• 検索結果がありません。

2 log 3 9 log 0 0 a log log 3 9 y 3 y = = 9 y = 2 0 y = 0 a log 0 0 a = a 9 2 = 3 log 9 3 = 2 a 0 = a = a log a a = log a = 0 log a a =. l

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "2 log 3 9 log 0 0 a log log 3 9 y 3 y = = 9 y = 2 0 y = 0 a log 0 0 a = a 9 2 = 3 log 9 3 = 2 a 0 = a = a log a a = log a = 0 log a a =. l"

Copied!
11
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

経済数学入門

対数関数

丹野忠晋

2012

7

8

今回は対数関数を勉強します.

1

対数の計算

今まで指数法則や指数関数を学びました.その「逆」の計算や関数が対 数や対数関数です.対数のことを英語で logarithm と言いますが,ある数 x に対して ay = x を満たす y を底を a とする x の対数と言います.このとき y を記号で logax と書きます.底が a の対数関数 logax の定義は y = logax ⇐⇒ x = expay となります.各パラメータは a > 0, a 6= 1 であるとします.そうなると x > 0 が定義域になります. 例 1 log5125 を求めてみよう. 解答 1 log5125 を y とおくと y = log5125 ⇐⇒ 125 = 5y ここで 125 を良く見ると 125 = 53 なので y = 3 すなわち log5125 = 3

(2)

もう少し計算を行ってみましょう. 例 2 log39,log1010a,log

93 を求めてみよう. 解答 2 log39 を y とおくと,3y = 9 となる.よって,32 = 9 なので y = 2 となる.同様に,10y = 10aとなるので log1010a = a となる.また,9 1 2 = 3 から log93 = 12 となる. 指数法則を用いて計算を行ったように対数の計算を行いましょう.指数法 則に対応する対数法則があります.まず最初に分かるのは a0 = 1 と a1 = a が成り立ちますから次のようにとなります.

対数の公式

logaa = 1 loga1 = 0 同様に上の公式から loga1 a = −1 が成立することも分かります. 問い 1 次を計算して下さい. 1. log39 2. log1010a 3. log82 4. log100.01 他の公式を書いておくと次のようになります.

(3)

対数法則

(1) logaxy = logax + logay

(2) logax y = logax − logay (3) logaxy = y log ax 掛け算は足し算に,割り算は引き算に,累乗は前に出ることが分かります. 最初の公式を証明します.

(1) logaxy = logax + logay

左辺の logaxy を u と置きます.そうすると au = xy となります.同様に logax = v と logay = w と置くと,av = x と aw = y になります.最初の

au = xy の積 xy は次のように変形できます.

au = xy = avaw = av+w

両端の辺の指数部分を比べると u = v + w になります.この置いた記号を 元に戻すと logaxy = logax + logay が成立することが分かります.この公

式は指数法則の anam = an+m に対応していることが分かります. 2 番目の公式も同様に証明できます. (2) logax y = logax − logay 左辺の logaxy を u と置きます.そうすると au = x y となります.同様に logax = v と logay = w と置くと,av = x と aw = y になります.最初 の au = xy の商xy は次のように変形できます. au = x y = av aw = a v−w

(4)

両端の辺の指数部分を比べると u = v − w になります.この置いた記号を 元に戻すと logaxy = logax − logaが成立することが分かります.この公式 は指数法則の ana−m= a n am に対応していることが分かります. 3 番目の公式も同様に証明できます. (3) logaxy = y log ax 左辺の logax を u と置きます.そうすると au = x となります.両辺を y 乗 すると (au)y = xy となります.左辺は (au)y = auy となることが指数法則から分かります.よって, auy = xy になります.ここに底を a とする対数と捉えると logaxy = uy = y logax になり公式が証明されました.この公式は指数法則の (an)m = anm に対応していることが分かります. 問い 2 次を簡単にして下さい. 1. log24 + log224 2. log332 log364 特に底が 10 の対数を常用対数といいます.これは実際の計算でよく用い られます.ネイピア数e が底の場合は自然対数 (natural logarithm) といい

(5)

ます.正式には logex と書きますが,それを表示する記号として底を省略し た log x や ln x と書くことがあります.

底の変換公式

logax = logbx

logba

logax = logab · logbx

logax = 1

logxa

特に最初の公式は底を a から b に変換するために頻繁に用いられます.最 初の公式 logax = loglogbbxaを証明してみましょう.まず,左辺を u と置きます.

u = logax すなわち au = x この後者に b を底とする両辺の対数を取ります. logbau = log bx ここで公式 logaxy = y logax から u logba = logbx が得られます.よって, logax = u = logbx logba が成り立ちます. 問い 3 次を簡単にして下さい. log23 · log316

2

対数関数

対数関数 (logarithm fuction) とは指数関数の逆関数です.ここで逆関数 の定義を思い出しましょう.関数 f : X → Y の逆関数 f−1とは, 1. Y から X への関数である. 2. f (x) = y ⇐⇒ f−1(y) = x

(6)

x y 0 1 y = log2x 図 1: 対数関数のグラフ が成り立つことでした.底が a の対数関数 logax の定義は y = logax ⇐⇒ x = expay となります.直感的に対数関数とはゆっくりと増加する関数です.明らかに loga1 = 0, logaa = 1 が成り立ちます.指数関数の値域は y > 0 ですから,対数関数の定義域は x > 0 になります.指数関数の類推から logax は a > 1 で増加関数になります.例え ば,y = log2x そのグラフは次のようになります.同様に y = log2(x+1) のグ ラフは以下のようになります.気をつけなければならないのは定義域です.こ の場合は明らかに x > −1 となります.y 軸方向を考えると y = loga(x−p)+q は y = logax のグラフを x 軸方向に p そして y 軸方向に q だけシフトしたグ ラフとなります. 指数で自然対数の底 e の関数が重要であったように対数関数でもその e が 底である関数が最も重要です.この自然対数とも呼ばれる対数関数は頻繁 に数学に登場します. y = logex = log x これは指数関数 exp の逆関数です.ですから下が成り立っています. exp log x = x この対数関数のグラフは以下のようになります.関数 log と関数 exp は逆関 数の関係にあります.そのため両者のグラフは 45 度線に関して対称になり ます.

(7)

x y 0 1 y = log2(x + 1) 図 2: 対数関数のグラフ 2 x y 0 1 y = logex 図 3: 自然対数関数

(8)

x y 0 1 y = log x y = log x y = exp x y = x 図 4: 自然対数関数

(9)

3

貯金が

2

倍になるには何年かかる

対数の応用として複利で貯金が増えているときに何年経てば貯金がどれ くらい増えるかを考えて見ましょう.複利の元利合計と利子の公式は (1 + 年利)年数= 元利合計 元金 でした.対数の底を 1 + 年利 としますと金利イコールの式になります. 年数 = log(1+年利) 元利合計 元金 この式を用いて色々考えてみましょう. 例 3 10 万円を 1 年複利で年利が 1% の預金に預けたときに元利合計が 11 万円になるには何年掛かるでしょうか? 解答 3 元金は 10 万円,元利合計が 11 万円であり金利が 1% ですから, 年数 = log(1+0.01)110000 100000 = log1.011.1 となりますが底が 1.01 とは明らかに中途半端な数ですから底の変換公式を 利用しましょう. 年数 = log1.011.1 = log101.1 log101.01 ここで関数電卓や Excel の数学関数 LOG10 などを用いると左辺を計算でき ます.結局, 年数 = log101.1 log101.01 = 0.041392685 0.004321374 = 9.57859404 ' 10 となり約 10 年間掛かることになります. 問い 4 金利が 0.1% で 10 万円が 11 万円になるには何年掛かるだろうか? ただし,log101.001 = 0.00043 とします.10 年にかなり近いだろうか?それ ともずいぶん長い間掛かるだろうか? 上の例で 10 万円が 11 万円になるときははじめに預けたお金を目標とす る元利合計の比率が重要でその絶対的な金額は関係ありませんでした1.つ まり 100 万円が 110 万円でも 1 億円が 1.1 億円でも同じです.つぎに元金の 2 倍になるにはどのくらいの年月が掛かるかを見てみましょう.前に見た計 1自然対数と同様に Excel の数学関数 LN を用いると計算できます.

(10)

算方法により,公式として次のように表現できます.今回は自然対数の底で 表現しています.

元利合計が

2

倍になる年数

複利の年利が r × 100% であるとき預けた金額が 2 倍になる年数は以下の 式で表される. 年数 = log 2 log(1 + r) 例 4 1 年複利で年利が 0.5% の預金に預けたときに元利合計が 2 倍にな るには何年掛かるでしょうか? 解答 4 年数 = log 2 log(1 + 0.001) = log 2 log 1.001 = 0.000434077 0.693147181 = 138.9757216 ' 139 となりますから低金利では二倍になるまで一生を掛ける以上の年数が必要 になります. 預金が 2 倍になる年数を対数で計算するのは少しばかり大変です.その ため便利な近似式,72 の法則があります.

72

の法則

預けた金額が 2 倍になる年数は以下の式で表される.ただし年利はパーセ ント表示である. 年数 = 72 年利 今のケースを 72 の法則で計算して見ましょう. 年数 = 72 0.5 = 144 144 年ですから 139 年とほぼ等しいです.この法則を導出しましょう.複利 の年利が r × 100% であるとき預けた金額が 2 倍になる年数は 年数 = log 2 log(1 + r)

(11)

x y 0 y = log(x + 1) y = x 図 5: 自然対数のグラフ でした.金利が十分に小さければ log(1 + r) と r はほぼ同じとみなすことが できます.これは y = log(x + 1) のグラフは x = 0 において y = x で近似で きることを意味します. 年数 = log 2 log(1 + r) ' log 2 r 72 の法則では利子率をパーセントで表示したいので分母と分子に 100 を掛 けます. 年数 ' 100 log 2 r(パーセント表示) log 2 はおよそ 0.693 になり分子は 69.3 になります.しかし,このままです と誤差が大きくなるので分子を 72 にして計算します.(そのほうが様々な計 算に便利です.) 問い 5 次の利子率で元利合計が 2 倍になる年数を 72 の法則で求めなさい. (1) 2% (2) 3% (3) 8% (4) 12%

参照

関連したドキュメント

Finally, in the Appendix, we prove the well-known fact that the category of ket coverings of a connected locally noetherian fs log scheme is a Galois category; this implies,

(The Elliott-Halberstam conjecture does allow one to take B = 2 in (1.39), and therefore leads to small improve- ments in Huxley’s results, which for r ≥ 2 are weaker than the result

Log abelian varieties are defined as certain sheaves in the classical ´etale topol- ogy in [KKN08a], however the log flat topology is needed for studying some problems, for example

Let Y 0 be a compact connected oriented smooth 3-manifold with boundary and let ξ be a Morse-Smale vector field on Y 0 that points in on the boundary and has only rest points of

We prove tight- ness of the recentered maximum of the Gaussian fields and provide exponentially decaying bounds on the right and left tails.. Display (1.1) implies that the

The theory of log-links and log-shells, which arise from the local units of number fields under consideration (Section 5), together with the Kummer theory that relates

The case where S is the spectrum of an algebraically closed field is essential for the general local struc- ture theorem.. This case was proved in the previous paper [6], which was

これはつまり十進法ではなく、一進法を用いて自然数を表記するということである。とは いえ数が大きくなると見にくくなるので、.. 0, 1,