製品が多く、高付加価値・

〇汎用品では無く、業務用等、ニッチな市場の製品が多く、高付加価値・

〇汎用品では無く、業務用等、ニッチな市場の製品が多く、高付加価値・

〇汎用品では無く、業務用等、ニッチな市場の製品が多く、高付加価値・

多品種・小ロット・短納期の生産体制で、

多品種・小ロット・短納期の生産体制で、

多品種・小ロット・短納期の生産体制で、

多品種・小ロット・短納期の生産体制で、B to B

B to B

B to B

B to Bが中心

が中心

が中心

が中心

〇紙・パルプ業界では将来性が高いと見込まれる分野である

〇紙・パルプ業界では将来性が高いと見込まれる分野である

〇紙・パルプ業界では将来性が高いと見込まれる分野である

〇紙・パルプ業界では将来性が高いと見込まれる分野である

〇市場が拡大すると、大手が大量生産し単価が下落、海外生産へのシ

〇市場が拡大すると、大手が大量生産し単価が下落、海外生産へのシ

〇市場が拡大すると、大手が大量生産し単価が下落、海外生産へのシ

〇市場が拡大すると、大手が大量生産し単価が下落、海外生産へのシ

フトが懸念される

フトが懸念される

フトが懸念される

フトが懸念される

〇原材料費の上昇分を価格転嫁する事は難しく、コスト削減に注力

〇原材料費の上昇分を価格転嫁する事は難しく、コスト削減に注力

〇原材料費の上昇分を価格転嫁する事は難しく、コスト削減に注力

〇原材料費の上昇分を価格転嫁する事は難しく、コスト削減に注力

特殊紙・加工紙分野

特殊紙・加工紙分野

(33)

<今後の方向性・課題>

<今後の方向性・課題>

<今後の方向性・課題>

<今後の方向性・課題>

〇自社の技術力を活かし、時代に合った製品づくりを行う

〇自社の技術力を活かし、時代に合った製品づくりを行う

〇自社の技術力を活かし、時代に合った製品づくりを行う

〇自社の技術力を活かし、時代に合った製品づくりを行う

特殊紙の分野が、最も展望が開ける分野であると考えられる

特殊紙の分野が、最も展望が開ける分野であると考えられる

特殊紙の分野が、最も展望が開ける分野であると考えられる

特殊紙の分野が、最も展望が開ける分野であると考えられる

今までの「紙」の範疇から離れていくことも・・・

今までの「紙」の範疇から離れていくことも・・・

今までの「紙」の範疇から離れていくことも・・・

今までの「紙」の範疇から離れていくことも・・・

〇常に新製品の開発に取り組む意欲と技術力(人材)、体力が求められる

〇常に新製品の開発に取り組む意欲と技術力(人材)、体力が求められる

〇常に新製品の開発に取り組む意欲と技術力(人材)、体力が求められる

〇常に新製品の開発に取り組む意欲と技術力(人材)、体力が求められる

製品開発は顧客の要望にどれだけ応えられるか、さらには積極的な提案

製品開発は顧客の要望にどれだけ応えられるか、さらには積極的な提案

製品開発は顧客の要望にどれだけ応えられるか、さらには積極的な提案

製品開発は顧客の要望にどれだけ応えられるか、さらには積極的な提案

ができるか、技術力、開発力、企画力、提案力が鍵

ができるか、技術力、開発力、企画力、提案力が鍵

ができるか、技術力、開発力、企画力、提案力が鍵

ができるか、技術力、開発力、企画力、提案力が鍵

〇特殊紙はニッチな分野が多いが、市場が拡大すると大手の参入が脅威と

〇特殊紙はニッチな分野が多いが、市場が拡大すると大手の参入が脅威と

〇特殊紙はニッチな分野が多いが、市場が拡大すると大手の参入が脅威と

〇特殊紙はニッチな分野が多いが、市場が拡大すると大手の参入が脅威と

なる

なる

なる

なる また、汎用品レベルになるとコスト面で海外勢が脅威となり、絶えざ

また、汎用品レベルになるとコスト面で海外勢が脅威となり、絶えざ

また、汎用品レベルになるとコスト面で海外勢が脅威となり、絶えざ

また、汎用品レベルになるとコスト面で海外勢が脅威となり、絶えざ

る品質の差別化が必要

る品質の差別化が必要

る品質の差別化が必要

る品質の差別化が必要

〇一つの製品に特化することは、スペシャリストとしての

〇一つの製品に特化することは、スペシャリストとしての

〇一つの製品に特化することは、スペシャリストとしての

〇一つの製品に特化することは、スペシャリストとしての

リットがある

リットがある

リットがある

リットがある

面、

面、

面、

面、

れに

れに

れに

れに

ることによるリス

ることによるリス

ることによるリス

ることによるリス

も大きいことに

も大きいことに

も大きいことに

も大きいことに

意が必要

意が必要

意が必要

意が必要

のように、力さえあれ

のように、力さえあれ

のように、力さえあれ

のように、力さえあれ

中小企業向けの分野といえるが、

中小企業向けの分野といえるが、

中小企業向けの分野といえるが、

中小企業向けの分野といえるが、

のため

のため

のため

のため

(34)

家庭紙分野(主にトイレットペーパー)

家庭紙分野(主にトイレットペーパー)

家庭紙分野(主にトイレットペーパー)

家庭紙分野(主にトイレットペーパー)

家庭紙分野(主にトイレットペーパー)

家庭紙分野(主にトイレットペーパー)

家庭紙分野(主にトイレットペーパー)

家庭紙分野(主にトイレットペーパー)

<業界の特色・現状>

<業界の特色・現状>

<業界の特色・現状>

<業界の特色・現状>

〇トイレットペーパーの

〇トイレットペーパーの

〇トイレットペーパーの

〇トイレットペーパーの

全国

全国

全国

全国

での生産量シ

での生産量シ

での生産量シ

での生産量シ

ェア

ェア

ェア

ェア

は、中小

は、中小

は、中小

は、中小

約65%

65%

65%

65%

大手

大手

大手

大手

ーが

ーが

ーが

ーが

約35%

35%

35%

35%

める。

める。

める。

める。

なみに原料で分

なみに原料で分

なみに原料で分

なみに原料で分

すると、パルプが

すると、パルプが

すると、パルプが

すると、パルプが

35%

35%

35%

35%

生紙

生紙

生紙

生紙

65%

65%

65%

65%

となっている。

となっている。

となっている。

となっている。

・静岡県は約4割とトップで生産量も維持、岐阜県は生産量低下気味 ・静岡県は約4割とトップで生産量も維持、岐阜県は生産量低下気味 ・静岡県は約4割とトップで生産量も維持、岐阜県は生産量低下気味

・静岡県は約4割とトップで生産量も維持、岐阜県は生産量低下気味((((シェア約シェア約シェア約シェア約2%2%2%2%))))

➡静岡被災時を想定し経産省が一ヵ月分備蓄を呼び掛けたこともある(2014)

・岐阜県内事業所は、かつての ・岐阜県内事業所は、かつての ・岐阜県内事業所は、かつての

・岐阜県内事業所は、かつての28282828社社社社 から現在から現在から現在から現在6666社へ減少している社へ減少している社へ減少している社へ減少している

常時は、供

常時は、供

常時は、供

常時は、供

による製品の

による製品の

による製品の

による製品の

価格(

価格(

価格(

価格(

低収益

低収益

低収益

低収益

)が常

)が常

)が常

)が常

・消耗品であり需要は確実にある商品だが、商品の差別化は難しい ・消耗品であり需要は確実にある商品だが、商品の差別化は難しい ・消耗品であり需要は確実にある商品だが、商品の差別化は難しい ・消耗品であり需要は確実にある商品だが、商品の差別化は難しい ・大手が大量生産(純パルプ原料)し価格を下げて販売

・大手が大量生産(純パルプ原料)し価格を下げて販売 ・大手が大量生産(純パルプ原料)し価格を下げて販売 ・大手が大量生産(純パルプ原料)し価格を下げて販売

⇒中小(再生紙)の価格はさらに下げざるを得ない ⇒中小(再生紙)の価格はさらに下げざるを得ない ⇒中小(再生紙)の価格はさらに下げざるを得ない ⇒中小(再生紙)の価格はさらに下げざるを得ない

・但し、大震災などでは品不足になり、トイレットペーパー騒動が発生することもある。 ・但し、大震災などでは品不足になり、トイレットペーパー騒動が発生することもある。 ・但し、大震災などでは品不足になり、トイレットペーパー騒動が発生することもある。 ・但し、大震災などでは品不足になり、トイレットペーパー騒動が発生することもある。

量高な製品で輸送コストは高いが、近場で捌ききれない為、関東、関西へ供給量高な製品で輸送コストは高いが、近場で捌ききれない為、関東、関西へ供給量高な製品で輸送コストは高いが、近場で捌ききれない為、関東、関西へ供給量高な製品で輸送コストは高いが、近場で捌ききれない為、関東、関西へ供給

〇用

〇用

〇用

〇用

は業務用が

は業務用が

は業務用が

は業務用が

主流

主流

主流

主流

官公庁

官公庁

官公庁

官公庁

、企業、

、企業、

、企業、

、企業、

公団

公団

公団

公団

など

など

など

など

〇 〇 〇

用では小

用では小

用では小

用では小

りの大

りの大

りの大

りの大

化。

化。

化。

化。

販売

販売

販売

販売

ルートは大手食品スーパー、

ルートは大手食品スーパー、

ルートは大手食品スーパー、

ルートは大手食品スーパー、

ドラ

ドラ

ドラ

ドラ

スト

スト

スト

(35)

<業界の動向と課題>

<業界の動向と課題>

<業界の動向と課題>

<業界の動向と課題>

〇廃棄物処理問題(汚泥の処理)⇒自前の汚泥処理施設無く、県外へ出している。 〇廃棄物処理問題(汚泥の処理)⇒自前の汚泥処理施設無く、県外へ出している。 〇廃棄物処理問題(汚泥の処理)⇒自前の汚泥処理施設無く、県外へ出している。 〇廃棄物処理問題(汚泥の処理)⇒自前の汚泥処理施設無く、県外へ出している。 ・従来は肥料やコンクリートに混ぜて使用していたが、セメント業界が不振となり ・従来は肥料やコンクリートに混ぜて使用していたが、セメント業界が不振となり ・従来は肥料やコンクリートに混ぜて使用していたが、セメント業界が不振となり ・従来は肥料やコンクリートに混ぜて使用していたが、セメント業界が不振となり 最近は、製鉄所に供出しフォーミング剤(高炉の沸騰を抑える)やゴムタイヤの 最近は、製鉄所に供出しフォーミング剤(高炉の沸騰を抑える)やゴムタイヤの 最近は、製鉄所に供出しフォーミング剤(高炉の沸騰を抑える)やゴムタイヤの 最近は、製鉄所に供出しフォーミング剤(高炉の沸騰を抑える)やゴムタイヤの リサイクル処理で出る廃棄物に混ぜて焼却するなどの用途に使われている。 リサイクル処理で出る廃棄物に混ぜて焼却するなどの用途に使われている。 リサイクル処理で出る廃棄物に混ぜて焼却するなどの用途に使われている。 リサイクル処理で出る廃棄物に混ぜて焼却するなどの用途に使われている。 〇古紙高騰(原料高)の影響を抑える

〇古紙高騰(原料高)の影響を抑える 〇古紙高騰(原料高)の影響を抑える 〇古紙高騰(原料高)の影響を抑える

・一時安定していた古紙価格が、中国の輸入量増加に伴い、 ・一時安定していた古紙価格が、中国の輸入量増加に伴い、 ・一時安定していた古紙価格が、中国の輸入量増加に伴い、

・一時安定していた古紙価格が、中国の輸入量増加に伴い、2016201620162016年末から値上がり年末から値上がり年末から値上がり年末から値上がり しつつあり、製品の幅などを調整して価格を抑える必要がある。

しつつあり、製品の幅などを調整して価格を抑える必要がある。 しつつあり、製品の幅などを調整して価格を抑える必要がある。 しつつあり、製品の幅などを調整して価格を抑える必要がある。

・古紙も日本の資源であり、輸出による減少への対策を行い、国内の需要を確保 ・古紙も日本の資源であり、輸出による減少への対策を行い、国内の需要を確保 ・古紙も日本の資源であり、輸出による減少への対策を行い、国内の需要を確保 ・古紙も日本の資源であり、輸出による減少への対策を行い、国内の需要を確保

する必要がある。 する必要がある。 する必要がある。 する必要がある。

〇業界再編などの動きが出つつある。 〇業界再編などの動きが出つつある。 〇業界再編などの動きが出つつある。 〇業界再編などの動きが出つつある。

・業界トップの大王製紙が日清紡の家庭紙部門を買収したり、第2位の日本製紙が ・業界トップの大王製紙が日清紡の家庭紙部門を買収したり、第2位の日本製紙が ・業界トップの大王製紙が日清紡の家庭紙部門を買収したり、第2位の日本製紙が ・業界トップの大王製紙が日清紡の家庭紙部門を買収したり、第2位の日本製紙が

春日製紙と共同で家庭紙生産工場を立ち上げるなど、大手を起点とした動き有り。 春日製紙と共同で家庭紙生産工場を立ち上げるなど、大手を起点とした動き有り。 春日製紙と共同で家庭紙生産工場を立ち上げるなど、大手を起点とした動き有り。 春日製紙と共同で家庭紙生産工場を立ち上げるなど、大手を起点とした動き有り。 ・従来、大手はパルプを原料、中小は古紙を原料としていた棲み分けが、上記の ・従来、大手はパルプを原料、中小は古紙を原料としていた棲み分けが、上記の ・従来、大手はパルプを原料、中小は古紙を原料としていた棲み分けが、上記の ・従来、大手はパルプを原料、中小は古紙を原料としていた棲み分けが、上記の

結果崩れてきており、業界内の競争や再編の動きは激しくなりそうである。 結果崩れてきており、業界内の競争や再編の動きは激しくなりそうである。 結果崩れてきており、業界内の競争や再編の動きは激しくなりそうである。 結果崩れてきており、業界内の競争や再編の動きは激しくなりそうである。 〇パルプ製品

〇パルプ製品 〇パルプ製品 〇パルプ製品

(36)

35

家庭紙(主にトイレットペーパー)

家庭紙(主にトイレットペーパー)

家庭紙(主にトイレットペーパー)

家庭紙(主にトイレットペーパー)

家庭紙(主にトイレットペーパー)

家庭紙(主にトイレットペーパー)

家庭紙(主にトイレットペーパー)

家庭紙(主にトイレットペーパー)

続き

続き

続き

続き

続き

続き

続き

続き

<今後の方向性・対策>

<今後の方向性・対策>

<今後の方向性・対策>

<今後の方向性・対策>

〇古紙高騰(原料高)の影響を抑える 〇古紙高騰(原料高)の影響を抑える 〇古紙高騰(原料高)の影響を抑える 〇古紙高騰(原料高)の影響を抑える

・古紙業 ・古紙業 ・古紙業

・古紙業者者者者からの高価買いからの高価買いからの高価買いからの高価買い取取取取りではなく、廃棄りではなく、廃棄りではなく、廃棄りではなく、廃棄文書溶解文書溶解文書溶解文書溶解サーサーサーサービスビスビスビスによる自社による自社による自社による自社回回回回収収収収率率率率

を上げる。 を上げる。 を上げる。

を上げる。取引先取引先取引先取引先のののの拡充拡充拡充拡充とととと関係強関係強関係強関係強化による、古紙リサイクル化による、古紙リサイクル化による、古紙リサイクル化による、古紙リサイクル体制体制体制体制をををを構築構築構築構築するするするする 〇小売価格の維持・上

〇小売価格の維持・上 〇小売価格の維持・上

〇小売価格の維持・上昇昇昇昇をををを図図図図るるるる ・現

・現 ・現

・現状状状状、一、一、一、一巻巻巻巻き(き(55き(き(555555mmmm))25))252525....41414141円円円円(小売物価(小売物価(小売物価(小売物価統計統計統計統計調調調調査査査査20162016年20162016年年年1111月名月名月名月名古古古古屋屋屋屋)の)の)の)の水準水準水準水準

前年 前年 前年

前年比+比比比+++2222....16161616円円円円(同(同(同(同20152015年20152015年1年年111月名月名月名月名古古古古屋屋屋屋)))) 原

原 原

原材材材材料価格の上料価格の上料価格の上料価格の上昇昇昇昇により価格により価格により価格により価格転嫁転嫁転嫁転嫁がががが進む進む進む進むも、原料の値上がりもあり競争はも、原料の値上がりもあり競争はも、原料の値上がりもあり競争はも、原料の値上がりもあり競争は厳厳厳厳しいしいしいしい 〇

〇 〇

〇今後今後今後今後の生きの生きの生きの生き残残残残りのためのりのためのりのためのりのための方方方方策策策策 ・中小ならではの

・中小ならではの ・中小ならではの

・中小ならではの強強強強みをみをみをみを活活活活かす(かす(かす(かす(多多多多品品品品種種種種・小・小・小・小ロロロロット・ット・ット・ット・短納期短納期短納期短納期)))) ・

・ ・

・機械機械機械機械設設設設備備備備のののの更新更新更新更新などによる品などによる品などによる品などによる品質向質向質向質向上(古紙の不純物上(古紙の不純物上(古紙の不純物上(古紙の不純物除去・除去・除去・除去・リサイクルリサイクルリサイクルリサイクル技術等技術等技術等技術等)))) ・業

・業 ・業

・業務務務務用の用の用の用のウェウェウェウェイトを高める(イトを高める(イトを高める(イトを高める(比較的比較的比較的比較的価格が高く価格が高く価格が高く価格が高く変変変変動がない)動がない)動がない)動がない) ・

・ ・

・取引先取引先取引先取引先とのとのとのとの関係強関係強関係強関係強化(リサイクル・化(リサイクル・化(リサイクル・化(リサイクル・環境環境環境環境保保保保全全全全のののの提案提案提案提案、安定供、安定供、安定供、安定供給給給給、、、、アアアアフターサーフターサーフターサーフターサービスビスビスビス)))) ・

・ ・

・地地地地産産産産地地地地消に消に消に消に活路活路活路活路(古紙リサイクル(古紙リサイクル(古紙リサイクル(古紙リサイクル循環循環循環循環)))) (どうしても中小では

(どうしても中小では (どうしても中小では

参照

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・各企業が実施している活動事例の紹介と共有 発起人 東京電力㈱ 福島復興本社代表 石崎 芳行 事務局

第1回 平成27年6月11日 第2回 平成28年4月26日 第3回 平成28年6月24日 第4回 平成28年8月29日

平成 26 年度 東田端地区 平成 26 年6月~令和元年6月 平成 26 年度 昭和町地区 平成 26 年6月~令和元年6月 平成 28 年度 東十条1丁目地区 平成 29 年3月~令和4年3月

夜真っ暗な中、電気をつけて夜遅くまで かけて片付けた。その時思ったのが、全 体的にボランティアの数がこの震災の規

平成 26 年 2 月 28 日付 25 環都環第 605 号(諮問第 417 号)で諮問があったこのことに

本協定の有効期間は,平成 年 月 日から平成 年 月

令和4年3月8日(火) 9:00 ~ 9:50 10:10 ~ 11:00 11:20 ~ 12:10 国  語 理  科 英  語 令和4年3月9日(水) 9:00 ~ 9:50 10:10 ~

営業使用開始年月 昭和 ・ 平成 ●●年 ●●月. 運 転 年 数 ●●年