災害公営住宅について
1(1) 災害公営住宅とは
災害公営住宅は、地方公共団体が、災害により滅失した住宅に居住していた者で、自力での住 宅再建が難しい方に賃貸するため、公営住宅法に基づき建設等を行うものです。 災害公営住宅の具体的な建設等の予定や計画内容、募集・入居の手続き等については、市町村 により異なりますので、詳細は各市町村の公営住宅担当課にお問合せください。 ①災害公営住宅の入居資格について ・災害により住宅を失った方で住宅に困窮している方が入居対象になります。単身でも入居 できます。 ・災害の発生後3年間は収入要件がありませんが、3年間経過後は通常の公営住宅と同じ扱 いになりますので、その時点で収入の高い世帯は、退去していただくことが必要となる場 合もあります。 ②災害公営住宅の家賃について ・仮設住宅と異なり、災害公営住宅への入居後は、「家賃」を支払う必要があります。 ・災害公営住宅の家賃の額は、入居者の収入や住宅の広さなどによって異なります。(2) 家賃の目安
災害公営住宅の家賃は、入居世帯の収入(政令月収)や住宅の規模、立地の利便性、住宅の構 造等によって定められ、住宅の完成に合わせて市町村が決定します。参考として【参考1】に、 収入(政令月収)や住宅規模の違いによる家賃の目安を示します。なお、家賃のほかに、毎月の 共益費や光熱費、退去時の原状回復費用等の負担があります。(3) 災害公営住宅の形式と標準的な間取り
災害公営住宅は、安全性確保はもちろん、立地環境の状況や周辺建物等との調和を考慮して建 設されます。 災害公営住宅の形式(構造・建て方)と間取りは、市町村において、建設地域の状況等を考慮 して決定されます。 住宅の規模については、入居を希望される世帯の人数を踏まえ、設定されます。以下に世帯構 成に応じた住戸規模の目安を示します。 【世帯構成に応じた適正な住戸規模(間取り)の目安】 形式(間取り) 世帯構成 1DK (40~50 ㎡) 2DK (50~60 ㎡) 3DK または 2LDK (60~70 ㎡) 4DK または 3LDK (70 ㎡以上) 単身世帯 (広い) (広い) 2人世帯(中高年) (狭い) (広い) (広い) 2人世帯(若年) (狭い) (広い) 3人世帯 (狭い) (広い) 4人世帯 (狭い) (狭い) 5人世帯 (狭い) (狭い) 概ね適正な規模 概ね適正な規模 概ね適正な規模 概ね適正な規模 概ね適正な規模 概ね適正な規模2 【参考1】災害公営住宅家賃の例 区分 入居者の収入 (政令月収※) 入居者家賃の例 (円)※収入超過者の方を除く 1LDK 2DK 2LDK(3DK) 3LDK(4DK) 1 0 円~104,000 円 約15,000 約19,000 約23,000 約27,000 2 104,001 円~123,000 円 約18,000 約22,000 約27,000 約32,000 3 123,001 円~139,000 円 約20,000 約26,000 約31,000 約36,000 4 139,001 円~158,000 円 約23,000 約29,000 約35,000 約41,000 5 158,001 円~186,000 円 約26,000 約33,000 約40,000 約47,000 6 186,001 円~214,000 円 約31,000 約38,000 約46,000 約54,000 ※政令月収は、一緒に入居しようとする全員の過去 1 年間の所得合計額から、扶養控除、障がい者控除など公 営住宅法施行令により定める控除を行ったあと、月収に置き換えた(12 で割った)額となります。 【参考2】 政令月収の計算例 ○政令月収の計算例1:家族4人(本人30歳、妻28歳、子8歳、子6歳)の場合 :夫婦+子ども二人で所得等が下表の条件であれば、政令月収は 148,766 円となります。 (2,925,200 円 - 1,140,000 円)÷12=148,766 円(区分 4) 世帯主 年齢 職業 収入 (収入) 所得 控除の種類 (控除額) 世帯主 30 会社員 給与 (3,645,000 円) 2,375,200 円 ― ― 妻 28 会社員 給与 (1,200,000 円) 550,000 円 親族控除 380,000 円 子 8 学生 なし ― 親族控除 380,000 円 子 6 幼児 なし ― 親族控除 380,000 円 収入合計 所得合計 (4,845,000 円) 2,925,200 円 控除額合計 1,140,000 円 ○政令月収の計算例2:家族 2 人(本人 75 歳、妻 72 歳)の年金受給夫婦(寡婦控除あり)の場合 :本人+子どもで所得等が下表の条件であれば、政令月収は51,666円となります。 (1,000,000 円 - 380,000 円)÷12=51,666 円(区分1) 世帯主 年齢 職業 収入 (収入) 所得 控除の種類 (控除額) 世帯主 75 無職 年金 (2,200,000 円) 1,000,000 円 ― ― 妻 72 無職 年金 (800,000 円) 0 円 親族控除 380,000 円 収入合計 所得合計 (3,000,000 円) 1,000,000 円 控除額合計 380,000 円 【ご注意いただくこと】 ・災害発生から3年間は災害公営住宅の入居時には収入要件がありません。ただし、毎年申告し ていただく収入額が一定以上の額になると、明け渡しの努力義務が生じたり、明け渡し請求の 対象となったりする場合があります。 ・政令月収は、一緒に入居しようとする者で収入のある方全員の所得合計額より算出します。算 出にあたっては、給与等の支給額、公的年金等(一定額を減額)、公営住宅法に定める世帯属 性等による控除(扶養控除、障がい者控除など)などを考慮します。【参考2】に、政令月収 の計算例を示します。
■ 政令月収の計算方法 ■
※政令月収は、一緒に入居しようとする全員の過去1年間の所得合計額から、扶養控除、障が い者控除など公営住宅法施行令により定める控除を行ったあと、月収に置き換えた(12で割っ た)額となります。 入居しようとする家族全員の政令月収額は、おおむね次のように計算します(資格審査の際に、 正確な計算をします)。 計算手順 注意事項 ①入居しようとする家族全員 の過去1年間の所得を合算 する。 ○パート・アルバイト・年金等の所得も全て合算します。 ○年の途中で転職等をした場合は、前の職による所得は除き、 現在の職での収入を年間収入に再計算し直してから所得を算 出します(再計算の方法は別記「収入や所得の特殊な計算方法」 を参照して下さい)。 ②①の額から所得控除額を差 し引く。 ○控除を受ける場合は、資格審査の際に添付書類の提出が必要 となります(所得控除額については 6 ページを参照して下さ い)。 ③②で求めた額を12で割る。 →政令月収額 ○1円未満は切り捨てます。 ※ 年間収入とは?→前年の給料・賃金・賞与・報酬及び時間外手当などの合計額で、所得税や 社会保険料などを差し引き前の額のことをいいます。ただし、通勤手当などの非課税部分は除き ます。 ※ 「収入」と「所得」の違いは?→給与所得者については、年間収入から給与所得控除額を控 除したものが給与所得となります。給与所得控除額は、所得税法で定められており、年間収入の 額に応じて変動します。 また、自営業の方は、総収入から必要経費を控除した残額が事業所得となります。 (必要経費は、所得税法で定められたものに限られます。) ※収入基準の判定について計算方法など、詳しくおたずねになりたいときはご連絡ください。 収入や所得の特殊な計算方法 ア 中途退職者(平成28年1月2日以降に就職または転職)の年間収入計算方法 …前職の所得は除き、現在勤務している職場からの収入で次のとおり計算します。 ここで算出された「年間収入額」をもとに、4 ページの「◆年間収入額から所得金額を計 算する方法」で所得金額を計算します。 年間収入額=(収入金額-支払済賞与) /勤続月数 ×12+支払済賞与 3イ 事業開始者(平成28年1月2日以降に事業または営業を開始)の年間所得計算方法 …前職の所得は除き、現在営んでいる事業等での収入で次のとおり計算します。 年間収入額=(総収入額-必要経費) /事業等を営んだ月数 ×12 ※上記ア、イはいずれも1カ月未満の収入及び月数は除いて計算します。 ◆年間収入額から所得金額を計算する方法 年間収入金額 所得金額 651,000 円未満 0 651,000 円以上 1,619,000 円未満 年間収入金額-650,000 円 1,619,000 円以上 1,620,000 円未満 969,000 円 1,620,000 円以上 1,622,000 円未満 970,000 円 1,622,000 円以上 1,624,000 円未満 972,000 円 1,624,000 円以上 1,628,000 円未満 974,000 円 1,628,000 円以上 1,800,000 円未満 (年間収入金額÷4,000)小数点以下切り捨て ×4,000×0.6 1,800,000 円以上 3,600,000 円未満 (年間収入金額÷4,000)小数点以下切り捨て ×4,000×0.7-180,000 3,600,000 円以上 6,600,000 円未満 (年間収入金額÷4,000)小数点以下切り捨て ×4,000×0.8-540,000 6,600,000 円以上 10,000,000 円未満 年間収入金額×0.9-1,200,000 ◆年金受給者の年間所得金額の計算方法(遺族・障害・母子年金など非課税年金は含みません) 受給者の年齢 公的年金等の年間総収入額 年間所得金額の計算 65 歳以上の方 1,200,000 円以下 所得は0 1,200,000 円超 3,300,000 円未満 (年金の総収入額)-1,200,000 円 3,300,000 円以上 4,100,000 円未満 (年金の総収入額)×0.75-375,000 円 4,100,000 円以上 7,700,000 円未満 (年金の総収入額)×0.85-785,000 円 7,700,000 円以上 (年金の総収入額)×0.95-1,555,000 円 65 歳未満の方 700,000 円以下 所得は0 700,000 円超 1,300,000 円未満 (年金の総収入額)-700,000 円 1,300,000 円以上 4,100,000 円未満 (年金の総収入額)×0.75-375,000 円 4,100,000 円以上 7,700,000 円未満 (年金の総収入額)×0.85-785,000 円 7,700,000 円以上 (年金の総収入額)×0.95-1,555,000 円 4
■ 世帯の政令月収の計算方法 ■
所得額については、源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」や収支明細書の差引純益の「総合 計」などを参照して下さい ※前年1月2日以降に就職、転職などされた方は、3~4 ページをご覧いただき、所得額を計算して下さい。 入居しようとする家族全員の所得合計額 (A) 円 所 得 控 除 額 同居親族 380,000 円× 人= 円 別居扶養親族 380,000 円× 人= 円 老人控除対象配偶者 100,000 円× 人= 円 老人扶養親族(70 歳以上の扶養親族) 100,000 円× 人= 円 扶養親族(16 歳以上 23 歳未満) 250,000 円× 人= 円 障がい者 270,000 円× 人= (1)身体障害者手帳の 3 級~6 級に該当するとき (2)精神障害者保健福祉手帳の 2 級または 3 級に該当するとき (3)療育手帳の B1 または B2 に該当するとき (4)戦傷病者手帳の特別項症から第 3 項症以外に該当するとき 円 特別障がい者 400,000 円× 人= (1)身体障害者手帳の 1 級または 2 級に該当するとき (2)精神障害者保健福祉手帳の 1 級に該当するとき (3)療育手帳の A1 または A2 に該当するとき (4)戦傷病者手帳の特別項症から第 3 項症に該当するとき 円 寡婦(寡夫) ( )円× 人= みなし寡婦(寡夫) (所得金額が27 万円未満の場合はその所得金額、27 万円以上の場合 は27 万円) 円所 得 控 除 額 計
(B) 円(A) - (B)
(C) 円(C) ÷ 12
(D) 円 あなたの政令月収額は・・・・ (D) 円 5とき とき とき とき とき とき とき みなし寡婦(寡夫) とき ※二本木団地の収入基準は、一般階層は114,000円以下、裁量階層は139,000円以下です。 6