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関西学院大学

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(1)

関西学院大学

2012年度

自己点検・評価報告書

(付:大学基準協会認証評価結果)

人間福祉研究科

2014年3月

(2)

本 書 は 、大 学 評 価 ( 認 証 評 価 )の た め に 本 学 が 大 学 基 準 協 会 に 提 出 し た「 関 西 学 院 大 学 2012 年 度 自 己 点 検・評 価 報 告 書 」( 2013 年 3 月 )と 大 学 基 準 協 会 の 評 価 結 果( 2014 年 3 月 ) で あ る 。

構 成 は 、 大 学 基 準 協 会 の 評 価 結 果 ( 結 果 と 総 評 の 前 文 )、 各 章 の 報 告 書 に お け る 本 学 の 記 述 ( 1 ~ 3 ) と 大 学 基 準 協 会 の 評 価 結 果 で あ る が 、 章 に よ っ て は 評 価 結 果 が な い も の が あ る 。

評 価 結 果

評 価 の 結 果 、貴 大 学 は 本 協 会 の 大 学 基 準 に 適 合 し て い る と 認 定 す る 。 認 定 の 期 間 は 2021( 平 成 33) 年 3 月 31 日 ま で と す る 。

総 評

貴 大 学 は 、1889( 明 治 22) 年 に キ リ ス ト 教 主 義 教 育 と い う 理 念 の も と 、 神 学 部 と 普 通 学 部 を 持 つ 「 関 西 学 院 」 と し て 創 立 さ れ た 。1932( 昭 和 7 ) 年 に 「 大 学 令 」 に よ る 旧 制 大 学 へ と 移 行 し た 後 、1948( 昭 和 23) 年 に 学 校 教 育 法 に よ り 新 制 大 学 と な り 、 学 部 ・ 学 科 お よ び 研 究 科 の 改 組 、 キ ャ ン パ ス 開 設 を 経 て 、 現 在 は 11 学 部 ( 神 学 部 、 文 学 部 、 社 会 学 部 、法 学 部 、経 済 学 部 、商 学 部 、理 工 学 部 、総 合 政 策 学 部 、人 間 福 祉 学 部 、教 育 学 部 、 国 際 学 部 )、13研 究 科( 神 学 研 究 科 、文 学 研 究 科 、社 会 学 研 究 科 、法 学 研 究 科 、経 済 学 研 究 科 、 商 学 研 究 科 、 理 工 学 研 究 科 、 総 合 政 策 研 究 科 、 言 語 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 文 化 研 究 科 、 人 間 福 祉 研 究 科 、 教 育 学 研 究 科 、 司 法 研 究 科 、 経 営 戦 略 研 究 科 ) を 擁 す る 総 合 大 学 へ と 発 展 し て い る 。 キ ャ ン パ ス は 、 兵 庫 県 西 宮 市 の 西 宮 上 ケ 原 キ ャ ン パ ス の ほ か 、 隣 接 す る 西 宮 聖 和 キ ャ ン パ ス 、 同 県 三 田 市 に 神 戸 三 田 キ ャ ン パ ス と 3 キ ャ ン パ ス を 有 し 、 キ リ ス ト 教 主 義 に 基 づ く 教 育 ・ 研 究 活 動 を 展 開 し て い る 。

な お 、経 営 戦 略 研 究 科 経 営 戦 略 専 攻 は 2009( 平 成 21)年 度 に 特 定 非 営 利 活 動 法 人 A B E S T21 の 専 門 職 大 学 院 認 証 評 価 を 受 け て お り 、 そ れ 以 降 の 改 善 状 況 を 踏 ま え て 、 大 学 評 価 ( 機 関 別 認 証 評 価 ) の 観 点 か ら 評 価 を 行 っ た 。 司 法 研 究 科 は 本 年 度 に 公 益 財 団 法 人 日 弁 連 法 務 研 究 財 団 の 専 門 職 大 学 院 認 証 評 価 を 、 経 営 戦 略 研 究 科 会 計 専 門 職 専 攻 は 本 年 度 に 特 定 非 営 利 法 人 国 際 会 計 教 育 協 会 会 計 大 学 院 評 価 機 構 の 専 門 職 大 学 院 認 証 評 価 を 受 け て い る た め 、 基 準 4 「 教 育 内 容 ・ 方 法 ・ 成 果 」 に つ い て 、 そ れ ぞ れ の 専 門 職 大 学 院 認 証 評 価 結 果 に 委 ね る 。

(3)

第1章 理念・目的

現 状 の 説 明

(1) 大 学 ・学 部 ・研 究 科 等 の理 念 ・目 的 は、適 切 に設 定 されているか。

1)理 念

人 間 福 祉 研 究 科 の理 念 と目 的 については、2007年 に文 部 科 学 省 に提 出 した研 究 科 設 置 の趣 旨 において、次 のように明 示 されている。すなわち「『人 間 と社 会 (環 境 )の交 互 作 用 』の中 で生 起 し複 雑 化 する社 会 福 祉 に関 わる諸 問 題 に対 応 すべく、より幅 広 い研 究 および教 育 、そ して社 会 への貢 献 といった諸 側 面 から対 応 できる大 学 院 教 育 ・研 究 基 盤 として『人 間 福 祉 研 究 科 人 間 福 祉 専 攻 』を設 置 する。」となっている。1 - 3 6 ) また、2011年 度 も、理 念 と目 的 について 大 学 院 諸 問 題 検 討 委 員 会 および研 究 科 委 員 会 において継 続 して検 討 を重 ね、人 間 福 祉 研 究 科 教 育 課 程 の基 本 理 念 を関 西 学 院 公 式Webサ イ トにおいて公 開 した。具 体 的 には、関 西 学 院 の 建 学 の 精 神 で あ る キ リ ス ト 教 主 義 教 育 と ス ク ー ル モ ッ ト ー で あ る “Mastery for Service”(奉 仕 のための練 達 )を基 本 にして、急 速 なグローバル化 と少 子 高 齢 社 会 等 の下 で 変 化 する価 値 観 の中 で、多 様 化 する社 会 的 、心 理 的 、あるいは政 治 的 、経 済 的 問 題 に対 す る精 緻 な分 析 能 力 を保 持 し、社 会 福 祉 学 を基 本 にした学 際 的 なアプローチで、問 題 解 決 に 向 けた高 い実 践 能 力 や実 証 研 究 能 力 を涵 養 する。これにより、従 来 の社 会 福 祉 学 分 野 にと どまらず、隣 接 した領 域 においても指 導 的 役 割 を担 える人 材 養 成 や研 究 者 の育 成 を果 たすこ とを人 間 福 祉 研 究 科 人 間 福 祉 専 攻 の教 育 研 究 目 的 (ミッション)として据 えている。前 期 課 程 では人 間 福 祉 の諸 分 野 を学 び、高 い学 識 と高 度 な専 門 的 知 識 を持 ち、リサーチ能 力 、分 析 能 力 、政 策 立 案 能 力 を保 持 し、社 会 の様 々な場 においてその専 門 性 を発 揮 し、社 会 に貢 献 できる人 材 の育 成 を重 視 していく。同 時 に、後 期 課 程 に進 学 するための研 究 指 導 と教 育 を行 う。

2)目 的 ・目 標

博 士 課 程 前 期 課 程 の教 育 ・研 究 の目 的 を高 度 な専 門 的 知 識 と問 題 解 決 能 力 を備 えた 人 材 の養 成 、そして博 士 課 程 後 期 課 程 の教 育 ・研 究 目 的 をより高 度 で独 創 的 な研 究 能 力 を 備 えた人 材 の養 成 とし、 研 究 科 教 育 課 程 の 基 本 理 念 として、前 期 課 程 8 項 目 、 後 期 課 程 5 項 目 を列 挙 している。 1 - 3 6 ) 関 西 学 院 大 学 大 学 院 学 則 第 1章 第 3条 第 3項 (別 表 )には「前 期 課 程 では、人 間 福 祉 の諸 分 野 を学 び、高 い学 識 と高 度 な専 門 的 知 識 を持 ち、リサーチ能 力 、 分 析 能 力 、政 策 立 案 能 力 を涵 養 し、社 会 の様 々な場 においてその専 門 性 を発 揮 し、社 会 に 貢 献 できる人 材 の育 成 を目 的 とする。」、そして、「後 期 課 程 では、人 間 福 祉 の領 域 における高 度 な研 究 能 力 を涵 養 し、学 問 研 究 の継 承 と独 自 的 な研 究 により博 士 学 位 を取 得 できる人 材 の育 成 を目 的 とする。」として人 材 育 成 の目 的 を示 している。1 - 2 2 )

3)教 育 目 標

具 体 的 な教 育 目 標 は、次 の通 りである。

[前 期 課 程 ]

① 建 学 の精 神 で あ る キ リ スト 教 主 義 教 育 の 価 値 観 、 並 び に ス ク ー ル・ モ ット ー “Mastery for Service”の理 念 を 理 解 し実 践 に 反 映 できる能 力 の 育 成 。②人 間 福 祉 の基 礎 と なる価 値 ・ 思 想 ・理 論 ・歴 史 、並 びに学 問 的 方 法 の修 得 。③児 童 、高 齢 者 、障 害 者 等 の社 会 福 祉 学

(4)

分 野 の 研 究 。④ソ ーシ ャ ル ワー ク 諸 理 論 の 理 解 と 実 践 方 法 の 分 析 や 開 発 能 力 の 育 成 。⑤ 社 会 福 祉 政 策 、社 会 保 障 、社 会 福 祉 行 財 政 、国 際 福 祉 に関 する分 析 と問 題 解 決 能 力 の 修 得 。⑥人 間 の生 と死 にかかわる本 質 的 な課 題 や健 康 ・スポーツ、身 体 論 についての理 解 と 実 践 能 力 の涵 養 。⑦人 間 福 祉 の諸 領 域 におけるリサーチ方 法 、分 析 能 力 、立 案 能 力 の涵 養 。⑧専 門 職 に対 するスーパービジョン能 力 の涵 養 。

[後 期 課 程 ]

①キリスト教 並 びにスクール・モットー“Mastery for Service”の理 念 、さらに社 会 福 祉 の価 値 を理 解 し、将 来 人 間 福 祉 に関 連 した研 究 並 びに教 育 活 動 を通 じて学 問 の発 展 と現 代 社 会 に 生 きる人 々の幸 福 (Well‐ being)に寄 与 する指 導 的 立 場 を担 える人 材 の育 成 。②人 間 福 祉 関 連 諸 科 学 の 方 法 論 の 修 得 。 ③人 間 福 祉 に関 連 する 種 々 の 国 内 及 び 海 外 に おける論 文 、著 書 、資 料 を通 して科 学 的 な見 地 から問 題 を分 析 し、概 念 化 できる能 力 の涵 養 。④高 い 量 的 ・質 的 リサーチ技 法 を諸 々の分 野 で実 践 できる人 材 育 成 。⑤研 究 者 の養 成 。

2008年 4月 の開 設 以 来 、こうした理 念 および目 的 に沿 って、研 究 科 の教 育 および研 究 を進 めて おり、すでに多 くの学 位 (修 士 [人 間 福 祉 ]29名 、博 士 [人 間 福 祉 ]11名 )を授 与 し、有 能 な人 材 を世 に送 り出 している。1 - 37 ) よって人 間 福 祉 研 究 科 の理 念 および目 的 は妥 当 であると判 断 する。

理 念 および目 的 については、大 学 院 諸 問 題 検 討 委 員 会 および研 究 科 委 員 会 において不 断 の検 討 を行 い、社 会 情 勢 等 の変 化 による社 会 的 要 請 の変 化 に対 応 する努 力 を重 ねている。こう した検 討 を踏 まえ、2012年 度 からは、新 たな科 目 を追 加 し、非 常 勤 講 師 等 の採 用 を行 い、人 間 福 祉 研 究 科 の理 念 と目 的 に沿 って、教 育 課 程 の質 の向 上 を図 っている。1 - 3 8 )

人 間 福 祉 研 究 科 教 育 課 程 の 基 本 理 念 は 関 西 学 院 公 式Webサ イ ト に お い て 公 開 し て い

る。1 - 3 9 )

(2) 大 学 ・ 学 部 ・研 究 科 等 の理 念 ・ 目 的 が、 大 学 構 成 員 ( 教 職 員 および学 生 ) に周 知 さ れ、社 会 に公 表 されているか。

人 間 福 祉 研 究 科 の理 念 ・目 的 については、関 西 学 院 公 式Webサイトの人 間 福 祉 研 究 科 の ページの「大 学 院 進 学 」の中 で、広 く学 内 外 にそ の詳 細 を紹 介 している。1 - 8 8 ) 人 間 福 祉 学 部 が 開 設 当 初 よ り 発 行 し 、 学 部 生 、 大 学 院 生 、 大 学 図 書 館 、 学 外 研 究 機 関 に 配 付 し てい る 学 部 紀 要 『Human Welfare』1 - 8 9 ) や学 術 誌 『人 間 福 祉 学 研 究 』1 - 9 0 ) においても研 究 科 の理 念 ・目 的 や、研 究 科 における教 育 ・研 究 の動 向 についても情 報 を提 供 している。

人 間 福 祉 学 部 生 や大 学 内 の他 学 部 生 に対 しては、年 2回 の説 明 会 を継 続 して実 施 しており、

研 究 科 の理 念 ・目 的 や大 学 院 入 試 などについて丁 寧 な説 明 を行 っている。

(3) 大 学 ・ 学 部 ・ 研 究 科 等 の 理 念 ・ 目 的 の 適 切 性 に つ い て 定 期 的 に 検 証 を 行 っ て い る か。

研 究 科 の理 念 ・目 的 の適 切 性 については、開 設 当 初 より6名 の委 員 からなる大 学 院 諸 問 題 検 討 委 員 会 を設 け、定 期 的 (概 ね2ヶ月 ごと)に検 討 を実 施 してきた。検 討 委 員 会 で検 討 されたこ とについては研 究 科 委 員 会 において報 告 あるいは審 議 され、理 念 ・目 的 の適 切 性 についての継 続 的 な検 証 がなされている。社 会 情 勢 の変 化 に よる社 会 的 要 請 の変 化 に照 らして、また、実 践 および研 究 的 、学 術 的 要 請 に照 らしても、両 委 員 会 において理 念 ・目 的 の適 切 性 について不 断 の検 討 をしてきた。こうした検 討 が2012年 度 における新 たな科 目 の追 加 となっている。1 - 3 8 ) また、大 学 基 準 協 会 の大 学 基 準 に準 拠 した基 準 により自 己 点 検 ・評 価 を実 施 し、点 検 ・評 価 を行 っている。

(5)

点 検 ・ 評 価

(1) 効 果 が上 がっている事 項 な し

(2) 改 善 すべき事 項 な し

将 来 に 向 け た 発 展 方 策

(1) 効 果 が上 がっている事 項 な し

(2) 改 善 すべき事 項 な し

(6)

第3章 教員・教員組織

現 状 の 説 明

(1) 大 学 として求 める教 員 像 および教 員 組 織 の編 制 方 針 を明 確 に定 めているか。

1)教 員 像

人 間 福 祉 研 究 科 の 教 員 像 お よ び 教 員 組 織 の 編 制 に つ い て は 、 2007 年 に 文 部 科 学 省 に 設 置 申 請 をした際 に提 出 し、承 認 された「関 西 学 院 大 学 大 学 院 人 間 福 祉 研 究 科 人 間 福 祉 専 攻 の設 置 の趣 旨 および特 に設 置 を必 要 とする理 由 」において明 示 されている。すなわち「人 間 福 祉 研 究 科 の専 任 教 員 は人 間 福 祉 学 部 の教 授 ・准 教 授 ・専 任 講 師 ・助 教 であって、人 間 福 祉 研 究 科 が 大 学 院 教 員 と し て 認 めた 教 員 を も っ て 構 成 す る 。 大 学 院 教 員 は そ れ ぞれ の 専 門 領 域 を通 じて研 究 教 育 に従 事 する。ほぼすべての科 目 は本 学 の専 任 教 員 が主 として担 当 する。」としている。そして、同 設 置 趣 旨 書 には、研 究 科 の博 士 課 程 前 期 課 程 および後 期 課 程 の基 本 理 念 と目 的 に沿 って提 供 される科 目 を担 当 する前 期 課 程 指 導 教 員 および後 期 課 指 導 程 教 員 の適 切 な配 置 を行 っている旨 を明 記 している3 - 6 0 )

2)教 員 組 織 の編 制 方 針

教 員 組 織 の編 制 方 針 に ついては、上 述 の 教 員 像 を踏 まえた 教 員 配 置 を 実 効 ならしめるた めの専 任 教 員 採 用 人 事 体 制 に関 する申 し合 わせ、および人 事 構 想 委 員 会 を設 けるとともに、

教 員 採 用 に関 する詳 細 な規 定 を設 けるとともに、教 員 の昇 任 人 事 に関 する規 定 を設 け、教 員 像 および教 員 組 織 の編 制 方 針 をより明 確 にしている。3 - 61 ) , 3 - 6 2 ) , 3 - 6 3 )

(2) 学 部 ・研 究 科 等 の教 育 課 程 に相 応 しい教 員 組 織 を整 備 しているか。

人 間 福 祉 研 究 科 の理 念 ・目 的 を具 現 すべく、ディプロマ・ポリシーおよびカリキュラム・ポリシーを 明 らかにし、博 士 課 程 前 期 課 程 および博 士 課 程 後 期 課 程 の具 体 的 な教 育 課 程 を公 にしている。

3 - 91 ) こうした教 育 課 程 を担 当 する教 員 組 織 の整 備 については、人 間 福 祉 研 究 科 委 員 会 、後 期

課 程 指 導 教 員 委 員 会 に おいて 教 育 、 研 究 、 社 会 貢 献 の 業 績 が 審 査 され 、 承 認 という 方 針 に 基 づいて整 備 している。3 - 6 3 ) また、文 部 科 学 省 の大 学 院 設 置 基 準 に従 って、適 切 な大 学 院 博 士 課 程 前 期 課 程 指 導 教 員 および博 士 課 程 後 期 課 程 指 導 教 員 の質 と量 を確 保 している(2012 年 4月 現 在 、前 期 課 程 指 導 教 員 25名 、後 期 課 程 指 導 教 員 7名 )。よって教 育 課 程 に相 応 しい 教 員 配 置 が整 備 されている。3 - 67 )

(3) 教 員 の募 集 ・採 用 ・昇 格 は適 切 に行 われているか。

大 学 の採 用 人 事 規 程 および昇 任 人 事 規 程 に加 え、職 位 (教 授 ・准 教 授 ・専 任 講 師 ・助 教 ) ごとのより詳 細 な研 究 ・教 育 業 績 に関 する人 間 福 祉 研 究 科 独 自 の厳 格 な採 用 および昇 任 人 事 規 程 を 設 け て い る 。3 - 61 ) , 3 - 6 2 ) , 3 - 6 3 )採 用 人 事 に お い て は 、 人 間 福 祉 研 究 科 委 員 長 が 、 人 事 方 針

(募 集 方 法 を 含 む) を 決 める 人 事 委 員 会 お よび 、 人 事 方 針 に 則 り 詳 細 か つ 厳 正 な 業 績 審 査 を 行 う 人 事 審 査 委 員 会 を 設 置 し 、 審 問 す る 。 人 事 審 査 委 員 会 は 厳 正 な 審 査 を 行 い 、 答 申 を 研 究 科 委 員 長 に提 出 し、研 究 科 委 員 会 において審 議 、決 定 されることとなっている。また昇 任 人 事 に関 しても研 究 科 委 員 長 によって昇 任 人 事 審 査 委 員 会 が設 けられ、厳 格 な審 査 結 果 について の 答 申 を 求 め 、 研 究 科 委 員 会 お よ び 後 期 課 程 指 導 教 員 委 員 会 に お い て 審 議 、 決 定 さ れ る 。 よって教 員 の募 集 ・採 用 ・昇 格 は極 めて適 切 に行 われている。

(7)

(4) 教 員 の資 質 の向 上 を図 るための方 策 を講 じているか。

教 員 の資 質 向 上 のための方 策 は、設 置 趣 旨 書 に明 記 され、それに基 づき、①教 員 の最 新 の 研 究 業 績 を 常 時 公 開 し 、研 究 水 準 の 維 持 向 上 を図 る、 ② 最 新 の 研 究 を 大 学 教 育 に 生 かし て いくために、内 外 の教 育 の方 法 や諸 問 題 を検 討 する研 修 会 を開 催 する、③文 部 科 学 省 や厚 生 労 働 省 関 係 の研 究 費 など内 外 の研 究 費 を積 極 的 に利 用 し、常 に研 究 の向 上 を図 る、などを積 極 的 に行 っている。人 間 福 祉 学 部 開 設 時 よりFD委 員 会 を設 け、学 部 および研 究 科 教 員 のファ カルティ・ディベロップメント(FD)の一 環 として、研 究 会 を年 4回 開 催 し、教 員 の最 新 の研 究 発 表 に 基 づく 活 発 な 討 議 が な され 、 教 員 の 資 質 向 上 に 貢 献 し て い る。3 - 13 5 ) , 3 - 13 6 ) 日 本 学 術 振 興 会 科 学 研 究 費 補 助 金 に関 しては、開 設 当 初 より、応 募 者 、採 択 者 の人 数 は関 西 学 院 大 学 の文 系 学 部 ・研 究 科 の中 ではトップクラスを維 持 し、教 員 の資 質 向 上 に寄 与 するとともに研 究 科 の教 育 の質 向 上 にも貢 献 している。教 員 の具 体 的 な教 育 研 究 活 動 等 の評 価 については、関 西 学 院 大 学 の研 究 業 績 データベースおよび人 間 福 祉 学 部 研 究 会 発 行 の『Human Welfare』においてそ の成 果 を公 表 するとともに意 見 ・交 換 を行 っている。

点 検 ・ 評 価

(1) 効 果 が上 がっている事 項 な し

(2) 改 善 すべき事 項 な し

将 来 に 向 け た 発 展 方 策

(1) 効 果 が上 がっている事 項 な し

(2) 改 善 すべき事 項 な し

評 価 結 果

総 評

教 員 組 織 の 編 制 方 針 と し て 、 博 士 課 程 前 期 課 程 お よ び 博 士 課 程 後 期 課 程 の 教 育 課 程 を す べ て 専 任 教 員 が 担 当 し 、 専 門 科 目 の 担 当 教 員 を バ ラ ン ス よ く 配 置 す る な ど を 定 め て い る 。

教 員 組 織 は 、人 間 福 祉 学 部 の 専 任 教 員 を 前 提 と し つ つ 、「 人 間 福 祉 研 究 科 大 学 院 指 導 教 員 任 用 に 関 す る 内 規 」 を 定 め 、 選 考 過 程 の 透 明 性 に 努 め な が ら 、 適 切 な 人 数 と 質 を 担 保 し て い る 。

教 員 の 資 質 向 上 を 図 る 取 り 組 み は 、 科 学 研 究 費 補 助 金 を 積 極 的 に 活 用 し 、 常 に 研 究 力 の 向 上 を 図 る な ど 、 4 つ の 基 本 方 針 を も と に 取 り 組 ん で い る 。 ま た 、 教 員 の 諸 活 動 に つ い て は 、 大 学 の 研 究 業 績 デ ー タ ベ ー ス お よ び 学 部 の 雑 誌 『HumanWelfare』 に お い て 公 表 し て い る 。

(8)

教 員 組 織 の 適 切 性 は 、研 究 科 委 員 長 を 長 と す る「 人 事 構 想 委 員 会 」に て 検 証 し て い る 。

(9)

第4章 教育内容・方法・成果

1.

教 育 目 標 、 学 位 授 与 方 針 、 教 育 課 程 の 編 成 ・ 実 施 方 針

現 状 の 説 明

(1) 教 育 目 標 に基 づき学 位 授 与 方 針 を明 示 しているか。

人 間 福 祉 研 究 科 の学 位 授 与 の方 針 は、教 育 課 程 の基 本 理 念 に基 づき、それまでの教 育 ・ 指 導 の方 針 を踏 まえながら、研 究 科 委 員 会 や大 学 院 諸 問 題 検 討 委 員 会 において幾 度 も検 討 されて、関 西 学 院 公 式Webサイトの中 で学 位 授 与 方 針 という形 で明 示 されている。 4 .1 - 4 4 ) また、

学 位 授 与 の方 針 としては明 確 に示 されているわけではないが、学 位 授 与 方 針 とほぼ同 様 の内 容 が 、 人 間 福 祉 研 究 科 の 大 学 院 案 内 や 入 学 試 験 の 要 項 等 にも 示 さ れて いる 。 具 体 的 に は、 以 下 に示 した。

[前 期 課 程 ]

人 間 福 祉 研 究 の 基 礎 とな る 思 想 ・ 理 論 ・ 歴 史 、 およ び そ の 応 用 と 発 展 に つな が る 社 会 科 学 と人 間 科 学 の関 連 領 域 を学 び、福 祉 社 会 の維 持 ・発 展 に貢 献 できる知 識 や技 術 を備 えた 人 材 を育 成 する。福 祉 の現 場 における実 践 者 だけでなく、行 政 や教 育 分 野 等 で活 動 できる人 材 、また社 会 起 業 を目 指 す人 材 の育 成 にも取 り組 む。専 門 領 域 の高 度 な知 識 はもちろん、実 践 的 な技 法 の修 得 も求 めることになる。在 籍 者 はこれらの知 識 や技 法 を活 かして研 究 をまとめ、

修 士 論 文 を 提 出 す る。 そ の審 査 に 合 格 し た 者 に は 、 修 士 ( 人 間 福 祉 )Master of Arts in Human Welfare Studiesの学 位 を授 与 する。

[後 期 課 程 ]

後 期 課 程 では、前 期 課 程 で修 得 した専 門 知 識 と実 践 的 技 法 を活 用 して研 究 に取 り組 める ように、指 導 教 授 が中 心 となって研 究 指 導 を行 う。在 籍 者 は、高 い水 準 のリサーチから得 た独 自 データを活 用 するだけでなく、専 門 領 域 に新 たな理 論 的 枠 組 みを提 供 する独 創 的 な知 見 に 基 づいて研 究 成 果 をまとめ、博 士 学 位 申 請 論 文 を提 出 する。その審 査 に合 格 した者 には、博 士 (人 間 福 祉 )Doctor of Philosophy in Human Welfare Studiesの学 位 を授 与 する。

学 位 授 与 の方 針 としては、明 確 に示 されているわけではないが、ディプロマ・ポリシーとほぼ同 様 の内 容 が、人 間 福 祉 研 究 科 の大 学 院 案 内 や入 学 試 験 の要 項 等 にも示 されている。

(2) 教 育 目 標 に基 づき教 育 課 程 の編 成 ・実 施 方 針 を明 示 しているか。

人 間 福 祉 研 究 科 で は 、 教 育 目 標 お よび 学 位 授 与 方 針 に 基 づ いて 教 育 課 程 の 編 成 ・ 実 施 方 針 を作 成 しており、それらを教 育 課 程 の編 成 ・実 施 方 針 という形 で関 西 学 院 公 式Webサイトに おいて公 表 している。4 .1 - 4 4 ) この教 育 課 程 の編 成 ・実 施 方 針 も大 学 院 諸 問 題 検 討 委 員 会 および 研 究 科 委 員 会 で議 論 を重 ね、2011年 度 中 に作 成 したものである。

1)前 期 課 程 の教 育 課 程 の編 成 ・実 施 方 針

各 授 業 科 目 を4つの科 目 群 に分 け、配 置 している。それらは、社 会 福 祉 の様 々な分 野 につ いて学 ぶ「人 と社 会 (環 境 )の交 互 作 用 系 」 、福 祉 社 会 を 支 える国 家 や社 会 の構 造 について 学 ぶ「 社 会 系 」 、人 のこころと身 体 に かかわる問 題 について学 ぶ「人 間 系 」、そして最 後 に、研 究 科 全 体 に共 通 する内 容 を学 ぶ「共 通 科 目 」である。これらの科 目 を修 得 することで高 度 な知 識 と専 門 的 技 法 を身 に付 け、その成 果 を修 士 論 文 としてまとめることができるよう論 文 指 導 を行

(10)

うことを目 指 している。

2)後 期 課 程 の教 育 課 程 の編 成 ・実 施 方 針

在 籍 者 が研 究 テーマに即 して指 導 教 授 を選 び、その指 導 の下 で博 士 論 文 の作 成 に取 り組 めるようにカリキュラムを整 備 している。教 育 課 程 の編 成 ・実 施 方 針 としては、国 内 外 の文 献 研 究 や 質 的 ・ 量 的 な リサ ーチの 実 施 といった こと で研 究 を 深 めるだ けでな く、 学 会 での 報 告 や 研 究 論 文 の学 術 雑 誌 への投 稿 ・掲 載 で成 果 を社 会 に問 うことを求 め、これらの成 果 をまとめて博 士 論 文 を完 成 できるように論 文 指 導 を行 うこととなっている。また、本 後 期 課 程 では、博 士 学 位 キャンディデート制 を設 けており、1年 以 内 に博 士 論 文 を提 出 できると研 究 科 から認 められた者 を キャンディデートとし、その後 、博 士 論 文 を提 出 するよう指 導 するというポリシーを明 示 している。

(3) 教 育 目 標 、 学 位 授 与 方 針 および 教 育 課 程 の編 成 ・ 実 施 方 針 が、 大 学 構 成 員(教 職 員 および学 生 等)に周 知 され、社 会 に公 表 されているか。

人 間 福 祉 研 究 科 の 学 位 授 与 方 針 お よ び 教 育 課 程 の 編 成 ・ 実 施 方 針 は 、 関 西 学 院 公 式 Webサイトの人 間 福 祉 研 究 科 のページ通 して教 職 員 、学 生 に対 して周 知 し、社 会 にも広 く公 表 さ れている。4 .1 - 4 4 )また、 それ らの 編 成 ・実 施 方 針 は 、研 究 科 の 入 学 試 験 の 要 項 の 中 に もある程 度 記 載 されて おり、教 職 員 や受 験 生 等 に対 し て周 知 するよう配 慮 し ている。さらに、人 間 福 祉 研 究 科 が独 自 で作 成 している授 業 科 目 履 修 心 得 は、大 学 院 の教 育 課 程 全 般 について記 載 されて いるが、 研 究 科 の在 籍 者 には 毎 年 配 布 し、 周 知 を 徹 底 す るよう心 がけ ている。 以 上 のように、 人 間 福 祉 研 究 科 の学 位 授 与 方 針 および教 育 課 程 の編 成 ・実 施 方 針 は、様 々な広 報 媒 体 を通 し て、教 職 員 ・学 生 などの大 学 構 成 員 への周 知 を徹 底 しており、また、広 く社 会 に公 表 する努 力 を している。

(4) 教 育 目 標 、学 位 授 与 方 針 および教 育 課 程 の編 成 ・実 施 方 針 の適 切 性 について定 期 的 に検 証 を行 っているか。

人 間 福 祉 研 究 科 の教 育 目 標 、学 位 授 与 方 針 および教 育 課 程 の編 成 ・実 施 方 針 の適 切 性 の定 期 的 な検 証 については、研 究 科 委 員 長 を代 表 とし、研 究 科 担 当 の全 教 員 が集 まる月 1回 の研 究 科 委 員 会 、さらに、研 究 科 の代 表 者 数 名 が月 1回 程 度 集 まり、前 期 課 程 および後 期 課 程 における様 々な問 題 や課 題 を検 討 する大 学 院 諸 問 題 検 討 委 員 会 があり、これまでのところ、そ れ ら の 委 員 会 で ア ドホ ッ ク に 検 証 し て い る 。4 .1 - 119 ) 特 に 、 2011 年 度 は 、 大 学 院 の 教 育 課 程 の 編 成 ・実 施 方 針 の適 切 性 を何 度 か検 証 した結 果 、カリキュラムの見 直 しが必 要 であることを認 識 し、

2012年 度 にカリキュラムの改 正 を行 ったところである。4 .1 - 12 0 ) p . 5~7

点 検 ・ 評 価

(1) 効 果 が上 がっている事 項 な し

(2) 改 善 すべき事 項 な し

将 来 に 向 け た 発 展 方 策

(1) 効 果 が上 がっている事 項 な し

(11)

(2) 改 善 すべき事 項 な し

評 価 結 果

総 評

学 位 授 与 方 針 に は 、 貴 大 学 の 理 念 を 理 解 し 、 実 践 に 反 映 で き る 能 力 の 育 成 な ど を 掲 げ た 基 本 理 念 の 下 で 、「 福 祉 社 会 の 維 持 ・ 発 展 に 貢 献 で き る 知 識 や 技 術 を 備 え た 人 材 を 育 成 す る 」 な ど を 課 程 ご と に 定 め て い る が 、 人 材 養 成 の 目 的 や 学 位 論 文 提 出 の プ ロ セ ス の 説 明 に 偏 っ て お り 、 修 得 し て お く べ き 学 習 成 果 が 明 確 で な い 。

ま た 、 学 位 授 与 方 針 に 基 づ い た 教 育 課 程 の 編 成 ・ 実 施 方 針 を 課 程 ご と に 定 め て お り 、 こ れ ら は 『 履 修 心 得 』 お よ び ウ ェ ブ ペ ー ジ で 公 開 さ れ て い る 。

教 育 目 標 、学 位 授 与 方 針 お よ び 教 育 課 程 の 編 成・実 施 方 針 の 適 切 性 の 検 証 に つ い て は 、

「 研 究 科 委 員 会 」「 大 学 院 諸 問 題 検 討 委 員 会 」 に お い て 実 施 し 、 検 証 プ ロ セ ス を 適 切 に 機 能 さ せ 、 改 善 に つ な げ て い る 。

(12)

第4章 教育内容・方法・成果

2.教 育 課 程 ・ 教 育 内 容

現 状 の 説 明

(1) 教 育 課 程 の 編 成 ・ 実 施 方 針 に 基 づ き 、 授 業 科 目 を 適 切 に 開 設 し 、 教 育 課 程 を 体 系 的 に編 成 しているか。

人 間 福 祉 研 究 科 においては、教 育 課 程 の編 成 ・実 施 方 針 に基 づき、授 業 科 目 を適 切 に開 設 し、教 育 課 程 を体 系 的 に編 成 しているが、具 体 的 なカリキュラム編 成 については、関 西 学 院 公 式Webページの人 間 福 祉 研 究 科 のページ、関 西 学 院 大 学 大 学 院 案 内 、授 業 科 目 履 修 心 得 等 において明 示 している。4 . 2 - 47 ) , 4 . 2 - 4 8 )p . 2 6, 4 . 2 - 4 9 )p . 5 ~ 7 ・ 2 5

前 期 課 程 においては、カリキュラムは専 門 基 礎 科 目 (必 修 科 目 )、研 究 演 習 (必 修 科 目 )と専 門 選 択 科 目 (選 択 科 目 )、および実 習 ・実 務 科 目 (選 択 科 目 )から構 成 されており、2011年 度 以 前 の 入 学 生 に は、 必 修 科 目 14 単 位 を 含 む 34 単 位 以 上 の 単 位 を 取 得 し 、 さら に 修 士 論 文 の 提 出 を必 修 としている。専 門 基 礎 科 目 は、研 究 科 共 通 の基 礎 科 目 となるもので、2科 目 を配 置 して いる。研 究 演 習 は、それぞれの分 野 、方 法 における高 度 な学 術 知 識 の修 得 と修 士 論 文 作 成 の ための研 究 指 導 を 行 う 科 目 であり 、 いわゆる 各 教 員 のゼミ である。 専 門 選 択 科 目 は 、 人 間 福 祉 研 究 科 独 自 の科 目 であり、4つの科 目 群 に分 けている。まず、人 と社 会 ( 環 境 )の交 互 作 用 に お ける問 題 の専 門 的 解 決 にかかわる科 目 (例 えば「社 会 福 祉 学 理 論 研 究 」、「社 会 福 祉 思 想 史 研 究 」、「ソーシャルワーク実 践 研 究 」)によって構 成 される交 互 作 用 系 科 目 、福 祉 社 会 に関 する 専 門 的 な理 解 にかかわ る科 目 (例 え ば「福 祉 行 財 政 研 究 」 、「 福 祉 国 家 研 究 」 )によって構 成 さ れる社 会 系 科 目 、そして人 間 (こころと身 体 )に関 する専 門 的 な理 解 にかかわる科 目 (たとえば「死 生 学 研 究 」、「健 康 科 学 研 究 」)によって構 成 される人 間 系 科 目 の3つの科 目 群 である。さらにこう した専 門 科 目 の理 解 を支 え、専 門 的 研 究 を進 めるための研 究 方 法 として「量 的 調 査 法 」、「質 的 調 査 法 」 を 共 通 科 目 と し て 配 置 し て い る 。 な お 、 人 間 福 祉 研 究 科 に お い て は 、 学 部 と 同 様 、 実 習 ・実 務 科 目 として「アドバンスト・フィールドワーク」を設 けている。この科 目 では、各 自 の専 門 領 域 および研 究 対 象 に従 い、社 会 福 祉 施 設 、公 的 機 関 、医 療 機 関 、NPO、NGO、スポーツ科 学 施 設 などにおける高 度 な援 助 技 術 などの習 得 、並 びに質 的 ・量 的 調 査 を目 的 とした現 地 調 査 と いったフィールドワークを実 施 する。以 上 のように、前 期 課 程 においては、教 育 目 標 に基 づいたカリ キュラムを体 系 的 に編 成 しており、開 講 している授 業 科 目 も適 切 であるといえる。4 . 2 - 4 9 )p . 5 ~ 7 ・ 2 5

後 期 課 程 については、博 士 論 文 の作 成 を主 たる目 標 としているが、後 期 課 程 の基 本 理 念 や 教 育 目 標 に基 づいて教 育 課 程 が設 定 されている。教 育 課 程 は、研 究 演 習 (必 修 科 目 )と文 献 研 究 (必 修 科 目 )から構 成 されており、在 籍 者 は、研 究 演 習 12単 位 および文 献 研 究 2単 位 の 計 14単 位 を3年 で履 修 することが求 められている。研 究 演 習 では、指 導 教 授 の下 で専 門 領 域 のた めの科 学 方 法 論 を修 得 するとともに、博 士 論 文 の執 筆 に取 り組 む。文 献 研 究 は内 外 の学 術 論 文 、 資 料 を 研 究 し、 博 士 論 文 作 成 のため の 力 を 涵 養 す る。これ らの 授 業 科 目 は 、基 本 的 に は 3 年 の間 に履 修 する必 要 があるが、博 士 論 文 は博 士 課 程 に在 籍 できる6年 の間 に完 成 させなけれ ばならない。従 って、在 籍 者 は残 りの3年 は授 業 科 目 を履 修 する必 要 はなく、博 士 論 文 執 筆 に専 念 することになる。なお、後 期 課 程 では、キャンディデート制 を採 用 しており、その詳 細 は、人 間 福 祉

(13)

研 究 科 内 規 「博 士 論 文 甲 号 ( 課 程 博 士 ) に 関 す る 内 規 」 に 記 され ている 。 博 士 学 位 の キ ャ ン ディデートとは、1年 以 内 に博 士 論 文 を提 出 できると研 究 科 から認 められた者 を指 し、キャンディデー トになるためには、在 籍 者 には一 定 の学 会 発 表 や学 術 論 文 (ファースト・オーサー)の投 稿 ・受 理 といった研 究 業 績 を求 めている。以 上 のように、後 期 課 程 では、指 導 教 員 の指 導 のもと、一 定 の 業 績 をあげ、キャンディデートとなった者 が1年 以 内 に博 士 論 文 を提 出 するという明 確 なカリキュラム 体 制 が あ り 、 そ の 点 で は 、 カ リ キ ュ ラ ム 編 成 は 体 系 的 に 、 ま た 適 切 に 実 施 さ れ て い る と 評 価 で き る。4 . 2 - 4 9 )p . 5 ~ 7 ・ 2 5

(2) 教 育 課 程 の 編 成 ・ 実 施 方 針 に 基 づ き 、 各 課 程 に 相 応 し い 教 育 内 容 を 提 供 し て い る か。

前 期 課 程 に相 応 しい教 育 内 容 の提 供 という点 については、人 間 福 祉 研 究 科 は、一 つの専 攻 しか設 置 していないが、人 間 福 祉 研 究 科 の母 体 となっている人 間 福 祉 学 部 には、社 会 福 祉 学 科 、社 会 起 業 学 科 、人 間 科 学 科 の3つの学 科 がある。人 間 福 祉 研 究 科 が設 置 された当 初 は、

そのベースにある3つの学 科 という観 点 ではなく、人 間 福 祉 という点 から、一 つのカリキュラム編 成 およびそれに基 づく授 業 科 目 の配 置 を行 っていた。しかし、学 部 の完 成 年 度 を迎 えると共 に、各 学 科 の学 生 の進 学 という点 から、3つの学 科 を意 識 したカリキュラム編 成 および授 業 科 目 の配 置 の 必 要 性 が生 じ、検 討 を重 ねた結 果 、2012年 度 から、カリキュラムの中 心 となる専 門 選 択 科 目 に、

人 と 社 会 ( 環 境 ) の交 互 作 用 に お ける 問 題 の 専 門 的 解 決 に かかわ る科 目 によっ て構 成 される交 互 作 用 系 科 目 (社 会 福 祉 学 科 )、福 祉 社 会 に関 する専 門 的 な理 解 にかかわる科 目 によって構 成 される社 会 系 科 目 (社 会 起 業 学 科 )、そして人 間 (こころと身 体 )に関 する専 門 的 な理 解 にかか わる科 目 によ って構 成 される人 間 系 科 目 (人 間 科 学 科 )の3つ の科 目 群 を 編 成 し 、それらの科 目 群 のもとに関 連 する授 業 科 目 を配 置 した。その結 果 、交 互 作 用 系 科 目 は9科 目 、社 会 系 科 目 は 8科 目 、人 間 系 科 目 は7科 目 が置 かれることになり、改 正 以 前 と比 べて、前 期 課 程 に相 応 しい教 育 内 容 を提 供 することとなった。4 . 2 - 4 9 )p . 5 ~ 7 ・ 2 5

後 期 課 程 には、7名 の指 導 教 員 を配 置 している。具 体 的 には、人 と社 会 (環 境 )の交 互 作 用 に 関 して研 究 指 導 する社 会 福 祉 系 教 員 が4名 、社 会 起 業 や福 祉 社 会 を研 究 指 導 する社 会 起 業 系 教 員 が1名 、そして人 間 をこころと身 体 という点 から研 究 指 導 する人 間 科 学 系 教 員 2名 と、 人 間 福 祉 という教 育 内 容 に相 応 しい専 門 性 を有 した指 導 教 員 を配 置 し相 応 しい教 育 内 容 を提 供 している。

点 検 ・ 評 価

(1) 効 果 が上 がっている事 項

人 間 福 祉 研 究 科 では 、2012 年 度 にカリキ ュラ ム改 正 を 実 施 し、 教 育 課 程 を 体 系 的 に 編 成 し 直 し、授 業 科 目 の削 減 や新 しい科 目 の配 置 を行 い、より大 学 院 生 のニーズに応 じたカリキュラム 体 制 を編 成 し直 した。この再 編 成 については、より相 応 しい教 育 内 容 を提 供 しているかという点 に おいて効 果 が上 がっている。4 . 2 - 4 9 )p . 5 ~ 7 ・ 2 5

(2) 改 善 すべき事 項

人 間 福 祉 学 研 究 科 においては、2012年 度 にカリキュラムの改 正 をしたばかりであるものの、今 後

「社 会 福 祉 」、「社 会 起 業 」、「人 間 科 学 」の各 系 の履 修 モデルについて提 示 すべきである。

(14)

将 来 に 向 け た 発 展 方 策

(1) 効 果 が上 がっている事 項

将 来 に向 けた発 展 方 策 については、まず、2012年 度 にカリキュラム改 正 を実 施 したばかりなので、

この2年 間 は改 正 されたカリキュラムの適 切 な実 施 に努 めることがあげられる。その後 、カリキュラム の適 切 性 ・効 果 などについて評 価 を行 う。

(2) 改 善 すべき事 項

特 に前 期 課 程 において「社 会 福 祉 」、「社 会 起 業 」、「人 間 科 学 」の各 系 の履 修 モデルについ て、カリキュラムの適 切 性 ・効 果 の面 から大 学 院 諸 問 題 検 討 委 員 会 において見 直 しを進 める。

評 価 結 果

総 評

博 士 課 程 前 期 課 程 に お け る 教 育 課 程 は 、 専 門 基 礎 科 目 、 研 究 演 習 、 専 門 選 択 科 目 お よ び 実 習 ・ 実 務 科 目 か ら 構 成 さ れ て お り 、 学 生 の 順 次 的 、 体 系 的 な 履 修 へ の 配 慮 が さ れ て い る 。 ま た 、 博 士 課 程 後 期 課 程 に お い て は 、 教 育 課 程 の 編 成 ・ 実 施 方 針 に 基 づ き 、「 研 究 演 習 ( 必 修 科 目 )」 と 「 文 献 研 究 ( 必 修 科 目 )」 が 開 設 さ れ て い る 。 な お 、 1 年 以 内 で 博 士 論 文 の 提 出 が 可 能 な 「 キ ャ ン デ ィ デ ィ ー ト 制 」 が 採 用 さ れ て い る 。 こ れ ま で 貴 研 究 科 は 単 一 の カ リ キ ュ ラ ム 編 成 で あ っ た が 、 完 成 年 度 を 契 機 と し て 専 攻 を 意 識 し 、「 交 互 作 用 系 科 目 」「 社 会 系 科 目 」「 人 間 系 科 目 」 の 3 つ の 科 目 群 に 再 編 成 さ れ 、 専 攻 の 特 色 に 応 じ た 科 目 群 の 配 置 と な っ て い る 。 博 士 課 程 後 期 課 程 に お い て も 、 3 つ の 科 目 群 を 担 当 す る 教 員 を バ ラ ン ス よ く 配 置 し て い る 。

教 育 課 程 の 適 切 性 の 検 証 は 、「 研 究 科 委 員 会 」「 大 学 院 諸 問 題 検 討 委 員 会 」 に お い て 行 わ れ て い る 。

(15)

第4章 教育内容・方法・成果

3.教 育 方 法

現 状 の 説 明

(1) 教 育 方 法 および学 習 指 導 は適 切 か。

1)教 育 方 法

前 期 課 程 では、主 として座 学 を中 心 とした講 義 科 目 、授 業 の中 で様 々な課 題 を通 して体 験 的 ・ 実 践 的 に 学 ぶ 、 あ る いは 各 専 門 領 域 の 現 場 に 入 り 実 践 を 経 験 す る 実 習 等 の 体 験 学 習 科 目 、そして、教 員 と学 生 とのディスカッションを中 心 とした演 習 科 目 の3つの教 育 方 法 を用 いて いる。各 教 育 方 法 については、教 員 が担 当 科 目 のシラバスの中 に明 示 している。4 . 3 - 1 ) また、カ リキュラム全 体 については、関 西 学 院 公 式Webサイトの人 間 福 祉 研 究 科 のページ、関 西 学 院 大 学 大 学 院 案 内 、 人 間 福 祉 研 究 科 独 自 の 授 業 科 目 履 修 心 得 で 示 し て い る 。

4 . 3 - 7 2 ) , 4 . 3 - 7 3 )p . 2 6, 4 . 3 - 74 )p . 5 ・ 7 ・ 1 0 ・ 1 7 ・ 1 8 ・ 2 5 前 期 課 程 の 専 門 基 礎 科 目 、 専 門 選 択 科 目 の ほ と ん ど は

講 義 科 目 になるが、大 学 院 生 の中 には前 期 課 程 で初 めて人 間 福 祉 の専 門 領 域 を学 ぶ者 も 少 なくはなく、全 講 義 の中 で座 学 方 法 をとる講 義 科 目 が占 める割 合 が高 いのは当 然 のこととい える。質 的 ・量 的 調 査 関 連 の科 目 、また、アドバンスト・フィールドワークとして位 置 づけられてい る実 習 ・実 務 科 目 では、体 験 学 習 的 な教 育 方 法 が用 いられており、これは人 間 福 祉 研 究 科 の専 門 的 な知 識 と技 術 を身 につけた人 材 を養 成 するという教 育 目 標 を達 成 するのには欠 かせ ない教 育 方 法 である。研 究 演 習 は、いわゆるゼミであり、これは教 員 と学 生 とのディスカッションと いう双 方 向 の教 育 方 法 であり、最 も基 本 的 で大 切 なものである。4 . 3 - 74 )p . 5 ・ 7 ・ 1 0 ・ 1 7 ・ 1 8 ・ 2 5 以 上 のこ とから、前 期 課 程 における研 究 方 法 は、3つあり、いずれも明 示 されており、適 切 に行 われている といえる。

後 期 課 程 は、前 期 課 程 で修 得 した専 門 知 識 と実 践 的 技 法 を活 用 して研 究 に取 り組 めるよ うに、指 導 教 授 が中 心 となって研 究 指 導 を行 うことから、個 別 指 導 でもある研 究 演 習 を基 本 に 教 育 を 行 っ てい る。 後 期 課 程 に お け る 教 育 方 法 は、 専 ら 個 別 指 導 と い う 点 から ゼミ 方 法 を 採 用 するのは当 然 のことといえる。

2)学 習 指 導

前 期 課 程 における学 習 指 導 については、大 学 院 の入 学 試 験 要 項 や授 業 科 目 履 修 心 得 等 において、指 導 教 員 など詳 細 が記 載 されている。前 期 課 程 の学 生 は、入 学 試 験 前 に25名 いる研 究 科 の指 導 教 員 の中 から自 身 が希 望 する指 導 教 員 を選 択 し 、合 格 ・ 入 学 後 は基 本 的 にはその指 導 教 員 の指 導 を受 けることになる。また、入 学 後 すぐに、指 導 教 員 の中 から主 た る指 導 教 員 以 外 に、1名 以 上 の副 指 導 教 員 を決 定 することになっている。前 期 課 程 の学 生 は、

在 籍 中 、こ の主 たる 指 導 教 員 および副 指 導 教 員 の 2人 以 上 の 指 導 を 受 けることに なり、複 数 の教 員 による指 導 体 制 が確 立 されている。4 . 3 - 74 )p . 5 ・ 7 ・ 1 0 ・ 1 7 ・ 1 8 ・ 2 5 在 籍 者 がこれらの指 導 教 員 以 外 の 教 員 と の 関 わ り や 指 導 の 機 会 を 持 つ こ と を 保 証 す るた め に 、 研 究 科 で は 各 教 員 が オ フ ィ ス・アワーを設 けており、補 完 的 な指 導 体 制 も併 せて有 している。最 後 に、修 士 論 文 は、主 査 1 名 、副 査 2名 の計 3名 の論 文 審 査 および口 頭 試 問 によって評 価 されることになっており、これも3 名 以 上 の複 数 による審 査 体 制 を敷 いている。4 . 3 - 74 )p . 5 ・ 7 ・ 1 0 ・ 1 7 ・ 1 8 ・ 2 5

(16)

後 期 課 程 の学 習 指 導 についても、前 期 課 程 と同 様 、在 籍 者 は、入 学 時 には7名 の後 期 課 程 指 導 教 員 の中 から主 たる指 導 教 員 および1名 以 上 の副 指 導 教 員 を決 定 することになってお り、複 数 指 導 体 制 をとっている。4 . 3 - 74 )p . 5 ・ 7 ・ 1 0 ・ 1 7 ・ 1 8 ・ 2 5 学 習 指 導 という点 では、適 切 であると評 価 できる。なお 、 博 士 論 文 の 審 査 につ いては、 研 究 科 の Webサイト 、 授 業 科 目 履 修 心 得 等 に 記 載 されているが、博 士 論 文 提 出 後 、複 数 の教 員 による審 査 委 員 会 において論 文 審 査 がなさ れ、公 開 の口 頭 試 問 を経 て、後 期 課 程 指 導 教 員 委 員 会 が開 かれ、その後 、学 位 授 与 の決 定 がなされる。以 上 のように、適 切 な学 習 指 導 プロセスを経 て、学 位 が授 与 されることになって いる。4 . 3 - 74 )p . 5 ・ 7 ・ 1 0 ・ 1 7 ・ 1 8 ・ 2 5

(2) シラバスに基 づいて授 業 が展 開 されているか。

シラバスに基 づいた授 業 の展 開 については、前 期 課 程 と後 期 課 程 とではその内 容 が異 なる。

講 義 科 目 や演 習 科 目 が多 い前 期 課 程 においては、各 教 員 は詳 細 なシラバスを作 成 しており、そ れ を 大 学 の 教 学Webサ ー ビ ス で 明 示 し て い る 。 前 期 課 程 学 生 は 、 基 本 的 に は 、 こ の 教 学Web サービスを通 して各 授 業 科 目 の目 標 、授 業 内 容 、授 業 方 法 、評 価 方 法 を閲 覧 し、それらの情 報 をもと に 授 業 科 目 を 履 修 する かを 検 討 す るよう に なってい る。 また、 ほとん ど の 教 員 が 授 業 科 目 の 初 回 にさらに詳 細 な授 業 内 容 を含 めたシラバスを配 付 し、教 学Webサービスでは十 分 でない面 を 補 足 し、学 生 に情 報 を提 供 している。シラバスに基 づいて授 業 が展 開 されているかどうかは、大 学 による授 業 評 価 の中 にシラバスに基 づいた授 業 の展 開 に関 する項 目 があり、各 教 員 には教 務 サ イドから担 当 教 員 に授 業 評 価 がフィードバックされている。

後 期 課 程 に ついては、 各 授 業 科 目 の シラバス 自 体 は 、 教 学Webサービ スで明 示 さ れており、

指 導 教 員 はシラバスに従 って授 業 を進 めるよう努 めている。ただし、後 期 課 程 の授 業 はゼミ形 式 が ほとんどであり、個 別 指 導 のゼミでは、後 期 課 程 学 生 の 研 究 の進 捗 状 況 により、授 業 が柔 軟 に 進 められる面 もある。

(3) 成 績 評 価 と単 位 認 定 は適 切 に行 われているか。

成 績 評 価 と 単 位 認 定 に つ い て は 、 前 期 課 程 ・ 後 期 課 程 と も 、 成 績 評 価 者 で あ る 科 目 担 当 教 員 がシラバス等 で成 績 評 価 の方 法 を明 示 しており、それに基 づいて成 績 の評 価 あるいは単 位 認 定 が行 われている。もし、成 績 について疑 義 がある場 合 は、原 則 として成 績 発 表 日 から1週 間 以 内 に「成 績 評 価 依 頼 書 」を人 間 福 祉 学 部 事 務 室 に提 出 し、その後 、成 績 評 価 に関 する調 査 が行 われることになる。これは、成 績 評 価 に対 して大 学 院 生 側 から疑 義 がある場 合 の対 応 策 であ る。

次 に、学 位 授 与 までの単 位 認 定 および学 位 授 与 の認 定 プロセスであるが、前 期 課 程 の場 合 、 必 修 科 目 14単 位 を含 む34単 位 以 上 の単 位 修 得 および修 士 論 文 審 査 の合 格 後 、修 士 学 位 が 授 与 されるこ とになっている。そして、修 士 学 位 授 与 の最 終 的 な決 定 は、研 究 科 委 員 会 の審 議 のもと に 行 わ れる 。 人 間 福 祉 研 究 科 では 、 前 期 課 程 の 単 位 認 定 お よ び 学 位 授 与 プロ セスを 明 確 に示 している。4 . 3 - 74 )p . 5 ・ 7 ・ 1 0 ・ 1 7 ・ 1 8 ・ 2 5 後 期 課 程 の場 合 、必 修 科 目 14単 位 の修 得 および博 士 学 位 キャンディデートの承 認 、博 士 論 文 の提 出 ・審 査 など、単 位 認 定 等 に関 わることについては、基 本 的 には、後 期 課 程 指 導 教 員 委 員 会 で審 議 される。4 . 3 - 74 )p . 5 ・ 7 ・ 1 0 ・ 1 7 ・ 1 8 ・ 2 5 さらに、博 士 学 位 授 与 の最 終 的 な決 定 は、大 学 評 議 会 によってなされている。これらのことから、博 士 学 位 授 与 の認 定 については、一 定 のプロセスを経 なければならないシステムとなっており、適 切 に実 施 されていると いえる。

(17)

科 目 履 修 心 得 に 詳 細 に 記 載 さ れ て おり 、 大 学 院 生 への 周 知 を 促 し て い る 。 以 上 の こ と か ら 、 人 間 福 祉 研 究 科 の成 績 評 価 と単 位 認 定 は適 切 に行 われている。

(4) 教 育 成 果 について定 期 的 な検 証 を行 い、その結 果 を教 育 課 程 や教 育 内 容 ・方 法 の改 善 に結 びつけているか。

教 育 成 果 について定 期 的 な検 証 を行 い、その結 果 を教 育 課 程 や教 育 内 容 ・方 法 の改 善 に 結 びつけているかという点 については、研 究 科 がスタートし た2008年 度 以 降 、研 究 科 委 員 会 およ び大 学 院 諸 問 題 検 討 委 員 会 においてアドホックに検 証 を行 っている。4 . 3 - 16 0 ) 検 討 を重 ねた結 果 として、2012年 度 にはカリキュラム構 成 や授 業 科 目 の改 正 を行 っており、これは教 育 課 程 や教 育 内 容 ・方 法 の改 善 に結 びつけていると評 価 することができる。なお、研 究 科 開 設 の2008年 度 以 降 、 毎 年 、博 士 学 位 取 得 者 を出 しており、その点 からすると、教 育 成 果 の証 ということができる。

点 検 ・ 評 価

(1) 効 果 が上 がっている事 項

研 究 科 委 員 会 および大 学 院 諸 問 題 検 討 委 員 会 においてアドホックに検 証 を行 い、その結 果 として2012年 度 にはカリキュラム構 成 や授 業 科 目 の改 正 を行 っており、教 育 課 程 や教 育 内 容 ・方 法 の改 善 に結 びつけている。

(2) 改 善 すべき事 項

教 育 成 果 の定 期 的 な検 証 については、まだ検 証 システムが確 立 されておらず、十 分 でない面 がある。これは今 後 改 善 すべき事 項 であろう。なお、研 究 科 では、この点 についてはすでに問 題 意 識 として大 学 院 担 当 教 員 間 で問 題 共 有 はされており、これから検 討 に入 る。

将 来 に 向 け た 発 展 方 策

(1) 効 果 が上 がっている事 項

2012 年 度 に カ リ キ ュ ラ ム 構 成 や 授 業 科 目 の 改 正 を 行 い 、 教 育 課 程 や 教 育 内 容 ・ 方 法 の 改 善 に結 びつけている。また、研 究 科 開 設 の2008年 度 以 降 、毎 年 博 士 学 位 取 得 者 をだしており、

教 育 成 果 が上 がっているといえる。

(2) 改 善 すべき事 項

教 育 成 果 を向 上 させるために「定 期 的 な検 証 」システムを確 立 させる。

評 価 結 果

総 評

博 士 課 程 前 期 課 程 の 「 研 究 演 習 」 で は 、 学 生 と 教 員 の デ ィ ス カ ッ シ ョ ン を 中 心 と し た 双 方 向 性 の 教 育 方 法 を 採 用 し て お り 、 博 士 課 程 後 期 課 程 に お い て も 、 個 別 指 導 と い う 観 点 か ら 演 習 科 目 を 開 講 し て い る 。 両 課 程 と も に 研 究 指 導 計 画 に 基 づ い て 指 導 が 行 わ れ て お り 、 各 授 業 科 目 に お い て 適 切 な 教 育 方 法 お よ び 指 導 体 制 が と ら れ て い る 。

初 回 の 講 義 時 に 、 よ り 詳 細 な シ ラ バ ス を 配 布 し 、 さ ら に 、 シ ラ バ ス に 基 づ い た 授 業 で あ る か を 検 証 す る た め に 、 授 業 評 価 ア ン ケ ー ト を 活 用 し て い る 。

教 育 内 容 ・ 方 法 の 検 証 と 改 善 方 策 に つ い て は 、「 研 究 科 委 員 会 」お よ び「 大 学 院 諸 問 題

(18)

検 討 委 員 会 」 に お い て 検 討 さ れ て い る 。 そ の 結 果 と し て カ リ キ ュ ラ ム 改 善 へ つ な げ て い る 。 ま た 、2013( 平 成 25) 年 度 よ り 「 大 学 院 F D 委 員 会 」 を 設 置 し 、 シ ラ バ ス の 検 証 お よ び 授 業 評 価 ア ン ケ ー ト な ど を 実 施 し て い る 。

(19)

第4章 教育内容・方法・成果

4.成 果

現 状 の 説 明

(1) 教 育 目 標 に沿 った成 果 が上 がっているか。

教 育 目 標 に沿 った成 果 を学 位 取 得 および就 職 状 況 から評 価 した場 合 、修 士 (人 間 福 祉 )の 学 位 を 取 得 した学 生 は 、 入 学 定 員 の 8名 に 対 し て2009 年 度 6 名 、2010 年 度 8 名 、2011 年 度 7 名 が授 与 されている。博 士 (人 間 福 祉 )(甲 号 )の学 位 は、入 学 定 員 5名 からみれば2009年 度 2名 、 2010年 度 1名 、2011年 度 5名 が授 与 されている。4 . 4 - 5 6 ) また2010年 度 には博 士 (人 間 福 祉 )(乙 号 )が1名 授 与 されている。就 職 については、博 士 前 期 課 程 の場 合 2011年 度 の修 了 者 7名 に対 し て 、 就 職 4 名 、 資 格 等 の 受 験 準 備 1 名 、 留 学 1 名 、 そ の 他 1 名 で あ り 、 就 職 率 57.1% を 示 し て い

る。 4 . 4 - 41 ) 就 職 先 としては、医 療 ・福 祉 業 界 3名 、公 務 員 1名 である。後 期 課 程 の場 合 には、修

了 者 2名 のいずれも関 西 学 院 大 学 研 究 科 の研 究 員 となっている。

学 生 の学 習 成 果 については、定 期 試 験 やレポートに加 えて、博 士 後 期 課 程 では1年 次 および2 年 次 に研 究 成 果 発 表 会 の開 催 や研 究 業 績 一 覧 を関 西 学 院 公 式Webサイトの人 間 福 祉 研 究 科 のペ ー ジ で 公 開 し て い る 。4 . 4 - 57 ) ま た 、 2011 年 度 に は 、 博 士 後 期 課 程 3 年 生 1 名 が 学 会 奨 励 賞 を受 賞 している。4 . 4 - 5 8 ) 以 上 のように教 育 目 標 に沿 った成 果 は上 がっている。

(2) 学 位 授 与 (卒 業 ・修 了 認 定 )は適 切 に行 われているか。

1)学 位 授 与

学 位 授 与 に関 しては、学 位 取 得 標 準 プロセスとして関 西 学 院 公 式Webサイトの人 間 福 祉 研 究 科 のページで公 開 している。4 . 4 - 9 5 ) , 4 . 4 - 9 6 ) , 4 . 4 - 97 )

2)博 士 課 程 前 期 課 程

博 士 課 程 前 期 課 程 では、所 定 の単 位 を修 得 し、外 国 語 学 力 の認 定 を受 け、修 士 論 文 ま たは課 題 研 究 リポートを提 出 してその審 査 に合 格 し、課 程 を修 了 することを学 位 取 得 の条 件 とし ている。また、修 士 論 文 を提 出 するためには、第 2学 年 において修 士 論 文 中 間 報 告 会 で論 文 内 容 についての報 告 を行 い、指 導 教 員 以 外 の 教 員 から指 導 と助 言 を受 けることも要 件 として いる。修 士 論 文 の審 査 では、専 門 分 野 での広 範 かつ高 い水 準 の専 門 知 識 や優 れた分 析 手 法 に基 づいて独 創 的 な論 文 となっているかどうかを基 準 に合 否 の判 定 としている。

3)博 士 課 程 後 期 課 程

博 士 課 程 後 期 課 程 に あっては、 第 1 学 年 度 で は「 博 士 論 文 計 画 書 」 を提 出 し、 学 会 で の発 表 を行 う。そして「単 著 論 文 」または、「共 著 論 文 」を作 成 する。第 2学 年 度 では、「博 士 論 文 計 画 書 」を提 出 し、学 会 での発 表 を行 う。そして「単 著 論 文 」または「共 著 論 文 」を学 術 誌 に 投 稿 し受 理 されること。さらに、後 期 課 程 研 究 成 果 発 表 会 の要 旨 、後 期 課 程 研 究 成 果 発 表 、

「博 士 学 位 申 請 論 文 中 間 報 告 書 」を提 出 し、口 頭 試 問 を受 け、そして「博 士 学 位 キャンディ デート」の承 認 をうける。第 3学 年 度 では、「博 士 論 文 計 画 書 (年 次 研 究 計 画 書 )」、「博 士 学 位 申 請 論 文 」 提 出 、 「 博 士 学 位 申 請 論 文 」 の 公 開 口 頭 試 問 を 受 け 、 後 期 課 程 研 究 成 果 発 表 会 の要 旨 を提 出 する。そして、後 期 課 程 研 究 成 果 発 表 会 を行 い、後 期 課 程 指 導 教 員 委 員 会 および大 学 評 議 会 において審 査 結 果 報 告 および承 認 を経 て学 位 授 与 決 定 されること

(20)

になる。

4)学 位 取 得 者

これまでに修 士 ( 人 間 福 祉 ) の学 位 は、2009年 度 6 名 、2010 年 度 8名 、 2011年 度 7 名 が授 与 されている。博 士 (人 間 福 祉 )(甲 号 )の学 位 は、2009年 度 2名 、2010年 度 1名 、2011年 度 5 名 が 授 与 さ れ てい る。4 . 4 - 5 6 ) ま た 2010 年 度 に は 博 士 ( 人 間 福 祉 ) ( 乙 号 ) が 1 名 授 与 さ れ てい る。

点 検 ・ 評 価

(1) 効 果 が上 がっている事 項

教 育 目 標 を関 西 学 院 公 式Webサイトおよび大 学 院 案 内 、入 試 要 項 等 で公 表 しており、前 期 課 程 (修 士 )および後 期 課 程 (博 士 )のいずれにおいても相 当 数 が学 位 を取 得 しているので、その 成 果 は上 がっている。また、学 位 授 与 に関 しても、前 期 課 程 の修 士 (人 間 福 祉 )の場 合 は、収 容 定 員 に相 当 する者 が学 位 を毎 年 取 得 しており、効 果 は上 がっている。4 . 4 - 37 )5 1 p . 1

(2) 改 善 すべき事 項

後 期 課 程 の 入 学 定 員 を 満 たし て いな いこ と から 、 在 籍 者 を 増 加 させ る。 ま た、 学 生 の 学 習 成 果 を測 定 するための評 価 指 標 を開 発 する。

将 来 に 向 け た 発 展 方 策

(1) 効 果 が上 がっている事 項

人 間 福 祉 研 究 科 前 期 課 程 においては、収 容 定 員 に相 当 する者 が修 士 (人 間 福 祉 )の学 位 を毎 年 取 得 しており、この現 状 を維 持 する。

(2) 改 善 すべき事 項

人 間 福 祉 研 究 科 後 期 課 程 においては、収 容 定 員 を満 たしておらず、在 籍 者 を増 加 させること のみならず、博 士 (人 間 福 祉 、甲 号 )取 得 者 および乙 号 の博 士 (人 間 福 祉 )取 得 者 も増 加 させ る。

評 価 結 果

総 評

学 位 授 与 ま で の 過 程 は 、学 位 取 得 標 準 プ ロ セ ス と し て ウ ェ ブ ペ ー ジ に 公 開 さ れ て い る 。 学 位 授 与 に つ い て は 、 博 士 課 程 前 期 課 程 で は 所 定 の 単 位 を 取 得 し 、 外 国 語 学 力 の 認 定 を 受 け 、 修 士 論 文 ま た は 課 題 研 究 レ ポ ー ト の 審 査 合 格 を 条 件 と し て い る 。

博 士 課 程 後 期 課 程 で は 、「 博 士 論 文 計 画 書 」に 基 づ き 、学 年 ご と に 学 会 発 表 、論 文 作 成 、 公 開 口 頭 試 問 な ど を 求 め 、「 後 期 課 程 指 導 教 員 委 員 会 」 の 審 査 を 経 て 、 最 終 的 に 「 研 究 科 委 員 会 」 に て 学 位 授 与 が 決 定 さ れ る な ど 、 学 位 授 与 の 手 続 き お よ び 基 準 が 明 確 化 さ れ て い る 。

学 生 の 学 習 成 果 の 評 価 に つ い て は 、 定 期 試 験 や レ ポ ー ト に 加 え 、 博 士 課 程 後 期 課 程 で は 研 究 成 果 発 表 会 を 開 催 し て い る 。

(21)

第5章学生の受け入れ

現 状 の 説 明

(1) 学 生 の受 け入 れ方 針 を明 示 しているか。

1)学 生 の受 け入 れ方 針

関 西 学 院 公 式 Web サ イ トおよび入 学 試 験 要 項 にて次 のとおり明 示 している。

「人 間 と社 会 (環 境 )の中 で生 じたさまざまな問 題 に対 応 するため、幅 広 い教 育 と研 究 、社 会 貢 献 といった側 面 から対 応 できる、より高 度 な専 門 性 を持 つ実 践 家 や研 究 者 の育 成 を目 指 し ている。人 間 福 祉 専 攻 に おける学 問 的 な構 成 は、社 会 福 祉 方 法 論 、社 会 福 祉 の理 論 、歴 史 、思 想 、哲 学 、価 値 などの原 理 論 、加 えて社 会 福 祉 政 策 論 、社 会 福 祉 行 財 政 論 、福 祉 国 家 論 、 国 際 福 祉 論 などの 領 域 、さ らには社 会 起 業 ・ 社 会 的 企 業 論 、 人 の 生 死 や 身 体 に 関 わ る 死 生 学 、 健 康 科 学 な ど に 及 んで い る 。 前 期 課 程 で は 、 人 間 福 祉 の 諸 分 野 に 高 い 関 心 を持 ち、社 会 のさまざまな場 においてその専 門 性 を発 揮 し、社 会 に貢 献 する意 欲 のある者 を 受 け入 れている。また、広 く社 会 から人 材 を集 めつつ、国 際 的 な研 究 活 動 に取 り組 むために、

社 会 人 および留 学 生 の受 け入 れを積 極 的 に図 っている。後 期 課 程 では、人 間 福 祉 領 域 にお ける高 度 な研 究 能 力 を身 につけ、優 れた研 究 を行 うことのできる者 を受 け入 れている。」

また、6 月 と 11月 に 開 催 している大 学 院 進 学 説 明 会 におい ては、大 学 院 教 務 学 生 委 員 を 中 心 に人 間 福 祉 研 究 科 の入 学 試 験 と教 育 研 究 、大 学 院 生 による研 究 科 紹 介 、出 願 資 格 、 入 学 試 験 要 項 などについて参 加 者 に直 接 説 明 している。5 - 51 ) , 5 - 5 2 ) , 5 - 5 3 ) , 5 - 54 )

2)大 学 院 生 像

具 体 的 な 大 学 院 生 像 は 、 ① 少 子 高 齢 化 や グ ロ ー バ ル 化 等 を 背 景 に し て 、 「 人 間 と 社 会 (環 境 )の交 互 作 用 」の中 で生 起 し複 雑 化 する社 会 福 祉 に関 わる諸 問 題 に対 応 すべく、より幅 広 い研 究 及 び教 育 、そして社 会 への貢 献 といった諸 側 面 から 対 応 できる、②人 間 福 祉 研 究 科 の前 期 課 程 においては、研 究 者 の養 成 に重 点 を置 くが、現 今 の経 済 社 会 の要 請 に応 える ため各 分 野 で指 導 的 役 割 を担 える高 度 な専 門 的 知 識 を持 った人 材 養 成 を唱 えている。さらに、

③後 期 課 程 においては、人 間 福 祉 領 域 における高 度 な研 究 能 力 を身 につけ、優 れた研 究 を 行 うことのできる者 としている。

3)障 がいを持 つ学 生 の授 業 等 への支 援

障 がいある学 生 の受 け入 れ方 針 については、他 の学 部 や研 究 科 の場 合 と同 様 に、他 の学 生 と同 じようにキャンパスで学 ぶことができるよう授 業 のパソコンテイク/ノートテイクや点 訳 などの 修 学 支 援 を行 っている。

(2) 学 生 の受 け入 れ方 針 に基 づき、公 正 かつ適 切 に学 生 募 集 および入 学 者 選 抜 を行 っ ているか。

学 生 募 集 については、学 生 の受 け入 れ方 針 に基 づいて、関 西 学 院 公 式Webサイトで公 示 す るとともにパンフレットを作 成 して、広 く公 示 している。5 - 5 2 ) , 5 - 54 ) 学 生 募 集 については、前 期 課 程 では、

正 規 学 生 の場 合 には第 1次 入 試 (9 月 実 施 )と 第 2次 入 試 (2月 実 施 )、 特 別 学 生 ( 社 会 人 )では 第 1次 入 試 (9月 実 施 )について、後 期 課 程 では正 規 学 生 (一 般 )の場 合 には第 2次 入 試 (2月 実 施 )、特 別 学 生 (社 会 人 )の場 合 には第 1次 入 試 (9月 実 施 )、正 規 学 生 (一 般 )の編 入 学 では第 1 次 入 試 (9 月 実 施 ) と 第 2 次 入 試 (2 月 実 施 ) 、 の そ れ ぞ れ を 入 学 試 験 要 項 、 入 学 願 書 、 出 願 書

(22)

類 に大 別 して広 報 している。

入 学 者 選 抜 に関 しては、研 究 科 委 員 会 や大 学 院 諸 問 題 検 討 委 員 会 等 において、公 正 かつ 適 切 な入 学 選 抜 に期 するように、試 験 問 題 の出 し方 、内 容 、採 点 方 法 、採 点 基 準 等 についても 議 論 し「入 学 試 験 の申 し合 わせ」を作 成 している。5- 8 9 ) 同 申 し合 わせの概 要 は、選 考 科 目 、出 題 と採 点 基 準 、合 否 原 案 、合 否 の決 定 、合 否 に関 する情 報 公 開 に大 別 される。なかでも選 考 科 目 は、専 門 科 目 、専 門 英 語 読 解 力 試 験 、口 頭 試 問 試 験 とし、口 頭 試 問 試 験 では調 査 ・質 問 すべき項 目 を作 成 し、3名 以 上 の試 験 委 員 が行 っている。出 題 および採 点 に際 しては、合 否 の決 定 まではその機 密 保 持 に万 全 を期 している。合 否 に関 する情 報 公 開 については、受 験 生 か ら判 定 結 果 の内 容 に関 する情 報 公 開 請 求 があった場 合 に対 応 している。

一 方 、外 国 人 および社 会 人 等 の特 別 学 生 を一 定 数 確 保 するための制 度 は、入 試 において一 般 学 生 とは異 なる問 題 、入 試 科 目 を設 定 するなど、研 究 科 創 設 時 からすでに実 施 している。

以 上 のように、大 学 院 入 試 の公 正 さや結 果 については、大 学 院 諸 問 題 検 討 委 員 会 および研 究 科 委 員 会 において議 論 し、公 正 かつ適 切 に学 生 募 集 および入 学 者 選 抜 を行 っている。

(3) 適 切 な定 員 を 設 定 し、学 生 を 受 け入 れるとともに、 在 籍 学 生 数 を収 容 定 員 に基 づき 適 正 に管 理 しているか。

関 西 学 院 公 式Webサイトにおいて人 間 福 祉 研 究 科 には人 間 福 祉 専 攻 があり、博 士 課 程 前 期 課 程 (標 準 年 限 2年 )と博 士 課 程 後 期 課 程 (標 準 年 限 3年 )が設 置 されていること、および定 員 を公 示 している。すなわち、博 士 課 程 前 期 課 程 では20名 を越 える指 導 教 授 を有 し、標 準 修 業 年 限 2年 、入 学 定 員 8名 の計 16名 、後 期 課 程 では標 準 修 業 年 限 3年 、入 学 定 員 5名 の計 15名 で あり、適 切 な定 員 を設 定 している。学 生 数 に関 しては、前 期 課 程 の場 合 、収 容 定 員 16名 に対 し て 、 在 籍 数 は 2008 年 度 17 名 (106.3%) 、 2009 年 度 17 名 (106.3%) 、 2010 年 度 19 名 (118.8%) 、 2011 年 度 17名 (106.3%)、2012 年 度 18名 (122.5%)と概 ね 適 切 な 在 籍 があり、 適 正 に管 理 し て いるとい え る 。 し か し な が ら 後 期 課 程 に お い て は 、 収 容 定 員 15 名 に 対 し て 、 在 籍 数 は 2008 年 度 10 名 (66.7%) 、 2009 年 度 10 名 (66.7%) 、 2010 年 度 8 名 (53.3%) 、 2011 年 度 8 名 (53.3%) 、 2012 年 度 8 名 (53.3%)であり、在 籍 者 数 が若 干 欠 員 の状 態 にある。5 - 6 5 ) , 5 - 8 8 )

(4) 学 生 募 集 および入 学 者 選 抜 は、学 生 の受 け入 れ方 針 に基 づき、公 正 かつ適 切 に実 施 されているかについて、定 期 的 に検 証 を行 っているか。

学 生 募 集 および入 学 者 選 抜 については、学 生 の受 け入 れ方 針 に基 づき、研 究 科 委 員 会 にお いて「入 学 試 験 申 し合 わせ」5- 8 9 )を作 成 し、問 題 作 成 および合 否 判 定 など公 正 かつ適 切 に実 施 しかつ検 証 している。

点 検 ・ 評 価

(1) 効 果 が上 がっている事 項

人 間 福 祉 研 究 科 前 期 課 程 の場 合 には、収 容 定 員 に対 する在 籍 数 が概 ね適 切 であり、かつ 修 士 ( 人 間 福 祉 ) の学 位 を取 得 し ており、効 果 が上 がって いる。また、博 士 ( 人 間 福 祉 )( 甲 号 )の 学 位 は 、 2009 年 度 2 名 、 2010 年 度 1 名 、 2011 年 度 5 名 が 授 与 さ れ 、 さ ら に 博 士 ( 人 間 福 祉 )( 乙 号 )が1名 授 与 されている。5 - 16 6 )

(2) 改 善 すべき事 項

人 間 福 祉 研 究 科 に お いては、特 に 後 期 課 程 の 在 籍 者 数 が 収 容 定 員 数 に 不 足 し ており、 大

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