IBM DB2 Web Query for i 2.1
FAQ集
日本アイ・ビー・エム株式会社
Power Systems テクニカル・セールス
2013年7月 第2版
特記事項および商標
•本文書の内容は、特に記載の無い限り、2013年5月7日現在に公開されている文書に基づいています。 •本文書において、IBM 製品、プログラム、およびサービスについて言及する場合がありますが、このことはこのようなIBM 製品、 プログラム、およびサービスがIBM が企業活動を行っているすべての国で使用できることを意味するものではありません。本文 書で、IBM 製品、プログラム又はサービスに言及する部分があっても、このことは当該製品、プログラム、またはサービスのみが 使用可能であることを意味するものではありません。これらのIBM製品、プログラム、またはサービスに代えて、IBM の知的所有 権を侵害することのない機能的に同等のプログラムを使用することができます。 •本文書に記載されている情報の使用または手法の実施は、お客様の評価および使用している動作環境への統合能力にしたがっ て、お客様の責任で行っていただきます。記載されている情報はいずれもIBMにより、特定の状況における正確さは確認されてい るはずですが、いかなる環境においてもそれと同じ、あるいは同様な結果が得られるとは限りません。お客様独自の環境において、 これらの手法を適用する場合は、お客様の責任で行っていただきます。 •商標– IBM はInternational Business Machines Corporation の登録商標
– UNIX は、The Open Group の米国ならびに他の国における登録商標
– PowerPC は International Business Machines Corporation の登録商標
– POWER4 は International Business Machines Corporation の商標
– POWER5 は International Business Machines Corporation の商標
– POWER6 は International Business Machines Corporation の商標
– POWER7 は International Business Machines Corporation の商標
– IBM System は International Business Machines Corporation の商標
– IBM eServer は International Business Machines Corporation の商標
– Power Systems は International Business Machines Corporation の商標
– IBM i5/OS は International Business Machines Corporation の商標
– Systems Director VMControl は International Business Machines Corporation の商標
– IBM Systems Director Active Energy Managerは International Business Machines Corporation の商標
– Intel, Pentium は Intel Corporation の米国およびその他の国における登録商標
– Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標
更新履歴
– 2013年 5月 8日 第一版 (rev. 1.0) 発行
– 2013年 7月 29日 第二版 (rev. 2.0) 発行
» p. 36 パラメーターに関するご質問(2/2) 追記
DB2 Web Query カテゴリー別
FAQ
• 製品全般
• レポート作成
• グラフ作成
• シノニム管理
• アクティブレポート
•
OLAP
• ライセンス関連
• パフォーマンス
• 教育
製品に関するご質問 (1/3)
•
IBM DB2 Web Query for i とはどのような製品ですか?
– Query for System i (5722-QU1)の後継製品として位置づけられており、Web 対
応機能強化版です。また、実績のあるIA/UNIXサーバー用ソリューションである Information Builder 社 WebFocus のIBM i への移行版です。
•
DB2 Web Queryはいつごろから出荷されていますか?
– 2008年2月8日に日本での出荷が開始されました。
製品に関するご質問 (2/3)
•
DB2 Web Queryを利用するためにクライアントPC側にソフトウェアのインスト
ールは必要ですか?
– クライアントPC側にはブラウザーが必要です。ブラウザーの要件は、以下のとおり です。 – FotFix4適用時• Internet Explorer v10 (32-bit)
• Internet Explorer v9 (32-bit)
• Internet Explorer v8
• Firefox v19, v18
• Safari v5.1.5
• iOS v5
• Chrome v24
※Developer Workbench はInternet Explorerのみのサポートとなります。 ※ブラウザーによって、サポートされる機能が異なります。
サポートされるブラウザーの最新情報は下記URL内のNew Features (PDF) をご参照ください。
製品に関するご質問 (3/3)
•
DB2 Web Queryで他のシステムのDBを参照できますか?
– IBM i のDB2であれば、他のシステムのDB2に対しても基本機能でサポートされま
す。
– DB2 for LUW (Linux、Unix、Windows)に対しても基本機能でサポート開始され
ました。(2013年3月-Hotfix 4以降)
– Microsoft SQLサーバーは、Standard Editionの場合、サポートされます。
•
DB2 Web Queryを稼動させる推奨のH/Wスペックはどの程度ですか?
– PC要件 • PC のメモリー要件としては、照会を常に最適に実行させるために、一般に 1 GB 以上 のRAM を備えた PC が必要です。 – システム要件 • 情報系システムでは、お客様環境での依存が大きいため、おおまかな指標しかなく、実 際のパフォーマンス負荷を測定する場合には、実データを用いてテストを実施するしか ありません。サイジングに関しては次のページをご覧ください。 • もしくは、パイロット的に一部ユーザーにDB2 Web Queryを開放し、徐々に対象を拡大 する方法を推奨しています。DB2 Web Query のサイジング方法
• ワークロード・エスティメーターで、DB2 Web Query のサイジングが可能
–“Workload”に「DB2 Web Query」を選択し、下記のパラメーターを入力
IBM Systems Workload Estimator
http://www-912.ibm.com/wle/EstimatorServlet/ 【パラメーター】 1. 一般ユーザー数 (レポート実行のみのユーザー数) 2. 一般ユーザーの使用頻度別の割合 – Light 1時間に5レポート実行 – Medium 1時間に10レポート実行 – Heavy 1時間に20レポート実行 3. 開発ユーザー数 (レポートを作成するユーザー数) 4. DBのサイズ
導入に関するご質問
• DB2 Web Queryの前提ソフトウェアはありますか?
– IBM i 6.1以降が前提になります。
– 全てOSの標準ライセンスに含まれています。 【V6R1M0/V6R1M1】
– 5761 -SS1 Opt 3 Extended Base Directory Support
– 5761 -SS1 Opt 12 Host Servers
– 5761 -SS1 Opt 30 Qshell
– 5761 -SS1 Opt 33 PASE
– 5770-SS1 Opt43 追加フォント
– 5761 -JV1 Opt 11 Java SE 6 32 bit
– 5761-DG1 IBM HTTP Server for i5/OS
– 5761 -JC1 IBM Toolbox for Java 【V7R1M0 】
– 5770-SS1 Opt 3 Extended Base Directory Support
– 5770-SS1 Opt 12 Host Servers
– 5770-SS1 Opt 30 Qshell
– 5770-SS1 Opt 33 PASE
– 5770-SS1 Opt43 追加フォント
– 5761-JV1 Opt 8 J2SE 5.0 32 bit
導入に関するご質問
•
DB2 Web Queryを利用するためにクライアントPC側にソフトウェアのインスト
ールは必要ですか?
– DB2 Web Query を使用可能にするために PC にソフトウェアをインストールする 必要はありません。ブラウザーのみ必要とします。 – ただし、一部の開発者のみDeveloper Workbenchという開発ツールをインストー ルする必要があります。• 導入手順はどこに記載されていますか?
– 下記URLに導入手順書を掲載しています。Redbookにも導入手順が記載されて おりますが、日本語を利用する環境では、下記、導入手順書を参照してください。DB2 Web Query (5733-WQX) V2R1 簡易導入手順書 Rev1.3
http://www-06.ibm.com/systems/jp/power/info/pdf/DB2_WebQuery_V2R1_install_Rev1.3.pdf
DB2 Web Query 2.1 導入チェックリスト Rev1.1
http://www-
バージョン・アップに関するご質問
• 現在、DB2 Web QueryのV1R1M0、V1R1M1、V1R1M2を使っている場合、
DB2 Web Query 2.1 に上げるメリットはありますか?
– 開発ツールがインフォアシストに一本化され、スキル習得、メンテナンスコストがシ ンプルになります。 – ユーザーごとにカスタマイズ可能なダッシュボード画面が使用できます。 – 1.1.2までのデベロッパーワークベンチ版でのシノニムエディターとほぼ同等の機 能を保有するWebベースのシノニムエディターが使用できます。 – モバイルサポートされ、様々なデバイス、ブラウザーからMobile Favorites にアク セス可能になります。 – DB2 Web Query V2.1 の機能拡張についての詳細は、下記をご参照ください。• DB2 Web Query for i 2012年4月最新情報(セミナー資料)
Query/400との違い
•
Query/400とDB2 Web Queryはどのような違いがありますか?
機能 Query for iSereis DB2 Web Query 基本機能 + 追加オプション
レポート開発者のインターフェース 5250 ブラウザー(基本機能) Windows (デベロッパー・ワークベンチ) 一般ユーザーのインターフェース 5250 ブラウザー Windows (ExcelやPDFなど多用なインターフェース) 出力形式 5250, スプールファイル, DB2 テーブル PDF, XML, Excel, HTML, スプールファイル, DB2 Tableなど (基本機能) ハイパーリンク付きレポート (ドリルダウン) × ○ (基本機能) OLAP × ○ (デベロッパー・ワークベンチ・オプション) オフライン状態での分析 × ○ (基本機能) パラメータを使用したレポート ○ 5250画面から RUNQRYコマンド ○ (基本機能), ディベロッパー・ワークベンチにより高度な処理も可能 無制限ユーザーの使用 ○ ○(ランタイムグループ・オプション)
Web Application Server サポート なし 統合Web アプリケーション・サーバー (WASの導入は不要) Excel との連携 △ Query実施後にデータ
転送が必要
○ Excel形式での出力が可能
(書式やハイパーリンク、一部関数の引継ぎも対応) DB2 for IBM i Optimization CQE のみ SQE もしくは CQE
複数画面表示について(1/3)
• 現在使用している情報照会系のアプリケーションでは、1ユーザーが複数画面を立ち上 げて、作業をしています。DB2 Web Queryでも同様に複数画面を見ながら作業するこ とは可能ですか? – はい、可能です。ただし、レポートは複数表示できますが、複数のセッションではありません。 レポートとは情報照会の結果を指し、セッションとはレポート選択ウィンドウなども含めた画面 全体を指します。 – BIダッシュボードの機能を使用する方法と、別ウィンドウで表示する方法があります。 レポート セッション レポート レポート•
BIダッシュボードに複数レポートを表示する方法
複数画面表示について(2/3)
①新規ページ作成
②作成済みレポートを ドラッグ&ドロップで配置
複数画面表示について(3/3)
• 別ウィンドウで表示する方法は2通りあります
・別ウィンドウで表示にチェックを入れて実行(パラメータ付きレポートのみ)
・ブラウザの機能を用いて新規ウィンドウで表示(全レポート形式に対応) ※方法はブラウザによって異なります
CLコマンドに関するご質問
•
DB2 Web QueryはRUNQRYコマンドが利用できますか?
– RUNQRYはQuery/400の実行コマンドのため、DB2 Web Queryではご使用にな
れません。
– その代わりとして、DB2 Web Queryの実行コマンドとして、RUNWEBQRY、 RUNBRSCHED、RUNWQFEX というコマンドが用意されています。
– 参考情報)セミナー資料 p.66
・DB2 Web Query for i 2012年4月最新情報(セミナー資料)
http://www-06.ibm.com/systems/jp/i/library/pdf/2012skillup3.pdf
– 参考情報) Release 2.1 Product Manual Volume1 (日本語マニュアル)p.313-
p.318
https://www.ibm.com/developerworks/community/wikis/form/anonymous/api/ wiki/96f36e44-b59d-40c8-8efb-e3267e86b310/page/11a9e1f7-1c87-4dbc- a391-4c02964a00bd/attachment/c96c30b7-54a2-4d92-85b1-
ユーザーIDに関するご質問
• 共通IDは利用できますか?
– 共通IDは利用できません。同一のIDで同時にログインすると下記のメッセージが 表示されます。ここで「OK」を選択すると最後ログインしたセッションのみ有効とな り、先にログインしていたセッションは強制的に終了します。 – この動きはDB2 Web Query の仕様のため、回避することができません。 – 内部統制の観点からも、共用IDの利用は推奨していませんので、各人に個別IDを 作成することを強く推奨します。• どのような機密保護機能がありますか?
– 2つの機密保護機能があります。 • トップ・レベル・フォルダーグループ:ユーザーが許可されたトップ・レベル・フォルダー内のレポートの み閲覧可能(下図参照) – トップ・レベル・フォルダーとはレポートを管理する単位です。通常、組織単位や、支店単位な どを用います。 • IBM i のオブジェクト権限:レポート実行の際に使用するデータへのアクセス権限をチェック 管理者ユーザーでのログイン 一般ユーザーでのログイン (営業トップレベル・フォルダーグループにのみ登録) 営業トップ・レベル・フォルダーのみ表示される 全てのトップ・レベル・フォルダーが 表示される機密保護に関するご質問(1/4)
機密保護に関するご質問(2/4)
•
DB2 Web QueryにログインするときにOSのユーザーID/パスワードを入力
しますが、このユーザーIDにおけるOSの権限制御がそのまま適用されます
か。
– 基本的にはDB2 Web Queryのユーザーに対してもIBM i の「特定権限」が適用さ れ、DB2 Web Query経由でもアクセス権のないファイルの内容を見るようなことは できません。機密保護に関するご質問(3/4)
• 監査ジャーナル機能でDB2 Web Queryからの操作だけログを取得できます
か?
– 監査ジャーナルの対象オブジェクトとして、DB2 Web Queryから参照するPF、LF、 テーブル、ビューなど、または、シノニムを設定することにより、DB2 Web Queryか らの操作ログを取得することができます。 – DB2 Web Queryからの操作ログを確認する場合、ジャーナル項目タイプ「ZR(オ ブジェクト読み取りアクセス)」を参照します。「ユーザー名」には「QWQADMIN」と 記録され、「ユーザー・プロファイル」には実行したユーザー・プロファイルが記録さ れます。次のページにジャーナル表示 (DSPJRN) コマンドの表示例を記載します。 – 参考)ジャーナル表示 (DSPJRN) コマンドを使用して、監査ジャーナル・レシーバ ーから出力ファイルへ書き込むと、プログラムまたはQUERYなどを使って、表示・ 分析に使用できます。 コマンド例) DSPJRN JRN(QAUDJRN) FROMTIME(20130401 150000) ENTTYP(ZR) OUTPUT(*OUTFILE) OUTFILFMT(*TYPE5) OUTFILE(TEST/DSPJRNOUT)機密保護に関するご質問(4/4)
F10で画面切り替え
対象オブジェクト シノニム
文字コードに関するご質問
•
DB2 Web QueryでUnicodeを扱う事はできますか?
– はい、可能です。
– DB2 Web QueryはIBM i 上のUnicodeフィールド(CCSID=1200:UTF-
オブジェクト・ロックに関するご質問
•
DB2 Web Queryでの照会では 検索中のレコードにロックがかかりますか?
– 読み取り共用ロックがかかります。 – 下記の通りWRKOBJLCKで確認できます。• ユーザーが、DB2 Web Query内のあるレポートを表示している際に、そのレポ
ートが使用しているデータの編集は可能ですか?
– DB2 Web Queryは読み取り共用ロックのみのため、データ自身の修正は可能です。 オブジェクト・ロックの処理 システム : LUCY03 オブジェクト . . . : SHOP タイプ . . . : *FILE-PHY ライブラリー . . : FUJIJ ASP 装置 . . . : *SYSBAS オプションを入力して,実行キーを押してください。 4= ジョブの終了 5= ジョブの処理 8= ジョブ・ロックの処理 有効 OPT ジョブ ユーザー ロック 状況 範囲 スレッド QSQSRVR QUSER *SHRRD HELD *JOB 終わり F3= 終了 F5= 最新表示 F6= メンバー・ロックの処理 F12= 取り消しユーザー設定に関するご質問
• エンドユーザーにはDB2 Web Queryのみ使用させ、5250は使用させたくあり
ません。どのような方法が考えられますか?
– 以下のような方法が考えられます • PCOMMをインストールしない • ユーザープロファイルの初期プログラムパラメーターに*SIGNOFFを指定DB2 Web Queryレポート移行に関するご質問(1/3)
• 他区画へDB2 Web Queryのレポートを移行できますか?
– はい。レポートの移行の方法には主に2つの方法があります。 – 1)ディベロッパーワークベンチがある場合 • ディベロッパーワークベンチから、本番機、開発機の両方のシステムに同時に接 続します。 • 接続を追加しますと下記の全ての項目について、システム間をドラッグ・アンド・ド ロップで、移行することができます。 – メタデータ、 アプリケーション、ドメイン、 フォルダー、レポート、 HTML ページ、 画像 – 2)ディベロッパーワークベンチがない場合 • DB2 Web Query コンソールに組み込まれた変更管理機能を使用します。 • こちらの方法ついては、次ページで紹介いたします。 • 詳細は下記資料をご参照ください。「Release 2.1 Product Manual Volume1 p295- 9章DB2 Web Query 管理の変更」(日本 語マニュアル)
https://www.ibm.com/developerworks/community/wikis/form/anonymous/api/wiki/96f36e44-b59d- 40c8-8efb-e3267e86b310/page/11a9e1f7-1c87-4dbc-a391-4c02964a00bd/attachment/c96c30b7- 54a2-4d92-85b1-12812ad690fc/media/wqjr210vol1.pdf
DB2 Web Queryレポート移行に関するご質問(2/3)
エクスポート方法 1. 管理の変更を展開 2. エクスポートを右クリックし、新規シナリオを選択 3. シナリオ名を入力 4. 以下を確認 1. 「ルールを含める」にチェックなし 2. 「バンドルの保持」にチェックあり 5. エクスポートするリソースの選択 6. 「保存」アイコンをクリックし、保存 7. 「エクスポート」アイコンをクリックし、エクスポート 8. エクスポートしたパッケージは下記IFS上に作成される • /qibm/userdata/qwebqry/base80/cm/export 保存 エクスポートDB2 Web Queryレポート移行に関するご質問(3/3)
インポート方法 1. 下記IFS上にエクスポートしたパッケージをコピー – /qibm/userdata/qwebqry/base80/cm/import 2. 管理の変更-インポートを展開 3. インポートするパッケージを右クリックし、インポートを選択 4. インポートパッケージ画面でコンテンツリソースの選択肢を選択し、「OK」をクリック 5. メッセージ「インポートが正常に終了しました。」が表示され、「OK」をクリックし、完了 注意:[セキュリティリソース] (Security Resources) オプションは、選択しないでください。 このオプションは、将来使用するため表示されています。【参考】レポート/メタデータの格納場所
•
QWQREPOSライブラリー(リポジトリー
)
– DB2 Web Query に関する下記のものが格納される • フォルダー • レポート • HTML ファイル • 画像(ビットマップ) • スケジュール • 配信リスト•
IFS上 ‘/QIBM/UserData/qwebqry/apps’
– メタデータのみV1R1M2までと同じく、IFS上テキストファイルとして格納される • メタデータ関数に関するご質問
•
DB2 Web Queryで関数は使えますか?
– はい、使えます。DB2 Web Queryには多くの関数が備わっており、一時項目を作 成し、様々な機能を付加可能です。• 一時項目の関数のマニュアルが記載された資料を入手できますか。
– はい。下記URLからダウンロードできます。Release 2.1 Product Manual Volume 6 (日本語マニュアル)
https://www.ibm.com/developerworks/community/wikis/form/anonymous/api/wiki/96f36 e44-b59d-40c8-8efb-e3267e86b310/page/11a9e1f7-1c87-4dbc-a391-
4c02964a00bd/attachment/952afc39-8674-49f5-a3f8- 140a577fd646/media/wqjr210vol6b.pdf
• レポートをExcel形式で出力した際の、文字列について教えてください。
a) 「0(ゼロ)」で始まる文字列をExcelに表示させた場合はどうなりますか?数値と認 識され「0」が消えてしまうのは困ります。 b) 文字列の「10-01」という文字列が「10月01日」に自動的に変更されてしまいます か? a) DB2 Web Queryのデータ形式を引き継ぐため、文字列で定義されていれば、 「0xxxx」と表示されます。 b) 「10-01」のまま出力されます。出力形式Excelに関するご質問(1/2)
出力形式Excelに関するご質問(2/2)
•
DB2 Web Queryで出力したExcel2003形式のファイルをExcel2010で表示で
きますか?また、その場合、どのような制限がありますか?
– Excel2010を使用される場合でも、DB2 Web Queryでは、Excel2003または
Excel2007形式での出力となります。 – Excel自体が上位互換を持っているため、Excel2003、Excel2007形式である.xls の拡張子ファイルをExcel2010やExcel2013 を使用して表示することは可能です。 – ExcelはExcel2003からExcel 2007では行数・列数の制限が下記のようになって います。 • Excel 2003 行数:65,536 列数:256 • Excel 2007 行数:1,048,576 列数:16,384 – そのため、レコード数は最大1,048,576件、フィールド数は16,384という制限があり ます。
• 実行しているレポートが使用しているSQL文を確認することはできますか?
– はい、可能です。ただし、DB2 Web QueryにはSQLを確認する機能はありません。 そのため、IBM Navigator for i または、System i ナビゲーターのSQLパフォーマ ンス・モニター機能を使用します。
– 「SQL パフォーマンス・モニター」ウィンドウの任意の詳細モニターを右クリックし、 「ステートメントの表示」を選択することで、SQL文を確認することができます。
ワークファイルに関するご質問
•
QTEMPライブラリー内のワークファイル(データ)を、DB2 Web Queryのレポ
ート作成に使用できますか?
– QUERY/400で利用できるQTEMPライブラリー内のワークファイルを、DB2 Web
Queryのレポートで使用することはできません。
– QTEMP内のファイルはジョブに紐づいているため、そのジョブからのみ利用可能
で、かつジョブ終了とともに自動的に削除されます。QTEMPにファイルを出力した ジョブと、DB2 Web Queryのジョブが異なるため、DB2 Web QueryはQTEMP内 のファイルを使用できません。
– もしワークファイルをDB2 Web Queryで使用したい場合は、QTEMPライブラリー 以外のライブラリーにワークファイルを保存してください。QTEMP以外のライブラリ ーのファイルならばDB2 Web Queryで利用できます。
出力形式PDFに関するご質問
•
PDFとして作成したレポートをブラウザーから閲覧する時、データはリアルタイ
ムに更新されますか?それとも一度PDFとして作成したレポートのデータは、
レポート作成時点で固定になってしまうのですか?
– ブラウザー上でPDF形式のレポートを実行した時点で最新の情報に更新されます。 – レポートを、HTMLやPDF出力した場合は、全てリアルタイムにレポートを再作成 するため、最新のデータが反映されます。パラメーターに関するご質問 (1/2)
• パラメーターのリストに表示される項目を、すべてではなく表示したい項目の
みに指定できますか?
– 選択条件の設定を行う際に「選択値でプロンプトを表示(静的)」を選択すると、レ ポート毎にリストに表示したい項目のみを指定することができます。 – 新たに追加されたレコードを表示するには、レポート作成画面からその都度、手動 で追加する必要があります。• パラメーターの設定数に上限はありますか?
– 製品プログラミング上の上限はありません
Excelでの出力結果
複数パラメータ付きレポートの実行
レポート非表示に関するご質問
• ドリルダウンレポートを作成した際、ドリルダウン元のレポート(親レポート)とドリルダウ ン先のレポート(子レポート)が表示されます。 子レポート単体での実行を防ぎ、親レポ ートからのみドリルダウンさせるために子レポートをエンドユーザーには表示させないと いう設定は可能でしょうか? 非公開 非表示 公開 – はい。ドリルダウン先のレポートだけでなく、 作成中のレポートなどを非表示に設定でき ます。 – 設定方法は、DB2 Web Queryにログインし、 表示させないレポートを右クリックし、「非表 示」をクリックします。 – また、「非公開」に設定することもできます。 「非公開」では開発権限のユーザーであって も自分以外のユーザーには表示されません。 開発者A 開発者B ランタイム・ユーザー (エンド・ユーザー) 非公開 ○ × × 非表示 ○ ○ × 開発者Aがレポートを作成した場合の参照可否ソート値の表示について
•
Excel形式で出力する際に、ソート値を省略せずに、すべての行に表示させる
ことはできますか?
– ソート値は、デフォルトでは見易さを理由として表示されません。 – すべての行に表示させたい場合は、「フォーマット」タブの「機能」メニュー内の「ソー ト値の繰り返し」を選択してください。• 複数ファイルの結合(Join)はできますか?
– はい、可能です。Query for System i と同様に、キーフィールド(カラム)を指定して 複数のファイルを結合することが出来ます。 – Webブラウザー上のレポート作成画面(インフォアシスト)、もしくは、開発用S/Wで あるDeveloper Workbenchでファイルの結合(Join)を設定できます。
•
Join は最大何ファイルまで可能ですか?
– 64ファイルまでサポートされています。複数ファイルの結合に関するご質問
グラフに関するご質問
• グラフから表へドリルダウンさせることは可能ですか?
– 可能です。グラフから表に飛ぶことも、表からグラフに飛ぶことも、グラフからグラフ に飛ぶことも可能です。 – 事前に作成してあるレポート(表、グラフ、定型レポートなど)に対してリンクを張る ことができます。• グラフを、PDFや、PowerPointにすることは可能ですか?
– 可能です。 – ただし、PDFや、PowerPointで出力したレポートでは、ドリルダウン機能は使用で きません。(Active PDF はドリルダウン機能も使用可能) ※リンクをクリックすると、Web Query にログインしている場合、ブラウザ上にレポートが表 示され、ログイン中でない場合はログイン画面にリダイレクトされます。 – また、PowerPointでは画像として出力されるため、グラフの編集はできません。グラフ
DBCS文字に関するご質問
• グラフ表示の際、DBCS文字が表示されません。
• グラフでDBCS文字を表示させるためには、57xxSS1 OPT43 追加フォントを
導入してください。(57xxSS1 OPT43 はDB2 Web Queryの前提S/Wです。)
シノニム(メタデータ)に関するご質問(1)
• シノニムに日本語名を使用することは可能ですか?
– 日本語名のシノニムを作成することは可能です。
– しかし、将来的に文字化けが発生する恐れがありますので、可能な限り、SBCSで
• シノニムとは何ですか?
– シノニム = DB2 Web Queryでのメタデータ *メタデータ:データそのものではなく、データに関する事項を記したデータ • レポートを作成する前にシノニムの作成が必要 • シノニムはIFS上のオブジェクトとして保管される – シノニムは以下の2つのファイルから構成される a) マスターファイル(.mas):データの詳細情報 b) アクセスファイル(.acx):表に接続するための情報シノニム(メタデータ)に関するご質問(2)
マスターファイル アクセスファイル デベロッパー ワークベンチの画面シノニム(メタデータ)管理に関するご質問
• シノニムを削除するには、デベロッパー・ワークベンチが必須ですか?
– デベロッパー・ワークベンチ以外にも、下記3つの方法があります。
• IFS上の下記の場所から、シノニム名と同名の .mas ファイルと .acx ファイルを削除す ることにより、削除可能です。
– /QIBM/UserData/qwebqry/apps/baseapp/xxxx
• Webコンソールの利用
– http://<システム>:12333/webconsole
• Reporting Server から右クリックで削除
– この機能で .mas ファイルを先に削除すると、Web Query の画面上は.acx ファイルが表示さ れますが、実際は .acx ファイルも削除されます。その状態で同様に.acx ファイルも右クリック から削除をするとエラーが出ます。フォルダ上で右クリックし、リフレッシュすると、 .acx ファイ ルの表示も消すことができます。
使用可能なファイルについて
• 論理ファイルからシノニムを作成できますか?顧客マスターから、「住所」フィ
ールドのみ見せたくないと考えています。
– はい、論理ファイルをシノニムとして利用可能です。 – 論理ファイルからシノニムを作成すると、論理ファイルで選択したフィールドのみが、 インフォアシストのフィールドとして表示されます。 – また論理ファイルでレコードを選択していれば、同じくシノニムでは論理ファイルで 選択されているレコードのみが表示されます。 – パフォーマンスの観点から、論理ファイルではなく、Viewでの作成を推奨いたしま す。(IBM i 6.1の場合)•
CREATE TABLEで作成した表(ファイル)に対してもDB2 Web Queryは使用
可能ですか?
– はい、使用可能です。
参照データの確認について
• シノニムがどのデータファイルにアクセスしているかを見ることはできますか?
– 下記2つの方法があります。 • デベロッパー・ワークベンチやレポーティング・サーバーからシノニム(.acxファイル)を参 照する。 • シノニムはIFSファイルにテキストファイルとして保存されるため、下記のとおり確認でき ます。 – /QIBM/UserData/qwebqry/apps/baseapp/(シノニム名).acx レポーティング・サーバー画面 5250画面アクティブ・レポートについて(1)
•
DB2 Web Query で出力したファイルやアクティブ・レポートに対して、パスワ
ードを設定する機能はありますか?
– DB2 Web Queryには出力したファイルへのパスワード設定機能はありません。 – ファイルにパスワードを設定したい場合は、ファイル圧縮時にパスワードを付与す るような、他のソフトウェアを併用してください。•
DB2 Web Queryで、アクティブ・レポートとして出力したファイルをエンドユー
ザーが参照する際に、閲覧するユーザーの権限チェックをする機能はあるの
ですか?
– ありません。アクティブ・レポート自体には認証ロジックがないため、アクティブ・レ ポートを閲覧しているユーザーの識別ができません。 – そのため、一度出力してしまうと、どなたでもアクティブ・レポートの全機能が使用 できます。 – セキュリティを気にされる場合は、別途ツールを利用して、パスワードを設定するな どの対策をご検討ください。アクティブ・レポートについて(2)
• アクティブ・レポートでグラフを作成した際に、y軸に2つ以上のフィールドを持
たせられますか?
– 可能です。
• アクティブ・レポート形式で出力したファイルを、DB2 Web Queryに登録してい
ないユーザーに送付してもライセンス上問題ないですか?
– はい、アクティブ・レポートのファイルはどなたに転送しても構いません。
– Active Reportのライセンスは、DB2 Web Queryでレポートを入手するユーザーが
DB2 Web Queryの登録ユーザーであれば、その配布先にはライセンスは求めら れません。ExcelやPowerPointで出力したレポートと同等の扱いと考えて下さい。
OLAPに関するご質問(1)
• 基本機能で使用できるドリルダウンとは具体的にどのような場合に使うのです
か?OLAPのドリルダウンとの違いを教えてください。
– 基本機能のドリルダウンは、親レポートの出力フィールドがブラウザーのリンクにな っており、クリックするとその値をパラメータとして渡して子レポートを呼び出す機能 です。 – OLAPのドリルダウンはデベロッパー・ワークベンチで階層(ディメンション)を定義 し、レポート実行時にツールバーやコントロールパネルを使い、動的にデータの分 析を可能にするものです。基本機能に比べ、より柔軟なドリルダウンが可能です。• ランタイム・ユーザーもOLAPを使用可能ですか?
– はい。ランタイム・ユーザーも、OLAPの実行は可能です。ドリルダウン、スライス、 ピボットなどの操作を用いて表を加工できます。OLAPに関するご質問(2)
•
DB2 Web QueryのOLAPは、どのようなOLAPですか?
– R-OLAPです。•
R-OLAPのため、パフォーマンスを考慮しなければなりませんが、何か情報は
ないですか?
– R-OLAPのパフォーマンスは、ユーザー数、次元の数、JOIN数、レコード数などに より変化するので、パフォーマンスの事例を作ることは困難です。 – 実環境においてデータを作成し、次元を設定して検証してみないと、パフォーマン スを測定できません。(参考)M-OLAPとR-OLAP
M-OLAP R-OLAP エンジン MOLAP RDBMS アーキテクチャー Cube RDB 代表製品名 ESSBASE DB2 OLAP Server DB2 Web Query Business Objects 計算処理 登録時 実行時 登録時間 【データロード+計算) 長時間 短時間 実行時間 高速 低速Cube
RDB
BI Tool BI Tool ホスト データロードグループと権限の対応表
フォルダ ーへの アクセス の管理 個人用 のレポ ート作 成 共用の レポート 作成 メタデ ータの 管理 レポート の実行 スケジ ュール の設定 トップ・ レベ ル・フォ ルダー の作成 ユーザ ーの追 加と削 除 デベロッ パー・ワ ークベン チの利用 必要な ライセンスGlobal Groups / Roles Web Query Admin ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ユーザー・ライセンス QWQADMI N ○ ライセンスカウントなし Developer Workbench ○ デベロッパー・ワーク ベンチユーザー・ライ センス
Top Level Folder Groups
Xxx-Admin ○ ユーザー・ライセンス Xxx- Analyst ○ ○ ○ Xxx-Dev ○ ○ ○ ○ Xxx-DBA ○ Xxx-Run ○ orランタイム・グループユーザー・ライセンス Xxx-Sched ○ ○ ユーザー・ライセンス ライセンス関連
【参考】DB2 Web Query 2.1 ライセンスの見積もり例
【Express Editionの場合】 • DB2 Web Query 基本機能 :70万円 • ユーザー・ライセンス :510万円 – 51ユーザー×10万円 • Run Timeユーザー(50)+レポート開発者 (3) -無償ユーザー(2) • Developer Workbenchユーザー・ライセン ス :24.88万円 • 合計金額 : 604.88万円 【Standard Editionの場合】 • DB2 Web Query 基本機能 :350万円 • ユーザー・ライセンス :10万円 – 1ユーザー×10万円 • レポート開発者(3) -無償ユーザー(2) • Run Timeグループ :50万円 – 2グループ×25万円 • Run Timeグループ(4) -無償グループ(2) • Developer Workbenchユーザー・ライセン ス :24.88万円 • 合計金額 : 434.88万円 レポート受信者(Standard Editionのみ) 0人 Run Timeユーザー 50人Run Timeグループ 4グループ(Standard Editionのみ)
レポート開発者 3人 Developer Workbench利用者 1人(レポート開発者のうちの1人) コア数 1コア このケースでは、 Standard Edition のほうが170万節約 できます
ユーザー・ライセンスの考え方について
•
DB2 Web Queryを、2区画(本番区画、検証区画)に導入する場合、区画数
はラインセンス数に関係ありますか?
– ライセンスはシリアルナンバー単位で購入します。 – 複数区画ある際には、区画ごとの総合計の登録ユーザー数をカウントします。 – 例えば、3区画に「ABCDE」というユーザーを登録する場合、合計で3ラインセンス 必要になります。• IBM Software Technical Document DB2 Web Query Licensing over Multiple LPARs http://www-912.ibm.com/s_dir/slkbase.NSF/8f924fc5d7eb7fd9862573610070873f/aab6f868ca2b0ed48625746a004fa16e?
– PCに導入するSWであるDeveloper Workbenchに関しても、ライセンスはサーバ
ー側で管理されます。
– そのため、1開発者が3区画にアクセスする場合は、3ユーザーライセンス必要にな ります。
パフォーマンスに関するご質問(1/3)
•
DB2 Web Query のログインに時間がかかってしまう場合の対応方法はあり
ますか?
– DNSの下記の3点の設定をご確認ください。 – DNS設定の確認事項(3点) ①ドメイン情報に「ホスト名」と「ドメイン名」が入力されている ②ホスト名検索優先順位が*LOCALになっている③ホストテーブル項目にFQDN(Full Query Domain Name)が追加されている
– 参考URL
• II14375 - INFO APAR FOR DB2 WEB QUERY ON SYSTEM I V1R1M1
• Section 4: Known problems
– http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=nas251112c7d81d814d6862573f70041ec46
– 確認方法
パフォーマンスに関するご質問(2/3)
•
DNS設定の確認事項(1/2)
①ドメイン情報に「ホスト名」と「ドメイン名」が入力されている
②ホスト名検索優先順位が*LOCALになっている
【確認手順】 1. CFGTCPコマンドを実行 2. 「TCP/IPの構成」画面で、下記を選択 - 「12. TCP/IP ドメイン情報の変更」 ①:ホスト名とドメイン名を入力 ②:ホスト名検索優先順位に *LOCALを指定パフォーマンスに関するご質問(3/3)
•
DNS設定の確認事項(2/2)
③ホストテーブル項目にFQDNが追加されている
• FQDN:Fully Qualified Domain Name → 簡単に言えば「ホスト名」+「ドメイ
ン名」 【確認手順】 1. CFGTCPコマンドを実行 2. 「TCP/IPの構成」画面で、下記を選択 - 「10. TCP/IP ホスト・テーブル項目の処理」 ③:①で入力した 「ホスト名」と「ドメイン名」を つなぎ合わせたFQDNを入力
別システム/区画のデータ参照について
•
DRDA接続(別システムのDB2 for i のデータを参照する手法)の場合、SQL
処理をするのは、参照される側のシステムですか?バックアップ機でDB2
Web Queryを稼働し、本番機のデータを照会したいと考えていますが、
本番
機のCPUに影響を与えたくありません。
– データ処理する負荷のかかる(SQL)処理は、参照される側のシステムの資源を使 用します。 – そのため、バックアップ機で、DB2 Web Queryを稼動し、本番機のデータを参照す るのであれば、本番機側にデータを処理するCPU負荷がかかります。セッション管理に関するご質問
• エンドユーザーが重いレポートを実行し、結果を待たずにブラウザの「×」ボタ
ンで閉じてしまうケースがあります。その場合、サーバー側のCPUは使用し続
けるため、困っています。どのような対応策がありますか?
– 管理コンソールのセッションモニター機能で使用中ユーザーのモニターができます。 – また、5250画面でWRKACTJOBで確認することもできます。 – 具体的な手順は次ページ以降を参照ください。セッション管理(1)
• 管理コンソールのセッションモニタ機能による使用中ユーザーのモニタ
– ユーザー「QWQADMIN」でログインした際のみ使用可能
• DB2 Web Query URL: http://xxx.xxx.xxx.xxx:12331/webquery
• セッションモニタの使用方法 1. 「管理」→「管理コンソール」を選択 2. 左側ツリーの「機能診断」を展開 3. 「セッションモニタ」を選択 4. 実行中(緑色で表示されているリクエスト)のユーザーを確認 アクティブなリクエストは緑色で表示されます。
セッション管理(2)
• 5250エミュレーターでのジョブ管理 – WRKACTJOB SBS(QWEBQRY21) コマンドを実行 – リクエスト実行中のユーザーのジョブを確認可能 • QSQSRVR, TSCOM3ジョブ 活動ジョブの処理 xxxxxxxx 13/03/xx 17:46:08 CPU %: 2.8 経過時間 : 00:00:14 活動ジョブ数 : 272 オプションを入力して,実行キーを押してください。 2= 変更 3= 保留 4= 終了 5= 処理 6= 解放 7=メッセージ の表示 8=スプール・ファイル の処理 13= 切断 ... 現行 OPT サブシステム/ジョブ ユーザー タイプ CPU % 機能 状況__ QP0ZSPWP QWQADMIN BCI .0 JVM-SCHSchedul THDW __ QSQSRVR WEBQRY01 PJ 1.0 CNDW
__ STRBROKER QWQADMIN BCH .0 CMD-QSH TIMW __ TSCOM3 WEBQRY01 BCI 1.4 PGM-TSCOM3 RUN __ TSCOM3 QSECOFR BCI .0 PGM-TSCOM3 SELW __ TSCOM3 QSECOFR BCI .0 PGM-TSCOM3 SELW __ TSCOM3 QSECOFR BCI .0 PGM-TSCOM3 SELW __ TSCOM3 QSECOFR BCI .0 PGM-TSCOM3 SELW __ TSCOM3 QSECOFR BCI .0 PGM-TSCOM3 SELW
続く ...
パラメーターまたはコマンド
===> __________________________________________________________________________ F3= 終了 F5= 最新表示 F7= 検索 F10= 統計の再始動
参考URL
• IBM DB2 Web Query for i ポータルサイト
– 製品紹介、マニュアル関連、導入手順書・PTF情報、FAQ、研修情報、リンク集 • http://www.ibm.com/systems/jp/power/info/002bc33b.html
• IBM i セミナー資料
– DB2 Web Query for i 2012年4月最新情報
• http://www-06.ibm.com/systems/jp/i/library/pdf/2012skillup3.pdf
• インターネットセミナー(一部デモ動画付)
– DB2 Web Query 2.1 登場:更に進化したIBM i データ活用ツール • http://www.ibm.com/systems/jp/i/seminar/data/
– DB2 Web Query を利用したIBM i での情報活用のススメ • http://www.ibm.com/systems/jp/i/seminar/db2/
– DB2 Web Query 1.1.2 新機能 解説:インフォアシストを利用したレポート作成 • http://www.ibm.com/systems/jp/i/seminar/infoassist/
– DB2 Web Query for i 徹底活用:シノニムを使ってレポート生産性を向上! • http://www.ibm.com/systems/jp/i/seminar/synonym/ – DB2 Web Query パフォーマンス改善のツボ! • http://www-06.ibm.com/systems/jp/i/seminar/point/ • インフォアシスト自習書 – V1.1.2で登場したインフォアシスト(レポート作成ツール)の自習書です。 • http://www.ibm.com/systems/jp/power/info/002869fe.html
• DB2 Web Query RedBooks 日本語版 (第2版)
– 本書は主に IT ユーザーの方を対象として作成されています。2.1とは一部異なる部分もありますがチュートリアル形式でDB2 Web Query が解説してあ ります。(622ページ / 2010年5月)
• http://publibfp.dhe.ibm.com/epubs/pdf/g8840321.pdf
• DB2 Web Query for i マニュアル(日本語版)
– Information Builders社が提供しているV2R1のマニュアルです。(英語のサイトですが、日本語版のマニュアルがダウンロードできます)
• https://www.ibm.com/developerworks/community/wikis/home?lang=ja#!/wiki/W516d8b60d32c_4fc5_a811_5f3d840bf524/page/Release %202.1%20Product%20Manual
• DB2 Web Query for i Wiki
– 英語のサイトとなりますが、最新情報が公開されています。2.1のRed Book(英語版ドラフト)も入手可能です。
DB2 Web Query ハンズオン付 集合研修のご紹介
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DB2 Web Queryのハンズオン付きの研修はありますか?
• コース名
IBM DB2 Web Query for i 演習
• コース・コード
OD010
• 期間
2 日
• 費用
84,000円 / 1名
• 会場
茅場町、大阪
• 対象
IBM DB2 Web Query for i をはじめて使用する方
• 前提条件
– Windowsの基本操作ができること – 「System i 入門編」(OE980)を修了しているか、同等の知識経験があること – 「System i Query演習」(OS020)コースを修了しているか、データベースの概念を理 解していることが望ましい• 学習目標
– 学習者がこのコースを修了した時点で、以下ができることを目標とする• DB2 Web Query for System i の機能、特徴を説明する
• DB2 Web Query for System i を使用して、基本的なレポートを作成する • 簡単な多次元分析やHTMLの作成を行う