A Study of Grammar Instruction in Senior High School Classroonls -Through Literature Review Concerning Focus on Form
-教科・領域教育専攻 言語系(英語)コース 大 西 友 一 朗 1. はじめに
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プログラムが日本の学校現場へ導入 されて10年以上になり、平成 6年度の高等 学校指導要領の改訂に伴い、高等学校に「オ ーラル・コミュニケーションJとしづ授業が 設置され、生徒たちは生きた英語に触れる機 会が授業を通して多くなったO また、平成1 5年度施行の学習指導要領では、 f実践的コ ミュニケーション能力Jの重要性が叫ばれて いる。これらにより、コミュニケーションの 道具として英語を学ぶための最適な環境が 整いつつある。 しかし、その反面、コミュニケーション活 動が重要視されすぎるあまり文法面が軽視 され、生徒の文法力が落ちていることを指摘 する教師がいることも否めない (e.g.加藤, 2001,穂坂, 1998, etc.)。また、大学受験で英 文法が必要とされ、実際の学校現場では、文 法は重要な位置を占めている。同時に「文法 の授業」とし、うのは、公式泊句にはなくなって いるものの生徒の文法力の育成を目的とし て文法の教科書が補助教材として扱われ、 「オーラル・コミュニケーションJの授業で さえ文法の授業をおこなっている高校はか なり多いのではなかろうか。 以上のことから、本論文は、コミュニケー ション志向の英語授業における効果的な文 法指導のあり方を Focuson Formに関する 指 導 教 官 山 森 直 人 文献研究を通して明らかにし、日本の高等学 校の英語授業における文法指導の今後の方 向性を追究することを目的とする。 2. 概要 第1章では、研究に至った背景・動機、研 究目的、論対:青成を述べる。 第2章では、文法指導における先行研究を 概観する。具体的には、 Ellis(1985)で言及さ れている「道筋 (route)J、「速度 (ratβ)J、「到 達地点 (success)Jの3つの視点から文法指 導の効果について述べる。次に文法指導の類 型として、 Sharwoocl-Smith (1981)が提案す る、「綿密性 (elaLoration)Jと 「 明 示 性 (explicitness) Jを基に、言語構造の呈示方法 にはどのようなものがあるかを示す。そして、 文法指導の目指すべき「到達地点 (sucωss)J とは何かをテーマに、 Bialystock(1988)の “'Iwo climensions0'1language pro1
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ciency"の 座標を用し、て、現在の小学校、中学校、高等 学校がどの位置に属するのかを明らかにす る。そして、高等学校では、どのような指導 をおこなえばよし、かを考えるD 第3章では7つのFocuson Formに関す る先行研究を基に、 Focuson Formの調査に 見られる言語活動の類型化を行い、それに考 察を加える。この具体的考察から明らかにな った効果のある言詰活動には、以下の3つの 円 h u o o q/U特徴がある。 1. インフOツトさ才しているものをアウトブρツ トすることによりその効果は現われるO 2.最も効果的な編制とは、「個人j レベル で、言語活動を行うことである。 3. アウトフ。ットに対してフィードバックを 加えることにより、文法事項に“awareness" (気づき)を促すことができ、またその効果 を持続することができる。 第4章では、日本の高等学校に対する教育 的示唆としてFocuson Formの位置づけに ついて述べ、本論を要約し、今後の;照E点 を 述べるO 3. 終わりに 本論の成果は、 Focuson Formの指導方法 を類型化したこと、 Focuson Formの指導方 法の中で、特に有効で、あると考えられる言語 活動を特定化したこと、及び日本の高等学校 における Focuson Formの可自