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平成 29 年度 消費者の意識に関する調査 結果報告書 食品ロス削減の周知及び実践状況に関する調査 平成 30 年 3 月 消費者庁消費者政策課

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平成 30 年3月 27 日

食品ロス削減の周知及び実践状況に関する調査の結果について

News Release

【本件に関する問合せ先】

消費者庁 消費者政策課

担 当 :戸川、坂井

電話番号:03-3507-9261(直通)

FAX :03-3507-7557

消費者庁では、関係省庁、地方公共団体や消費者団体を始めとする各種団体の皆

様と連携し、食品ロス削減の推進に向けた取組を行っております。

この度、

「食品ロス削減の周知及び実践状況に関する調査」を行い、その結果を取

りまとめましたのでお知らせします。

(2)

平成 29 年度

消費者の意識に関する調査

結果報告書

―食品ロス削減の周知及び実践状況に関する調査―

平成 30 年3月

消費者庁消費者政策課

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1

【調査概要】

1. 調査目的

本調査は、不特定多数の消費者に対して、食品ロス削減の周知及び実践状況等につい て調査を行い、食品ロス削減に関する消費者の現状や求められる施策等を把握し、食品 ロス削減に向けた施策検討及び消費者基本計画等の作成に資することを目的とする。

2. 調査対象

全国の満 18 歳以上の男女 3,000 人 ※国勢調査(2015 年)における性別、年齢、地域の比率を基に、調査実施機関に登録さ れているモニターから抽出。

3. 調査時期

2018 年1月 平成 28 年度との比較にあっては、「平成 28 年度消費生活に関する意識調査結果報告書 -食品ロス問題等に関する調査-」を用いた。調査対象及び調査方法は同一である。

4. 調査方法

インターネット調査

5. 調査項目

Q1:あなたは、「食品ロス」が問題となっていることを知っていますか。当てはまるも のを1つお選びください。 Q2:あなたは、「食品ロス」を減らすために取り組んでいることはありますか。当ては まるものを全てお選びください。 Q3:「食品ロス」を減らすために取り組んでいる理由として、最も当てはまるものを1 つお選びください。 Q4:あなたは、食生活の中で「もったいない」を意識したことはありますか。当ては まるものを全てお選びください。 Q5:あなたは、「食品ロス」を減らすために、今後どのように取り組もうと思います か。当てはまるものを1つお選びください。

6. 調査実施機関

株式会社日本リサーチセンター

7. その他

(ア)Nとは、比率算出の基数を表すもので、原則として回答総数又は分類別の回答者数のこ とである。「複数回答」と記載のある質問は、複数回答を認めているため、回答した人 の合計値はNを上回ることがある。 (イ)百分比(%)は、小数点第二位で四捨五入し、小数点第一位までを算出した。そのた め、比率の合計値が 100%にならない場合がある。また、本文中の数値と図表の各項目 の合計値が一致しない場合がある。

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2

【調査結果】

1 食品ロス問題の認知度 食品ロスの問題を知っているか聞いたところ、「知っている」と回答した人が 73.4% (「よく知っている」16.9%+「ある程度知っている」56.6%)であった。一方で「知らな い」と回答した人が 26.6%(「あまり知らない」18.5%+「全く知らない」8.1%)となっ ている。(図1-1) 平成 28 年度の調査結果と比較したところ、「知っている」と回答した人の割合が増加して いる。(図1-2) 16.9% 56.6% 18.5% 8.1% よく知っている ある程度知っている あまり知らない 全く知らない 65.4 73.4 34.6 26.6 0 20 40 60 80 100 平成28年度 平成29年度 知っている 知らない N=3,000 よく知っている +ある程度知っている 73.4% 図1-1 食品ロス問題の認知度 図1-2 食品ロス問題の認知度(前年度比較) (%) (N=3,000) (N=3,000)

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3 2 食品ロス問題の年代別認知度 食品ロス問題の認知度を年代別に集計したところ、「知っている」と回答した人の割合が 最も高かった年代は 70 代以上で 85.7%(「よく知っている」23.5%+「ある程度知ってい る」62.3%)であった。一方で「知らない」と回答した人の割合が最も高かった年代は 20 代で 43.0%(「あまり知らない」23.8%+「全く知らない」19.2%)となっている。(図 2) 3 食品ロスを減らすための取組 食品ロスを減らすための取組について聞いたところ、「残さずに食べる」と回答した人が 69.7%と最も多くなっている。一方で「取り組んでいることはない」と回答した人は 8.3% にとどまっている。(図3) 平成 28 年度の調査結果と比較したところ、「料理を作り過ぎない」、「残った料理を別の料 理に作り替える(リメイク)」を除く取組で、回答した人の割合が増加している。(図3) 23.5 21.2 13.7 11.5 14.1 13.2 17.6 16.9 62.3 63.1 62.0 56.5 45.8 43.8 51.5 56.6 11.1 14.1 20.4 23.6 22.7 23.8 19.1 18.5 3.1 1.6 3.9 8.4 17.5 19.2 11.8 8.1 0 20 40 60 80 100 70代以上 60代 50代 40代 30代 20代 18~19歳 全 体 よく知っている ある程度知っている あまり知らない 全く知らない 13.7 0.4 22.6 27.2 34.5 32.0 44.9 45.8 44.1 64.7 8.3 1.4 28.2 28.4 32.2 33.8 43.6 50.8 51.3 69.7 0 20 40 60 80 取り組んでいることはない その他 飲食店等で注文し過ぎない 小分け商品、少量パック商品、バラ売り等食べ切れる量を購入する 残った料理を別の料理に作り替える(リメイクする) 日頃から冷蔵庫等の食材の種類・量・期限表示を確認する 料理を作り過ぎない 冷凍保存を活用する 「賞味期限」(※)を過ぎてもすぐに捨てるのではなく、自分で食べら れるか判断する 残さずに食べる 平成29年度 平成28年度 図3 食品ロスを減らすための取組(前年度比較) 図2 食品ロス問題の年代別認知度 各N=3,000 (n=673) (n=510) (n=437) (n=522) (n=441) (n=349) (n=68) (複数回答) (N=3,000) (%) (%) ※「賞味期限」は、開封していない状 態で、表示されている保存方法に従 って保存したときに、おいしく食べる ことができる期限のことで、この期限 を過ぎても、すぐに食べられなくなる ということではありません。 知っている 知らない 26.6% 73.4% 69.1% 30.9% 43.0% 57.0% 40.1% 68.0% 32.0% 59.9% 85.7% 24.3% 84.3% 15.7% 75.7% 14.3%

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4 4 食品ロス問題を認知して食品ロス削減に取り組む人の割合 食品ロス問題を認知して食品ロス削減に取り組む人の割合を集計したところ、食品ロス問 題を「知っている」と回答し、食品ロスを減らすための「取組を行っている」と回答した人 は 71.8%となっている。(図4) 5 食品ロスを減らすための取組理由 食品ロスを減らすための取組を行っている人に、食品ロスを減らすための取組理由につい て聞いたところ、「食べものを捨ててしまうことがもったいないから」と回答した人が 45.2%と最も多く、次いで「食べものを捨てることがお金を捨てることにつながるから」 (22.8%)「食べものを捨てることに罪悪感があるから」(18.9%)の順となっている。(図 5) 71.8 1.6 19.9 6.7 0 20 40 60 80 100 知っている/取組を行っている 知っている/取組を行っていない 知らない/取組を行っている 知らない/取組を行っていない 45.2% 22.8% 18.9% 9.2% 0.9% 3.1% 食べものを捨ててしまうことがもったいないから 食べものを捨てることがお金を捨てることにつながるから 食べものを捨てることに罪悪感があるから 環境問題やごみ減量などに貢献したいから その他 特に理由はない 図5 食品ロスを減らすための取組理由 図4 食品ロス問題を認知し、食品ロス削減に取り組む人の割合 N=3,000 N=2,751 (%)

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5 6 食生活の中で「もったいない」を意識した場面 食生活の中のどのような場面で「もったいない」を意識したことがあるか聞いたところ、 「期限切れ等で食べずに捨ててしまうとき」と回答した人が 56.2%と最も多く、次いで 「レストラン等で他人の食べ残したものを見たとき」(50.3%)、「自分又は自分の家族等が 食べ残したものを見たとき」(37.8%)の順となっている。(図6-1) 性別で集計したところ、「もったいない」を意識した全ての場面で、女性の割合の方が高 くなっている。(図6-2)また、平成 28 年度の調査結果と比較したところ、「自分又は自 分の家族等が食べ残したものを見たとき」、「ごみ(特に生ごみ)を捨てるとき」、「意識した ことはない」と回答した人の割合が減少している。(図6-3) 10.0 2.7 17.2 37.8 50.3 56.2 0 20 40 60 意識したことはない その他 ごみ(特に生ごみ)を捨てるとき 自分又は自分の家族等が食べ残したものを見たとき レストラン等で他人の食べ残したものを見たとき 期限切れ等で食べずに捨ててしまうとき 7.6 2.7 19.4 40.2 52.0 59.5 12.6 2.6 14.8 35.1 48.5 52.7 0 20 40 60 意識したことはない その他 ごみ(特に生ごみ)を捨てるとき 自分又は自分の家族等が食べ残したものを見たとき レストラン等で他人の食べ残したものを見たとき 期限切れ等で食べずに捨ててしまうとき 男性 女性 N=3,000 (複数回答) (%) (%) 図6-1 食生活の中で「もったいない」を意識した場面 図6-2 食生活の中で「もったいない」を意識した場面(性別) 男性:n=1,443 (複数回答) 女性:n=1,557

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6 7 食品ロスを減らすための今後の取組 食品ロスを減らすための今後の取組について聞いたところ、「積極的に取り組んでいきた い」と回答した人が 58.3%と最も多く、次いで「気がついたときに取り組んでいきたい」 と回答した人が 35.1%となっている。(図7-1) 年代別で集計したところ、「積極的に取り組んでいきたい」と回答した人が最も多かった 年代は 70 代以上で 70.3%であった。一方で「取り組まない」と回答した人が最も多かった 年代は 20 代で 16.3%となっている。(図7-2) 16.7 1.1 20.7 39.4 46.4 54.6 10.0 2.7 17.2 37.8 50.3 56.2 0 20 40 60 意識したことはない その他 ごみ(特に生ごみ)を捨てるとき 自分又は自分の家族等が食べ残したものを見たとき レストラン等で他人の食べ残したものを見たとき 期限切れ等で食べずに捨ててしまうとき 平成29年度 平成28年度 58.3% 35.1% 6.6% 積極的に取り組んでいきたい 気がついたときに取り組んでいきたい 取り組まない 図7-1 食品ロスを減らすための今後の取組 N=3,000 (%) 図6-3 食生活の中で「もったいない」を意識した場面(前年度比較) 各N=3,000 (複数回答)

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7 8 食品ロス問題の認知度と、食品ロスを減らすための今後の取組との関係 食品ロス問題の認知度と、食品ロスを減らすための今後の取組との関係を集計したとこ ろ、食品ロスの問題を「知っている」と回答した人では、食品ロスを減らすために「今後、 取り組んでいきたい」人が 98.4%(「積極的に取り組んでいきたい」67.8%+「気がついた ときに取り組んでいきたい」30.6%)であった。一方で食品ロス問題を「知らない」と回答 した人では、食品ロスを減らすために「今後、取り組んでいきたい」人が 79.6%(「積極的 に取り組んでいきたい」31.9%+「気がついたときに取り組んでいきたい」47.7%)となって いる。(図8) 70.3 68.8 59.5 54.0 47.8 39.0 51.5 58.3 27.5 29.6 36.6 38.1 39.5 44.7 42.6 35.1 2.2 1.6 3.9 7.9 12.7 16.3 5.9 6.6 0 20 40 60 80 100 70代以上 60代 50代 40代 30代 20代 18~19歳 全体 積極的に取り組んでいきたい 気がついたときに取り組んでいきたい 取り組まない 31.9 67.8 47.7 30.6 20.5 1.6 0 20 40 60 80 100 知らない 知っている 積極的に取り組んでいきたい 気がついたときに取り組んでいきたい 取り組まない (n=2,203) (n=797) (%) 図8 食品ロス問題の認知度と、食品ロスを減らすための今後の取組との関係 図7-2 食品ロスを減らすための今後の取組(年代別) (%) (N=3,000) (n=437) (n=510) (n=522) (n=441) (n=349) (n=68) (n=673) 今後、取り組んでいきたい 計 98.4 今後、取り組んでいきたい 計 79.6

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8

【調査票】

F.1 あなたの性別をお知らせください。

N=3,000

1)男性 (48.1) 2)女性 (51.9)

F.2 あなたの年齢をお知らせください。

N=3,000

1)18 歳から 19 歳 (2.3) 2)20 歳代 (11.6) 3)30 歳代 (14.7) 4)40 歳代 (17.4) 5)50 歳代

(14.6) 6)60 歳代 (17.0) 7)70 歳以上 (22.4)

F.3 あなたのお住まいをお知らせください。

N=3,000

1. 北海道 (5.8) 2. 青森県 (1.0) 3. 岩手県 (0.3) 4. 宮城県 (1.9) 5. 秋田県 (0.6) 6. 山形県 (0.9) 7. 福島県 (1.0) 8. 茨城県 (0.9) 9. 栃木県 (0.7) 10. 群馬県 (1.0) 11. 埼玉県 (5.4) 12. 千葉県 (4.3) 13. 東京都 (13.7) 14. 神奈川県 (8.0) 15. 新潟県 (1.8) 16. 富山県 (0.7) 17. 石川県 (1.2) 18. 福井県 (0.6) 19. 山梨県 (0.4) 20. 長野県 (1.8) 21. 岐阜県 (1.5) 22. 静岡県 (2.7) 23. 愛知県 (6.3) 24. 三重県 (1.3) 25. 滋賀県 (0.5) 26. 京都府 (2.5) 27. 大阪府 (6.9) 28. 兵庫県 (4.5) 29. 奈良県 (1.3) 30. 和歌山県 (0.5) 31. 鳥取県 (0.3) 32. 島根県 (0.3) 33. 岡山県 (1.9) 34. 広島県 (2.2) 35. 山口県 (1.0) 36. 徳島県 (0.7) 37. 香川県 (0.9) 38. 愛媛県 (1.2) 39. 高知県 (0.2) 40. 福岡県 (5.4) 41. 佐賀県 (0.6) 42. 長崎県 (0.8) 43. 熊本県 (1.2) 44. 大分県 (0.9) 45. 宮崎県 (0.7) 46. 鹿児島県 (0.9) 47. 沖縄県 (0.7) 我が国では、食料の多くを海外からの輸入に頼っている一方で、推計(※)で年間約 621万トンにのぼる「食品ロス」が発生しています。食品ロスとは、食べられるのに廃棄 される食品のことで、食料資源の浪費や環境への負荷などの観点から問題となっていま す。 ※ 平成 26 年度推計(農林水産省・環境省)

(11)

9 Q.1 あなたは、「食品ロス」が問題となっていることを知っていますか。 当てはまるものを1つお選びください。 N=3,000 1)よく知っている (16.9) 2)ある程度知っている (56.6) 3)あまり知らない (18.5) 4)全く知らない ( 8.1) Q.2 あなたは、「食品ロス」を減らすために取り組んでいることはありますか。 当てはまるものを全てお選びください。N=3,000 1)料理を作り過ぎない (43.6) 2)残さずに食べる (69.7) 3)残った料理を別の料理に作り替える(リメイクする) (32.2) 4)冷凍保存を活用する (50.8) 5)日頃から冷蔵庫等の食材の種類・量・期限表示を確認する (33.8) 6)「賞味期限」を過ぎてもすぐに捨てるのではなく、自分で食べられるか判断する (51.3) 7)小分け商品、少量パック商品、バラ売り等食べ切れる量を購入する (28.4) 8)飲食店等で注文し過ぎない (28.2) 9)その他 ( 1.4) 10)取り組んでいることはない ( 8.3) Q.3 「食品ロス」を減らすために取り組んでいる理由として、最も当てはまるものを1つお選びくだ い。N=2,751 1)食べものを捨ててしまうことがもったいないから (45.2) 2)食べものを捨てることがお金を捨てることにつながるから (22.8) 3)食べものを捨てることに罪悪感があるから (18.9) 4)環境問題やごみ減量などに貢献したいから ( 9.2) 5)その他 ( 0.9) 6)特に理由はない ( 3.1) Q.4 あなたは、食生活の中で「もったいない」を意識したことはありますか。 当てはまるものを全てお選びください。N=3,000 1)自分又は自分の家族等が食べ残したものを見たとき (37.8) 2)レストラン等で他人の食べ残したものを見たとき (50.3) 3)期限切れ等で食べずに捨ててしまうとき (56.2) 4)ごみ(特に生ごみ)を捨てるとき (17.2) 5)その他 ( 2.7) 6)意識したことはない (10.0) Q.4 あなたは、「食品ロス」を減らすために、今後どのように取り組もうと思いますか。 当てはまるものを1つお選びください。N=3,000 1)積極的に取り組んでいきたい (58.3) 2)気がついたときに取り組んで生きたい (35.1) 3)取り組まない ( 6.6)

参照

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