平成30年度(2018 年度)
宝塚市地域防災計画
[見直しの概要]
平成30年(2018 年)5月16日(水)
宝塚市防災会議
資料3
本編
第3章 被災者救出・救援及び生活再建支援を適切に行うための備えの充実
○宝塚市地域防災計画改定版(案)に対するパブリック・コメント手続きに基づく意見を
反映した結果、上記の項目において、「大規模地震発生時」と表記されていたものを、「大
規模災害発生時」へ修正します。
第6章 地区防災計画
○平成29年度に「川面地区(宝塚小学校区)」「宝塚第一小学校区」「売布小学校区」
の3地区から地区防災計画の提案があったため、宝塚市地域防災計画の修正案の一部とし
て確認いただき、宝塚市地域防災計画に下記のとおり掲載します。
(2)「川面地区自主防災会」地区防災計画 ア 計画の名称 川面地区自主防災会 地区防災計画 イ 活動の基本方針 平常時から備えの充実を図り、災害が発生した場合には自助・共助を着実に実行するため、地 区住民が自発的に助け合って救出・救助活動を行い、自分たちのまちは自分たちで守るという心 構えで、地区防災力を高めることを目的とする。 ウ 計画の対象範囲(範域) 宝塚小学校区まちづくり協議会、川面地区自主防災会の住民第2部 災害予防計画
第2節 各地区における地区防災計画
3 各地区における地区防災計画
(2)
「川面地区自主防災会」地区防災計画
(3)
「宝塚第一小学校区」地区防災計画
(4)
「売布小学校区」地区防災計画
第7節 災害時における教育対策の環境整備
3 計画
(1)教職員用大規模災害時初動マニュアルの策定
(2)災害時を想定したカリキュラムの策定
エ 活動主体及び活動団体 宝塚小学校区まちづくり協議会 川面地区自主防災会 【東分会】 大道自治会、小場自治会、川面荘園自治会、南御殿山自治会、御殿山北自治会、 ソリオ宝塚自治会、ローズハイツ自治会、川面東だんじり保存会 【西分会】 池田自治会、鍋野自治会、御殿山高台自治会、ドルミ宝塚、宝塚市栄町西、エス リード宝塚、川面西地車保存会 【南分会】 宮の町自治会、旭町1丁目自治会、旭町2・3丁目自治会、鶴の荘自治会、宝塚 市花のみち自治会、南地車保存会 オ 地区の特性 集中豪雨及び台風により、山麓部では土砂災害や斜面の決壊、武庫川周辺は荒神川及び大堀川 を擁し、堤防の決壊や氾濫、家屋への浸水が予想される。 また、住宅が密集している地域が多く、地震による家屋の倒壊及び火災も予想される。 カ 対象とする災害 水害 土砂災害 地震 火災 キ 主な活動計画 平常時の取組 防災知識の普及 啓発 ・防災計画や家庭における防災知識の普及、危険箇 所等の把握、水害、火災及び地震等の対策。 地区の安全点検 及び火災予防 ・地区の危険箇所の確認や改善、不要な可燃物の撤 去及び危険物等の適正管理、防災資器材の点検・整 備。 防災資機材の点 検・整備 ・各地区で管理している小型動力ポンプ等の点検・ 整備を定期的に実施。 防災訓練 ・災害時における情報収集、伝達、初期消火及び避 難誘導等を迅速かつ的確にするため、訓練を毎年度 実施。 災害時の取組 情報収集・伝達活 動 ・公共機関から情報や地区の被災状況、火災発生状 況を取りまとめ、地区住民や防災関係機関への伝達 を実施。 初期消火活動 ・火災発生時、延焼拡大を防ぐため、初期消火活動
を実施。 救出・救護活動 ・建物の倒壊や落下物による負傷者の救出。救助活 動。 ・負傷者の応急手当及び救護所への搬送。 避難誘導活動 避難勧告等の発令時や地区住民の生命に危険が生じ る恐れがある場合は、避難所等へ避難誘導を実施。 給食・給水活動 ・地区で必要な物資を把握し、公共機関と連携して、 供給された非常食を必要に応じて炊き出し等を実施 する。 避難行動要支援 者(災害時要援 護者)等への支 援 避難行動要支援 者の支援体制の 構築 ・避難経路等の障害物や危険箇所を点検し、防災環 境の整備を実施 ・避難行動要支援者の誘導を実施 ・災害時に円滑に支援ができるように平常時から積 極的に隣近所とのコミュニケーションを図る。 その他 防災マップの作 成 ・地区の災害危険箇所の掲載 ・避難所等を住民に周知 (3)「宝塚第一小学校区」地区防災計画 ア 計画の名称 宝塚第一小学校区地区防災計画 イ 活動の基本方針 平常時から備えの充実を図り、災害が発生した場合には自助・共助を着実に実行するため、地 区住民が自発的に助け合って救出・救助活動を行い、自分たちのまちは自分たちで守るという心 構えで、地区防災力を高めることを目的とする。 ウ 計画の対象範囲(範域) 宝塚第一小学校区 エ 活動主体及び活動団体 宝塚第一小学校区まちづくり協議会 【自治会】 アジュール宝塚南口管理組合、クレアシティ宝塚南口、ザ・宝塚タワー、逆瀬川、寿楽 荘、新寿楽荘、ダイアパレス宝塚月見山、宝塚、宝塚南口、長寿ガ丘、月見台、月見山、 月見山2丁目、デ・リード宝塚リバービュー、中州、中州1丁目、中州園、西逆瀬川、野 上1丁目、宝松苑、宝塚宝南、宝南第一、宝梅、武庫山、武庫山1丁目、メロディーハイ ム宝塚、紅葉ガ丘
【管理組合】 アズ・マリオン・レーソル、イトーピア逆瀬川ガーデンフラッツ、ヴィローゼ宝塚南口、 グランプレイズ宝塚南口、コスモ宝塚武庫山、コスモヒルズ宝塚武庫山、サンビオラ1番 館、宝塚パインクレスト、宝塚南口アーバンライフ、藤和宝塚ホームズ・ヴィオレ、藤和 宝塚武庫山ホームズ、藤和ライブタウン宝塚、ヌーヴェル・ヴァーグ宝塚、ルモン宝塚南 口 【学校(園)】 宝塚第一小学校、宝梅中学校、光ガ丘中学校、甲子園大学地域連携支援センター、宝塚 武庫山幼稚園、宝塚南口幼稚園 オ 地区の特性 六甲山東端の山麓部から武庫川までの緩い傾斜地に家屋が多く、山麓部に近い地域では土砂災 害危険区域に指定されている場所がある。過去の災害で集中豪雨により周辺地域が浸水したこと がある。 カ 対象とする災害 風水害 土砂災害 地震 火災 キ 主な活動計画 平常時の取組 防災知識の普及 啓発 ・地区住民に家庭内備蓄のチェックリスト等を参考 に防災知識の普及や啓発活動を実施。 地区の安全点検 ・地区の危険箇所や防災上問題のある場所を確認し、 改善のための働きかけを実施。 防災資機材の整 備 ・各地区で管理している防災資器材の点検・整備を 行い、取扱いの確認を実施。 防災訓練 ・地区住民の積極的な参加を呼びかけ、自治会、自 主防災会、管理組合ごとに訓練を実施すると共に規 模の多きい訓練は第一小学校区で実施する。 災害時の取組 情報収集・伝達 ・公共機関などから正しい情報を収集し、区の被災 状況、火災発生状況を取りまとめ、防災機関への報 告を実施。 救出・救助活動 ・自分自身が怪我をしないよう注意しながら、地区 住民で協力して負傷者や家屋を下敷きになった人の 救出・救助活動を実施。 初期消火活動 ・火災発生時、延焼拡大を防ぐため、初期消火活動 を実施
医療救護活動 ・医師の手当てが受けられるまでの間、負傷者の応 急手当をして、救護所へ搬送する。 避難誘導活動 ・地区住民を安全な避難場所などへ誘導する。 給食・給水活動 ・地区で必要な物資を把握し、公共機関と連携して、 供給された非常食を必要に応じて炊き出し等を実施 する。 避難行動要支援 者(災害時要援 護者)等への支 援 避難行動要支援 者の支援体制の 構築 ・避難経路等の障害物や危険箇所を点検し防災環境 の整備を実施 ・避難行動要支援者の誘導を実施 ・災害時に円滑に支援ができるように平常時から積 極的に隣近所とのコミュニケーションを図る その他 防災マップの作 成 ・地区の災害危険箇所の掲載 ・各自治会・管理組合は、総会や役員会を通じて、 地区住民に災害に関する認識を深める。 (4)「売布小学校区」地区防災計画 ア 計画の名称 売布小学校区地区防災計画 イ 活動の基本方針 異常な自然災害が発生した場合、地区住民の自分たちのまちは自分たちで守るという心構えで、 自助・共助が着実に実行できることを目標とする。 ウ 計画の対象範囲(範域) 売布小学校区の全住民 エ 活動主体及び活動団体 売布小学校区まちづくり協議会 売布きよしガ丘自治会、泉ガ丘自治会、泉ガ丘北自治会、第一売布ガ丘自治会、清 荒神五丁目自治会、売布北自治会、中山荘園自治会、宝塚売布住宅自治会、売布園 住宅自治会、売布東の町自治会、清荒神自治会、米谷自治会、ピピアめふ2自治会 の各自主防災会及びそれに準ずる組織 オ 地区の特性 集中豪雨及び台風により、大堀川氾濫による浸水害、山手地区の急斜面のがけ崩れが予想され る。 また、地震により家屋や電柱の倒壊及び火災が予想される。
カ 対象とする災害 水害 土砂災害 地震 火災 キ 主な活動計画 平常時の取組 防災知識の普及・啓 発 ・地区住民が防災・減災に関心を持ち続けられる よう、啓発事業を行う。 ・パンフレットや会報紙の配布、講習会等の開催 により啓発する。 地区の安全点検 ・回覧、講習会等で備蓄及び住宅の耐震化を推進 する。地区の危険箇所の確認や改善を図る。 防災資機材の点 検・整備 ・資器材の定期点検や使用方法の確認を行う。 防災訓練 ・避難所運営訓練、要援護者支援訓練、小学校児 童との合同訓練等、様々な訓練を実施し地区住民 の災害対応力を育成する。また訓練後に検証し、 地区防災計画に反映する。 災害時の取組 給食・給水 ・市から配布された又は地域内の家庭等から提供 を受けた食料・水等を配分又は炊き出しを行う。 情報の収集・伝達 ・地域の災害情報、報道から情報を収集し、必要 な情報を地域及び関係機関に情報伝達する。 ・電話、テレビ、ラジオ、トランシーバー、伝令 等で情報収集伝達を行う。 避難誘導活動 避難勧告等の発令時や地区住民の生命に危険が生 じる恐れがある場合は、避難所等へ避難誘導を実 施 避難行動要支援 者(災害時要援 護者)等への支 援 避難行動要支援者 の支援体制の整備 ・民生児童委員の戸別対応に応じて自治会関係者 と連携し、拡大していく。