• 検索結果がありません。

経済学部における情報教育

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "経済学部における情報教育"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

<期待する内容> 22% 21% 20% 19% 7% 5%4%2% パソコン基本操作修得 電子メール ワープロ HP閲覧と検索 HP作成 スプレッド・シート 資格試験対策 プログラミング <重要な科目と考える動機> 50% 22% 16% 11% 1% 常識 就職 知的好奇心 恥 その他 <講義への参加態度> 49% 39% 10% 2% 非常に積極的 ほぼ積極的 やや消極的 非常に消極的 <科目の総合的な満足度> 16% 64% 16% 4% 非常に満足 ほぼ満足 やや不満 非常に不満 <次ステップ科目の必要性> 39% 48% 12% 1% 必要度大 必要度やや大 不要度やや大 不要度大 経 済 学 部 で は 平 成 六 年 頃 生 じ 始 め た イ ン タ ー ネ ッ ト 、 マ ル チ メ デ ィ ア ・ ブ ー ム を 単 な る 社 会 現 象 と し て 把 握 す る だ け で は 教 育 機 関 と し て 認 識 が 不 十 分 で あ る と 判 断 し 、 従 来 各 教 官 の 裁 量 に 一 任 さ れ て い た 情 報 系 教 育 の 見 直 し を 目 的 に 、 平 成 八 年 度 に ワ ー キ ン グ グ ル ー プ を 組 織 し た 。 同 組 織 は 慶 応 大 学 湘 南 キ ャ ン パ ス 等 を 参 考 に 、 適 切 な カ リ キ ュ ラ ム 作 成 と 方 針 を 検 討 ・ 報 告 し 、 平 成 十 年 度 の 学 部 改 革 の 柱 と し て ﹁ 情 報 リ テ ラ シ ー ﹂ を 開 講 す る に 至 っ た 。 教 育 内 容 は 専 門 科 目 で の レ ポ ー ト 作 成 等 、 計 算 機 ネ ッ ト ワ ー ク 資 源 を 活 用 す る 技 能 修 得 を 目 指 す も の で あ る 。

社 会 現 象 と し て 無 視 で き な い 背 景 に 、 就 職 時 条 件 に ﹁ パ ソ コ ン 程 度 の 機 械 操 作 技 能 ﹂ を 要 求 す る 企 業 の 増 加 が あ る 。 ま た 、 学 生 が 勉 学 時 に 接 す る 有 益 な デ ジ タ ル 情 報 の 増 加 も あ る 。 こ の よ う な 状 況 下 に て 必 要 と さ れ る 技 能 を 教 育 内 容 と し た 。 常 識 的 な 文 書 作 成 技 術 の 確 保  コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン︵ 際 的 視 野 を前 提 と し た電 子 メ ー ル︶ 手 段 の確 保 ブ ラ ウ ザ に よ る 情 報 収 集 ・ 検 索 手 段 の 確 保 ト ラ ブ ル 解 決 知 識 の 習 得 四 番 目 は 情 報 技 術 の 非 専 門 家 が 、 ﹁ 問 題 発 生 時 に ︵ 独 力 で ︶ ど う す れ ば い い か ﹂ と い う 多 様 な 文 脈 へ の 対 処 を 重 視 し た も の で あ る 。 認 知 特 性 や 資 質 の 向 上 も 教 育 と し て 重 要 と 考 え た 配 慮 で あ る 。

前 期 二 単 位 選 択 科 目 、 再 履 修 を 認 め な い ︵ 単 位 取 得 よ り も 技 術 知 識 獲 得 を 優 先 し た 配 慮 ︶ 一 年 次 、 約 六 〇 〇 名 を 一 〇 ク ラ ス 編 成 に て 実 施 次 に 平 成 十 一 年 度 の F D 委 員 会 が 実 施 し た 学 生 約 二 五 〇 名 へ の ア ン ケ ー ト 資 料 を 紹 介 す る 。

経経経経経経経経経

済済済済済済済済済

学学学学学学学学学

部部部部部部部部部

ににににににににに

おおおおおおおおお

けけけけけけけけけ

るるるるるるるるる

情情情情情情情情情

報報報報報報報報報

教教教教教教教教教

育育育育育育育育育



し が だ い (16)

(2)

LL教室 第1情報演習室 第3情報演習室 第2情報演習室 情報研究開発室 出力室 サーバ室 情報処理センター 分室 講義棟3F N  ︽ 特 徴 ︾ ○ 昨 今 の イ ン タ ー ネ ッ ト ・ ブ ー ム を 反 映 し て ﹁ 閲 覧 ・ 検 索 ﹂ の 支 持 率 が 他 大 学 で は 圧 倒 的 に 高 い が 、 積 極 性 と 継 続 性 を 要 す る 実 技 指 導 に 対 す る 支 持 が 高 い 。 ○ 肯 定 意 見 は 利 益 意 識 が 具 体 的 に あ る か ら で は な く 、 純 粋 に ﹁ 常 識 だ か ら ﹂ と い う 意 識 が 高 い 。 ○ 九 割 が 積 極 的 な 自 覚 を も つ が 、 講 師 側 の 観 察 が ﹁ 学 生 の 受 講 態 度 が 良 好 で 積 極 的 で あ っ た ﹂ と の 報 告 と 一 致 し て い る 。 ○ 満 足 度 か ら は科 目 の開 講 意 義 が 学 生 に十 分 伝 達 さ れ た と解 釈 で き る。 ま た 、 現 行 二 単 位 は 短 す ぎ る た め 、 四 単 位 に す べ き と い う 意 見 が 六 割 以 上 あ り 、 次 段 階 カ リ キ ュ ラ ム の 開 講 要 望 も 高 く 、 積 極 性 が う か が わ れ る 。 現 在 後 者 の 要 求 に 対 し 、 実 務 的 な 知 識 習 得 を 目 的 に ﹁ 情 報 処 理 技 術 者 試 験 初 級 シ ス テ ム ア ド ミ ニ ス ト レ ー タ ﹂ の 受 験 対 策 講 座 ︵ 合 格 率 五 〇 % ︶ を 継 続 開 講 し て い る 。 ま た 、 今 後 は 倫 理 観 の 低 下 が 原 因 で 多 発 す る ネ ッ ト ワ ー ク 犯 罪 に も 対 処 が 必 要 と な る 。 そ こ で 、 学 生 の 防 護 等 を 目 的 と し た 情 報 倫 理 や セ キ ュ リ テ ィ 教 育 も 他 科 目 に て 既 に 開 始 し て い る 。 特 に 情 報 倫 理 に 関 し て は 教 官 の 知 識 や 理 念 一 致 が 必 要 で あ り 、 F D 活 動 と し て 定 期 的 に ﹁ 教 官 の た め の 情 報 リ テ ラ シ ー 教 育 ﹂ を 実 施 し て お り 、 こ の 教 官 相 互 の 自 己 啓 発 の 試 み は 文 部 省 の メ デ ィ ア 教 育 開 発 セ ン タ ー か ら 高 い 評 価 を 受 け て い る 。

情報処理センター分室が

変わります

今秋より大津地区情報処理センター(分室)が移転します。これ まで学内4ヶ所に分散していましたが、講義棟3階に集中して業務 をすることができるようになります。 分室はこれまで専有的な面積はありませんでした。1985年、メイ ンフレームが分室に設置されたときはわずか3室で運用され、利用 者数も「七人の侍」と言われるほど僅かな数の教官でした。その後、 IBMパソコンが導入されたり、情報処理センターが設置されたこ となどをきっかけとして、多くのパソコンやワークステーションが 配備されるようになりました。けれども間借りする教室を増やしな がら業務を続けなくてはならなかったため、現在のように学内に分 散してしまったのです。このため、センター職員が毎日学内を走り 回ってメンテナンスをしなければなりませんでしたし、利用者にも 多くの不便をかけてしまうことが続いていたのです。 移転後は図のようになります。第1情報演習室は大きな変化はあ りません。これまで1階にあった第3情報演習室は、現在よりゆと りのあるスペースとなります。情報開発室もこれまでより場所は広 く、研究開発に必要なコンピュータ周辺機材も多く配備されること になります。またパソコン台数も増えるので教官、卒論や修論生に とって使いやすくなるでしょう。この教室はカードロック方式によ って入退室します。第2情報演習室は現在の隣の部屋に移動します。 ここはこれまでマッキントッシュばかりでしたが、Windows 機も 設置しますので、第1、第3演習室が授業などで利用中の時はこち らを利用できます。また、分室の出力機器にもアクセスしやすいよ うに様々な工夫がこらされています。 全体の面積はこれまでと大差はありませんが、全室にわたり健康 を損ねないように OA 用照明にしたり、心理的に圧迫感のないドア に変更するなどして細心の工夫が施されますので、利用者に歓迎さ れることになるでしょう。 近藤 文良(情報処理センター分室長)



し が だ い (17)

参照

関連したドキュメント

「AI 活用データサイエンス実践演習」 「AI

まず、本校のコンピュータの設置状況からお話します。本校は生徒がクラスにつき20人ほど ですが、クラス全員が