[ 演習 5] オリジナル問題憲法記述式問題 日本国民が日本国内で 裁判官が発行した令状なしに警察に逮捕されることがあるとしたら どの ような場合か 40 字程度で記述しなさい 2 解答編第 21 回 を見て [ 演習 1] から [ 演習 5] の答え合わせをしてください 行政法 3 次の問題をや

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■ 2014 年 浜野行政書士試験塾 インターネット講座 演習 第21回  今号はまず前号に引き続き憲法の復習を行い、その後、行政法、一般知識科目を学習します。 ■ 憲法 ■1 憲法の記述式問題です。憲法は本試験では記述式問題がありませんが、五肢択一式問題のため に、憲法の知識を確実にするために、取り組んでください。  五肢択一式問題に正答するには、このレベルの記述式問題には解答できる確実な知識が必要です。 ●[演習1] オリジナル問題 憲法 記述式問題  最近、「義務教育は無償だから」という理由で、きちんと収入があっても、小学校の子供の給食代 を払わない親がいると報道されている。  確かに憲法 26 条2項に「義務教育は、これを無償とする」とある。この給食代を払わない親の主張 は正しいのだろうか。40 字程度で記述しなさい。   憲法 26 条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひと     しく教育を受ける権利を有する。   2 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を     受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。 ●[演習2] オリジナル問題 憲法 記述式問題  三権の長の一人である最高裁判所長官の選定方法は、憲法上、どのように定められているか。40 字 程度で記述しなさい。 ●[演習3] オリジナル問題 憲法 記述式問題  憲法改正の手続きを 40 字程度で記述しなさい。 ●[演習4] オリジナル問題 憲法 記述式問題  内閣総理大臣がある国務大臣を罷免したい場合、どのような理由が必要か。40 字程度で記述しなさ い。

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●[演習5] オリジナル問題 憲法 記述式問題  日本国民が日本国内で、裁判官が発行した令状なしに警察に逮捕されることがあるとしたら、どの ような場合か。40 字程度で記述しなさい。 ■2 「解答編 第21回」を見て、[演習1]から[演習5]の答え合わせをしてください。 ■ 行政法 ■3 次の問題をやってください。 ●[演習01] 2000年度(平成12年度) 行政法 行政強制  行政強制についての次の記述のうち、妥当なものはどれか。 (1)無許可営業をしている者の不作為義務については、営業停止命令を出すことにより作為義務に    変更すれば、行政代執行法に基づき代執行をすることができる。 (2)代執行などの行政上の強制執行と、行政罰はその目的を異にするから、同一の義務違反に対し、    強制執行と行政罰を併用することは可能である。 (3)即時強制は公権力の行使であるから、公定力を有し、私人は権限ある機関にその取消し・差止    めを求める以外の方法で、これに抵抗することはできない。 (4)取消訴訟、国家賠償請求訴訟という公法的な救済制度は、法効果を有する行政処分に限定され    るから、行政強制に関する救済制度は、民法の不法行為法となる。 (5)行政庁が私人に対し強制を加えるためには、事前に私人に対し作為義務を課していることが必    要であり、目前急迫の障害に対処するのは刑法上の正当業務行為でる場合に限られる。 ●[演習02] 1998年度(平成10年度) 行政法 行政代執行法  行政代執行法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 (1)代執行の対象となる義務は、法令又は行政処分に基づく代替的作為義務及び不作為義務である。 (2)代執行をするには、常に、あらかじめ戒告及び代執行令書による通知を行わなければならない。 (3)代執行のために現場に派遣される執行責任者は、その者が執行責任者たる本人であることを示    すべき証票を携帯しなければならず、代執行を行う際には、必ずこれを呈示しなければならな    い。 (4)代執行は、行政庁が自ら行う以外に、業者等の第三者に義務者のなすべき行為を行わせること    も可能である。 (5)代執行に要した費用の徴収については、原則として文書をもってその納付を命じなければなら    ないが、口頭で命じることができる場合もある。

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●[演習03] 2002年(平成14年) 行政法 行政強制  行政処分により課された義務を履行しない者に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。 (1)義務不履行者には刑事罰が科されることが原則であり、罰則の間接強制により行政処分の実効    性が確保される。 (2)義務不履行者には、執行罰としての過料が課されることとなっており、金銭的な負担を通じて    行政処分の実効性が確保されることが原則である。 (3)義務不履行者に対しては、行政機関の職員による行政強制を通じて、義務を履行させることが    原則である。 (4)義務不履行者に対しては、行政強制、罰則の間接強制などによる実効性の確保が図られるが、    統一的な仕組みが設けられているわけではない。 (5)義務不履行者に対し義務履行を確保するためには、行政機関は裁判所に出訴して司法的執行に    委ねなければならない。 ●[演習04] 1998年度(平成10年) 行政法 取消し・撤回  行政行為の取消しおよび撤回に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 (1)行政行為の撤回とは、有効に成立した行政行為について、その成立に瑕疵があることを理由と    して、遡及的にその効力を失わしめることをいう。 (2)授益的行政行為については、これを取消すことによって当該行政行為の相手方の権利または利    益を侵害することにならない場合に限り、取消すことができる。 (3)行政行為に撤回権が留保されている場合は、当該行政行為の撤回は、無制限に行うことができ    る。 (4)行政行為の撤回をなしうるのは、処分庁または裁判所である。 (5)審査請求に対して裁決を行った行政庁は、当該裁決後に当該審査請求に係る行政行為に新たに    違法または不当な事由を発見しても、当該裁決を取消すことができない。 ●[演習05] 2006年度(平成18年度) 行政法 行政機関  行政庁などの行政機関の概念に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。 (1)行政庁は独任制でなければならず、委員会などの合議体が行政庁としての役割を果たすことは    ない。 (2)行政庁、諮問機関、参与機関などの行政機関の定義は、国家行政組織法において定められてい    る。 (3)諮問機関が示した答申・意見について、行政庁はそれを尊重すべきではあるが、法的に拘束さ    れることはない。

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(4)行政庁の権限を補助機関が専決する場合には、代決の場合とは異なり、処分権限は行政庁では    なく、補助機関に帰属することとなる。 (5)補助機関とは行政主体の手足として実力を行使する機関であり、警察官、収税官などがこれに    当たる。 ●[演習06] 2006年度(平成18年度) 行政法 行政行為(取消・撤回)  行政行為の職権取消と撤回に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。 (1)行政行為の撤回は、処分庁が、当該行政行為が違法になされたことを理由にその効力を消滅さ    せる行為であるが、効力の消滅が将未に向かってなされる点で職権取消と異なる。 (2)旅館業法 8 条が定める許可の取消は、営業者の行為の違法性を理由とするものであるから、行    政行為の職権取消にあたる。 (3)公務員の懲戒免職処分は、当該公務員の個別の行為に対しその責任を追及し、公務員に制裁を    課すものであるから、任命行為の職権取消にあたる。 (4)行政行為の職権取消は、私人が既に有している権利や法的地位を変動(消滅)させる行為である    から、当該行政行為の根拠法令において個別に法律上の根拠を必要とする。 (5)行政行為の職権取消は、行政活動の適法性ないし合目的性の回復を目的とするものであるが、    私人の信頼保護の要請等との比較衡量により制限されることがある。   (参考)旅館業法8条「都道府県知事は、営業者が、この法律若しくはこの法律に基づく     処分に違反したとき、又は第三条第二項第三号に該当するに至ったときは、同条第一     項の許可を取り消し、又は期間を定めて営業の停止を命ずることができる。(以下略)」 ■4 「解答編 第21回」を見て、[演習01]から[演習06]の答え合わせをしてください。 ■5 答え合わせをしたら、次をやってください。行政法の記述式問題です。 ●[演習07] オリジナル問題 行政法 記述式問題  行政手続法の「適用除外」規定について、40 字程度で記述しなさい。 ●[演習08] オリジナル問題 行政法 記述式問題  行政手続法の意見公募手続等とは何か、40 字程度で記述しなさい。

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●[演習09] オリジナル問題 行政法 記述式問題  行政事件訴訟において「内閣総理大臣の意義」が発動されたとき、該当裁判所のとるべき行動につ いて、40 字程度で記述しなさい。 ●[演習10] オリジナル問題 行政法 記述式問題  Aさんの土地が区画整理にかかり、行政から立ち退きを迫られている。この一件を取材していた ジャーナリストのBさんは、この行政の行為は不当だと憤った。Aさんとは関係なしに、Bさん独自 でAさんのこの処分の取消訴訟を起こした。この場合、裁判所はどのような対応をとるだろうか。40 字程度で記述しなさい。 ■6 「解答編 第21回」を見て、[演習07]から[演習10]の答え合わせをしてください。 ■7 答え合わせをしたら、次をやってください。一般知識科目問題です。 ■ 一般知識科目 ●[演習11] 2006年度(平成18年度) 一般知識 (国際経済)  貿易の自由化に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。 (1)GATTケネディラウンドでは、関税の一括引下げ方式が提案されたが、引下げ対象品目につ    いて合意には達せず、その採用には至らなかった。 (2)GATTウルグアイラウンドでは、交渉対象が農業分野にまで拡大されたが、サービス分野や    知的財産権については、交渉対象として取り上げられるまでに至らなかった。 (3)WTO(世界貿易機関)は、加盟国間の貿易交渉に加えて、貿易をめぐる紛争処理や、各国の貿    易政策の審査といった役割を担う機関である。 (4)WTO(世界貿易機関)は、貿易について二国間主義を掲げており、関税同盟などの地域経済統    合についても認める立場をとっている。 (5)日本は、これまでアジアのどの国・地域に対してもセーフガード(緊急輸入制限)を発動したこ    とはない。

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●[演習12] 2006年度(平成18年度) 問題51<改> 一般知識 (少子高齢化)  日本における高齢化・少子化現象に関する次の記述の空欄[ア]~[エ]に当てはまる数値の組合 せとして、正しいものはどれか。       日本の高齢化率(65 歳以上の人口が総人口に占める割合)の最低値は、      1935 年(昭和 10 年)の[ア]%であった。その一方で、出生率の低下は      戦前から始まっていたが、1940 年代後半のベビーブームでは出生数が年      間約[イ]万人に達した。その後 1950 年代以降、合計特殊出生率は急激      に低下しはじめ、昭和から平成に移った 1989 年には、「丙午(ひのえう      ま)」の年の数値を下回る[ウ]に落ち込んだ。他方で、死亡率の改善      等により高齢化が進んでおり、2009 年(平成 21 年)には高齢化率が[エ]%      へと上昇した。高齢化率は今後も上昇し続け、2025 年(平成 37 年)には      30%程度になると予想されている。  [解答群]   (ア) (イ) (ウ) (エ)  (1) 11.3 270 2.7 22.7  (2) 4.7 410 2.7 22.7  (3) 4.7 270 1.57 22.7  (4) 4.7 410 1.57 14.9  (5) 11.3 410 1.57 14.9 ●[演習13] 2006年度(平成18年度) 一般知識 (領海・排他的経済水域・公海)  海洋に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)領海とは、沿岸国の領域の一部を構成する海域の部分で、いずれの国も沿岸に引かれる基線か    ら測定して 12 カイリを超えない範囲で領海の幅を定めることができる。 (2)世界の海洋のうち、沿岸国の領海と排他的経済水域を除いた部分が公海であり、公海自由の原    則が適用される。 (3)排他的経済水域は、基線より測って沖合 100 カイリまでの海域に設定することができる。 (4)沿岸国は、排他的経済水域にあるすべての天然資源の探査・開発のための主権的権利を有する。 (5)排他的経済水域においては、沿岸国だけでなくすべての国が、航行および上空飛行の自由なら    びに海底電線・海底パイプライン敷設の自由を亨有する。

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●[演習14] 2006年度(平成18年度) 一般知識 (ファイル交換ソフト)  次のファイル交換ソフトに関する記述のうち、妥当でないものはどれか。 (1)接続しているユーザーの情報やファイルのリストを中央サーバーが管理し、ファイルの転送の    みを利用者間で直接行う中央サーバー型システムと、まったくサーバーを持たず、すべての情    報がバケツリレー式に利用者の間で流通する純粋型システムが存在する。 (2)不特定多数のコンピュータ間で匿名性の高いファイル交換を行うために、指定したファイルを    直接受信せず、一度別のコンピュータを経由する転送機能を有するソフトも存在している。 (3)ファイル交換ソフト自体は公開するファイル、公開しないファイルを指定できる仕組みとなっ    ているが、ファイル交換ソフトが暴露ウィルスに感染してしまった時には本来非公開の個人情    報や内部資料をネットワーク上に流出させてしまうことがある。 (4)ファイル交換ソフトは、著作権侵害をはじめとする違法な情報流通の温床になっているとして    強い非難の対象となっている。実際、日本でも近年ファイル交換ソフトの開発者のなかに逮捕    された者もいる。 (5)ファイル交換の原理自体は非常に有用であるため、多くの学校や公的機関で、公文書の交換に    その利用が近年急増している。これが個人情報流出の遠因となっているとも指摘されている。 ●[演習15] 2007年度(平成19年度) 問題47 議院内閣制  議院内閣制に関する次のア~エの記述のうち、妥当なものの組合せはどれか。 (ア)議院内閣制を採用している国では議会が内閣創出の基盤となるので、一般に、内閣の活動を支    持する与党と内閣に反対の立場をとる野党との区別が重要になり、各政党議員の国会活動は議    院内で形成される会派を中心として行われる。 (イ)議院内閣制の母国とされるイギリスには成文の憲法典が存在せず、議院内閣制も憲法習律とい    われる一種の慣行として成立しており、内閣を構成する閣僚についても全員が議員でなければ    ならないという習律が確立している。 (ウ)イギリスの議院内閣制における議会は「政府対野党」の論戦の場であるから、議事を主宰する    議長の中立性が重んじられ、議院運営委員会による議事運営と各派交渉会の協議が重要な役割    を果たしている。 (エ)日本の国会では、国会審議の活性化を図るために、イギリス議会にならって首相と野党の党首    が論戦を展開する党首討論の制度を導入することとし、衆参両院合同の特別委員会である国家    基本政策委員会で行う方式をとっている。 [解答群]  (1)ア・イ   (2)ア・ウ   (3)ア・エ   (4)イ・ウ   (5)ウ・工

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●[演習16] 2007年度(平成19年度) 問題48 選挙制度  選挙制度に関する次のア~オの記述のうち、誤っているものはいくつあるか。 (ア)小選挙区制の特徴は、一般に大きな政党に有利に、また小さな政党に不利に作用して、二大政    党制を促進することにあるが、死票が多くなり、政党の得票率と議席率の間に大きな差がでる    ことが多いという問題点がある。 (イ)比例代表制の特徴は、各政党の得票率と議席率との一致率(比例度)が最も高く、民意を政治に    反映しやすいところにあるが、議会制民主主義を支持しない小さな政党が議席を獲得した場合    には政治的緊張を引き起こす可能性もある。 (ウ)日本の衆議院議員選挙では、小選挙区比例代表並立制がとられ、重複立候補制が認められてい    るが、小選挙区での得票順位と当落が逆転するなどの事例がでてきたために、重複立候補の場    合に、小選挙区で供託金没収点未満の得票だった候補者が比例代表で当選となる「復活当選」    は認められなくなった。 (エ)日本の参議院議員選挙では、都道府県を単位とする選挙区選挙と比例代表制選挙がとられてお    り、比例代表制選挙においては、政党名の得票数に従って各政党の議席数を配分したあとで、    選挙前に各政党があらかじめ届け出た名簿の順番に基づいて当選者を決定していく方式となっ    ている。 (オ)日本の最高裁判所は、選挙区間の議員1人当たりの有権者数に3倍を超える格差があった 1990    年衆議院議員選挙について、憲法に定める「法の下の平等」に反して憲法違反であるとし、一    部選挙区の選挙を無効であるとした。 [解答群]  (1) 一つ  (2) 二つ  (3) 三つ  (4) 四つ  (5) 五つ

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●[演習17] 2007年度(平成19年度) 問題49<改> 現代日本の経済財政  現代日本の経済財政こ関する次の文章について、空欄[ア]~[エ]に当てはまる数値の組合せと して、妥当なものはどれか。  2007 年、日本の国内総生産(GDP)は[ア]兆円に達しており、この水準は世界第[イ]位であっ た。しかしながら、日本政府は大きな債務を抱えており、この債務をどのように償還していくかが大 きな課題となっている。政府が発行する普通国債残高は 2007 年 3 月末には[ウ]兆円を超える水準に あり、利払費だけでも、年間でおよそ[エ]兆円の支出をもたらしている。少子高齢化の進展により、 今後社会保障をはじめとする支出がますます増大すると考えられており、財政再建に向けた課題は多 い。これに対する対応策として、経済財政諮問全議による「経済財政運営と構造改革に関する基本方 針 2006」(骨太の方針 2006)では「歳出・歳入一体の改革」が打ち出された。 [解答群]  [ア] [イ] [ウ] [エ]   (1)  300  5  230  3   (2)  500  2  530  8   (3)  300  2  230  3   (4)  500  2  230  8   (5)  300  5  530  8 ●[演習18] 2007年度(平成19年度) 問題50 地方交付税  日本の地方交付税制度に関する次のア~オの記述のうち、誤っているものはいくつあるか。 (ア)地方交付税は国税 5 税の一定割合を原資としており、その税目は所得税・法人税・消費税・酒    税・たばこ税の五つである。 (イ)地方交付税総額のうち、特別な事情に応じて交付される特別交付税の占める割合は、その年の    自然災害や景気動向によって決定されることとなっている。 (ウ)少子高齢化を背景とした自治体の役割の増大により、国から地方へ交付される地方交付税の総    額は、近年増加する傾向にある。 (エ)普通交付税はその総額を人口と面積によって国から自治体に配分する仕組みとなっており、都    道府児では、人口の多い東京都や面積の広い北海道で、交付額が多くなっている。 (オ)三位一体の改革を通じて、国が自治体に支出する義務教育費国庫負担金の制度は廃止され、自    治体は地方税や地方交付税などの一般財源によって、義務教育経費を賄うこととなった。 [解答群] (1)一つ  (2)二つ  (3)三つ  (4)四つ  (5)五つ

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●[演習19] 2008年度(平成20年度) 問題47 近代の政治思想  近代の政治思想に関する次の記述のうち、妥当でないものはどれか。 (1)イギリスの法律家コーク(クック)は、「国王はいかなる人の下にも立たないが、神と法の下に    ある」というブラクトンの言葉を引いて、王権神授説を信奉する国王を諌め、これが「法の支    配」の確立につながった。 (2)イギリスの哲学者ホッブズは、『リヴァイアサン』において、人間は自然状態では「万人の万    人に対する闘争」が生じるため、絶対権力者の存在を認めなければならないとし、社会契約説    を否定した。 (3)イギリスの政治思想家ロックは、『市民政府二論』において、自然権を保障するため人びとは    契約を結び国家をつくると考え、政府が自然権を守らないとき人民は抵抗権をもつとし、イギ    リス名誉革命を擁護した。 (4)フランスの啓蒙思想家ルソーは、『社会契約論』において、人間が社会契約によって国家をつ    くってからも真に自由で平等であるためには、全体の利益をめざす全人民の一般意思による統    治を主張し、フランス革命に影響を与えた。 (5)フランスの啓蒙思想家モンテスキューは、『法の精神』において、各国の政治体制を比較しな    がら、自由と権力の均衡の重要性を説き、立法・執行・司法を異なる機関に担当させる三権分    立制を提唱して、近代民主政治に大きな影響を与えた。 ●[演習20] 2008年度(平成20年度) 問題53 行政機関個人情報保護法  行政機関個人情報保護法(※)に関する次のア~オの記述のうち、妥当なものはいくつあるか。 (ア)この法律は、個人情報を取り扱う国の行政機関の遵守義務を定めることにより、行政の適正か    つ円滑な運営を図りつつ、個人の権利利益を保護することを目的とする。 (イ)この法律における「行政機関」とは、個人情報データベース等を行政運営に用いる国の行政機    関であって、独立行政法人等を除いたものをいう。 (ウ)行政機関の長は、利用目的の達成に必要な範囲内で、保有個人情報を過去または現在の事実と    合致させるよう努めなければならない。 (エ)保有個人情報の開示請求は、行政機関の長に対し、開示請求者の氏名および住所等の所定事項    を記載した開示請求書を提出して行わなければならない。 (オ)行政機関の長は、開示請求に係る保有個人情報に不開示情報が含まれている場合には、開示請    求者に対し、原則として当該保有個人情報を開示してはならない。 [解答群] (1)一つ  (2)二つ  (3)三つ  (4)四つ  (5)五つ  (※)行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律

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●[演習21] 2008年度(平成20年度) 問題55 e-文書通則法  いわゆる「e-文書通則法」(※)に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。 (1)この法律は、法令の規定により民間事業者等が行う書面の保存等に関し、電磁的方法により行    うことを義務づけるに際しての共通事項を定めるものである。 (2)この法律は、文書内容の重要性や改ざんのおそれ等に応じて、書面の電子保存の具体的な方法    や要件を統一的に定めている。 (3)この法律は、地方公共団体が条例や規則により書面による保存等を義務づげている文書につい    ても直接に適用される。 (4)この法律は、紙で作成された書類をスキャナで読み込んだイメージファイルなど(電子化文書)    も一定の技術要件を満たせば原本とみなすことを認めている。 (5)この法律は、書類の作成と保存については電磁的方法によることを認めたが、利用段階で書面    の縦覧等に代えて情報のディスプレイ表示を利用することは認めていない。   (※)民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律 ●[演習22] 2009年度(平成21年度) 問題55 インターネット  青少年のインターネット利用環境が社会的な問題となっているが、これに関連する次の記述のうち、 妥当でないものはどれか。 (1)中高生が、プロフ(Web 上で自分のプロフィールを作成して公開するサービス)で安易に個人    情報を発信してトラブルに巻き込まれる事例が少なくないことが問題となっている。 (2)フィルタリングとは、インターネット利用における情報閲覧の制限や受発信を制限することを    いい、子どもたちに見せたくない出会い系サイトやアダルトサイト等の有害情報が含まれるサ    イトを画面に表示しないようにできる。 (3)子どもたちが安全に安心してインターネットを利用できるようにすることを目的とした法律    (*)が制定されたが、この法律では、何が有害な情報かは民間ではなく政府が認定すること    とされている。 (4)あらたに 18 歳未満の子どもが携帯電話・PHS でインターネットを利用する場合には、青少年有    害情報フィルタリングサービスが提供されるが、これは保護者の申し出があれば解除できる。 (5)Web サイトの管理者には、自分の Web サイトや自社サーバーからの有害な情報発信があった場合、    子どもが閲覧できないような措置をとる努力義務が、法律(*)に定められている。   (*)青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律

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●[演習23] 2009年度(平成21年度) 問題56 情報通信の諸法律  情報通信に関する諸法律についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」は、近年改正され、あらかじめ同意した者    に対してのみ広告宣伝メールの送信を認める方式(いわゆる「オプトイン」方式)を導入した。 (2)プロバイダ責任制限法(*1)は、インターネット上の情報流通によって権利侵害を受けたと    する者が、プロバイダ等に対し、発信者情報の開示を請求できる権利を定めている。 (3)e-文書通則法(*2)は、民間事業者等が書面に代えて電磁的記録による保存、作成、縦覧、    交付を行うことができるようにするための規定を置いている。 (4)「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」は、不正アクセス行為およびコンピュータウイル    スの作成行為等を禁止し、それらに対する罰則を定めている。 (5)電子消費者契約法(*3)は、インターネットを用いた契約などにおける消費者の操作ミスに    よる錯誤について、消費者保護の観点から民法の原則を修正する規定を置いている。   (*1) 特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律   (*2) 民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律   (*3) 電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律 ●[演習24] 2009年度(平成21年度) 問題57<改> TV放送のデジタル化  2011 年に実施されたテレビ放送のデジタル化についての次のア~オの記述のうち、誤っているもの の組合せはどれか。 (ア)デジタルテレビはハイビジョン(高画質)で放送されることが多いが、標準画質のデジタル放    送も可能である。 (イ)デジタル放送は双方向サービスであるので、上りの電話回線を用いなくても、オンデマンドの    動画配信サービスを地上デジタル波を用いて受信できる。 (ウ)アナログ受像機であっても、外付けチューナーを装着すれば、デジタル波を受信してテレビ放    送を視聴することができる。 (エ)地上波をVHF専用のアンテナで受信している場合、受像機のみならずアンテナも交換しなけ    ればデジタル放送を受信できない。 (オ)デジタル放送が実施された 2011 年以降も、2015 年まで全国的にアナログテレビ放送が並行して    放送され続けることになっている。 [解答群](1)ア・ウ  (2)ア・エ  (3)イ・ウ  (4)イ・オ  (5)ウ・オ

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●[演習25] 2010年度(平成22年度) 問題57 インターネット用語  インターネットに関する用語とその説明に関する次の記述のうち、用語に対応する説明が妥当でな いものはどれか。 (1) コンピュータウイルス   電子メールやホームページの閲覧などを通じてコンピュータに侵入する特殊なプログラムであり、   自らを複製しながら増殖する性質を持つものが多い。 (2) 無線LAN   有線LANのケーブルを無線に置き換えたものをいい、配線の必要がない点で便利ではあるが、   有線LANと比較してセキュリティ対策が万全ではないという欠点が指摘されている。 (3) ユーザー認証   ユーザーが本人であるかどうかを確認する仕組みをいい、なりすましを困難にするために、   一般的に公的個人認証による方法を用いることが多い。 (4) サーバ   ネットワーク上で情報やサービスを提供するコンピュータのことをいい、インターネットでは、   Webサーバやメールサーバ、DNSサーバなどが使用されている。 (5) ログ   コンピュータが保有するユーザーの接続時刻や処理内容などを記録したファイルのことをいい、   通常は、ログを参照することで、コンピュータの動作を管理することができる。 ■8 「解答編 第21回」を見て、[演習11]から[演習25]の答え合わせをしてください。 ■9 次回も、一般知識科目、今までの法令科目の復習をドンドン進めていきます。今号の分は次回 までにマスターしておくようにしてください。では、また次回でお会いしましょう!       以上

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