107 〈資 料〉
1981年会社法附則第1(英国)
大 矢 知 浩 司
1981年会社法附則第1(附則第8として1948年法に挿入されるべき附則) 計算書類 第1編 会社の計算書類の様式及び内容に関する基本的要件 第A章 計算書類の様式及び内野に関する一般規則 第1条 (1)本附則の以下の規定に従い,次に掲げるいずれの場合にも採用した形式に与 えられている順に且つその見出し及び小見出しのもとに, (a)会社のすべての貸借対照表は,本編第B章に示された貸借対照表形式のいずれかに 掲載されている項目を示さなければならない。また (b)会社のすべての損益計算書は,本編第B章に示された損益計算書形式の1つに掲載 されている項目を示さなければならない。 ② 本条第1項は,採用した形式の項目に付された文字又は数字により区分されるべき項 目に見出し又は小見出しを要求するものとして読むものとはしない。 第2条(1>第1条に従って事業年度に関する会社の貸借対照表又は損益計算書が第B章 に示された形式の!つを参照して作成されているときは,会社の取締役は,変更に特別 な理由があると考える場合を除いて,会社の翌事業年度の計算書類を作成するにつき同 じ形式を採用しなければならない。 ② 第1条に従って会社の貸借対照表又は損益計算書を作成するにつき採用した形式の変 更の明細は開示しなければならない。且つ,変更の理由は,新しい形式を最初に採用す る計算書類の注記に説明しなければならない。 第3条(1>第1条に従って貸借対照表又は損益計算書に表示されるべき項目は,採用し た形式の要求するところよりも詳細に表示することができる。 (2)会社の貸借対照表又は損益計算書は,採用した形式に掲載されている項目に含まれな い資産若しくは負債,収益若しくは支出を表わすか又はそれらを含む項目を計上するこ とができる。但し,次に掲げる項目は会社の貸借対照表において資産として取扱われて108 彦根論叢 第218号
はならない。 (a)設立費用 (b)株式又は社債の発行の費用及び手数料 (c)研究費 ㈲ 会社の貸借対照表又は損益計算書を作成するにつき,会社の事業の特殊性から配列並 びに見出し及び小見出しの修正を必要とする場合は,会社の取締役は,採用した形式の アラビア数字の付された項目につき第1条の要求するところ以外の配列並びに見出し及 び小見出しに修正しなければならない。 (4)第B章に示された形式においてアラビア数字の付された項目は,次に掲げるいずれか の場合には,事業年度に関する会社の計算書類において結合することができる。但し, (b)号にいう場合には.結合した項目の個々の金額を計算書類の注記に開示しなければな らない。 (a)個々の金額が会社の業務の状態又はその年度の利益若しくは損失を評価するにつき 重要でない場合,又は (b)個々の金額を結合すれば上述の評価を容易にする場合 (5)関連をもつ事業年度に関する会社の貸借対照表又は損益計算書を作成するにあたって 採用した形式に掲載されている項目に金額が示されない場合は,第4条第3項に従い, 当該項目に対応する見出し又は小見出しは記載してはならない。 (6)会社のすべての損益計算書は,通常の活動に基づく会社の税引前利益又は損失の額を 表示しなけれぽならない。 (7>会社のすべての損益計算書はt次に掲げる金額を追加項目として区分して表示しなけ ればならない。 (a)準備金に計上されたか若しくは計上を提案された金額,又は,準備金から取崩され たか若しくは取崩を提案された金額,及び (b)支払われた利益配当額及び提案された利益配当額の総額 第4条 (1)会社の貸借対照表又は損益計算書に表示されたすべての項目につぎ,貸借対 照凹型は損益計算書が関連をもつ事業年度の直前事業年度の対応額も表示しなければな らない。 ② 貸借対照表又は損益計算書が関連をもつ事業年度に関する当該項目に示された金額と 対応額が比較できないときには,その対応額を調整し,且つ,その調整の明細及び理由〈資料>198!年会社法附則第1(英国) 109 を計算書類の注記に開示しなければならない。 (3>貸借対照表又は損益計算書が関連をもつ事業年度の直前事業年度に関する当該項目に 金額を表示できるときは,第3条第5項は適用されないものとする。また,当該金額は 第!条により当該項目に要求される見出し又は小見出しのもとに表示しなければならな いD 第5藁 資産又は収益を表わす項目の金額は,負債又は(場合によっては)支出の金額か ら控除することができないし,又は,その逆に控除することもできない。 第B章 計算書類の法定形式 前又 第6条 本附則本編において,以下に示された形式に掲載されている項目とあるは,当該 項臥こ適用される形式に続く注解とともに読まれる項目をいう。また,以下に示された 形式に掲載されている項目をその形式に採用された順に表示すべきことを要求する第1 条の要件は,特定の項目に代替的な位置を認める注解の規定に服するものとする。 第7条 以下に示された形式に掲載されている項目に続く括孤内の数字は,形式に続く注 解における該当注記の参照数字である。 第8条 形式に続く注解において, (a)各注解の見出しは,注解の適用される項目に必要な見出し又は小見出し,及び,以 下に示された形式における当該項目に付された交字及び数字の参照記号(貸借対照蓑 形式2については,「資産」又は場合により必要なときは「負債」のもとに掲載され ている項目を参照する)を示す。 ㈲ 番号を付した形式への参照記号は,以下に示された同じ数字の貸借対照表形式又は (場合により必要なときは)損益計算書への参照記号である。 貸借対照表形式 形式3 A.払込請求済・未払込株式資本金(’) B.固定資産 工 無形資産 1,開発費 2.鉱業権,特許権,特許権使用権,商標権並びにこれらに準ずる権利及び資産(2>
3.暖簾③
1!0 彦根論叢i第218号
4. 前払金 皿 有形資産 L 土地及び建物 2.工場及び機械 3.器具,備品,工具及び附属設備 4.前払説及び建設中の資産 皿 投資 !.企業集団構成会社株式 2.企業集団構成会社貸付金 3.関連会社株式 4. 関連会社貸付金 5.貸付金以外のその他の投資 6.その他の貸付金 7. 自己株式(4) C.流動資産 1 棚卸資産 !.原材料及び消耗品 2.仕掛品 3.製品及び商品 4.前払金 債権〔5) 1.売掛債権 2.企業集団構成会社に対する債権 3.関連会社に対する債権 4.その他の債権 5.払込請求済・未払込株式資本金ω 6.前払費用及び未収収益6) 皿 投資 1.企業集団構成会社株式 2. 自己株式(4)〈資料>1981年会社法附則第1(英国) 3.その他の投資
rv現金及び預金
D.前払費用及び未収収益(6} E債務:1年以内に支払期限の到来する金額123456789
社債ω 銀行借入金及び当座借越 前受金(8) 買掛債務 為替手形債務 企業集団構成会社に対する債務 関連会社に対する債務 税金及び社会保障費を含むその他の債務(9) 未払費用及び前受収益㈹ F.純流動資産(負債)。。 G,流動負債控除後の資産合計 H.債務:1年をこえた後に支払期限の到来する金額123456789
社債(・) 銀行借入金及び当座借越 前受金(8) 買掛債務 為替手形農務 企業集団構成会社に対する債務 関連会社に対する債務 税金及び社会保障費を含むその他の債務(9) 未払費用及び前受収益⑩ 1.負債及び費用引当金 1.年金及びこれに準ずる債務2.税金,繰延税金を含む
3.その他の引当金 J.未払費用及び前受収as(10) /11112 彦根論叢 第218号
K.資本金及び準備金 工 払込請求済株式資本金te) E 株式発行差金 皿 再評価準備金 W その他の準備金 1.資本償還準備金 2. 自己株式準備金 3.定款に基づく準備金4.その他の準備金
V 損益計算書 貸借対照表形式 形式2 資産 A.払込請求済・未払込株式資本金(1) B.固定資産 工 無形資産 1.開発費 2.鉱業権,特許権,特許権使用権,商標権並びにこれらに準ずる権利及び資産2) 3.暖簾(3)4.前払金
皿、有形資産1.土地及び建物
2.工場及び機械
3.器具,備品,工具及び附属設備 4.前払金及び建設中の資産皿 投資
1.企業集団構成会社株式 2.企業集団構成会社貸付金 3. 関連会社株式 4. 関連会社貸付金〈資料>1981年会社法附則第1(英国) 5.貸付金以外のその他の投資 6.その他の貸付金 7. 自己株式(4) C.流動資産 工 棚卸資産 1.原材料及び消耗品 2.仕掛品 3.製品及び商品 4.前払金 H 債権(5) 1.売掛債権 2.企業集団構成会社に対する債権 3,関連会社に対する債権 4.その他の債権 5.払込請求済・未払込株式資本金ω 6.前払費用及び未収収益(6) 亙 投資 1.企業集団構成会社株式 2. 自己株式ω 3.その他の投資 IV 現金及び預金 D.前払費用及び未収収益(6) 負債 A.資本金及び準備金 工 払込請求済株式資本金(m) 豆 株式発行差金 皿 再評価準備金 工V その他の準備金 1.資本償還準備金 2. 自己株式準備金 113
114 彦根論叢 第218号
3。定款に基づく準備金 4.その他の準備金 V 損益計算書 B.負債及び費用引当金 1.年金及びこれに準ずる債務 2.税金,繰延税金を含む 3.その他の引当金 C.債務ea1123456789
社債(7) 銀行借入金及び当座借越 前受金(sl 買掛債務 為替手形債務 企業集団構成会社に対する債務 関連会社に対する債務 税金及び社会保障費を含むその他の債務(9> 未払費用及び前受収益働 D.未払費用及び前受収益ao) 貸借対照表形式の注解 (1)払込請求済・未払込株式資本金 (形式1及び2,項目A及びC.1正.5.) この項目は,形式ユ及び2に示された2つの位置のいずれかに表示することができ る。 (2)鉱業権,特許権,特許権使用権,商標権並びにこれらに準ずる権利及び資産 (形式1及び2,項目B.1.2.) 当該資産に関する金額は,次のいずれかの場合に限り,この項目のもとに貸借対照 表に計上しなければならない。 (a)対価を支払って当該資産を取得し,且つ,暖簾のもとに表示することを要しない 場合,又は〈資料>1981年会社法附則第1(英国) 115 (b)会社自体が当該資産を創設する場合 (3)暖簾 (形式1及び2,項目B。工.3.) 暖簾を表わす金額は,対価を支払って暖簾を取得する範囲に限り計上しなければな らない。 (4)自己株式 (形式1及び2,項目B.工1[.7及びC.皿,2.) 保有する株式の券面額は区分して表示しなければならない。 (5)債権 (形式ユ及び2,項目C.工工.1から6.) 1年をこえた後に支払期限の到来する金額は,漬権のもとに計上される各項目にっ き区分して表示しなければならない。 (6)前払費用及び未収収益 (形式!及び2,項目C.ff.6及びD.) この項目は,形式1及び2に示された2つの位置のいずれかに表示することができ る。 (7>社債 (形式1,項目E.1及びH.1並びに形式2,項目C。1.) 転換社債の金額は,区分して表示しなければならない。 (8)前受金 (形式1.項目E.3及びH.3並びに形式2.項目C.3.) 受注のために受領した前受金は,棚卸資産からの控除として表示されない限り,各 項目につき表示しなければならない。 (9>税金及び社会保障費を含むその他の債務 (形式1,項目E.8及びH.8並びに形式2,項目C.8.) 税金及び社会保障費に関する債務の金額は,その他の債務の金額と区分して表示し なければならない。 ⑩ 未払費用及び前受収益
(形式L項目E.9,H.9及びJ並びに形式2,項目C.9及びD.)
形式1において,この項目に示された2つの位置E.9及びH.9は,Jの位置の選!!6 彦根論叢 第218号 択肢である。但し,項目がJの位置に対応する位置に表示されない場合には,他の2 つの位置のいずれか又は(場合により必要なときは)両方に表示することができる。 形式2において,この項目に示された2つの位置は,選択肢である。 (1り純流動資産(負債) (形式1,項目F⊃ この項目に表示されるべき金額を決定するにつき,「前払費用及び未収収益」のも とに表示される金額は,表示がある場合には当該計算に算入しなければならない。 ⑫ 払込請求済株式資本金 (形式1,項目K.1及び形式2,項目A.工.) 割当済株式資本金及び払込請求済・払込済株式資本金は,区分して表示しなければ ならない。 ⑯ 債務 (形式2,項目C.1から9.) 1年以内に支払期限の到来する金額及び1年をこえた後に麦払期限の到来する金額 は,債務のもとに計上される各項目につき区分して表示しなければならない。また, 当該項目のすべてにつき,それらの総額を区分して表示しなければならない。 損益計算書形式 形式1(注解⑰を参照のこと) 1.売上高 2.売上原価ae 3.売上総利益 4.販売費{14) 5.管理費⑭ 6.その他の営業収益 7.企業集団構成会社株式からの収益 8,関連会社株式からの収益 9.その他の固定資産投資からの収益as) 10.その他の受取利息及びこれに準ずる収益㈹ 11.投資償却費 12.支払利息及びこれに準ずる費用⑯
〈資料>!981年会社法附則第1(英国) 13.通常の活動に基づく利益又は損失に係る税金 14。通常の活動に基づく税引利益又は損失 15.特別利益 16.特別損失 17.特別利益又は損失 18.特別利益又は損失に係る税金 19.上記項目に含まれないその他の税金 20.当期利益又は損失 117 損益計算書形式 形式2 1.売上高 2.製品及び仕掛品棚卸高の変動 3,固定資産に計上された自家用製品 4.その他の営業収益 5,(a)原材料費及び消耗品費 (b)その他の外部費用 6、人件費: (a)賃金及び給料 (b)社会保障費 (c)その他の年金費 7.(a)減緬償却費並びにその他の有形及び無形固定資産償却費 {b)流動資産特別償却費 8.その他の営業費用 9,企業集団構成会社株式からの収益 10.関連会社株式からの収益 1!.その他の固定資産投資からの収益⑮ 12.その他の受取利息及びこれに準ずる収益⑯ 13.投資償却費 14.支払利息及びこれに準ずる費用C6} !5.通常の活動に基づく利益又は損失に係る税金
118 彦根論叢 第218号
16.通常の活動に基づく税引利益又は損失 17.特別利益 18.特別損失 19.特別利益又は損失 20.特別利益又は損失に係る税金 21.上記項目に含まれないその他の税金 22.当期利益又は損失 損益計算書形式 形式3(注解㈲を参照のこと) A.費用 1.売上原価eg 2.販売費ω 3.管理費ω 4。投資償去P費 5.支払利息及びこれに準ずる費用ee 6.通常の活動に基づく利益又は損失に係る税金 7.通常の活動に基づく税引利益又は損失 8.特別損失 9.特別利益又は損失に係る税金 10.上記項目に含まれないその他の税金 11.当期利益又は損失B.収益
1.売上高 2.その他の営業収益 3.企業集団構成会社株式からの収益 4,関連会社株式からの収益 5.その他の固定資産投資からの収益㈹ 6.その他の受取利息及びこれに準ずる収益。5) 7.通常の活動に基づく税引利益又は損失 8.特別利益9.当期利益又は損失 <資料>1981年会社法附則第1(英国) 損益計算書形式 形式4 A.費用 1.製品及び仕掛品棚卸高の変動 2.(a)原材料費及び消耗品費 (b)その他の外部費用 3.人件費: (a)賃金及び給料 (b)社会保障費 (c)その他の年金費 4.(a)減価償却費並びにその他の有形及び無形固定資産償却費 (b)流動資産特別償却費 5.その他の営業費用 6、投資償却費 7.支払利息及びこれに準ずる費用⑯ 8.通常の活動に基づく利益又は損失に係る税金 9.通常の活動に基づく税引利益又は損失 10.特別損失 11.特別利益又は損失に係る税金 12.上記項目に含まれないその他の税金 13.当期利益又は損失 B.収益 1.売上高 2.製品及び仕掛品棚卸高の変動 3.固定資産に計上された自家用製品 4.その他の営業収益 5.企業集団構成会社株式からの収益 6.関連会社株式からの収益 7.その他の固定資産投資からの収益as 119
120 彦根論叢 第2エ8号 8.その他の受取利息及びこれに準ずる収益㈲ 9.通常の活動に基づく税引利益又は損失 10.特別利益 11.当期利益又は損失 損益計算書形式の注解 ω 売上原価=販売費:管理費 (形式1,項目2,4及び5並びに形式3,項目A.1,2及び3.) これらの項目は,減価償却又は資産価値の減少のための必要な引当金を算入した後 の金額で記載しなければならない。 (15)その他の固定資産投資からの収益二その他の受取利息及びこれに準ずる収益 (形式1,項目9及び10:形式2,項目11及び12:形式3,項目B,5及び6:形式4, 項目B.7及び8.) 企業集団構成会社からえた収益及び利息は,その他の源泉からえた収益及び利息と 区分して表示しなければならない。 ㈹ 支払利息及びこれに準ずる費用 (形式1,項目12:形式2,項目14:形式3,項目A.5:形式4,項目A.7.) 企業集団構成会社に支払われるべき金額は,区分して表示しなければならない。 ⑰ 形式1及び形式3 損益計算書が形式1又は形式3を参照して作成されるときは,それぞれ形式2及び 形式4の項目7(a)及びA.4(a)に表示される減価償却並びに有形及び無形固定資産価 値の減少のための引当金計上額は,計算書類の注記に開示しなければならない。 第2編 会計原則及び規則 第A章 会計原則 前文 第9条 第15条に従い,会社の計算:書類に掲載されるすべての項目につき計上されるべき 金額は,第10条乃至第14条に示された原則に従って決定しなければならない。 会計原則 第10条 会社は,継続企業として事業を営むものと推定するものとする。
〈資料>1981年会社法附則第1(英国) 121 第1條 会計方針は,毎事業年度継続して適用しなければならない。 第12条 項目の金額は慎重性の基準で決定しなければならない。また,とくに (a)貸借対照表日現在実現した利益のみを損益計算書に計上しなければならない。 (b)計算書類が関連をもつ事業年度若しくは前事業年度につき生じているか,又は,生 ずる可能性のあるすべての負債及び損失は,貸借対照表日と本法第155条に従って計 算書類が取締役会のために署名される日との間において初めて明らかになるものも含 めてこれを算入しなければならない。 第13条 計算書類が関連をもつ事業年度に関するすべての収益及び費用は,収入または支 出の日にかかわりなく算入しなければならない。 第14条項目の総額を決定するにつぎ,算入されることになる個々の資産又は負債の金額 は区分して決定しなければならない。 会計原則からの筆陣 第15条 事業年度に関する会社の計算書類を作成するにつき,上述の会計原則を遵守しな い特別な理由があると思われる場合は,会社の取締役は当該会計原則を遵守しなくとも よい。但し,その明細,その理由及び影響は計算書類の注記に開示しなければならない。 第B章 歴史的原横会計規則 前文 第16条 本附則本編第C章に従い,会社の計算書類に掲載されるすべての項目につぎ計上 されるべき金額は第17条乃至第28条に示された規則に従って決定しなければならない。 固定資産 一般規定 第17条 第18条又は第19条に従って行なわれた減価償却又は価値減少のための引当金に従 い,固定資産につき計上されるべき金額は,その買入価額又は製作価額でなければなら ない。 第18条経済的耐用年数が有限である固定資産については,次に掲げる金額は,当該金額 を資産の経済的耐用年数の期間にわたって体系的に償却するために計算される減価償却 引当金により減額しなければならない。 (a)その買入価額若しくは製作価額又は ㈲当該固定資産がその経済的耐用年数の期間の終わりにおいて残存価額を有すると見 積られるときは,その見積残存価額を差し引いた買入価額若しくは製作価額
122 彦根論叢 第218号
第19条(1)本附則第1編に示された貸借対照表形式のいずれかの項目B.皿に計上され ることになる種類の固定資産投資の価値が減少しているときは,その固定資産投資につ き価値減少のための引当金を設定し,固定資産投資に計上されるべき金額を同様に減額 できる。また,損益計算書に表示されていないかかる引当金は,計算書類の注記に(区 乏して若しくは総計で)開示しなければならない。 ② 固定資産の減価が恒久的であると予測される場合は(その経済的耐用年数が有限であ ると否とを問わず),価値の減少した固定資産につき,価値減少のための引当金を設定 しなければならない。また,損益計算書に表示されていないかかる引当金は,計算書類 の注記に(区分して若しくは総計で)開示しなければならない。 (3)本条第1項又は第2項に従って引当金を設定した理由が消滅したときは,もはや必要 ではない範囲において当該引当金を取崩さなければならない。また,本項に従って取崩 した金額で,損益計算書に表示されていない金額は,計算書類の注記に(区分して若し くは総計で)開示しなければならない。 特殊な固定資産項目を決定する規則 第20条 (1) 「開発費」に関する項目が本附則第1編に示された貸借対照表形式の「固定 資産」のもとに掲載されているにもかかわらず,特別な状況における開発費の金額のみ を会社の貸借対照表に計上することができる。 (2)開発費にっき,その金額が会社の貸借対照表に計上される場合は,次に掲げる情報を 計算書類の注記に開示しなければならない。 (a)最初に資産に計上された開発費の金額が償却されているか又は償却されるべき期 間,及び (b)当該開発費を資産に計上する理由 第21条 (1)暖簾(暖簾が資産として取扱われる場合において)につき第17条乃至第19条 を適用するにあたっては,本条の以下の規定に服する。 (2)本条第3項に従い,会社により取得された暖簾の対価の額は,会社の取締役の採用し た期間にわたって当該資産を体系的に償却するために計算される減価償却引当金により 減額しなければならない。 ㈲ 採用する期間は,当該暖簾の経済的耐用年数をこえてはならない。 (4)会社により取得された暖簾が会社の貸借対照表に掲載されるか又は資産として計上さ れるときは,その暖簾の対価を償却するために採用した期間及びその期間を採用した理<資料>1981年会社法附則第1(英国) 123 由を計算書類の注記に開示しなければならない。 流動資産 第22条第23条に従い,流動資産にっき計上されるべき金額は,その買入価額又は製作価 額でなければならない。 第23条(1)流動資産の正味実現可能価額がその買入価額又は製作価額よりも低いとき は,当該資産につき計上されるべき金額は正味実現可能価額でなければならない。 (2)本条第1項に従って価値減少のための引当金を設定した理由が消滅したときは,もは や必要ではない範囲において当該引当金を取崩さなければならない。 雑則及び補則 資産項目として受取った価値をこえる債務の超過額 第24条(1)会社の債務につき償還すべき金額が,債務の生じた取引において受取った対 価の額よりも大きいときは,その差額は資産として取扱うことができる。 (2)前項の差額を資産として取扱うときは, (a)その差額は毎年合理的な金額の償却を要し,且つ,債務が償還されるまでに全額償 恥しなければならない。また (b)その差額の現在額を会社の貸借対照表に独立の項目として掲載しない場合は,計算 書類の注記に開示しなければならない。 固定金額で計上される資産 第25条(1)本条第2項に従い,次に掲げる資産に計上される資産は,固定数量及び固定 価額で計上することができる。 (a)会社の固定資産のうち「有形資産」のもとに計上される資産,又は (b)会社の流動資産のうち「原材料及び消耗品」のもとに計上される資産 (2)次に掲げるときは,本条第1項は絶えず取替えられる種類の資産に適用される。 (a)当該資産の全体価値が会社の業務の状態の評価に重要でないとぎ,且つ (b)当該資産の数量,金額及び構成が重要な変動を受けやすくないとぎ 買入価額又は製作価額の決定 第26条 (1)資産の買入価額は,支払われた実際価額にその取得に付随した費用を加えて 決定しなけれぽならない。 (2)資産の製作価額は,使用された原材料及び消耗品の買入価額に,会社に生じた原価で その資産の製作に直接帰せしめうる原価を加算して決定しなければならない。
124 彦根論叢 第218号 (3)上のほか,次に掲げる原価を資産の製作価額に含めることがで.きる。 (a)会社に生じた原価で,その資産の製作に間接的にのみ帰せしめうる原価の合理的な 部分。但し,その製作期間に関係する範囲に限る。また (b)その製作期間に属する範囲において,資産の製作のために借入れた資本の利子 但し,本項(b)号にいう場合には,当該資産価額の決定につき利子が含まれている旨及び その含まれている利子の額を計算書類の注記に開示しなければならない。 (4)流動資産については,販売費を製作価額に含めることはできない。 第27条 (1)下記にいう条件に従い,次に掲げる資産の買入価額又は製作価額は,同種の 資産につぎ本条第2項にいう方法を適用して決定することができる。 (a)総括的な用語「棚卸資産」のもとに会社の貸借対照表に掲載される項目に計上され る資産,及び (b)代替可能である資産(投資を含む) 選択する方法は会社の事情により適切であると取締役が考える方法でなければならな い。 ② 本条第1項にいう方法は,次に掲げるものである。 (a) 「先入先出法」(FIFO)として知られる方法 (1]) 「後入先出法」(LIFO)として知られる方法 (c)加重平均価額,及び (d)上記にいう方法に準ずるその他の方法 ⑧ 会社につき,次に掲げるときは,その差額を計算書類の注記に開示しなければならな いQ ㈲ 会社の貸借対照表に掲載される項目に計上される資産の買入価額又は製作価額が本 条の認める方法を適用して決定されており,且つ (b)その項目につき表示された金額が本条の以下の規定によって与えられる当該代替金 額と大幅に異なるとき (4)本条第5項に従い,本条第3項(b)号の適用において,会社の貸借対照表に掲載される 項目につき当該代替金額とは,本条の認める方法により決定された金額でその項目に計 上された種類の資産が,貸借対照表日現在における取替価額で計上されるならば表示さ れるであろう金額である。 (5)当該代替金額は,貸借対照表日現在における取替価額を参照するのではなく,当該項
〈資料>1981年会社法附則第1(英国) 125 目に計上された種類の資産の貸借対照表日前最も最近の実際買入価額又は製作価額を参 照して決定できる。但し,貸借対照表日前最も最近の実際買入価額又は製作価額が同種 の資産につきより適切な比較基準になると会社の取締役が考える場合に限る。 (6>本条の適用においては,その種類の資産が別の資産と本質的に区別でぎない資産であ る場合は,その種類の資産は代替可能とみなすものとする。 価額又は原価が不明なときの原始記載金額の代用 第28条 会社の資産の買入価額若しくは製作価額,若しくは第26条に従ってその買入価額 若しくは製作価額を決定するにたる価額,費用若しくは原価の記録がないか,又は,こ のような記録が合理的な費用で若しくは遅滞なく得られないときは,買入価額若しくは 製作価額は,第17条乃至第23条の適用については,資産の取得以後会社により作成され た最初に利用しうべき価値の記録においてその資産に帰せしめられた価値であると解釈 されるものとする。 第C章 代替的会計規則 前文 第29条 (!>第B章に示された規則は,以下本附則}こおいては歴史的原価会計規則と称す る。 (2)第16条第21条及び第25条乃至第28条を除き,第B章に示された規則は,以下本附則 本編においては,減価償却規則と称する。また,以下本附則において歴史的原価会計規 則という文言は,第32条によって適用される場合には減顧償却規則を含まない。 第30条第32条乃至第34条に従い,第3!条にいう種類の資産につき計上されるべき金額 は,同条にいう基準に基づき決定することができる。 代替的会計規則 第3條 (!)暖簾以外の無形固定資産は,その現在原価で計上することができる。 ② 有形固定資産は,最終評価日現在において決定された市場価額又はその現在原価で計 上することができる。 ⑧ 本附則第1編に示されたいずれかの貸借対照表形式の項目B.巫のもとに計上される 種類の投資は,次に掲げるいずれかの価額で計上することができる。 (a)その最終評価日現在において決定された市場価額,又は (b)会社の事情により適切であると取締役が考える基準で決定された価額 但し,後者の場合には,採用した評価方法の明細及びその評価方法を採用した理由を計
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算書類の注記に開示しなければならない。 (4)本附則第1編に示されたいずれかの貸借対照表形式の項目C.皿のもとに計上される 種類の投資は,その現在原価で計上することができる。 〈5)棚卸資産は,その現在原価で計上することができる。 減価償却規則の適用 第32条 (1)会社の資産の価値が第31条にいう基準に基づき決定されるときは,その価値 は,当該資産の買入価額若しくは製作価額又はその資産につき以前に決定された価値に 代えて,その資産につき会社の計算書類に計上されるべき金額を決定する出発点である ものとし,又は,(場合により必要なときは)出発点である。また,かかる資産につい ては,その買入価額若しくは製作価額を参照することに代えて,その資産につき第31条 にいう基準に基づぎ最も最近に決定された価値を参照して,減価償却規則を同様に適用 しなければならない。 (2)固定資産につき本条第1項によって適用される第18条又は第19条の要:陣する減価償却 引当額は,以下本条では調整額と称する。また,同資産につき歴史的原価会計規則に従 って同条により要求されるであろう引当額は,歴史的原価額と称する。 ㈲ 固定資産につき本条第1項が適用されるとき.その資産につき次に掲げる減価償却引 当額は,調整額に代えて歴史的原価額を用いることができる。但し,調整額と歴史的原 価額との差額を損益計算書若しくは計算書類の注記に区分して表示するものとする。 (a)当該種類の資産を償却する金額につき損益計算書に掲載される項目に計上される減 価償却引当額,又は (b)損益計算書に掲載される項目で,本附則第1編に示された損益計算書形式の注解働 が減価償却若しくは資産の掛値減少のための必要な引当額を算入した後の金額で記載 すべく要求する項目を記載するにつき算入した漏壷償却引当額 歴史的原価会計規則を遵守しない場合に提供されるべき追加情報 第33条 (1)本条は,会社の計算書類に掲載される項目に含まれる資産につき計上される べき金額が第31条にいう基準に基づき決定されるとき,適用される。 (2)関係項目及びその各々の項目につき当該資産の金額を決定するにあたって採用した評 価基準は.計算書類の注記に開示しなければならない。 ㈲ 貸借対照表の関係項目(棚卸資産を除く)については,それぞれ次に掲げるいずれか の金額を貸借対照表若しくは計算書類の注記に区分して表示しなければならない。〈資料>1981年会社法附則第1(英国) 127 (a)歴史的原価会計規則に従って決定された比較金額,又は (b)本項(a)号の金額とその項目につき貸借対照表に実際に表示された対応額との差額 (4)本条第3項において,ある項目につぎ歴史的原価会計規則に従って決定された比較金 額とは,次に掲げる金額をいう。 (a)その項目に含まれるすべての資産につき計上されるべき金額が歴史的原価会計規則 に従って決定されるならば,その項目につき表示されるべき総額,及び (b)歴史的原価会計規則に従って計上されるべき金額を決定するにつき許容されるか若 しくは要求される減価償却又は価値減少のための引当累計額 再評価準備金 第34条 (1)第31条にいう基準に基づき会社の資産の価値を決定するにあたって,その決 定から生じる利益若しくは損失の額(適切なときは,第31条にいう基準に基づき決定さ れた価値以外を参照して行なわれた減価償却又は価値減少のための引当額及びかかる決 定に鑑みて行なわれた引当額の調整を考慮した後の利益若しくは損失の額)は,独立の 準備金(「再評価準備金」)の貸方又は(場合により必要なときは)借方に計上しなけれ ばならない。 (2)本条第1項は,指定日以後に実施する会社の資産の価値の決定に適用されると同様 に,指定日の前に実施される決定に関しても適用される。 (3)再評価準備金は,本附則第1編に示された貸借対照表形式1又は2の項目「再評価準 備金」に与えられた位置で独立した小見出しのもとに会社の貸借対照表に掲載しなけれ ばならない。但し,当該名称で表示する必要はない。 (4)再評価準備金は,その積立金額が会社の採用した会計方針によってもはや必要ではな いと会社の取締役が考える範囲において取崩さなければならない。但し,次に掲げるい ずれかの場合にのみ,その金額を準備金から損益計算書に振替えることができる。 (a)当該金額が以前に損益計算書の借方に計上された場合,又は (b)当該金額が実現利益である場合 ⑤ 再評価準備金の貸方又は借方に計上した金額の税法上の取扱は,計算書類の注記に開 示しなければならない。 第3編 計算書類の注記 前文 第35条 会社につき本附則本編の以下の規定により要求される情報は, (会社の計算書類
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に示されない場合には)計算書類の注記に開示しなけ’ればならない。 会計方針の開示 第36無 貸借対照表に掲載される項目につき計上されるべき金額及び会社の利益又は損失 を決定するにあたって会社により採用された会計方針(減価償却及び資産の価値減少に 関する会計方針を含めて)を記載しなければならない。 貸借対照表を補足する情報 第37条 第38条乃至第51条は,貸借対照表に掲載される特定の項目に関して示される情報 を補足する情報か,又はさもなければ,それらの項目に示される清報に鑑みて会社の業 務の状態を評価するに適切な情報のいずれかの情報を要求する。 株式資本及び社債 第38条(1)会社の株式資本に関し,次に掲げる情報を示さなければならない。 (a)授権資本,並びに (b)2種類以上の株式が割当てられているときは,各種類の株式につきその割当数及び 券面額の総額 (2)割当済株式資本のうち償還株式からなる部分については,次に掲げる情報を示さなけ ればならない。 (a)会社が当該株式の償還権を行使できる最初の日及び最終日 (b)当該株式をいかなる場合にも償還しなければならないか又は会社が選択したとき償 還の責を負うものか否か,並びに (c)償還に際して割増金を支払わなければならないか否か(割増金を支払わなければな らない場合には,その内容) 第39条 会社が事業年度中に株式を割当てている場合には,次に掲げる情報を示さなけれ ばならない。 (a)割当を行なう理由 (b)割当てられた株式の種類,並ひに (c)各種類の株式につき,その割当数,券面額の総額及び割当に関して会社の受領する 対価 第40条 (1)会社の株式の割当に関する不確定権利については,次に掲げる明細を示さな け一ればならない。 (a)権利を行使しうる株式の数,種類及び金額〈資料>1981年会社法附則第1(英国) 129 (b)権利を行使しうる期間,並びに (c)割当てられる株式に関して支払われるべき価額 (2)本条第1項の「株式の割当に関する不確定権利」とは,株式を引受ける選択権及び, 他の種類の証券の株式への転換に基づき生ずるものと否とを問わず,ある者に株式の割 当を要求するその他の権利をいう。 第41条 (1)計算書類が関連をもつ事業年度に,会社が社債を発行しているときは,次に 掲げる情報を示さなければならない。 (a)社債を発行する理由 〔b)発行された社債の種類,並びに (c)各種類の社債につき,その発行された額及び発行に関して会社の受領した対価 (2)会社が再発行権を行使できる償還済社債の明細もまた示さなければならない。 (3>会社の社債が会社の名義人又は受託者により保有されているときは,社債の券面額及 び1976年会社法第12条に従って会社の備置く会計記録に掲載されている金額を記載しな ければならない。 固定資産 第42条 〔1)総括的な用語「固定資産」のもとに会社の貸階対照表に掲載されているか父 は第3条第4項(b)号の規定がなけれぽ掲載される各項目につき,次の情報を示さなけれ ばならない。 (a)その項目につき,事業年度の始まる日現在及び貸借対照表日現在における遍切な金 額 (b)その項目につき’,次に掲げる事項が貸借対照衷に表示される金額に与える影響 (i)その項目のもとに計上された資産につき,当該年度中に第31条にいう基準に基づ き実施された金額の修正 ㈲ 当該年度における資産の取得 働 当該年度における資産の処分,並びに (iv)当該年度における会社の資産のその項目への繰入れ及び繰戻し ② 本条第1項(a)号において,各項目につき同号にいう日現在における適切な金額とは, その項目のもとに計上される資産につき次に掲げる基準に基づき決定されたその日現在 における総額を表わす金額をいう。すなわち, (a>買入価額又は製作価額(第26条及び第27条に従って決定された価額)の基準,又は
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(b) 第31条セこし・う基準 (いずれの場合にも減価償却又は価値減少のための引当金を考慮しない)。 (3)本条第1項にいう各項目につき,次に掲げる金額をも記載しなければならない。 (a)その項目に計上された本条第1項(a)号にいう日現在における減価償却又は資産の価 値減少のための引当累計額 (b)当該事業年度につき設定された本項(a)号にいう引当額 ⑥ 本項(a)号にいう引当金額につき,資産の処分の結果当該年度に行なわれた修正額, 及び (d)本項(a)号にいう引当金額につき,当該年度中に行なわれたその他の修正額 第43条 会社の固定資産(上場されている投資以外の)が第31条にいう基準で決定された 金額にて会社の貸借対照表に掲載される項目に計上されるときは,次に掲げる情報を示 さなければならない。 (a)資産がそれぞれ評価された年度(取締役が知っている範囲で)及び各評価額,並び に (b)当該事業年度に評価された資産については,資産の評価を実施した者の氏名又はそ の者の評価を実施する資格の明細及び(いずれを記載しようとも)その者の用いた評 価の基準 第44条 項目「土地及び建物」に関し会社の貸借対照表に表示されているか又は第3条第 4項(b)号の規定がなければ表示される金額については,次に掲げる金額を記載しなけれ ばならない。 (a)自由保有土地に帰すべき金額及び賃借保有土地に帰すべき金額,並びに {b}賃借保有土地に帰すべき金額につき,長期賃借保有土地に帰すべき金額及び短期賃 借保有土地に帰すべき金額 投資 第45条 (!)総括的な用語「投資」 (固定資産としての投資か流動資産としての投資かの 如何を問わず)のもとに会社の貸借対照表に掲載されているか又は第3条第4項{b陽の 規定がなければ掲載される各項目につき,次に掲げる金額を記載しなければならない。 (a)上場されている投資に帰すべき金額,並びに (b>上場されている投資につぎ,公認の証券取引所に上場を認可されている投資に帰す べき金額及びその他の上場されている投資に帰すべき金額<資料>198!年会社法附則第1(英国) 131 ② 上場されている投資の金額が,本条第1項(a)号に従って記載されているときは,次に 掲げる金額を記載しなければならない。 (a)上場されている投資の市場価額の総額が本条第1項(a)号に従って記載されている金 額と異なるときは,その市場価額の総額,並びに (b)計算書類上,投資の市場価額が取引所価額よりも高いと考えられる投資について は,市場価額及び取引所価額 準備金及び引当金 第46条 (1)ある金額が. (a)準備金に繰入れられ若しくは準備金から取崩され,又は (b>負債及び費用引当金に繰入れられ,又は ⑥ 引当金の設定された目的以外のために負債及び費用引当金から取崩され.且つ.準 備金若しくは引当金が会社の貸借対照表に独立の項目として表示されているか又は第 3条第4項(b)号がなければ表示されるときは,同じ項目に計上された準備金若しくは 引当金の総額につき,本条第2項にいう情報を示さなければならない。 ② その情報は次に掲げる情報である。 (a)事業年度の始まる日及び貸借対照表現在における準備金若しくは引当金の額 (b)当該事業年度に準備金若しくは引当金に繰入れた金額又は準備金若しくは引当金か ら取崩した金額,並びに (c)本項(b)号のように振替えた金額の源泉及び使途 (3)会社の貸借対照表の「その他の引当金」に計上されている各引当金の金額が重要な場 合には,その引当金の明細を示さなければならない。 税金引当金 第47条 繰延税金以外の税金引当金の金額を記載しなければならない。 債務の明細 第48条 (1) 「債務」のもとに会社の貸借対照表に掲載される各項目につき,次に掲げる 金銭債務の総額を記載しなければならない。 (a)分割払以外の方法によって支払われ又は償還され且つ事業年度の終了の翌日に始ま る5年間の期間経過後に支払又は償還期限の到来する金銭債務の総額,及び ㈲ 分割払の方法によって支払われ又は償還される金銭債務で,その分割払が事業年度 の終了の翌日に始まる5年間の期間経過後に麦払期限の到来する金銭債務の総額
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また,本項(b)号にいう金銭債務については,同期間の終了後に支払期限の到来する分割 金額の総額をも各項目毎に開示しなければならない。 ②本条第3項に従い,本条第1項のもとに算入されるべき各金銭債務については金銭債 務の支払又は償還条件及び支払われるべぎ利率を記載しなければならない。 (3)金銭債務の数が多いため本条第2項に従うと非常に長大な記載になると取締役が考え る場合には,金銭債務の支払又は償還条件及びその支払われる利率を概略的に示せば足 りる。 (4) 「債務」のもとに会社の貸借対照表に掲載される各項目につぎ,次の事項を記載しな ければならない。 (a)その項目に計上されている金銭債務で,担保の供されている金銭債務の総額,及び (b)供されている担保の性質の表示 (5)本条において「債務」のもとに会社の貸借対照表に掲載される項目とは.1年以内に 支払期限の到来する金額及び1年をこえた後に支払期限の到来する金額が貸借対照表に おいて区分されるときは,次に掲げる項目をいう。 (a)本条第1項にいう場合には,その後者の区分のもとに掲載される項目,並びに (b>本条第4項にいう場合には,そのいずれかの区分のもとに掲載される項目 また.「債務」のもとに掲載される項目とは,第3条第4項(b)号がなければ当該見出し のもとに掲載される項目を含む。 第49条 会社の株式上の固定的累積的利益配当が未払である場合は,次に掲げる事項を記 心しなければならない。 (a)その未払の額,及び (b)利益配当が未払である期間又は利益配当が2種類以上に及ぶときは,その各々の利 益配当が未払である期間 保証及びその他の財務上の債務 第50条 (1)実行可能なときは,担保された金額を含めて,他の者の債務を担保する会社 の資産上の抵当権の明細を示さなければならない。 (2)引当てられていないその他の偶発債務に関し,次に掲げる情報を示さなければなら ない。 (a)その債務の額又は見積額 (b)その法的性質,並びに〈資料>1981年会社法附則第1(英国) 133 (c)金額の重要な担保が当該債務に関連して会社により供されいるか否か,及び,その 場合には,担保の内容 (3>実行可能であるときは,次に掲げる金額を記載しなければならない。 (a)引当てられていない範囲での資本的麦出に関する契約の総額又は見積額,及び (b)取締役の承認済であるが,まだ契約されていない資本的支出の総額又は見積額 (4)次に掲げる明細を示さなければならない。 (a)会社の貸借対照表に掲載された引当金のもとに計上された年金債務及び (b)引当金に計上されていない年金債務 且つ,年金債務の全額若しくは一部が会社の過去の取締役に支払われるべき年金に関連 するときは,かかる年金に関連する範囲での当該年金債務の明細を区分して示さなけれ ばならない。 (5)次に掲げるその他の財務上の債務の皇継を示さなければならない。 (a)引当てられていないその他の財務上の債務,及び (b)会社の業務の状態の評価に関連するその他の財務上の債務 (6)次に掲げる会社のために若しくはその利益のために負担した前項にいう債務は,同項 にいうその飽の債務とは区分して記載しなければならない(また,本項(a)号にいう債務 Ck本項(b>号にいう債務とは区分して記載しなけれぽならない)。 (a)会社の支配会社若しくは姉妹従属会社 (b)会社の従属会社 雑項目 第51条 (1)資産の買入価額又は製作飾額が第28条に基づき初めて決定されるときは,明 細を示さなければならない。 (2)1948年会社法第42条第6項(b)号若しくは(c)号又は第43条の授権に基づき行なわれた金 銭貸付の未払残高が貸借対照表に掲載される項目のもとに計上されるときは,その各項 目につき金銭貸付の総額を開示しなければならない。 (3)利益配当の方法によって分配の提示された総額を記載しなければならない。 損益計算書を補足する情報 第52条第53条乃至第57条は,損益計算書に掲載される特定の項目に関して示される清報 を補足する情報か,又はさもなければ,会社の収入若しくは支出の明細若しくは損益計 算書に掲載される項目に影響を与える状況の明細を提供する情報のいずれかの情報を要
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超する。 若干の収入及び支出項目の区分記載 第53条 (1)本条の以下の規定に従い,以下にいう各金額を記載しなければならない。 〔2)次に掲げる借入金につき,その利子又はこれに準ずる費用の額 (a)銀行借入金及び当座借越,並びに次の種類の借入金(銀行借入金及び当座借越のい ずれにも該当しない借入金) (D 分割払以外の方法によって償還され且つ事業年度の終了の翌日に始まる5年間の 期間経過前に償還期限の到来する借入金,又は ㈲ 分割払の方法によって償還され且つ事業年度の終了の翌日に始まる5年聞の期間 経過前に最後の支払期限の到来する借入金,並びに (b)会社のその他の種類の借入金 本項は企業集団構成会社からの借入金に対する利子若しくはこれに準ずる費用の額に は適用されない。但し,企業集団構成会社からの借入金に対する利子を除いて,本項 は,社債券に基づくものであると否とを問わず,すべての借入金に対する利子若しくは これに準ずる費用の額に適用される。 ㈲ 株式資本の償還及び借入金の償還のためにそれぞれ引当てられた金額 (4)上場されている投資からの収益の金額 (5)土地からの賃貸収益の金額(賃借料,地方税及びその他の支出額控除後の金額) 会社の事業年度の収益の相当部分が土地からの賃貸収益からなる場合は,この金額を 記載することを要するのみである。 ⑥ 設備及び機械の賃借に関して支払うべき金額につき収益に賦課された金額 (7)会計監査役の報酬額(本項の適用においては, 「報酬」とは会計監査役の費用にっき 会社により支払われた金額を含むものとして解釈される) 税金の明細 第54条 (1)連合王国法人税及び連合王国所得税の費用計上額の計算された基準を記載し なければならない。 ② 当該事業年度の利益,所得若しくは資本利得に対する税金に係る債務又は次期以後の 事業年度の利益i,所得若しくは資本利得に係る債務に影響を与える特洌な状況の明細を 示さなければならない。 、 ㈲ 次に掲げる金額を記載しなければならない。〈資料>1981年会社法附則第1(英国) 135 (a)連合王国縄入税の費用計上額 (b)二重課税の救済がなければ連合王国法人税の費用計上額が大きくなる場合は,その 救済がなければ費用計上されたであろう金額 (c)連合王国所得税の費用計上額,並びに (d)連合王国以外で利益,所得及び(収益に賦課される範囲での)資本利得に課税され た租税費用の計上額 上記の金額は,損益計算書における次の項目,すなわち「通常の活動に基づく利益又は 損失に係る税金」及び「特別利益又は損失に係る税金」のもとに掲載されるか又は第3 早掻4項(b)号がなければ掲載される各金額につき,区分して記載しなければならない。 取引高の明細 第55条 (1)事業年度を通して会社が2種類以上の事業を営み,それらの事業が枳互に相 当程度異なると取締役が考える場合は,事業の種類毎に(業種を示して)次に掲げる金 額を記載しなければならない。 (a)その業種に帰せしめうる取引高,及び (b)その業種に帰せしめうると取締役が考える会社の税引前利益又は損失の額 (2)事業年度を通して会社が市場に供給し,それらの市場が相互に相当程度異なると取締 役が考える場合は,各市場毎に帰せしめうる取引高をも記載しなければならない。 本条において,「市場」とは地理的境界線によって画された市場を意味する。 ③ 本条の適用において, (業種からみて又は市場からみて)取引高又は(場合によって は)利益若しくは損失の源泉を分析するにつぎ、会社の取締役は会社の活動を区分する 方法に配慮しなければならない。 (4)本条の適用においては, (a)取締役が相互に重要な差異がないと考える事業の種類は1業種として取扱われるも のとする。また (b)取締役が相互に重要な差異がないと考える市場は1市場として取扱われるものとす る。 また,重要ではない1業種又は(場合によっては)1市場に適切に帰せしめうる金額 は,他に記載された金額に含めることができる。 〈5)本条の要求する情報の開示が会社の利益を著しく損なうと取締役が考えるときは,そ の情報の開示を要しない。但し,本条の要求する情報が開示されていない旨を記載しな
136 彦根論叢 第218号 ければならない。 従業員の明細 第56条(1)会社の従業員に関し,次に掲げる情報を示さなければならない。 (a)事業年度において会社に雇用された者の平均数,及び (b)会社に雇用された者の各区分における雇用平均数 (2)本条第1項(a>号又は(b)号の要求する平均数は,事業年度の週の数で当該年間雇用数を 除して決定しなければならない。 ⑧ 当該年間雇用数は,事業年度の各週における次に掲げる数を確定して決定しなければ ならない。 (a>本条第1項㈲号の適用においては,(週を通してか否かを問わず)その週に労務契 約に基づき会社に雇用された者の数 (b)本条第1項(b)号の適用においては,かく雇用された老の当該区分における数 にして,いずれの場合にも,各週の数をすべて合計した数 (4)当該事業年度に会社に雇用された者で本条第1項㈲号の適用において当該年間雇用数 を決定するにあたって算入されるすべての雇用された者につき,それぞれ次に掲げる金 額の総額をも記載しなければならない。 (a)当該年度に関しそれらの者に支払われ又は支われるべき賃金及び給料 (b)それらの者のために会社の負担した社会保障費,並びに (c)それらの者のために会社の負担したその他の年金費 但し,上記金額若しくはそのいずれかの金額が損益計算書に記載されているときは,こ の限りではない。 (5)参照して本条第1項(b)号により開示されるべき雇用された老の数が決定される区分 は,取締役が会社の活動を区分する方法を勘案して選択できる区分であるものとする。 雑項目 第57条 (1)前事業年度に関連する金額が損益計算書の項目に計上されているときは,そ の影響を記載しなければならない。 ② 事業年度中に生じた特別利益又は損失の明細を示さなければならない。 ⑧ 会社の通常の活動に属するものであるが,規模又は発生の度合ICより例外的である取 引の影響を記載しなければならない。 一般
〈資料>1981年会社法附則第1(英国) 137 第58条 (1)本来外貨で表示されている金額が貸借対照表又は損益計算書に掲載される項 目のもとに計上されているときは,当該金額が英貨に換算されている基準を記載しなけ ればならない。 ② 本条第3項に従い,計算書類の注記に記載されたすべての項目につき,計算書類が関 連をもつ事業年度の直前の事業年度の対応額を記載しなければならない。また,対応額 が比較可能でないときは,対応額を修正し且つその修正の明細及び理由を示さなければ ならない。 ③ 本条第2項は,次に掲げる規定によって記載される金額については適用されない。す なわち, (a)1967年会社法第3条及び第4条(会社の計算書類の注記における従属会社又は一定 のその他の法人の株式保有割合に関する記載) (b)1980年会社法第54条及び第56条(会社の計算書類の注記に開示されるべき取締役及 びその他の者に対する一定の金銭貸付等の明細),並びに (c)第42条及び第46条 第4編 会社が支配会社又は雛属会社に該当する場合の特別規定 会社の自己の計算書類 第59条 会社が他の法人の支配会社又は従属会社であり,且つ,本附則第1編により会社 の貸借対照表に掲載されるべぎ企業集団構成会社に関する項目が次に掲げる金額を含む ときは,それぞれ本項(a)号及び(b)号にいう総額は貸借対照表若しくは会社の計算書類の 注記のいずれかにおける関係項目を小区分する方法によって独立の項目として表示しな ければならない。 (a)会社の支配会社若しくは姉妹従属会社との取引又は支配会社若しくは姉妹従属会社 に対する権利に帰せしめうる金額,又は ㈲ 会社の従属会社との取引若しくは従属会社に対する権利に帰せしめうる金額 第60条 {1)本条第2項に従い.会粒が支配会社であるときは,従属会社又はその名義人 により保有されている会社の株式及び社債の数種類並びに金額は,会社の計算書類の 注記に開示しなければならない。 ② 本条第1項は,次に褐げる場合tlこは株式若しくは社債に関して適用されない。 (a)従属会社が出格代表者として関係している場合,又は ㈲ 従属会社が受託者として関係している場合
138 彦根論叢 第218号 但し.後者の場合には,会社若しくはその従属会社のいずれも金銭の貸付を含む事業の 通常の過程において生じた取引のみを担保する以外には信託に基づく信託上の利益を有 しない場合に限る。 支配会社及び従属会社の連結計算書類 第61条 第63条及び第65条に従い,連結貸借対照表及び連結損益計算書は支配会社及び連 結計算書類により取扱われる従属会社の個別貸借対照表及び個別損益計算書に含まれる 情報を結合しなければならない。但し,支配会社の取締役が必要と考える調整(当該調 整がある場合には)を加えるものとする。 第62条 第63条乃至第66条及び本附則第5編に従い,連結計算書類は,第61条の要求する 情報を与えるにあたって,実際の会社の個別計算書類である場合と同様に本附則の要件 及び1948年法から1981年法までの会社諸法のその他の要件をできるかぎり遵守しなけれ ばならない。 第63条 第61条及び第62条によって,次に掲げる規定は連結計算書類には適用されないも のとする。 (a)本法第196条 (b)1967年会社法第4条及び第6条乃至第8条 (c)1980年会社法第54条及び第56条(綜合計算書類以外の計算書類に関連する限り), 並びに (d)1981年会社法第4条 第64条 第62条は,綜合計算書類に適用される(第61条又は第62条による以外に)1948年 法から1981年法までの会社諸法のいかなる要件も損なうものではない。 第65条 (1)第62条の規定にかかわらず他の法人が企業集団の構成会社と密接な関係があ るため,支配会社又は企業集団の他の構成会社による当該他の法人の株式に対する投資 を取扱うにつき会計の持分法を採用することが正当であると支配会社の取締役が考える ときはいつでも,支配会社により作成される連結計算書類は会計の持分法によって企業 集団の構成会社による他の法人の株式に対する投資を取扱うことができる。 (2)本条において,支配会社により作成される計算書類につき企業集団とは,計算書類に より取扱われる麦三会言及び従属会社をいう。 第66条 第61条及び第62条の規定にかかわらず,第17条乃至第19条及び第21条は連結に際 して生ずる暖簾につき連結貸借対照表に表示されるいかなる金額にも適用されないもの
〈資料>1981年会社法附則第1(英国) 139 とする。 第67条連結計算書類により取扱われない支配会社の従属会社に関しては,第59条及び第 60条は,従属会社である実際の会社の計算書類である場合と同様に従属会社の計算書類 に適用されるものとする。 連結計算書類として作成されない綜合計算書類 第68条 連結計算書類として作成されない綜合計算書類及びその注記は,第61条乃至第67 条によって連結計算書類により示されるべき同じ情報か又は同等な情報を示さなければ ならない。 一般的に適用される規定 第69条 (1)本条は,会社が支配会社であり,且つ,次に掲げるいずれかのときに適用さ れる。 (a)会社が綜合計算書類を作成しないとき,又は (b)1以上の従属会社を取扱わない綜合計算書類を作成するとき また,以下本条において会社の従属会社とは,本項㈲号にいう場合においては綜合計算 書類から除外されている会社の従属会社をいうものとして読まれるものとする。 ② 本条の以下の規定に従い,次に掲げる事項を会社の計算書類の注記に示さなければな らない。 (a)従属会社が綜合計算書類の中で取扱われない理由,並びに くb)会社の事業年度とともに終わるか若しくは会社の事業年度中に終わる各従属会社の 事業年度の計算書類について従属会社の会計監査役の報告書に含まれている限定事 項,及び,注記又は除外がなければ当該会計監査役の報告書の限定事項の中で適切に 言及されるであろう事項について注意を喚起するために従属会社の計算書類に含まれ る注記又は除外事項を示す記載。但し,従属会社の会計監査役の報告書に含まれてい る限定事項又は注記の対象である事項が会社の自己の計算書類に記載なく且つ会社の 社員からみて重要な場合に限る。 (3)本条の以下の規定に従い,従属会社の株式に対する支配会社の総投資の総額を評価の 持分法によって会社の計算書類の注記に記載しなければならない。 (4)従属会社株式よりなる会社の資産の総額又は従属会社に対する債権額(金銭貸付によ るとその他によるとを問わない)が会社の貸借対照表に記載若しくは包含されている資 産の総額よりも少なくないと会社の取締役が考える旨の記載が会社の計算書類の注記に