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IRUCAA@TDC : 東京歯科大学千葉病院の頭頚部がん術後のNST 摂食・嚥下チームの活動

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Academic year: 2021

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Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

東京歯科大学千葉病院の頭頚部がん術後のNST 摂食・嚥

下チームの活動

Author(s)

大久保, 真衣; 大平, 真理子; 原, 睦喜; 秋葉, 順子;

山内, 智博; 大久保, 剛; 杉山, 哲也; 石田, 瞭

Journal

歯科学報, 111(2): 229-229

URL

http://hdl.handle.net/10130/2386

Right

(2)

目的:我々は東京歯科大学千葉病院栄養サポート チ ー ム(以 下 NST)の ワ ー キ ン グ グ ル ー プ と し て,独自に摂食・嚥下チームでの活動を行っている が,頭頚部がんの外科的治療後の摂食・嚥下リハビ リテーション(以下,摂食・嚥下リハ)の活動を報 告する。 方法:NST では東京歯科大学千葉病院口腔外科に て頭頚部がんの外科手術を施行する症例について, 事前に腫瘍カンファレンスや担当歯科医師,看護師 を通じて,問題点の抽出を行った。その後担当歯科 医師と術式等を確認し,術前の摂食・嚥下機能評価 を行った。摂食・嚥下機能評価で画像検査が必要と 考えられた症例においては,術前の嚥下造影検査(以 下 VF)もしくは嚥下内視鏡検査(以下 VE)の検 査を行った。この術前機能評価の結果を基に,患者 に予想される機能障害とリハ内容の説明を行った。 術後,全身や創傷部の状態を担当歯科医師や医師に コンサルテーションし,摂食・嚥下リハ介入が可能 と判断された症例については早期から積極的に介入 した。摂食・嚥下リハ介入に際しては,ほとんどの 症例がVE検査を行い,唾液の貯留程度や捕食開始 時期の判断を評価した。また看護師から入院中の患 者の様子を聞くことにより,リハ内容の調整を行っ たり,リハへの要望を取り入れたりした。口腔清掃 や間接訓練は,歯科衛生士と連携をとりながら継続 的に行った。経口摂取開始後は,栄養士と連携して 患者の負担が少なく,かつ栄養補給が可能な食材を 提供するようにした。NST のミーティングにおい て,我々がリハの状況や VF,VE 検査の結果を報 告し,関係職種の情報の共有化と方針の明確化を 行った。 成績および考察:術後のリハ介入開始,画像検査, 退院前の検査など医療の標準化を行うことができ た。また関係職種間での情報の共有化が確立でき た。本院の NST は,まだ本格的に活動している状 況ではなく,歯科病院のなかの NST の在り方を手 探りで探しているような状態である。しかし頚部が ん患者の摂食・嚥下リハに関しては,現在行ってい るように患者に携わる関係職種がチームを作って協 議することにより,より安全性が高く,患者の負担 感も少ないリハを行うことができると考える。 目的:近年,呼吸療法・ケアに対する肺炎予防など をはじめとした安全管理がさらに重要となってい る。本学,市川総合病院では,2010年6月に呼吸ケ アチームが発足した。チームメンバーは,医師,歯 科医師,看護師,歯科衛生士,臨床工学技士,理学 療法士である。呼吸療法・ケアに関わる安全管理, 教職員の知識・技術の向上を目的とし,呼吸ケア(特 に人工呼吸器管理)を受けている患者の週1回の病 棟回診,ミーティング,マニュアル作成,教職員教 育,コンサルテーションの活動を行っている。チー ムの中で,歯科医師,歯科衛生士は人工呼吸器関連 肺炎(以下 VAP)の予防,口腔機能維持のため役 割を担っている。今回,その活動と成果を報告す る。 方法:呼吸ケアチームでの歯科衛生士の役割は,① 週1回の病棟回診の際,口腔アセスメントシートを 作成し,毎回比較できるように,点数で口腔内の状 態を評価する②挿管患者における口腔ケアマニュア ルを作成し,看護師も活用できるよう全病棟に配布 をし,啓発活動を行う③全教職員に対して,口腔ケ アの基礎知識や口腔ケアマニュアルの手順の実演, などの FD を行っている。 成績および考察:歯科が呼吸ケアチームのメンバー に加わることにより,口腔内の状態を評価すること が可能となり,他の職種に口腔内の状態について情 報を提供することが可能となった。看護師に,評価 した口腔内の状態や,口腔内の汚染や粘膜トラブル があれば改善方法を伝え,対処法についてアドバイ スを行っている。一方,歯科衛生士として多職種と コミュニケーションをとることにより,口腔内だけ でなく患者の全身状態の評価のために,自身の知識 や意欲の向上にも繋がった。呼吸ケアチーム発足後 は,人工呼吸器管理の患者は歯科が積極的に介入 し,VAP 予防や口腔機能維持のため口腔ケ ア マ ニュアルの手順に沿って看護師による日常的口腔ケ アが行われるようになり,それに加え週3回以上の 専門的口腔ケアを歯科医師,歯科衛生士が行ってい る。また,病棟回診や勉強会を通じて,多職種に口 腔ケア方法などのアドバイスをすることによって口 腔ケアの重要性が院内で認知されたと考える。今後 も,VAP 予防,口腔機能維持のために専門的口腔 ケアの実施とその重要性の啓発に努め,院内全体で 知識・技術の向上を図る所存である。

№11:東京歯科大学千葉病院の頭頚部がん術後の NST 摂食・嚥下チームの活動

大久保真衣1),大平真理子2),原 睦喜3),秋葉順子4),山内智博5),大久保 剛6),杉山哲也1) 石田 瞭1)(東歯大・千病・摂食・嚥下リハ)1)(東歯大・クラウンブリッジ補綴)2) (東歯大・解剖)3)(東歯大・千病・歯衛)4)(東歯大・口外)5)(東歯大・千病・内科)6)

№12:東京歯科大学市川総合病院の呼吸ケアチームにおける歯科衛生士の役割

多比良祐子1),清住沙代3),馬場里奈1),藤平弘子1),西久保周一1)2),武安嘉大1)2),渡邊 裕1)2) 松崎 達4),芹田良平5),外木守雄1)2),片倉 朗1)2)(東歯大・市病・歯科口外)1) (東歯大・オーラルメディシン口外)2)(東歯大・口腔がんセンター)3)(東歯大・市病・内科)4) (東歯大・市病・麻酔科)5) 歯科学報 Vol.111,No.2(2011) 229 ― 101 ―

参照

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