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中学生の性意識と性行動について(II)

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Academic year: 2021

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(1)Title. 中学生の性意識と性行動について(II). Author(s). 片岡, 繁雄. Citation. 北海道教育大学紀要. 第一部. C, 教育科学編, 34(2): 113-128. Issue Date. 1984-03. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/4940. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 中学生 の性 意識 と性行動について (1 1). 片. 岡. 繁. 雄. 1。 は じめ に. わが国における性に 関す る調査研究は, 近年ようやく総括的展望がなされ, 1971年, 日本性教育 ) 協会が総理府の委託をうけ, 大学生o高校生を対象とした 「青少年の性行動1 」 , さらに同じく 1981 2 )-わが国の高校生・大学生に 関する調 査 - がある こ れらの調 査研究 は 年 「青少年の性行動」 . わが国におけるはじめての全 国規模の青少年の性に関するものであった その結果,「現代の青少年 , 2 )こ は両親の世代に 比べ て, 性に関して積極的開放的 であり, 性を意識する年令 が早期化している」 と, さらに「 197 0年代に顕在化した青少年の性意識と性行動の活発化, 低年令化を刺激する社会的 2 )と指摘し 文化的諸要因は,1 980年代を迎えた現在, さらに多様化, 複雑化しながら進行中 である」. ている。 しかしながら性成熟に伴う性的欲求, 性行動の過渡期である中学生の性に関する調査研究 はきわめて少ない現状 である, 4 5 ) 1 ・ 本研究は 「大学生o高校生 の性意識と性行動に関する調査研究3 」 に引き続いて中学生の性意識 と性行動の実態を大学生も高校生 と同一視点 で明らかにすること, また性意識 o 性行動は, 地域, 男女, 学年, 進学希望, 専用個室の有無, 出生順位, 異性友人の有無及び人数, 両親の結婚形態な. どの因子によってどのように異なるか, さらに性に関する知識, 態度, 行動とはどのような関係に あるかを明らかにすること, あわせて中学校における 「性教育のあり方」 を検討するための・基礎 資 )では中学生の男女交際 両親の男女交際観 性的欲求(異性への 料を得ることを目的とする。 先報6 , ,. 関心, 異性への接触, キス, キス以上) , 性行動(接触経験, キス経験, キス以上経験)について考 Sex) へのイメージ, 結婚観及 び離婚観 1 1 察したが, 本報 ( ) では中学生の愛 (Love ) 及び性 ( , 性知識欲求及び性の悩み, 性に対する態度, 性知識などについて考察する.. 2。 研究方法 北海道A市における中学校4校において, 無作為に抽出した16 71名の中学生に質問紙を配布し, o 無記名 自記法り集団記入法により回答を得た。 なお回収率は100% であった。 Sex) へのイメージについて, 結婚観及び離婚観について 性 調査内容は, 愛 (Love ) 及び性 ( , 知識欲求及び性の悩みについて, 性に対する態度について, 性に関する知識に ついてなどであっ た 。 調査期間は, 昭和57年8月 25 日から10月18 日ま で で あ っ た. 113.

(3) . 片. 岡. 繁. 雄. 3. 結果と考察 1) 愛 (Love) へ の イ メ ー ジ に つ い て. 50 愛 (Love ) へ のイ メ ー ジ に つ い て は, 「幸 せ」 と し た も の 572名 (35.4%), 以 下 「思いやり」4. 2 0.9%) 38名 ( 5 5 名( 2 7.8%) , 「無回 .3%) , 「わからない」3 .9%) , 「性」86名 ( , 「結婚」95名 ( 地域別 L する影響因子 ー ( ( ) ジに対 へのイメ % た さらに愛 o v e 答」76名 ( 4 , 男女別, .7 ) であっ . 学年別, 進学希望別, 専用個室の有無別, 異性友人の有無別, 両親の結婚形態別, 出生順位別以下 影響因子とする) についてみると表-1に 示すとおりである. 地域別にみる と, 「思いやり」 としたものは中心部に, 「結婚」 したものは周辺部に, 「性」 とした ものは周辺部に, 高率であっ た. 男女別にみると, 「幸せ」 としたものは女子に, 「性」 としたものは男子に, 「わからない」 とした ものは男子に高率 であっ た,. 学年別にみると, 「思いやり」 としたものは2・3年生に, 「わからない」 としたものは1年生に 高率 であっ た. 進学希望別にみると, 「思いやり」 としたものは 普通科に, 「幸せ」 としたものは普通科以外に高. 率 であった.. 専用個室の有無別にみると, 「性」 としたものは専用個室 「有」 とするものに高率 であった. 異性友人の有無別にみると, 「性」 としたものは異性友人 「有」 とするものに, 「わからない」 と したものは異性友人 「無」 とするものに高率であった. 表-1. 愛(Love)へのイ メージ(影響因子別). 進学希望別 学 年 別 愛L o v e総 数 地 域 別 男 女 別 2 3 普通科 以 外 女 l 中心部 周辺部 男 4 3 9n=6 8 3 0 n=6 1 3 n=3 n=8. 専用個室の有無別 無 無回答 有 6 7 n=4. (} 内%. 両親の結婚形態別 異性友人の有無別 無 無回答 恋 愛 恋愛以外 無回答 有 1 0 n二9. )( 2 2 9 ) 1 )( 2 4 )( 2 8 4 0 )( 2 6 4 )( 1 5 7 2 )( 2 0 0 )( 3 4 )( 2 )( 2 )( 9 6 )( )( 3 2 5 7 2 7 2 2 2 1 8 ){ 3 0 1 2 8 7 2 )( 2 7 9 )( 7 8 )( 2 9 9 )( 3 1 . 2 7 . . . . . . . . . , . . .“ ( . . . . . 思 い( や り. 幸 せ. )( ) 8 )( 3 8 6 )( 3 3 3 3 3 3 4 )( 3 5 )( 3 0 4 )( )( 3 9 8 )( 3 8 )( 3 5 )( 3 9 6 0 0 6 3 3 )( 3 2 0 3 5 4 0 4 )( 3 5 8 )( 3 9 )( 7 6 )( 3 4 0 )( 3 0 4 )( ( 3 5 4 )( 3 0 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .. 結 婚. )(6 ){6 )(4 ) )(6 )(5 0 5 4 7 )(5 )(4 3 )(6 3 3 )(8 0 )(6 3 5 {5 9 )(4 9 . . . . . . . . . . . .. 性. )(3 2 ) )(5 9 )(6 2 5 )(3 )(5 )(6 3 )(4 4 )(7 1 )(3 3 3 5 (5 3 )(4 0 )(8 . . , . . . . . . . . .. ) 2 1 )( 2 0 2 )( 2 2 9 1 7 4 )( 2 0 8 )( 4 ){ )( 4 )( 1 ){ 3 0 6 )( 1 9 4 )( )( 2 1 0 2 0 8 2 0 7 8 9 . . . , . . . . . , . . 力ま (20 左. 無回答. 0. 0. 0. 2 (7 0 }(5 ) . .. 0. )( 1 0 ) 5 4 (6 1 ){5 . . .. )( ) )( )(5 )(5 1 0 4 {6 )(3 8 1 5 4 3 1 9 . . . . . .. 4 4 ) 4 )( 2 6 )( 1 6 9 )( 2 2 ){8 ( 1 5 7 )( 2 6 9 . . . . . .. 4 )(4 )( ){5 )(3 5 )( 1 6 ) ){4 )( l o )(5 2 1 5 4 7 2 )(4 0 )(4 5 7 0 1 )(4 )(2 )(7 6 )(5 3 )(5 1 2 0 (4 )(4 2 )(5 7 . . . . . . . . . . . . . . .“ (4 . . . . ※P〈 0 0 5 0 0 1 . . ,※※P〈. 114.

(4) . 中学生の性意識と性行動. さらに両親の結婚形態別にみると, 「幸せ」としたものは両親が恋愛結婚とするものに 高率であっ た. なお出生順位別による差は認められなかった 。 「個人が愛を どのように考えているか」 を追求するとき 人間性の中 で性の問題と愛の問題が大 , )という点に注目しなければならない とくに性交は愛 のあかしがあ きなかかわりをもつ7 っ ては じ 。 めて人間の中 で意味を獲得するから である もし愛のあかしがないとき~性交は 快楽を伴うだけ で 。 , 快楽の対象としての異性との性交になり, 人間性を無視した行為となる しかし 「愛」 はそのあか , )は 「愛」 を しを明らかにすることはむずかしいし, 相手の 「愛」 を確めることもむずかしい 平井8 。 「いたわり」「思 いやり」という言葉で説明している つまり相手の立場に立って考え 相手の感情 。 , を汲むこと (共感的理解) としている。 「思 いやり」 の心の発達は他人を 「愛容」 する能力ともいわ れている。 いうま でもなくこの発達の妨げになるものは自己中心的な心 である 本調査において中 . 学生が 「愛 Love 」 へのイメージとして, 「 思いやり」 としたもの, さらに 「幸せ」 (思いやりを基盤 , にしているものとして) としたもの, あわせて63,2% であったことは 愛の教育が前提となる性教 , 育の方向にとってもきわめて望ましいイメー ジであるといえる 。 しかしながら 「愛 Love 」 へのイメージがノふ情的に 「結婚」 ( 5 .9%) に, あるいは本能的に 「性」 ( 5.3%) に結びついていると 思われるものもあったことは注目しなければならない . 愛 「Love 」 へのイメージに対する影響因子別 では, 地域, 男女, 学年, 進学希望 専用個室 の有 , 表-2 性S x総 数 地 域 別 e 中心部 周辺部 愛. 男 女 別 男. 女. 学 l. 性(Sex)へのイ メー ジ(影響因子別) 年. 12. 別. 進学希望別. 公 立 公立以外 3 n =1 0 4 8. 専用個室の有無別 有. 無. ( 1 5 3 )( 1 4 1 )( 1 8 1 )( 1 3 1 5 )( 7 2 )( 1 3 4 1 )( 4 2 )( 1 4 )( )( 7 1 3 8 1 8 0 )( )( 1 5 7 1 4 6 ) . , . . . . . . . . , .. 1 )(3 1 )(3 3 )(4 9 )(1 4 )(0 9 )(3 6 )(3 0 ) (1 9 )(2 )(3 7 9 )(4 0 ) . . . . . . . , . . . . 快 楽 (3 1 4 0 1 4 1 )( 5 )( 3 0 )( 1 5 )( 1 2 )(9 6 4 )( 1 )( 1 5 5 1 5 1 )( 1 6 6 )(9 1 人間の ( 8 )( 4 )( 1 4 0 3 ) . . . . . , . . . . . . 本性 )(1 6 )(2 7 0 )(1 9 )(1 )(1 6 5 ){0 8 )(2 8 )(2 0 )(2 0 )(1 )(2 5 4 ) はずか (1 . . . . . . . . . . . ,. 無回答 0. 0. 0. 0. () 内% 異性友人の有無別. 有. 無. 両親の結婚形態別. 無回答 恋 愛 恋愛以外 無回答. 1 ( 8 9 )( 1 2 9 )(7 1 7 ){ 7 1 )( 1 3 9 )( 2 0 8 ) . . . . , .. (3 8 )(2 ) 7 . .. 0. (3 )(3 4 1 )(2 1 ) . . .. 1 3 1 ( 4 )( 4 6 1 1 )( 5 )( 1 4 2 )( 1 3 1 9 )( 4 6 ) , . . . , .. (1)(2 ) 0 .. 0. {1 8 )(1 8 ) . .. 0. 1 4 1 5 1 7 )( 3 )( 3 2 )( 1 4 )( )( 0 1 5 3 1 1 )( 1 ){ 5 3 5 1 7 4 )( 1 4 1 )( 1 5 )( 1 大切な ( 1 4 4 )( 1 5 0 )( 4 0 )( 1 6 0 9 )( 1 3 2 )(7 1 8 . . . 7 )( 7 )( 1 2 4 . . )(6 3 ) . . , . . . . . . . . . . . l o 7 )( 1 0 3 )( 1 1 1 1 7 }{ 7 }(9 )( l 7 o 0 )( 1 2 2 )(9 1 l o 0 )( 6 )( 2 2 )(8 ){ 1 1 2 0 }(9 9 )( l o いやら ( 1 0 3 )( 2 )( . 3 1 1 0 3 )( 1 0 8 1 4 . . . )( 6 ) . . . . . . . . . .の ( . . . . . しい 7 )(7 8 )( l o )(9 )(7 7 6 )( 1 2 ){7 7 1 7 )(7 9 )(8 8 )(9 2 )(8 何も感 {8 7 )(8 4 )( l o 0 )(6 3 )( 1 0 4 )(7 . 1 )(9 5 ) , , . . . . . . . . . . . , .“ (8 . . 2 8 6 )( 3 0 5 )( 2 4 )( 1 2 5 7 )( 3 1 5 )( 3 8 5 )( 2 9 )( 2 2 9 2 )( 2 7 2 )( 3 1 ) 2 )( 2 8 )( 0 0 3 2 . . . . . . . . . . . . 妻かk (. 0. 0. ( 2 5 3 )( 3 1 5 )( 1 1 5 )( 2 3 3 )( 3 2 2 )( 2 5 0 ) . . . . . .. )(2 2 )(3 )(3 8 9 1 )(3 2 )(3 0 )(2 6 )(3 )(3 7 1 )(2 6 )(2 6 )(4 2 )( l o 0 )(3 2 )(2 3 )( 3 0 8 )(3 1 )(2 4 )( 1 6 6 . . . , ) . . . . . . . . . . . . . . . 無回答 (3 ※P〈 0 0 1 5 ※※Pく 0 0 . . ,の 影響因 子別 nは表-1に同じ 。. 115.

(5) . 片. 岡. 繁. 雄. 無, 両親の結婚形 態により差が認め られ, 社会における性文化が直接・間接に, あるいは家庭を通 じて中学生に影響を 及ぼしていること, また性差, 発達段階, 価値観と密接な関係にあることなど 性教育内容編成 上, 及び指導上重要な留意点となろう, 2) 性 (Sex) へ の イ メ ー ジ に つ い て. 1 5.3%) 性 (Sex) へのイメージについては, 「愛」 としたもの248名 ( , 以下 「大切なこと」237 ( 1 0 7 3名 」1 7 % 「 いやらしい 14.0 ) 14.7%) 名( ’ , 「何も感じない」140 . %) , 「人間の本性」227名 ( 62名 ( 1.7%) 8名 ( 28,6%) 3.1%) , 名( 8.7%) , 「わからない」4 , 「はずかしい」2 , 「快楽」51名 ( 響因子についてみる S ージに対する影 3 1名 ( 「無回答」5 .2%) であった。 さらに性 ( ex) へのイメ と表-2に示すとおりである。 地域別にみると, 「愛」 としたものは周辺部に, 「わからない」 としたものは中心部に高率 であっ た。. 男女別にみると, 「愛」 としたものは 女子に, 「快楽」 としたものは 男子に, 「わからない」 とした ものは女子に 高率 であっ た. 学年別にみると, 「快楽」「人間の本性」 としたものは 2・3年生に, 「大切なこと」 としたものは 1年生に 比べて3年生に, 「何も感じない」 「わからない」 としたものは1年生に高率 であっ た. 進学希望別にみると,「いやらしい」「人間の本性」としたものは公立高校希望のものに高率であっ た.. 専用個 室の有無別にみると, 「快楽」 としたものは専用個室 「有」 とするものに高率 であっ た. 異性友人の有無別にみると, 「愛」 「大切なこと」 としたものは 異性友人 「有」 としたものに, 「何 も感じない」 「わからない」 としたものは 異性友人 「無」 と したものに高率であった。 両親の結婚形 態別にみると, 「大切なこと」 としたものは両親が恋愛結婚とするものに, 「わから ない」 としたものは恋愛結婚以外とするものに 高率であっ た。 なお出生順位別による 差は認められ な か っ た.. Sex) というものに対するイメージを大きく 分けると, 「愛」「快楽」「大切なもの」 とする解 性( 具体的なイメ ー 3 3.1%) 放型のイメージをもつもの536名 ( , 「何も感じない」 「わからない」とする ブー視型のイメージをも 37.2%) ジをもたないもの602名 ( , 「いやらしい」「はずかしい」とするタ % ) であり, 性に対する多 1 4 0 ( 7名 12.4%) 01名 ( つもの2 . , さらに 「人間の本性」 とするもの22 様な考え方が混在している中 学生の現実の姿をみることができる. これらは 性の開放化が進む現代 社会において性情報の氾濫による性に接する機会の増加が, 発育発達の途上にある中学生の性意識 に 大き な 変 化 を お こ さ せ て い る と み る べ き であ る, 。. ) へのイメ ージと同様, 社会にある Sex) へのイメ ージに対する影響因子別 では, 愛 (Love 性( 性文化, 性情報, 性モラルが直接o間接に, あるいは家庭や養育環境を通 じて中学生の 「性」 への イメージ形成に大きな影響を 及ぼしており, 性教育内容編 成上, 指導上重要な留意 点となろう. ′ 性的接触経験oキス経験oキス以上経験) につ )一生 (Sex) へのイメージと性行動 ( 3) 愛 (Love いて ) へ のイ メ ー ジ と 性 行動 と の 関係 に つ い て は 表 - 3 に 示 す と お り であ る. 愛 (Love. 「思 いやり」としたものは, 接触経験, キス経験いずれもないとしたものに高率 であった. 「結婚」 としたものはキス以上経験があると したものに高率であっ た。 「性」としたものは接触経験, キス経. 験, キス以上経験のいずれもあると したものに高率であっ た。 さらに 「わからない」 とするものは 116.

(6) . 中学生の性意識と性行動. ※. 表-3. 愛(Love)へのイメージと性 行動について. ()内% 接 触 経 験 キ ス 経 験 キス以 ト経験 有 無 無回答 有 無 無回答 有 無 無回答 n二 =1 617 n=17 9 n=1 41 1 n=27 n=1 82 n=141 4 n=21 n;8 8 n=1 47 6 nこ53 45 0 39 40 8 3 38 407 5 1 8 4 17 15 思 い や り (27 8) (28 9) (11 20.9) (28 8) (23 ) (20 5) (28 3) (28, ,8) (21 . 3) . .1) ( , ,8 . . ミ÷」 ミー 57 2 62 50 5 5 6 5 5 06 I 29 5 30 1 3 幸 せ (35. 4) ( 34, 6) (35 8. 5) (35 8) (3 3. 0) (35 ,8) (1 .7) (35 ,8) (4. .9) (24 .5) 総 数. 9 5 1 5 7 9 I 1 2 8 3 婚 (5, 9) (8. 4) (5 (3 9) .6)) ,7) (6 .6) (5 .. O. 8 87 (9 1) (5 9) . .. 3 2 4 5 (17 8) 6) (3, .. O. 2 1 6 2 3 (23 2) (5.7) 9) (4, ,. 338 1 6 31 8 4 22 31 6 わからない ( 20, 9) (8 9) (2 2. 4 5) (1 8) (1 2,1) (22, 3) . ,. O. 結. 性. 無. 回. 8 6 3 8 4 8 (5, 3) (21 2) (3 , .4). 0. 」※※」. 」※※」. O. 」※※」. 」※※-. 32 8 5 5 (5 6) (22. 2) ( 9 . ,4) 」※※」 L※※」 11※※」 7 6 5 3 9 1 4 1 3 4 8 15 2 7 5 17 答 (4 8) (51 9) (7.1) (3. 1 4) (7 4) (7 9) (3 ,7) (5 .1) (3. , , , .5) (32 .1) ※P〈0 0 5, ※※Pく 0 . ,01. 動 発ミ ご. 表-4. 総 数. 17 n=16. 性(Sex)へのイメ ー ジと性行動に ついて. 接 触 経 験. 有. 無. キ ス 経 験. 無回答. 有. 無. o% キス以上経験. 無回答. 有. 無. 無回答. 24 8 41 20 6 I 43 20 2 3 21 2 22 5 愛 (15 6) (3, 7) ( 23.6) (14 3) (14 9) (1 .3) (22 5 .9) (14 . . .3) (23 . ,0) (9.4) 」※※」 」※※」 ミ÷」 51 17 3 4 O 13 38 O 1 1 4 0 O 快 楽 (3. 1) (9,5) (2 (7 2. (1 5) (2 .4) ,1) (2 .7) ,7) 11※※」 」※※」 」※※- 227 1 7 2 10 O 1 9 207 I 9 207 11 人間の本性 (14 0) (9 5) (1 4 9) (1 0. 4) (1 4 6) (4 8) (10 2) (14 , . , . , , ,0) (20 .8). 28 3 2 5 はずかしい (1 7) (1 8) . ,7) (1.. 0. 3. 25. (1,6) (1.8). O. I. 27. (1.1) (1,9). O. 237 3 6 20 0 I 39 1 9 8 O 19 211 7 大切なこと ( 14,7) (20 1) (3 0) (21 6) (14 3) (13 .1) (14, ,7) (21 ,4) (14 . , . ,2) 」※※」 餐÷」 17 3 37 4 1 3 2 28 1 4 4 I 13 1 54 6 いやらしい (10 4) ( 14 4) (1 0, 2) (4. 8) (1 4 0, 4) (11 3) ,7) (20 .7) (9 . .8) (15. ,8) (1 . 」※※」 」÷業 1 40 6 1 34 0 13 1 25 2 4 1 33 3 何 も ) (3. 4) (9.5) (7, 1) (8,8) (9 5) (9,0) ( 5 感 じ な い (8,7 .5) (4 , .7). 」※※」. 462 1 3 44 4 5 16 44 6 わからない ( 28 3) ( 31 18 5) (8. 8) (31 5) ,6) (7 . ,5) ( . . 」※※」 」※※÷」 無. 回. O. 4 455 3 (4, 5) (30 8) ( 5 . ,7). L※※」. 51 9 2 6 1 6 8 29 14 6 27 1 8 ‐ 答 (3 9) (1 8) ( 59, 3) (4.6) (2 66 9) (1 9) (33 ,2) (4, , ,1) ( ,7) (6 . . .9) ※P〈 0. 05, ※※P〈0 1 .0 性行動におけるnは表-3のnと同じ 。 117.

(7) . 片. 岡 繁. 雄. 接触経験, キス経験, キス以上経験のいずれも ないとしたものに高率であった. Sex) へのイメ ージと性行動 との関係については表-4に示すとおりである, 性( 「愛」「快楽」と したものは, 接触経験, キス経験, キス以上経験のいずれもあるとしたものに高 率であった. 「大切なこと」「いやらしい」 としたものは, 接触経験, キス経験のいずれもあるとし たものに高率であっ た。 「何も感じない」 としたものは接触経験の ないとしたものに高率であった. さらに 「わからない」 としたものは接触経験, キス経験, キス以上経験のいずれもないとしたもの に高率 であっ た. Sex) に対 して Sex) へのイメージと性行動との関係についてみると, 性 ( ) 以上愛 (Love , 性( ) に対 しては 「性」 「愛」 「快楽」 「大切なこと」 「いやらしい こと」 というイメ ージもち, 愛 (Love. Sex)に対 して「何も感じない」 「わからない」 というイメ ージをもつものに 性的経験者が 多く, 性 ( ) に対 しては 「思いやり」「わからない」 というイ メージをもつも というイメ ージをもち, 愛 (Love のに性的 未経験が多いというこ とは, 性は愛と快楽に生み出すものという開放型のイメージをもつ ものが性行動, つまり性的接触, キス, キス以上へ 発展するということを示唆している考えられる. えて ) へのイメージを 「性」「結婚」 特に愛 (Love , 性 (Sex) へのイメ ージを 「愛」 「快楽」 と考 いるものに 「キス以上経験者」 が有意に高率であっ たことは注目に値する.. 4) 結婚観o離婚観について 4 11 . 結婚の目的については, 「生殖と育 児」とするもの192名 ( .9%) , 以下「経済的安定」71名 ( 互いに理解・ 「 % ) 2 ( 5 0名 」4 心 だのやすらぎ 「 とから 15.3%) 4%) . , , , 「親からの独立」248名 ( 20.0%) 23名 ( 」3 % 「 わからない ) 足 ( 1 7 」2 8名 「 性的欲求の満 41.7%) , 「無 助け合い」674名 ( . , , 2.5%) であっ た. さらに影響因子別にみると表-5に示すとおりである. 地域別にみ 回答」41名 ( ると, 「性的欲求の満 足」 としたものは周 辺部に高率であっ た. 男女別にみると, 男子に高率を示 したのは 「生殖・育 児」「経済的安定」「性的欲求の満 足」 「わか らない」 であり, 女子に高率 を示したのは 「理解・助 け合い」 であった. 学年別にみると, 低学年 ほど高率 を示したのは 「わからない」 であり, 高学年ほど高率を示したのは 「経済的安定」 「理解・ 助け合い」 などであった. 出生順位別にみると, 「性的欲求の満足」 としたものは, 第1子以外のものに高率であった. 異性友 人の有無別・人数別にみると, 「心 とからだのやすらぎ」 日生的欲求の満足」 としたものは 友人 「有」 としたものに, 「わからない」 としたものは友人 「無」 としたものに高率であった. なお 「性的欲求の満足」 としたものは4人以上に高率 であっ た. 両親の結婚 形態別にみると, 恋愛結婚に高率を示したのは 「理解・助 け合い」 であり, 恋愛結婚 以外に高率 を示したのは 「わからない」 であっ た. これまでの 結婚は 「愛情」 「経済」 「出産育 児」 「性の満足」「精神的安定」 などといった種々の要 9 } 因を根底におき ながら社会制度としてその機能を保 証されてきた. しかし松村 が指摘しているよ. うに「現代の結婚がこ れまでと同 じように, こういった要因を維持し, 続けていくもの であろうか」 」 として という 疑問がある. 本調 査において, 中学生の41 .7%のものが 「お互いの理解・助け合い いることは, 人間的相互理解・助け合いを結婚の目的としており従来の 大人達が結婚と性・生殖を 一体と考えている傾向に対して, 明らかに結婚 と性・生殖をきりはなして考 えはじめてきているこ 28名) で少なかったこと との現れでは ないかと思われる. 「性的欲求の満 足」 としたものが1.7% ( 否定されないにしても すという事実は , 性や愛 は, 従来の結婚において愛や性が重要な役割を果た の満足は必ずしも 「結婚」 という形をとる 必要がないといった結婚に対する価値観の多様化現象の 118.

(8) . 中学生の性意識と性行動 表-5 結婚 り 男 女 別 総観数 地 域 昇 中心部周辺部 男. 結婚観について(影響因子別). (} 内% ’ 出生順位 制 異性友人の有無別 性友人の人数 両親の結婚形態別 第1子第 以 1 子 外無回答 1人 2~3人4人以上無回答 3 有 無 無回答 恋 愛恋愛以外無回答 = 1 8 1n 1 2 n = 2. 学 年 お 別 り. 女. l. 2. 書唖 (11.9)(12.2)(11.1}(14.8 (9.0)(12.4 (11.0)(12.5)(12.9)(lo.7)(14.3 (14.1)(9.9(23.1){15.5)(17.2)(12.7 (6.3)(12.7)(lo.7)(25.0) 4 )(4 2 )(4 )(6 7 2 (2 6 )(2 )(6 経済的 (4 7 3 )(3 4 )(4 1 )(4 8 ) . . . . . . . . . . 安 定 1 5 3 )( 1 5 8 )( 1 4 2 1 )( 7 0 )( 1 3 親から ( 7 )( 1 2 )( 1 )( 1 7 1 1 5 )( 3 1 5 5 )( 1 5 5 ) . . . . . . . . . .. やすらぎ. (2 )(2 5 6 )(2 3 )(2 )(2 5 5 )(2 1 )(1 )(3 )(2 2 9 4 )(2 6 ) . . , . . . , . . .. 0. 0. 0. (4 4 )(4 ) 5 . .. 0. (2 )(6 )(5 2 6 ) 0 . . .. 0. (4 3 )(4 5 )(2 1 ) . . .. ( 1 5 0 )( 1 5 7 )( 1 1 1 5 )( 4 9 )( 1 3 1 1 )( 6 0 )(6 3 ){ 1 4 5 )( 1 6 2 )(8 3 ) . . . . . . . . . .. (3 5 )(1 8 ) . .. 」一 平. 0. (4 4 )(1 )(3 6 )(6 3 )(2 6 4 )(2 5 )(2 1 ) . . . . . . .. 4 1 7 ){ 4 2 0 )( 4 0 1 9 )( 3 1 )( 5 2 2 )( 3 2 )( )( 4 7 )( )( 理解・ ( 8 4 0 8 1 4 1 8 4 1 4 )( 0 5 0 )( 4 0 )( 4 5 3 2 )( 1 9 4 6 2 )( 4 )( 4 1 . . 8 )( 3 8 4 )( 1 2 4 )( , . 4 8 1 )( 3 , 7 8 )( 3 5 . . . . , 4 ) . . , , . . , , . . . 助け合い 」※」L3. →ト※※-. )(1 )(3 7 1 3 )(2 8 )(0 6 )(0 性的欲求 (1 6 )(2 )(2 0 0 )(1 1 }(2 5 ) . , . . . , . , . . の満足. 力ま 妻. 0. (2 8 )(0 8 )(7 )(0 )(1 7 6 6 )(4 ) 4 . . . . . .. 0. (1 6 )(1 9 ) . .. 0. 者 土龍 も ,ゐ (20.4)(19.8)(7.1)(17.2)(22.2)(15.4)(11.6)(18.0)(19.9)(12.4)(14.5)(23.9)(12.5) L※※」し※※」 →※ ※ト. ( 2 0 0 )( 1 9 6 )( 2 0 8 )( 2 2 1 9 )( 7 0 ) . . . , .. )(2 5 )(2 7 4 )(3 6 ) r ( 2 2 4 ) 1 (2 1 )(1 9 )(2 “( 2 8 6 )(2 5 ) 1 (1 )( 9 2 3 )(4 , . 1 4 ) .“(2 . . . . . . . . . 無回答 (2)(2 . .. 0. 0. )(2 9 ( 5 6 3 )(1 )( 5 1 4 ) 6 . . , .. ※P〈 00 5 ※鞭P〈 0 0 1 . ,の 影響因. 子別 nは表一 1のnに同じ 。. 一端が現れてきているとみるべき である 。 次に離婚観についてみると, 「÷ 度結婚したら離婚すべき でない」 とするもの74 46.2%) 以 7名 ( 下 「子どもができたら離婚すべき でない」234名 ( 14.5%) , 「理由があれば離婚してもよい」222名 ( 1 3.7%) 「 わからない % 」3 8 ( 2 ) 「 無回答 7名 3 9 」2 7名 ( 1.7%) であった。 , . , 「一度結婚したら離婚すべきでない」 及び「子どもが できたら離婚すべき でない」 を合せると 60 . 7%のもの が否定的な考えをもっていることになる. このことは日本的結婚規範 -「結婚の自由に対 9 )- のためと思われる しかし影響 する許容度より離婚の自由に対する許容度の方がずっ と少ない」 . 因子別にみて 「理由があれ ば離婚してもよい」 とするものは女子14 0名 ( 17.4%) 10. , 男子82名 ( 1%)で有意に女子が高率を示したのは注目に値する。 このことは女性 の経済力の向上 男女平等理 , 念の普及のためであろうか, 5) 結婚観o離婚観と性行動について 結婚観と性行動との関係については表-6に示すとおり である 結婚の目的を 「生殖・育児」 「性 . 的欲求の満足」 としたも のは, 性行動においていずれも経験 「有」 としたものに高率であっ た - 。 方 「理解。助け合い」「わからない」 としたものは, 性行動においていずれも 経験 「無」 としたもの に高率であっ た. また離婚観と性行動との関係 については表-7に示すとおりである 離婚観について 「理由があ 。 れば離婚してもよい」 としたものは, 性行動においていずれも 経験 「有」 としたものに高率 であっ 119.

(9) . 片. 雄. 結婚観と性行動につ いて(有 意差の認めたもの). 表-6 総 数 n;1617. 岡 繁. 無. 有. 無回答. キス以上経験. キ ス 経 験. 接 触 経 験. 有. 無. o%. 無回答. 無. 有. 無回答. 8 16 3 21 2 1 55 35 4 150 38 19 2 5. 1) 1) (1 9) (11. (9. ) (23. 1 ) 5 ( 1 0 ( 1 9 2 ) ( 1 4 8 ) 1 ) ( 0 6 2 1 2 ) ) ( 9 生殖と育 児 (11 . . . . . . 」※※÷」 」※※」 」 」. ※※. 616 58 5 4 61 55 674 理 解 (4 3.6) 9) (4 8. 5) (31 5) (1 3 0.7) (43. 1. 7) ( . 助け合い L÷※※」 」※※- 9 1 9 O 7 21 28 性的欲求の (17) (117) (05) 6) (10. 4) (0 ・ . . . . 足 満. O. 1 30 22 2 301 20 32 3 21. 3) 2. 2) ( 4) (1 3) (7. 1) (21. 20. 0) (11 わからない ( . L÷※※」 」※※」. O. O. 」※※」. 」※※」. 1 13 64 20 24. 5) 4) ( (22. 7) (43. 」※※÷」. O 11 17 (1 9. 7) 3) (0. L÷※※÷」 1 7 31 5 1 3. 2) 1) ( ( 5. 7) (21. L÷※※」. ※※P〈0 ,01 性行動におけるnは 表-3のnに同じ。. 表-7 総 数 6 17 n=1. 離婚 観と性行動につ いて(有意差の認め たもの). 有. 無. 無回答. キス以上経験. キ ス 経 験. 接 触 経 験. 有. 無. ()%. 無回答. 有. 無. 無回答. 4 191 27 12, 9) (7. 5) (30. 7) ( 」÷※※÷」 4 37 3 1 0 2 356 2 9 355 5 27 387 3) (7 4) (25 25 5) (11 8. 5. 9) ( 2) (1 5) (1 2) (25 23 わからない ( 9) (15 .5) . . .2) (9. , . . 」※※÷J L※※- 」※※÷J. 1 44 78 I 1 44 77 2 理 由 が 22 あれば離婚 (13.7) (24,6) (12,5) (3,8) (24.2) (12.6) してもよい 」※※」 」※※」. O. 0,01 ※※P〈 性行動におけるnは表-3のnに同じ。. た. 一方「わからない」としたものは, 性行動においていずれも経験「無」としたものに高率であっ た.. 13.6%) と離婚に対して許容的な考 えをもつもの 以上結婚と性と生殖か一体となっ ているもの ( ものであり ける経験「 有」の ( 13 , 一方結婚観において人間的相互理解・ .7%) がともに性行動にお 助け合いを求めているもの ( 4 1.7%) がともに性行動における経験 「無」 のものであっ たことは,. 結婚観及び離婚観というもの力や性行動に何らかの影響を与 えるものとして性教育学上注目しなけれ ば な ら な い.. 6) 性に関する悩みと性知識欲求について 3.2%) 3名 ( 7 17, 0%) 性に関する悩みについて 「ある」 としたもの275名 ( , , 以下 「ない」118 「 た ある とするものについて % ) 」 「 無回答 ( 1 であ 4名 5 」2 「わからない」135名 ( 8.3%) っ , . . ,. 20 08名 ( 13 男女別にみると, 男子1 .8%) で女子が, 異性友人の有無別にみる .3%) , 女子167名 ( ) 「 」 としたものが高率 であった (P<0 無 % 有 「 1 ) 」1 0 ( 1 5 で 2 4.2%) 5名 65名 ( と, 「有」1 .01 . . , 以上性に関する悩みはほぼ6人に1人の中学生がも っており, しかも男子より女子が, そして異性 友 人を も っ て い る も の が 多 か っ た.. 20%以上) を示したものは, 「男女交際」 としたもの120名 性に関する悩みの内容について高率 (. 120.

(10) . 生意識と性行動 中学生のE. ( 4 3.6%) 36,4%) 29. 8%) , 以下 「容姿oスタイ ルなど」100名 ( , 「自分の性格」82名 ( , 「異性の 感情や性格」66名 ( % ) 「 友情と恋愛 24 0 」5 ( 2 % などであ 7名 0 ) 7 た っ . , . 。 性知識欲求について 「ある」 としたもの367名 ( 22 3名 ( 5 8,9%) .7%) 以下 「ない」95 , 「わから ない」291名 ( 無回答 1 「 8. 0%) % 6名 ( 0 4 」 ) た であ っ , . 。. 「ある」 としたものについて, 男女別にみると, 男子2 07名 ( 25.5%) 0名 ( 1 9.9%) で , 女子16 男子が, 学年別にみると, 1年生49名( 14.8%) 2年生1 4 % 7名( 2 3 0 ) 3年生1 1名 7 26.4%) ( , , , で203年生が, 異性友人の有無別にみると, 「有」 としたもの1 と 9 2名 ( 28 ,2%) , 「無」 したもの 1 67名 ( 1 8.4%) で 「有」 としたものが高率であった (P<0.01 ) 。 以上性知識欲求はほぼ5人に1人の中学生力や性について知りたいことがあるとしており 男子 が , , 2 0 3 年 生 が, 異性 友 人 を も っ て い る も の の 方 が 多 か っ た 。. 性知識欲求の内容について高率 ( 2 0%以上)を示したものは, 「男女交際」としたもの 16 8名 ( 45. 以下 8%) 「 友情と恋愛 % 3 1名 「 」1 ( 3 5 ) 異性の感情や性格 7 」1 2 3名 % 「 ( 3 3 ) 5 キス以上の こ , . , . , と」97名 ( 26.4%) % など 22 ) 6 た であ っ , 「異性のからだ」83名 ( . 。 以上のことと性に対する悩みの内容を考え合せると, 中学生は 「知りたい内容」 と 「悩みの内容」 がほぼ同じ傾向を示していることから, 知りたいことがそのまま悩みとなっ ていることが理解され る。 そしてまた, 知りた いことと悩みについてみると, その上位を占めるものは 男女交際 友情り , , 恋愛, 異性の感情・性格, 自分の容姿 o 顔などであり, 性に関する心理学的o社会学的・倫理学的 内容を 多く求めていることが理解される, しかし性教育は人間のから 畑こっいての知識がその根底. に存在し, それらの無知によっ ておこる問題が多くあることから生物学的・生理学 的内容 (月経 , 射精, 自分のからだなど) についての教育も重要 であることは云うま でもないこと である 特に注 。 目したいことは「性病」「妊娠」などについての悩みをもつものが2割近くもいることである 最近 , 。 中学生の売春, 妊娠, 不純異性交遊という性 の乱れが報道される中 で, 現実の中学生 が性病 妊娠 , , 中絶, 避妊などの不安・悩みに直面しているとするならば学校教育上重要な問題であると同時に性 教育o指導上緊急に解決しなければならない問題でもある。 7) 性に対する態度 ( 1 0項目) について 態度① 「中学生が男女交際をするとしたら, 相手のことを親に話すべきである」 については , 「思う」としたもの586名 ( 36.2%) 以下「 思わな い 」4 0 1名 2 4 % 「 ( 8 ) わからな い 」6 3 0名 ( 3 9. , . , 0%) であった。 さらに性行動との関係については表-8に示すとおり である 「思う」 としたもの 。 は, 接触経験において 「無」 としたものに高率であっ た。 「思わない」 としたものはすべ ての性行動 において 「有」 としたものに高率 であった なお 「わからない」 としたものは キス経験. キス以 。 , , 上経験において 「無」 としたものに 高率であっ た 。 )で指摘したように両親の 中学生 の約3 6%のもの が 「……話すべきである」 としているか, 先報6 男女交際観において「否定型」「消極型」のものは約70%であることと考え合せると 男女交際につ , いて両親との対話はあまり行わ れていないように思われる 核家族化の共働きの増加 受験勉強の , 。 激化する現代社会において親子ともに多忙で, しかもそのつながりは簿れつつあることのため では ないかと考えられる。 同時にそのことは男女交際におけ る親子の意識の ズレ=性に対する認識のズ レ=を生み, 親子の会話を疎外し, かみ合わない原因にもなっ ているものと考えられる . 態度② 「中学生が男女交際をする場合, キスをしてもかまわない」 については 「思う」 とした , もの656名 ( 4 0.6%) 70名 ( 16 42.7%) であっ , 以下 「思 わない」2 .7%) , 「わからない」691名 ( た。 さらに性行動との関係については表-9に示すとおりである 「思う」としたものはすべての性 。 121.

(11) . 片. 表-8. 繁. 雄. 態度① 「中 学生が男女交 際をするとしたら、 相手のこ とを親に 話 す べ き で あ る」 に つ い て. ()%. キス以上経験 無 無回答 有. キ ス 経 験. 接 触 経 験. 総 数. 思. 岡. 無回答 無回答 無 有 無 有 7 n=1 n=161 3 476 n=5 4 n=21 n=88 n二1 82 n=141 7 9 n=1411 n=27 n=1 20 2 7 5 39 5 5 20 61 27 1 3 46 5 58 6 5) (37.7) 23.8) (30. 8) ( 7) (36, 2) (33.5) (36 37. 4) (48 う ( 36. 7) ( 2) (25. . . 」※※」. 1 34 4 6 41 7 3 23 71 321 5 401 75 3) (30.2) 6) (23. 22. 3) (46, 39. 0) ( 8) (33. 22.7) (18 5) ( 思わない ( 24 . .8) (41 ,9) ( L÷※※÷J L÷※※- L÷※※÷」 3 17 20 59 9 571 9 50 8 563 5 6 30 32.1) 22 2) ( 4) (42. 9) ( 27 3) ( 2. 39. 9) (33. 4) ( わからない ( 39 , .7) (40 .5) (40. .0) (3. 」※※-. 」※※」. 0.01 05, ※※Pく ※P〈0.. 表-9. 態度② 「中 学生が男女交際をする場合、 キスをしてもかま わ な い」 に つ い て. 総 数. 有. 接 触 経 験 無回答 無. 有. キ ス 経 験 無回答 無. 有. 0%. キス以上経験 無回答 無. 617 n=1 n;1 476 n=5 3 14 n;21 n=88 n=1 2 n二14 7 9 n=1411 n=27 n=18 18 4 564 7 6 7 1 2 1 33 51 3 131 51 65 6 0) 1) ( 38 2) (34. 28.6) (84. 3.1) (36. 6) ( 4, 4) (7 う (40 4) (4 思 3. 2) (36. 6) (7 . . 」※※÷」 」※※」 」※※」 25 9 4 7 2 1 2 57 3 1 258 9 27 0 4) (1 7. 0) 7. 5) (1 5) (4. 0) (1 8 2) (6. 思 わ な い (16 0) (18.3) (11 7) (5. .2) (9. . . 」÷※※÷J 」※※」 」÷※※÷」. 26 65 1 0 5 1 3 38 6 40 1 2 64 0 39 6 91 ( 4 4 4 ) ( 4 9 0) ( 1 1 ) 6 1 9 ) 4 ( 4 5 2 ) ( 4 4 ) ( 2 0 9 ) 4 ) ( 4 ( 2 1 ) ( 5 3 42 ) 8 わからない ( 7 . . . . . . . . . ,. 」※※-. 」※※-. 」※※」. 01 ※P〈0.05 , ※※P〈0.. 行動において 「有」 としたものに高率 であり, 「思わない」「わからない」 としたものはすべての性 行動において 「無」 としたものに高率 であった. 中学生が 「……キスをしてもかまわない」 とした 0 )とほぼ同様 な結果を得た このことは雑誌・テレビなどい ものは, 全体の約40% で東京都の調 査1 . たる所でキスシーンが目に 映る現代において, 中学生はキス行為に対して抵抗感を弱め, 許容的に な っ て き て い る た め と 思 わ れ る.. 「好きな異性とならば結婚 しなくとも一諸に住んでもよい」 については, 「思う」 とした 3 8.3%) であっ 41.3%) 20 もの330名 ( , 「わからない」620名 ( .4%) , 以下 「思わない」667名 ( 性 「 思う したものはすべての りである 」と 0に示すとお た. さらに性行動との関係については表-1 . 行動において 「有」 としたものに高率 であった. また 「思わない」 「わからない」 としたものは態度 0%存在していることは注目に値 ②と同様であった. 以上いわゆる 「同棲」 を肯定する中 学生が約2 態度③. する. イメントの 一面だけが強調 情報化社会といわれる現在, - 性に関する情報は, 消費的で, エンジョ され, 商業ベースにのせられ, 中学生の生活の中にも浸透してきていると考えられる. すなわち性 の開放 化風潮, 性モラルの変化, 結婚観の多様化 などが中学生に大きな影響を与えていると見るべ き で あ る.. 2 9. 態度④ 「結婚するまでは処女童貞 であるべき である」については, 「思う」 -としたもの482名(. 122.

(12) . 中学生の性意識と性行動 表-10 態度③ 「好きな 異性とならば 結婚しなく ても一緒に住ん でも 、 よ い」 に つ い て. 総 数. 有. 無. 61 7 n=1 n=1 9 n=141 7 1. 思. ()%. 接 触 経 験 無回答. キ ス 経 験. 有. 無. キス以上経験. 無回答. 有. 無. 無回答. n=27 n=18 2 n=1 41 4 n=21 n;8 6 n=53 8 n=147 3 30 82 247 I 2 48 81 I 47 27 2 11 う ( 20. 4) (4 5. 8) (17 5) (3. 7) (4 4, 7 5) (1 8) ( 53. 4) (1 8 20 . .5) (4, ,4) ( ,8). 」※※」. L※※」. 」※※」. 」※※」. 」※※」. 」※※」. 6 67 49 606 1 2 51 60 8 8 21 6 22 24 思わない ( 41. 3) ( 27. 4) (43 4, 4) ( 28 3 38.1) ( 23.9) (4 2. 2) (45, 3) .0) (4 .0) (4 ,0) ( 」※※- 」÷※※」 」※※」 6 20 4 8 55 8 1 4 5 0 5 5 8 1 2 20 5 82 1 8 わからない (38 3) ( 26 5) (51 9) (27 39. 5) ( 57, 1) (22 . .8) (39 9) , . .5) ( .7) (39 ,4) (33, ※P〈0 0 01 .05 , ※※P〈 .. 表-11 態度④ 「結婚するま では 処女・童貞 であるべき だ」 について 、 総 数. 接 触 経 験. 有. 無. ()%. キス以上経験. 有 無 無回答 有 無回答 無 n=27 n=1 8 2 n=1 414 n=2 1 47 6 n=53 ‐ n二88 n=1 482 4 2 43 3 7 46 4 31 5 21 447 14 う ( 29. 8) ( 23 7) (25 25 3) ( 30. 5) (23 8) (23 30. 3) (26. .5) (30 4) . .9) ( . , .9) ( 61 7 n=17 n=1 9 n=1 411. 思. 無回答. キ ス 経 験. 準一. 3 98 8 2 30 8 8 81 3 11 6 51 331 1 6 思 わ な い (2 4, 6) ( 45 21 8) ( 6) (44, 22. 5) ( 0) ( 28. 6) (57 9) ( 22.4) ( 30,2) . ,8) (29 . ,. 」※※-. 」※※」. 」※※」. 」※※」. 」※※」. 」※※」. 7 37 5 5 670 1 2 5 5 67 2 10 1 6 69 8 23 わからない (4 5. 6) ( 30 7) (47 44. 5) ( 30. 47 2) ( 47 8. 2) (47 43, , 4) ,5) ( .5) ( ,6) (1 ,3) ( ※P〈 0.05 , ※※P〈0 ,01. 8%);以下 「思わない」3 98名 ( 2 4.6%) 37名 ( 45 , 「わからない」7 .6%) であった. さらに性行動 との関係については表-1 10 こ示すとおり である。 「思う」としたものは接触経験において「有」とし たものに 高率であり, 「 思わない」 としたものはすべての性行動において 「有」 としたも のに高率 で ′. あった。 「わからない」 としたものは いずれも経験 「無」 としたものに高率であ た っ , 処女童貞を否定するものが約25%存在していることは 性に対して隠蔽的・禁欲的 であるよりは , , むしろ開放的享楽的風潮 が中学生の性意識に浸透してきている結果とみるべき である 特に 「…処 . 女童貞 であるべき」 としたものが女子に高率であったことは 男子の側 の性的自由 女子の性的束 , , 縛という 性に関する二重価値基準が今尚残存していることの現れ であろう . 態度⑤ 「家庭内 ではお父さんが一番権力があり お母さんや子どもたたはお父さんの考えに従 , うべき である」については, 「思う」としたもの4 27名( 26.4%) 41, 2%) , 以下「思わない」666名( , 「わからない」524名 ( % 3 2,4 ) づあった. さらに性行動との 関係については表-1 2に示すとおり である。 「思わない」 としたものはキス経験・キス以上経験において 「有」 としたものに高率であり , 「わからない」 としたものはすべての性行動において 「無」 としたものに高率であ た 最近にお っ 。 ける家庭問題の1つに 父親不在 母子一体化などの 問題があるがこれらの影響と思われる 特にこ , . のことに関して男子中学生は肯定的 であり 女子中学生は否定的 であったことは興味深い , 。 態度⑥ 「中学生 でも ポルノ映画やビニー ル本を見てもよい」については 「思う」とするもの341 , 名( 2 1 4 0.6%) 38.3名%) であった。 さ .1%) , 以下 「思 わない」657名 ( , 「わからな い」619名 ( 123.

(13) . 片. 岡. 繁. 雄. 表-12 態 度⑤ 「家庭内 では、 お 父さんは一 番権力が あり、 お 母さんや子供 た たちは、 お父さんの考え に 従うべき である」 について o% 総 数. 思. 有. 接 触 経 験 無回答 無. 有. キス以上経験. キ ス 経 験 無回答 無. 有. 無. 無回答. 7 n;1 n=161 476 n=53 41 4 n=21 n=88 n;1 8 2 n=1 11 n=27 n二1 9 n=14 7 1 3 21 393 I 3 7 8 48 5 371 27 51 4 2 4 2 6 6 ) ( 5) 3 9 ) ( 4 ) ( 2 2 6 ( 8 2 6 4 ) ( 7 ) ) ( ) ( 1 8 5 ( 2 6 3 2 8 5 ) う (2 4 ) ( 6. , . . . . . . . ,. 19 598 49 5 5 66 95 9 6 571 8 666 35 5) ( 23. 8) (55. 7) (40. 40. 0) ( 2. 2) ( 3) (5 48 5) (33. 0) (40, 2) ( 思 わ な い (41. ,9) . 」※※÷J L※※- 2 1 48 5 1 8 15 47 0 39 1 3 2 4 69 4 24 5 3 9 6) 2 ) ( ) ( 3 9 4 ) ( 2 0 4 ) ( 7 1 2 1 4 ) ( 3 3 3 2 ( ( 4 8 ) ( 3 3 2 ) ) 4) (23 5 . わからない (32. . . . . . . . . 」※※」 」 終÷」 」. ※※. 1 05, ※※P〈0 0. ※P〈 .0. 表.13 態度⑥ 「中学生 でも、 ポルノ 映画や ビニール本をみてもよい」 に ‘)い て. 総 数. 接 触r経 験. 有. 無. 無回答. キ ス 経 験. 有. 無. 無回答. n=1617 n=1 2 n二1 4 14 n=21 7 n=18 41 1 n=2 7 9 n二1 5 2 85 51 239 6 96 341 8) 7, 8) (23. 7) (1 2) (46. 9) (22. う (21 3, 6) (16. 思 .1) (5 」÷※※- 」※※」 7 60 43 7 1 1 612 34 6 57 3) 2. 9) (33. 6) (4 4) (40. 7) (23. 9. 0) (43. 6) (1 思 わ な い (40. 」※※÷J L÷※※」. ()%. キス以上経験 無回答 無 有 6 n=53 8 n;147 n二8 1 4 270 5 7 4) 26. 18. 3) ( (64, 8) ( L÷※※÷」 20 629 8 7. 7) 1) (42. 6) (3 ( 9. 」※※÷J. 19 2 3 57 7 9 6 4 55 5 1 0 5 60 4 9 9 61 9) (26.1) (39.1) (35 39. 3) (42. 7) (37.1) (29,7) ( .9) 3) (27 わからない (38. .4) (39. L※※÷」 L÷※※」 」※※」 0 0, 05, ※※Pく ※P〈 .01. 表-14 態度⑦ 「人工妊娠中絶 は、 女性のから だに害があるの ですべき で1まな い」 に つ い て. 0%. キス以上経験 接 触 経 験 総 数 無回答 無 有 無回答 有 無 有 7 n=1 n二161 6 n=53 47 41 4 n=21 n=88 n=1 82 n=1 411 n二2 7 n;1 79 n=1 24 23 4 6 6 9 9 3 591 1 0 4 599 8 693 ( 4 5 3) ( 4 2 2 ) ( 5 2 3 ) 4 2 9 ) 4 1 ) ( ( 8 ( 5 1 1 ) ( 3 7 0 ) 4 ) う (4 9) (42 2. . 9) (46. . , . . . . , キ ス 経 験 無回答 無. 思. 5 2 02 28 O i 94 41 I 1 87 47 2 35 4) (31. 8) (13.7) (9. 3. 7) 5) (1 7) (22. 3. 3) (3. 26. 3) (1 4.5) ( 思 わ な い (1 」※※」 」※※÷」 」※※」 2 4 651 1 4 12 6 29 4 8 1 6 625 48 689 3) 1) (45, 15 9) (44. ( ( 5 1 ) ( 4 4 5 ) 7 ( 2 6 4 ) ) ( 5 9 3 ( ) ) 4 4 3 ) ( 2 6 8 6 わからない (42 , . . . . . . , L※※」 」※※」 」※※÷」 ※P〈0.05 .01 , ※※P〈0. 124.

(14) . 中学生の性意識と性行動. らに性行動との関係については表-13に示すとおり である 態度⑥を肯定するものは約21% である . )の 「ポルノ o ビニー ル本」 の経験者約38%とのズレ に対して先報9 に注目しなければならない, つ まり 「見てもよい」 と思っ ている以上に 「見てしま った」 という現実である これはいかに性情報 . が氾濫しているかを示すもの である . 態度⑦ 「人工妊娠中絶は女性のからだに害があるの ですべきではない」については 「思う 」と , したもの69 3名 ( 42,9%) 以下 思 「 わない 」2 3 5名 ( 1 4 % ) 「 5 わからない 」689名 ( 42 , . , .6%) で あった. さらに性行動との関係については表-14に示すとおり である 態度⑦について特に強調し . た い こ と は, 「思わない」「わからない」が合せて5 7 .1%存在すること である. 「中絶は女性 のからだ に害がある」 という女性 をいたわる愛の視点が欠除している意識とみるでき である 性教育 の最も . 基本 である男女の理解, 正しい関係などを指導充実しなければならない . 態度⑧ 「お金が必要なら売春 をしてもよ い」 について は 「思う」 とするもの102名 ( 6,3%) , 以下, 「思 わない」11 26名 ( 69.6%) 「 わからな い 」389名 ( 2 4,1%) であった. さらに情行動と , の関係に ついては表-15に示すとおり である 態度⑧について特に注目しなければならな いこと 。 は, 「売春をしてもよい」 とするものが1 02名 ( 6 8名 ( 3.5%) 存在すること ,3%) , しかも女 子が2 である。 これらの中学生 が 「性」 を金銭を得るための道具と考えているならば まさに性に対して , 歪んだ価値意識を, 誤った方向へ進む危険性をもっ ているといえる 。 態度⑨ 「異性と話をしたり, ドートするのは楽しい」 については 「思う」lol l名 ( 62.5%) , 以 表-15 態度⑧ 「お 金が必要ならば 売春をしてもよい について 」 、 接 触 経 験. 総 数 6 17 n=1. 有. 無. 無回答. 41 1 n=27 n=1 79 n=1 1 0 2 46 55 I 思 う (6. 3) (2 5. 7) (3. 9) (3. 7) 」÷※※- 11 26 1 0 2 100 6 1 8 思わない ( 69. 6) (57 3) (6 6 . .0) (71 ,7) , L※※÷」 3 89 1 350 3 8 わからない (24 3) (24. 8) (29 6) ,1) (17 . .. 」※」. キ ス 経 験. ()%. キス以上経験. 有 無 無回答 有 無 無回答 82 n=14 n=1 14 n=21 1 1=88 n=1 47 6 n=5 3 37 65 O 33 67 2 (20 3) (4 6) (37 . , .5) (4 .5) (3,8) L※※-. 」※※」. 11 3 1 00 2 11 42 10 40 44 (6 2.1) (70 9) (52 4) ( 47 0. 5) (8 3. 0) . , .7) (7. 」※※」. 3 2 347 1 0 13 3 69 7 (17 6) ( 24,5) (47 8) (25 3 . .6) (14. .0) (1 .2) 」÷少 」÷ヲ ※Pく0. 05, ※※P〈0 1 ,0. 表-16 態度⑨ 「異性と話をしたり デ 、 総 数. 接 触 経 験. 有. トをするのは楽し い」 について キ ス 経 験. o%. 又験 キス以 ト経. 無回答 無 無回答 有 無 有 無 無回答 41 1 n=27 n n=1 2 n=1 4 14 n=21 n=88 n= ;1 47 6 n;5 3 ‐=18 l ol l 1 57 8 36 1 8 1 56 8 42 1 3 79 897 35 思 う (6 2, 5) (87 6. 3) (6 7) (85.7) (59 5) (61 9) ( 89,8) (60 6. .7) (59. 0) . . ,8) (6 」※※÷」 」※※- L※※- 9 5 5 88 2 7 87 I I 88 6 思 わ な い (5 8) (6 2) (7 2) (4, 8) (1 .9) (2. 1, 3) . .4) (3 .9) (6 , .1) (6 .0) (1 17 n=1 n=16 9 7. 1 51 わからない (31 6) .. 17. 487 7 19 48 5 7 8 491 1 2 (34 25 3) (3 3, 3) ( 9 3. 2) (2 .5) ( 2.7) ,9) (10 .4) (34, .1) (3 」※※」 」÷※※- 」※※」. 【9,5). ※P<O O.O 1 .O5 , ※※Pく. 125.

(15) . 片. 岡. 繁. 雄. 表-17 態 度⑩ 「本や ポスターな どで、 異性の裸の写 真や絵をみること は 楽 し い」 に つ い て. 総 数. 有. 接 触 経 験 無回答 無. キ ス 経 験. 有. 無. 0%. キス以上経験. 無回答. 有. 無. 無回答. 61 7 n=1 n=1 3 476 n=5 41 4 n=21 n=88 n=1 82 n;1 11 n=27 n二1 79 n=14 1 3 197 44 0 5 19 59 5 1 64 85 25 4 5) 4) (24. 0) (13 23 50. 4) ( 2.4) (13 5) (3 う ( 15 5) (11 7) (47 思 . .8) ( . . .6) (18 . . 」※※- L÷※※÷」 」※※÷J 24 5 8 5 18 7 5 65 55 14 2 581 3 627 3) 20 6) (45 5) (39 40 0) (33. 3) ( 2) ( 9) ( 30, 41. 2) (51 9) ( 38.8) (17 思わない ( . . . , . . i 」※※÷‐ 」※※」 ミ÷」 1 6 26 6 94 9 659 8 68 666 62 36 7 2) ( 3 0 ( 4 7 0 ) ( 2 9 ) 4 ( 2 9 ) 5 ( 4 6 6 ) ( 3 4 ) 2 9 6 ) 7 ( 4 2 ) ( ) 7 4 5) (34 6 5. わからない ( . . . . , , . . . 」※※÷J 」 」 終÷」. ※※. 0 05, ※※P〈 ※P〈0. .01. 下 「思わない」95名 (5.9%), 「わからない」511名 (31.6%) であった. さらに性 行動との関係に つ い て は 表 -16 に 示 す と お り で あ る.. 「本やポスターなどで課の 写真や絵をみることは 楽しい」 については 「思う」 とするも 45 38.8%) 15.7%) 54名 ( の2 .5%) であった. , 「わからない」737名 ( , 以下 「思わない」627名 ( ある 7に示すとおりで さらに 性行動との関係については表-1 . 以上, 態度②③⑥⑧⑨ ⑩の中 で肯定的な, ④⑦の中で否定的な態度をもっ ているものは, すべて の性行動において 「有」 としたものに高率を示したこと, 一方態度①②③⑥⑧ ⑩の中 で否定的な態 度をもっているものは, すべての性行動において 「無」 としたものに高率であったことから考える と, 性に関する態度は性的刺 激(後述:性知 識) と性行動 を仲介する媒介変数であると考えら れる. 態度⑩. 8) 中学生 の性知識テストにつ いて 0項目の問題文 中学生の性知識テストの問題文及び結果は表-18に示すとおり である. これら1 は, 中学「保健」の教科書をもとにして作 成したものである. 高い正解率 を示したものは, 問題4, 5であり, 低い正解率を示したものは, 問題1, 6, 7, 8であった. 全体を通 じて現在の中学生 表-18 性知 識テストについて. 欝雷姿. 126. o%. 解. 答. わからない. I. (1 318 9. 7). (4 1. 2) 667. 1) 632(39.. 2. 687 (4 2 ,5). 1 28(7. 9). 6) 802(49.. 3. 3) 716 (44 .. 2(4. 4) 7. 8 29( 51 3) .. 4. 9) 9 36(57 ,. 1 30 0) (8.. ( 34.1) 551. 5. 8. 1) 939(5. 1 3) 34(8.. 5 44(33 .6). 6. 471 (29 .1). 21 3. 5) 8(1. 4) 928( 57.. 7. 261 (16 ,1). 2) 4 23(26.. 9 33(57, 7). 8. 2) 4 24( 26.. 4) 993(61 .. 9. 4(3 6.1) 58. 2.4) 200(1 1 91 (11 .8). 1 0. 47. 2) 63( 7. 2. 206 (1 7). 正. (52.1) 842 0.1 ) 6 48(4. 注) 問題文. ( 1 ):男性は、 筋肉がつきたくましくなること、 女性は、 乳 房が発達したり骨盤が広くなること、 そして精通や初 潮がおこることを第一次性徴という ( 2 ):射精とは、 精液が心身 の性的な刺 激によって、 尿道を 通り体外に放出される現 象のことである. { 3 ):夢性は病気である { 4 ):生理 (月経) とは、 女性の子宮内膜から出血する現象 のことである ( 5 ):精通や初 潮がおこる年齢には、 かなり個人差がある ( 6 ):男性ホルモンは、 精巣から分泌される ):女性ホルモンは、 子宮から分泌される ( 7 8 ( ):男性 及び女性ホルモンは、 身体的にのみ作用 し、 精神. 的には作用しない ( 9 ):梅毒 (性病) は、 大脳などをおかし、 生まれてくる赤 ちゃんにまで障害を及ぼす 5か月間、 母親の体内で育ち生まれる の:赤ちゃんは、1 { 1.

(16) . 中学生の性意識と性行動. の性に関する知識は, かなり貧弱 で信頼性 のないものといわなければならない, 性をタブー視して きた戦前の我国において, 性情報は 「学校や家庭から得ることは不可能に近く, 雑誌の隠れ読み・ 口 コ ミ」 であ っ た と し て い る が, 性 開 放 の 今 日 に お い て も な お 「性 の 情 報 源 は マ ス コ ミ ・ 口 コ ミ」. に限られているという事実を認識 しなければならない. なぜならそれらは断片的で不正確な知識だ か ら で あ る.. 4。 要. 約. 北海道A市における中学生1617名の性意識を性行動及びその関係について調査し 次の結果を得 ,. た.. 1) 愛 (Love ) へのイメージは 「幸せ」35.4%, 「思いやり」27 .8%, 「わからない」20.9% であっ た。. 2) 性 (Sex) へのイメージは「愛」15. 3%, 「大切なこと」1 4.7%, 「わからない」2 8.6% であっ た. 3) イメージと性行動との関係に ついては, 愛 (Love ) へのイメージを 「性」 としたものは, 性行 動のあるものに, 「思いやり」 としたものは性行動のないものに高率を示した 性 (Sex) へのイ 。 メージを 「愛」「快楽」「大切な こと」「いやらしい」 としたものは性行動のあるものに, 一方 「何 も感じない」「わからない」 としたものは性行動のないものに高率を示した . 4) 結婚観o離婚観については, 「理解・助け合い」41 .7%, 「一度結婚したら離婚すべき ではない」 4 6, 2%で最も多かった. 5) 結婚観・離婚観と性行動との関係については, 結婚の目的を 「生殖育 児」「性的欲求の満足」 と したものは性行動のあるものに, 一方「理解助け合い」「わからない」としたものは性行動のない. ものに高率を示した. 離婚観を 「理由があれは離婚してもよい」 としたものは, 性行動のあるも のに, 一方 「わからない」 としたものは性行動のないものに高率を示し た 6) 性知識欲求を性 の悩みのあるものは, それぞれ2 2.7%, 1 7.0% であっ た, 7) 性に関する態度については,態度②③⑥⑧⑨⑩の中で肯定的な,④⑦の中 で否定的な態度をもっ ているものは性行動のあるものに, 一方態度①②③⑥⑧⑩の中 で否定的な態度をもっ ているもの は性行動のないものをに高率を示した。。. 8) 性知識テストに ついては, 高い正解率 ( 0%以上) を示したものは, 問題4・5であり, 低い 5 正解率 ( 30%以下) を示したものは, 問題lo6・7・8であった. 全体として正解率 は低く, 「わからない」 とするものが多かった。. 127.

(17) . 片 岡. 繁. 雄. 引用文献 9 6号, pp 1) :朝山新一ほか:高校生・大学生の性の実態と今後の課題, 現代性教育研究, 1 .6~1 , 日本性教育協 会, 1976. 9 82 0号, 日本性教育協会 1 8 1青少年の性行動調査の結果を分折する. 現代性教育研究, 5 2) :荻野博ほか:’ 1 2 4 98 2 3) :片岡繁雄:大学生の性意識と性行動について(工)保健の科学, vo ,2 , No ,1 1 2 4 1 1 2 )保健の科学, vo 98 4) :片岡繁雄:大学生の性意識と性行動について( ,5 , No ,1 1 4 N 2 学校保健研究 OI1 5) :片岡繁雄:高校生の性意識と性行動について, , 1982 , vo 1 34 1 1-C)vo 6) :片岡繁雄:中学生の性意識と性行動について(1) .1 1983 , No , 北海道教育大学紀要 ( 2 4 4 2 4 5 一 1 星和書店 1 9 8 0 7) :小林司・徳田良仁編:人間の心と性科学1 p p , , ,. 8) : 7) pp:256一257 3 36~3 7 77 9) :村松博雄, 岡本一彦:性教育学入門, 新宿書房, pp .3 . ,19 5~61 1 0 ) :東京都中学校性教育研究会:東京都の中学生の性意識と性行動, 現代性教育研究, 26号, pp .5 , 日本 性教育協会, 19 78 . (本学助教授・旭川分校). 128.

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参照

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