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受変電設備の低騒音設計

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Academic year: 2021

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(1)

小特集・産業用受変電設備

受変電

の低騒音設計

∪.D.C.占21.311.4:る28.517.2]=[占21.314.2l‥534.832/.833〕

Noise

Reduction

of

Substation

EqulPmentS

′受変電設備の低騒吉設計を行なう場合,まず変屯所の騒存分布を計節しなければ ならない。一一裾引二敷地の狭い産業m変電所では,建造物の反射,凌庄器騒音の指向 作などの考侭が必要であるが,本稿は,これらを考慮Lた計器法を醐介する□ 次に 射=に所における拡大の髄二汗源である変圧器騒苦の低減設計法の端本的方針について 説明するが,牛引二50ホン(A)級の低騒音変圧器の場合は,本体又は防音軽からの放射 -√■i:とともに,放熱器あるいはコンサベータなどの付属品への振動伝達に起因するこ れらからの放射計の低減が不可欠である。このため,設置する防振継手の効果を実 測するとともに,各部分の振動加速度分布の測定値から各部分の放射騒音を推定し, 低騒-Ftう二変圧器構造を検討する手盲去を確立した。 l】

言 「騒苦規制法+が制定され,産業用受変電設備の設帯されて いる変電所の騒斉利一策は不可欠の問題となってきている。特 に市街地や住宅地に変ノ正所が設置される場合も多くなってお り,この場合,用地難などから殻も大きな騒音源である変圧 器が敷地士菟界線に近接して設置される事例がほとんどである。 このため低騒キ変圧器の需要が多くなり,また既納変圧器の 什も騒井村策も市要な問題となっている。 本稿は,変電所の騒音分布計算法の概要と考慮すべき一ピコニを 抑り]するとともに,産業用中容量変圧器の低騒音化対策につ いて拉近の技術と実施状況を述べ参考に供するものである。 囚

変電所の騒音分布計算

変電所内設吊機器の中で最大の騒音源は変圧器であるので, 変圧器の騒舌レベル,設吊位言貰の決定が拉も重要になるが, ニれは変電所の騒--∼■1二分布計算を実施し,境界線上の騒音値が 「騒斉規制法+の規制値を満足するように計画されなければな らない。 愛唱所の騒詐分布を計算する ̄方法としては,接岸の反射や

変圧琴騒音の才旨向作などを考慮せずに騒二汗エネルギmを合戌

するものがほとんどである。この手法は既に各柿文献(1)∼(4)に 詳しく糸7i介されているので解くが,一般に敷地の狭い産業f ̄円 変電所では,変圧岩旨と_■「場棲屋,へい,しゃ古1井l壁間の距離 が近く,また隣接している変圧器問の距離も接近している例 が多く,この場介には建造物の反射,変圧器騒音の指向性及 び位柑を考慮しなければ計算精度の向上は期待できない。日 立製作所ではこれらを考慮したものとして(1)式を開発し,設 計に使用している(5)。 Pい)=∑

ん(β∼)pノ(山卜βJ盲研+飢(β∠))

〝ゴ2+z∼ イLLし, P(f):

Ag(β∼):

飢(β7・): ∫?・,酌,Zど: イ1) 観測点の音圧(〃bar) 才番目の音源の指向惟(〃bar・m) J番目の音源の位相特性(rad) 観測点と音源との距離を示すち弘之成分(m) β:波長定数(rad/m)

付し,(1)式は文物の変圧器の指向性及び位州特性が求めら

* L-j_-二仁与川三J叶阿分 ̄L均 斎藤 清* 山岸嘉勝* 片田邦夫* 〟fy〃5んJ5α=∂ yrノぶ力7ん〝J方祉 Ⅵ上川(叩Jβん∫ 〟!川J(ノ ∬αJrHね れていないと計算できない。また反射面がある場合のイメー ジ音源の取り方も,配置によってそのつど検討が必要である。

図1に(1)式を用い変電所の騒音分布を電了▲計算機で計算した

【一例を示す。 変電所内の機器配荷計画に当たっては,前述の騒斉分布計 算などを参考にして克之通配置を考えることが望ましいが,変 圧器設置位市を境界線から可能な限り離したI),変電所連星 をしゃ音囲メ賛,又はへいと見なせる位置に変圧器を設置する などの考癒を払うことも効果がある。 6】

変圧器の騒音

3.1騒音の発生原因と伝壬般経路 変圧器騒音の発生原因としては,次のようなものがある。

(1)・-一次的原因

(a)けい素鋼板の磁わい現象に其づく振動 鉄心に磁こ束が通ることにより磁わい現象が生じ,鉄心が 伸縮して振動を発生するもので変圧器騒音の主要素である。 (b)鉄心の継目及び成層間に働く磁与も吸引力による振動 (C)一巻線導体間の電磁力の振動 (d)フアンや送油ポンプなどの補機から発生する騒音 この4要因のうち(b),(C)は巻線や鉄心の締付けを十分強何 に行なうことにより容易にi械少させることができる。

(2)二▲次的原因

(a)タンク,放熱器,付属器具などの共振 (b)建造才勿の反射によるもの (C)配管系のサージングによる異常振動 (d)ボルトの締付け不良,不完全‥接触によるチャッタリング 次にこれらの発生原因による振動や騒音がどのように†ム搬 されるかを図2に示す。 3.2 変圧器騒音の特性 鉄心の磁わい振動は,励磁周波数の2倍の周波数を韮本渡 とする多くの整数倍高調波からなり,特に最近の高磁束宮J空

けい素細粒などでは,全体的な磁わい量は大幅に低i域してい

るが,北本波成分より高調波成分のほうが大きな割合を占め る例が多く,ニれらの高調波成分に対しても変圧器構造物が

(2)

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95.0 、\せ 90.0=こ=:ニア 電磁力による巻線振動 磁 わ い 鉄心層間の磁気吸引力 による振動

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90.乾85.0

80.0\70.0 変圧器 95,0 卵 変圧器 変電所本館 0 5

◇タ0′・0

80.0- 80.0 ∧ 90.0 \J 85.0 90.0 80.0 .0 90.0 印加 タ ン ク の 冷却装置の騒音、振動 85.0

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.0 75.0 70.0 V く白00

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90.0 70.0 85.0

態テここ

変 圧 器 べ 【 ス タンクと防音壁間の空気 冷却器その他付属品 80.0 75.0 70.0 図1 変電所の騒音分布計 算例 反射面と音源の指向性及 び位相特性・を考慮Lて電子計算機 を用い(=式て計算Lた等騒吾値曲 綿である〔回申の数値はホン rAり._. 一大地′ 酪音壁 ′l 癌 図2 馬叢書発生源と伝搬経路 変圧器の騒音源とその伝珊弼冒各を示しノナニものてある 〇 一穴U 0 0 5 4 〔(ノこ八羊〕ミてユ柵盟 30 ∩) ハ∪ 2 0 丘U ハU 2 0 0 250 300 -400 500 600 700 800 9001,000 周 波 数 (Hz) 区】3 変圧器馬毒害の周う度数 分布 10MVA,60Hz変圧器の 実測例であるL_.基本;皮の!20Hzの ほかに240Hz…・・・Cり高調;皮成分が 多数存在する.=

(3)

共振せぬように.i立話十することが巾安である。図3に10MVA 60Hz帆騒汀変任器の店凱⊥ぅ‥周波数う川ナ例をホす〔⊃ 田

変圧器騒音の低減設計

髄71子を†氏滅するには,まず船人の批軋ヲ己_+二源である鉄心グ) 振動を抑制することが市要であるが,けい素鋼枇柑円三のl叶ぃ と鉄心肺造の改善により,牛こ1二に帆船 ̄榊批造としない変圧器の 騒r】i二は図4に示すように年次ごとに荊実に減少してきた。し かL,劇二騒斉を減少しなけれぼ騒斤規肘=二抵触するおそれ のある場合には、表lに示すような各仰の騒吉対策法をj■采用 する必要がある。低騒古変圧器の実器二if真を図5に示す。 方向性けい素鋼板 G-13級採用 G-11級採用 0 8 〔(q)人馬〕 0 0 7 6 埜 軸 嘘 穴なL鉄心採用 注:磁束密度=17kG 周波数=50Hz 鉄心重量=10,000kg パインド鉄心採用 に換算 丸ヨーク鉄心採用 高磁束密度方向性けい素 鋼板(G-9H級)採用 同上(G-7H扱)採用 1960 1962 1964 1966 1968 1970 1972 1974 197e; 年(西暦年) 図4 変圧器単独騒音の時系列的変化 けい素鋼板特性の向上と鉄心 構造の改善により,年次ことに着実に騒書は減少Lてきた・ 受変電設備の低騒音設計 561 4.1磁束密度の低減 鉄心の磁束密使を帆滅すると0.1Wb/m2(1,000G)当たり 2∼3dB(A)の帆減効一果がある。このソテ法は磁束宮仕の約% 乗に逆比例して変圧器が大きくなり甜曲となるため,維抑】く+ にみると磁束密使の帆減量はせいぜい10%柑望までである。 従って,次に述べる【;カニ打蝉の袖肋的手f立として抹朋されるも のである。 4.2 防音壁によるしゃ音 放射子う二源である変圧器タンクを防討賛でⅠ叩いしゃ ̄汀を行な うことは,極めて有効で拉も一般F小二行なわれているノブ法で ある。 ハ鹿野 〆でか 楓 ん

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図5 低騒音変圧器 本器はガス絶縁変電所へ設■置される6MVA低質蛋告 変圧器の工場試買黄時の組立姿を示す‥ 表l 各種の騒音対策法と減音量 変圧器の騒音対策に適用できると思われる対策方法を示Lたもので ある_.対策方法の採用可否及び減音量は現地の状況によって異なる・-. 騒音対策 防 音 壁 に よ る し ゃ 昔 コンクリート建屋によるLや書 対 策 容 鉄心磁束密度の低減

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ll やE] 、 防音壁-ロコヒ

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抜目材 】 ≡こ:蚕珊 〟烈聯聯山野祭沼野萱琴琴・′、リ"じ、1。習∧、 しゃ吉村一一 Lや吉村 防音壁 吸音材 しゃ音材 J コンクリート 建屋 -〉 .■ノ■ l 】 ゴこ 吸日 防振ゴ l 、γ予断折研攣芳ご:≦こ準張さだ∨入‡1′-、、}′m′、貰深、繋÷-て照 減音量 dB(A) 1,000G当たり 2∼3 一重防音壁による対策 5∼10 一重防音壁による対策 10∼20 二重防音壁による対策 15∼30 25∼40

(4)

変 圧 器 本 体 10 20 30 40 一 一 " 一 0 ∩) 一 石ヱ㈱僻繁藤柴 一20 -30 トl■t一 捌 御 庄 熟 変 放 放 熱 器 (a)ゴム継手 変圧器側 l トー放熱器側 I l 200 500 周 波 数(Hz) (b)金属ベローズ 800 図6 防振継手の振動減衰特性 防娠継手の通過前後における振動減 衰特性を示すものであるくノゴム防振継手の場合は25dB以上金属ペローズの場 合は15dB程度の減衰が期待できるLつ 70 0 0 ごU 5 〓三人省)ミてユ柵壊 40 ′ヽ Jl J l ■■ /′′ヽ、 ′′

二の場合,減音量に応じて表lに示す各柿の構造が選択さ れている。 4・3 コンクリート建屋によるしゃ音

厚さ200mm程度のコンクリートの内側に空乞ミ層を介して各

朽吸音材を内張りしたもので,大容量器の騒音低減に威力を 発j軍する。 4.4 防振対策 タンク面からの乞i中伝搬騒苦は前述の方法で減音できるが, タンクから配管を経由して放熱器へ振動が仁ミ達されて放熱器 から発生する騒音,変圧器其礎への振動伝達,コンサベータ などの付属品への振動仁二達による騒音などの固体伝達騒音を 減少させるには,振動伝達経路に適切な防振装置を設ける必 要がある。特に最近需要の多くなった50ホン(A)級の騒音仕 様の変圧器の場合,この防振対策が非常に重要になってくる。 放熱器は必ず防音壁の外部に露出されるし,騒音放射面積 が非′.削二大きいので,タンクとの接続配管部における振動は ′トさくても,大きな騒二新原となっている。このため,低騒音 変圧器で騒音仕様が特に低く抑えられる場合は,配管途中に 防振継手を介在させている。防振継手としては,防振ゴム継 手又は金属ベローズ継手が採用される。図6は防振ゴム継手 の振動減衰効果の試験結果の-一一例を示すものであるが,防振 ゴム通過前と通過後の軸方向振動の周波数特性を,騒音のA 特性と同一のフィルタを通して測定したものである。これに よると25dB以上の減衰が期待できることが分かる。次に金属 ベローズを挿入した場合の同様測定例を同じく図6に示すが, 15dB程度の減衰が期待できることが分かる。しかし,金属ベ ローズはその構造上,運転時の加振周波数範囲内に多くの固 有振動数をもつので,共振防止には十分注意しなければなら か、。金属ベローズの周波数特性を変化させ,共振の影響を 実測した例を図7に示す。 変圧器本体と基礎間に防振ゴムを挿入し,基礎への振動すム 達抑制を行なうことも効果があるため,減音量を大きく要求 される場合,標準的に適用されている。この場合,防振ゴム のばね定数を小さくするほど防振効果は上がるが,ゴムの形

状,荷重分担能力などを考慮せねばならない。

群 ラジエータパンク

\′\

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共振時

/

\非共桝

′/′′

しり\八

′ 100 120 1e;0 200 250 300 周 波 数(Hz) 400 500 図了 金属ペロース共振防止対策前後の変圧器騒音比較 金属ペローズの共振を防止すれば,等量書 値73ホン(A)から53ホン(A)に低減された一例を示す。

測鮎

(5)

受変電設備の低騒音設計 563 表2 低騒音変圧器の各部分からの放射騒音分布 振動加速度法に ょる合成騒音値と騒音計による平均騒書値は比較的一致している。50ホン(A) 以下の変圧器の設計に際しては,放熱器,コンサベータなどへの本体からの振 動伝達を防止する必要がある。 騒 書 対 策 振動加速度より求めた推定覧蚤苦値〔ホン(即〕 騒音計 による 実フ則値 〔ホン(Aり 防吾壁 世方振 継手 その他 タンク■ (防書 壁) カ/ヾ-(防音 カバー) 方丈熱器 コンサ ベータ 合 計 不 付 不 付 59.3 40.7 50.5 4卜0 59.9 6l.0 一重 (タン ク側面 のみ) 46.0 40.了 50.5 4l.0 52.5 53.4 一重 (タン ク側面 及び力 バー上) 一 主旨 放熱器 別置コ ンサベー タは放 熟器上 に設置 46.0 37.1 45.5 35.0 49,3 48.8 二重 (タンク 側面) 一重 (カバ 一上) 二段 直列 40.6 37.1 l 40.0 35,0 44.7 8書写重苦 が大き く,)則 定でき ず。 4.5 低騒音変圧器の構造 址近は30MVA級のかなり大容量の産業用変圧器で,45ホン ㈱級の低騒音変圧器の需要が叩大してきた。このような変圧 器の騒音低減柿道の決定に当たっては,変圧器の各部分から の放射騒音を分維解析し,放射騒音の大きい部位について対 策を施すことが有効な方法であるが,実際にはこれを分離測 定することは至難である。我々はこの対策として,振動面の 振動加速度と面よりの放射書の青圧レベルはほぼ比例関係に あることを利用し,次のような手法で各部分からの放射騒音 を分離している。まず各部分の面の振動加速度の周波数特性 を測定し,これより各周波数成分の昔圧レベルを計算する0 更にAスケールでの合成騒音値に換算し,これを各部の測定 而柿とJEM騒音測定面積の比より面積換算して,該当部分の 騒洋寄与率を求めるものである。実際に音源は大きさが有限

であり,音の拡散,干渉などのため上述のように単純な関係

では求まらないが,騒音対策には非常に効果を挙げている。 我々は20∼30MVA級の低騒音変圧器の合理的構造を検討す るため,先般20MVA変圧器を供試器として,各種の防音壁構 造,防振継手方式の組合せを実施して騒音低減効果の試験を 実施したが,その結果を表2に示す。同表で各騒音放射面か らの放射騒音のJEM測定面への換算値は,前述の振動加速度 法によったものである。この表で振動加速度法による合成騒 音値と騒音計によるJEM測定面の平均騒音値とは比較的よく 合致していることが分かる。この結果より50ホン(劫以下の変 圧器を実現するためには,放熱器への振動伝達を棟力′トさく することが必要不可欠であることが分かり,またコンサベー タなども本体の振動が直接伝達せぬよう十分考慮しなければ ならない。45ホン(如級の変圧器は,二重防音壁とし金属ベロ ーズ継手を二段カスケードに設置することが合理的であるこ とが分かる。 回

しゃt斬器の騒音

変電所の騒音としては,変圧器のほかにしゃ断器の操作書 が問題になる。産業用変電所のしゃ断器として,最近ガスし ゃ断器が急速に採用されつつあるが,定格糾kV,25kAのガ {U O O O O (U ハU q) OU 7 6 5 〓<)人格〕ミて上榊盟 投入操作時

ラ…毛ト

.操作時 引はずし操作時 5 10 20 距 離(m) 50 100 図8 ガスLや断器騒音の距離減衰特性例 定格84kV,25kAガスL や断器騒書の距離減衰特性を示す。 スしゃ断器の騒音の距馳減衰例を図8に示す。オースしゃ断器 の場でトは,しゃ断時吹き付けられたがスの排気は密閉タンク 内で行なわれるため,外部への騒音の仁瑚貨はほとんどなく, 騒音レベルは抽入しゃ断器よりも低い。変圧器グ)騒音が連続的 で,しかもほぼ一定の周波数成分をもっているのに対し,し ゃ断器が発生する苦は瞬間FlくJで,しかも苦の周波数成分も ̄一 定したものではない。しゃ断器操作時の衝撃音の適切な測定 評価法が確立されていないこと,一一般に1日1回も動作しな い間欠普であることなどから,しゃ断器の騒音評価と対策に っいては今後の問題として考えることとし,本村からは除外 した。 田

既設変電所の馬量音対策

既設変電所の馬蚤音対策としては,変圧器を防音壁什に改造 する方乱 しゃ吉岡壁を建てる方法,境界線上にしゃ吉べい を建てる方法,変電所まわりの騒音分布計算を行ない,変圧 器設置位置を境界線騒音のいちばん厳しい位吊から遠ぎけた り,変電所建屋をしゃ音国壁,又はへいの代わりになる位置 に変圧器を移設する方法などが考えられる。これらについて は既に発表(5)されているので,ここでは特に言及しない。 IR

言 以上,変電所の防音計画に当たって,その基本となる騒音 分布計算法及び変圧器騒音の低減設計に当たり考慮すべき点 と最近実施した低騒音変圧器の試験例について紹介した0「騒 音規制法+が本格的に適用され,どの変電所においても防音計 画及び対策が必要になってきたが,このような時期に際し, 本稿がいささかでも役だてば筆者らの幸いとするところであ る。 参考文献 (1)日本音響材料協会編:騒音対策ハンドブック,(昭41-12,技 報堂) (2)日本電機工業会規格,JEM-1117,変圧器の騒音レベル測定法

(3)M.W.Shuly,R.J.Ringlee:"Some Characteristics of Audi【

ble Noise of Power Transformers and Tlleir Relationship

to Audibility Criteria and Noise Ordinanceご Tr・Of AIEE

316,June1960

(4)電気技術基準調査委員全編:発変電所等における騒音防・lL対 策指針,(昭46-12,日本電気協会)

参照

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