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募集型企画旅行契約における取消料の設定の取扱いについて ( 個別認可申請による PEX 運賃等を反映させた取消料の設定について ) 1. はじめに PEX 運賃等を利用する募集型企画旅行において お客様のご都合により旅行契約が解除された場合 標準旅行業約款 ( 募集型企画旅行契約の部 ) に規定する

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1 募集型企画旅行契約における取消料の設定の取扱いについて (個別認可申請によるPEX運賃等を反映させた取消料の設定について) 1.はじめに PEX運賃等を利用する募集型企画旅行において、お客様のご都合により旅行契約が 解除された場合、標準旅行業約款(募集型企画旅行契約の部)に規定する取消料では航 空会社から請求される取消料、違約料をカバーすることが出来ない事態が発生していま す。 このたび、PEX運賃等の取消料・違約料等を反映させた取消料を設定することがで きる旅行業約款(以下では、便宜上「募集型ペックス約款」と表現します。)の設定が、 第1種旅行業者については観光庁長官の認可を、また、第2種旅行業者については都道府県 知事の認可を受けることにより可能となりました。 以下では、募集型ペックス約款の取扱いについて説明します。内容を検討の上、募集 型ペックス約款の認可を希望する場合は、別紙の「PEX運賃等を利用した募集型企画 旅行契約約款の認可申請手続について」に従って、旅行業約款の変更認可を申請してく ださい。 2.募集型ペックス約款の認可申請 (1)認可の対象となる旅行契約 募集型企画旅行契約の部(国内旅行・海外旅行) (2)認可の内容 募集型ペックス約款は、標準旅行業約款・募集型企画旅行契約の部の取消料表に次 の四点を追加するものです。 イ.国内旅行に係る取消料表への追加 (イ)取消料表への追加 区 分 取消料 (二)航空会社がウェブサイト等により広く消費者向けに販売する航空券と同一 の取引条件による航空券を利用する募集型企画旅行契約であって、契約書面 において、当該航空券が利用されること、航空会社の名称、並びに当該航空 券に関して航空会社が定める取消手数料、違約料、払戻手数料その他の航空 運送契約の解除に要する費用(以下、総称して「航空券取消料等」といいま す。)の条件(以下「航空券取消条件」といいます。)及び金額を明示したも の(次項に掲げる旅行契約を除く。) イ 旅行契約締結後に解除する場合(ロからヘに掲げる場 旅行契約を解除し

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2 合を除く。) ロ 旅行開始日の前日から起算してさかのぼって二十日目 (日帰り旅行にあっては十日目)に当たる日以降に解除 する場合(ハからヘまでに掲げる場合を除く。) ハ 旅行開始日の前日から起算してさかのぼって七日目に 当たる日以降に解除する場合(ニからヘまでに掲げる場 合を除く。) ニ 旅行開始日の前日に解除する場合 ホ 旅行開始当日に解除する場合(ヘに掲げる場合を除 く。) ヘ 旅行開始後の解除又は無連絡不参加の場合 た時点において航 空券取消条件を適 用した場合の航空 券取消料等の額(以 下「旅行契約解除時 の航空券取消料等」 といいます。)以内 旅行代金の 20%又 は旅行契約解除時 の航空券取消料等 とのいずれか大き い額以内 旅行代金の 30%又 は旅行契約解除時 の航空券取消料等 とのいずれか大き い額以内 旅行代金の 40%又 は旅行契約解除時 の航空券取消料等 とのいずれか大き い額以内 旅行代金の 50%又 は旅行契約解除時 の航空券取消料等 とのいずれか大き い額以内 旅行代金の 100%以 内 (ロ)備考欄へ追加 (三)第二項の場合において、当該航空券に関して、当社が航空会社に対して支払う べき航空券取消料等が生じなかったときは、旅行契約解除時の航空券取消料等の 額は無料として取り扱い、航空会社により航空券取消料等が減額されたときは、 当該減額後の航空券取消料等の額を旅行契約解除時の航空券取消料等の額とし て取り扱います。

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3 ロ.海外旅行に係る取消料表への追加 (イ)取消料表への追加 (ニ)本邦出国時又は帰国時に、航空会社がウェブサイト等により広く消費者向 けに販売する航空券と同一の取引条件による航空券を利用する募集型企画旅 行契約であって、契約書面において、当該航空券が利用されること、航空会 社 の 名 称 並 び に 航 空 券 取 消 条 件 及 び 航 空 券 取 消 料 等 の 金 額 を 明 示 し た も の (次項に掲げる旅行契約を除く。) イ 旅行契約締結後に解除する場合(ロからホに掲げる場 合を除く。) ロ 旅行開始日がピーク時の旅行である場合であって、旅 行開始日の前日から起算してさかのぼって四十日目に当 たる日以降に解除するとき(ハからホまでに掲げる場合 を除く。) ハ 旅行開始日の前日から起算してさかのぼって三十日目 に当たる日以降に解除する場合(ニ及びホに掲げる場合 を除く。) ニ 旅行開始日の前々日以降に解除する場合(ホに掲げる 場合を除く。) ホ 旅行開始後の解除又は無連絡不参加の場合 旅 行 契 約 解 除 時 の 航 空 券 取 消 料 等 の 額以内 旅 行 代 金 の 10 % 又 は 旅 行 契 約 解 除 時 の 航 空 券 取 消 料 等 と の い ず れ か 大 き い額以内 旅 行 代 金 の 20 % 又 は 旅 行 契 約 解 除 時 の 航 空 券 取 消 料 等 と の い ず れ か 大 き い額以内 旅 行 代 金 の 50 % 又 は 旅 行 契 約 解 除 時 の 航 空 券 取 消 料 等 と の い ず れ か 大 き い額以内 旅行代金の 100%以 内 (ロ)備考欄への追加 (三)第二項の場合において、当該航空券に関して、当社が航空会社に対して支払う べき航空券取消料等が生じなかったときは、旅行契約解除時の航空券取消料等の 額は無料として取り扱い、航空会社により航空券取消料等が減額されたときは、 当該減額後の航空券取消料等の額を旅行契約解除時の航空券取消料等の額として 取り扱います。

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4 (3)募集型ペックス約款の認可を受けることの効果 募集型ペックス約款の認可を受けたときは、PEX運賃等を利用した募集型企画旅 行で、旅行者が航空券の発券後に旅行契約を解除した場合は、航空会社が定める取消 料と標準旅行業約款の取消時期に応じた「率」の取消料との大きいほうの金額をその 旅行の取消料とすることができます(詳しくは「3.募集型ペックス約款の下での取 消料の取扱い」をご覧ください。)。 (4)旅程保証約款との同時申請について 別途、「企画旅行契約における旅程保証制度の取扱いについて」で、変更補償金の支 払い事由を変更した約款(旅程保証約款)について案内していますが、募集型ペック ス約款の認可申請と旅程保証約款の認可申請を同時に希望する場合は、一つの認可申 請書で申請してください。この場合の認可申請書の雛形(Word 形式)を、ANTAニ ュースメール(7月28日付 №270号)からリンクされたURLにアップロードしてい ますので、ご利用ください。 3.募集型ペックス約款の下での取消料の取扱い (1)募集型ペックス約款に基づく取消料が設定できる募集型企画旅行 募集型ペックス約款に基づく取消料が設定できるのは、以下の条件に適合する国 内・海外の募集型旅行に限ります。 ① 航空会社がウェブサイト等で一般消費者向けに広く販売されているPEX運賃 等を利用したものであること(下記(2)参照のこと)。 ② 取引条件説明書面(旅行契約成立後には契約書面となるものをいいます。以下 同じ。)に一般に販売されている運賃を利用する旨、航空会社名、航空会社の定め る取消手数料等の合計額が記載されていること(下記(3)参照のこと)。 (2)航空運賃について イ.ここでいう「PEX運賃等」とは、標準旅行業約款(募集型企画旅行契約の部) に規定する取消料では、航空会社から請求される取消料・違約料をカバーすること が出来ない航空運賃・料金を想定しています。また、この航空運賃・料金は航空会 社がウェブサイト等で一般消費者向けに広く販売されている航空券(航空運送契約 を解除した場合の取消手数料・違約料、払戻手数料などの運送契約の解除に係る費 用が公表されていること。)でなければなりません。 【対象となるもの】 「先得割引」、「旅割○○」、「エコ割」、「セーバー」などと称する航空会社が定 める正規割引運賃の他、LCC(格安航空会社)の航空運賃 等 【対象とならないもの】 「IT運賃」、「GT運賃」等の旅行業者と航空会社との間の契約において設定 される運賃

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5 ロ.海外旅行においては、日本発着時に使用する航空運賃に限るものとします(外国 の発着部分で「イ.」の条件を満たす航空運賃には適用できません)。 ハ.国内旅行での貸切船舶を利用するもの及び海外旅行の貸切航空機又は本邦出国時 及び帰国時に船舶を利用するものは対象外とします(現行の標準旅行業約款の規定 を利用してください。)。 (3)航空会社が定める取消料条件の取引条件説明書面への記載について 旅行業者は、取引条件説明書面に以下の事項を記載しなければなりません。この記 載が不十分な場合は、行政庁からの指導・処分の対象となることがあります。 イ.PEX運賃等を利用する旨 ロ.航空会社名及び利用する運賃の種別 ハ.航空会社がイ.の航空券について定める取消手数料・払戻手数料等の運送契約の 解除に要する費用(以下「航空券取消料等」といいます。)の合計額 ニ.航空券取消料等の合計額が標準旅行業約款に規定する取消料の額を超えるときは、 当該航空券取消料の合計額の範囲内の金額を取消料の額とする旨 ホ.旅行者が航空会社の航空券取消条件を確認する方法 ヘ.海外旅行保険(旅行変更費用担保特約)への加入を勧める旨 具体的な記載例は、「4.取引条件説明書面への記載要領」を参照してください。 (4)取消料の設定 イ.基本的な考え方 旅行業者は、航空券取消料等が標準旅行業約款に定める取消料の上限を超えると きは、航空券取消料等の額以内で募集型企画旅行の取消料を設定することができま す。取消料の額は、取引条件説明書面に記載します。 (例) ・旅行代金: 120,000円 旅行代金の100%(120,000円)以内 ・航空運賃:  80,000円(燃油サーチャージ等は無い前提) ・航空運賃の取消料A(出発時刻前に連絡した場合): 30,000円定額 ・航空運賃の取消料B(出発時刻後に連絡した場合): 航空運賃の50%=40,000円 ※航空運賃の取消料と標準旅行業約款の取消料とのいずれか大きいものを適用する。 現行の標準旅行業約款の取消料の範囲 航空券の取消料の範囲 旅行代金の50%(60,000円)以内 −−− 個別認可約款で収受できる取消料の範囲 航空運賃の取消料B(40,000円) 航空運賃の取消料A(30,000円) 旅行代金の20%(24,000円)以内 旅行の申込 旅行契約の成立 30日前 前々日 旅行開始後 ・無連絡不参加 【取消料の設定のイメージ(海外旅行通常期の例)】

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6 ※複雑な規定の組み合わせについて(例) PEX運賃等の取消料規定は航空会社・券種により様々ですが、標準旅行業約款で定め られた取消時期区分(国内旅行:20日前は旅行代金の20%、7日前は同30%など)と異なる 取消時期区分を設けてあったり、この区分を往路便・帰路便それぞれに適用したりする例 が国内線を中心に散見されますので、以下にこのような規定が混在する例を説明いたしま す。 (例) ・旅行代金: 80,000円 ・旅 程:2泊3日 ・航空運賃: 往路便20,000円 復路便20,000円 合計40,000円 ・航空運賃の取消料等(往路便、復路便それぞれに適用) ①搭乗60日前まで: 航空運賃の20%(この例では往路・復路4,000円ずつ) ②搭乗59-28日前まで: 航空運賃の45%(この例では往路・復路9,000円ずつ) ③搭乗27日以降: 航空運賃の50%(この例では往路・復路10,000円ずつ) ※上記の取消料とは別に、一便当たり430円の払戻手数料が必要 この例による取消日別の航空券の取消料は下表のようになります。 表 1(2 泊 3 日の場合) ①-③:上述航空運賃の取消料等の連番です (a) (b) (c) (d)※※ (e) 出発(搭乗)日の→ 60 日前まで 59・58 日前 57-28 日前 27・26 日前 25 日前以降 適用規定→ 往復共① 往②復① 往②復② 往③復② 往③復③ (例) ・旅行代金: 200,000円 旅行代金の100%(200,000円)以内 ・航空運賃: 120,000円(燃油サーチャージ等は無い前提) ・航空運賃の取消料A(出発時刻前に連絡した場合): 30,000円定額 ・航空運賃の取消料B(出発時刻後に連絡した場合): 航空運賃の50%=60,000円 ※航空運賃の取消料と標準旅行業約款の取消料とのいずれか大きいものを適用する。 現行の標準旅行業約款の取消料の範囲 航空券の取消料の範囲 旅行代金の50%(100,000円)以内 −−− 個別認可約款で収受できる取消料の範囲 航空運賃の取消料B(60,000円) 旅行代金の20%(40,000円)以内 航空運賃の取消料A(30,000円) 旅行代金の10%(20,000円)以内 旅行の申込 旅行契約の成立 40日前 30日前 前々日 旅行開始後 ・無連絡不参加 【取消料の設定のイメージ(海外旅行ピーク期の例)】

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7 往路便 4,430 9,430 9,430 10,430 10,430 帰路便 4,430 4,430 9,430 9,430 10,430 航空運賃の取消料等計 8,860 13,860 18,860 19,860 20,860 ※※【(d)の例での航空運賃の取消料等は以下のように計算されます。】 往路便:搭乗26日前なので上記③を適用し20,000円×50%+430=10,430円 帰路便:搭乗28日前なので上記②を起用し20,000円×45%+430=9,430円 上表をイメージ図に当てはめると下表のとおりになりますが、複雑な取消料規定が実務 にそぐわない場合も考えられます。例えば(b)(d)の取消料をそれぞれ(a)(c)に下げる、取 消料の百円単位以下を切捨てるなど下の赤線の金額を上回らない範囲で“階段”をよりフ ラットにするなどの対応も考えられます。 ロ.旅行者が旅行を取り消した日(旅行契約の解除の日)と旅行業者が航空券をキャ ンセルした日(運送契約を解除した日)が異なる場合の取扱い 旅行業者が旅行者から収受する航空券取消料等の額は、旅行業者が旅行者から取 消を受けた日に適用される航空券取消料の額(約款では「旅行契約解除時の航空券 取消料等」と定義されています。)です。旅行者から取消を受けた日と旅行業者が実 際に航空会社との間で取消手続を行った日とが異なった場合であって、旅行業者が 航空会社に実際に支払った航空券取消料等が「旅行契約解除時の航空券取消料等」 の額を超えた場合でも、旅行業者はその差額を旅行者に請求することはできません。 《例》 2泊3日の募集型企画旅行 (航空券の取消条件) 航空運賃=28100円×往復=56200円 取消の時期 取消手数料 払い戻し手数料 ①購入後∼60日前 運賃の約20%相当額 + 430×2 ②59日前∼28日前 運賃の約45%相当額 + 430×2 表2.   旅行代金の100%(80,000円)以内 ※航空運賃の取消料と標準旅行業約款の取消料とのいずれか大き いものを適用する。 現行の標準旅行業約款の取消料の範囲 旅行代金の50%(40,000円)以内 航空券の取消料の範囲 −−− 個別認可約款で収受できる取消料の範囲 旅行代金の40%(32,000円)以内 旅行代金の30%(24,000円)以内 (e)航空運賃の取消料=20,860円 (d)航空運賃の取消料=19,860円 (c)航空運賃の取消料=18,860円 旅行代金の20%(16,000円)以内 (b)航空運賃の取消料=13,860円 (a)航空運賃の取消料=8,860円 旅行の申込 旅行契約の成立 60日前 59.58日前 57-28日前 27.26日前 25日前 20日前 7日前 前日 当日 旅行開始後・ 無連絡不参加 【取消料の設定のイメージ(国内旅行の例)】

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8 ③27日前以降 運賃の約50%相当額 + 430×2 ○旅行者が旅行開始の60日前に旅行契約を解除した。 旅行契約解除時の航空券取消料等(a) 12100円 ○旅行業者が、その翌日(往路の航空券の搭乗の59日前、復路の航空券の搭乗の61 日前)に、旅行者の航空券を解除・払戻の手続をした。 旅行業者が航空会社に支払う航空券取消料等(b) 19130円 内訳 往路の航空券取消料等 13080円 復路の航空券取消料等 6050円 上記の場合、旅行業者が旅行者から収受できる募集型企画旅行の取消料の額は、 (a)の12100円である(旅行者が取消を申し出た時期と旅行業者が実際に払戻手続 をした時期との差(b−aの7030円)は旅行業者の負担となる。)。 ハ.航空券の発券前に旅行者が旅行契約を解除した場合の取扱い 国内旅行の旅行開始21日前、海外旅行の旅行開始の31日前(ピーク時41日 前まで)までに旅行者から申し込みを受け、航空座席を予約した場合であっても、 航空券の発券前に旅行契約を解除された場合など航空券取消料等は発生しないとき は、旅行者から旅行の取消料は収受できません。 ニ.航空会社が航空券取消料等の額を減額・免除した場合 航空会社が何らかの理由で航空券取消料等を減額又は免除した場合は、次により 取扱ってください。 (イ)国内旅行の旅行開始21日前、海外旅行の旅行開始の31日前(ピーク時41 日前まで)までに旅行契約が解除された場合 航空会社が減額・免除した後の航空券取消料等の額をその募集型企画旅行の取 消料とします。 (ロ)国内旅行の旅行開始20日、海外旅行の旅行開始の30日(ピーク時40日) 以降に旅行契約が解除された場合 航空会社が減額・免除した後の航空券取消料等の額と、取消時期に応じた取消 料表の%による額を比較し、高いほうの額をその募集型企画旅行の取消料としま す。 (5)旅行者から、発券した航空券についての照会があった場合の取扱い 契約を解除しようとする旅行者又は契約を解除した旅行者から、発券・解除した航 空券、運賃種別について照会があった場合には、発券箇所から、航空券の「e-チケッ トお客様控」又は「Audit詳細(国際航空券の場合で、発券操作後で未だe-チケットお 客様控をプリントアウトしていないときなど)」)の写しを送付してもらうなどして、 これを旅行者に提示したうえで、運賃種別について説明するか、必要に応じて旅行者

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9 からe-チケットお客様控やAudit詳細の記載内容について航空会社に直接問い合わせ るよう案内すること。 4.取引条件説明書面への記載例 取引条件説明書面へは、以下の例を参考に記載してください。 [取引条件説明書面に記載すべき事項] イ PEX運賃等を利用する旨 ロ 航空会社名 ハ 利用する運賃の種別及び航空券取消料等の合計額 ニ 航空券取消料等の合計額が標準旅行業約款に規定する取消料の額を超えると きは、当該航空券取消料の合計額の範囲内の金額を取消料の額とする旨 ホ 航空会社の航空券取消条件を確認する方法 ヘ 海外旅行保険(旅行変更費用担保特約)への加入を案内する旨 PEX運賃等を使用する場合の取消料についての記載は、枠取りのうえ文字ポイント 数を大きくする、他の記載事項より太いフォントを使う、目立つ文字色を使う、背景色 を目立つものにするなど適宜の方法で他の記載事項とは区別して目立つように記載して ください。

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10 (1)PEX運賃等を使用する単一の募集型企画旅行について記載する場合 XX 旅 行契 約の 解除 ( 取 消料 につ いて ) お 客様 は、 いつ でも 次 に 定め る取 消料 を当 社に 支 払 って 旅行 契約 を解 除す る こ とが でき ます 。 【ウェブサイトの場合は上の表の[※]部分の記載は以下の例のようにしてください。】 上 記航 空会 社の 航 空 券取 消条 件は 以下 のU R L でご 覧い ただ けま す。 □ □航 空会 社 http://… …… ○ ○航 空会 社 http://… …… こ の コ ー ス の 取 消 料に つ いて こ の コ ー ス で 利 用 す る 航空 運 賃 は 、 日 程 表 に記 載 する 航 空 会 社 の 個 人 向け 正 規割 引 運 賃 を 利 用 し ま す 。 旅 行 契 約 成 立 後、 直 ちに 取 消 料 が か か る こと が あり ま す の で ご 注 意 くだ さ い。 旅 行 契 約 の 解 除 期 日 取 消 料 イ . 旅 行 契 約 の 締 結時 か ら旅 行 開 始 日 の 前 日 から 起 算し て さ か の ぼ っ て 31日 目 に あ たる日 ま で 下 表 の 航 空 券 取 消 料等 の 金 額 ロ . 旅 行 開 始 日 の 前日 か ら起 算 し て さ か の ぼ って 30日目 に あ た る 日 か ら 3 日 目 にあ た る日 ま で 旅 行 代 金 の 2 0 % 又は 下 表 の 航 空 券 取 消 料 等 の金 額 の い ず れ か 高 い 金 額 ハ . 旅 行 開 始 日 の 前々 日 以降 に 解 除 す る 場 合 旅 行 代 金 の 5 0 % 又は 下 表 の 航 空 券 取 消 料 等 の金 額 の い ず れ か 高 い 金 額 ニ . 旅 行 開 始 日 又 は無 連 絡不 参 加 旅 行 代 金 の 1 0 0 % 航 空 券 取 消 料 等 ( □ □ 航 空 会 社 の □□ 運 賃を 利 用 の 場 合 ) 旅 行 契 約 の 解 除 期日 取 消 料 イ . 旅 行 契 約 の 締 結時 か ら旅 行 開 始 日 の 前 日 から 起 算し て さ か の ぼ っ て 28日 目 に あ たる日 ま で □ □ □ □ 円 ロ . 旅 行 開 始 日 の 前日 か ら起 算 し て さ か の ぼ って 27日目 に あ た る 日 以 降 △ △ △ △ 円 ( ○ ○ 航 空 会 社 利 用の ○ ○運 賃 場 合 ) 旅 行 契 約 の 解 除 期日 取 消 料 イ . 旅 行 契 約 の 締 結時 か ら旅 行 開 始 日 の 前 日 から 起 算し て さ か の ぼ っ て 28日 目 に あ たる日 ま で ○ ○ ○ ○ 円 ロ . 旅 行 開 始 日 の 前日 か ら起 算 し て さ か の ぼ って 27日目 に あ た る 日 以 降 ▲ ▲ ▲ ▲ 円 航空 券取 消料 等の 額が 旅 行 契約 の取 消料 とな る場 合 に 、発 券し た航 空券 の運 賃 種 別を 確認 する こ とを 希望 する お客 様は 、 販 売店 にお 申し 出く ださ い 。 上記 航空 会社 の航 空券 取 消 条件 は、 それ ぞれ の航 空 会 社の ウェ ブサ イト でご 確 認 いた だけ ます。 不明 な点 は販 売店 にお 問 い 合わ せく ださ い。[※ ] イ ロ ハ ホ ニ

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11 (2)複数の募集型企画旅行について記載する場合 一つの冊子にPEX等を利用する旅行と、これを利用しない旅行が混在している場 合には、以下の例により、取消料の適用を明確にすること。 【コース・旅行代金などのコースに固有の事項を記載している部分への記載例】 〇 こ の コ ー ス で は、 ○ ○航 空 会 社 の 「 ス ー パー ○ ○割 運 賃 」 の 航 空 運 賃を 利 用し ま す 。 旅 行 契 約 成 立 後 、 直 ち に 取消 料 がか か る こ と が あ り ます の でご 注 意 く だ さ い 。 【旅行契約の解除に関する事項の記載部分】 XX お 客様 によ る旅 行 契 約の 解除 お 客様 は、 いつ でも 次 に 定め る取 消料 を当 社に 支 払 って 旅行 契約 を解 除す る こ とが でき ます 。 ① 日 程 表 に「 ス ー パ ー ○○ 割 運 賃 を 利 用 し てい る 旨」 の 記 載 が あ る 旅 行 旅 行 契 約 の 解 除 期 日 取 消 料 イ . 旅 行 契 約 の 締 結時 か ら旅 行 開 始 日 の 前 日 から 起 算し て さ か の ぼ っ て 31日 目 に あ たる日 ま で 下 表 の 航 空 券 取 消 料等 の 金 額 ロ . 旅 行 開 始 日 の 前日 か ら起 算 し て さ か の ぼ って 30日目 に あ た る 日 か ら 3 日 目 にあ た る日 ま で 旅 行 代 金 の 2 0 % 又は 下 表 の 航 空 券 取 消 料 等 の金 額 の い ず れ か 高 い 金 額 ハ . 旅 行 開 始 日 の 前々 日 以降 に 解 除 す る 場 合 旅 行 代 金 の 5 0 % 又は 下 表 の 航 空 券 取 消 料 等 の金 額 の い ず れ か 高 い 金 額 ニ . 旅 行 開 始 日 又 は無 連 絡不 参 加 旅 行 代 金 の 1 0 0 % 航 空 券 取 消 料 等 ( □ □ 航 空 会 社 の □□ 運 賃を 利 用 の 場 合 ) 旅 行 契 約 の 解 除 期日 取 消 料 イ . 旅 行 契 約 の 締 結時 か ら旅 行 開 始 日 の 前 日 から 起 算し て さ か の ぼ っ て 28日 目 に あ たる日 ま で □ □ □ □ 円 ロ . 旅 行 開 始 日 の 前日 か ら起 算 し て さ か の ぼ って 27日目 に あ た る 日 以 降 △ △ △ △ 円 ( ○ ○ 航 空 会 社 利 用の ○ ○運 賃 場 合 ) 旅 行 契 約 の 解 除 期日 取 消 料 イ . 旅 行 契 約 の 締 結時 か ら旅 行 開 始 日 の 前 日 から 起 算し て さ か の ぼ っ て 28日 目 に あ たる日 ま で ○ ○ ○ ○ 円 ロ . 旅 行 開 始 日 の 前日 か ら起 算 し て さ か の ぼ って 27日目 に あ た る 日 以 降 ▲ ▲ ▲ ▲ 円 航空 券取 消料 等の 額が 旅 行 契約 の取 消料 とな る場 合 に 、発 券し た航 空券 の運 賃 種 別を 確認 する こと を希 望す るお 客様 は 、 販売 店に お申 し出 くだ さ い 。 上記 航空 会社 の航 空券 取 消 条件 は、そ れぞ れの 航 空会 社の ウェ ブサ イト でご 確 認 いた だけ ます。 不明 な点 は販 売店 にお 問 い 合わ せく ださ い。 ② 上記 ①以 外の 旅行 の 場 合 旅行 契約 の解 除期 日 取消 料 イ.旅 行開 始日 の前 日 から 起算 して さか のぼ って 30 日目 にあ 旅行 代金 の2 0%

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12 たる 日か ら3 日目 にあ た る 日ま で ロ. 旅行 開始 日の 前々 日 以 降に 解除 する 場合 旅行 代金 の5 0% ハ. 旅行 開始 後又 は無 連 絡 不参 加 旅行 代金 の1 00 % (3)海外旅行保険の加入の案内 旅行契約締結後からPEX等の航空券取消料等の額が旅行の取消料となることで、 旅行者にとっては取消料が従来よりも早期にかかることになります。 そこで、海外旅行にあっては、旅行者にたいして、取消料が早期からかかることを 十分に説明するともに、旅行変更費用特約を付帯した海外旅行保険の加入を勧める文 言を取引条件説明書面に記載し、保険金の支払い対象となる事由及び対象とならない 事由を具体的に案内する必要があります(※)。 このため、募集型ペックス約款の認可申請にあたり、損害保険代理店委託契約書の 写し等を申請書に添付することとしています(詳しくは、「PEX等運賃を利用した募 集型企画旅行契約約款の認可申請手続について」を参照してください。)。 他方で、国内旅行にあっては、現在のところ取消料が早期にかかることを十分に説 明することで足りるものとしますが、将来的にこれに相当する保険(特約)が商品化 された場合は、海外旅行と同様に取り扱ってください。 【重要】海外旅行保険の加入のお勧め ● ご旅行中の病気や事故、盗難などに備え、お客様ご自身で十分な海外旅行保険 に加入することをお勧めします。 ●お客様のご都合により募集型企画旅行契約を解除される場合は取消料をお支払い いただくことがあります。旅行契約を解除される事由によっては、海外旅行保険 (旅行変更費用担保特約)が適用される場合もございますので、海外旅行保険お 申込の際は、併せて旅行変更費用担保特約へのご加入をお勧めします。 詳しくは、販売担当者にお問い合わせください。 (※)旅行変更費用担保特約の販売にあたっては、予め保険会社と十分な打ち合わせを 行ってください。 ヘ

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13 5.Q&A (1)この旅行業約款の個別認可の申請手続きは、どうすればよいですか。 [回答] 観光庁長官(第1種旅行業者)もしくは都道府県知事(第2種旅行業者)に対して、 個別の認可申請が必要です。「PEX運賃等を利用した募集型企画旅行契約約款の認可 申請手続について」をご確認ください。 (2)昨年、受注型企画旅行契約についても個別認可による旅行業約款の設定が可能 となったが、今回の募集型企画旅行約款との相違点とその考え方の違いは何か。 [回答] 受注型企画旅行契約約款における「実額精算の合計額以内の額」とする考え方は、 旅行サービス提供機関が旅行業者に請求する取消料、違約料の実額(以下この設問で は「取消実額」といいます。)をお客様に請求させていただくという主旨です。そのた め、取消実額の根拠となる証憑書類の添付が必要となります。言い換えれば、この受 注型企画旅行契約約款を採用した場合、証憑書類の添付があればPEX運賃等に限ら ず、宿泊機関等への取消料に対応することも可能ですが、「実額精算」の主旨に則り、 取消の時期に関係なく、取消実額のみをお客様に請求することになります。 一方、募集型企画旅行は、不特定多数の消費者に対する取引であり、受託販売も 普及していることから証憑書類を提出することは困難が伴います。しかしながら、P EX運賃等に関しては、消費者が航空会社のウェブページから当該運賃の取消料等を 直接確認することが可能であり、これが証憑書類の機能を果たすという整理にしまし た。 更に、現行の標準旅行業約款の取消料の骨格ができた1983年以降にPEX運賃が設 定されたという事情の変更があったことも併考し、受注型企画旅行契約における「実 額精算」の考え方とは別に、募集型企画旅行契約においては、PEX運賃等に限り、 当該航空運賃の取消料等と標準旅行業約款で規定する取消料の額とのいずれか大きい 額をお客様に請求できるという主旨で整理しました。 (3)なぜ早期に取消料を設定できる要素は航空運賃に限定されているのか。鉄道や船 舶などの運送機関やホテルも厳しいキャンセルポリシーのものがあるが、これらに ついて同様の取り扱いはできないのか。 [回答] 上記(2)の回答をご参照ください。

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14 (4)この旅行業約款の認可を得た場合は、PEX運賃を利用した旅行のときは、すべ てPEXの取消料を反映した取消料を設定しなければなりませんか。 [回答] 企画するコース毎に、標準旅行業約款に準じた取消料を設定するか、あるいは必要 事項を明記することによりPEX運賃を反映した取消料の設定をするかを選択して、 お客様に提示することができます。 (5)航空会社の定める航空券取消料等の額が旅行契約を解除したときの取消料とな る場合に、旅行者から請求があった場合に、e-チケットお客様控やAudit詳細の写 しを旅行者に提示するのは何故ですか。 [回答] 実際にはPEX運賃等以外の運賃を利用していながら、旅行者に対してはPEX運 賃等を利用しているように表示して、不当に高い取消料を収受することを防止する目 的からです。旅行者から、請求がない場合には提示する必要はありませんが、「運賃種 別を確認したい」という申し出があれば、発券箇所が控えとして保存している「e-チ ケットお客様控」や航空券の「Audit詳細(国際航空券の場合で、e-チケットお客様控 えをプリントアウトしていないとき)」の写しを旅行者に提示して、航空券が発行され たこと及び運賃種別を案内してください。 国際航空券の場合は、e-チケットお客様控やAudit詳細には航空運賃の種別が記号で かかれており、旅行者が一見しただけではどのような運賃を使用しているか分かりま せんが、旅行者から質問があれば、それらの記号の意味するところを直接航空会社に 問い合わせるなど、旅行者が確認できる適宜の方法をアドバイスしてください。 以上

参照

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