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生活衛生営業 HACCP ガイダンス ( 旅館業用 ) 導入手引書 旅館業用衛生管理点検表 1 個人衛生管理点検記録個人衛生管理は 従事者の感染症対策を中心に基準条例 8 の従事者に係る衛生管理の項目を始業時点検として次の項目を確認する (1) 従事者は 下痢 嘔吐等の体調不良がないことを確認し 症

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生活衛生営業HACCPガイダンス(旅館業用)導入手引書

【旅館業用衛生管理点検表】 1 個人衛生管理点検記録 個人衛生管理は、従事者の感染症対策を中心に基準条例8の従事者に係る 衛生管理の項目を始業時点検として次の項目を確認する。 (1)従事者は、下痢、嘔吐等の体調不良がないことを確認し、症状のある場 はただちに責任者に報告し、指示を受ける。 ※基準条例8-(2) 従事者の感染症対策措置 (2)同居する家族等に下痢、嘔吐の症状がないことを確認し、症状のある場 合はただちに責任者に報告し、指示を受ける。 ※基準条例8-(2) 従事者の感染症対策措置 (3)従事者の手指に化膿傷がないことを確認し、症状のある場合はただちに 責任者に報告し、適切な対応を図ること。 ※基準条例8-(2) 従事者の感染症対策措置 (4)従事者の身なりが清潔であるかを確認し、清潔な身なりをするよう、責 任者は指示をすること。 ※基準条例8-(3) 従事者の着衣の清潔に関する確認 (5)従事者は爪を短く切っているかどうかを確認すること。 ※基準条例8-(5) 従事者の爪を確認 (6)従事者は指輪やマニキュアをしていないことを確認し、適切な指示対応 を行うこと。 ※基準条例8-(4) 従事者の異物混入対策としての確認 (7)手洗い及び消毒を実施すること。 ※基準条例8-(2) 従事者の感染症対策措置 2 衛生管理点検 〈一般衛生管理〉 一般衛生管理のなかで環境管理項目として、始業時に次の項目を確認する。 (1)調理施設には不要物がなく、清潔に保たれていること。 環境を衛生的に保つことで二次汚染の機会を削減する事を目的とする。 ※基準条例2 施設の管理(1)又は(2)の施設の整理整頓、清掃の確認 (2)機械・器具類は、使用目的に応じて区分して使用していること。 二次汚染による問題の発生を回避するために、使い分けの徹底を促す ※基準条例 3 機械器具類の管理保全(1) 器具類の使い分けの確認 (3)仕上げ用のまな板、包丁を明確に区分けすること。(肉類、生魚、野菜 の処理の使い分け) 特に仕上げ用のまな板、包丁を明確に使い分け、最終調理品への細菌の 二次汚染を防止する。 ※基準条例 3 機械器具類の管理保全(1) まな板、包丁の使用区分を確認

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(4)食品に直接接触する機械・器具類は、常に清潔にし、必要に応じて殺菌 すること。 器具類を清潔に保つことにより二次汚染の防止を図る。 ※基準条例 3 機械器具類の管理保全(2) 器具類の洗浄等の確認 (5)機械・器具類は、常に点検し、正常に使用できるように整備すること。 機械、器具に関連する異物により事故を起こさないように、また、機械・ 器具が求められる機能を発揮できるように確認を徹底すること。 ※基準条例3 機械器具類の管理保全の(4)機械器具の維持管理に関す る確認 (6)飲料、デザート等に係るディスペンサー類は、指定された通り適正に洗 浄、殺菌すること。 ※基準条例 3 器具類の管理保全の(2)器具類の衛生について確認(ドイ ツのガイドラインを参考として挿入) (7)使用水に色や濁りはなく、味や臭いも問題がないか確認すること。 テナント等で簡易水道、高架水槽の水を使用する場合を想定 ※基準条例(4) 使用する水の管理の(1)飲用に適する水を始業に確認 (8)廃棄物容器は汚液や汚臭が漏れないよう常に清潔に保つこと。 厨房内の最大の汚染源、衛生害虫の発生源となり得るため、汚染源、害 虫の発生抑止のため保清が必要 ※基準条例 5 廃棄物の取扱の(2)廃棄物容器の確認 (9)冷蔵庫内は清潔に保ち、食品の相互汚染が生じないように区分して保管 すること。 食材、半製品、完成品等、それぞれの段階で保管管理ができるように、 狭い空間で相互汚染を起こさないようなサニテーション、区分けが必要 ※基準条例 6 食品の取扱の(4)冷蔵庫内の清掃管理 (10)仕込み・仕掛かり品の保管は、他の食品からの汚染防止を考慮されてい る。 調理した食品を提供するまでの間、冷蔵庫等で保管する場合は、他の食 品等により汚染されないよう適切に保管する。 ※基準条例6 食品の取扱いの(4)冷蔵庫内での衛生管理 〈重点管理項目〉 (11) 食品の仕入れに当たっては、鮮度等の品質、温度、表示の点検を行うこ と。 食品による危害の防止の観点から、納品される食材の安全確保は、最も 重要な項目であることから、食材の不良に起因する問題を事前に発見する ことを目的として、重点管理項目とした。 ※基準条例 6 食品の取扱の(1)食材の受け入れ時の点検を促す項目 (12) 食品保存の際は、冷蔵、冷凍、温蔵等、適正な温度で行うこと。 微生物危害に直接結びつく管理温度の確認として、重点管理項目として 徹底した管理を行う。 ※基準条例 6 食品の取扱の(3)食品保存の際の温度管理状況の確認

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(13) 加熱調理の際は、適正な温度管理を行うこと。 加熱による殺菌が確実に実施されたことを確認する項目。殺菌不足を起 こさない様に重点管理項目として実測値等を記録させて管理を徹底する。 ※基準条例 6 食品の取扱の(2)食品加熱調理時の温度管理状況を確認 (14) 加熱後、冷却を要する場合の温度管理、時間管理を適正に実施している。 一旦、加熱調理した食品を冷却して繰り越し使用する際の安全性を確保 する項目。繰り越し使用が発生する場合の最低限の管理を認識してもらう ために、実測を伴う管理とする。 ※基準条例 6 食品の取扱の(2) 食品加熱調理時の温度管理状況を確認 (15) 開封後の食材及び仕掛け品は一定のルールに基づき管理し、速やかに使 い切ること。 食材の使用ルールを明確にして、問題のある食材の使用を防止する。 開封後、解凍後、調理後からの使用期限を意識した管理ができていない のが現状であることを想定し、安全に使用できる期限を意識するように重 点管理項目として設定。 ※基準条例 6 食品の取扱の(3) 原材料の管理に関する項目 (16) 食材の仕入れ及び調理の状況に関する記録を作成し、記録を保存すること。 記録をとることで、仕入れの際の食材確認を強化する目的として重点管理 項目とする。 ※基準条例 11 記録の作成及び保存(1) 食品等に係る仕入れの記録を 作成し保存する。 (17) 仕込み・仕掛かり品は、使用期限を明確にし、使用期限を超えて使用しな い。 調理後の仕込み品、仕掛かり品は、提供するまでの使用期限を明確にし、 期限を超えたものは提供しない。 ※基準条例 6 食品の取扱の(3) 原材料の管理に関する項目 3 検収記録 納品される食材が安全である事が食品事故を起こさない前提条件である ことから、落ち度のない食品管理、調理加工を担保するためには、食材納入 時の検収、確認を行い次の記録を行うこと。 なお、食材の納品温度基準は、食品衛生法に基づく保存基準とする。 ① 納品業者名 ②食材名(メーカー名) ③数量 ④賞味期限 ⑤納品 温度 ⑥包装状態 ⑦鮮度 ⑧その他(気づいた点) 4 温度管理記録 冷蔵庫・冷凍庫・ショーケースは、開店時(始業時)及び閉店時(終業 時)の2回、設置している温度計で庫内温度の確認を実施すること。 普段の管理状況を客観的な記録として残すこと。 5 加熱/冷却管理記録 提供する、料理を調理群ごとに分類し、加熱調理する場合は、十分な加熱

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を実施している事を客観的に証明するため記録を残すこと、また、一旦、加 熱した食品を温蔵以外の方法で保存する場合(仕込)は、安全確保のため冷却 し、冷却時の温度等を記録すること。 【旅館業用メニュー調査表】 調査表に沿ってメニューを整理し、メニュー構成品の明確化を行い、危害 分析の事前準備とする。 ① メニュー名 ・メニューに記載されている商品名を記入する。 ② メニュー構成品 ・メニューを構成する単品メニュー名を記入し、メニューの構成を明確 にする。 ③ 調理区分 ・炒め物、揚げ物、蒸し物、焼き物、煮物、茹で物、和え物、汁物、造 り、その他等の区分を入力する。 ④ 調理カテゴリー 調理群を調理カテゴリーとして区分けして入力する。 ・加熱温製品:加熱調理後温かい状態で提供するメニュー ・加熱済冷製品:加熱調理後、一旦冷却し、冷たい状態で提供するメニ ュー ・加熱冷却温製品:加熱調理後、一旦冷却し、提供する前に再度加熱し て提供するメニュー ・非加熱品:加熱調理を行わないメニュー ・調理作業なし:既製品をそのまま盛り付ける程度で提供するメニュー ⑤ 仕掛かり作業、繰り越しの有無 仕掛かり作業の有無と、翌日への繰り越しの有無を明確にする。 ⑥ 完成品の保存区分 完成したメニューを温蔵、冷蔵等で保存した後、提供するメニュー に ついて、その保存条件を記入する。 【旅館業用調理工程表】 本ガイダンスにおける危害分析にあたる作業です。飲食店舗の調理作業に おける重要管理点となる「加熱」、「冷却」および、飲食店での食中毒事故に 大きく係ると考えられる、調理食材の繰り越し使用等の状況を明確にする目 的で、食材ごとの調理加工状況を項目別に記入します。 ① 原材料名 ・使用する原材料を順番に記入する。 ② 仕込み/前処理作業 ・入荷した原材料の仕込み/前処理作業の内容とタイミング、処理後の 保存条件等について最終加熱調理を実施する日を中心にして記入する。 ③ 加熱条件

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・最終加熱調理の方法、加熱条件(温度、時間)および、加熱終了の 条件(中心温度あるいは、色目等の見た目の状態、等)を記入する。 ④ 冷却条件 ・加熱調理後に冷却を必要とするアイテム(加熱済冷製品)および、 繰り越し使用するアイテム(加熱冷却温製品)の冷却条件(冷却方法、 冷却後の到達中心温度、冷却時間、等)を記入する。 ⑤ 盛り付け・包装形態/提供温度 ・商品提供時の温度および盛り付け・包装の状態、等を記入する。 ⑥ 備考 ・仕込み/前処理された原材料および繰り越し使用される料理の使用期 限、等を補足項目として記入する。

参照

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