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『沖縄大学法学会』設立十周年記念号の発刊に寄せて: 沖縄地域学リポジトリ

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Academic year: 2021

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Title

『沖縄大学法学会』設立十周年記念号の発刊に寄せて

Author(s)

佐久川, 政一

Citation

沖大法学 = Okidai Hōgaku(10): 1-2

Issue Date

1990-12-15

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/6548

(2)

本学会の事業の一つである「沖大法学」の発行は、本誌をもって十号を数え、法学会設立十周年記念号として所属教 員の最近の研究成果が発表されている。また、学生の研究活動の発表の場にあてられる「法学会誌」も十号の発行が準 備されている。また、本会の事業の一つとして毎年秋に開催されるゼミナール大会も年とともに質的向上が顕著であり、 法職講座等も着実に行われていて、本会設立の趣旨、目的が充分生かされていることは喜ばしい限りである。 沖縄大学に法学科が設置されたのは一九六一年で、今年で満三○年の節目を迎えろ。法学科の卒業生は、|部一、二 九二人、二部一、○○六人の多きに達し、各界の中堅として活躍していることも喜ばしいことである。 私は、本学創立以来、教育環境の整備の遅れ等種々の悪条件を克服しながら「法学科」および「法学会」の維持発展 に寄与された専任・非専任の法学科教員と、本会の歴代役員並びに所属会員各位に対し、その労を多とするとともに今 後のさらなる前進のために御精進をお願いしたい。 さて、近時の世界の激動ぶりは凄まじく、瞬時たりとも目が離せない。冷戦の終焉、米ソの協調、ソ連の内政、東欧 ,してい-つ。 「沖大法学会誌」の発行とともに、講演会や研究活動を行うことになっていろ。今までのところ諸事業とも順調に推移 本学会は、教員の研究活動の促進および法学教育の向上発展を目的として設立され、その事業として「沖大法学」と 「沖縄大学法学会」の発足満十周年を迎えるにあたり、大学を代表して祝意を表したい。 巻頭言 巻頭一百

『沖縄大学法学会」設立十周年記念号の発刊に寄せて

(3)

おわりに、法学会の限りなきご発展を祈念し、あわせて沖縄大学の法学科及び法学会にご関心を抱かれる諸兄姉の忌 禅の無いご批判・ど叱正をお願い申し上げてご挨拶としたい。 あらねばならないと思う。 索されようとしている。 しかし、新秩序の構築は、人類の平和と福祉の増進を指向すべきであり、その実現はあくまで”対話と協調〃による べきものであって、”力〃によるものであってはならない。 このような時代における大学の教育はどうあらねばならないか。宮・民とともに種々知恵を凝らしていかねばならな い。私はこれからの教育においてめざすべき理念は、”平和をつくり出す人々〃を最高の価値ある人間像とする教育で の民主化、ドイツの統一、湾岸戦争等々、僅か二、一一一年の間に世界がこれ程激変したことがあっただろうか。 現時代は、正に転換と模索の時代といえよう。転換とは一つの時代から次の時代への移行であり、模索とはそのため に種々の試行錯誤を試みることである。冷戦終焉後、両超大国の影響力が減少するなかで、新しい世界秩序の構築が模 沖大法学会創立十周年記念号 沖縄大学

学長佐久川政

一一

参照

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